JPH02277130A - マイクロプロセッサ - Google Patents

マイクロプロセッサ

Info

Publication number
JPH02277130A
JPH02277130A JP2007821A JP782190A JPH02277130A JP H02277130 A JPH02277130 A JP H02277130A JP 2007821 A JP2007821 A JP 2007821A JP 782190 A JP782190 A JP 782190A JP H02277130 A JPH02277130 A JP H02277130A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
basic
decoding
section
extension
decoder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007821A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2513884B2 (ja
Inventor
Akihiro Yoshitake
吉竹 昭博
Toshiharu Oshima
大島 俊春
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP782190A priority Critical patent/JP2513884B2/ja
Publication of JPH02277130A publication Critical patent/JPH02277130A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2513884B2 publication Critical patent/JP2513884B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Executing Machine-Instructions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 可変長命令形式を採用したマイクロプロセッサに関し、 効率良く可変長命令をデコードでき、且つ簡素な構成の
命令デコーダを具備するマイクロプロセッサを提供する
ことし、 該基本部の指定に応じて付加される拡張部を含む可変長
命令を実行するマイクロプロセッサであって、前記基本
部をデコードすることで、後続の基本部及び拡張部の有
無を判別し、基本部遷移要求又は拡張部遷移要求を出力
する基本部デコーダと、前記拡張部をデコードすること
で、拡張部の継続の有無を判別し、拡張部継続要求を・
出力する拡張部デコーダと、前記基本部デコーダ、拡張
部デコーダにデコードを指示する制御信号を所定のシー
ケンスに従って発生するデコードシーケンサとを具備し
、前記デコードシーケンサは、前記基本部遷移要求に応
答して前記基本部デコーダに対する制御信号を発生する
第1制御回路と、前記拡張部遷移要求又は拡張部継続要
求に応答して前記拡張部デコーダに対する制御信号を発
生する第2制御回路と、前記第1 !II御回路と前記
第2制御n回路に接続され前記拡張部遷移要求又は拡張
部継続要求があるときには前記基本部遷移要求に対応す
る第1制御回路の動作を保留させる第3制御回路とを具
備して構成される。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、可変長命令形式を採用したマイクロプロセッ
サに関する。特に単一命令が複数の基本部と、可変長の
拡張部とで構成される可変長命令の各部分のデコード順
を制御する改良されたデコードシーケンサを具備するマ
イクロプロセッサに関する。
〔従来の技術〕
第1O図は可変長命令形式の概念図である。
第10図は、マイクロプロセッサに対する1つの命令が
、最大N個の部分から構成されることを示している。こ
の様な命令は複数のサイクルを使ってデコードされる。
各部分の基本部には命令コードが含まれ、拡張部にはイ
ミディエートデータ等が含まれる。例えば第1の部分の
基本部に基づいて後続の拡張部の有無や第2の部分の基
本部の意味が特定される。基本部がN個ある場合にはN
個の基本部をデコードして、始めて意味のある制御信号
が得られる。
第11図は32ビツト・マイクロプロセッサを想定した
直交型の命令形式の一例であり、最大3つの基本部を持
つ命令まで可変できる命令形式を示す図である。この命
令形式では16ビツト単位で命令が構成されており、O
Pは命令コード部で命令コード及び後続の基本部の有無
を示す情報を含む。R,R,、R,はレジスタ指定部、
Sはオペランドサイズ指定部、#Iはイミディエートデ
ータ、dispはディスプレースメント部である。オペ
ランド指定部は後続の拡張部の有無を示す情報も含む。
拡張部は16ビツトの整数倍の長さを持ち、オペランド
指定部の直後に置かれ、オペランド指定部を拡張する為
に用いられる。拡張部には、更に後続の拡張部の有無を
示す情報も含まれる。
16Xn(nはOを含む整数)は拡張部の長さを16ビ
ツト単位で可変であることを示す。尚、短縮形は一般形
のオペランド指定部のビット長を2ビツト短縮すること
で、実行速度を速めたものである。この様な可変長命令
形式では、使用頻度の高い命令はlオペランド形式に割
り当てられ、使用頻度の低い命令は2オペランド以上の
形式が割り当てられる。こうすることで使用頻度の高い
命令は短時間で実行し、且つ命令の種類も多くすること
ができる。係る可変長命令のより具体的な例を第12A
図〜第12C図に示す。
第12A図、第12B図は2オペランド形式の命令の具
体例を示す図、第12C図は1オペランド形式の命令の
具体例を示す図である。第12A図は8ビツトの実効ア
ドレスフィールドを持つ2オペランド一般型の命令を示
し、16ビツトよりなる第1基本部は命令コードOP、
ソース・オペランド・サイズSS1ソース・オペランド
・実効アドレスeasよりなり、第2基本部は命令コー
ドOP、デスティネーション・オペランド・サイズDD
、デスティネーション・オペランド・実効アドレスea
dよりなる。尚、exp16/32は16ビツト又は3
2ビツトよりなる拡張部である。第12B図は8ビツト
・イミディエート型の命令を示し、第1基本部は命令コ
ードOP、イミディエートデータ#よりなり、第2基本
部は命令コード、デスティネーション・オペランド・サ
イズDD。
デスティネーション・オペランド・実効アドレスead
よりなる。この命令では、第2基本部のみに拡張部ex
p16/32が付加される。第12C図は短縮型のレジ
スターメモリ間転送命令を示し、命令コードOP、レジ
スタ指定部Rn、ソース・オペランド・サイズSS1ソ
ース・オペランド。
実効アドレス又はデスティネーション・オペランド・実
効アドレスeas/eadより成る基本部と拡張部ex
p16/32より構成されている。
かかる可変長命令のデコード・シーケンスとして第13
図に示すステージ遷移が考えられる。第13図は最長で
第3基本部まで持つ命令のデコードのステージ遷移図で
ある。尚、○印は各部のデコードステージを示し、矢印
は他のデコードステージへの状態遷移を示す。第1基本
部のみを持つ命令が連続する場合には第1基本部のデコ
ードステージのみを繰り返せばよいが、第2、第3基本
部、第1.2.3拡張部がある場合には、単純に前のデ
コードステージを参照しながら後続ステージのデコード
を行おうとすると複雑なデコードシーケンスとなってし
まう。これは第1基本部の命令コードにより、後続の基
本部の命令コードの意味が変わり、且つ拡張部の長さも
可変である為である。
例えば、第1図に示す命令をデコードするには第1基本
部をデコードし、そのデコード結果から第1拡張部があ
ると判定する。次に、第1拡張部をデコードし、その結
果拡張部が続くと判断されれば第1拡張部のデコード処
理を繰り返し行う。
第1拡張部のデコードが終了し、且つ第1基本部のデコ
ードの結果、第2基本部が有ると判定されていれば、第
2基本部のデコードステージへ遷移する。第2基本部を
デコードし第2基本部のデコード結果から第2拡張部が
あると判定すると第2拡張部のデコードステージへ遷移
する。その後、先の第2基本部のデコード結果から第3
基本部があると判定されると、第3基本部をデコードス
テ−ジ遷移する。第3基本部のデコード結果から第3拡
張部があると判定されると第3拡張部をデコードし第3
基本部のデコード結果から第3拡張部、第4基本部がな
いと判定すると 次の命令に移り、上述と同様のデコード・シーケンスで
デコードを行なう。しかし、この様なデコード・シーケ
ンスでは各拡張部のデコード終了後に次の基本部のデコ
ードに移るには、その拡張部がどの基本部に付随する拡
張部であるかを確認し、且つその基本部のデコード結果
を知る必要がある。状態遷移が多い程、遷移を指示する
為の多くの制御信号を必要とする。よって、第4図に示
したステージ遷移を行なうデコードシーケンサではその
回路構成が複雑になるという問題がある。
この問題は1つの命令を構成する基本部及び拡張部の数
が増加するほど深刻なものとなる。又、デコートシーケ
ンサの複雑化によりデコード処理に要する時間も長くな
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は効率良く可変長命令をデコードでき、且つ簡素
な構成の命令デコーダを具備するマイクロプロセッサを
提供することを課題とする。
本発明の他の課題は、可変長命令を高速にデコード可能
な命令デコーダを具備するマイクロプロセッサを提供す
ることにある。
本発明の更に他の課題は、高集積化に適したマイクロプ
ロセッサの構成を提供することにある。
〔課題を解決する為の手段〕
上記の課題は、命令コード及びオペランド指定部を含む
基本部と、該オペランド指定部を拡張する為に該基本部
の指定に応じて付加される拡張部を含む可変長命令を実
行するマイクロプロセッサであって、前記基本部をデコ
ードすることで、後続の基本部及び拡張部の有無を判別
し、基本部遷移要求又は拡張部遷移要求を出力する基本
部デコーダ(28,30,32A、32B)と、前記拡
張部をデコードすることで、拡張部の継続の有無を判別
し、拡張部継続要求を出力する拡張部デコーダ(34L
前記基本部デコーダ、拡張部デコーダにデコードを指示
する制御信号(OPI〜OP3、ADDM、1MM2,
1MM3)を所定のシーケンスに従って発生するデコー
ドシーケンサ(14)とを具備し、前記デコードシーケ
ンサは、前記基本部遷移要求に応答して前記基本部デコ
ーダに対する制御信号を発生する第1制御回路(421
〜423,104〜106)と、前記拡張部遷移要求又
は拡張部継続要求に応答して前記拡張部デコーダに対す
る制御信号を発生する第2制御回路(44,120,4
24〜426,114〜116)と、前記第1制御回路
と前記第2制御回路に接続され前記拡張部遷移要求又は
拡張部継続要求があるときには前記基本部遷移要求に対
応する第1制御回路の動作を保留させる第3制御回路(
101〜103,111)とを具備することを特徴とす
るマイクロプロセッサ。
〔作用〕
本発明に於いては、デコードステージを基本モードと拡
張モードとに分け、基本部と拡張部のデコードステージ
分離している。更に第1拡張部、第2拡張部、第3拡張
部のデコードステージを分けず、各拡張部のデコードス
テージを共通化してステージ遷移を簡素化することでデ
コードシーケンサの構成も簡素化可能としている。その
際に基本部のデコード開始と拡張部のデコード開始が競
合した場合には後続の基本部のデコード要求をマスクし
て拡張部のデコードを開始させる信号の方を優先させ、
各拡張部のデコード終了後に次の基本部のデコードに移
る様にデコードシーケンサの構成している。
〔実施例〕
本発明の一実施例に於ける命令デコードのステージ遷移
を第1図を用いて説明する。図中、○印はデコードステ
ージを示し、矢印はデコードステージの遷移を示す。
本発明に於いては、デコードステージを基本モードと拡
張モードとに分け、基本部と拡張部のデコードステージ
分離している。更に、第13図の様に第1拡張部、第2
拡張部、第3拡張部のデコードステージを分けず、各拡
張部のデコードステージを共通化している。この結果、
第13図に比べて第1図の本発明の一実施例ではデコー
ドステージの状態遷移の種類が少なくなり、デコードシ
ーケンサの簡素化が可能となる。
本実施例では、命令中に拡張部が無い場合、又は拡張部
がある場合でも基本部と同じデコードサイクル内でオペ
ランド処理に必要なデータ、制御信号が用意できる場合
には基本モード内でのみデコードステージが遷移する。
第1基本部のみの命令が続く場合には第1基本部のデコ
ードステージのみが繰り返される。また、第3基本部ま
である命令のばあいには、第15本部、第2基本部、第
3基本部の順でデコードステージが遷移し、その後に次
の命令のデコードの為に第1基本部へ遷移する。一方、
第1基本部をデコードした段階で、第2基本部有り、第
1拡張部有りと判断され且つ基本部と同じデコードサイ
クル内で処理に必要なデータ、制御信号が用意できない
場合(例えば、オペランド指定部で指定されたイミディ
エートデータ長が大で1サイクルでは取り込めない場合
)には、第2基本部への遷移要求は保持状態で待たせて
おき、拡張モードへ遷移して後続の拡張部をデコードす
る。後続の拡張部をデコードした結果、更に拡張部が続
(と判断された場合には拡張部のデコードステージを繰
り返す。第2.3拡張部についても同様に処理される。
後続の拡張部が無いと判断されると再び基本モードに戻
り、待たせてあった第2基本部のデコードステージへ遷
移する。
第5図に示すステージ遷移は、第2図に示す命令デコー
ド部を備えることで実現される。第2図は本発明の原理
構成を示している。尚、デコード対象である命令は、第
10図、第11図、第12A図〜第12C図に示す様に
所定ビット長の基本部と、前記基本部により指定されて
前記所定ビット長の整数倍の拡張部と、先行する基本部
に従属する基本部を有する可変長命令である。
第2図に於いて、■は遷移要求デコード部であり、命令
を先頭から処理単位ビット長毎に順次読み込み後続の基
本部及び拡張部の有無を判別する。
2はラッチ回路等の記憶回路であり、基本部及び拡張部
の有無を示す信号を一時記憶する。3はデコードシーケ
ンサであり、記憶回路2の保持データに対応した基本部
及び拡張部のデコードを開始させる信号を、基本部デコ
ーダ4A又は拡張部デコーダ4Bに対し順次・出力する
。この際、デコードシーケンサ3は、基本部のデコード
開始と拡張部のデコード開始が競合した場合には後続の
基本部のデコード要求をマスクして拡張部のデコードを
開始させる信号の方を優先させて出力する。
各拡張部のデコード終了後に次の基本部のデコードに移
る場合、記憶回路2に基本部有りの情報が保持されてい
るので、前期優先制御によって拡張部のデコードを優先
しても容易に後続の基本部のデコード開始制御に移るこ
とができる。この記憶回路2とデコードシーケンサ3の
優先制御との組み合わせにより、デコードシーケンサの
構成が従来よりも簡単になる。
第3図は、本発明の一実施例であるデコード・シーケン
スをより具体的に示すステージ遷移図である。本実施例
のデコード・シーケンスに於いて取り得る状態は次の7
ステージである。
基圭玉二上 先行する基本部のオペレーションコードが更に後続のオ
ペレーションコードを必要とする場合にステージ遷移す
る。
SGI:命令の先頭(OPl)、即ち第1基本部からデ
コードを行なうテステージ SG2 :命令の第2基本部(OP 2 )をデコード
するステージ SG3 j命令の第3基本部(OP 3 )をデコード
するステージ 拡服玉二上 基本モードに於いて、オペランド指定されたオへランド
処理に必要なデータ、制御信号が基本部のデコードサイ
クル内で用意できない場合に基本モードから遷移する。
ADDM?付加モードのデコードステージ1MM2:ロ
ングデータのイミディエートデータの2ワード目を抜き
取るステージ 1MM3:ロングデータのイミディエートデータの3ワ
ード目を抜き取るステージ WAIT:デコード1サイクルに対し、後続する回路が
2サイクル動作を必要とする場 合に同期をとる為、デ、コードを2サイクルにするステ
ージ 各ステージへの遷移要求は付のとりである。
SG I REQ :第1基本部デコードの要求(第1
基本部のみの命令が続くときはこ の要求も繰り返し出される) SG2REQ:第2基本部デコードの要求5G3REQ
:第3基本部デコードの要求ADDMREQ:付加モー
ドへの遷移要求1MM2REQ:2ワード目のイミディ
エートデータがある場合に出される遷移要求 1MM3REQlワード目のイミディエートデータがあ
る場合に出される遷移要求 WAIT  :  ウェイト要求 尚、ADDMステージ、1MM2ステージ、1MM3ス
テージ、WAITステージから基本モードへ向かう破線
の矢印は、それぞれ先行する基本部に応じて5GI−3
G3の対応するステージへ遷移することを示している。
本発明実施例の基本的なステージ遷移と第1図と同様で
ある。同図と異なる点は、拡張モードのステージをより
詳細に示した点である。ここで付加モードとは多重間接
やスケーリングを使用可能としたアドレッシングモード
でのオペランド指定部の拡張モードを意味する。ロング
イミディエートデータの取込み時の遷移は次のとおりで
ある。
SGIステージで第1基本部のデコード結果が2又は3
ワードのロングイミディエートデータ有りの場合には1
MM2ステージへ遷移する。更に、第1基本部のデコー
ド結果が3ワードのロングイミディエートデータ有りの
場合には1MM3ステージへ遷移するシーケンスとなっ
ている。また、SGIステージからSG3ステージへの
遷移要求5G3REQは、第1基本部と第2基本部を同
時にデコードした際に、第3基本部有りと判断されたと
きに出されるものである。尚、ウェイト要求WAIT−
REQについてはSGI、SG3ステージで発生するも
のとしである。
第3図に示すデコード・シーケンスにより、例えば第8
図に示すMOV命令は次の様にデコードされる。尚、第
4図はT RON (The RealtimeOpe
rating system Neucleus)仕様
に準拠した命令の形式を示す図である。このMOV命令
は、メモリからメモリへの転送命令であり二−モニック
では次のように表される。
MOV : G  @@ (disp、Rn)、@Rm
MOVは転送命令を、Gは第11図に示した一般形の命
令であることを示す。また、@は間接アドレッシングを
、@@は二重間接アドレッシングを、dispはディス
プレイスメントを、Rn、Rmはインデックスレジスタ
を示す。EAIには次の第1拡張部が付加モードである
ことを示すコードが格納され、EA2にはRmの間接ア
ドレッシングの識別コードが格納され、第1拡張部には
付加モードとして、Rnとディスプレイスメントの値に
よる二重間接アドレッシングを示すコードが格納されて
いる。即ち、上記命令ではインデックスレジスタRn内
の値にディスプレースメ゛ントdispを加算した値の
アドレスでメモリをアクセスしてオペランドアドレスを
取り出す。オペランドアドレスに基いてソースデータを
アクセスし、それを・インデックスレジスタRm内の値
に対応するアドレスへ転送する。命令中のOPl、31
.EAIは第1基本部であり、後続の付加モードの部分
が第1拡張部である。OF2、S2、EA2は第2基本
部である。OPIは第2基本部が有るという情報を持ち
、EAIは第1拡張部が有るという情報をもっている。
第1拡張部(付加モード)は、OPlにより指定され第
1基本部に従属している。Sl、S2はオペランドサイ
ズである。
このMOV命令を本発明に係るデコード・シーケンスに
基づいてデコードする際のステージ遷移を第5図に示す
。第5図の横方向は時間軸でありサイクル毎に現在のス
テージ、現在のステージでのデコード結果に基いて識別
される次に続くステージ、そのサイクル内でのデコード
動作を示している。
MOV命令は第1基本部士拡張部(付加モード)土弟2
基本部という構成になっているのでSG1ステージでO
Plをデコードすることで次ステージとしてSG2ステ
ージ、ADDMステージが要求されることが分かる。A
DDMステージは第1拡張部に対応するものであるから
、SG2ステージへの遷移は凍結させておき、次のサイ
クルではADDMステージへ遷移する。この場合、拡張
部の長さは1サイクルで処理できる長さであるので、次
のサイクルではSG2ステージへ遷移する。
但し、WAIT要求が来ている為、OF2のデコードを
1サイクル待たせ(OP2Wで示す)、現ステージはS
G2ステージのまま保持する。次のサイクルではOF2
をデコードする。MOV命令は第2基本部までなので次
ステージはSC,1ステージとなっている。
尚、MOV : G@ (d i s p、Rn)、@
Rmの様な命令(レジスタRnO値にディスプレースメ
ントdispを加算した値のアドレスでメモリをアクセ
スし、そのアドレスのデータをレジスタRmの値のアド
レスへ転送)の場合は、拡張部があってもディスプレー
スメントdispが基本部のデコードサイクル内で用意
できるので拡張モードへの遷移はしない。
第6図は、第3図に示したステージ遷移を実現する為の
本発明の一実施例である命令デコーダのブロック図であ
る。この命令デコーダは、命令キューlOから命令キュ
ーパス12を介して供給される命令をデコードシーケン
サ14からの制御信号に基づいて取り込み、デコードす
る。
以下、第11図に示した命令形式の可変長命令をデコー
ドする場合を例として説明する。命令キューパス12は
64ビツト幅のパスであり、命令キュー10は64ビツ
ト単位で命令を命令キューパス12へ送出する。命令キ
ューパス12上のデータ(ビット63〜ビツトO)は、
デコードシーケンサ14からの制御信号に基づくタイミ
ングでラッチ回路16〜26に保持される。図中、括弧
内の数は対応するラッチ回路への入力されるビット番号
を示す。例えば(63:48)は、ビット63〜ビツト
48の16ビツトが入力されることを示す。
第1オペレーシヨンコード(OPI)デコード部28、
第2オペレーシヨンコード(OP 2 )デコード部3
0、アドレッシング部デコード部32B、次ステージ遷
移要求デコード部32Aは基本部をデコードする為のデ
コーダである。付加モードデコード部34は拡張部をデ
コードするデコーダである。イミディエートデータ、デ
ィスプレースメントデータ等は64ビツトの入力側命令
レジスタ46、出力側命令レジスタ48を介して取り込
まれる。ラッチ回路16は12ビツトラツチ、ラッチ回
路18は2入力の8ビツトラツチ、ラッチ回路20は1
6ビツトラツチ、ラッチ回路22は2入力の16ビツト
ラツチ、ラッチ回路24は2ビツトラツチである。
第1オペレーシヨンコード(OPI)デコード部28は
、ラッチ制御信号S31のタイミングでラッチ回路16
に取り込まれた第1基本部に含まれるオペレーションコ
ード12ビツト((63:52)、(50:4B))を
SGlステージでデコードする。
第2オペレーシヨンコード(OP 2 )デコード部3
0は、ラッチ制御信号S31のタイミングでラッチ回路
18に取り込まれた第2基本部に含まれるオペレーショ
ンコード8ビツト(47:40)をSG1ステージでデ
コードし、ラッチ制御信号S32のタイミングでラッチ
回路18に取り込まれたオペレーションコード8ビツト
(6156)をSG2ステージでする。
次ステージ遷移要求デボ−ド部32A及びアドレッシン
グデコード部32Bは、ラッチ回路20゜22.24〜
24のデータ及び341.342.343を入力として
デコードを行う。次ステージ遷移要求デコード部32A
第7図に示した各ステ−ジへの遷移要求を判別する。ア
ドレッシングデコード部32Bは、アドレッシングモー
ドをデコードする。ラッチ回路20にはラッチ制御信号
S31のタイミングで16ビツト(63:48)が取り
込まれ、このデータはSGIステージでデコードされる
。ラッチ回路22は2入力ラッチであり、SGlステー
ジではラッチ制御信号S31のタイミングで16ビツト
(47:32)を取り込み、SG2ステージではラッチ
制御信号16ビツト(63:4B)を取り込む。ラッチ
回路24はラッチ制御信号S33のタイミングで2ビツ
ト(57:56)をSG3ステージに於いて取り込む。
付加モードデコード部34は、ラッチ制御信号S34の
タイミングでラッチ回路26に保持された16ビツト(
63:48)の拡張部をADDMステージに於いてデコ
ードする。
尚、第2オペレーシヨンコード(OF2)デコード部2
8が、SGIステージでもデコードを行うのは第1基本
部、第2基本部の同時デコードをする場合があるからで
ある。一般型の2オペランド以上を有する命令に於いて
は、第1オペランドがレジスタダイレクト(レジスタ中
のデータをオペランドとしてそのまま使う場合)の場合
には、命令キューパス12上の第2ハーフワード(47
:32)にはSG2ステージでデコードすべき第2オペ
レーシヨンコードがある。この時に限って命令の第11
第2オペレーシヨンコードを同時にデコードする。その
為、SGIステージでは、無条件に第2オペレーシゴン
デコード部18及びアドレッシングデコード部32Bの
ラッチ回路18.22に第2ハーフワードを取込み、O
PIデコード部28での第1オペレーシヨンコードのデ
コートにより命令が一般型であり、且つ第1オペランド
がレジスタダイレクトの場合には第2オペレーシヨンコ
ードのデコード結果を有効とする。一方、命令が一般型
でないか又は一般型で第1オペランドがレジスタダイレ
クト以外の場合には第2オペレージ目ンコードのデコー
ド結果を無効とし、第1命令オペレーシヨンコードのデ
コード結果を有効とする。このとき、−S型の命令で第
1オペランドがレジスタダイレクト以外の場合には、S
G2ステージ遷移要求がアサートされ、次サイクル(S
G2ステージ)で第2オペレーシヨンコードのデコード
を行なう。SG2ステージでは、第2オペレーシヨンコ
ードは命令キューパス12上の第1ハーフワード(63
:48)にある為、第2オペレーションコードデコード
部30及びアドレッシングデコード部32Bのラッチ回
路18.22は、命令キューパス12上の第1ハーフワ
ード(63:48)データを取込み、第2オペレーシヨ
ンコード及び第2オペランドのデコードを行なう。
本−実施例に於いて第3基本部を有する命令としては、
固定ビット長ビットフィールド命令と、アット・コンベ
ア・ブランチ、サブ・コンベア・ブランチ等のループ命
令がある。これらの命令は4オペランドを持つ命令で、
この内2オペランドは一般型の第1、第2基本部の第1
オペランド及び第2オペランド指定部で指定され、残り
の2オペランドを指定する為に第3基本部が使用される
第3基本部は命令を判別するオペレーションコードを持
たず(命令種は第1、第2基本部のオペレーションコー
ドで既に指定され、第3基本部のデコード時点では判別
済である)レジスタ番号やイミディエートデータを有す
る。従って、SG3ステージでデコーダは、イミディエ
ートデータのサイズを指定するフィールド(57:56
)を入力するのみt、定数発生指示を出力する。レジス
タ番号やイミディエートデータは入力側命令レジスタ4
6及び出力側命令レジスタを通って後段の回路へ伝えら
れる。
本−実施例に於いて、拡張部は付加モードアドレッシン
グを実現する為に使用される。付加モードアドレッシン
グは、多重間接やスケーリングが使用できるアドレッシ
ングモードである。オペランドアドレスは基本的に以下
の式で求められ、このアドレス計算を繰り返し適用する
ことによって多重間接アドレッシングを実現する。。
〔ベースアドレス+インデックス*スケール士ディスプ
レースメント] 従って、−段目のベースアドレスを基本部のオペランド
指定部により指定し、インデックス、スケール、ディス
プレースメントを一段毎に以下のフォーマットで指定す
る。
E   IIRnlMI    XX   D41EX
P ・ ・E :終了指定 I ;間接指定 Rrzインデックスレジスタ番号 M :インデックス指定 XXニスケール指定 D :ディスプレースメント指定 Diディスプレースメントデータ (16ビツト及び32ビツトの場合は拡張部EXPのフ
ィールドに拡張) この付加モードアドレッシング指定部をデコードするの
が付加モードデコードでADDMステージに於−段毎に
命令キューパス12上の第1ハーフワード(15:O)
をラッチしてデコードする。
オペレーションコードデコード部28.30のデコード
結果は、それぞれラッチ制御信号SO3のタイミングで
ラッチ回路36.38に保持される。
保持された出力のうち一方が選択されて第9図に示すマ
イクロプログラムROM65に対しマイクロアドレスを
供給するとともにパイプライン制御部64に対しタグを
供給する。アドレッシングデコード部32A及び次ステ
ージ遷移要求デコード部34Bのデコード結果はラッチ
制御信号303のタイミングでラッチ回路42に保持さ
れ、付加モードデコード部34のデコード結果はラッチ
回路44に保持される。これら保持データは、第13図
の命令実行部81の構成要素であるアドレス発生部68
及び定数発生部67に対しアドレス計算指示及び定数発
生指示を与える。
第6図の命令デコーダの制御はデコードシーケンサ14
によって行われる。第7図は本発明の一実施例であるデ
コードシーケンサ14のプロ・ンク図である。
本実施例のデコードシーケンサでは、基本状態の遷移で
は拡張部の有無は考慮せず、基本遷移要求が拡張遷移要
求がアサートされている間は凍結される様に上記各制御
信号を発生する。又、デコードが複数サイクルにまたが
る為、第1オペレーシヨンコード、第2オペレーシヨン
コード、及び付加モードに対応して、それぞれデコード
を行うデコード部設け、各ステージ信号によりデコード
済信号を後続サイクルで参照するため、分割されたデコ
ード部毎にラッチ回路を制御している。更にウェイトス
テージ及び外部からのウェイト要求があると、出力側ラ
ッチを凍結し、その状態を保持する。
以下、本実施例のデコードシーケンサの細部について詳
細に説明する。本実施例に於けるデコードシーケンサは
、次ステージ遷移要求デコード部32Aから出力される
基本遷移要求信号Sll、S12、S13、拡張遷移要
求信号314、S15、S16、付加モードデコード部
34から拡張継続要求信号31B及び第8図に示す4相
りロック信号φ。〜φ3に基づいて入力、出力側のラッ
チ制御信号、各デコード部のイネーブル信号を発生する
。ラッチ回路42の一部であるラッチ回路42aは、次
ステージ25遷移要求デコ一ド部32Aから出力される
デコード出力SLl〜S17を一時保持する。ピットラ
ッチ回路421〜423の出、力はそれぞれ、第1基本
ステージ遷移要求信号5GIREQ(321)、第2基
本ステージ遷移要求信号5G2REQ (S22) 、
第3基本ステージ遷移要求信号5G3REQ (323
)となる。ピットラッチ回路424〜427の出力はそ
れぞれ、付加モードステージ遷移要求信号ADDM−R
EQ (S24)、64ピツトイミ一デイエート遷移要
求信号IMM2REQ (S25)、96ビツトイミ一
デイエート遷移要求信号IMM3REQ(S26)、ウ
ェイト要求信号WAIT・REQ(S27)となる。付
加モードデコード部34のデコード出力31Bはラッチ
回路44に一時保持され、付加モード継続信号ADDM
 −CN(S27)として出力する。ピットラッチ回路
421〜423の保持データは、それぞれアンドゲート
101,102,103を介してクロック信号φ、のタ
イミングでピットラッチ回路104゜105.106に
保持される。アンドゲート101〜103は、拡張部遷
移要求がある間、基本部遷移要求をマスクする機能を有
する。ピットラッチ回路104〜106の保持データS
41,342S43は、オアゲート107に入力され、
その論理和出力はよりてアンドゲート108の一方の入
ノJ端子に供給される。アンドゲート108の他方の入
力端子にはパイプライン制御部64(第9図参照)から
のウェイト要求信号WAIT−PL(S、、)がインバ
ータ109を介して供給される。
オアゲート107は、現ステージが基本部ステージにあ
ることを検出する機能を有する。アンドゲート108は
ウェイト要求WA、rT−PL及び基本部遷移要求が無
いことを検出して次ステージ遷移要求デコード部の出力
Sll〜S13の取り込みを支持する信号を発生する機
能を有する。アンドゲート10Bの出力は、アンドゲー
ト11Oの一方の入ノ〕端子に供給され、アンドゲート
110の他方の入力端子には、クロック信号φ、が供給
される。アン)゛ゲート110の出力は、ピットラッチ
回路421,422,423にデコード出力S11〜S
13を取り込む為のラッチタイミング信号として用いら
れる。アントゲ−)101〜103の他方の入力端子に
は、基本部遷移要求のマスクを制御するノアゲート11
1の出力が供給される。ノアゲー)111の入力端子に
は、ピットラッチ回路路424,426の出力がそれぞ
れオアゲート112.アンドゲート113を介し信号S
34、S36として供給され、さらにピットラッチ回路
425,427に保持されたデータ825゜327が直
接供給され、拡張部への遷移要求の有無を検出している
。データS34.S25.S36はクロック信号φ、の
タイミングでそれぞれピットラッチ回路114,115
,116に保持され、拡張部デコードイネーブル信号A
DDM (S44)、1MM2 (S45)、1MM3
 (S46)として出力される。データ344.S45
はそれぞれピットラッチ回路117,118にデータS
54、S55として保持される。データS54はアンド
ゲート120の一方の入力端子に供給され、データS5
5はアンドゲート113の他方の入力端子に供給される
。アンドゲート113は1MM2ステージに於いて1M
M3REQがあるときにピットラッチ回路116へ1M
M3REQを転送する機能を有する。アンドゲート12
0は、拡張モードの最中に拡張部をデコードした結果、
更に拡張モードが続くと判別されたことを検出してAD
DM −REQをピットラッチ回路114へ転送する機
能を有する。インバータ109の出力とクロック信号φ
、とがアンドゲート119へ供給され、アンドゲート1
19の出力がラッチタイミング信号としてピットラッチ
回路117.118424〜427ヘデコード出力31
4〜317を取り込む為のタインミング信号として用い
られている。
付加モードデコード部34からのデコード出力31Bは
アンドゲート119の出力のタイミングでラッチ回路4
4に保持され、付加モード継続信号ADDM−CN (
32B)としてとしてアンドゲート120の他方の入力
端子に供給される。ウェイト要求信号WAIT−REQ
 (S27)はクロック信号φ1のタイミングでピット
ラッチ回路121に保持され、ウェイト信号WAIT(
347)としてノアゲート122へ供給される。ノアゲ
ー1−122はWAIT又はWAIT−PLの有無を検
出する機能を有する。ノアゲート122の出力及びクロ
ック信号φ3がアンドゲート123へ供給され、ウェイ
ト要求が無いときにアントゲ−1−123からラッチ制
御信号SO3が出力される。このラッチ制御信号S03
は、第1O図に示すラッチ回路36.38.44.48
のラッチタイミング信号として用いられる。アンドゲー
ト101の出力はラッチ制御信号0PII(S31)と
して第6図に示すラッチ回路16〜20をイネーブル状
態とする為に供給される。アンドゲート102の出力は
ラッチ制御信号OP21(S32)として第6図に示す
ラッチ回路18.22をイネーブル状態とする為に供給
される。アンドゲートlO3の出力はラッチ制御信号0
P31(S33)として第6図に示すラッチ回路24を
イネーブル状態とする為に供給される。ビットラッチ回
路104の保持データ341は第1基本部デコードイネ
ーブル信号OPIとして第1O図に示すOP1デコード
部28及びアドレッシングデコード部32Bに供給され
る。ビットラッチ回路105の保持データ342は第2
基本部デコードイネーブル信号OP2として第6図に示
すOP2デコード部30及びアドレッシングデコード部
32Bに供給される。ピットラッチ回路106の保持デ
ータS43は第3基本部デコードイネーブル信号OP3
として第6図に示すアドレッシングデコード部32Bに
供給される。各デコード部はデコードイネーブル信号O
PI〜OP3に応答してデコードを開始する。また、ピ
ットラッチ回路114〜116の保持データS44,3
45,346はそれぞれ、拡張部デコードイネーブル信
号ADDM、1MM2.1MM3となる。拡張部デコー
ドイネーブル信号ADDMとして拡張部のデコード開始
を指示する為に第6図の付加モードデコード部34に供
給される。S45.S46はそれぞれ64ビツト、96
ビツトのイミーディエートのデコードを指示するデコー
ドイネーブル信号として、ラッチ回路44に保持され、
この保持データは定数発生部に対して定数発生指示を与
える。
デコードシーケンサの動作を説明する為、−例として、
第4図に示したメモリーメモリ間転送命令MOVのデコ
ード時に於ける動作タイミングを第8図に示す。尚、第
8図に於いて第7図と同一符号は同一の信号を示す。
前命令の処理終了後、クロック信号φ3の立ち上がりタ
イミングで第1基本部遷移要求信号5GIREQ (S
21)が“1゛となる。このとき第2基本部遷移要求信
号5G2REQ (S22)、第3基本部遷移要求信号
5G3REQ (S23)、拡張部遷移要求信号ADD
M・REQ(S24)、1MM2REQ (S25)、
1MM3REQ (S26)、ウェイト要求信号WAI
T−REQ(S27)、付加モード継続信号ADDM−
CN (S28)は全て“0°゛である。従って、ノア
ゲート111の出力は“l′”であり、ラッチ制御信号
OpH(S31)が“1°”、 OF21 (S32)
及びOF21 (S33)が°“0′°であるので、ラ
ッチ回路16.18.20.22に命令キューパス12
上の対応するデータが取り込まれる。次のクロック信号
φ1の立ち上がりタイミングで第15木部デコードイネ
ーブル信号0PI(S41)が“1°゛となり、第1基
本部のデコードが行われる。このとき、第2基本部デコ
ードイネーブル信号OP2 (342)、第3基本部デ
コードイネーブル信号(S43)は“0パであり、ディ
スエーブル状態を指示している。
次のクロック信号φ、の立ち上がりタイミングで第1基
本部遷移要求信号5GIREQ (S21)が“0°゛
、第2基本部遷移要求信号5G2REQ(S22)及び
拡張部遷移要求信号ADDM・REQ(S24)が両方
とも1°゛になる。但しノアゲートillの出力は“0
′であるので、第2基本部遷移要求信号5G2REQ 
(S22)はアンドゲート102によりマスクされ、拡
張部遷移要求信号ADDM−REQ (S24)が優先
される。従って、次のクロック信号φ、の立ち上がりタ
イミングでは第2基本部デコードイネーブル信号OP2
 (342)は“°0゛°でディスエーブル状態のまま
であり、拡張部遷移要求信号ADDM・REQ(324
)はピットラッチ回路路44に取り込まれ、拡張部デコ
ードイネーブル信号ADDM(S44)が“1′となり
、第1拡張部(付加モード)がデコードされる。
次のクロック信号φ、の立ち上がりタイミングで拡張部
遷移要求信号ADDM−REQ (S24)が“Oo”
になる。この時、付加モード継続信号ADDM−CN 
(32B)は0°゛で後続の拡張部が無いことを示して
いるので付加モードステージの終了が指示される。付加
モードステージの終了に応答してノアゲート111が“
′l°°になり、アンドゲート101−103によるマ
スクが解除される。その結果、ランチ制御信号0P21
(S32)が”1”になり、ラッチ回路18.22に命
令キューバス12上のデータが取り込まれる。
次のクロック信号φ1の立ち上がりタイミングで第2基
本部遷移要求信号5G2REQ (S22)の“1”が
ピットラッチ回路105に取り込まれ第2基本部デコー
ドイネーブル信号OP2 (S42)が“1“となり、
第2基本部のデコードが行われる。但し、この時パイプ
ライン制御部からのウェイト要求信号WAIT−PL 
(So 1)が“1°”となりウェイト要求が来ている
。従って、ノアゲート122の出力は“O“°、アンド
ゲート123から出力される出力側ラッチ回路制御信号
(S03)はクロック信号φ3の論理値に関わらず“0
゛に固定され、次のクロック信号φ3立ち上がっても第
2基本部のデコード結果はラッチ回路38に取り込まれ
ない。同様にアンドゲート110.119もウェイト要
求に応答して閉じているので、ピットラッチ回路42a
への新たなデータの取込みは行われない。従って、デコ
ードシーケンサの状態は1サイクルの量変化がなく、待
ち状態となる。
次のクロック信号φ1の立ち上がりタイミングではウェ
イト要求信号WAIT−PL (SOl)が°“0パと
なり、待ち状態が解除される。次のクロック信号φ、の
立ち上がりタイミングではラッチ制御信号(SO3)が
“1”となるので前のサイクルでデコードした第2基本
部のデコード結果がラッチ回路38に取り込まれる。こ
のとき、第1基本部遷移要求信号5GIREQ (32
1)、ラッチ制御信号OPI I (331)は°“1
°゛になり第2基本部遷移要求信号5G2REQ (S
22)、ラッチ制御信号OP21 (S32)は“0゛
になってMOVE命令のデコード処理が終了する。
次のサイクルでは続く次命令のデコード処理が開始され
る。
第9図は、本発明の一実施例であるマイクロプロセッサ
の概略構成を示すブロック図である。同図のマイクロプ
ロセッサは、モノリシックLSIとして構成され、パイ
プライン制御や命令のデコード等を行う命令制御部80
、命令の実行を行う命令実行部81、内蔵したキャッシ
ュメモリ等の制御をするメモリ制御部82、LSIチッ
プ外部との情報の授受を制御するバス制御n部83とか
らなる。命令制御部制御部80は命令キュー61、第1
1図及び第12図に示した構成を備えた命令デコーダ6
2、デコードシーケンサ63、パイプライン制御部64
、マイクロコードを格納しマイクロアドレスに基づいて
制御信号を出力するマイクロプログラムROM65、命
令レジスタ66を含んで構成される。命令実行部81は
定数発生部67、アドレスアダー及びプログラムカウン
タを含むアドレス発生部68、レジスタファイル70、
演算部70を含んで構成される。演算部70はALU、
バレルシフタ、エンコーダ、BCDチエッカ等を具備し
ている。メモリ制御部82は命令アクセス制御部71、
オペランドアクセス制御部72を含んで構成されている
。命令アクセス制御部71は、命令用のキャシュメモリ
、TLB、プロテクションチエツク回路等を具備する。
オペランドアクセス制御部72はオペランド用のキャシ
ュメモリ、TLB、プロテクションチエツク回路、スト
アバッファ等を具備する。バス制御部83はLSIチッ
プ外部とのインタフェース機能を有しアドレスのモニタ
リング回路等を有するアドレス制御部73、ブロックア
クセス用の制御信号等を発生するバス監視制御部74、
データ送受部75等を含んで構成される。尚、本発明に
係るデコーダ及びデコードシーケンサは第13図に示し
た構成のマイクロプロセッサに限らず適用できることは
いうまでもない。
〔発明の効果〕
以上0発明したように、本発明に係るマイクロプロセッ
サによれば、命令を先頭から順次読み込み後続の基本部
及び拡張部の有無を判別し、その有無を記憶回路に一時
記憶し、後続の基本部のデコード開始要求と拡張部のデ
コード開始要求が競合した場合には基本部のデコード開
始要求を保持したまま拡張部のデコードを開始の方を優
先させる様に制御することで、デコードシーケンサの構
成を簡素化できる。また、デコードシーケンサの簡素化
により、処理速度の向上が図られ、且つ集積回路化にも
適している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である命令デコードのステー
ジ遷移図、 第2図は本発明の一実施例である命令デコード部の要部
ブロック図、 第3図は本発明の一実施例である命令デコードのステー
ジ遷移図、 第4図はMOV命令の命令形式を示す図、第5図は本発
明の一実施例によりMOV命令をデコードする場合のス
テージ遷移図、 第6図は本発明の本発明の一実施例である命令デコーダ
のブロック図、 第7図は本発明の本発明の一実施例であるデコードシー
ケンサのブロック図、 第8図は第11図に示すデコードシーケンサの動作を説
明する為のタイミングチャート、第9図は本発明の一実
施例であるマイクロプロセッサのブロック図、 第10図は可変長命令の概念図、 第11図は第3基本部を持つ命令まで可変できる命令形
式を示す概念図、 第12A図、第12B図は2オペランド一般型の命令を
示す概念図、第12C図は短縮型のレジスターメモリ間
転送命令を示す概念図、第13図は可変長命令のデコー
ドシーケンスとして考えうるステージ遷移図、 l ・ ・ 2 ・ ・ 3 ・ ・ 4A ・ 4B ・ 10 ・ 12 ・ 14 ・ 遷移要求デコード部 記憶回路 デコードシーケンサ 基本部デコーダ 拡張部デコーダ 命令キュー 命令キューパス デコードシーケンサ 16.1 38、4 28 ・ ・ 30 ・ ・ 32A ・ 32B  ・ 34 ・ ・ 40 ・ ・ 46 ・ ・ 48 ・ ・ 8.20,22.24. 26,36゜2.44・・・
ラッチ回路 ・ifオペレーションコードデコード部・第2オペレー
ションコードデコード部・次ステージ遷移要求デコード
部 ・アドレッシングモードデコード部 ・付加モードデコード部 ・セレクタ ・入力側レジスタ ・出力側レジスタ 本発明の一実施例である命令デコードのステージ遷移図
第1図

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)命令コード及びオペランド指定部を含む基本部と
    、該オペランド指定部を拡張する為に該基本部の指定に
    応じて付加される拡張部を含む可変長命令を実行するマ
    イクロプロセッサであって、前記基本部をデコードする
    ことで、後続の基本部及び拡張部の有無を判別し、基本
    部遷移要求又は拡張部遷移要求を出力する基本部デコー
    ダと、前記拡張部をデコードすることで、拡張部の継続
    の有無を判別し、拡張部継続要求を出力する拡張部デコ
    ーダと、 前記基本部デコーダ、拡張部デコーダにデコードを指示
    する制御信号を所定のシーケンスに従って発生するデコ
    ードシーケンサとを具備し、前記デコードシーケンサは
    、前記基本部遷移要求に応答して前記基本部デコーダに
    対する制御信号を発生する第1制御回路と、前記拡張部
    遷移要求又は拡張部継続要求に応答して前記拡張部デコ
    ーダに対する制御信号を発生する第2制御回路と、前記
    第1制御回路と前記第2制御回路に接続され前記拡張部
    遷移要求又は拡張部継続要求があるときには前記基本部
    遷移要求に対応する第1制御回路の動作を保留させる第
    3制御回路とを具備することを特徴とするマイクロプロ
    セッサ。
  2. (2)前記マイクロプロセッサは更に、 命令を供給する命令バスと、前記基本部デコーダと前記
    命令バスとの間に接続された第1入力ラッチ回路と、 前記拡張部デコーダと前記命令バスと の間に接続された第2入力ラッチ回路と、 前記基本部デコーダの出力を保持する第1出力ラッチ回
    路と、 前記拡張部デコーダと前記命令バスとの間に接続された
    第2出力ラッチ回路とを具備し、前記第1、2入力ラッ
    チ回路及び第1、2出力ラッチ回路の入力取り込み動作
    が前記デコードシーケンサにより制御されることを特徴
    とする請求項(1)記載のマイクロプロセッサ。
  3. (3)前記基本部デコーダは、 オペレーションコードをデコードするオペレーションコ
    ードデコード部と、 アドレッシングモードをデコードするアドレッシングデ
    コード部と、 後続の基本部又は拡張部の有無を判別する次ステージ遷
    移要求デコード部とを具備することを特徴とする請求項
    (1)記載のマイクロプロセッサ。
  4. (4)前記オペレーションコードデコード部は、第1基
    本部のオペレーションコードをデコードする第オペレー
    ションコードデコード部と、 第2基本部のオペレーションコードをデコードする第2
    オペレーションコードデコード部とを具備することを特
    徴とする請求項(3)記載のマイクロプロセッサ。
  5. (5)前記第1制御回路は、前記基本部遷移要求を保持
    する第1ラッチ回路と、前記第1ラッチ回路の出力を保
    持して基本部デコードイネーブル信号として出力する第
    2ラッチ回路と、前記第1ラッチ回路と第2ラッチ回路
    との間に接続された第1ゲート回路とを具備し、 前記第2制御回路は、前記拡張部遷移要求を保持する第
    3ラッチ回路と、前記第3ラッチ回路の出力を保持して
    拡張部デコードイネーブル信号として出力する第4ラッ
    チ回路と、前記第3ラッチ回路の出力を受け、前記拡張
    部遷移要求又前記拡張部継続要求があるときには前記第
    1ゲート回路を制御して前記第1ラッチ回路の出力が前
    記第2ラッチ回路へ転送されるのを禁止する第2ゲート
    回路を具備することを特徴とする請求項(1)記載のマ
    イクロプロセッサ。
JP782190A 1989-01-17 1990-01-17 マイクロプロセッサ Expired - Lifetime JP2513884B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP782190A JP2513884B2 (ja) 1989-01-17 1990-01-17 マイクロプロセッサ

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1-8124 1989-01-17
JP812489 1989-01-17
JP782190A JP2513884B2 (ja) 1989-01-17 1990-01-17 マイクロプロセッサ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02277130A true JPH02277130A (ja) 1990-11-13
JP2513884B2 JP2513884B2 (ja) 1996-07-03

Family

ID=26342193

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP782190A Expired - Lifetime JP2513884B2 (ja) 1989-01-17 1990-01-17 マイクロプロセッサ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2513884B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008083873A (ja) * 2006-09-26 2008-04-10 Yamaha Corp デジタル信号処理装置
JP2012507805A (ja) * 2008-11-05 2012-03-29 インテル・コーポレーション シーケンス検出又は命令に関連付けられた情報に基づいた命令の最適化性能

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008083873A (ja) * 2006-09-26 2008-04-10 Yamaha Corp デジタル信号処理装置
JP2012507805A (ja) * 2008-11-05 2012-03-29 インテル・コーポレーション シーケンス検出又は命令に関連付けられた情報に基づいた命令の最適化性能

Also Published As

Publication number Publication date
JP2513884B2 (ja) 1996-07-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2616182B2 (ja) データ処理装置
US5249273A (en) Microprocessor having a variable length instruction format
US5465376A (en) Microprocessor, coprocessor and data processing system using them
US4954943A (en) Data processing system
JP3203401B2 (ja) データ処理装置
JP2507638B2 (ja) デ―タ処理装置
US6205536B1 (en) Combined Instruction and address caching system using independent buses
US4945511A (en) Improved pipelined processor with two stage decoder for exchanging register values for similar operand instructions
KR970003321B1 (ko) 코프로세서 지정 시스템
JPH01177127A (ja) 情報処理装置
US5077659A (en) Data processor employing the same microprograms for data having different bit lengths
JP2556182B2 (ja) デ−タ処理装置
JPH02277130A (ja) マイクロプロセッサ
JP3727395B2 (ja) マイクロコンピュータ
JP3841820B2 (ja) マイクロコンピュータ
JP2504312B2 (ja) プライオリティエンコ―ダ及びそれを備えたデ―タ処理装置
JPH0769806B2 (ja) データ処理装置
US5187782A (en) Data processing system
EP0573071A2 (en) A microprocessor
JPH0713757A (ja) データ処理装置
JP3733137B2 (ja) マイクロコンピュータ
JP2825315B2 (ja) 情報処理装置
JPH04163628A (ja) 情報処理装置
JPH0769805B2 (ja) データ処理装置
JPH0769801B2 (ja) データ処理装置