JP2007316548A - 光ファイバアレイ - Google Patents

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Abstract

【課題】 光ファイバ特性であるFFPの温度依存性を抑える光ファイバアレイを提供する。
【解決手段】 光ファイバアレイ1は、複数本の裸光ファイバ7を並べて配列する複数のV溝9を備えたV溝部17を備えたアレイ基板3と、V溝部17の複数のV溝9に被覆除去した複数本の裸光ファイバ7を配列した複数本の光ファイバ5と、V溝部17に配列した複数本の裸光ファイバ7を挟み込んで押さえる押え部材31と、から構成される。複数のV溝9の並列方向の両最外側に、ダミー裸光ファイバ13を少なくとも各1本ずつ配設するダミー用V溝15を設け、この各ダミー用V溝15に被覆除去したダミー裸光ファイバ13を配設し、かつその長手方向のみを第1接着剤33でアレイ基板3に固着する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、光ファイバアレイに関し、特に光通信での光伝送路の結合などに使用される光コネクタなどにおいて、光ファイバを任意位置に整列させて固定する光ファイバアレイに関する。
従来、光ファイバアレイは光伝送において結合素子として広く使用されており、その使用方法としては、光ファイバの多心接続、レーザダイオードアレイなどの光源と光ファイバの結合、光導波路と光ファイバの多心接続などがあり、光導波路スプリッタやアレイ導波路回析格子(AWG)、光スイッチなどに応用されている。
図14(A),(B),(C)を参照するに、従来の光ファイバアレイ101の一般的な構造は、アレイ基板103に複数本の光ファイバ105から被覆除去した裸光ファイバ107を配置する複数のV溝加工が施されており、この複数のV溝109を施したV溝部111に、被覆除去した複数本の裸光ファイバ107を配列させてから、平面板113により前記複数本の裸光ファイバ107を上から押えて挟み込むことで光ファイバ105を固定する構造となっており、非常に高密度かつ高精度な配列を実現することが可能である。なお、アレイ基板103には、前記V溝部111の後方に前記複数本の裸光ファイバ107の後方側の光ファイバ被覆除去部115と光ファイバ被覆部117とを載置するための光ファイバ設置部119が設けられており、上記のV溝部111と光ファイバ設置部119の境には段付のエッジ部121が形成されている。
上記のアレイ基板103や平面板113は、石英やパイレックス(登録商標)、セラミック、シリコン、ジルコニアなどの材料で製造される。また、被覆除去した裸光ファイバ107は、アレイ基板103のV溝部111と平面板113の間に、UV硬化や熱硬化の樹脂またはシリコン粉末などの固定用接着剤123を充填して固定され、アレイ基板103の端面(以下、単に「アレイ端面」という)はカットまたは研磨によって加工される。
また、上記の光ファイバ105は、単心だけでなくテープ状の多心も使用されることが多く、アレイ基板103の後部の光ファイバ設置部119は剥離や断線を防ぐために、弾性の大きな保護用接着剤125を用いて光ファイバ被覆除去部115と光ファイバ被覆部117が保護されることが多い。
通常、光ファイバアレイ101は、アレイ端面を結合対象物と付き合わせた状態で利用され、それぞれの光ファイバ105から出射した光はほとんど空間伝搬することなく、調心された対象物と結合する。よって、結合効率を良くするには、高度な位置精度と配列および接着技術が不可欠となる。
また、光ファイバアレイ101の別の用途としては、光ファイバアレイ101の1つ以上の出射ポートから測定対象物に光を出射し、測定対象物で反射された光を、それ自身またはその他の光ファイバで受光して検知することで、その対象物の変位や、それにかかる圧力、ひずみなどのセンシングに応用されている。この光センシングにおける測定方式としては、光強度測定法や干渉測定法などがあるが、結合素子として使用する場合と異なり、測定対象物との距離が長く、端面から出射された光は空間伝搬して受光ポートと結合する。よって、センシングに使用する場合は、高度な位置精度と配列および接着技術などに加え、出射光の分布であるファーフィールドパターン(FFP;Far Field Pattern)が変形しないことが非常に重要となる。
裸光ファイバ107の固定に固定用接着剤123を使用する光ファイバアレイ101の構造では、環境温度の変化によって固定用接着剤123が膨張・収縮し、裸光ファイバ107と例えば石英からなるアレイ基板103との剥離や裸光ファイバ107の断線を引き起こすという問題があり、その問題に対する対策が多く行われている。
その対策としては、構造を工夫したものや、固定用接着剤の弾性やガラス転移温度などの特性を調整したもの、また先端部を固定用接着剤で固定し、裸光ファイバの根元をメタライズしてから半田で固定したものなどが考案されている。
また、特許文献1では単心、多心光ファイバコネクタであるが、被覆除去した裸光ファイバの根元を接着剤で固着し、一方、前記裸光ファイバの先端部分は接着剤による固定は行わずにフリーの状態とされている。また、特許文献2では光導波路と接続する多心光ファイバコネクタであるが、この光ファイバコネクタ内では、被覆除去した裸光ファイバの根元が接着剤により固定され、前記裸光ファイバの先端部分が接着剤の塗布をせずにフリーの状態とされている。
特開平9−159860号公報 特開2003−255179号公報
ところで、従来の光ファイバアレイ101の構造では、固定用接着剤123が被覆除去した裸光ファイバ107に直接付着する構造であり、固定用接着剤123の熱伸縮による裸光ファイバ107の位置変動や、剥離・断線の可能性がある。特に、V溝部111に使用する固定用接着剤123は、裸光ファイバ107の変動や剥離がないように、弾性が小さく硬めの固定用接着剤123が使用されることが多いために、この固定用接着剤123の熱伸縮や硬化収縮による裸光ファイバ107ヘの歪みの影響は非常に大きいものである。
また、光ファイバアレイ101を製造するときに、固定用接着剤123がV溝109に沿ってV溝部111の後方に流れてしまうと、アレイ基板103のエッジ部121に多量の固定用接着剤123が付着してしまうために、熱伸縮や硬化収縮による裸光ファイバ107への歪みはさらに大きくなるという問題点があった。
また、固定用接着剤123の熱伸縮や硬化収縮による裸光ファイバ107ヘの歪みは、光の伝搬に影響を与え、端面から出射されるFFPの変形を招いてしまうという問題点があった。裸光ファイバ107にかかる歪み量は、環境温度変化による固定用接着剤123の熱収縮によって歪みがかかり変化する場合や、硬化収縮によって予めかかっていた歪みが熱伸縮によって緩和され変化する場合があり、このような歪み量の変化によって、裸光ファイバ107から出射した光のFFPが変動することになる。その結果、結合素子で使用する場合には結合効率が変動することになり、特にセンシングに使用する場合には測定精度が著しく悪化してしまうという問題点があった。
また、特許文献1および特許文献2では、被覆除去した裸光ファイバの先端部分は接着剤による固定は行わないが、裸光ファイバの根元部分のみに接着剤による固着を行なっているので、裸光ファイバの根元部分の接着剤は多量に付着するために裸光ファイバにかかる歪み量を大きくしてしまい、FFPを変形してしまうという問題点や、接着剤の熱伸縮によるファイバ先端部の角度変動が大きく、出射光の方向が変動してしまう問題があった。
上記発明が解決しようとする課題を達成するために、この発明の光ファイバアレイは、複数本の裸光ファイバを並べて配列する複数のV溝を備えたV溝部を備えたアレイ基板と、前記V溝部の複数のV溝に被覆除去した複数本の裸光ファイバを配列した複数本の光ファイバと、前記V溝部に配列した複数本の裸光ファイバを挟み込んで押さえる押え部材と、から構成される光ファイバアレイにおいて、
前記複数のV溝の並列方向の両最外側に、ダミー裸光ファイバを少なくとも各1本ずつ配設するダミー用V溝を設け、この各ダミー用V溝に被覆除去したダミー裸光ファイバを配設すると共に前記各ダミー裸光ファイバの長手方向のみを第1接着剤でアレイ基板に固着してなることを特徴とするものである。
また、この発明の光ファイバアレイは、複数本の裸光ファイバを並べて配列する複数のV溝を備えたV溝部を備えたアレイ基板と、前記V溝部の複数のV溝に被覆除去した複数本の裸光ファイバを配列した複数本の光ファイバと、前記V溝部に配列した複数本の裸光ファイバを挟み込んで押さえる押え部材と、から構成される光ファイバアレイにおいて、
前記複数のV溝の並列方向の両最外側に、前記V溝に配列された裸光ファイバの高さ以下の凸部を前記V溝と並行する方向に延伸して設け、前記各凸部の長手方向のみを第1接着剤でアレイ基板に固着してなることを特徴とするものである。
また、この発明の光ファイバアレイは、前記光ファイバアレイにおいて、前記複数本の光ファイバが、前記V溝部に配列した複数本の光ファイバ以外の複数本の光ファイバの部分を第2接着剤で前記アレイ基板の幅方向に横断的に、且つ部分的に固着していることが好ましい。
また、この発明の光ファイバアレイは、前記光ファイバアレイにおいて、前記V溝部に配列した複数本の光ファイバ以外の複数本の光ファイバの部分が、光ファイバ被覆除去部および又は光ファイバ被覆部であることが好ましい。
また、この発明の光ファイバアレイは、前記光ファイバアレイにおいて、前記第2接着剤が、固定用接着剤および又は保護用接着剤であることが好ましい。
また、この発明の光ファイバアレイは、前記光ファイバアレイにおいて、前記複数本の裸光ファイバが、全て平行に配置されていることが好ましい。
また、この発明の光ファイバアレイは、前記光ファイバアレイにおいて、前記複数本の裸光ファイバが、互いに交叉する角度で配置されていることが好ましい。
また、この発明の光ファイバアレイは、前記光ファイバアレイにおいて、前記接着剤が、線膨張係数をα、硬化収縮率をβ、環境温度変化をδTとすると、(β/α)>δTを満たしていることが好ましい。
以上の課題を解決するための手段から理解されるように、この発明は、複数のV溝の並列方向の両最外側にダミー裸光ファイバを配設し、かつ前記各ダミー裸光ファイバの長手方向のみを第1接着剤でアレイ基板に固着したので、複数のV溝に配列した複数の裸光ファイバには第1接着剤が直接付着しない。その結果、第1接着剤の硬化収縮や環境温度変化による熱伸縮の影響を受けないことから、裸光ファイバに歪みがかからなくでき、裸光ファイバの固定位置の変動や剥離・断線、または出射光のFFPが変動しない光ファイバアレイを提供できる。
つまり、接着剤塗布の面積を最小にでき、かつ、固着効果は全体的に塗布するものと同等に近いものにできる。また、熱膨張係数の大きな接着剤の使用を極力少なくすることで、FFP(Far Field Pattern)などの光ファイバ伝搬特性の温度衣存性を抑えることができる。
また、この発明によれば、複数のV溝の並列方向の両最外側に凸部を設け、かつ前記各凸部の長手方向のみを第1接着剤でアレイ基板に固着したので、複数のV溝に配列した複数の裸光ファイバには第1接着剤が直接付着しない。その結果、第1接着剤の硬化収縮や環境温度変化による熱伸縮の影響を受けないことから、裸光ファイバに歪みがかからなくでき、裸光ファイバの固定位置の変動や剥離・断線、または出射光のFFPが変動しない光ファイバアレイを提供できる。その他は上記の発明と同様である。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1(A),(B),(C)を参照するに、この実施の形態に係る光ファイバアレイ1は、平板状をなすアレイ基板3が設けられており、このアレイ基板3の上面には、光ファイバ5から被覆除去した複数本の裸光ファイバ7を並べて配列する複数のV溝9と、この複数のV溝9の並列方向の両最外側に、ダミー光ファイバ11から被覆除去したダミー裸光ファイバ13を少なくとも各1本ずつ配設するダミー用V溝15と、を備えたV溝部17が設けられている。さらに、アレイ基板3の上面には、前記V溝部17の後方〔図1(A)において右方〕に位置して前記複数本の裸光ファイバ7の後方側の部分(V溝9に配列されない部分を示し、以下、「光ファイバ被覆除去部19」という)と光ファイバ被覆部21とを載置するための光ファイバ設置部23が備えられている。また、上記のV溝部17と光ファイバ設置部23の境には段付のエッジ部25が形成されている。
また、上記のV溝部17の複数のV溝9には、光ファイバ5から被覆除去した複数本の裸光ファイバ7が挿入して配列され、前記複数本の裸光ファイバ7の後方側の光ファイバ被覆除去部19と光ファイバ被覆部21が光ファイバ設置部23に載置される。さらに、上記の各ダミー用V溝15には被覆除去したダミー裸光ファイバ13が挿入して配列され、前記各ダミー裸光ファイバ13の後方側の部分(ダミー用V溝15に配列されない部分を示し、以下、「ダミー光ファイバ被覆除去部27」という)とダミー光ファイバ被覆部29が光ファイバ設置部23に載置される。
また、上記のV溝部17には平板状の押え部材としての例えば平面板31が備えられており、複数のV溝9に配列した複数本の裸光ファイバ7と、各ダミー用V溝15に配列したダミー裸光ファイバ13が、平面板31で図1(B)の上から挟み込んで押さえられる。さらに、複数本の裸光ファイバ7の両外側に配置されたダミー裸光ファイバ13のみが第1接着剤としての例えば固定用接着剤33を塗布して固定される構成である。
なお、両外側に配置されるダミー裸光ファイバ13は、平面板31により上から押えて挟み込んだときに、裸光ファイバ7がしっかりと把持される高さに調整されており、裸光ファイバ7と同等か、固定用接着剤33が内側に侵入しない程度で数ミクロン低い高さに設定されている。
上記のアレイ基板3や平面板31は、石英やパイレックス(登録商標)、セラミック、シリコン、ジルコニアなどの材料で製造される。また、ダミー裸光ファイバ13の両外側に使用される固定用接着剤33は、UV硬化や熱硬化の樹脂またはシリコン粉末などが用いられるが、これに限定されず、低融点半田やホットワックスなど、アレイ基板3と平面板31との密着性が良いものであれば利用することができる。また、アレイ基板3の端面(以下、単に「アレイ端面」という)はカットまたは研磨によって加工される。
また、上記の複数のV溝9に配列した裸光ファイバ7の後方に位置する光ファイバ被覆除去部19と光ファイバ被覆部21が、第2接着剤としての例えば固定用接着剤35によって少なくとも1点以上で光ファイバ設置部23に留めて固定されることで、複数のV溝9に配列した裸光ファイバ7の先端の出っ張りや引っ込みを防ぐことが可能である。このとき、固定用接着剤35がV溝部17の後端のエッジ部25に付着すると、FFPが変形するので十分な注意が必要である。
なお、この実施の形態では、光ファイバ被覆除去部19とダミー光ファイバ被覆除去部27が第2接着剤としての例えば固定用接着剤35により1点で光ファイバ設置部23に幅方向に横断的に留めて固定されており、光ファイバ被覆部21とダミー光ファイバ被覆部29が第2接着剤としての例えば固定用接着剤37により1点で光ファイバ設置部23に幅方向に横断的に留めて固定されている。
また、光ファイバ設置部23に載置された光ファイバ被覆除去部19と光ファイバ被覆部21、ダミー光ファイバ被覆除去部27とダミー光ファイバ被覆部29は、全体が保護用接着剤39で被覆されて保護されている。
なお、光ファイバ設置部23に載置された光ファイバ被覆除去部19と光ファイバ被覆部21、ダミー光ファイバ被覆除去部27とダミー光ファイバ被覆部29の固定は、上記の固定用接着剤35に限定されず、裸光ファイバ7の変動とFFPの変形を防げる構造であれば良く、例えば、上記の第2接着剤としての例えば固定用接着剤35又は37を無しにして、保護用接着剤39だけで固定できれば、それでも良い。この場合は、保護用接着剤39が固定用の第2接着剤としても兼用して用いられることになる。
次に、この実施の形態の光ファイバアレイ1の作用、効果を示すために、幾つかの試験例によりFFPの確認を行った。
(試験例1)
この試験例1では、第1実施例の光ファイバアレイ41と従来例としての第1比較例の光ファイバアレイ43のFFPについて比較した。
第1実施例の光ファイバアレイ41は、図2に示されているように、前述した実施の形態の光ファイバアレイ1において保護用接着剤39が施されないもので、他は光ファイバアレイ1と同様である。
すなわち、光ファイバアレイ41の製造方法としては、アレイ基板3が石英基板であり、このアレイ基板3の上面には8心の裸光ファイバ7用のV溝9とこの8心のV溝9の両外側の各1心のダミー裸光ファイバ13用のダミー用V溝15の合計10心のV溝加工を施したV溝部17が設けられている。シングルモード(SM)の8心の裸光ファイバ7が8心のV溝9に挿入して配列され、かつ、2心のダミー裸光ファイバ13が2心のダミー用V溝15に挿入して配列されている。さらに、前記8心の裸光ファイバ7及び2心のダミー裸光ファイバ13が平面板31で上から挟み込むように押さえて把持される。
その後、8心の裸光ファイバ7の両外側のダミー裸光ファイバ13のみに固定用接着剤33が塗布されて硬化される。
一方、第1比較例の光ファイバアレイ43は、図3に示されているように、第1実施例の光ファイバアレイ41と異なる点が、2心のダミー裸光ファイバ13が無いことと、V溝部17の全体に固定用接着剤33が充填して硬化されていることである。つまり、図14の従来例の光ファイバアレイ101において保護用接着剤125が施されないもので、他は光ファイバアレイ101と同様である。
上記の固定用接着剤33としては、硬度が85±5(ショアD)程度のUV硬化樹脂を使用し、UV照射条件は、波長300〜370nm、照度150〜200mW/cmで2分間程度とした。
樹脂硬化後、第1比較例の光ファイバアレイ43ではアレイ端面に研磨処理が施されている。一方、第1実施例の光ファイバアレイ41では予めクリーブした裸光ファイバ7が使用されている。なお、光ファイバアレイ41では、クリーブ端面が斜めであったり、欠けていたりすると、出射光のFFPが変形してしまうので、各V溝9に配列する前にFFPの変形がないかを確認した。
FFPの測定方法としては、上記の光ファイバアレイ41の任意ポートと、端面をクリーブカットされた1本の受光用のSM裸光ファイバ7が、アレイ端面から2mm程度離した位置で対向させて設置され、アレイ端面からの出射光強度を検出しながら、アレイ基板3の裸光ファイバ7の中心軸を基準に±0.1mmでスキャンすることでFFPを確認した。
図4には、第1実施例の光ファイバアレイ41と第1比較例の光ファイバアレイ43のそれぞれのFFPの測定結果が示されている。光ファイバアレイ41は実線で示されており、光ファイバアレイ43は破線で示されている。両者を比較すると、第1比較例の光ファイバアレイ43ではFFPが変形していることが明らかに確認できる。これに対して、第1実施例の光ファイバアレイ41ではFFPの変形はなく、きれいなガウシアン形状となった。
以上のことから、第1実施例の光ファイバアレイ41は、V溝部17に固定用接着剤33を充填しないので、FFPが変形しないことが確認された。したがって、この実施の形態の光ファイバアレイ1においても同様に当てはまる。
(試験例2)
この試験例2では、第2実施例の光ファイバアレイ45及び第3実施例の光ファイバアレイ47の2種類についてFFPを確認した。
第2実施例の光ファイバアレイ45の製造方法は、第1実施例と同様であり、図5に示されているように、前述した第1実施例の光ファイバアレイ41において、アレイ基板3の後方側の光ファイバ設置部23の光ファイバ被覆除去部19及びダミー光ファイバ被覆除去部27を固定用接着剤35により1点で留めて固定し、光ファイバ被覆部21とダミー光ファイバ被覆部29を固定用接着剤37により1点で留めて固定している。
第3実施例の光ファイバアレイ47の製造方法は、第1実施例と同様であり、図6に示されているように、前述した第1実施例の光ファイバアレイ41において、アレイ基板3の後方側の光ファイバ設置部23の光ファイバ被覆除去部19及びダミー光ファイバ被覆除去部27を固定用接着剤35により2点で留めて固定し、光ファイバ被覆部21とダミー光ファイバ被覆部29を固定用接着剤37により1点で留めて固定している。
図7には、第2実施例の光ファイバアレイ45と第3実施例の光ファイバアレイ47のそれぞれのFFPの測定結果が示されている。光ファイバアレイ45と光ファイバアレイ47のFFPの測定方法は、試験例1と同様である。光ファイバアレイ45は実線で示されており、光ファイバアレイ47は破線で示されている。両者のFFPは、ほぼ重なっており、どちらの固定方法においてもFFPの変形は見られなかった。
以上のことから、この実施の形態の光ファイバアレイ1において、アレイ基板3の後方側の光ファイバ被覆除去部19を固定用接着剤35で光ファイバ設置部23に固定することによるFFPへの影響はないことが確認された。また、光ファイバ被覆部21を固定用接着剤37で光ファイバ設置部23に固定することによるFFPへの影響はないことも確認された。
(試験例3)
この試験例3では、図5の第2実施例の光ファイバアレイ45において、光ファイバ設置部23に載置された光ファイバ被覆除去部19と光ファイバ被覆部21、ダミー光ファイバ被覆除去部27とダミー光ファイバ被覆部29の全体が保護用接着剤39で被覆されて保護された場合であり、これは図1の実施の形態の光ファイバアレイ1と同様である。この場合のFFPを確認した。
光ファイバアレイ1の製造方法及びFFPの測定方法は、試験例1と同様であり、保護用接着剤39には、硬度が35±10(ショアA)の弾性UV硬化樹脂を使用し、UV光源は波長300nmから370nm、照度150〜200mW/cmで2分間程度照射することで硬化した。
図8には、光ファイバアレイ1のFFPの測定結果が示されている。この測定結果から分かるようにFFPの変形は見られず、きれいなガウシアン形状が得られた。
以上のことから、この実施の形態の光ファイバアレイ1において、アレイ基板3の後方側の光ファイバ設置部23の光ファイバ被覆除去部19及び光ファイバ被覆部21を弾性の保護用接着剤39で保護することによるFFPへの影響はないことが確認された。
(試験例4)
この試験例4では、第4実施例の光ファイバアレイ49と従来例としての第2比較例の光ファイバアレイ51のFFPについて比較した。
第4実施例の光ファイバアレイ49は、図9に示されているように、前述した実施の形態の光ファイバアレイ1において、複数の裸光ファイバ7が平行に配置されるのではなく、1本の出射ポート用の裸光ファイバ7Aと2本の受光ポート用の裸光ファイバ7Bが互いに光ファイバアレイ49の中心線CLに対して左右に固定角度θで配置されており、各固定角度θが6°で左右に把持されている光強度測定によるセンシング用光ファイバアレイである。他は光ファイバアレイ1と同様である。
すなわち、光ファイバアレイ49の製造方法としては、アレイ基板3が石英基板であり、このアレイ基板3の上面には3心の裸光ファイバ7用のV溝9とこの3心のV溝9の両外側の各1心のダミー裸光ファイバ13用のダミー用V溝15の合計5心のV溝加工を施したV溝部17が設けられている。シングルモード(SM)の3心の裸光ファイバ7A,7Bが3心のV溝9に挿入して配列され、かつ、2心のダミー裸光ファイバ13が2心のダミー用V溝15に挿入して配列されている。さらに、前記3心の裸光ファイバ7A,7B及び2心のダミー裸光ファイバ13が平面板31で上から挟み込むように押さえて把持される。
その後、3心の裸光ファイバ7A,7Bの両外側のダミー裸光ファイバ13のみに固定用接着剤33が塗布されて硬化される。
一方、第2比較例の光ファイバアレイ51は、図10に示されているように、第4実施例の光ファイバアレイ49と異なる点が、2心のダミー裸光ファイバ13が無いことと、V溝部17の全体に固定用接着剤33が充填して硬化されていることである。すなわち、1本の出射ポート用の裸光ファイバ7Aと2本の受光ポート用の裸光ファイバ7Bが互いに光ファイバアレイ51の中心線CLに対して左右に固定角度θで配置されており、各固定角度θが6°で左右に把持されている光強度測定によるセンシング用光ファイバアレイである。他は光ファイバアレイ49と同様である。
上記の第4実施例の光ファイバアレイ49と第2比較例の光ファイバアレイ51のFFPを確認した。FFP測定方法は試験例1と同様であり、FFP測定は出射ポートで行った。
図11には、第4実施例の光ファイバアレイ49と第2比較例の光ファイバアレイ51のそれぞれのFFPの測定結果が示されている。光ファイバアレイ49は実線で示されており、光ファイバアレイ51は破線で示されている。両者を比較すると、光ファイバアレイ51ではFFPが大きく変形しているのに対し、光ファイバアレイ49ではFFPの変形はなく、きれいなガウシアン形状が得られた。
以上のことから、第4実施例の光ファイバアレイ49は、V溝部17に固定用接着剤33を充填しないので、FFPが変形しないことが確認された。
(試験例5)
この試験例5では、前述した実施の形態の光ファイバアレイ1の製造で用いられる固定用接着剤33について試験をした。
図12に示されているように、光ファイバアレイ1の製造方法において、線膨張係数α、硬化収縮率βである固定用接着剤33を使用し、この固定用接着剤33の厚さをLとすると、接着剤硬化による収縮量Xは、X=βLである。環境温度変化δTのとき、樹脂の膨張量Yは、Y=αLδTとなり、環境温度変化δTにおいて、裸光ファイバ7をしっかりと把持するためには、X>Yであれば良い。以上のことから、固定用接着剤33は、(β/α)>δTを満たすことが望ましい。
ここで、線膨張係数が6.5×10−5/℃で、硬化収縮率が1.8%の固定用接着剤33を用いた場合、(β/α)≒277となる。通常、環境温度変化δTは70℃から80℃であるため、上記特性の固定用接着剤33は適当であることが確認された。
以上のことから、この実施の形態の光ファイバアレイ1においては以下の効果を奏する。
複数のV溝9に配列した複数の裸光ファイバ7には上記の固定用接着剤33が直接付着されないので、固定用接着剤33の硬化収縮や熱伸縮の影響を受けないことになる。その結果、裸光ファイバに歪みがかからなくでき、裸光ファイバの固定位置の変動や剥離・断線、または出射光のFFPが変動しない光ファイバアレイを提供できる。
また、第2接着剤としての例えば固定用接着剤33、37では、複数本の裸光ファイバ7のV溝部17以外の部分で、つまり、光ファイバ被覆除去部19と光ファイバ被覆部21で、しかも裸光ファイバ7の根元部分を除く箇所が、アレイ基板3の幅方向に横断的に、且つ部分的に固着されているので、固定用接着剤33、37による歪みを防止でき、裸光ファイバ7の先端の出っ張りや引っ込みを防ぐことができる。
しまり、接着剤塗布の面積を最小にでき、かつ、固着効果は全体的に塗布するものと同等に近いものにできる。また、熱膨張係数の大きな接着剤の使用を極力少なくすることで、FFP(Far Field Pattern)などの光ファイバ特性の温度衣存性を抑えることができる。
なお、上記の複数の裸光ファイバ7の両外側で固定用接着剤33をせき止めるための方法としては、前述した実施の形態のダミー裸光ファイバ13に限定されず、図13に示されているように、他の実施の形態の光ファイバアレイ53は、アレイ基板3を加工する時に裸光ファイバ7の高さと同等か、固定用接着剤33が内側に侵入しない程度で数ミクロン低い高さの凸部55を施すことでも可能である。つまり、凸部55は平面板31により上から押えて挟み込んだときに、裸光ファイバ7がしっかりと把持される高さに調整されている。他は前述した実施の形態の光ファイバアレイ1と同様である。
この場合は、固定用接着剤33がアレイ基板3の幅方向の前記凸部55の両外側でアレイ基板3と平面板31との間にのみ塗布されることになるので、固定用接着剤33が複数の裸光ファイバ7へ流れることがない。これによる作用、効果は前述した実施の形態のダミー裸光ファイバ13を設けた場合とほぼ同様であるので、詳しい説明は省略する。
この発明の実施の形態の光ファイバアレイを示すもので、(A)は平面図で、(B)は正面図で、(C)は左側面図である。 実施例1の光ファイバアレイを示すもので、(A)は平面図で、(B)は正面図で、(C)は左側面図である。 比較例1の光ファイバアレイを示すもので、(A)は平面図で、(B)は正面図で、(C)は左側面図である。 実施例1と比較例1の光ファイバアレイのFFPのグラフである。 実施例2の光ファイバアレイを示すもので、(A)は平面図で、(B)は正面図で、(C)は左側面図である。 実施例3の光ファイバアレイを示すもので、(A)は平面図で、(B)は正面図で、(C)は左側面図である。 実施例2と実施例3の光ファイバアレイのFFPのグラフである。 この発明の実施の形態の光ファイバアレイのFFPのグラフである。 実施例4の光ファイバアレイを示すもので、(A)は平面図で、(B)は正面図で、(C)は左側面図である。 比較例2の光ファイバアレイを示すもので、(A)は平面図で、(B)は正面図で、(C)は左側面図である。 実施例4と比較例2の光ファイバアレイのFFPのグラフである。 実施例5の光ファイバアレイの側面図である。 他の実施の形態の光ファイバアレイの側面図である。 従来の光ファイバアレイを示すもので、(A)は平面図で、(B)は正面図で、(C)は左側面図である。
符号の説明
1 光ファイバアレイ
3 アレイ基板
5 光ファイバ
7 裸光ファイバ
9 V溝
11 ダミー光ファイバ
13 ダミー裸光ファイバ
15 ダミー用V溝
17 V溝部
19 光ファイバ被覆除去部
21 光ファイバ被覆部
23 光ファイバ設置部
25 エッジ部
27 ダミー光ファイバ被覆除去部
29 ダミー光ファイバ被覆部
31 平面板(押え部材)
33 固定用接着剤(第1接着剤)
35 固定用接着剤(第2接着剤)
37 固定用接着剤(第2接着剤)
39 保護用接着剤
41 光ファイバアレイ(第1実施例の)
43 光ファイバアレイ(第1比較例の)
45 光ファイバアレイ(第2実施例の)
47 光ファイバアレイ(第3実施例の)
49 光ファイバアレイ(第4実施例の)
51 光ファイバアレイ(第2比較例の)
53 光ファイバアレイ(他の実施の形態の)
55 凸部

Claims (8)

  1. 複数本の裸光ファイバを並べて配列する複数のV溝を備えたV溝部を備えたアレイ基板と、前記V溝部の複数のV溝に被覆除去した複数本の裸光ファイバを配列した複数本の光ファイバと、前記V溝部に配列した複数本の裸光ファイバを挟み込んで押さえる押え部材と、から構成される光ファイバアレイにおいて、
    前記複数のV溝の並列方向の両最外側に、ダミー裸光ファイバを少なくとも各1本ずつ配設するダミー用V溝を設け、この各ダミー用V溝に被覆除去したダミー裸光ファイバを配設すると共に前記各ダミー裸光ファイバの長手方向のみを第1接着剤でアレイ基板に固着してなることを特徴とする光ファイバアレイ。
  2. 複数本の裸光ファイバを並べて配列する複数のV溝を備えたV溝部を備えたアレイ基板と、前記V溝部の複数のV溝に被覆除去した複数本の裸光ファイバを配列した複数本の光ファイバと、前記V溝部に配列した複数本の裸光ファイバを挟み込んで押さえる押え部材と、から構成される光ファイバアレイにおいて、
    前記複数のV溝の並列方向の両最外側に、前記V溝に配列された裸光ファイバの高さ以下の凸部を前記V溝と並行する方向に延伸して設け、前記各凸部の長手方向のみを第1接着剤でアレイ基板に固着してなることを特徴とする光ファイバアレイ。
  3. 前記V溝部に配列した複数本の光ファイバ以外の複数本の光ファイバの部分を第2接着剤で前記アレイ基板の幅方向に横断的に、且つ部分的に固着してなることを特徴とする請求項1又は2記載の光ファイバアレイ。
  4. 前記V溝部に配列した複数本の光ファイバ以外の複数本の光ファイバの部分が、光ファイバ被覆除去部および又は光ファイバ被覆部であることを特徴とする請求項3記載の光ファイバアレイ。
  5. 前記第2接着剤が、固定用接着剤および又は保護用接着剤であることを特徴とする請求項3又は4記載の光ファイバアレイ。
  6. 前記複数本の裸光ファイバが、全て平行に配置されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の光ファイバアレイ。
  7. 前記複数本の裸光ファイバが、互いに交叉する角度で配置されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の光ファイバアレイ。
  8. 前記接着剤が、線膨張係数をα、硬化収縮率をβ、環境温度変化をδTとすると、(β/α)>δTを満たしていることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の光ファイバアレイ。

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