JP2008084840A - プラズマディスプレイ用部材及びプラズマディスプレイ用部材の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】基板上に、略ストライプ状の電極および該電極を覆い基板上の表示領域全面に形成された誘電体層を有するプラズマディスプレイ用部材であって、該プラズマディスプレイ用部材を透過光で観察したときに、透過光の明暗により観察される規則的な周期を持つストライプ状のパターンの長手方向と基板上に形成された略ストライプ状の電極または電極前駆体パターンの長手方向との成す角度が5〜40°であるプラズマディスプレイ用部材。
【選択図】なし
Description
酸化ビスマス :10〜40重量部
酸化ケイ素 : 3〜50重量部
酸化ホウ素 :10〜40重量部
酸化バリウム : 8〜20重量部
酸化アルミニウム:10〜30重量部。
酸化リチウム : 2〜15重量部
酸化ケイ素 :15〜50重量部
酸化ホウ素 :15〜40重量部
酸化バリウム : 2〜15重量部
酸化アルミニウム: 6〜25重量部。
感光性オリゴマー、感光性ポリマーとしては、炭素−炭素2重結合を有する化合物のうちの少なくとも1種類を重合して得られるオリゴマーやポリマーを用いることができる。重合する際に、これらのモノマーの含有率が、10重量%以上、さらに好ましくは35重量%以上になるように、他の感光性のモノマーと共重合することができる。ポリマーやオリゴマーに不飽和カルボン酸などの不飽和酸を共重合することによって、感光後の現像性を向上することができる。不飽和カルボン酸の具体的な例として、アクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、クロトン酸、マレイン酸、フマル酸、ビニル酢酸、または、これらの酸無水物などが挙げられる。こうして得られた側鎖にカルボキシル基などの酸性基を有するポリマー、もしくは、オリゴマーの酸価(AV)は、50〜180の範囲が好ましく、70〜140の範囲がより好ましい。以上に示したポリマーもしくはオリゴマーに対して、光反応性基を側鎖または分子末端に付加させることによって、感光性をもつ感光性ポリマーや感光性オリゴマーとして用いることができる。好ましい光反応性基は、エチレン性不飽和基を有するものである。エチレン性不飽和基としては、ビニル基、アリル基、アクリル基、メタクリル基などが挙げられる。
感光性ペーストは、通常、上記の無機微粒子や有機成分を所定の組成になるように調合した後、3本ローラーや混練機で均質に混合分散し作製する。
ガラス基板PD200(サイズ:980×550mm)上に感光性銀ペーストを用いて基板の長辺方向に平行にストライプ状の電極を作製した。感光性銀ペーストを塗布、乾燥後、ピッチ300μm、開口幅20μmのフォトマスクを用いて露光した後、0.5重量%のエタノールアミン水溶液中で現像し、さらに、580℃で15分間焼成する工程を経て、線幅20μm、厚み3μm、ピッチ300μmの電極を形成した。
実施例1において、スクリーン印刷に用いた版は直角な二軸織物から成り、その一方が形成した電極と平行になるように配置した版を用いた他は同一手法にて電極および誘電体層を形成した。目視で確認した結果、電極と誘電体層との間でモアレが観察された。実施例1と同じ手法で背面板を作製し、透過光で基板を観察したところ透過光の明暗で観察されるストライプ状のパターンと電極パターンの長手方向との成す角度は0°であり、モアレが観察された。この背面板を前面板と張り合わせ、実施例1と同じ手法でプラズマディスプレイを作成し、点灯評価した結果、モアレ状の表示ムラが観察された。
実施例1において、スクリーン印刷に用いた版は直角な二軸織物から成り、その一方が形成した電極と45°になるように配置した版を用いた他は同一手法にて電極および誘電体層を形成した。目視で確認した結果、電極と誘電体層との間でモアレが観察された。実施例1と同じ手法で背面板を作製し、透過光で基板を観察したところ透過光の明暗で観察されるストライプ状のパターンと電極パターンの長手方向との成す角度は45°であり、モアレが観察された。この背面板を前面板と張り合わせ、実施例1と同じ手法でプラズマディスプレイを作成し、点灯評価した結果、モアレ状の表示ムラが観察された。
ガラス基板PD200(サイズ:964×570mm)上に感光性銀ペースト用いて基板の短辺方向に垂直に電極を作製した。感光性銀ペーストを塗布し、乾燥後、ピッチ100μm、開口幅40μmのフォトマスクを用いて露光後、0.5重量%のエタノールアミン水溶液中で現像し、さらに、600℃で15分間焼成する工程を経て、線幅40μm、厚み3μm、ピッチ100μmの電極を形成した。
実施例2において、スクリーン印刷に用いた版は直角な二軸織物から成り、その一軸が形成した電極と3°の角度を成すように配置した他は同一手法にて電極および隔壁を得た。目視で確認した結果、電極と誘電体層の間にモアレが観察された。実施例2同様に背面板を作製し、透過光で基板を観察したところ、透過光の明暗で観察されるストライプ状のパターンと電極パターンの長手方向との成す角度は3°であり、モアレが観察された。また、実施例2同様にプラズマディスプレイを作成し点灯評価した結果、モアレ状の表示ムラが発生した。
Claims (4)
- 基板上に、略ストライプ状の電極および該電極を覆い基板上の表示領域全面に形成された誘電体層を有するプラズマディスプレイ用部材であって、該プラズマディスプレイ用部材を透過光で観察したときに、透過光の明暗により観察される規則的な周期を持つストライプ状のパターンの長手方向と基板上に形成された略ストライプ状の電極または電極前駆体パターンの長手方向との成す角度が5〜40°であることを特徴とするプラズマディスプレイ用部材。
- 前記電極のピッチが100μm〜300μm、線幅が30〜100μmであることを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイ用部材。
- 基板上に、略ストライプ状の電極および該電極を覆い基板上の表示領域全面に形成された誘電体層を有するプラズマディスプレイ用部材の製造方法であって、基板上に略ストライプ状の電極または電極前駆体パターンを形成した後に、二軸織物からなるスクリーン版を、該スクリーン版を形成する織物の一方の軸の方向と、該電極または該電極前駆体パターンの長手方向のなす角が5〜40°になるように配置し、ガラス粉末およびバインダー樹脂を含有する誘電体ペーストを該スクリーン版を介して塗布し、焼成することによって誘電体層を形成することを特徴とするプラズマディスプレイ用部材の製造方法。
- 前記スクリーン版が縦糸と横糸が略直交する二軸織物からなり、150〜250メッシュ、線径が30μm〜50μmである請求項3に記載のプラズマディスプレイ用部材の製造方法。
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2007
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