JP2008083813A - 画像監視装置及び画像監視方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】許可判定部12は、操作入力受付部11が入力を受け付けた利用者からの操作に基づいて、監視カメラ2により撮影される監視領域への当該利用者の進入を許可するか否かを判定する。監視カメラ制御部10は、許可判定部12が当該利用者の進入を許可した場合、当該利用者の属性を示す利用者区分が「社員区分」か否かを判定し、当該判定結果が肯定的である場合、監視カメラ2に撮影を停止させる。
【選択図】 図1
Description
(1)構成
本実施の形態における監視システムの構成例について説明する。図1は、本実施の形態にかかる監視システムの構成を示すブロック図である。本実施の形態にかかる監視システムSYMは、画像監視装置1と、監視カメラ2と、操作部3と、表示部4と、施錠部5と、監視センタ6とから構成されている。画像監視装置1と監視センタ6とは電話回線、無線ネットワーク、インターネットなどのネットワーク(図示せず)を介して接続され、データの送受信を行う。画像監視装置1と、監視カメラ2、操作部3、表示部4及び施錠部5とは、各々有線又は無線により接続され、データの送受信を行う。
<進入動作>
次に、本実施の形態における画像監視装置1が行う監視動作について説明する。まず、利用者が監視対象室に進入する場合に画像監視装置1が行う進入処理について説明する。図3は、画像監視装置1が行う進入処理の手順を示すフローチャートである。監視対象室の出入口の扉付近で、ユーザが操作部3を介して、自身の利用者IDを入力すると共に進入操作に対応する操作ボタンを押下すると、画像監視装置1の操作入力受付部11は当該進入操作の入力を受け付ける(ステップS1)。許可判定部12は、操作入力受付部11が入力を受け付けた進入操作につき、入力された利用者IDを利用者情報記憶部15に記憶されている利用者IDと照合する(ステップS2)。そして、許可判定部12は、入力された利用者IDに一致する利用者IDが利用者情報記憶部15に記憶されているか否かを判定する(ステップS3)。当該判定結果が肯定的である場合(ステップS3:YES)、許可判定部12は、利用者の進入を示す進入情報と、利用者IDに対応付けられて記憶されている利用者区分とを監視カメラ制御部10に供給し、ステップS4に進む。尚、ステップS3の判定結果が否定的である場合(ステップS3:NO)許可判定部12は、当該利用者の監視対象室への進入を許可せず、監視対象室に進入できない旨を示す入室エラー情報を表示部4に表示させる(ステップS10)。
次に、監視対象室に進入していた利用者が監視対象室から退出する場合に画像監視装置1が行う退出処理について説明する。図4は、画像監視装置1が行う退出処理の手順を示すフローチャートである。
<変形例1>
上述の進入操作においては、ステップS7で監視カメラ2による撮影を停止してから、ステップS9で監視対象室の鍵を開錠するように構成した。しかし、逆に、監視対象室の鍵を開錠してから、監視カメラ2による撮影を停止するように構成しても良い。
上述のステップS1又はステップS20においては、ユーザが操作部3に利用者IDを入力するように構成した。しかし、例えば、利用者IDを記憶したICタグを利用者に所持させ、当該ICタグと無線により通信を行うICリーダを監視システムSYMに備え、ICタグとの通信によりICリーダが当該ICタグに記憶された利用者IDを取得するように構成しても良い。
利用者区分は、上述のものに限らず、様々な区分を設定可能である。
次に、この発明にかかる画像監視装置及び画像監視方法の第2の実施の形態について説明する。なお、上述の第1実施の形態と共通する部分については、同一の符号を使用して説明したり、説明を省略したりする。
本実施の形態にかかる画像監視装置1の構成は、上述の第1の実施の形態にかかる画像監視装置1の構成とは以下の点で異なる。画像監視装置1は、現在の時刻(現在時刻)を計時するタイマ(図示せず)を備える。利用者情報記憶部15には、撮影停止時間帯が記憶されている。監視カメラ制御部10は、タイマにより計時される現在時刻と、利用者情報記憶部15に記憶されている撮影停止時間帯とを比較して、監視カメラ2による撮影の停止又は開始を制御する。
次に、本実施の形態における画像監視装置1が行う監視処理について説明する。図5は、画像監視装置1が行う監視処理の手順を示すフローチャートである。画像監視装置1の監視カメラ制御部10は、タイマにより計時される現在時刻と、利用者情報記憶部15に記憶された撮影停止時間帯とを比較する(ステップS30)。現在時刻が撮影停止時間帯に含まれている場合には(ステップS31:YES)、次いで、監視カメラ制御部10は、監視カメラ2の現在の撮影状態について、監視カメラ2が現在撮影を停止しているか否かを判定する(ステップS32)。監視カメラ2が現在撮影を停止している場合(ステップS32:YES)、監視カメラ2の撮影状態を切り替える必要がないため、ステップS30に戻る。監視カメラ2が現在撮影を行っている場合(ステップS32:NO)、監視カメラ制御部10は、監視カメラ2に撮影を停止させる旨の撮影停止情報を供給して、ステップS30に戻る。監視カメラ2は、監視カメラ制御部10から撮影停止情報が供給されると、撮影を停止する(ステップS33)。
また、上述した各実施の形態に限定されるものではなく、以下に例示するような種々の変形が可能である。
上述の各実施の形態においては、監視カメラ2のレンズを遮蔽させる遮蔽手段を監視カメラ2に備えるように構成しても良い。遮蔽手段としては、例えば、特開2006−4116号公報に記載されたものを用いれば良い。そして、ステップS7又はステップS33で監視カメラ2による撮影を停止させる場合、画像監視装置1は、遮蔽手段により監視カメラ2のレンズも遮蔽させる。このように、遮蔽手段により監視カメラ2のレンズを遮蔽させることにより、利用者に撮影を行っているか停止しているかを外観で明示することができ、プライバシーを侵害していないことを利用者に明示して安心感を与えることができる。
上述の第1の実施の形態においては、利用者が操作部3を介して撮影を許可する撮影許可操作を行った場合には、監視カメラ2による撮影を行うように構成しても良い。具体的には、例えば、ステップS4の判定結果が肯定的である場合、利用者からの撮影許可操作があったか否かを判定し、当該判定結果が肯定的である場合には、ステップS5〜S7の処理を行わず、当該判定結果が否定的である場合に、ステップS5〜S7の処理を行うように構成すれば良い。
上述した各実施の形態においては、監視対象室を複数の小領域に分類し、各領域を各々撮影可能な監視カメラ2を当監視対象室に複数備えるように構成しても良い。そして、例えば、各小領域を第1グループ又は第2グループに分類し、上述のステップS4の判定結果が肯定的である場合には、画像監視装置1は、第1グループに分類される小領域を撮影可能な監視カメラ2の撮影を停止させるように構成しても良い。例えば、監視対象室が更衣室である場合、第1グループに分類される小領域とは、シャワールームや実際に更衣する場所などのプライバシーの保護性の比較的高い場所あり、第2グループに分類される小領域とは、通路などのプライバシーの保護性の比較的低い場所である。このような構成によれば、監視対象室内における監視をより効果的にできつつ、利用者のプライバシーを保護することができる。
2 監視カメラ
3 操作部
4 表示部
5 施錠部
6 監視センタ
10 監視カメラ制御部(区分判定手段、監視カメラ制御手段)
11 操作入力受付部(操作入力受付手段)
12 許可判定部
13 画像記憶部
14 画像送信部
15 利用者情報記憶部
SYM 監視システム
Claims (11)
- 利用者が行った操作の入力を受け付ける操作入力受付手段と、
監視カメラにより撮影される監視領域であり且つ撮影の必要のない利用者が進入し得る監視領域内へ進入するための進入操作の入力を前記操作入力受付手段が受け付けた場合、当該進入操作を行った利用者の前記監視領域内への進入を許可するか否かを判定する許可判定手段と、
前記操作入力受付手段が入力を受け付けた前記進入操作を行った利用者の属性を示す利用者区分が第1区分か否かを判定する区分判定手段と、
前記許可判定手段が前記利用者の前記監視領域内への進入を許可した場合且つ前記区分判定手段が前記利用者の利用者区分が第1区分であると判定した場合、前記監視カメラに撮影を停止させる監視カメラ制御手段とを備える
ことを特徴とする画像監視装置。 - 前記許可判定手段は、前記監視領域外へ退出するための退出操作の入力を前記操作入力受付手段が受け付けた場合、当該退出操作を行った利用者の前記監視領域外への退出を許可するか否かを判定し、
前記区分判定手段は、前記操作入力受付手段がその入力を受け付けた前記退出操作を行った利用者の利用者区分が第1区分か否かを判定し、
前記監視カメラ制御手段は、前記許可判定手段が前記利用者の前記監視領域外への退出を許可した場合且つ前記区分判定手段が前記利用者の利用者区分が第1区分であると判定した場合、前記監視カメラに撮影を行わせる
ことを特徴とする請求項1に記載の画像監視装置。 - 前記許可判定手段が前記監視領域内への進入を許可した前記利用者のうち、当該監視領域外への退室を許可しておらず且つ前記利用者区分が第1区分であると前記区分判定手段が判定した前記利用者を計数する計数手段を更に備え、
前記監視カメラ制御手段は、前記操作入力受付手段がその入力を受け付けた前記退出操作を行った利用者の前記監視領域外への退出を前記許可判定手段が許可した場合且つ前記計数手段が計数した値が1以上である場合、前記監視カメラに撮影を停止させる
ことを特徴とする請求項2に記載の画像監視装置。 - 前記監視領域は、複数の小監視領域に細分化されており、
前記小監視領域を各々撮影する複数の監視カメラにより前記監視領域は撮影され、
前記監視カメラ制御手段は、前記許可判定手段が前記利用者の前記監視領域内への進入を許可した場合且つ前記区分判定手段が前記利用者の利用者区分が第1区分であると判定した場合、前記小監視領域のうち所定の小監視領域内の前記監視カメラに撮影を停止させる
ことを特徴とする請求項1に記載の画像監視装置。 - 前記操作入力受付手段は、前記進入操作において、前記利用者に対して付与された識別情報の入力を受け付け、
前記許可判定手段は、前記操作入力受付手段が入力を受け付けた識別情報と、予め登録されている識別情報とを照合し、予め登録されている識別情報の中に前記操作入力受付手段が入力を受け付けた識別情報と一致する識別情報がある場合に、前記利用者の前記監視領域内への進入を許可する
ことを特徴とする請求項1に記載の画像監視装置。 - 前記識別情報に対して前記利用者区分として前記第1区分又は第2区分が予め対応付けられており、
前記第1区分は、前記利用者の撮影を許可しないことを示す属性であり、
前記第2区分は、前記利用者の撮影を拒否不能であることを示す属性であり、
前記区分判定手段は、前記操作入力受付手段が入力を受け付けた前記識別情報に対応付けられた前記利用者区分を用いて、前記判定を行う
ことを特徴とする請求項5に記載の画像監視装置。 - 前記監視カメラ制御手段は、前記許可判定手段が前記利用者の前記監視領域内への進入を許可した場合且つ前記区分判定手段が前記利用者の利用者区分が第2区分であると判定した場合、前記監視カメラに撮影を停止させない
ことを特徴とする請求項6に記載の画像監視装置。 - 前記監視カメラ制御手段は、前記許可判定手段が前記利用者の前記監視領域内への進入を許可した場合且つ前記区分判定手段が前記利用者の利用者区分が第1区分であると判定した場合であっても、前記監視領域内の前記監視カメラによる撮影を許可するための許可操作を前記操作入力受付手段が受け付けた場合、前記監視カメラに撮影を行わせる
ことを特徴とする請求項1に記載の画像監視装置。 - 時刻を計時する計時手段と、
監視カメラにより撮影される監視領域に撮影の必要のない利用者が進入し得る時間帯を予め記憶する記憶手段と、
前記計時手段が計時した時刻と、前記記憶手段に記憶された時間帯とを比較し、当該時刻が当該時間帯に含まれる場合、前記監視カメラに撮影を停止させる
ことを特徴とする画像監視装置。 - 前記監視カメラのレンズは、遮蔽手段により遮蔽可能であり、
前記監視カメラ制御手段は、前記監視カメラに前記監視領域の撮影を停止させる場合、前記遮蔽手段に前記監視カメラのレンズを遮蔽させる
ことを特徴とする請求項1又は請求項9に記載の画像監視装置。 - 利用者が行った操作の入力を受け付ける操作入力受付ステップと、
監視カメラにより撮影される監視領域であり且つ撮影の必要のない利用者が進入し得る監視領域内へ進入するための進入操作の入力を前記操作入力受付手段が受け付けた場合、当該進入操作を行った利用者の前記監視領域内への進入を許可するか否かを判定する許可判定ステップと、
前記操作入力受付ステップで入力を受け付けた前記進入操作を行った利用者の利用者区分が前記利用者の撮影を許可しないことを示す第1区分か否かを判定する区分判定ステップと、
前記許可判定ステップで前記利用者の前記監視領域内への進入を許可した場合且つ前記区分判定手段が前記利用者の利用者区分が第1区分であると判定した場合、前記監視カメラに撮影を停止させる監視カメラ制御ステップとを有する
ことを特徴とする画像監視方法。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2006260900A JP2008083813A (ja) | 2006-09-26 | 2006-09-26 | 画像監視装置及び画像監視方法 |
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2006
- 2006-09-26 JP JP2006260900A patent/JP2008083813A/ja active Pending
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