JP2005135230A - 屋内管理システムおよびプログラム - Google Patents

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Yuichi Fukui
雄一 福井
Masaru Takahashi
優 高橋
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Abstract

【課題】訪問者の来訪を検出した際に、現在居る住人の種類に応じて適切な訪問者対応処理を実行できるようにする。
【解決手段】屋内監視システムは、ホームコントローラ1、訪問者対応システム2を有し、ホームコントローラ1は、訪問者の来訪を検出した際に、現在居る住人の種類に応じた訪問者対応処理を選択して実行させる。例えば、親が居る場合には、訪問者が来訪したことを報知する屋内通知を行い、子供しか居ない場合には、訪問者に要件を問い合わせる要件確認応答を行ってその回答結果を外出中の親などが所持している携帯端末に通知する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、訪問者の来訪を検出した際に訪問者対応処理を実行したり、屋内セキュリティを管理する屋内管理システムおよびプログラムに関する。
従来、訪問者の来訪を検出した際に、訪問者対応処理を実行するようにしたシステムとしては、例えば、監視カメラが訪問客や侵入者を捕捉したときに、その監視カメラの映像を移動端末へ送信するようにした監視システムが知られている(特許文献1参照)。
また、ホームセキュリティ管理システムとしては、監視カメラで撮影した動画像を携帯端末へ送信することによって家の内外部の詳細な情報や訪問者の識別や要件を外出先でも確認できるようにしたホームセキュリティシステムが知られている(特許文献2参照)。
特開2003−199088号公報 特開2001−076273号公報
上述した特許文献1の技術にあっては、監視カメラが訪問客や侵入者を捕捉したときの映像を外出先で知ることができ、また、特許文献2の技術にあっては、住人が外出先から家の内外部の状況を知ることができるが、何れの技術も、住人が留守の場合を前提とするものであった。
ところで、一般に、一般家庭には、近所の人、知人、配達人、集金人、外交員、不審者等、様々な人が来訪するが、例えば、小学生以下の子供にあっては、配達人、集金人、外交員が来訪しても適切な応対は困難であり、また、御年寄りにあっては、集金人、外交員との応対時に騙されたり、錯誤などのおそれがあった。また、小学生以下の子供、御年寄り、身体障害者、病人などしか家に居ないような場合に、見知らぬ者との応対は危険過ぎると言わざるを得ない。
一方、ホームセキュリティシステムの普及によって、家内には、例えば、扉の開閉を自動制御するドアロック装置、侵入者を撮影監視する監視カメラ、火災発生/ガス漏れ発生/ガラス破壊などを検知する各種センサ、非常事態の発生を外部に警報する非常通報装置などが設備されているが、これらの各セキュリティ装置を全て常時稼動させておくことは電力消費量が多くなる他、不必要な作動、過敏な作動、誤った作動も多くなり、また、外出する毎に各セキュリティ装置を稼動させる場合、その都度、家に誰が居るかを確認しなければならず、また、操作忘れなどの危険もある等の各種の問題があった。
第1の発明の課題は、訪問者の来訪を検出した際に、現在居る住人の種類に応じて適切な訪問者対応処理を実行できるようにすることである。
第2の発明の課題は、現在居る住人に応じてセキュリティシステムの動作状態を適切に制御できるようにすることである。
請求項1記載の発明(第1の発明)は、訪問者の来訪を検出した際に、訪問者対応処理を実行する屋内管理システムであって、現在居る住人を認識してその種類を特定する特定手段と、訪問者の来訪を検出した際に、前記特定された住人の種類に対応付けられている訪問者対応処理を選択して実行する制御手段とを具備したことを特徴とする。
なお、この場合の「住人」とは、一般的な意味合いとは異なり、家族の他、同居人および一時的な滞在者をも含むことを意味し、更に、家族であれば、居住の有無を問わないことを意味している(以下、同様)。
更に、コンピュータに対して、上述した請求項1記載の発明に示した主要機能を実現させるためのプログラムを提供する(請求項13記載の発明)。
なお、請求項1記載の発明は次のようなものであってもよい。
住人の種類は、応対能力や身体能力などの各人の能力特性に応じて任意に設定された分類情報であり、前記制御手段は、能力の高い住人が居る場合には、訪問者が来訪したことを報知する屋内通知を行い、能力の低い住人しか居ない場合には、訪問者に要件を問い合わせる要件確認応答を行ってその回答結果を能力の高い住人所持の携帯端末に通知する(請求項2記載の発明)。
前記特定手段は、現在居る住人を認識してその種類を特定する他に、訪問者を認識してその種類を特定し、前記制御手段は、前記特定された住人の種類と訪問者の種類との対応関係に従って訪問者対応処理を選択して実行する(請求項3記載の発明)。
すなわち、前記特定された住人の種類が子供の場合に、前記制御手段は、訪問者が知人であれば、訪問者が来訪したことを報知する屋内通知を行い、訪問者が宅配・集金人などの特定業者であれば、訪問者が来訪したことを報知する屋内通知と、外出中の大人が所持している携帯端末への通知と、訪問者に一時待機を促す待機応答を行い、訪問者が不定であれば、訪問者に要件を問い合わせる要件確認応答を行ってその回答結果を外出中の大人が所持している携帯端末への通知を行う(請求項4記載の発明)。
また、前記特定された住人の種類が御年寄り場合に、前記制御手段は、訪問者が知人あるいは宅配・集金人などの特定業者であれば、訪問者が来訪したことを報知する屋内通知を行う他に、訪問者に一時待機を促す待機応答を行い、訪問者が不定であれば、訪問者に要件を問い合わせる要件確認応答を行ってその回答結果を外出中の他の大人が所持している携帯端末に通知する(請求項5記載の発明)。
前記特定手段は、住人の入場・退場時に撮影された撮影画像と予め登録されている登録画像とを比較することによって住人の種類を特定する他、訪問者を撮影した撮影画像と予め登録されている登録画像とを比較することによって訪問者の種類を特定する(請求項6記載の発明)。
前記複数種の住人が居る場合には、その中から優先順位の高い種類を特定する(請求項6記載の発明)。
請求項8記載の発明(第2の発明)は、屋内セキュリティを管理する屋内管理システムであって、住人毎に予め登録されているセキュリティレベルを記憶管理するセキュリティ情報記憶手段と、現在居る住人を認識してその住人対応のセキュリティレベルを特定する特定手段と、この特定手段によって特定されたセキュリティレベルに従って屋内セキュリティシステムの動作状態を制御する制御手段とを具備したことを特徴とする。
更に、コンピュータに対して、上述した請求項8記載の発明に示した主要機能を実現させるためのプログラムを提供する(請求項14記載の発明)。
なお、請求項8記載の発明は次のようなものであってもよい。
前記セキュリティレベルは、屋内セキュリティシステムを非稼動状態とするオフレベルと、屋内セキュリティシステムを全稼動状態とするフルレベルと、それらの間のレベルとを含み、その中から任意に指定された何れかのセキュリティレベルを住人に対応付けて登録する(請求項9記載の発明)。
この場合、前記特定手段は、住人が現在居ない場合には前記フルレベルを特定するようにしてもよい(請求項10記載の発明)。
前記屋内セキュリティシステムは、ドアロック作動システム、監視カメラシステム、センサ検知システム、通報システム、訪問者対応システムなどであり、前記特定されたセキュリティレベルに従って各セキュリティシステムの動作状態を制御する(請求項11記載の発明)。
前記特定手段は、現在居る住人を認識すると共に、その現在の状態を認識し、この住人の現在の状態に応じてセキュリティレベルを特定する(請求項12記載の発明)。
請求項1記載の発明(第1の発明)によれば、訪問者の来訪を検出した際に、現在居る住人の種類に応じた訪問者対応処理を選択して実行するようにしたから、訪問者対応処理を常に固定化せず、例えば、親が居る場合、小学生以下の子供しか居ない場合などのように、現在、どのような種類の住人が居るかによって訪問者対応処理を変更することができ、現状に即した適切な対応が可能となる。
請求項2記載の発明によれば、上述した請求項1記載の発明と同様の効果を有する他、応対能力や身体能力などが高い住人(例えば、親)が居る場合には、訪問者が来訪したことを報知する屋内通知を行い、応対能力や身体能力などが低い住人(例えば、小学生以下の子供)しか居ない場合には、訪問者に要件を問い合わせる要件確認応答を行ってその回答結果を外出中の親などが所持している携帯端末に通知するようにしたから、留守番している子供などがむやみに訪問者と接触することを避けることができ、また、携帯端末を介して外出先から子供などに対して、応対の仕方などを適切に指示することも可能となる。
請求項3記載の発明によれば、上述した請求項1記載の発明と同様の効果を有する他、現在居る住人を認識してその種類を特定する他に、訪問者を認識してその種類を特定し、この住人の種類と訪問者の種類との対応関係に従って訪問者対応処理を選択して実行するようにしたから、住人の種類の他に訪問者の種類をも考慮することで、更に、実情に即した対応が可能となる。
この場合、請求項4記載の発明のように、特定された住人の種類が子供の場合に、訪問者が知人であれば、訪問者が来訪したことを報知する屋内通知を行い、訪問者が宅配・集金人などの特定業者であれば、訪問者が来訪したことを報知する屋内通知と、外出中の大人が所持している携帯端末への通知と、訪問者に一時待機を促す待機応答を行い、訪問者が不定であれば、訪問者に要件を問い合わせる要件確認応答を行ってその回答結果を外出中の大人が所持している携帯端末への通知を行うことができる。
また、請求項5記載の発明のように、特定された住人の種類が御年寄り場合に、訪問者が知人あるいは宅配・集金人などの特定業者であれば、訪問者が来訪したことを報知する屋内通知を行い、訪問者が不定であれば、訪問者に要件を問い合わせる要件確認応答を行ってその回答結果を外出中の他の大人が所持している携帯端末に通知することができる。
また、請求項6記載の発明のように、住人の入場・退場時に撮影された撮影画像と予め登録されている登録画像とを比較することによって住人の種類を特定する他、訪問者を撮影した撮影画像と予め登録されている登録画像とを比較することによって訪問者の種類を特定するようにしたから、住人の種類、訪問者の種類を容易かつ確実に行うことができる。
請求項7記載の発明によれば、上述した請求項1記載の発明と同様の効果を有する他、複数種の住人が居る場合には、その中から優先順位の高い種類を特定したから、例えば、優先順位が親>御年寄り>子供の順であれば、親が居れば、親に関する訪問者対応処理が実行され、御年寄りと子供が居る場合や御年寄りしか居ない場合には、御年寄りに関する訪問者対応処理が実行され、子供しか居ない場合には、子供に関する訪問者対応処理が実行される。
請求項8記載の発明(第2の発明)によれば、住人毎に予め登録されているセキュリティレベルが記憶管理されている状態において、現在居る住人を認識してその住人対応のセキュリティレベルを特定し、このセキュリティレベルに従って屋内セキュリティシステムの動作状態を制御するようにしたから、現在居る住人に応じたセキュリティ管理が可能となる。例えば、子供しか居ない場合や深夜の就寝中には、厳重なセキュリティ管理を行い、大勢居る昼間の時間帯では、厳重なセキュリティ管理よりも、不必要な作動、過敏な作動、誤った作動による煩わしさを防いだり、節電を図る方が得策の場合があるため、現在誰が居るかによって必要最低限のセキュリティ管理を行うなど、現在居る住人に応じたセキュリティ管理を実現することが可能となる。なお、屋内セキュリティシステムの動作状態として、システムの稼動/非稼動を制御するの他に、監視・検知頻度や強度などを制御するようにしてもよく、どのように制御するかは任意である。
この場合、セキュリティレベルは、屋内セキュリティシステムを非稼動状態とするオフレベルと、屋内セキュリティシステムを全稼動状態とするフルレベルと、それらの間のレベルとを含み、その中から任意に指定された何れかのセキュリティレベルを住人に対応付けて登録するようにしたから(請求項9記載の発明)、オフレベルからフルレベルまでの複数レベルの中から任意に選択されたレベルを住人別に登録することができ、木目細かな登録が可能となる。
また、住人が現在居ない場合(留守の場合)には、無条件に上述のフルレベルを選択するようにしたから(請求項10記載の発明)、現在、誰が居るかを確認しなくても厳重なセキュリティ管理が可能となる。
屋内セキュリティシステムは、ドアロック作動システム、監視カメラシステム、センサ検知システム、通報システム、訪問者対応システムなどであり、特定されたセキュリティレベルに従って各セキュリティシステムの動作状態を制御するようにしたから(請求項11記載の発明)、多くのセキュリティシステムの中からレベルに応じたシステムのみを稼動したり、その動作状態を制御することができる。
また、現在居る住人を認識すると共に、その現在の状態を認識し、この住人の現在の状態に応じてセキュリティレベルを特定するようにしたから(請求項12記載の発明)、例えば、就寝中か否かに応じたセキュリティ管理が可能となる。
(実施例1)
以下、図1〜図5を参照して本発明の第1実施例を説明する。
図1は、この実施例における屋内管理システムの全体構成の概要を示したブロック図である。
この屋内管理システムは、一般家庭用の屋内管理システムであり、訪問者の来訪を検出した際に、現在居る住人に応じた適切な訪問者対応処理を実行可能としたもので、このシステムの中核を成すホームコントローラ1には、カメラ付きインターフォン機能を有する訪問者対応システム2が専用ケーブルあるいは無線LAN(ローカル・エリア・ネットワーク)を介して接続されている。なお、ホームコントローラ1には、ホームセキュリティシステム3が専用ケーブルあるいは無線LANを介して接続されている。なお、ホームセキュリティシステム3については、後述する第2実施例で詳述するが、このホームセキュリティシステム3には、玄関の扉を自動制御するドアロックシステム31、帰宅者、訪問者、現在居る住人などを撮影監視する監視カメラシステム32、火災発生・ガス漏れ発生・ガラス破壊などを検知する各種センサシステム33、非常事態の発生を外部に報知する警報部34を有している。
ホームコントローラ1は、この屋内管理システムの全体を管理するもので、このCPU11は、記憶部12内のオペレーティングシステムや各種のアプリケーションソフトに従ってこのホームコントローラ1の全体動作を制御する中央演算処理装置である。記憶部12は、ハードディスク等の固定的なメモリであり、プログラム記憶領域とデータ記憶領域とを有している。この記憶部12内のプログラム記憶領域には、後述する図4および図5に示す動作手順に従って本実施例を実現する為のアプリケーションプログラムが格納され、また、データ記憶領域には、後述する図2および図3に示すデータ(住人テーブル、訪問者テーブル)が格納されている。このプログラムやデータは、必要に応じてワークメモリ13にロードされたり、このワークメモリ13内のデータが記憶部12にセーブされる。なお、記憶媒体14は、CD−ROM、DVD等の着脱自在なメモリであり、記憶部12やワークメモリ13との間においてプログラムや画像データ等の受け渡しを行う。
一方、CPU11には、その入出力周辺デバイスである操作部15、表示部16、カメラ撮影部17がバスラインを介して接続されており、入出力プログラムに従ってCPU11は、これらの入出力デバイスの動作制御を行う。
操作部15は、キーボードやタッチパネルを構成する入力部であり、文字列データや各種コマンドの入力を行う。表示部16は、フルカラー表示を行う液晶表示部等である。カメラ撮影部17は、CCDイメージセンサ等の撮像素子を備えたデジタルカメラであり、コントローラ本体の前面部に取り付けられ、応対者の顔を中心として自動撮影を行い、この撮影画像(ビデオ画像)を画像メモリ18へ順次転送する。
訪問者対応システム2は、入場センサ21、退場センサ22、屋内通知部23、インターフォン24、外部通信部25を有している。入場センサ21、退場センサ22は、玄関付近に設置された赤外線センサ等であり、家族や訪問者などの通過を検知してホームコントローラ1へ通知する。ここで、ホームコントローラ1は、この入場センサ21/退場センサ22から検知信号を受けた際に、監視カメラシステム32に対して玄関付近に居る入場者/退場者を撮影すべきことを指示し、これによって撮影された人物画像を取り込んで画像解析を行って人物認識を行う。この場合、住人であれば、その人物を特定するが、訪問者であれば、その種類(知人/宅配・集金人などの特定業者/不定者)を特定するようにしている。なお、監視カメラシステム32は、所定個所に設置された複数台の監視カメラ(デジタルスチルカメラあるいはデジタルビデオカメラ)を有し、各カメラは、広角撮影機能、ズーム機能等を有している。
屋内通知部23は、訪問者の来訪時に、訪問者が来訪したことを報知する屋内通知を行うもので、チャイムと共にメッセージ表示によってその旨を報知するようになっている。この場合、ホームコントローラ1は、現在居る住人と訪問者との関係を考慮して屋内通知を行うようにしている。インターフォン24は、屋内機器と屋外機器との間で通話を行うと共に、訪問者を撮影した画像を屋内から確認可能なもので、ホームコントローラ1は、訪問者に対して一時待機を促す待機応答メッセージ(音声メッセージや表示メッセージ)を屋外機器へ送信するが、この待機応答メッセージは、現在居る住人と訪問者との関係を考慮して行うようにしている。外部通信部25は、外出中の親が所持している携帯電話(図示せず)を広域ネットワーク経由で呼び出すものである。ここで、ホームコントローラ1は、例えば、子供しか居ない時に不定者(不審者など)が来訪したような場合に、訪問者に要件を問い合わせる要件確認応答を行ってその回答結果を親側の携帯電話へ送信するようにしている。
図2は、住人テーブル4の構成を示した図である。
この住人テーブル4は、住人に関する情報を記憶管理するもので、住人毎に、予め登録された「顔画像」、「種類」、「在宅フラグ」の各項目を有している。ここで、「顔画像」は、人物認識用として予め登録されたもので、顔を中心に撮影された撮影画像である。「種類」は、応対能力などの各人の能力特性に応じて任意に登録された住人の種類を示す分類情報であり、この実施例においては、一般的な能力差を考慮して住人を「親」、「御年寄り」、「子供」の3種類に分類した場合を示しているが、その他に、「子供」であっても、「幼稚園以下」、「小学生以下」のように分類したり、「御年寄り」であっても、健康状態や身体能力等によって分類してもよい。「在宅フラグ」は、その住人が現在居るか否かを示すフラグである。
図3は、訪問者テーブル5の構成を示した図である。
この訪問者テーブル5は、訪問者に関する情報を記憶管理するもので、知人毎に、予め登録された「顔画像」、「名前」の各項目を有し、宅配・集金人などの特定業者毎に、予め登録された「制服画像」、「名前」の各項目を有している。「顔画像」は、知人を認識するために予め登録されたものであり、また、「制服画像」は、宅配・集金人などの特定業者を認識するために予め登録されたものである。
次に、この第1実施例における屋内管理システムの動作概念を図4および図5に示すフローチャートを参照して説明する。ここで、これらのフローチャートに記述されている各機能は、読み取り可能なプログラムコードの形態で格納されており、このプログラムコードにしたがった動作が逐次実行される。また、伝送媒体を介して伝送されてきた上述のプログラムコードに従った動作を逐次実行することもできる。このことは後述する他の実施例においても同様であり、記録媒体の他に、伝送媒体を介して外部供給されたプログラム/データを利用してこの実施例特有の動作を実行することもできる。
図4および図5は、ホームコントローラ1が実行する訪問者対応処理を示したフローチャートである。
先ず、ホームコントローラ1は、入場センサ21からの検知信号の有無をチェックし、入場者が検知された場合には(ステップA1でYES)、監視カメラシステム32に対して玄関付近に居る入場者を撮影すべきことを指示し、これによって撮影された人物画像を取り込んで(ステップA2)、顔部分の画像を抽出する(ステップA3)。そして、この抽出画像(顔画像)と住人テーブル4内の各登録画像(顔画像)とを順次比較する(ステップA4)。その際、画像の顔の向き、大きさを補正した後、顔の輪郭、目、口、鼻、額等の形、位置、大きさ、髪型、メガネの有無と種類等を個別に比較する他、それらを総合比較することによって画像比較を行う(以下、同様)。
この結果、何れかの登録画像と特徴的に一致する場合には、住人が帰宅したものと判断し(ステップA5でYES)、ドアロックシステム31に対してドアロック解除指示を与え、玄関の扉を自動開放させると共に(ステップA6)、帰宅した住人に対応する住人テーブル4内の「在宅フラグ」をセットする(ステップA7)。そして、住人テーブル4内の各「在宅フラグ」を参照して、他の「在宅フラグ」のセット有無を調べる(ステップA8)。ここで、他の住人が既に帰宅している場合には、他の「在宅フラグ」はセットされているので、ステップA9に移り、「在宅フラグ」がセットされている各住人のうち、優先順位が最も高い種類を特定する。
なお、優先順位とは、応対能力の高い順を示し、「親」、「御年寄り」、「子供」の3種類のうち、優先順位は、「親」>「御年寄り」>「子供」となっている。従って、現在、「親」と「御年寄り」が在宅していれば、優先順位が最も高い種類として「親」が特定され、また、「御年寄り」と「子供」が在宅していれば、優先順位が最も高い種類として「御年寄り」が特定される。一方、他の「在宅フラグ」がセットされていなければ(ステップA8でNO)、該当者(今回帰宅した者)の種類を優先順位が最も高い種類として特定する(ステップA10)。以下、ステップA1に戻り、住人が帰宅する毎に上述の動作が実行される(ステップA1〜A10)。
一方、ホームコントローラ1は、退場センサ22からの検知信号の有無をチェックし、退場者が検知された場合、つまり、外出者(住人)が検知された場合には(ステップA11でYES)、監視カメラシステム32に対して玄関付近に居る外出者を撮影すべきことを指示し、これによって撮影された人物画像を取り込んで(ステップA12)、顔部分の画像を抽出する(ステップA13)。そして、この抽出画像(顔画像)と住人テーブル4内の各登録画像(顔画像)とを順次比較することによって外出者の特定を行う(ステップA14)。更に、ドアロックシステム31に対してドアロック解除指示を与え、玄関の扉を自動開放させると共に(ステップA15)、外出した住人に対応する住人テーブル4内の「在宅フラグ」をリセットする(ステップA16)。そして、住人テーブル4内の各「在宅フラグ」を参照して、他の「在宅フラグ」のセット有無を調べる(ステップA17)。ここで、他の「在宅フラグ」がセットされていなければ、「留守フラグ」をセットするが(ステップA18)、他の「在宅フラグ」がセットされていれば、上述のステップA9に移り、「在宅フラグ」がセットされている各住人のうち、優先順位が最も高い種類を特定する。
他方、上述したステップA5において、住人テーブル4内の各登録画像(顔画像)の何れにも特徴的に不一致の場合、つまり、入場者が住人でないことが判別された場合には、図5のステップA20に移り、上述した「留守フラグ」のセット有無をチェックし、「留守フラグ」がセットされている場合には、インターフォン24を介して訪問者に不在メッセージを応答出力すると共に、要件を問い合わせる確認メッセージを応答出力する(ステップA21)。この不在応答および要件確認応答は、音声メッセージや表示メッセージによって行われる。これによって訪問者から要件に関する回答結果(音声メッセージ)を受けた場合には、これを取り込んで録音した後(ステップA22)、現在外出中の親が所持している携帯端末を呼び出し、この入場者画像(訪問者画像)と共に録音内容(要件回答)を親の携帯端末へ通知する(ステップA23)。
また、留守フラグがリセットされている場合には(ステップA20でNO)、撮影画像から抽出した抽出画像(顔画像)と訪問者テーブル5内の各登録画像(知人の各顔画像)とを順次比較し(ステップA24)、何れかの登録画像と特徴的に一致する場合には、知人が来訪したものと判断し(ステップA25でYES)、屋内通知部23を介して知人が来訪した旨の屋内メッセージを通知すると共に(ステップA30)、訪問者(知人)に一時待機を促す待機応答を音声メッセージや表示メッセージによって行う(ステップA31)。
また、何れの登録画像にも特徴的に不一致の場合、つまり、入場者が知人でない場合には(ステップA25でNO)、撮影画像の服装部分に着目し、この服装画像と訪問者テーブル5内の各登録画像(業者の各服装画像)とを順次比較し(ステップA26)、何れかの登録画像と特徴的に一致する場合には、宅配・集金人などの特定業者が来訪したと判断する(ステップA27でYES)。そして、在宅者は、子供だけかをチェックする(ステップA28)。すなわち、上述したステップA9あるいはA10で特定された住人の種類が「子供」か否かを判別し、「親」あるいは「御年寄り」の場合には、上述した知人の場合と同様に、屋内通知部23を介して特定業者が来訪した旨の屋内メッセージを通知すると共に(ステップA30)、訪問者(特定業者)に一時待機を促す待機応答を音声メッセージや表示メッセージによって行う(ステップA31)。
子供だけが在宅している場合には(ステップA28でYES)、現在外出中の親が所持している携帯端末を呼び出して宅配・集金人などの特定業者が来訪した旨を通知する他に(ステップA29)、屋内通知部23を介して特定業者が来訪した旨の屋内メッセージを通知すると共に(ステップA30)、訪問者(特定業者)に一時待機を促す待機応答を音声メッセージや表示メッセージによって行う(ステップA31)。この場合、外出中の親は、子供の携帯端末を呼び出し、どのように応対すべきかの的確な指示を与えることができる。
訪問者が知人でなく(ステップA25でNO)、しかも、宅配・集金人などの特定業者でもなければ(ステップA27でNO)、すなわち、訪問者が不定(見知らぬ者)であれば、インターフォン24を介して訪問者に対して要件を問い合わせる確認メッセージを応答出力し(ステップA32)、これによって訪問者から要件に関する回答結果(音声メッセージ)を受けた場合には、これを取り込んで録音した後(ステップA33)、在宅者は親か否かを調べる(ステップA34)。つまり、上述したステップA9あるいはA10で特定された住人の種類が「親」か否かを判別し、「親」が在宅していれば、録音内容(要件内容)を読み出して屋内通知部23から通知出力するが(ステップA35)、親が居ない場合、つまり、「御年寄り」または「子供」が居る場合には(ステップA34でNO)、現在外出中の親が所持している携帯端末を呼び出し、この入場者画像(不定訪問者画像)と共に録音内容(要件回答)を親の携帯端末へ通知する(ステップA36)。
以上のように第1実施例におけるホームコントローラ1は、訪問者の来訪を検出した際に、現在在宅している住人の種類に応じた訪問者対応処理を選択して実行するようにしたから、訪問者対応処理を固定化せず、親が居る場合、子供しか居ない場合などのように、現在、どのような種類の住人が居るかによって訪問者対応処理を変更することができ、現状に即した適切な対応が可能となる。
すなわち、親が居る場合には、訪問者が来訪したことを報知する屋内通知を行い、子供しか居ない場合には、訪問者に要件を問い合わせる要件確認応答を行ってその回答結果を外出中の親などが所持している携帯端末に通知するようにしたから、留守番している子供などがむやみに訪問者と接触することを避けることができ、また、携帯端末を介して外出先から子供などに対して、応対の仕方などを適切に指示することが可能となる。
更に、現在居る住人を認識してその種類を特定する他に、訪問者を認識してその種類を特定し、この住人の種類と訪問者の種類との対応関係に従って訪問者対応処理を選択して実行するようにしたから、更に、実情に即した対応が可能となる。
この場合、特定された住人の種類が子供の場合に、訪問者が知人であれば、訪問者が来訪したことを報知する屋内通知を行い、訪問者が宅配・集金人などの特定業者であれば、訪問者が来訪したことを報知する屋内通知と、外出中の大人が所持している携帯端末への通知と、訪問者に一時待機を促す待機応答を行い、訪問者が不定であれば、訪問者に要件を問い合わせる要件確認応答を行ってその回答結果を外出中の親が所持している携帯端末への通知を行うことができる。
また、特定された住人の種類が御年寄り場合に、訪問者が知人あるいは宅配・集金人などの特定業者であれば、訪問者が来訪したことを報知する屋内通知を行い、訪問者が不定であれば、訪問者に要件を問い合わせる要件確認応答を行ってその回答結果を外出中の他の大人(親)が所持している携帯端末に通知することができる。
住人の入場・退場時に撮影された撮影画像と予め登録されている住人テーブル4内の登録画像とを比較することによって住人の種類を特定する他、訪問者を撮影した撮影画像と予め登録されている訪問者テーブル5内の登録画像とを比較することによって訪問者の種類を特定するようにしたから、住人の種類、訪問者の種類を容易かつ確実に行うことができる。
また、複数種の住人が居る場合には、その中から優先順位の高い種類を特定するようにしたから、例えば、優先順位が親>御年寄り>子供の順であれば、親が居れば、親に関する訪問者対応処理を実行することができ、御年寄りと子供が居る場合には、御年寄りに関する訪問者対応処理を実行することができ、子供しか居ない場合には、子供に関する訪問者対応処理を実行することができる。
なお、上述した第1実施例においては、住人テーブル4、訪問者テーブル5への登録については、特に言及しなかったが、住人テーブル4に対する登録は、各人毎に撮影した顔画像をその種類に対応付けて登録する作業を人数分繰り返して行えばよい。その際、画像認識率を高めるために、複数の顔画像を登録したり、定期的に顔画像を更新登録するようにしてもよい。同様に、訪問者テーブル5に対する登録も基本的には同様であるが、この場合、訪問者を撮影した撮影画像を収集保存しておき、この保存画像をリスト表示させ、訪問者(知人)毎に、その顔画像と名前とを対応付けて登録する作業を行う他、定期的にその顔画像を更新登録するようにすればよい。更に、訪問者テーブル5に特定業者の服装画像を登録する場合にも、保存画像をリスト表示させた状態において、その服装画像と名前とを対応付けて登録する作業を行う他、定期的にその服装画像を更新登録するようにすればよい。
上述した第1実施例においては、特定された住人の種類が子供の場合に、訪問者が宅配・集金人などの特定業者であれば、訪問者が来訪したことを報知する屋内通知と、外出中の大人が所持している携帯端末への通知と、訪問者に一時待機を促す待機応答を行うようにしたが、例えば、ホームコントローラ1は、宅配・集金人などの特定業者毎に、その応対の仕方を説明するための業者応対メッセージを予め記憶管理しておき、来訪した業者を認識した際に、この業者に対応付けられている業者応対メッセージを読み出して子供所持の携帯端末などに案内出力するようにしてもよい。
また、上述した第1実施例においては、特定された住人の種類が子供あるいは御年寄りの場合に、訪問者が不定であれば、訪問者に要件を問い合わせる要件確認応答を行ってその回答結果を外出中の親が所持している携帯端末への通知するようにしたが、ホームコントローラ1は、訪問者が不定であることを認識した際に、応対しないことを報知する応対不可メッセージを子供所持あるいは御年寄りの所持の携帯端末などに案内出力するようにしてもよい。
上述した第1実施例においては、住人の入場・退場時に撮影された撮影画像と住人テーブル4内の登録画像とを比較することによって住人の種類を特定する他、訪問者を撮影した撮影画像と訪問者テーブル5内の登録画像とを比較することによって訪問者の種類を特定するようにしたが、画像比較による特定の他に、他の人物認証、例えば、音声認識、虹彩認識などによって住人や訪問者の種類を特定するようにしてもよい。
また、住人の種類を「親」、「御年寄り」、「子供」としたが、その他に、「子供」であっても、「幼稚園以下」、「小学生以下」、「中学生以上」のように分類したり、「大人」、「御年寄り」であっても、健康状態や身体能力等によって分類するようにしてもよい。更に、住人としては、上述した如く、家族の他、同居人や一時的な滞在者をも含むようにしてもよく、また、家族であれば、居住の有無を問わない。
また、訪問者の種類を「知人」、「特定業者」「不定者」としたが、「知人」であっても、誰の知人かによって分類するようにしてもよい。
一方、コンピュータに対して、上述した各手段を実行させるためのプログラムコードをそれぞれ記録した記録媒体(例えば、CD−ROM、フレキシブルディスク、RAMカード等)を提供するようにしてもよい。すなわち、コンピュータが読み取り可能なプログラムコードを有する記録媒体であって、現在居る住人を認識してその種類を特定する機能と、訪問者の来訪を検出した際に、前記特定された住人の種類に対応付けられている訪問者対応処理を選択して実行する機能とを実現させるためのプログラムを記録したコンピュータが読み取り可能な記録媒体を提供するようにしてもよい。
(実施例2)
以下、この発明の第2実施例について図6〜図9を参照して説明する。
なお、上述した第1実施例においては、訪問者の来訪を検出した際に、現在居る住人の種類に応じて適切な訪問者対応処理を実行するようにしたが、この第2実施例においては、ホームセキュリティシステム3を構成するドアロックシステム31、監視カメラシステム32、各種センサシステム33、警報部34のうち、現在居る住人に応じて適切なセキュリティシステムを稼動するようにしたものである。すなわち、住人毎に予め登録されているセキュリティレベルが記憶管理されている状態において、現在居る住人を認識してその住人対応のセキュリティレベルを特定すると共に、このセキュリティレベルに従って屋内セキュリティシステムを稼動するようにしたものである。
ここで、両実施例において基本的あるいは名称的に同一のものは、同一符号を付して示し、その説明を省略すると共に、以下、第2実施例の特徴部分を中心に説明するものとする。
この第2実施例においては、ホームコントローラ1側には、上述した住人テーブル4の他に、図6に示すセキュリティレベル管理テーブル6および図7に示すセキュリティ制御テーブル7が設けられている。
セキュリティレベル管理テーブル6は、図6に示すように、住人の種類に応じたセキュリティレベルを記憶管理するもので、「住人の種類」、「住人の状態」、「セキュリティレベル」の各項目を有する構成となっている。「住人の種類」は、上述した第1実施例と同様に、一般的な能力差を考慮して住人を「親」、「御年寄り」、「子供」の3種類に分類した場合を示している。「住人の状態」は、家に居る住人の現在の状態を示したもので、この例では、「就寝中」か、その他の「通常状態」かを示している。
「セキュリティレベル」は、ホームセキュリティシステム3を構成するドアロックシステム31、監視カメラシステム32、各種センサシステム33、警報部(通報)34のうち、どのセキュリティシステムを稼動するかを示すもので、セキュリティレベル管理テーブル6には、予め決められている複数種のセキュリティレベルのうち、現在居る住人の種類とその状態に相応しいセキュリティレベルが設定されている。この例では、複数種のセキュリティレベルとして、各セキュリティシステムの全てを非稼動状態とする「オフレベル:off」と、各セキュリティシステムの全てを稼動状態とする「フルレベル:full」と、それらの間の「第1レベル」、「第2レベル」からなる4段階のレベルを有している。
図7は、セキュリティ制御テーブル7の構成を示した図である。
このセキュリティ制御テーブル7は、複数種のセキュリティレベルに対応して各セキュリティシステムの稼動/非稼動を指示するための制御情報を記憶管理するものであり、マトリックス状の表内において、その縦方向には「セキュリティレベル」、横方向には制御対象の「セキュリティシステム」が定義され、また、縦横の交差部分(セル部分)には、「稼動」、「非稼動」を示す制御情報が設定されている。なお、図中、○印は、「稼動」、×印は、「非稼動」を示す制御情報である。この場合、図示の例では、玄関の扉を自動制御するためのドアロックシステム31には、全てのセキュリティレベル、つまり、「オフレベル」、「第1レベル」、「第2レベル」、「フルレベル」に対応して「稼動」が設定されている。
監視カメラシステム32には、「オフレベル」を除く、他の全てのセキュリティレベルに対応して「稼動」が設定されている。各種センサシステム33は、火災発生検知センサ、ガス漏れ発生検知センサ、ガラス破壊検知センサを有しているが、火災発生検知センサおよびガス漏れ発生検知センサには、「オフレベル」を除く、他の全てのセキュリティレベルに対応して「稼動」が設定され、ガラス破壊検知センサには、「フルレベル」を除く、他の全てのセキュリティレベルに対応して「非稼動」が設定されている。更に、非常事態の発生を警備会社等の外部に知らせるための警報部(通報)34には、「オフレベル」、「第1レベル」に対応して「非稼動」が設定され、「第2レベル」、「フルレベル」に対応して「稼動」が設定されている。
図8および図9は、現在居る住人に応じてセキュリティシステムの稼動を制御する場合の動作を示したフローチャートである。
先ず、ホームコントローラ1は、入場センサ21からの検知信号の有無をチェックし、入場者が検知された場合には(ステップB1でYES)、監視カメラシステム32に対して玄関付近に居る入場者を撮影すべきことを指示し、これによって撮影された人物画像を取り込んで(ステップB2)、顔部分の画像を抽出する(ステップB3)。そして、この抽出画像(顔画像)と住人テーブル4内の各登録画像(顔画像)とを順次比較する(ステップB4)。
この結果、何れかの登録画像と特徴的に一致する場合には、住人が帰宅したものと判断し(ステップB5でYES)、ドアロックシステム31に対してドアロック解除指示を与え、玄関の扉を自動開放させると共に(ステップB6)、帰宅した住人に対応する住人テーブル4内の「在宅フラグ」をセットする(ステップB7)。そして、住人テーブル4内の各「在宅フラグ」を参照して、他の「在宅フラグ」のセット有無を調べる(ステップB8)。ここで、他の住人が既に帰宅している場合には、他の「在宅フラグ」はセットされているので、ステップB9に移り、「在宅フラグ」がセットされている各住人のうち、優先順位が最も高い種類を特定する。なお、この場合においても、優先順位とは、応対能力の高い順を示し、「親」、「御年寄り」、「子供」の3種類のうち、優先順位は、「親」>「御年寄り」>「子供」となっている。従って、現在、「親」と「御年寄り」が在宅していれば、優先順位が最も高い種類として「親」が特定され、また、「御年寄り」と「子供」が在宅していれば、優先順位が最も高い種類として「御年寄り」が特定される。一方、他の「在宅フラグ」がセットされていなければ(ステップB8でNO)、優先順位が最も高い種類として、該当者(今回帰宅した者)の種類が特定される(ステップB10)。以下、住人が帰宅する毎に上述の動作が実行される。
他方、ホームコントローラ1は、退場センサ22からの検知信号の有無をチェックし、退場者が検知された場合、つまり、外出者(住人)が検知された場合には(ステップB11でYES)、監視カメラシステム32に対して玄関付近に居る外出者を撮影すべきことを指示し、これによって撮影された人物画像を取り込んで(ステップB12)、顔部分の画像を抽出する(ステップB13)。そして、この抽出画像(顔画像)と住人テーブル4内の各登録画像(顔画像)とを順次比較することによって外出者の特定を行う(ステップB14)。
更に、ドアロックシステム31に対してドアロック解除指示を与え、玄関の扉を自動開放させると共に(ステップB15)、外出した住人に対応する住人テーブル4内の「在宅フラグ」をリセットする(ステップB16)。そして、住人テーブル4内の各「在宅フラグ」を参照して、他の「在宅フラグ」のセット有無を調べる(ステップB17)。ここで、他の「在宅フラグ」がセットされていなければ、「留守フラグ」をセットするが(ステップB18)、他の「在宅フラグ」がセットされていれば、上述のステップB9に移り、「在宅フラグ」がセットされている各住人のうち、優先順位が最も高い種類を特定する。
このような帰宅・外出処理の非実行タイミングでは(ステップB1、B11でNO)、セキュリティ制御処理の実行に移る。すなわち、「留守フラグ」のセット有無をチェックし(ステップB20)、「留守フラグ」がセットされている場合には、セキュリティレベルとして無条件に「フルレベル」を選択して、全てのセキュリティシステムを稼動状態に設定するが(ステップB21)、「留守フラグ」がリセットされている場合には(ステップB20でNO)、「在宅フラグ」がセットされている在宅中の住人のうち、上述のステップB9あるいはB10で特定した種類の住人を監視カメラシステム32(屋内監視カメラ)によって監視し続けながらその状態をチェックする。
すなわち、各人の寝室に設置された屋内監視カメラによって撮影された撮影画像を取り込み(ステップB22)、この撮影画像を解析することによって就寝中か否かの住人の状態を認識し、就寝中でなければ、「通常状態」あることを認識する(ステップB23)。そして、特定した住人の種類とその現在の状態に基づいてセキュリティレベル管理テーブル6をアクセスし、これらに該当するセキュリティレベルを選択的に読み出す(ステップB24)。そして、選択されたセキュリティレベルに基づいてセキュリティ制御テーブル7をアクセスし、各セキュリティシステムの稼動/非稼動を認識して、その動作制御を行う(ステップB25)。
以上のように、この第2実施例においてホームコントローラ1は、セキュリティレベル管理テーブル6、セキュリティ制御テーブル7が記憶管理されている状態において、現在居る住人の種類を認識してその住人対応のセキュリティレベルを特定し、このセキュリティレベルに従って屋内セキュリティシステムの稼動を制御するようにしたから、現在居る住人に応じたセキュリティ管理が可能となる。例えば、子供しか居ない場合や深夜の就寝中には、厳重なセキュリティ管理を行い、大勢居る昼間の時間帯では、厳重なセキュリティ管理よりも、不必要な作動、過敏な作動、誤った作動による煩わしさを防いだり、節電を図る方が得策の場合があるため、現在誰が居るかによって必要最低限のセキュリティ管理を行うなど、現在居る住人に応じたセキュリティ管理を実現することが可能となる。
この場合、セキュリティレベルとしては、「オフレベル」、「フルレベル」、「第1レベル」、「第2レベル」を有し、その中から任意に指定された何れかのセキュリティレベルを住人の種類に対応付けて登録するようにしたから、オフレベルからフルレベルまでの4種類のレベルの中から任意に選択されたレベルを住人の種類に応じて登録することができ、木目細かな登録が可能となる。また、住人が現在居ない留守の場合には、無条件にフルレベルとしたから、厳重なセキュリティ管理が可能となる。また、特定された住人の種類の他に、その現在の状態を認識し、住人の種類と現在の状態に応じてセキュリティレベルを選択するようにしたから、例えば、就寝中か否かのように実情に応じたセキュリティ管理が可能となる。
なお、上述した第2実施例においては、住人の種類として「親」、「御年寄り」、「子供」としたが、その他に、「子供」であっても、「幼稚園以下」、「小学生以下」、「中学生以上」のように分類したり、「大人」、「御年寄り」であっても、健康状態や身体能力等によって分類するようにしてもよい。更に、住人としては、上述した如く、家族の他、同居人や一時的な滞在者をも含むようにしてもよく、また、家族であれば、居住の有無を問わない。
また、住人の状態として「就寝中」、「通常」を例示した場合を説明したが、その他に、例えば、「入浴中」、「洗髪中」等を認識するようにしてもよい。
更に、上述した第2実施例においては、各セキュリティシステムの稼動/非稼動を制御するようにしたが、各セキュリティシステムの監視頻度、検知頻度あるいは強度などを制御するようにしてもよい。
一方、コンピュータが読み取り可能なプログラムコードを有する記録媒体であって、住人毎に予め登録されているセキュリティレベルを記憶管理する機能と、現在居る住人を認識してその住人対応のセキュリティレベルを特定する機能と、特定されたセキュリティレベルに従って屋内セキュリティシステムの稼動を制御する機能とを実現させるためのプログラムを記録したコンピュータが読み取り可能な記録媒体を提供するようにしてもよい。
屋内管理システムの全体構成の概要を示したブロック図。 ホームコントローラ1側に設けられている住人テーブル4の構成を示した図。 ホームコントローラ1側に設けられている訪問者テーブル5の構成を示した図。 ホームコントローラ1が実行する訪問者対応処理を示したフローチャート。 図4に続く、フローチャート。 第2実施例において、ホームコントローラ1側に設けられているセキュリティレベル管理テーブル6の構成を示した図。 第2実施例において、ホームコントローラ1側に設けられているセキュリティ制御テーブル7の構成を示した図。 第2実施例において、現在居る住人に応じてセキュリティシステムの稼動を制御する場合の動作を示したフローチャート。 図8に続く、フローチャート。
符号の説明
1 ホームコントローラ
2 訪問者対応システム
3 ホームセキュリティシステム
4 住人テーブル
5 訪問者テーブル
6 セキュリティレベル管理テーブル
7 セキュリティ制御テーブル
11 CPU
12 記憶部
15 操作部
16 表示部
17 カメラ撮影部
21 入場センサ
22 退場センサ
23 屋内通知部
24 インターフォン
25 外部通信部
31 ドアロックシステム
32 監視カメラシステム
33 各種センサシステム
34 警報部

Claims (14)

  1. 訪問者の来訪を検出した際に、訪問者対応処理を実行する屋内管理システムであって、
    現在居る住人を認識してその種類を特定する特定手段と、
    訪問者の来訪を検出した際に、前記特定された住人の種類に対応付けられている訪問者対応処理を選択して実行する制御手段と、
    を具備したことを特徴とする屋内管理システム。
  2. 住人の種類は、応対能力や身体能力などの各人の能力特性に応じて任意に設定された分類情報であり、
    前記制御手段は、能力の高い住人が居る場合には、訪問者が来訪したことを報知する屋内通知を行い、能力の低い住人しか居ない場合には、訪問者に要件を問い合わせる要件確認応答を行ってその回答結果を能力の高い住人所持の携帯端末に通知する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の屋内管理システム。
  3. 前記特定手段は、現在居る住人を認識してその種類を特定する他に、訪問者を認識してその種類を特定し、
    前記制御手段は、前記特定された住人の種類と訪問者の種類との対応関係に従って訪問者対応処理を選択して実行する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の屋内管理システム。
  4. 前記特定された住人の種類が子供の場合に、前記制御手段は、訪問者が知人であれば、訪問者が来訪したことを報知する屋内通知を行い、訪問者が宅配・集金人などの特定業者であれば、訪問者が来訪したことを報知する屋内通知と、外出中の大人が所持している携帯端末への通知と、訪問者に一時待機を促す待機応答を行い、訪問者が不定であれば、訪問者に要件を問い合わせる要件確認応答を行ってその回答結果を外出中の大人が所持している携帯端末への通知を行う、
    ようにしたことを特徴とする請求項3記載の屋内管理システム。
  5. 前記特定された住人の種類が御年寄り場合に、前記制御手段は、訪問者が知人あるいは宅配・集金人などの特定業者であれば、訪問者が来訪したことを報知する屋内通知を行い、訪問者が不定であれば、訪問者に要件を問い合わせる要件確認応答を行ってその回答結果を外出中の他の大人が所持している携帯端末に通知する、
    ようにしたことを特徴とする請求項3記載の屋内管理システム。
  6. 前記特定手段は、住人の入場・退場時に撮影された撮影画像と予め登録されている登録画像とを比較することによって住人の種類を特定する他、訪問者を撮影した撮影画像と予め登録されている登録画像とを比較することによって訪問者の種類を特定する、
    ようにしたことを特徴とする請求項3記載の屋内管理システム。
  7. 前記複数種の住人が居る場合には、その中から優先順位の高い種類を特定する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の屋内管理システム。
  8. 屋内セキュリティを管理する屋内管理システムであって、
    住人毎に予め登録されているセキュリティレベルを記憶管理するセキュリティ情報記憶手段と、
    現在居る住人を認識してその住人対応のセキュリティレベルを特定する特定手段と、
    この特定手段によって特定されたセキュリティレベルに従って屋内セキュリティシステムの動作状態を制御する制御手段と、
    を具備したことを特徴とする屋内管理システム。
  9. 前記セキュリティレベルは、屋内セキュリティシステムを非稼動状態とするオフレベルと、屋内セキュリティシステムを全稼動状態とするフルレベルと、それらの間のレベルとを含み、その中から任意に指定された何れかのセキュリティレベルを住人に対応付けて登録する、
    ようにしたことを特徴とする請求項8記載の屋内管理システム。
  10. 前記特定手段は、住人が現在居ない場合には前記フルレベルを特定する、
    ようにしたことを特徴とする請求項9記載の屋内管理システム。
  11. 前記屋内セキュリティシステムは、ドアロック作動システム、監視カメラシステム、センサ検知システム、通報システム、訪問者対応システムなどであり、前記特定されたセキュリティレベルに従って各セキュリティシステムの動作状態を制御する、
    ようにしたことを特徴とする請求項8記載の屋内管理システム。
  12. 前記特定手段は、現在居る住人を認識すると共に、その現在の状態を認識し、この住人の現在の状態に応じてセキュリティレベルを特定する、
    ようにしたことを特徴とする請求項8記載の屋内管理システム。
  13. コンピュータに対して、
    現在居る住人を認識してその種類を特定する機能と、
    訪問者の来訪を検出した際に、前記特定された住人の種類に対応付けられている訪問者対応処理を選択して実行する機能と、
    を実現させるためのプログラム。
  14. コンピュータに対して、
    住人毎に予め登録されているセキュリティレベルを記憶管理する機能と、
    現在居る住人を認識してその住人対応のセキュリティレベルを特定する機能と、
    特定されたセキュリティレベルに従って屋内セキュリティシステムの動作状態を制御する機能と、
    を実現させるためのプログラム。
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