JP2008083372A - 光デバイス - Google Patents

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敏裕 黒田
Shigeyuki Yagi
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Abstract

【課題】簡単な構造を用いて温度変化による影響を小さくすることができる光デバイスを提供する。
【解決手段】本発明による光デバイス(1)は、光導波路(2)と、光導波路(2)を支持する光導波路支持部(4)と、光導波路(2)に光学的に接続され且つ長手方向(A)に延びる光ファイバー(6,8)と、これらを収容する筐体(10)を有する。光ファイバー(6,8)は、その先端から延び且つ被覆を除去した裸線部分(14)と、この裸線部分(14)に隣接し且つ被覆を残した被覆部分(16)を有する。光デバイス(1)は、更に、裸線部分(14)の先端部を支持し且つ光導波路支持部(4)に固定された裸線支持部(18)と、裸線支持部(14)と間隔をおいて被覆部分(16)を支持し且つ筐体(10)に固定された被覆支持部(22)と、裸線支持部(18)と被覆支持部(22)との間を橋渡しするように固定されたダミー光ファイバー(32)を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、光デバイスに関し、更に詳細には、筐体に収納された光デバイスに関する。
シリコン上にポリマーで形成された光導波路部と光ファイバー部とを組合せた光モジュールを、金属等で形成された筐体に収納した光デバイスが知られている。また、かかる光デバイスにおいて、周囲温度が変化したとき、光モジュールの線膨張係数と筐体の線膨張係数の違いにより、光デバイス内に歪が生じ、光デバイスの性能に影響を及ぼす場合があることが知られている(特許文献1〜3等参照)。
この影響を小さくするために、光ファイバーを引張った状態で筐体内に固定する光デバイス(特許文献1参照)、筐体内に樹脂を充填する光デバイス(特許文献2参照)、及び、筐体の線膨張係数を光モジュールの線膨張係数に一致させるように構成された光デバイス(特許文献3参照)等が知られている。
特開2006−30552号公報 特開平5−93819号公報 特開2005−148481号公報
特許文献1に開示された光デバイスを発明者が検証したところ、特許文献1に記載されたほどの効果が得られなかった。また、特許文献2に開示された光デバイスでは、使用する樹脂の量が多くなるのでコスト高になり、特許文献3に開示された光デバイスでは、筐体及び光モジュールに使用する材料が限定される。
そこで、本発明の目的は、簡単な構造を用いて、温度変化による影響を小さくすることができる光システムを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明による光デバイスは、光導波路と、光導波路を支持する光導波路支持部と、光導波路に光学的に接続され且つ長手方向に延びる光ファイバーと、光導波路、光導波路支持部及び光ファイバーを収容する筐体と、を有し、光ファイバーは、その先端から延び且つ被覆を除去した裸線部分と、この裸線部分に隣接し且つ被覆を残した被覆部分と、を有し、更に、裸線部分の先端部を支持し且つ光導波路支持部に固定された裸線支持部と、裸線支持部と間隔をおいて被覆部分を支持し且つ筐体に固定された被覆支持部と、裸線支持部と被覆支持部との間を橋渡しし且つそれらに固定された橋渡し部材と、を有することを特徴としている。
このように構成された光デバイスでは、筐体の線膨張係数が光導波路支持部、裸線支持部及び被覆支持部の線膨張係数よりも大きい場合、周囲温度が例えば室温から零下まで下降すると、裸線支持部と被覆支持部との間の光ファイバーに押圧力がかかる。それにより、被覆部分よりも強度の弱い裸線部分が撓み、光デバイスを伝搬する光の損失が増大する傾向がある。しかしながら、本発明の光デバイスでは、裸線支持部と被覆支持部との間に橋渡し部材が追加されているので、裸線支持部と被覆支持部との間に働く押圧力が光ファイバーと橋渡し部材とに分配される。それにより光ファイバーに作用する押圧力が減少し、光デバイスを伝搬する光の損失の変動を抑制することができる。その結果、簡単な構造を用いて、光デバイスにおける温度変化による影響を小さくすることができる。
本発明による光デバイスの実施形態において、好ましくは、橋渡し部材は、ダミー光ファイバーである。
橋渡し部材をダミー光ファイバーで構成することにより、橋渡し部材を固定するための裸線支持部及び被覆支持部の寸法を、光ファイバーを固定するためのそれらの寸法と共通化することができる。また、光ファイバーリボンを使用することにより、組立工程の簡単化を図ることも可能である。
本発明による光デバイスの実施形態において、更に好ましくは、光ファイバー及びダミー光ファイバーは、引張り状態で裸線支持部と被覆支持部とに固定される。
本発明による光デバイスの実施形態において、更に好ましくは、裸線支持部と被覆支持部との間の光ファイバー及びダミー光ファイバーは、樹脂で被覆される。
本発明による光デバイスの実施形態において、光導波路支持部と裸線支持部とが一体に形成された基板であってもよいし、裸線支持部と光ファイバーとが光ファイバーアレイを構成してもよい。
以上説明したように、本発明による光デバイスは、簡単な構造を用いて、温度変化による影響をで小さくすることができる。
まず、図1及び図2を参照して、本発明による光デバイスの第1の実施形態を説明する。図1は、本発明の第1の実施形態である光デバイスの平面断面図であり、図2は、図1の光デバイスの正面断面図である。
図1及び図2に示すように、本発明の第1の実施形態である光デバイス1は、光導波路2と、光導波路2を支持する光導波路支持部4と、光導波路2の一方の側に光学的に接続され且つ長手方向Aに延びる光ファイバー6と、光導波路2の他方の側に光学的に接続され且つ長手方向Aに延びる2本の光ファイバー8と、光導波路2、光導波路部4及び光ファイバー6、8を収容する筐体10とを有している。
光導波路2は、光導波路支持部4の上に積層されている。光導波路支持部4は、例えば、シリコンで形成され、光導波路2は、互いに屈折率が僅かに異なるフッ素化ポリイミド等のポリマーで形成されたコア2aとクラッド2bとを有している。シリコンの線膨張係数は、3.2ppm/℃である。
コア2aの一方の側のポート2cの個数及び他方の側のポート2dの個数は任意である。以下、例示として、一方の側のポート2cの個数が1つであり、他方の側のポート2dの個数が2つある場合を説明する。なお、ポート2c、2dの個数及びポートの接続の仕方に応じて、光デバイスは、光スプリッタ、光結合器等を構成する。コア2aの分岐部2eには、所定の光を反射したり透過したりする光フィルタ12が配置されてもよい。本実施形態では、光ファイバー6から入射した光が光フィルタ12を透過して光ファイバー8の一方(図1の上側の光ファイバー8)に伝搬されるように、コア2aが構成されている。
光ファイバー6、8はそれぞれ、コア6a、8aと、クラッド6b、8bと、被覆部6c、8cとを有し、その先端から延び且つ被覆部6c、8cを除去した裸線部分14と、この裸線部分14に隣接し且つ被覆部6c、8cを残した被覆部分16と、を有している。シングルモードファイバでは、裸線部分14の径が125μmであることが一般的である。
光デバイス1は、更に、裸線部分14の先端部を支持する裸線支持部18と、この裸線支持部18との間に光ファイバー6、8を挟むように配置された押えブロック20と裸線支持部18と間隔をおいて被覆部分16を支持する被覆支持部22とを有している。裸線支持部18は、光導波路支持部4に固定されており、本実施形態では、裸線支持部18は、光導波路支持部4と一体に形成された基板である。従って、裸線支持部18は、例えば、シリコンで形成される。被覆支持部22も、裸線支持部18と同じ材料で作られることが好ましい。
光ファイバー6、8の裸線部分14はそれぞれ、そのコア6a、8aと光導波路2のコア2aとが整列するように裸線支持部18及び押えブロック20に接着剤24によって固定されている。具体的には、裸線支持部18及び押えブロック20はそれぞれ、光ファイバー6を固定するための溝18a、20aを有している。裸線部分14は、溝18a、20aに位置決めされ、裸線部分14と溝18a、18bとの間及び裸線支持部18と押えブック20との間に接着剤24が充填されている。接着剤24は、紫外線硬化型樹脂であることが好ましい。
被覆支持部22は、光ファイバー6、8の被覆部分16を支持する上面22aを有している。また、光ファイバー6、8の裸線部分14と被覆部分16との間の境界部分15は、被覆支持部22の上に位置しており、境界部分15は、被覆支持部22の上面22aに接着剤26によって固定されている。接着剤26の弾性率は1〜4GPaが好ましく、例えば、紫外線硬化型エポキシ系樹脂であり、その具体例は、協立化学産業製WR8774N(弾性率2.5GPa)やNTT−AT製AT3925M(弾性率1GPa)である。
また、光導波路支持部4及び被覆支持部22はそれぞれ、筐体10に接着剤28、30によって固定されている。接着剤28の弾性率は、10〜5000KPaが好ましく、例えば、信越化学工業製紫外線硬化型シリコーン系樹脂のKJC7810(弾性率25KPa)や、信越化学工業製室温硬化型シリコーン系樹脂のBF500(弾性率3000KPa)である。接着剤30の弾性率は1〜4GPaが好ましくは、例えば、室温硬化型エポキシ系樹脂のチバガイギー製アラルダイト(弾性率3.9GPa)や、熱硬化型エポキシ系樹脂の協立化学産業製XOC−03H2(弾性率1.2GPa)である。
なお、接着剤26と30は、光ファイバ6,8が引張の外力を受けても筐体10から抜けない様にする必要があり、弾性率を大きく設定している。一方、接着剤28は、光導波路部4を筐体10に保持するだけで良いので弾性率を小さく設定している。
筐体10は、筐体本体10aと筐体蓋10bとを有している。筐体本体10aは、光ファイバー6、8の被覆部6c、8cを受入れる切欠き10cを有し、筐体蓋10bは、切欠き10cを塞ぐ塞ぎ部10dを有している。筐体本体10aと筐体蓋10bとは、シール用接着剤(図示せず)によって固定されている。筐体10と光ファイバー6とは、シール用接着剤31等によって支持されている。シール用接着剤31は、例えば、常温硬化型シリコーン系樹脂であり、その具体例は、NTT−AT製BF500(弾性率3MPa)である。筐体10は、好ましくは、金属で形成され、例えば、アルミニウム、アルミニウム合金、鉄合金、ステンレス、スチール等で形成される。中でも鉄、ニッケル、コバルトの合金であるコバールが線膨張係数の観点から好ましい。コバールの線膨張係数は、4.7ppm/℃である。
光デバイス1は、更に、裸線支持部18と被覆支持部22との間を橋渡しし且つそれらに固定された橋渡し部材32を有している。具体的には、橋渡し部材32は、コア2aと光学的に接続されていない光ファイバーであるダミー光ファイバー32で構成されている。光ファイバー6、8と同様、ダミー光ファイバー32も、その先端から延び且つ被覆部を除去した裸線部分14’と、この裸線部分14’に隣接し且つ被覆部を残した被覆部分16’とを有していることが好ましい。本実施形態では、光導波路2の一方の側には、2本のダミー光ファイバー32が設けられ、他方の側には、1本のダミー光ファイバーが設けられている。温度変化により裸線支持部18と被覆支持部22との間に作用する応力を光ファイバー6、8とダミー光ファイバー32に分配させるために、一方の側又は他方の側における光ファイバー6、8とダミー光ファイバー32の本数の合計は3本以上であることが好ましい。また、光ファイバー6、8及びダミー光ファイバー32は、光ファイバーリボンから一体に構成されることが好ましい。
また、光ファイバー6、8及びダミー光ファイバー32は、引張り状態で裸線支持部18と被覆支持部22とに固定されることが好ましい。
次に、本発明の第1の実施形態である光デバイスの作用について説明する。
光ファイバー6から入射した光は、光フィルタ12を透過して光ファイバー8の一方(図1の上側の光ファイバー8)に伝搬される。以下、光ファイバー6から入射した光の強さに対する光ファイバー8から出射される光の強さのデシベル値を損失という。従って、損失は、0に近いほど好ましい。
光デバイス1において、筐体10の線膨張係数は、光導波路支持部4、裸線支持部18及び被覆支持部22の線膨張係数よりも大きい。従って、周囲温度が、例えば、+25℃から+85℃まで上昇した場合、光ファイバー6、8に引張り力が作用し、周囲温度が、例えば、+25℃から−40℃まで下降した場合、特に裸線支持部18と被覆支持部22との間の光ファイバー6、8の裸線部分14に押圧力が作用する。光ファイバー6、8に引張り力が作用する場合、光ファイバー6,8は単に引張られるだけで、撓みは生じない。その結果、損失の変動は小さくなる。これに対して、光ファイバー6、8に押圧力が作用する場合、特に裸線支持部18と被覆支持部22との間に押圧力がかかる。それにより、被覆部分16よりも強度の弱い裸線部分14が撓み、損失の変動が大きくなる傾向がある。しかしながら、本発明の光デバイス1では、裸線支持部18と被覆支持部22との間にダミー光ファイバー32が追加されているので、裸線支持部18と被覆支持部22との間に働く押圧力が光ファイバー6、8とダミー光ファイバー32とに分配される。結果として、光ファイバーに作用する押圧力が減少し、それにより、光デバイスの損失の変動を抑制することができる。
次に、図3〜図5を参照して、本発明による光デバイスの第2の実施形態を説明する。図3は、本発明の第2の実施形態である光デバイスの平面断面図であり、図4は、図3の光デバイスの正面断面図である。図5は、図3の線V−Vにおける断面図である。
図3〜図5に示すように、本発明の第2の実施形態である光デバイス50は、裸線支持部18と被覆支持部22との間の光ファイバー6及びダミー光ファイバー32の部分の周りに保護用の樹脂52を塗布したこと以外、上述した第1の実施形態である光デバイスと同様の構成を有している。従って、第1の実施形態である光デバイス1と同様である第2の実施形態である光デバイス50の構成要素については、光デバイス1と同じ参照番号を付し、その説明を省略する。
光デバイス50において、一方の側の光ファイバー6及びダミー光ファイバー32の周りに塗布される保護用の樹脂52の弾性率は、1〜10MPaであることが好ましく、例えば、シリコーン系樹脂である信越化学製紫外線硬化型のOF207(弾性率2.2MPa)や、アクリル系樹脂であるノーランド製紫外線硬化型のNOA76(弾性率7MPa)である。また、樹脂5の厚さは、50〜100μmであることが好ましい。
第2の実施形態である光デバイス50の作用は、第1の実施形態である光デバイス1の作用と同様である。
次に、入口側に1本の光ファイバーと2本のダミーファイバーとを有する本発明による光デバイス1の損失の変動と、入口側に1本の光ファイバーだけを有する比較例の光デバイス60の損失の変動との比較テストを行った。図5は、比較例の光デバイスの平面断面図である。なお、出口側には、2本の光ファイバー8と1本のダミー光ファイバー32が設けられている。
光ファイバー6及び光導波路2に伝搬させる光の波長は、1550nmでテストを行い、周囲温度の変化は、+25℃から−40℃まで変化させた場合と、+25℃から+85℃まで変化させた場合の2種類についてテストを行った。また、光ファイバー6、8及びダミー光ファイバー32に引張り荷重をかけてそれらを固定した場合についてもテストを行った。表1に、損失変動のテスト結果を示す。引張り荷重の値は、光ファイバー6,8及びダミー光ファイバー32の1本当りのものである。
Figure 2008083372
表1から分かるように、引張り荷重をかけない場合において、特に周囲温度を+25℃から−40℃まで変化させたときに、本発明による光デバイス1は、比較例の光デバイス60と比較して損失の変動が著しく減少した。また、引張り荷重をかけた場合において、本発明による光デバイスでは、引張り荷重をかけると更に損失の変動が減少したが、比較例の光デバイス60では、引張り荷重をかけても損失の変動にあまり変化が見られなかった。
次に、本発明による第1の実施形態である光デバイス1と第2の実施形態である光デバイス50との比較を行った。光デバイス50については、異なる弾性率を有する3種類の保護用の樹脂52について比較した。樹脂の弾性率は、2.2MPa(例えば、信越化学工業製シリコーン系紫外線硬化型樹脂「OF207」)と、80MPa(例えば、NTT−AT製アクリル系紫外線硬化型樹脂「AT6390」)と、690MPa(例えば、ダイキン工業性エポキシ系紫外線硬化型樹脂「UV4000」)であった。弾性率は、JIS−K7127「プラスチックフィルム及びシートの引張試験方法」に従って測定した。
表2に、損失の変動のテスト結果を示す。
Figure 2008083372
表2から分かるように、弾性率の小さい保護用樹脂を採用することにより、周囲温度が+25℃から−40℃まで変化したときの損失の変動を更に減少させることができた。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
上記実施形態では、裸線支持部14と光導波路支持部12とが一体に形成され、基板を構成したけれども、裸線支持部14が光ファイバー6と押えブロックと共に光ファイバーアレイを構成してもよい。
また、橋渡し部材32は、ダミー光ファイバーに限らず、その他の材料のものを使用してもよい。
また、第2の実施形態の光デバイス50において、保護用の樹脂52を一方の側の光ファイバ6及びダミー光ファイバー32の周りだけでなく、他方の側の光ファイバ8及びダミー光ファイバー32の周りに塗布してもよい。
本発明の第1の実施形態による光デバイスの平面断面図である。 図1の光デバイスの正面断面図である。 本発明の第2の実施形態による光デバイスの平面断面図である。 図3の光デバイスの正面断面図である。 図3の線V−Vにおける断面図である。 比較例の光デバイスの正面断面図である。
符号の説明
1 光デバイス
2 光導波路
4 光導波路支持部
6、8 光ファイバー
10 筐体
14 裸線部分
16 被覆部分
18 裸線支持部
20 押えブロック
22 被覆部分
32 ダミー光ファイバー
52 保護樹脂
A 長手方向

Claims (6)

  1. 光導波路と、
    前記光導波路を支持する光導波路支持部と、
    前記光導波路に光学的に接続され且つ長手方向に延びる光ファイバーと、
    前記光導波路、前記光導波路支持部及び前記光ファイバーを収容する筐体と、を有し、
    前記光ファイバーは、その先端から延び且つ被覆を除去した裸線部分と、この裸線部分に隣接し且つ被覆を残した被覆部分と、を有し、
    更に、前記裸線部分の先端部を支持し且つ前記光導波路支持部に固定された裸線支持部と、
    前記裸線支持部と間隔をおいて前記被覆部分を支持し且つ前記筐体に固定された被覆支持部と、
    前記裸線支持部と前記被覆支持部との間を橋渡しし且つそれらに固定された橋渡し部材と、を有することを特徴とする光デバイス。
  2. 前記橋渡し部材は、ダミー光ファイバーであることを特徴とする請求項1に記載の光デバイス。
  3. 前記光ファイバー及び前記ダミー光ファイバーは、引張り状態で裸線支持部と被覆支持部とに固定されることを特徴とする請求項2に記載の光デバイス。
  4. 裸線支持部と被覆支持部との間の光ファイバー及びダミー光ファイバーは、樹脂で被覆されることを特徴とする請求項2に記載の光デバイス。
  5. 前記光導波路支持部と裸線支持部とは、一体に形成された基板であることを特徴とする請求項1に記載の光デバイス。
  6. 前記裸線支持部と、前記光ファイバーとが光ファイバーアレイを構成することを特徴とする請求項1に記載の光デバイス。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008063373A (ja) * 2006-09-05 2008-03-21 Dainippon Ink & Chem Inc 床用水性塗料および床塗工方法
JP2015064504A (ja) * 2013-09-25 2015-04-09 株式会社フジクラ 光ファイバの調芯方法および光モジュールの製造方法

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