JP2008083873A - デジタル信号処理装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 読み出し制御部50は、プログラムメモリ10から可変長命令を含むデータを読み出す。制御情報抽出部60は、プログラムメモリ10の読み出しデータから命令を構成する各制御情報を抽出する。その際、命令毎に、先行して抽出した制御情報の内容に基づいて後続の制御情報の有無を判定することにより、命令を構成する全ての制御情報を読み出しデータから抽出し、演算処理部30に供給する。
【選択図】図1
Description
かかる発明によれば、読み出し制御部によりプログラムメモリからデータが読み出され、制御情報抽出部によりプログラムメモリの読み出しデータから命令を構成する制御情報が抽出され、演算処理部に供給される。その際、制御情報抽出部は、命令毎に、先行して抽出した制御情報の内容に基づいて後続の付加的制御情報の有無を判定することにより、命令を構成する全ての必須制御情報および付加的制御情報を読み出しデータから抽出する。従って、小容量のプログラムメモリに必要な制御情報のみを含んだ可変長の命令を連続して格納して実行させることができ、デジタル信号処理装置の低コスト化および低消費電力化を図ることができる。
図1は、この発明の第1実施形態であるDSPの構成を示すブロック図である。本実施形態によるDSPは、プログラムメモリ10と、書き換え制御部20と、演算処理部30と、制御部40とを有している。ここで、プログラムメモリ10は、各々固有のアドレスを有し、書き換えが可能な複数のエリアを有するメモリであり、例えばRAMにより構成されている。プログラムメモリ10には、一連の命令の集合体であるプログラムが記憶される。プログラムを構成する個々の命令は、演算処理部30内の各部を制御するための制御情報の集合体である。書き換え制御部20は、DSP外部から与えられる書き換え用データを用いてプログラムメモリ10内のプログラムの書き換えを行う回路である。演算処理部30は、各種の制御情報により制御され、信号処理のための演算を行う回路である。図示のように演算処理部30は、処理対象であるデジタル信号を一時記憶するためのワークRAM31と、フィルタ処理等のための係数を記憶する係数RAM32と、デジタル信号に対する係数の乗加算等の演算処理に用いられる乗算器33および加算器34と、演算処理結果を一時記憶するレジスタ35と、ワークRAM31に与える入力データの選択を行うセレクタ36と、乗算器33に与える入力データの選択を行うセレクタ37および38を有している。制御部40は、このDSP全体の制御を行う回路である。本実施形態における制御部40は、読み出し制御部50と、制御情報抽出部60とを有している。読み出し制御部50は、プログラムメモリ10の各エリアに記憶された各データを順次読み出す回路である。制御情報抽出部60は、プログラムメモリ10の読み出しデータから命令を抽出し、命令を構成する制御情報を演算処理部30に供給する回路である。
次に、この発明の第2実施形態によるDSPについて説明する。本実施形態によるDSPは、上記第1実施形態における制御部40を図7に示す制御部40Aに置き換えたものである。この制御部40Aは、読み出し制御部50Aと、制御情報抽出部60Aとを有する。制御情報抽出部60Aは、上記第1実施形態と同様な複数の制御レジスタ61−1、61−2、…を有するとともに、抽出処理部62Aと、第1レジスタ63−1と、第2レジスタ63−2とを有している。
次に、この発明の第3実施形態によるDSPについて説明する。本実施形態によるDSPは、上記第1実施形態における制御部40を図9に示す制御部40Bに置き換えたものである。この制御部40Bは、読み出し制御部50Bと、制御情報抽出部60Bとを有する。制御情報抽出部60Bは、上記第1実施形態と同様な複数の制御レジスタ61−1、61−2、…を有するとともに、抽出処理部62Bと、レジスタ63とを有している。
次に、この発明の第4実施形態によるDSPについて説明する。図12は本実施形態においてプログラムメモリ10に格納された命令群を例示するものである。プログラムメモリ10は、エリア単位でしかデータの書き換えを行うことができない。そこで、本実施形態では、プログラムメモリ10内の部分的な命令書き換えを可能にするため、プログラムを構成する命令群を複数のブロックに分け、各ブロックをプログラムメモリ10の1または複数の連続したエリアに格納する。図12に示す例では、命令#0、#1が1つのブロックを構成し、命令#2〜#4が1つのブロックを構成している。図12に例示するように、各ブロックをプログラムメモリ10の1または複数の連続したエリアに格納する際には、各ブロックの先頭の命令をエリアの先頭に位置させ、同一ブロック内では各命令を隙間なく詰めて格納する。書き換え制御部20は、外部装置からの要求に従い、ブロック単位で命令の書き換えを行う。
この態様において、抽出処理部62(図4)は、制御情報の抽出処理を終えたとき、抽出した命令状態ビットNA2の内容を判定する。そして、NA2=“0”である場合には、何も行わない。一方、NA2=“1”である場合には、読み出し制御部50にデータ読み出し指令を送って後続のデータの読み出しを行わせ、ポインタPをn−1に設定する。これにより、次回の命令実行クロックφmの発生時、新たな読み出しデータの先頭ビットから始まる次の命令(ブロックの最初の命令)の制御情報の抽出が可能になる。
この態様において、抽出処理部62A(図7)は、制御情報の抽出処理を終えたとき、抽出した命令状態ビットNA2の内容を判定する。そして、NA2=“0”である場合には、何も行わない。NA2=“1”である場合の動作には2通りある。まず、制御情報の抽出処理において最後に抽出したビットが第2レジスタ63−2の出力データのビットである場合、後続の命令(命令状態ビットNA2=“1”を含んだ命令の後の命令)は、第1レジスタ63−1の出力データの先頭部分にある。そこで、抽出処理部62AはポインタPをn−1とする。一方、制御情報の抽出処理において最後に抽出したビットが第1レジスタ63−1の出力データのビットである場合、後続の命令は、未だプログラムメモリ10から読み出されていない。そこで、抽出処理部62Aは、データ読み出し指令を読み出し制御部50Aに送り、後続の命令を先頭に含むデータをプログラムメモリ10から読み出させて第1レジスタ63−1に書き込ませ、ポインタPをn−1とする。
この態様において、抽出処理部62B(図9)は、制御情報の抽出処理を終えたとき、抽出した命令状態ビットNA1およびNA2のうち命令状態ビットNA2の内容を最初に判定する。そして、NA2=“0”である場合には、命令状態ビットNA1の内容を判定し、その判定結果に従って各部の制御を行う。この制御の態様は上記第3実施形態と同様である。NA2=“1”である場合の動作には2通りある。まず、制御情報の抽出処理において最後に抽出したビットがレジスタ63の出力データのビットである場合、後続の命令(命令状態ビットNA2=“1”を含んだ命令の後の命令)は、プログラムメモリ10の現在の読み出しデータの先頭部分にある。そこで、抽出処理部62BはポインタPをn−1とする。一方、制御情報の抽出処理において最後に抽出したビットがプログラムメモリ10の現在の読み出しデータのビットである場合、後続の命令は、未だプログラムメモリ10から読み出されていない。そこで、抽出処理部62Bは、データ読み出し指令を読み出し制御部50Bに送り、後続の命令を先頭に含むデータをプログラムメモリ10から読み出させ、ポインタPをn−1とする。
Claims (6)
- 命令内に必ず設けられる制御情報である必須制御情報と同一命令内に先行配置された他の制御情報の内容に応じて設けられる制御情報である付加的制御情報とからなる可変長の命令の集合体であるプログラムを記憶するメモリであり、各々所定ビット長のデータを記憶可能な複数のエリアを有し、連続した複数の命令からなるビット列を前記所定ビット長のデータに区切り、連続した複数のエリアに分けて記憶し、読み出しアドレスにより指定されたエリアに記憶したデータを出力するプログラムメモリと、
各種の制御情報により制御され、信号処理のための演算を行う演算処理部と、
前記プログラムメモリに記憶されたプログラムに従って前記演算処理部を制御する制御部とを具備し、
前記制御部は、
前記プログラムメモリに読み出しアドレスを与え、前記プログラムメモリからデータを読み出す読み出し制御部と、
前記プログラムメモリの読み出しデータから命令を構成する各制御情報を抽出する手段であり、命令毎に、先行して抽出した制御情報の内容に基づいて後続の付加的制御情報の有無を判定することにより、命令を構成する全ての制御情報を前記読み出しデータから抽出する制御情報抽出部と
を具備することを特徴とするデジタル信号処理装置。 - 前記制御情報抽出部は、前記演算処理部の制御に用いられる全ての種類の制御情報に対応した複数の制御レジスタを具備し、前記プログラムメモリの読み出しデータから1つの制御情報を抽出したとき、前記複数の制御レジスタのうち当該制御情報に対応した制御レジスタに当該制御情報を書き込み、命令実行時、前記複数の制御レジスタに記憶された各制御情報を前記演算処理部に供給することを特徴とする請求項1に記載のデジタル信号処理装置。
- 前記制御情報抽出部は、前記プログラムメモリの読み出しデータを先頭のビットから順に処理して制御情報の抽出を行うものであり、一命令分の制御情報の抽出の途中あるいは一命令分の制御情報の抽出の終了時において、現在の読み出しデータを全て処理し終えたとき、前記読み出し制御部にデータ読み出し指令を供給し、
前記読み出し制御部は、前記データ読み出し指令を受け取ったとき、現在の読み出しデータの後続のデータを前記プログラムメモリから読み出すことを特徴とする請求項1または2に記載のデジタル信号処理装置。 - 前記制御情報抽出部は、前記プログラムメモリの読み出しデータを順次記憶する第1および第2のレジスタを具備し、前記第2のレジスタに記憶されたデータを先頭のビットから順に処理して制御情報の抽出を行い、次いで、前記第1のレジスタに記憶されたデータを先頭のビットから順に処理して制御情報の抽出を行うものであり、一命令分の制御情報の抽出を終えたとき、最後に処理したビットが前記第1のレジスタに記憶されたデータのビットである場合には、前記読み出し制御部にデータ読み出し指令を供給し、
前記読み出し制御部は、前記データ読み出し指令を受け取ったとき、前記プログラムメモリの読み出しデータの後続のデータを前記プログラムメモリから読み出し、前記第1のレジスタから第2のレジスタへのデータのシフトおよび前記第1のレジスタへの新たな読み出しデータの書き込みを行わせることを特徴とする請求項1または2に記載のデジタル信号処理装置。 - 前記命令は、後続の命令が前記プログラムメモリの2つのエリアに跨って配置されているか否かを示す第1の命令状態ビットを含み、
前記制御情報抽出部は、前記プログラムメモリの読み出しデータを記憶するレジスタを具備し、前記レジスタに記憶されたデータを先頭のビットから順に処理して制御情報の抽出を行い、次いで、前記プログラムメモリの読み出しデータを先頭のビットから順に処理して制御情報の抽出を行うものであり、一命令分の制御情報の抽出を終えたとき、最後に処理したビットが前記プログラムメモリの読み出しデータのビットであり、かつ、後続の命令が2つのエリアに跨って配置されていることを制御情報の抽出を終えた命令に含まれる第1の命令状態ビットが示している場合に、前記読み出し制御部にデータ読み出し指令を供給し、
前記読み出し制御部は、前記データ読み出し指令を受け取ったとき、前記プログラムメモリの読み出しデータを前記レジスタに書き込み、前記読み出しデータの後続のデータを前記プログラムメモリから読み出すことを特徴とする請求項1または2に記載のデジタル信号処理装置。 - 前記命令は、後続の命令が前記プログラムメモリのエリアの先頭から始まるか否かを示す第2の命令状態ビットを含み、
前記制御情報抽出部は、一命令分の制御情報の抽出を終えたとき、当該命令に後続の命令が前記プログラムメモリのエリアの先頭から始まることを示す前記第2の命令状態ビットが含まれている場合に、前記読み出し制御部にデータ読み出し指令を供給するとともに、後続の命令の制御情報の抽出を新たな読み出しデータの先頭から開始させる制御を行うことを特徴とする請求項3〜5のいずれか1の請求項に記載のデジタル信号処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006261589A JP2008083873A (ja) | 2006-09-26 | 2006-09-26 | デジタル信号処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2006261589A JP2008083873A (ja) | 2006-09-26 | 2006-09-26 | デジタル信号処理装置 |
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JP2006261589A Pending JP2008083873A (ja) | 2006-09-26 | 2006-09-26 | デジタル信号処理装置 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN101887357A (zh) * | 2009-05-11 | 2010-11-17 | 美普思科技有限公司 | 指令集架构中的变量寄存器和立即数字段编码 |
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2006
- 2006-09-26 JP JP2006261589A patent/JP2008083873A/ja active Pending
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