JP2008083620A - 波長変換素子 - Google Patents

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Abstract

【課題】分極領域の位置・寸法等を高精度に制御することなしに波長変換の周波数帯域内での変化効率の揺らぎ及びパルス波形のリップルを抑制することができる波長変換素子を提供する。
【解決手段】波長変換素子100の非線形光学基板101には、誘電分極が互いに反転している第1、第2分極領域102,103が複数個ずつ交互に形成される。さらに、非線形光学基板101には、これら第1、第2分極領域102,103を、直角方向に、交互に通過するように、光導波路104が形成される。第1、第2分極領域102,103は、波長変換効率の絶対値が、光導入面付近で段階的に増加し、且つ、光導出面付近で段階的に減少するように、第1、第2分極領域102,103の配置位置が調整される。
【選択図】図1

Description

この発明は、非線形光学効果を利用して、ある光の波長を他の波長に変換する、波長変換素子に関する。より詳細には、この発明は、波長変換素子の、QPM(Quasi Phase Matching)構造の改良に関する。
従来より、非線形光学効果を利用して光波長を変換する波長変換素子が知られている。このような波長変換素子としては、例えば、下記特許文献1(特に段落0014および図1)や、下記特許文献2(特に段落0007〜0023および図9〜図11)に開示されたものが知られている。
図15は、従来の波長変換素子の構造例を示す概念図である。
図15において、波長変換素子1500の基板1501は、非線形光学効果を有する基板材料で作成される。基板1501としては、例えば、LiNbOのz板を使用することができる。LiNbO基板1501は、強誘電体であり、誘電分極を有している。したがって、LiNbO基板1501には、誘電分極が互いに反転している領域(以下、「第1、第2分極領域」と記す)1502,1503を交互に作成することができる。分極領域1502,1503を交互に設けた素子構造は、QPM(Quasi Phase Matching)構造と称されている。QPM構造の基板1501を作成するためには、例えば、分極領域1502を形成すべき領域または分極領域1503を形成すべき領域のみに、基板1501の分極方向と逆の電圧を印加して、分極を反転させればよい。基板1501には、さらに、光導波路1504が形成される。光導波路1504を作成するためには、例えば、200℃の安息香酸中で、基板1501中のリチウムイオンをプロトンにイオン交換すればよい。
波長変換素子1500は、例えば、ポンプ光P2を用いて信号光P1の波長変換を行うことができる。信号光P1とポンプ光P2とは、光カプラ1505を用いて合波され、導波路1504に導入される。導波路1504内では、信号光P1の第二高調波発生(SHG:Second Harmonic Generation)により、中間光P3が発生する。さらに、この中間光P3とポンプ光P2との差周波発生(DFG:Difference Frequency Generation)により、変換光P4が発生する。例えば、信号光P1の波長が1550nmでポンプ光P2の波長が1540〜1560nmの場合、中間光P3は775nmとなる。その結果、変換光P4の波長は、ポンプ光P2の波長に応じて、1560〜1540nmとなる。
波長変換素子1500では、例えば導波路1504の長さ等の条件により、波長変換される周波数帯域を制御することができる。しかし、波長変換の周波数帯域が狭い場合、第二高調波発生で中間光P3が生成されるときに、高速のパルス信号を発生させることができないという欠点、或いは、広い波長範囲で使用できないという欠点が生じる。かかる欠点を解消するために、分極領域1502,1503の周期を長さ方向で徐々に変化させたQPM構造が、既に知られている。このような構造は、一般に、チャープ構造と称されている。
図16に、従来のチャープ構造を概念的に示す。図16において、縦軸は、非線形光学係数d(z)、すなわち波長変換効率を示している。また、図16の横軸は、光の伝搬距離であり、光導波路1504の光伝搬方向の座標に相当する。図16の例では、非線形光学係数d(z)が負の領域は第1分極領域1502に相当し、非線形光学係数d(z)が正の領域は第2分極領域1503に相当する。図16から解るように、従来のチャープ構造では、分極領域1502,1503の長さは徐々に長くなり、且つ、非線形光学係数d(z)は一定である。
しかしながら、図16に示したような従来のチャープ構造では、波長変換の周波数帯域内での変化効率の揺らぎが大きいという欠点があり、パルス波形のリップルを十分に抑えることができなかった。波長変換の周波数帯域内での変化効率の揺らぎ及びパルス波形の歪みを抑制するためには、分極領域1502,1503の周期のチャープとともに、非線形光学係数を素子の両端で徐々に端へ向かって低減する構造が必要である。この構造を、従来は、分極領域1502,1503の幅制御で行っていた(非特許文献1)。
特開平5−273623号公報 特開2004−20870号公報 2006年秋季応用物理学会学術講演会予稿集30p-ZX-12
上述の非特許文献1の技術では、非常に複雑な構造の寸法を高精度で実現しないと、波長変換の周波数帯域内での変化効率の揺らぎ及びパルス波形のリップルを十分に抑えるという目的は達成できない。このためには、例えば上述の形成方法を採用する場合には、分極領域1502または分極領域1503を形成するための電極の位置・寸法、電圧印加条件等を高精度に制御すればよい。しかし、電子ビーム描画装置の解像度に限界があること、分極領域作製条件などの理由により、分極領域1502,1503の長さ制御には限界がある。
この発明の課題は、分極領域の位置・寸法等を高精度に制御することなしに、波長変換の周波数帯域内での変化効率の揺らぎパルス波形のリップルを抑制する技術を提供することにある。
この発明は、誘電分極が互いに反転している第1、第2分極領域が複数個ずつ交互に形成された非線形光学基板と、これら第1、第2分極領域を通過するように形成された光導波路とを有する波長変換素子に関する。
そして、第1、第2分極領域の周期を全体的には一定にしつつ、波長変換効率の絶対値が光導入面付近で段階的に増加し且つ光導出面付近で段階的に減少するように、第1、第2分極領域の位置座標が調整されたことを特徴とする。
この発明によれば、第1、第2分極領域の周期を全体的には一定にしつつ、波長変換効率の絶対値が被波長変調光導入側から段階的に変化するように第1、第2分極領域の位置を調整したので、分極領域の位置・寸法等を高精度に制御することなしに、波長変換の周波数帯域内での変化効率の揺らぎパルス波形歪みを抑制することができる。
以下、この発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。なお、図中、各構成成分の大きさ、形状および配置関係は、この発明が理解できる程度に概略的に示してあるにすぎず、また、以下に説明する数値的条件は単なる例示にすぎない。
図1は、この実施形態に係る波長変換素子の構造を示す概念図である。
図1に示したように、この実施形態の波長変換素子100は、基板101と、複数ずつの第1、第2分極領域102,103と、光導波路104とを備える。
基板101は、従来の波長変換素子1500(図15参照)と同様、非線形光学効果を有する基板(例えばLiNbOのz板等の強誘電体基板)である。
第1、第2分極領域102,103は、基板101に形成された、誘電分極が互いに反転している領域である。図1に示したように、第1、第2分極領域102,103は、交互に作成される。すなわち、波長変換素子100は、QPM構造を有している。さらに、図1には示していないが、第1、第2分極領域102,103は、光進行方向に対する長さが、周期的に変化するように形成されている。すなわち、波長変換素子100は、チャープ構造を有している。加えて、第1、第2分極領域102,103は、波長変換効率が光導入面付近で段階的に増加し且つ光導出面付近で段階的に減少するように、構成されている(後述の図2参照)。
光導波路104は、第1、第2分極領域102,103を通過する方向(例えば第1、第2分極領域102,103と直交する方向)に形成される。
図2は、第1、第2分極領域102,103における非線形光学係数と伝搬距離との関係を示す概念図である。なお、図2は、この実施形態に係る波長変換素子100の理解を容易にするための比較例である。後述するように、この実施形態では、図2の比較例とは異なる構造によって、図2と同等の特性を得ることができる。
図2において、縦軸は、非線形光学係数d(z)を示す数値である。なお、ここでは、非線形光学係数d(z)によって波長変換効率を調整する場合を例に採って説明する。図2の横軸は、光の伝搬距離であり、光導波路104の光伝搬方向の座標に相当する。図2の例では、非線形光学係数d(z)が負の領域は第1分極領域102に相当し、非線形光学係数d(z)が正の領域は第2分極領域103に相当する。図2から解るように、第1、第2分極領域102,103は、非線形光学係数の絶対値|d(z)|が段階的に変化するように、構成されている。すなわち、基板101は、非線形光学係数の絶対値|d(z)|が光の導入側から極大値dmaxまで段階的に増加する領域R1と、非線形光学係数の絶対値|d(z)|が極大値dmaxの第1、第2分極領域102,103が交互に形成された領域R2と、非線形光学係数の絶対値|d(z)|が領域R2から段階的に減少する領域R3とを含んでいる。
従来知られているように、非線形光学係数の絶対値|d(z)|がすべて同じになるように第1、第2分極領域を形成したQPMチャープ構造(図15、図16参照)では、光の導入面付近と導出面付近とで、波長変換効率が急激に変化することになる。このため、これらの面で、非線形光学係数変化の周波数成分がノイズとして作用して、波長変換素子100の周波数特性にリップルが生じ、その結果、変調光P4のパルス波形にリップルが発生する。従来の波長変換素子1500では、周波数特性に対するノイズ成分の比は、50%弱であった。
従来から、非線形光学係数の絶対値|d(z)|が光導入面付近で段階的に増加し且つ光導出面付近で段階的に減少するように第1、第2分極領域102,103の幅を変化させるものがある(非特許文献1)。この方法では光の導入面付近および導出面付近で、非線形光学係数d(z)の変化が緩やかになる。したがって、この実施形態によれば、波長変換の周波数帯域内での変化効率の揺らぎ及び変調光P4のパルス波形に発生するリップルを抑制できる。
図3は、図2に示した波長変換素子の周波数特性を説明するためのグラフである。図3において、縦軸は、非線形光学係数の大きさを表す相対値であり、従来の均一な非線形光学係数とチャープの構造の波長変換素子(図15参照)のピーク値を‘1’として規格化した値である。また、図3の横軸は、位相の大きさを示しており、π×Δk/Kで与えられる。ここで、Δk=kshg−2×k0(kshgは第二高調波SHGの波数、k0は信号波の波数)である。また、Kは、この実施形態に係るQPMチャープ構造の中心(平均)周期に相当する波数であり、K=2π/Λ(Λは、QPMチャープ構造の平均周期)の関係がある。
ここでは、QPMチャープ構造の平均周期を19μmとし、チャープ量が周期で0.153の場合(曲線C1)、0.238の場合(曲線C2)、0.0765の場合(曲線C3)の場合についてそれぞれグラフを作成した。また、QPMチャープ構造の周期数は2000とし、非線形光学係数変化のエッジを滑らかにした部分の長さを全長の40%に設定し、さらに、この部分の形状をガウス形状とした。このような条件下で、従来の均一な非線形光学係数によるQPMチャープ構造と同様の波長変換特性を得るには、チャープ量を従来の1.7倍にする必要がある。したがって、上述のチャープ量は、従来のQPMチャープ構造においてチャープ量が0.09(=0.153/1.7)、0.14(=0.238/1.7)、0.045(=0.0765/1.7)の場合に相当する。さらに、ここでは、基板101の材料はLiNbOであり、信号光P1の波長は1550nm、中間光P3の波長は775nmであった。
次に、この実施形態に係るQPMチャープ構造の一具体例を説明する。この実施形態に係るQPM構造は、波長変換効率を、d(z)の絶対値|d(z)|を変化させること無しに、光の導入面付近で段階的に増加し且つ光の導出面付近で段階的に減少するように調整することで得られる。この実施形態では、以下に説明したように、第1、第2分極領域102,103の光進行方向に対する位置座標をシフトさせることによって、実質的に同じ構造を得る。このため、この実施形態では、分極反転条件設定が困難な、反転部の幅制御を行う必要がない。
非線形光学係数d(z)が段階的に変化する場合(図2参照)、この非線形光学係数d(z)は、下式(1)で与えられる。ここで、F(z)は、変換係数強度の、光の進行方向zに対する変化を示す関数である。また、Δφ(z)は、QPM周期のチャープを表す位相項である。均一なチャープでは、Δφ(z)=ΔKz2である。さらに、Kは、この実施形態に係るQPMチャープ構造の全長に相当する波数である。
Figure 2008083620
これに対して、非線形光学係数d(z)の絶対値が一定の場合(図16に加えて位置シフトが入った場合)、非線形光学係数d(z)は、下式(2)で与えられる。
Figure 2008083620
式(1)、(2)を比較すると、式(2)は、式(1)に、±cos−1[F(z)]で表される位相項を加えた形になっていることが解る。したがって、この位相項を含む項であるj・sin{±cos−1[F(z)]}を排除することができれば、式(2)は式(1)と同じになり、したがって、非線形光学係数d(z)の絶対値が一定であっても、エッジがなだらかな波長変換効率変化を得ることができる。
ここで、j・sin{±cos−1[F(z)]}は、虚数部である。したがって、この項は、式(2)の実数部に影響を与えること無しに排除することができる。すなわち、下式(3)が成立するように第1、第2分極領域102,103の位置(z座標)をずらせば、F(z)の値によらず、この項j・sin{±cos−1[F(z)]}を排除することができる。
Figure 2008083620
ここで、±cos−1[F(z)]の符号の違いは、第1、第2分極領域102,103をずらす方向を示している。したがって、対応する第1、第2分極領域102,103のペアを選択し、これらの分極領域102,103を逆方向にずらせば、余分な項j・sin{±cos−1[F(z)]}を排除することができる。
下式(4)は、F(z)の値が+1または−1に固定された場合の、分極領域102,103のシフト量を求めた演算結果を示している。また、下式(5)は、F(z)の値が0に固定された場合の、分極領域102,103のシフト量を求めた演算結果を示している。なお、式(4)、(5)においては、Δz=cos−1(F(z))/Kである。
Figure 2008083620
式(4)、(5)から解るように、F(z)が±1の場合は分極領域102,103を±Λ/2または0だけシフトさせればよく、また、F(z)が0の場合は分極領域102,103を±Λ/4だけシフトさせればよい。
図4は、この実施形態に係る波長変換素子100の原理を説明するための、概念的なグラフである。図4(A)、(B)において、縦軸は位相φ(z)であり、横軸は伝搬距離zである。
図4(A)において、曲線P1は、従来の均一波長変換効率のQPMチャープ構造(図16参照)に対応し、位相φ(z)がKz+Δφ(z)で与えられる。また、曲線P2は、エッジがなだらかな波長変換効率変化を変換係数強度F(z)の位相変化で実現した場合(式(2)参照)に対応し、位相φ(z)がKz+Δφ(z)+cos−1[F(z)]で与えられる。
図4(B)において、直線P3は、非チャープのQPM構造(分極領域の長さが均一なQPM構造)に対応している。直線P3で示したような特性のQPM構造において、分極領域の位置を適当にずらすことにより、符号P4で示したような位相関数を得ることができる。このように、分極領域位置を適当にずらすことで、曲線P2と近似的に一致するような特性のQPM構造のを得ることができる。以下、符号P4で示した曲線を、近似位相曲線と記す。近似位相曲線P4は、多数の微小区間から構成され、各微小区間の直線線分は直線P3と同じ傾きを有する。各微小区間の段差は、K×Δzで表される。ここで、Δzは、電子描画装置の解像限界εと一致する。すなわち、微小区間の段差部では、解像限界εに対応する値の位相差が、QPM構造に与えられる。
図5の概念図において、点線Lは、図4の曲線P2に対応するQPM構造を示している。また、斜線で示した領域は、この実施形態に係るQPM構造の第2分極領域103を示している。
図5から解るように、この実施形態に係るQPM構造は、周期Λmの非チャープQPM構造において、曲線P2に対応するQPM構造とのずれΔεが解像限界εに達するたびに、分極領域102,103の位置をΔzずつずらしている(図4の近似位相曲線P4参照)。
図6は、実施形態に係るQPM構造の他の具体例を説明するための概念図である。上述の 図6は形成されるQPM構造と波長変換効率変化の対応関係を示したものであり、図6において、曲線P5は位相φ(z)がKz+Δφ(z)+cos−1(F(z))で表される場合を示しており、曲線P6は位相φ(z)がKz+Δφ(z)−cos−1(F(z))で表される場合を示しており、且つ、曲線P7は位相φ(z)がKz+Δφ(z)で表される場合を示している。上述のように、j・sin{±cos−1[F(z)]}を排除しないとエッジがなだらかな波長変換効率変化を実現できない。このために、図6の例では、基板101の全区間を光進行方向について複数区間S1,S2,S3,・・・に区切り、曲線P5に対応する区間と曲線P6に対応する区間とを、交互に作製する。すなわち、図6の例では、分極領域102,103の位相が、奇数番目の区間S1,S3,・・・では曲線P6にしたがって決定され、偶数番目の区間S2,・・・では曲線P5にしたがって決定されている(逆でもよい)。これにより、基板101の全域について考えた場合には、+jsin[cos−1(F(z))]の項とjsin[−cos−1(F(z))]の項とが打ち消し合う状態になって、エッジがなだらかな波長変換効率変化を実現できる。
図7は、図6に示した波長変換素子の周波数特性を説明するためのグラフである。図7において、縦軸および横軸は、上述の図3と同様である。また、測定条件も、図3の場合と同様である。また、図7でも、チャープ量が周期で0.153の場合(曲線C4)、0.238の場合(曲線C5)、0.0765の場合(曲線C6)の場合を示した。
図7(A)は、電子描画装置の解像限界εを0.3μmとした場合の例である。
図7(A)と図3との比較から解るように、図5に示した波長変換素子(すなわち、第1、第2分極領域102,103のz座標位相をシフトさせることによって光導入面および光導出面付近の波長変換効率を段階的に変化させた波長変換素子)でも、図2に示した波長変換素子(すなわち、非線形光学係数d(z)を調整することによって光導入面および光導出面付近の波長変換効率を段階的に変化させた波長変換素子)と、ほぼ同様の周波数特性を得ることができた。わずかな差異があるのは、近似による誤差のためであると考えられる。
図7(B)、(C)は、図5に示す構造を有する波長変換素子の波長変換特性を演算で求めた結果を示すグラフである。図7(B)、(C)において、縦軸はパルスの光強度(規格値)、横軸は時間(ピコ秒)である。また、M0は信号波のパルス波形、M1は非チャープQPM構造のSHGパルス波形、M2は従来のチャープQPM構造(図16参照)のSHGパルス波形、M3は非線形光学係数d(z)を調整することによってこの実施形態を適用した波長変換素子(図2参照)のSHGパルス波形、M4は第1、第2分極領域102,103のz座標位相をシフトさせることによってこの実施形態を適用した波長変換素子(図5参照)のSHGパルス波形である。
図7(B)から解るように、非チャープQPM構造のSHGパルスM1は、信号波のパルスM0と比較して、形状が台形状に崩れてしまっている。また、従来のチャープQPM構造のSHGパルスM2は、先端付近での形状の崩れは小さいものの、すそ野部分の形状が大きく変形している。これに対して、この実施形態に係る波長変換素子のパルスM3,M4は、パルス波形の全域にわたって、形状の変形が非常に少ない(図7(B)、(C)参照)。
以下、図5、図7に示した波長変換素子の製造方法例について、図8〜図14を用いて説明する。
まず、QPM構造を作製する方法を説明する。QPM構造の波長変換素子を作製する方法としては、液体電極法と固体電極法とがある。
最初に、液体電極法を用いる場合について、図8および図9の断面工程図を用いて説明する。
ここでは、QPM構造を作製するための基板として、LiNbO製の強誘電体基板101を使用する場合を例に採って、説明する(図8(A)参照)。図8(A)に矢印で示したように、この基板101は、表面に向かう方向の自発分極が形成されている。基板101の厚さは、例えば0.3〜1mmである。
まず、通常のフォトリソグラフィ法等を用いて、基板101の表面のうち、分極領域103を形成すべき領域上に、レジストパターン801を形成する(図8(B)参照)。レジストパターン801の幅および間隔は、例えば1〜4μmである。レジストパターン801を形成する位置に応じて、分極領域103の形成位置が決定され、その結果、分極領域102の形成位置も決定される。したがって、レジストパターン801の位置は、第1、第2分極領域102,103のz座標位相が適当にシフトするように決定される(図5、図7参照)。
続いて、基板101の表面および裏面に、液体電極層802a,802bを形成する。そして、パルス電圧発生源803を用いて、パルス電圧を印加することにより、電場を発生させる(図8(C)参照)。生成される電場の方向は、基板101の分極を反転させることができる方向(ここでは基板101の表面から裏面に向かう方向)に設定される。電場の大きさは、LiNbO基板101の種類に応じて決定される。例えば、コングルエント組成の場合には20kV/mm程度が望ましく、ストイキオメトリック組成の場合には6kV/mm程度が望ましい。パルス幅は、数十msecである。
これにより、基板101のうち、レジストパターン801で覆われていない部分の分極方向が反転して、分極領域102が形成される(図9(A)参照)。基板101のうち、分極方向が反転しなかった領域は、分極領域103になる。
その後、液体電極802a,802bを除去し(図9(B)参照)、さらにレジストパターン801を除去することにより、基板101のQPM構造が完成する(図9(C)参照)。
続いて、固体電極法を用いる場合について、図10および図11の断面工程図を用いて説明する。
ここでも、液体電極法の場合と同じLiNbO基板101を使用する場合を例に採って、説明する(図10(A)参照)。この例でも、基板101の表面に向かう方向に自発分極が形成されており、基板101の厚さは例えば0.3〜1mmである。
まず、通常のフォトリソグラフィ法等を用いて、基板101の表面のうち、分極領域103を形成すべき領域上に、レジストパターン1001を形成する(図10(B)参照)。レジストパターンの幅および間隔は、例えば1〜4μmである。
続いて、基板101の表面および裏面に、例えばNiCr層等の導電層1002a,1002bを形成する(図10(C)参照)。そして、表面側の導電層1002aをエッチバックした後でレジストパターン1001を除去することにより、固体電極1003を形成する(図11(A)参照)。
さらに、パルス電圧発生源1004を用いてパルス電圧を印加することにより、電場を発生させる(図11(A)参照)。生成される電場の方向、大きさおよびパルス幅は、上述の液体電極法と同様である。
これにより、基板101のうち、レジストパターン1001で覆われていない部分の分極方向が反転して、分極領域102が形成される。基板101のうち、分極方向が反転しなかった領域は、分極領域103になる。
その後、固体電極1003を除去することにより、基板101のQPM構造が完成する(図11(B)参照)。
次に、光導波路104を作製する方法を説明する。光導波路104を作製する方法としては、プロトン交換法と張り合わせ法とがある。
最初に、プロトン交換法を用いる場合について、図12および図13の概念図を用いて説明する。
まず、上述の液体電極法または固体電極法を用いてQPM構造の基板101を作製する(図12(A)参照)。
そして、通常のフォトリソグラフィ法等を用いて、基板101の表面のうち光導波路104を形成しない部分に、金属マスク1201を形成する(図12(B)参照)。
次に、安息香酸中で、光導波路104のリチウムイオンをプロトンにイオン交換する(図12(C)参照)。このときの安息香酸の温度は例えば200℃、処理時間は例えば2時間である。
続いて、金属マスク1201を取り除く(図13(A)参照)。
その後、基板101を例えば300℃で2時間加熱することにより、表面のプロトンを拡散させて、導波路104を完成する(図13(B)参照)。
次に、張り合わせ法を用いる場合について、図14の概念図を用いて説明する。
まず、上述の液体電極法または固体電極法を用いてQPM構造の基板101を作製する(図14(A)参照)。
次に、この基板101に、基台1401を張り付ける(図14(B)参照)。基台1401としては、例えば、LiTaO基板や、Mg:LiNbO等を用いることができる。
続いて、基板101を、表面を研磨することによって、薄膜化する(図14(C)参照)。
最後に、例えばダイシングまたはドライエッチング等の技術を用いて基板101に溝を形成することにより、光導波路104となるべき領域を、他の領域から物理的に分離する。これにより、光導波路104が完成する(図14(D)参照)。
以上説明したように、この実施形態によれば、非線形光学係数の絶対値|d(z)|が光導入面付近で段階的に増加し且つ光導出面付近で段階的に減少するように第1、第2分極領域102,103を構成したので(図2参照)、分極領域102,103の位置・寸法等を高精度に制御することなしにパルス波形のリップルを抑制することができる。
さらに、分極領域102,103の非線形光学常数d(z)を調整するのではなく、これらの分極領域102,103の光進行方向に対する位相をシフトさせることによって上述のような段階的変化を形成することにより、簡単な製造工程で、この実施形態に係る波長変換素子を得ることができる。
実施の形態に係る波長変換素子の構造を示す概念図である。 第1、第2分極領域における非線形光学係数と伝搬距離との関係の一例を示す概念図である。 実施の形態に係る波長変換素子の周波数特性を説明するためのグラフである。 実施の形態に係る波長変換素子の原理を説明するための、概念的なグラフである。 実施の形態に係るQPM構造の一具体例を示す概念図である。 実施の形態に係るQPM構造と波長変換効率変化の対応関係を示す概念図である。 図6に示した波長変換素子の特性を説明するためのグラフである。 実施の形態に係る波長変換素子の製造方法を説明するための断面工程図である。 実施の形態に係る波長変換素子の製造方法を説明するための断面工程図である。 実施の形態に係る波長変換素子の製造方法を説明するための断面工程図である。 実施の形態に係る波長変換素子の製造方法を説明するための断面工程図である。 実施の形態に係る波長変換素子の製造方法を説明するための概念的工程図である。 実施の形態に係る波長変換素子の製造方法を説明するための概念的工程図である。 実施の形態に係る波長変換素子の製造方法を説明するための概念的工程図である。 従来の波長変換素子の一構造例を示す概念図である。 従来のチャープ構造の一例を示す概念図である。
符号の説明
100 波長変換素子
101 LiNbO基板
102 第1分極領域
103 第2分極領域
104 光導波路
801,1001 レジストパターン
802 液体電極
803,1004 パルス電圧発生源
1002a、1002b 導電層
1003 固体電極
1201 金属マスク

Claims (3)

  1. 誘電分極が互いに反転している第1、第2分極領域が複数個ずつ交互に形成された非線形光学基板と、これら第1、第2分極領域を通過するように形成された光導波路とを有する波長変換素子であって、
    形成される前記第1、第2分極領域の光進行方向に対する位置座標を調整することにより、波長変換効率の絶対値を変化させることを特徴とする波長変換素子。
  2. 前記非線形光学基板に、前記第1、第2分極領域の位相がKz+Δφ+cos−1(F(z))になる区間と、該第1、第2分極領域の位相がKz+Δφ−cos−1(F(z))になる区間(F(z)は変換係数強度の光進行方向に対する変化を示す関数、Δφ(z)はQPM周期のチャープを表す位相項、Kはこの実施形態に係るQPMチャープ構造の全長に相当する波数)とを、相互に形成したことを特徴とする請求項2に記載の波長変換素子。
  3. 誘電分極が互いに反転している第1、第2分極領域が複数個ずつ交互に一定の周期で形成された微小区間を複数個備えた非線形光学基板と、これら第1、第2分極領域を通過するように形成された光導波路とを有する波長変換素子であって、これら複数の微小区間の間の位相をシフトさせて平均周期を変化させることを特徴とする波長変換素子。
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