JP2006063929A - 作業機搭載車両 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】作業機操作手段16から操作信号で作業機の油圧アクチュエータ11を駆動制御し、アクセル操作手段20の操作に基づくアクセル操作信号でエンジン回転を制御するエンジン制御コントローラ21を配置し、エンジン制御コントローラ21は、作業機操作手段16とアクセル操作手段20からの信号を受け両操作手段から操作なしの信号を受けたときに、操作通常のアイドリング回転よりも低回転の待機アイドリング回転となるように制御するもの。
【選択図】 図1
Description
前記旋回台2には運転席15を備え、当該運転席15には作業機の各油圧アクチュエータを制御操作する作業機操作手段16を配置している。作業機操作手段16からの操作信号は、図1に図示するように、作業機制御コントローラ17に入力される。作業機制御コントローラ17は、作業機操作手段16からの操作信号に基づいて前記各油圧アクチュエータ11を駆動する駆動制御信号を油圧アクチュエータ制御弁18に出力する。油圧アクチュエータ制御弁18は、作業機制御コントローラ17からの出力信号に基づいて前記エンジン10により駆動される油圧ポンプからの吐出油を前記各油圧アクチュエータ11に供給する。
また、運転席15には、エンジン10の回転を制御操作するアクセル操作手段20を配置している。当該アクセル操作手段20の操作に基づくアクセル操作信号は、エンジン制御コントローラ21に入力される。エンジン制御コントローラ21は、アクセル操作信号に基づいてエンジン回転の制御信号をエンジン10の回転数を変更するガバナ制御部22に出力する。すなわち、アクセル操作手段20によるアクセル操作信号に基づいてエンジン10の回転数をエンジン制御コントローラ21とガバナ制御部22で制御されるようになっている。なお、エンジン制御コントローラ21は、アクセル操作手段20が操作されていない時のアクセル操作信号を受けると、エンジンの回転を通常のアイドリング回転となるようガバナ制御部22に制御信号を出力するようになっている。
ガバナ制御部22は、通常のアイドリング回転よりも低回転の待機アイドリング回転を予め設定しており、前記エンジン制御コントローラ21から待機アイドリング回転に設定する制御信号を受けると、エンジン10の回転数を待機アイドリング回転に設定するようになっている。
また、エンジン10には、エンジン10に燃料カットしてエンジン10の回転を停止させるエンジンストップ手段19を備えており、このエンジンストップ手段19は前記エンジン制御コントローラ21から停止信号を受けて作動するようにしている。
前記エンジン制御コントローラ21は、作業機制御コントローラ17からの信号を受けて作業機操作手段16が操作されているか否かの判断がされるようにしている。また、パーキングブレーキが作動状態であることを検出するパーキングブレーキ作動検出手段23を配置しており、エンジン制御コントローラ21は、パーキングブレーキ作動検出手段23から検出信号を受け、パーキングブレーキが作動状態であるか否かの判断をするようにしている。
運転席15には、車両10を走行させる走行状態と作業機(クレーン部)で作業する作業状態とに切換えるモード切換手段25を配置し、このモード切換手段25からの切換信号は、前記エンジン制御コントローラ21に入力される。なお、運転席15には、クレーン作業する際にエンジン10の回転動力を油圧ポンプに伝達させるためにPTO(パワーティクオフ)操作手段を備えており、前記モード切換手段25をこのPTO操作手段からの操作信号で走行状態と作業状態とに切換えるようにしもよい。
前記エンジン制御コントローラ21は、モード切換手段25を作業状態に切換えた状態では、前記作業機操作手段16からの操作信号が操作されていないと判別される信号であり、且つアクセル操作手段20からのアクセル操作信号がアクセル操作されていないと判別される信号であるときに、アクセル操作手段の操作に基づくアクセル操作信号よりも優先して前記ガバナ制御部22に待機アイドリング回転を設定する制御信号を出力するようにしている。
また、前記エンジン制御コントローラ21は、モード切換手段25を走行状態に切換えた状態では、パーキングブレーキ作動検出手段23からの検出信号がパーキングブレーキ作動状態であると判断され、且つアクセル操作手段20からのアクセル操作信号がアクセル操作されていないと判別される信号であるときに、前記ガバナ制御部22に待機アイドリング回転を設定する制御信号を出力するようにしている。
この状態で作業機操作手段16を操作すると、前記エンジン制御コントローラ21は、前記作業機操作手段16からの操作信号を受け作業機操作手段16が操作されたと判別し、前記ガバナ制御部22に待機アイドリング回転を設定する制御信号の出力を中止し、アクセル操作手段20からのアクセル操作信号に基づく信号をガバナ制御部22に出力する。すなわち、アクセル操作手段20によるアクセル操作信号に基づいてエンジン10の回転数をエンジン制御コントローラ21とガバナ制御部22で制御するようになる。この場合はアクセル操作していないので、エンジン10は通常のアイドリング回転になり、操作された前記作業機操作手段16に対応する油圧アクチュエータが作動する。
また、エンジン10の回転数を通常のアイドリング回転よりも低回転の待機アイドリング回転にしている時に、アクセル操作手段20を操作すると、前記エンジン制御コントローラ21は、前記アクセル操作手段20からの操作信号を受けアクセル操作手段20が操作されたと判別し、前記ガバナ制御部22に待機アイドリング回転を設定する制御信号の出力を中止し、アクセル操作手段20からのアクセル操作信号に基づく信号をガバナ制御部22に出力する。すなわち、アクセル操作手段20によるアクセル操作信号に基づいてエンジン10の回転数をエンジン制御コントローラ21とガバナ制御部22で制御するようになる。この場合は前記作業機操作手段16を操作していないので、油圧アクチュエータ11は作動しないが、エンジン10の回転はアクセル操作手段20からのアクセル操作信号に基づくエンジン回転に制御される。
勿論、作業機操作手段16とアクセル操作手段20の両方を操作した場合には、エンジン10の回転はアクセル操作手段20からのアクセル操作信号に基づくエンジン回転に制御され、このエンジン10の回転により吐出される油圧ポンプの油圧源によって操作された前記作業機操作手段16に対応する油圧アクチュエータが作動するものである。
このように構成した本発明に係る第2実施形態では、次のように作用する。すなわち、モード切換操作手段25を走行状態に切換えた状態で、ミッションのシフトレバー位置を中立位置の状態にし、且つアクセル操作手段20を操作しない場合について説明する。この場合、エンジン制御コントローラ21は、シフトレバー中立検出手段24からの検出信号を受けミッションのシフトレバー位置が中立位置状態であると判断し、且つアクセル操作手段20からのアクセル操作信号を受けアクセル操作されていないと判別する。そしてエンジン制御コントローラ21は、アクセル操作手段の操作に基づくアクセル操作信号よりも優先して前記ガバナ制御部22に待機アイドリング回転を設定する制御信号を出力し、エンジン10の回転数を通常のアイドリング回転よりも低回転の待機アイドリング回転にする。したがって、エンジン10の回転数を通常のアイドリング回転よりも低回転の待機アイドリング回転にするものであるから、通常のアイドリング回転時よりも更に燃料を節約すると共に騒音を低減させることができる。
10 エンジン
16 作業機操作手段
17 作業機制御コントローラ
18 油圧アクチュエータ制御弁
19 エンジンストップ手段
20 アクセル操作手段
21 エンジン制御コントローラ
22 ガバナ制御部
23 パーキングブレーキ作動検出手段
25 シフトレバー中立位置検出手段
Claims (3)
- エンジンを搭載し当該エンジンにより走行駆動可能な車両と、当該車両上に複数の油圧アクチュエータを備えた作業機と、前記油圧アクチュエータを制御操作する作業機操作手段と、作業機操作手段からの操作信号で前記油圧アクチュエータの駆動制御信号を出力する作業機制御コントローラと、作業機制御コントローラからの出力信号に基づいて前記エンジンにより駆動される油圧ポンプからの吐出油を前記油圧アクチュエータに供給する油圧アクチュエータ制御弁と、エンジンの回転を制御操作するアクセル操作手段と、当該アクセル操作手段の操作に基づくアクセル操作信号でエンジン回転の制御信号を出力するエンジン制御コントローラと、エンジン制御コントローラからの制御信号を受けエンジンの回転数を変更するガバナ制御部とを備えた作業機搭載車両において、
前記ガバナ制御部に通常のアイドリング回転よりも低回転の待機アイドリング回転を予め設定し、前記エンジン制御コントローラは、前記作業機操作手段と前記アクセル操作手段からの信号を受け前記作業機操作手段から作業機操作なしの操作信号とアクセル操作手段からアクセル操作なしのアクセル操作信号を受けたときに、アクセル操作手段の操作に基づくアクセル操作信号よりも優先して前記ガバナ制御部に待機アイドリング回転を設定する制御信号を出力するよう構成したことを特徴とする作業機搭載車両。 - エンジンを搭載し当該エンジンにより走行駆動可能な車両と、エンジンの回転を制御操作するアクセル操作手段と、当該アクセル操作手段の操作に基づくアクセル操作信号でエンジン回転の制御信号を出力するエンジン制御コントローラと、エンジン制御コントローラからの制御信号を受けエンジンの回転数を変更するガバナ制御部とを備えた作業機搭載車両において、
車両のパーキングブレーキが作動状態であることを検出するパーキングブレーキ作動検出手段またはミッションのシフトレバー位置が中立位置であることを検出するシフトレバー中立検出手段を配置し、前記ガバナ制御部に通常のアイドリング回転よりも低回転の待機アイドリング回転を予め設定し、前記エンジン制御コントローラはパーキングブレーキ作動検出手段またはシフトレバー中立検出手段からの信号を受け、パーキングブレーキが作動状態である信号あるいはシフトレバー位置が中立位置である信号を受け、且つアクセル操作手段からアクセル操作なしのアクセル操作信号を受けたときに、アクセル操作手段の操作に基づくアクセル操作信号よりも優先して前記ガバナ制御部に待機アイドリング回転を設定する制御信号を出力するよう構成したことを特徴とする作業機搭載車両。 - 請求項1または請求項2において、前記エンジンにエンジンの回転を停止させるエンジンストップ手段を配置し、前記エンジン制御コントローラは、前記ガバナ制御部に待機アイドリング回転を設定する制御信号を出力してから所定時間を経過するとエンジンストップ手段にエンジン停止信号を出力するよう構成したことを特徴とする作業機搭載車両。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004249387A JP2006063929A (ja) | 2004-08-30 | 2004-08-30 | 作業機搭載車両 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2006063929A true JP2006063929A (ja) | 2006-03-09 |
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ID=36110629
Family Applications (1)
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JP2004249387A Pending JP2006063929A (ja) | 2004-08-30 | 2004-08-30 | 作業機搭載車両 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2006063929A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010025057A (ja) * | 2008-07-23 | 2010-02-04 | Yanmar Co Ltd | 走行型作業機 |
JP2010061353A (ja) * | 2008-09-03 | 2010-03-18 | Nissan Diesel Motor Co Ltd | アイドリング状態判定システム |
JP2013104385A (ja) * | 2011-11-15 | 2013-05-30 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 作業車両のエンジン制御装置 |
JP2013142341A (ja) * | 2012-01-11 | 2013-07-22 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 建設機械のエンジン制御装置 |
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2004
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