JPH032763Y2 - - Google Patents

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JPH032763Y2
JPH032763Y2 JP1984179992U JP17999284U JPH032763Y2 JP H032763 Y2 JPH032763 Y2 JP H032763Y2 JP 1984179992 U JP1984179992 U JP 1984179992U JP 17999284 U JP17999284 U JP 17999284U JP H032763 Y2 JPH032763 Y2 JP H032763Y2
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JP
Japan
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shift
clutch
actuator
gear
selector
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は車両用自動変速装置に関する。
〈従来の技術〉 近年、運転者の疲労を軽減するため変速操作を
自動的に行う自動変速装置を搭載する車両が多く
なつてきている。かかる自動変速装置において、
シフトセレクタのシフト操作を電気信号に変換
し、この電気信号に基づいて例えば空気圧を駆動
源とするアクチユエータによりトランスミツシヨ
ンのギヤシフトを自動的に行うようにしたものが
本願出願人により提案されている(例えば実願昭
58−80214号等参照)。
〈考案が解決しようとする問題点〉 ところが、このような自動変速装置では、アク
チユエータの駆動源である空気圧が低下して充分
でない等の場合には、シフトセレクタのシフト指
定操作にトランスミツシヨン側のギヤシフト操作
が追従できず変速が行われない恐れがあつた。
このような場合、従来装置ではシフトセレクタ
のシフト指定信号に対して1度しかアクチユエー
タの操作指令が出力されなかつたので、再度シフ
トセレクタを操作し直さなければならず面倒であ
つた。
本考案は上記の実情に鑑みてなされたもので、
トランスミツシヨンのギヤシフト操作が行われな
かつた場合、これをドライバーに知らせると共
に、自動的に所定回数繰り返すことによつて、変
速操作の確実性を高め安全性の高い車両用自動変
速装置を提供することを目的とする。
〈問題点を解決するための手段〉 このため本考案では第1図に示すように、シフ
トセレクタのシフト位置指定信号とトランスミツ
シヨンのギヤシフト位置を検出するシフト位置検
出手段の検出信号とを比較判定する判定手段と、
該判定手段の判定が不一致であるとき警報を発す
る警報手段と、前記判定手段の不一致判定信号に
基づいてクラツチを断状態に保持すると共にギヤ
シフト操作を所定回数繰り返すべくクラツチアク
チユエータ及びトランスミツシヨンアクチユエー
タを制御する補助制御手段とを設けて構成した。
〈作用〉 これにより、シフトセレクタのシフト指定信号
に基づくトランスミツシヨンのギヤシフト操作が
行われなかつた場合には、警報手段によつてドラ
イバーに知らせることができると共に、クラツチ
を断状態に保持しつつ自動的にギヤシフト操作が
繰り返し行われるので、変速操作の確実性が高め
られる。
〈実施例〉 以下、本考案の実施例を説明する。
第2図及び第3図は本考案の一実施例のハード
ウエア構成及び要部ブロツク図を示す。
図において、エンジン1には機械式クラツチ2
を介して例えばトランスミツシヨン3が取り付け
られ、その出力軸はプロペラシヤフト4を介して
図示しないリヤアクスルに連結している。また、
エンジン1の図示しない燃料噴射ポンプにはガバ
ナを駆動してエンジン回転数を制御するガバナ制
御装置が設けられている。
前記クラツチ2には、そのストローク量からク
ラツチの断・接を検出するクラツチストロークセ
ンサ6と、クラツチ駆動用アクチユエータ7が装
着されている。
また、前記トランスミツシヨン3には、そのカ
ウンタシヤフトの回転速度を検出するカウンタシ
ヤフト回転速度センサ8と、トランスミツシヨン
3の出力軸の回転数から車速を検出する車速セン
サ9,10と、トランスミツシヨンをシフトする
空気圧を利用したシフトチエンジアクチユエータ
11及びシフト位置を検出するシフト位置センサ
12が装着されている。13はクラツチペダル1
4の位置を検出するクラツチペダル位置センサ、
15はアクセルペダル16の位置に基づきアクセ
ル開度を検出するアクセル開度センサである。
17は運転室内に設けられシフトチエンジの際
にシフト段を指定するためのシフトセレクタで、
Nレンジ(ニユートラルレンジ)、Dレンジ(ド
ライブレンジ)及びRレンジ(リバースレンジ)
等を有している。18はエンジン出力軸の回転数
を検出するエンジン回転数センサ、19はシフト
セレクタ17とトランスミツシヨン3のギヤシフ
ト位置とが一致しないときにこれを表示するエラ
ーランプ、20はキースイツチ、21はバツテリ
である。
一方、コントロールユニツト30は、シフトセ
レクタ17からの電気的なシフト位置指定信号に
基づいてシフトチエンジ指令を発するシフトチエ
ンジ制御回路31と、該シフトチエンジ制御回路
31からの指令信号を受けて所定のシフトチエン
ジアクチユエータ11へ駆動信号を発するトラン
スミツシヨン制御回路32と、シフトチエンジ制
御回路31からの指令信号に基づきクラツチアク
チユエータ7の駆動を制御するクラツチ断続制御
回路33とを備えている。また、前記シフトチエ
ンジ制御回路31には、シフトセレクタ17とシ
フト位置センサ12との信号に基づいて両者が一
致しているか否かを比較判定し、不一致のときに
エラーランプ19を点滅させる判定機能と、前記
エラーランプ19の点滅時にはクラツチ2を断状
態に保持し、かつトランスミツシヨン3のギヤシ
フト操作を所定回数(例えば3回)繰り返すべく
シフトチエンジアクチユエータ11及びクラツチ
アクチユエータ7を駆動制御する補助制御機能と
が備えられている。尚、所定回数繰り返しても指
定した位置にシフトされないときには、点滅して
いるエラーランプ19を点灯させて故障表示する
ようになつている。
次に作用を説明する。
初めに本実施例装置の通常のシフトチエンジ操
作について簡単に説明する。
シフトセレクタ17によつてシフト位置を指定
すると、この指定信号を受けてコントロールユニ
ツト30のシフトチエンジ制御回路31からトラ
ンスミツシヨン制御回路32及びクラツチ断続制
御回路33にシフトチエンジ指令が発せられる。
すると、まずクラツチ断続制御回路33によりク
ラツチアクチユエータ7を駆動してクラツチ2を
切り、クラツチストロークセンサ6からの信号に
よつてクラツチ2が切られたことを確認した後、
トランスミツシヨン制御回路32によりシフトチ
エンジアクチユエータ11を駆動しシフトセレク
タ17の指定したシフト位置にギヤを入れる。そ
して、ギヤが入つたことをシフト位置センサ12
によつて確認すると、再びクラツチ断続制御回路
33を介してクラツチアクチユエータ7によりク
ラツチ2を接続し、クラツチストロークセンサ6
によつて確認する。このようにして、シフトセレ
クタ17の指定したシフト位置へのギヤチエンジ
を行つている。
次にシフトセレクタ17の指定するシフト位置
にギヤシフトされないときの制御について第4図
のフローチヤートに基づき説明する。
まず、S1及びS2でそれぞれシフトセレクタ
17の指定シフト位置x1と、トランスミツシヨン
3のギヤシフト位置x2を検出する。次に、S3で
各検出したシフト位置x1とx2とを比較し、x1=x2
であればS4に進み通常のシフトチエンジ制御が
前述したようにして行われる。
一方、x1≠x2であれば、S5でエラーランプ1
9を点滅させ、S6でクラツチ2を断操作する。
そして、S7で後述するシフトチエンジアクチユ
エータ11の操作回数をカウントするカウンタi
をリセツトしてi=0とする。
次いで、S8ではi=n(例えばn=3とする)
になつたか否かを判定し、n<3のときS9に進
みシフトチエンジアクチユエータ11を駆動して
トランスミツシヨン3のギヤシフト操作を行い、
このギヤシフト操作が行われる毎にS10でカウ
ンタiのカウント数を加算する。そして、S11
でx1=x2になつか否かを判定し、カウンタiのカ
ウント数が3未満でx1=x2、即ちシフトセレクタ
17のシフト指定位置へギヤシフトされれば、S
12へ進み点滅しているエラーランプ19を消灯
し、S13でクラツチ2を接続する。
一方、カウンタiのカウント数が3になつても
x1=x2にならなければ、S8の判定がYESとな
り、S14へ進み点滅状態にあるエラーランプ1
9を点灯に切り換え故障表示を行う。
このようにすれば、シフトセレクタ17のシフ
ト指定位置にギヤシフトされていないことを、エ
ラーランプ19の点滅でドライバーに知らせるこ
とができる。また、エラーランプ19の点滅中で
はクラツチ2を接続しないので、発進操作時等で
は車両が発進せず安全である。更に、シフトセレ
クタ17を何度も操作する面倒がなくなると共
に、変速操作の確実性が高まる。
〈考案の効果〉 以上述べたように本考案によれば、指定したシ
フト位置へシフトされないときには警報すると共
に、自動的に変速操作を繰り返すので、ミスシフ
トがドライバーに明確にわかると共に、変速操作
の確実性が向上する。また、ミスシフト時にはク
ラツチを断状態に保持するので、発進時には車両
が発進せず安全性に優れている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の構成を示すブロツク構成図、
第2図は本考案の一実施例のハードウエア構成
図、第3図は同上実施例の要部ブロツク図、第4
図は同上実施例の制御フローチヤートである。 1……エンジン、2……クラツチ、3……トラ
ンスミツシヨン、7……クラツチアクチユエー
タ、11……シフトチエンジアクチユエータ、1
2……シフト位置センサ、17……シフトセレク
タ、19……エラーランプ、30……コントロー
ルユニツト、31……シフトチエンジ制御回路、
32……トランスミツシヨン制御回路、33……
クラツチ制御回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シフトセレクタからの指定シフト位置に応じた
    電気信号に基づいて変速操作用のアクチユエータ
    を駆動して変速操作を制御する変速制御手段を備
    えた車両用自動変速装置において、前記シフトセ
    レクタのシフト位置指定信号とトランスミツシヨ
    ンのギヤシフト位置を検出するシフト位置検出手
    段の検出信号とを比較判定する判定手段と、該判
    定手段の判定が不一致であるとき警報を発する警
    報手段と、前記判定手段の不一致判定信号に基づ
    いてクラツチを断状態に保持すると共にギヤシフ
    ト操作を所定回数繰り返すべくクラツチアクチユ
    エータ及びトランスミツシヨンアクチユエータを
    制御する補助制御手段とを備えたことを特徴とす
    る車両用自動変速装置。
JP1984179992U 1984-11-29 1984-11-29 Expired JPH032763Y2 (ja)

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JP1984179992U JPH032763Y2 (ja) 1984-11-29 1984-11-29

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JPS6194432U JPS6194432U (ja) 1986-06-18
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JPS6334349A (ja) * 1986-07-29 1988-02-15 Toyota Autom Loom Works Ltd 自動変速機のギアポジシヨンスイツチの故障検出方法
JPH0621657B2 (ja) * 1986-09-01 1994-03-23 株式会社豊田自動織機製作所 車両の駐車時におけるギア位置確認装置
JPH085053Y2 (ja) * 1987-07-21 1996-02-14 日産自動車株式会社 自動変速機の変速操作装置
JP2903794B2 (ja) * 1991-08-09 1999-06-14 トヨタ自動車株式会社 自動変速機の制御装置

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