JP2002203287A - 移動体通信端末を利用した介護支援システムおよび介護支援方法 - Google Patents
移動体通信端末を利用した介護支援システムおよび介護支援方法Info
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- JP2002203287A JP2002203287A JP2000353758A JP2000353758A JP2002203287A JP 2002203287 A JP2002203287 A JP 2002203287A JP 2000353758 A JP2000353758 A JP 2000353758A JP 2000353758 A JP2000353758 A JP 2000353758A JP 2002203287 A JP2002203287 A JP 2002203287A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 無線による通信技術を介護支援に応用するこ
とで、介護支援の高効率化と迅速化とを図る。 【解決手段】 建物内の要介護者の情報を検出する検出
手段11と、この検出手段11による検出情報を文字情
報や画像情報として処理し、管理サーバ2を経由して携
帯電話機4に送信するためのコントローラ12およびパ
ソコン13とを備えており、情報を受信した携帯電話機
4において住宅内の要介護者の様子を把握可能とする。
とで、介護支援の高効率化と迅速化とを図る。 【解決手段】 建物内の要介護者の情報を検出する検出
手段11と、この検出手段11による検出情報を文字情
報や画像情報として処理し、管理サーバ2を経由して携
帯電話機4に送信するためのコントローラ12およびパ
ソコン13とを備えており、情報を受信した携帯電話機
4において住宅内の要介護者の様子を把握可能とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、対象とする住宅内
の要介護者の様子を遠隔地において把握することのでき
る介護支援システムおよび介護支援方法に係り、特に、
遠隔地での把握媒体として移動体通信端末を利用した介
護支援システムおよび介護支援方法に関する。
の要介護者の様子を遠隔地において把握することのでき
る介護支援システムおよび介護支援方法に係り、特に、
遠隔地での把握媒体として移動体通信端末を利用した介
護支援システムおよび介護支援方法に関する。
【0002】
【従来の技術】来る高齢化社会に対応して、従来より、
種々の介護支援システムおよび介護支援方法が提案され
ている。
種々の介護支援システムおよび介護支援方法が提案され
ている。
【0003】この介護支援システムおよび介護支援方法
は、各地域に介護支援センターを設置し、その地域内の
各家庭に設置した監視装置(各種センサやカメラ装置
等)と、介護支援センターに設置されたホストコンピュ
ータとを通信回線で接続するシステム構成となってい
る。そして、その監視装置からの信号を通信回線を経由
して介護支援センターのホストコンピュータで受信し、
緊急事態が発生したときには、介護支援センターの係員
から連絡を受けた職員等が、その個人の住宅に駆け付け
るといったシステムとなっている。また、緊急事態が発
生したときには、係員から、別居している家族にも電話
等で連絡が入るようになっている。
は、各地域に介護支援センターを設置し、その地域内の
各家庭に設置した監視装置(各種センサやカメラ装置
等)と、介護支援センターに設置されたホストコンピュ
ータとを通信回線で接続するシステム構成となってい
る。そして、その監視装置からの信号を通信回線を経由
して介護支援センターのホストコンピュータで受信し、
緊急事態が発生したときには、介護支援センターの係員
から連絡を受けた職員等が、その個人の住宅に駆け付け
るといったシステムとなっている。また、緊急事態が発
生したときには、係員から、別居している家族にも電話
等で連絡が入るようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな介護支援システムおよび介護支援方法では、介護を
依頼している家族にとっては、緊急事態が発生したとき
にしか介護支援センターから連絡が来ず、日常の様子を
知りたい場合には、いちいち、介護支援センターに問い
合わせをしなければならないといった問題があった。ま
た、介護支援センターでも、特定の個人を常に監視して
いるわけではないので、家族から突然問い合わせがあっ
ても、即座に対応できないといった問題があった。
うな介護支援システムおよび介護支援方法では、介護を
依頼している家族にとっては、緊急事態が発生したとき
にしか介護支援センターから連絡が来ず、日常の様子を
知りたい場合には、いちいち、介護支援センターに問い
合わせをしなければならないといった問題があった。ま
た、介護支援センターでも、特定の個人を常に監視して
いるわけではないので、家族から突然問い合わせがあっ
ても、即座に対応できないといった問題があった。
【0005】ところで、最近では、携帯電話機等の急速
な普及に見られるように、無線による高度な通信網が急
速に拡大しつつある。このような無線による通信技術を
介護支援システムに応用できれば、家族等は時間や場所
を選ばずに要介護者の様子を把握することができる。ま
た、音声や画像などの処理技術も向上していることか
ら、これらを介護支援システムに有効に組み込むことに
より、介護支援の高効率化、迅速化が可能となる。当然
にこのシステムは、介護の委託を受けた介護人が利用す
ることも可能である。
な普及に見られるように、無線による高度な通信網が急
速に拡大しつつある。このような無線による通信技術を
介護支援システムに応用できれば、家族等は時間や場所
を選ばずに要介護者の様子を把握することができる。ま
た、音声や画像などの処理技術も向上していることか
ら、これらを介護支援システムに有効に組み込むことに
より、介護支援の高効率化、迅速化が可能となる。当然
にこのシステムは、介護の委託を受けた介護人が利用す
ることも可能である。
【0006】本発明はかかる観点に鑑みて創案されたも
ので、その目的は、無線による通信技術を介護支援に応
用することで、介護支援の高効率化と迅速化とを図った
移動体通信端末を利用した介護支援システムおよび介護
支援方法を提供することにある。
ので、その目的は、無線による通信技術を介護支援に応
用することで、介護支援の高効率化と迅速化とを図った
移動体通信端末を利用した介護支援システムおよび介護
支援方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の移動体通信端末を利用した介護支援システ
ムは、住宅内の要介護者の情報を検出する検出手段と、
この検出手段による検出情報を文字および/または画像
情報として移動体通信端末に送信する送信手段とを備
え、情報を受信した移動体通信端末において住宅内の要
介護者の様子を把握可能としたものである。また、本発
明の移動体通信端末を利用した介護支援方法は、住宅内
の要介護者の情報を検出する段階と、この検出情報を文
字および/または画像情報として移動体通信端末に送信
する段階と、情報を受信した移動体通信端末において住
宅内の要介護者の様子を把握する段階とを備えたもので
ある。これにより、例えば別居している(若しくは、遠
隔地に住んでいる)家族は、検出手段により検出された
要介護者宅の情報を、移動体通信端末を利用して、いつ
でも、どこにいても入手することが可能となる。
め、本発明の移動体通信端末を利用した介護支援システ
ムは、住宅内の要介護者の情報を検出する検出手段と、
この検出手段による検出情報を文字および/または画像
情報として移動体通信端末に送信する送信手段とを備
え、情報を受信した移動体通信端末において住宅内の要
介護者の様子を把握可能としたものである。また、本発
明の移動体通信端末を利用した介護支援方法は、住宅内
の要介護者の情報を検出する段階と、この検出情報を文
字および/または画像情報として移動体通信端末に送信
する段階と、情報を受信した移動体通信端末において住
宅内の要介護者の様子を把握する段階とを備えたもので
ある。これにより、例えば別居している(若しくは、遠
隔地に住んでいる)家族は、検出手段により検出された
要介護者宅の情報を、移動体通信端末を利用して、いつ
でも、どこにいても入手することが可能となる。
【0008】また、本発明の移動体通信端末を利用した
介護支援システムは、上記構成において、前記検出手段
が人体感知センサ、非接触電磁波センサ、およびカメラ
装置であることを特徴とする。これにより、例えば別居
している家族は、これらセンサの検知情報やデジタルカ
メラ等で撮影された要介護者宅の映像(動画または静止
画)を、移動体通信端末を利用して随時入手することが
可能となる。
介護支援システムは、上記構成において、前記検出手段
が人体感知センサ、非接触電磁波センサ、およびカメラ
装置であることを特徴とする。これにより、例えば別居
している家族は、これらセンサの検知情報やデジタルカ
メラ等で撮影された要介護者宅の映像(動画または静止
画)を、移動体通信端末を利用して随時入手することが
可能となる。
【0009】また、本発明の移動体通信端末を利用した
介護支援システムは、上記構成において、前記検出手段
は、カメラ装置による要介護者の撮影映像に基づいて要
介護者の移動速度を検出し、その移動速度が予め設定さ
れている閾値よりも速い場合には、要介護者が転倒した
と判断して、前記送信手段より転倒情報を前記移動体通
信端末に送信することを特徴とする。また、本発明の移
動体通信端末を利用した介護支援方法は、上記方法にお
いて、住宅内の要介護者の情報を検出する段階が、カメ
ラ装置による要介護者の撮影映像に基づいて要介護者の
移動速度を検出するステップと、その移動速度が予め設
定されている閾値よりも速い場合には、要介護者が転倒
したと判断するステップと、判断結果である転倒情報を
移動体通信端末に送信するステップとからなるものであ
る。これにより、要介護者が転倒したことを、別居して
いる家族は、移動体通信端末を介して知ることができ
る。このとき、デジタルカメラ等で撮影された要介護者
の映像(動画または静止画)も送信することで、本当に
要介護者が転倒したのかどうかを画像によっても確認す
ることができる。
介護支援システムは、上記構成において、前記検出手段
は、カメラ装置による要介護者の撮影映像に基づいて要
介護者の移動速度を検出し、その移動速度が予め設定さ
れている閾値よりも速い場合には、要介護者が転倒した
と判断して、前記送信手段より転倒情報を前記移動体通
信端末に送信することを特徴とする。また、本発明の移
動体通信端末を利用した介護支援方法は、上記方法にお
いて、住宅内の要介護者の情報を検出する段階が、カメ
ラ装置による要介護者の撮影映像に基づいて要介護者の
移動速度を検出するステップと、その移動速度が予め設
定されている閾値よりも速い場合には、要介護者が転倒
したと判断するステップと、判断結果である転倒情報を
移動体通信端末に送信するステップとからなるものであ
る。これにより、要介護者が転倒したことを、別居して
いる家族は、移動体通信端末を介して知ることができ
る。このとき、デジタルカメラ等で撮影された要介護者
の映像(動画または静止画)も送信することで、本当に
要介護者が転倒したのかどうかを画像によっても確認す
ることができる。
【0010】また、本発明の移動体通信端末を利用した
介護支援システムは、上記各構成において、前記検出手
段は、カメラ装置による要介護者の撮影映像に基づいて
要介護者の移動の有無を検出し、要介護者が予め設定さ
れている一定時間以上動かなかった場合には、前記送信
手段より要介護者が動かない旨の情報を前記移動体通信
端末に送信することを特徴とする。また、本発明の移動
体通信端末を利用した介護支援方法は、上記各方法にお
いて、住宅内の要介護者の情報を検出する段階が、カメ
ラ装置による要介護者の撮影映像に基づいて要介護者の
移動の有無を検出するステップと、要介護者が予め設定
されている一定時間以上動かなかった場合には、要介護
者が動かない旨の情報を移動体通信端末に送信するステ
ップとからなるものである。これにより、要介護者が動
かないことを、別居している家族は、移動体通信端末を
介して知ることができる。このとき、デジタルカメラ等
で撮影された要介護者の映像(動画または静止画)も送
信することで、本当に要介護者が動いていないのかどう
かを画像によっても確認することができる。
介護支援システムは、上記各構成において、前記検出手
段は、カメラ装置による要介護者の撮影映像に基づいて
要介護者の移動の有無を検出し、要介護者が予め設定さ
れている一定時間以上動かなかった場合には、前記送信
手段より要介護者が動かない旨の情報を前記移動体通信
端末に送信することを特徴とする。また、本発明の移動
体通信端末を利用した介護支援方法は、上記各方法にお
いて、住宅内の要介護者の情報を検出する段階が、カメ
ラ装置による要介護者の撮影映像に基づいて要介護者の
移動の有無を検出するステップと、要介護者が予め設定
されている一定時間以上動かなかった場合には、要介護
者が動かない旨の情報を移動体通信端末に送信するステ
ップとからなるものである。これにより、要介護者が動
かないことを、別居している家族は、移動体通信端末を
介して知ることができる。このとき、デジタルカメラ等
で撮影された要介護者の映像(動画または静止画)も送
信することで、本当に要介護者が動いていないのかどう
かを画像によっても確認することができる。
【0011】また、本発明の移動体通信端末を利用した
介護支援システムは、上記各構成において、前記検出手
段は、人体感知センサおよび/または非接触電磁波セン
サによる人体感知および/または移動の有無により、予
め設定された所定時間が経過しても所定の場所から出て
こない場合には、前記送信手段より異常情報を前記移動
体通信端末に送信することを特徴とする。また、本発明
の移動体通信端末を利用した介護支援方法は、上記各方
法において、住宅内の要介護者の情報を検出する段階
が、人体感知センサおよび/または非接触電磁波センサ
による人体感知および/または移動の有無を検知するス
テップと、人体感知および/または移動の有無の検知に
より、予め設定された所定時間が経過しても所定の場所
から出てこない場合には、異常情報を移動体通信端末に
送信するステップとからなるものである。これにより、
要介護者が例えばトイレに入ってから30分以上出てこ
ないとか、浴室から1時間以上出てこないといったこと
を、別居している家族は、移動体通信端末を介して知る
ことができる。
介護支援システムは、上記各構成において、前記検出手
段は、人体感知センサおよび/または非接触電磁波セン
サによる人体感知および/または移動の有無により、予
め設定された所定時間が経過しても所定の場所から出て
こない場合には、前記送信手段より異常情報を前記移動
体通信端末に送信することを特徴とする。また、本発明
の移動体通信端末を利用した介護支援方法は、上記各方
法において、住宅内の要介護者の情報を検出する段階
が、人体感知センサおよび/または非接触電磁波センサ
による人体感知および/または移動の有無を検知するス
テップと、人体感知および/または移動の有無の検知に
より、予め設定された所定時間が経過しても所定の場所
から出てこない場合には、異常情報を移動体通信端末に
送信するステップとからなるものである。これにより、
要介護者が例えばトイレに入ってから30分以上出てこ
ないとか、浴室から1時間以上出てこないといったこと
を、別居している家族は、移動体通信端末を介して知る
ことができる。
【0012】また、本発明の移動体通信端末を利用した
介護支援システムは、上記各構成において、前記移動体
通信端末からの信号を受信する受信手段をさらに備え、
前記送信手段は、前記移動体通信端末から送信されてい
る指示信号を前記受信手段にて受信すると、その指示信
号に基づき、前記カメラ装置で撮影した室内の画像を前
記移動体通信端末に送信することを特徴とする。また、
本発明の移動体通信端末を利用した介護支援方法は、上
記各方法において、移動体通信端末からの信号を受信す
る段階と、移動体通信端末から送信されている指示信号
を受信すると、その指示信号に基づき、カメラ装置で撮
影した室内の画像を移動体通信端末に送信する段階とを
さらに備えたものである。これにより、別居中の家族
は、要介護者の様子を確認したいときには、いつでも確
認することができる。
介護支援システムは、上記各構成において、前記移動体
通信端末からの信号を受信する受信手段をさらに備え、
前記送信手段は、前記移動体通信端末から送信されてい
る指示信号を前記受信手段にて受信すると、その指示信
号に基づき、前記カメラ装置で撮影した室内の画像を前
記移動体通信端末に送信することを特徴とする。また、
本発明の移動体通信端末を利用した介護支援方法は、上
記各方法において、移動体通信端末からの信号を受信す
る段階と、移動体通信端末から送信されている指示信号
を受信すると、その指示信号に基づき、カメラ装置で撮
影した室内の画像を移動体通信端末に送信する段階とを
さらに備えたものである。これにより、別居中の家族
は、要介護者の様子を確認したいときには、いつでも確
認することができる。
【0013】また、本発明の移動体通信端末を利用した
介護支援システムは、上記構成において、音声出力手段
をさらに備え、前記移動体通信端末から送信されてくる
音声信号を前記受信手段で受信すると、前記音声出力手
段から受信音声を出力することを特徴とする。また、本
発明の移動体通信端末を利用した介護支援方法は、上記
方法において、移動体通信端末からの音声信号を受信す
ると、音声出力手段から受信音声を出力する段階をさら
に備えたものである。これにより、別居中の家族は、異
常を知らせる情報が移動体通信端末に送られてきたと
き、例えば、送られてきた映像情報を見ながら、要介護
者に声をかけることができる。
介護支援システムは、上記構成において、音声出力手段
をさらに備え、前記移動体通信端末から送信されてくる
音声信号を前記受信手段で受信すると、前記音声出力手
段から受信音声を出力することを特徴とする。また、本
発明の移動体通信端末を利用した介護支援方法は、上記
方法において、移動体通信端末からの音声信号を受信す
ると、音声出力手段から受信音声を出力する段階をさら
に備えたものである。これにより、別居中の家族は、異
常を知らせる情報が移動体通信端末に送られてきたと
き、例えば、送られてきた映像情報を見ながら、要介護
者に声をかけることができる。
【0014】また、本発明の移動体通信端末を利用した
介護支援システムは、上記各構成において、前記送信手
段が、有線または無線の通信回線に接続されたコントロ
ーラおよび/またはパーソナルコンピュータであること
を特徴とする。また、移動体通信端末としては、携帯電
話機や簡易型携帯端末(以下、携帯電話機等ともいう)
の利用が可能である。携帯電話機等は、購入価格や維持
費等も一般消費者にとって適当な価格帯になってきてお
り、手軽に利用し易い通信媒体であるため、移動体通信
端末として携帯電話機等を使用することで、システムを
安価に構築することができる。
介護支援システムは、上記各構成において、前記送信手
段が、有線または無線の通信回線に接続されたコントロ
ーラおよび/またはパーソナルコンピュータであること
を特徴とする。また、移動体通信端末としては、携帯電
話機や簡易型携帯端末(以下、携帯電話機等ともいう)
の利用が可能である。携帯電話機等は、購入価格や維持
費等も一般消費者にとって適当な価格帯になってきてお
り、手軽に利用し易い通信媒体であるため、移動体通信
端末として携帯電話機等を使用することで、システムを
安価に構築することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。
て、図面を参照して説明する。
【0016】図1は、本発明の移動体通信端末を利用し
た介護支援方法を実現するための介護支援システムの全
体構成を示す概略図である。
た介護支援方法を実現するための介護支援システムの全
体構成を示す概略図である。
【0017】この介護支援システムは、要介護者宅の建
物内に設置された監理装置1と、この監理装置1から送
られてくる各種情報を収集、管理する管理サーバ2と
が、通信ネットワークN1を介して接続された構成とな
っている。また、管理サーバ2は、デジタル携帯電話網
(PHS網を含む)N2を経由して各基地局3に接続さ
れており、任意の基地局3を介して所定の携帯電話機
(PHSを含む)4と双方向の通信を行うようになって
いる。
物内に設置された監理装置1と、この監理装置1から送
られてくる各種情報を収集、管理する管理サーバ2と
が、通信ネットワークN1を介して接続された構成とな
っている。また、管理サーバ2は、デジタル携帯電話網
(PHS網を含む)N2を経由して各基地局3に接続さ
れており、任意の基地局3を介して所定の携帯電話機
(PHSを含む)4と双方向の通信を行うようになって
いる。
【0018】建物内に設置される監理装置1は、建物内
の要介護者の情報を検出する検出手段11と、この検出
手段11による検出情報を文字情報や画像情報として処
理し、管理サーバ2を経由して携帯電話機等4に送信す
るためのコントローラ12およびパソコン13とを備え
ており、パソコン13は、本実施形態では建物内に設置
されたターミナルアダプタ14を介して公衆回線網N1
に接続されている。この公衆回線網N1としては、IS
DN、インターネット、専用回線等の各種通信ネットワ
ークの利用が可能である。
の要介護者の情報を検出する検出手段11と、この検出
手段11による検出情報を文字情報や画像情報として処
理し、管理サーバ2を経由して携帯電話機等4に送信す
るためのコントローラ12およびパソコン13とを備え
ており、パソコン13は、本実施形態では建物内に設置
されたターミナルアダプタ14を介して公衆回線網N1
に接続されている。この公衆回線網N1としては、IS
DN、インターネット、専用回線等の各種通信ネットワ
ークの利用が可能である。
【0019】また、検出手段11は、監理装置1をどの
ような目的で使用するかによって、種々の組み合わせが
可能であるが、本実施形態では、高齢者介護を主な目的
としているので、人体感知センサ、火災検知センサ、煙
検知センサ、ガスセンサ、非接触電磁波センサ(衣服等
にコイルを埋め込み、アンテナで通過を検知するセンサ
で、介護老人の移動検出に利用されるもの)、ON/O
FFセンサ(扉や窓に設置し、開閉を検知する主に防犯
を目的とするもの)等のセンサ類の他、デジタルカメラ
やデジタルビデオカメラ等の静止画像や動画像によるセ
ンサ機能を有するものなどが考えられる。
ような目的で使用するかによって、種々の組み合わせが
可能であるが、本実施形態では、高齢者介護を主な目的
としているので、人体感知センサ、火災検知センサ、煙
検知センサ、ガスセンサ、非接触電磁波センサ(衣服等
にコイルを埋め込み、アンテナで通過を検知するセンサ
で、介護老人の移動検出に利用されるもの)、ON/O
FFセンサ(扉や窓に設置し、開閉を検知する主に防犯
を目的とするもの)等のセンサ類の他、デジタルカメラ
やデジタルビデオカメラ等の静止画像や動画像によるセ
ンサ機能を有するものなどが考えられる。
【0020】カメラ画像によるセンサ機能では、(1)
部分画像変化の検出(輝度や色レベルの変化を検出:変
化量は任意に設定可能)、(2)部分画像の移動検出
(物体の大きさ、移動量は任意に設定可能)、(3)移
動速度の検出(速度範囲は任意の設定可能)、(4)移
動物体のみの輪郭化(背景を消去し、輪郭のみ映像
化)、(5)人物画像の疑似物体への変化、(6)目的
物体の拡大機能、(7)任意の部分を拡大する機能、と
いった種々の機能を実現することができる。
部分画像変化の検出(輝度や色レベルの変化を検出:変
化量は任意に設定可能)、(2)部分画像の移動検出
(物体の大きさ、移動量は任意に設定可能)、(3)移
動速度の検出(速度範囲は任意の設定可能)、(4)移
動物体のみの輪郭化(背景を消去し、輪郭のみ映像
化)、(5)人物画像の疑似物体への変化、(6)目的
物体の拡大機能、(7)任意の部分を拡大する機能、と
いった種々の機能を実現することができる。
【0021】このうち、例えば上記(1)では、変化自
体を検出する場合の他、一定時間変化しないことを検出
する場合や、変化の頻度を検出する場合などがある。ま
た、上記(2)では、移動自体を検出する場合の他、一
定時間移動しないことを検出する場合や、移動の頻度を
検出する場合などがある。
体を検出する場合の他、一定時間変化しないことを検出
する場合や、変化の頻度を検出する場合などがある。ま
た、上記(2)では、移動自体を検出する場合の他、一
定時間移動しないことを検出する場合や、移動の頻度を
検出する場合などがある。
【0022】コントローラ12では、このような種々の
検出結果を例えば文字情報や画像情報に変換し、パソコ
ン13から通信ネットワークN1を経由して管理サーバ
2に送信する。このとき、パソコン13からは、予め登
録されている特定の携帯電話機4の電話番号も送信され
るようになっている。管理サーバ2は、この文字情報や
画像情報を内部に蓄積すると、デジタル携帯電話網N
2、最寄りの基地局3を経由して、特定の携帯電話機4
に対し受け取りの通知を行うので、ユーザ(要介護者の
家族等)は、この携帯電話機4を使用して管理サーバ2
から文字情報や画像情報を受け取ることにより、建物内
で要介護者に何が起こっているのかを、別居していても
知ることができるようになっている。
検出結果を例えば文字情報や画像情報に変換し、パソコ
ン13から通信ネットワークN1を経由して管理サーバ
2に送信する。このとき、パソコン13からは、予め登
録されている特定の携帯電話機4の電話番号も送信され
るようになっている。管理サーバ2は、この文字情報や
画像情報を内部に蓄積すると、デジタル携帯電話網N
2、最寄りの基地局3を経由して、特定の携帯電話機4
に対し受け取りの通知を行うので、ユーザ(要介護者の
家族等)は、この携帯電話機4を使用して管理サーバ2
から文字情報や画像情報を受け取ることにより、建物内
で要介護者に何が起こっているのかを、別居していても
知ることができるようになっている。
【0023】なお、検出手段11とコントローラ12と
は、パソコン13に対して一組または複数組接続される
ように構成してもよい。この場合には、自動的にまたは
手動操作により、1組の検出手段11とコントローラ1
2とがパソコン13に接続される。
は、パソコン13に対して一組または複数組接続される
ように構成してもよい。この場合には、自動的にまたは
手動操作により、1組の検出手段11とコントローラ1
2とがパソコン13に接続される。
【0024】ここで、コントローラ12の機能として
は、(1)検出手段であるカメラからの画像の取り込
み、複数画像の記憶、(2)動体の認識、(3)動体の
異常速度の検出(転倒検出)、(4)動体の拡大/エッ
ジ処理/輪郭処理、(5)動体の輪郭表示と背景消去、
(6)動体の疑似画像化(人権擁護のため)、(7)変
化の検出、(8)変化部分の拡大、(10)警報の出
力、などの各機能を有している。
は、(1)検出手段であるカメラからの画像の取り込
み、複数画像の記憶、(2)動体の認識、(3)動体の
異常速度の検出(転倒検出)、(4)動体の拡大/エッ
ジ処理/輪郭処理、(5)動体の輪郭表示と背景消去、
(6)動体の疑似画像化(人権擁護のため)、(7)変
化の検出、(8)変化部分の拡大、(10)警報の出
力、などの各機能を有している。
【0025】また、パソコン13の機能としては、
(1)コントローラ12よりの画像受信と検出センサ信
号の受信、(2)コマンドの作成(定刻時間、繰り返し
等の時間管理を含む)、(3)コマンドのコントローラ
12への送出、(4)音声の登録、(5)警告や話しか
け等の登録された音声の発生、(6)携帯電話機への音
声応答とコマンド受信、(7)E−mailにて携帯電
話機へ文書と画像の転送、(8)管理サーバ2への文書
と画像の転送、(9)携帯電話機4とパソコン13との
間での音声対話、(10)履歴管理、などの各機能を有
している。
(1)コントローラ12よりの画像受信と検出センサ信
号の受信、(2)コマンドの作成(定刻時間、繰り返し
等の時間管理を含む)、(3)コマンドのコントローラ
12への送出、(4)音声の登録、(5)警告や話しか
け等の登録された音声の発生、(6)携帯電話機への音
声応答とコマンド受信、(7)E−mailにて携帯電
話機へ文書と画像の転送、(8)管理サーバ2への文書
と画像の転送、(9)携帯電話機4とパソコン13との
間での音声対話、(10)履歴管理、などの各機能を有
している。
【0026】次に、上記構成の介護支援システムを用い
て本発明の介護支援方法を実施する場合の具体的実施例
について説明する。
て本発明の介護支援方法を実施する場合の具体的実施例
について説明する。
【0027】[実施例1]本実施例1は、監理装置1を
要介護者の住宅内に設置し、この監理装置1に対応する
携帯電話機4は、例えばその家族(子供や親族)が常時
所持しているといった使用形態を想定している。
要介護者の住宅内に設置し、この監理装置1に対応する
携帯電話機4は、例えばその家族(子供や親族)が常時
所持しているといった使用形態を想定している。
【0028】ここで、監理装置1により監視する項目
は、要介護者の日常生活の様子を監視することは当然と
して、この他にも、上記した火災検知センサ、煙検知セ
ンサ、ガスセンサなどによる火災やガス漏れの各項目が
含まれる。
は、要介護者の日常生活の様子を監視することは当然と
して、この他にも、上記した火災検知センサ、煙検知セ
ンサ、ガスセンサなどによる火災やガス漏れの各項目が
含まれる。
【0029】従って、本実施例1では、図1に示す監理
装置1の検出手段11として上記した各種センサ(人体
感知センサ、非接触電磁波センサ、火災検知センサ、煙
検知センサ、ガスセンサ等)およびデジタルカメラ等が
用いられる。コントローラ12は、これらセンサやデジ
タルカメラ等から入力される情報を常に監視している。
ここで、以下の説明では、要介護者の日常生活の監視に
ついて説明する。
装置1の検出手段11として上記した各種センサ(人体
感知センサ、非接触電磁波センサ、火災検知センサ、煙
検知センサ、ガスセンサ等)およびデジタルカメラ等が
用いられる。コントローラ12は、これらセンサやデジ
タルカメラ等から入力される情報を常に監視している。
ここで、以下の説明では、要介護者の日常生活の監視に
ついて説明する。
【0030】例えば、要介護者が転倒した場合、この様
子を撮影していたデジタルビデオカメラの撮影映像がコ
ントローラ12において解析され、動体(すなわち、要
介護者)の異常速度を検出することによって、要介護者
が何らかの理由で転倒したと判断する。異常速度の検出
は、要介護者の通常の移動速度を予め測定等して求めて
おき、その速度よりもある一定速度だけ速い速度を閾値
として設定し、その閾値よりも要介護者の移動速度が速
かった場合に、要介護者が転倒したと判断する。そし
て、コントローラ12において要介護者が転倒したと判
断されると、転倒した旨の文字情報をパソコン13から
管理サーバ2経由で特定の携帯電話機4に送信する。こ
のとき、デジタルビデオカメラで撮影した映像情報(静
止画若しくは動画)も送信することで、本当に要介護者
が転倒したのかどうかを画像によっても確認することが
できる。
子を撮影していたデジタルビデオカメラの撮影映像がコ
ントローラ12において解析され、動体(すなわち、要
介護者)の異常速度を検出することによって、要介護者
が何らかの理由で転倒したと判断する。異常速度の検出
は、要介護者の通常の移動速度を予め測定等して求めて
おき、その速度よりもある一定速度だけ速い速度を閾値
として設定し、その閾値よりも要介護者の移動速度が速
かった場合に、要介護者が転倒したと判断する。そし
て、コントローラ12において要介護者が転倒したと判
断されると、転倒した旨の文字情報をパソコン13から
管理サーバ2経由で特定の携帯電話機4に送信する。こ
のとき、デジタルビデオカメラで撮影した映像情報(静
止画若しくは動画)も送信することで、本当に要介護者
が転倒したのかどうかを画像によっても確認することが
できる。
【0031】また、例えば要介護者が予め設定された所
定の時間(例えば、昼間であれば3時間等)動かなかっ
た場合には、コントローラ12においてこれを解析し、
要介護者が一定時間以上動かない旨の文字情報をパソコ
ン13から管理サーバ2経由で特定の携帯電話機4に送
信する。このとき、デジタルカメラやデジタルビデオカ
メラ等で撮影した映像情報(静止画若しくは動画)も送
信することで、本当に要介護者が動いていないのかどう
かを画像によっても確認することができる。この場合、
要介護者が動かなかったかどうかの判断は、例えばデジ
タルカメラやデジタルビデオカメラ等で一定時間(例え
ば、5分等)間隔で撮影を行い、撮影した前後の画像の
変化を検出することで判断することができる。
定の時間(例えば、昼間であれば3時間等)動かなかっ
た場合には、コントローラ12においてこれを解析し、
要介護者が一定時間以上動かない旨の文字情報をパソコ
ン13から管理サーバ2経由で特定の携帯電話機4に送
信する。このとき、デジタルカメラやデジタルビデオカ
メラ等で撮影した映像情報(静止画若しくは動画)も送
信することで、本当に要介護者が動いていないのかどう
かを画像によっても確認することができる。この場合、
要介護者が動かなかったかどうかの判断は、例えばデジ
タルカメラやデジタルビデオカメラ等で一定時間(例え
ば、5分等)間隔で撮影を行い、撮影した前後の画像の
変化を検出することで判断することができる。
【0032】この他にも、例えばトイレの前に設置され
た人体感知センサや非接触電磁波センサにより、トイレ
に入ってから30分以上出てこないとか、浴室の前に設
置された人体感知センサや非接触電磁波センサにより、
浴室から1時間以上出てこない、といったことが検知さ
れた場合にも、その旨の文字情報をパソコン13から管
理サーバ2経由で特定の携帯電話機4に送信する。
た人体感知センサや非接触電磁波センサにより、トイレ
に入ってから30分以上出てこないとか、浴室の前に設
置された人体感知センサや非接触電磁波センサにより、
浴室から1時間以上出てこない、といったことが検知さ
れた場合にも、その旨の文字情報をパソコン13から管
理サーバ2経由で特定の携帯電話機4に送信する。
【0033】これにより、携帯電話機4の所有者(親族
または介護受託者等)は、別居している親等の要介護者
に異常が発生した可能性があることを、いつでも、どこ
にいても、即座に知ることが可能となる。これにより、
その携帯電話機4の所有者(親族等)は、要介護者宅の
近隣知人や、予め契約している介護サービスを行ってい
る会社等に連絡を入れる等の対応をとることができる。
なお、管理サーバ2では、監理装置1からこのような緊
急情報が送信されてきたときには、予め契約している介
護サービス提供会社や福祉団体等に自動的に通報するよ
うにシステムを構築することも可能である。
または介護受託者等)は、別居している親等の要介護者
に異常が発生した可能性があることを、いつでも、どこ
にいても、即座に知ることが可能となる。これにより、
その携帯電話機4の所有者(親族等)は、要介護者宅の
近隣知人や、予め契約している介護サービスを行ってい
る会社等に連絡を入れる等の対応をとることができる。
なお、管理サーバ2では、監理装置1からこのような緊
急情報が送信されてきたときには、予め契約している介
護サービス提供会社や福祉団体等に自動的に通報するよ
うにシステムを構築することも可能である。
【0034】なお、上記実施例1では、高齢者の日常生
活の監視を例に挙げて説明しているが、例えば室内で飼
っているペット等の監視や、自宅で留守番させている子
供や幼児の監視にも、同様にして使用することができ
る。この場合には、種々の設定時間等を変更する必要が
あることは当然である。また、自宅で留守番させている
子供や幼児の監視の場合、カメラの設置場所としては、
室内の壁等に固定する場合の他、ロボットペットやぬい
ぐるみ玩具等にカメラとマイクとスピーカとを内蔵し
て、これらロボットペットやぬいぐるみ玩具等で遊んで
いる子供や幼児と外出先の両親が所持している携帯電話
機4との間で会話による確認や画像による確認が行える
ようにしてもよい。
活の監視を例に挙げて説明しているが、例えば室内で飼
っているペット等の監視や、自宅で留守番させている子
供や幼児の監視にも、同様にして使用することができ
る。この場合には、種々の設定時間等を変更する必要が
あることは当然である。また、自宅で留守番させている
子供や幼児の監視の場合、カメラの設置場所としては、
室内の壁等に固定する場合の他、ロボットペットやぬい
ぐるみ玩具等にカメラとマイクとスピーカとを内蔵し
て、これらロボットペットやぬいぐるみ玩具等で遊んで
いる子供や幼児と外出先の両親が所持している携帯電話
機4との間で会話による確認や画像による確認が行える
ようにしてもよい。
【0035】また、火災検知センサが感知すると、火災
が発生した旨の文字情報をパソコン13から管理サーバ
2経由で親族等の所持する携帯電話機4に送信し、煙検
知センサが感知すると、同じく火災が発生した旨の文字
情報をパソコン13から管理サーバ2経由で親族等の所
持する携帯電話機4に送信し、ガスセンサが感知する
と、ガス漏れが発生した旨の文字情報をパソコン13か
ら管理サーバ2経由で親族等の所持する携帯電話機4に
送信する。このとき、デジタルカメラで撮影した映像情
報も送信することで、本当に火災等が発生しているのか
どうかを画像によっても確認することができる。これに
より、親族等は、火災であれば消防署に通報し、ガス漏
れであればガス会社に通報する等、即座に対応すること
が可能となる。なお、管理サーバ2では、これらセンサ
からの情報を受け取ると、自動的に最寄りの指定場所に
通報するようにシステムを構築することも可能である。
が発生した旨の文字情報をパソコン13から管理サーバ
2経由で親族等の所持する携帯電話機4に送信し、煙検
知センサが感知すると、同じく火災が発生した旨の文字
情報をパソコン13から管理サーバ2経由で親族等の所
持する携帯電話機4に送信し、ガスセンサが感知する
と、ガス漏れが発生した旨の文字情報をパソコン13か
ら管理サーバ2経由で親族等の所持する携帯電話機4に
送信する。このとき、デジタルカメラで撮影した映像情
報も送信することで、本当に火災等が発生しているのか
どうかを画像によっても確認することができる。これに
より、親族等は、火災であれば消防署に通報し、ガス漏
れであればガス会社に通報する等、即座に対応すること
が可能となる。なお、管理サーバ2では、これらセンサ
からの情報を受け取ると、自動的に最寄りの指定場所に
通報するようにシステムを構築することも可能である。
【0036】[実施例2]本実施例2は、携帯電話機4
を所持している使用者から、監理装置1に対して電話を
かけることにより、パソコン13と携帯電話機4との間
で音声対話を行う実施例である。すなわち、携帯電話機
4の使用者は、その携帯電話機4を用いてパソコン13
に画像の要求信号を送信する。要求信号の送信方法とし
ては、例えば、特定のキーボタンを操作して最後に♯を
操作する等の、予め定められた一定のボタン操作を行う
ことで、パソコン13側にコマンドを送信するようにし
てもよいし、または、予め定められた音声案内によっ
て、パソコン13側でこの音声信号を解読し、コマンド
を取得するようにしてもよい。パソコン13は、このよ
うにして画像要求コマンドを受信すると、コントローラ
12を制御して、デジタルカメラやデジタルビデオカメ
ラで撮影している室内の画像を取得し、パソコン13を
介して携帯電話機4に送信する。これにより、要介護者
に異常がなくても、親族等は居住者の様子を、確認した
いときに確認することができる。
を所持している使用者から、監理装置1に対して電話を
かけることにより、パソコン13と携帯電話機4との間
で音声対話を行う実施例である。すなわち、携帯電話機
4の使用者は、その携帯電話機4を用いてパソコン13
に画像の要求信号を送信する。要求信号の送信方法とし
ては、例えば、特定のキーボタンを操作して最後に♯を
操作する等の、予め定められた一定のボタン操作を行う
ことで、パソコン13側にコマンドを送信するようにし
てもよいし、または、予め定められた音声案内によっ
て、パソコン13側でこの音声信号を解読し、コマンド
を取得するようにしてもよい。パソコン13は、このよ
うにして画像要求コマンドを受信すると、コントローラ
12を制御して、デジタルカメラやデジタルビデオカメ
ラで撮影している室内の画像を取得し、パソコン13を
介して携帯電話機4に送信する。これにより、要介護者
に異常がなくても、親族等は居住者の様子を、確認した
いときに確認することができる。
【0037】なお、上記実施形態では、コントローラ1
2とパソコン13とを別体として構成しているが、コン
トローラ12の機能をパソコン13に内蔵してもよい。
また、上記実施形態では、各種センサやカメラからの検
出情報を監理装置1内のコントローラ12で処理して管
理サーバ2に送信する構成としているが、監理装置1は
検出情報をそのまま管理サーバ2に送信し、管理サーバ
2側で検出情報に基づく各種の判断を行って文字情報や
画像情報に処理するように構成してもよい。さらに、上
記実施形態では、監理装置1をターミナルアダプタ14
を介して管理サーバ2に接続する構成としているが、上
記実施例1でも説明したように、パソコン13に、例え
ばPCカード型携帯端末等を差し込むことにより、パソ
コン13から携帯電話機を介して直接管理サーバ2に情
報を送信するように構成してもよい。このように構成す
ると、パソコン13とターミナルアダプタ14とを有線
で接続する必要がないので、使用に際して利便性が向上
する。
2とパソコン13とを別体として構成しているが、コン
トローラ12の機能をパソコン13に内蔵してもよい。
また、上記実施形態では、各種センサやカメラからの検
出情報を監理装置1内のコントローラ12で処理して管
理サーバ2に送信する構成としているが、監理装置1は
検出情報をそのまま管理サーバ2に送信し、管理サーバ
2側で検出情報に基づく各種の判断を行って文字情報や
画像情報に処理するように構成してもよい。さらに、上
記実施形態では、監理装置1をターミナルアダプタ14
を介して管理サーバ2に接続する構成としているが、上
記実施例1でも説明したように、パソコン13に、例え
ばPCカード型携帯端末等を差し込むことにより、パソ
コン13から携帯電話機を介して直接管理サーバ2に情
報を送信するように構成してもよい。このように構成す
ると、パソコン13とターミナルアダプタ14とを有線
で接続する必要がないので、使用に際して利便性が向上
する。
【0038】
【発明の効果】本発明の移動体通信端末を利用した介護
支援システムによれば、住宅内の要介護者の情報を検出
する検出手段と、この検出手段による検出情報を文字お
よび/または画像情報として移動体通信端末に送信する
送信手段とを備え、情報を受信した移動体通信端末にお
いて住宅内の要介護者の様子を把握可能としている。ま
た、本発明の移動体通信端末を利用した介護支援方法に
よれば、住宅内の要介護者の情報を検出する段階と、こ
の検出情報を文字および/または画像情報として移動体
通信端末に送信する段階と、情報を受信した移動体通信
端末において住宅内の要介護者の様子を把握する段階と
を備えている。これにより、例えば、別居している(若
しくは、遠隔地に住んでいる)家族または介護受託者等
は、検出手段により検出された要介護者宅の情報を、移
動体通信端末を利用して、いつでも、どこにいても入手
することができる。
支援システムによれば、住宅内の要介護者の情報を検出
する検出手段と、この検出手段による検出情報を文字お
よび/または画像情報として移動体通信端末に送信する
送信手段とを備え、情報を受信した移動体通信端末にお
いて住宅内の要介護者の様子を把握可能としている。ま
た、本発明の移動体通信端末を利用した介護支援方法に
よれば、住宅内の要介護者の情報を検出する段階と、こ
の検出情報を文字および/または画像情報として移動体
通信端末に送信する段階と、情報を受信した移動体通信
端末において住宅内の要介護者の様子を把握する段階と
を備えている。これにより、例えば、別居している(若
しくは、遠隔地に住んでいる)家族または介護受託者等
は、検出手段により検出された要介護者宅の情報を、移
動体通信端末を利用して、いつでも、どこにいても入手
することができる。
【0039】また、本発明の移動体通信端末を利用した
介護支援システムによれば、検出手段として人体感知セ
ンサ、非接触電磁波センサ、およびカメラ装置を用いて
いるので、別居している家族は、これらセンサの検知情
報やデジタルカメラ等で撮影された要介護者宅の映像
(動画または静止画)を、移動体通信端末を利用して随
時入手することができる。
介護支援システムによれば、検出手段として人体感知セ
ンサ、非接触電磁波センサ、およびカメラ装置を用いて
いるので、別居している家族は、これらセンサの検知情
報やデジタルカメラ等で撮影された要介護者宅の映像
(動画または静止画)を、移動体通信端末を利用して随
時入手することができる。
【0040】また、本発明の移動体通信端末を利用した
介護支援システムによれば、検出手段は、カメラ装置に
よる要介護者の撮影映像に基づいて要介護者の移動速度
を検出し、その移動速度が予め設定されている閾値より
も速い場合には、要介護者が転倒したと判断して、送信
手段より転倒情報を移動体通信端末に送信するように構
成している。また、本発明の移動体通信端末を利用した
介護支援方法によれば、住宅内の要介護者の情報を検出
する段階が、カメラ装置による要介護者の撮影映像に基
づいて要介護者の移動速度を検出するステップと、その
移動速度が予め設定されている閾値よりも速い場合に
は、要介護者が転倒したと判断するステップと、判断結
果である転倒情報を移動体通信端末に送信するステップ
とからなっている。これにより、要介護者が転倒したこ
とを、別居している家族は、移動体通信端末を介して知
ることができる。このとき、デジタルカメラ等で撮影さ
れた要介護者の映像(動画または静止画)も送信するこ
とで、本当に要介護者が転倒したのかどうかを画像によ
っても確認することができる。
介護支援システムによれば、検出手段は、カメラ装置に
よる要介護者の撮影映像に基づいて要介護者の移動速度
を検出し、その移動速度が予め設定されている閾値より
も速い場合には、要介護者が転倒したと判断して、送信
手段より転倒情報を移動体通信端末に送信するように構
成している。また、本発明の移動体通信端末を利用した
介護支援方法によれば、住宅内の要介護者の情報を検出
する段階が、カメラ装置による要介護者の撮影映像に基
づいて要介護者の移動速度を検出するステップと、その
移動速度が予め設定されている閾値よりも速い場合に
は、要介護者が転倒したと判断するステップと、判断結
果である転倒情報を移動体通信端末に送信するステップ
とからなっている。これにより、要介護者が転倒したこ
とを、別居している家族は、移動体通信端末を介して知
ることができる。このとき、デジタルカメラ等で撮影さ
れた要介護者の映像(動画または静止画)も送信するこ
とで、本当に要介護者が転倒したのかどうかを画像によ
っても確認することができる。
【0041】また、本発明の移動体通信端末を利用した
介護支援システムによれば、検出手段は、カメラ装置に
よる要介護者の撮影映像に基づいて要介護者の移動の有
無を検出し、要介護者が予め設定されている一定時間以
上動かなかった場合には、送信手段より要介護者が動か
ない旨の情報を移動体通信端末に送信するように構成し
ている。また、本発明の移動体通信端末を利用した介護
支援方法によれば、住宅内の要介護者の情報を検出する
段階が、カメラ装置による要介護者の撮影映像に基づい
て要介護者の移動の有無を検出するステップと、要介護
者が予め設定されている一定時間以上動かなかった場合
には、要介護者が動かない旨の情報を移動体通信端末に
送信するステップとからなっている。これにより、要介
護者が動かないことを、別居している家族は、移動体通
信端末を介して知ることができる。このとき、デジタル
カメラ等で撮影された要介護者の映像(動画または静止
画)も送信することで、本当に要介護者が動いていない
のかどうかを画像によっても確認することができる。
介護支援システムによれば、検出手段は、カメラ装置に
よる要介護者の撮影映像に基づいて要介護者の移動の有
無を検出し、要介護者が予め設定されている一定時間以
上動かなかった場合には、送信手段より要介護者が動か
ない旨の情報を移動体通信端末に送信するように構成し
ている。また、本発明の移動体通信端末を利用した介護
支援方法によれば、住宅内の要介護者の情報を検出する
段階が、カメラ装置による要介護者の撮影映像に基づい
て要介護者の移動の有無を検出するステップと、要介護
者が予め設定されている一定時間以上動かなかった場合
には、要介護者が動かない旨の情報を移動体通信端末に
送信するステップとからなっている。これにより、要介
護者が動かないことを、別居している家族は、移動体通
信端末を介して知ることができる。このとき、デジタル
カメラ等で撮影された要介護者の映像(動画または静止
画)も送信することで、本当に要介護者が動いていない
のかどうかを画像によっても確認することができる。
【0042】また、本発明の移動体通信端末を利用した
介護支援システムによれば、検出手段は、人体感知セン
サおよび/または非接触電磁波センサによる人体感知お
よび/または移動の有無により、予め設定された所定時
間が経過しても所定の場所から出てこない場合には、送
信手段より異常情報を移動体通信端末に送信するように
構成している。また、本発明の移動体通信端末を利用し
た介護支援方法によれば、住宅内の要介護者の情報を検
出する段階が、人体感知センサおよび/または非接触電
磁波センサによる人体感知および/または移動の有無を
検知するステップと、人体感知および/または移動の有
無の検知により、予め設定された所定時間が経過しても
所定の場所から出てこない場合には、異常情報を移動体
通信端末に送信するステップとからなっている。これに
より、要介護者が例えばトイレに入ってから30分以上
出てこないとか、浴室から1時間以上出てこないといっ
たことを、別居している家族または介護受託者等は、移
動体通信端末を介して知ることができる。
介護支援システムによれば、検出手段は、人体感知セン
サおよび/または非接触電磁波センサによる人体感知お
よび/または移動の有無により、予め設定された所定時
間が経過しても所定の場所から出てこない場合には、送
信手段より異常情報を移動体通信端末に送信するように
構成している。また、本発明の移動体通信端末を利用し
た介護支援方法によれば、住宅内の要介護者の情報を検
出する段階が、人体感知センサおよび/または非接触電
磁波センサによる人体感知および/または移動の有無を
検知するステップと、人体感知および/または移動の有
無の検知により、予め設定された所定時間が経過しても
所定の場所から出てこない場合には、異常情報を移動体
通信端末に送信するステップとからなっている。これに
より、要介護者が例えばトイレに入ってから30分以上
出てこないとか、浴室から1時間以上出てこないといっ
たことを、別居している家族または介護受託者等は、移
動体通信端末を介して知ることができる。
【0043】また、本発明の移動体通信端末を利用した
介護支援システムによれば、移動体通信端末からの信号
を受信する受信手段をさらに備え、送信手段は、移動体
通信端末から送信されている指示信号を受信手段にて受
信すると、その指示信号に基づき、カメラ装置で撮影し
た室内の画像を移動体通信端末に送信するように構成し
ている。また、本発明の移動体通信端末を利用した介護
支援方法によれば、移動体通信端末からの信号を受信す
る段階と、移動体通信端末から送信されている指示信号
を受信すると、その指示信号に基づき、カメラ装置で撮
影した室内の画像を移動体通信端末に送信する段階とを
さらに備えている。これにより、別居中の家族または介
護受託者等は、要介護者の様子を画像等で確認したいと
きには、いつでも確認することができる。
介護支援システムによれば、移動体通信端末からの信号
を受信する受信手段をさらに備え、送信手段は、移動体
通信端末から送信されている指示信号を受信手段にて受
信すると、その指示信号に基づき、カメラ装置で撮影し
た室内の画像を移動体通信端末に送信するように構成し
ている。また、本発明の移動体通信端末を利用した介護
支援方法によれば、移動体通信端末からの信号を受信す
る段階と、移動体通信端末から送信されている指示信号
を受信すると、その指示信号に基づき、カメラ装置で撮
影した室内の画像を移動体通信端末に送信する段階とを
さらに備えている。これにより、別居中の家族または介
護受託者等は、要介護者の様子を画像等で確認したいと
きには、いつでも確認することができる。
【0044】また、本発明の移動体通信端末を利用した
介護支援システムによれば、音声出力手段をさらに備
え、移動体通信端末から送信されてくる音声信号を受信
手段で受信すると、音声出力手段から受信音声を出力す
る構成としている。また、本発明の移動体通信端末を利
用した介護支援方法によれば、移動体通信端末から送信
されてくる音声信号を受信すると、音声出力手段から受
信音声を出力する段階をさらに備えている。これによ
り、別居中の家族または介護受託者等は、異常を知らせ
る情報が移動体通信端末に送られてきたとき、例えば、
送られてきた映像情報を見ながら、要介護者に声をかけ
ることができる。
介護支援システムによれば、音声出力手段をさらに備
え、移動体通信端末から送信されてくる音声信号を受信
手段で受信すると、音声出力手段から受信音声を出力す
る構成としている。また、本発明の移動体通信端末を利
用した介護支援方法によれば、移動体通信端末から送信
されてくる音声信号を受信すると、音声出力手段から受
信音声を出力する段階をさらに備えている。これによ
り、別居中の家族または介護受託者等は、異常を知らせ
る情報が移動体通信端末に送られてきたとき、例えば、
送られてきた映像情報を見ながら、要介護者に声をかけ
ることができる。
【0045】また、本発明の移動体通信端末を利用した
介護支援システムによれば、送信手段として有線または
無線の通信回線に接続されたコントローラおよび/また
はパーソナルコンピュータを使用し、移動体通信端末と
して携帯電話機や簡易型携帯端末を使用している。すな
わち、携帯電話機等は、購入価格や維持費等も一般消費
者にとって適当な価格帯であり、手軽に利用し易い通信
媒体であるため、移動体通信端末として携帯電話機等を
使用することで、システム自体を安価に構築することが
できる。
介護支援システムによれば、送信手段として有線または
無線の通信回線に接続されたコントローラおよび/また
はパーソナルコンピュータを使用し、移動体通信端末と
して携帯電話機や簡易型携帯端末を使用している。すな
わち、携帯電話機等は、購入価格や維持費等も一般消費
者にとって適当な価格帯であり、手軽に利用し易い通信
媒体であるため、移動体通信端末として携帯電話機等を
使用することで、システム自体を安価に構築することが
できる。
【図1】本発明の移動体通信端末を利用した介護支援方
法を実現するための介護支援システムの全体構成を示す
概略図である。
法を実現するための介護支援システムの全体構成を示す
概略図である。
1 監理装置 2 管理サーバ 3 基地局 4 携帯電話機(移動体通信端末) 11 検出手段 12 コントローラ 13 パソコン 14 ターミナルアダプタ N1 通信ネットワーク N2 デジタル携帯電話網
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C086 AA22 BA01 CA25 CB40 DA02 DA16 DA33 EA45 FA18 5C087 AA02 AA03 AA25 BB12 BB18 BB64 BB72 DD03 DD25 DD26 EE06 EE15 EE16 EE18 FF01 FF02 FF04 FF17 FF19 FF20 GG01 GG31 GG32 GG66 GG67 GG70 GG83
Claims (15)
- 【請求項1】 住宅内の要介護者の情報を検出する検出
手段と、この検出手段による検出情報を文字および/ま
たは画像情報として移動体通信端末に送信する送信手段
とを備え、情報を受信した移動体通信端末において住宅
内の要介護者の様子を把握可能としたことを特徴とする
移動体通信端末を利用した介護支援システム。 - 【請求項2】 前記検出手段が人体感知センサ、非接触
電磁波センサ、およびカメラ装置である請求項1に記載
の移動体通信端末を利用した介護支援システム。 - 【請求項3】 前記検出手段は、カメラ装置による要介
護者の撮影映像に基づいて要介護者の移動速度を検出
し、その移動速度が予め設定されている閾値よりも速い
場合には、要介護者が転倒したと判断して、前記送信手
段より転倒情報を前記移動体通信端末に送信することを
特徴とする請求項2に記載の移動体通信端末を利用した
介護支援システム。 - 【請求項4】 前記検出手段は、カメラ装置による要介
護者の撮影映像に基づいて要介護者の移動の有無を検出
し、要介護者が予め設定されている一定時間以上動かな
かった場合には、前記送信手段より要介護者が動かない
旨の情報を前記移動体通信端末に送信することを特徴と
する請求項2または3に記載の移動体通信端末を利用し
た介護支援システム。 - 【請求項5】 前記検出手段は、人体感知センサおよび
/または非接触電磁波センサによる人体感知および/ま
たは移動の有無により、予め設定された所定時間が経過
しても所定の場所から出てこない場合には、前記送信手
段より異常情報を前記移動体通信端末に送信することを
特徴とする請求項2、3または4に記載の移動体通信端
末を利用した介護支援システム。 - 【請求項6】 前記移動体通信端末からの信号を受信す
る受信手段をさらに備え、前記送信手段は、前記移動体
通信端末から送信されている指示信号を前記受信手段に
て受信すると、その指示信号に基づき、前記カメラ装置
で撮影した室内の画像を前記移動体通信端末に送信する
ことを特徴とする請求項1、2、3、4または5に記載
の移動体通信端末を利用した介護支援システム。 - 【請求項7】 音声出力手段をさらに備え、前記移動体
通信端末から送信されてくる音声信号を前記受信手段で
受信すると、前記音声出力手段から受信音声を出力する
ことを特徴とする請求項6に記載の移動体通信端末を利
用した介護支援システム。 - 【請求項8】 前記送信手段が、有線または無線の通信
回線に接続されたコントローラおよび/またはパーソナ
ルコンピュータである請求項1、2、3、4、5、6ま
たは7に記載の移動体通信端末を利用した介護支援シス
テム。 - 【請求項9】 前記移動体通信端末が携帯電話機または
簡易型携帯電話機である請求項1、2、3、4、5、
6、7または8に記載の移動体通信端末を利用した介護
支援システム。 - 【請求項10】 コンピュータシステムと移動体通信端
末とにより介護を支援する方法において、 住宅内の要介護者の情報を検出する段階と、 この検出情報を文字および/または画像情報として移動
体通信端末に送信する段階と、 情報を受信した移動体通信端末において住宅内の要介護
者の様子を把握する段階とを備えたことを特徴とする移
動体通信端末を利用した介護支援方法。 - 【請求項11】 住宅内の要介護者の情報を検出する段
階が、 カメラ装置による要介護者の撮影映像に基づいて要介護
者の移動速度を検出するステップと、 その移動速度が予め設定されている閾値よりも速い場合
には、要介護者が転倒したと判断するステップと、 判断結果である転倒情報を移動体通信端末に送信するス
テップとからなることを特徴とする請求項10に記載の
移動体通信端末を利用した介護支援方法。 - 【請求項12】 住宅内の要介護者の情報を検出する段
階が、 カメラ装置による要介護者の撮影映像に基づいて要介護
者の移動の有無を検出するステップと、 要介護者が予め設定されている一定時間以上動かなかっ
た場合には、要介護者が動かない旨の情報を移動体通信
端末に送信するステップとからなることを特徴とする請
求項10または11に記載の移動体通信端末を利用した
介護支援方法。 - 【請求項13】 住宅内の要介護者の情報を検出する段
階が、 人体感知センサおよび/または非接触電磁波センサによ
る人体感知および/または移動の有無を検知するステッ
プと、 人体感知および/または移動の有無の検知により、予め
設定された所定時間が経過しても所定の場所から出てこ
ない場合には、異常情報を移動体通信端末に送信するス
テップとからなることを特徴とする請求項10、11ま
たは12に記載の移動体通信端末を利用した介護支援方
法。 - 【請求項14】 移動体通信端末からの信号を受信する
段階と、 移動体通信端末から送信されている指示信号を受信する
と、その指示信号に基づき、カメラ装置で撮影した室内
の画像を移動体通信端末に送信する段階とをさらに備え
たことを特徴とする請求項10、11、12または13
に記載の移動体通信端末を利用した介護支援方法。 - 【請求項15】 移動体通信端末から送信されてくる音
声信号を受信すると、音声出力手段から受信音声を出力
する段階をさらに備えたことを特徴とする請求項14に
記載の移動体通信端末を利用した介護支援方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000353758A JP2002203287A (ja) | 2000-10-25 | 2000-11-21 | 移動体通信端末を利用した介護支援システムおよび介護支援方法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000-326018 | 2000-10-25 | ||
JP2000326018 | 2000-10-25 | ||
JP2000353758A JP2002203287A (ja) | 2000-10-25 | 2000-11-21 | 移動体通信端末を利用した介護支援システムおよび介護支援方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002203287A true JP2002203287A (ja) | 2002-07-19 |
Family
ID=26602770
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000353758A Pending JP2002203287A (ja) | 2000-10-25 | 2000-11-21 | 移動体通信端末を利用した介護支援システムおよび介護支援方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002203287A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004171266A (ja) * | 2002-11-20 | 2004-06-17 | Nippon Opereetaa Kk | ハウスセキュリティシステム |
WO2019187491A1 (ja) * | 2018-03-29 | 2019-10-03 | コニカミノルタ株式会社 | 転倒検知装置および該方法ならびに被監視者監視支援システム |
JP7438475B2 (ja) | 2020-01-29 | 2024-02-27 | 株式会社ノーリツ | 見守りシステムおよびその制御プログラム |
-
2000
- 2000-11-21 JP JP2000353758A patent/JP2002203287A/ja active Pending
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WO2019187491A1 (ja) * | 2018-03-29 | 2019-10-03 | コニカミノルタ株式会社 | 転倒検知装置および該方法ならびに被監視者監視支援システム |
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