JP2008081929A - 洋風便器装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ボウル部15内に配設され、ボウル部内の温度、湿度のうち少なくともいずれか一方を検知するボウル部検知手段20と、前記ボウル部の換気を促す報知手段21a、21bと、前記ボウル部検知手段の計測値が所定の閾値を越えたときには、前記報知手段を作動する制御手段25とを備えた構成としている。
【選択図】図1
Description
頻繁に使用がなされて便蓋が頻繁に開放される場合やボウル部内の温度や湿度が低い場合には問題とならないが、ボウル部内の温度や湿度が高い場合は、ボウル面やリム面などに付着した排泄物等に起因する細菌やカビの発生や繁殖を助長するといった問題があった。また、それらに起因する悪臭がボウル部内に滞留し、次回使用する者にとって不快であった。
ここに、ボウル部内とは、便蓋が閉じられた状態で形成される空間を意味するものである。
また、ボウル部内の換気を行うことで、ボウル部内での細菌やカビの発生や繁殖条件を阻害し、抑止できる。さらに、それらに起因する悪臭の発生を低減することができる。
図1乃至図3は、第1実施形態に係る洋風便器装置を示し、図1は、本実施形態の洋風便器装置を示す部分切欠概略斜視図、図2は、本実施形態に係る洋風便器装置の内部構成を示すブロック図、図3は、本実施形態に係る洋風便器装置で実行される報知機能の基本動作を示すフローチャートである。
図例の便器本体19は、ボウル部15と、ボウル部15の上端に周設されたリム部12と、ボウル部15の外周に形設されたスカート部16と、便器本体19の後方に後述するボウル部検知手段20が配設され、後述する制御手段を構成するCPU25やその他、各種装置を内蔵する便蓋・便座設置部17と、便蓋・便座設置部17に開閉自在に枢着された便座14及び便蓋13と、スカート部16の後方にボウル部15への水洗用水を供給する吐出口などを内包するサイドカバー18を備えている。
尚、詳述は省略するが、洋風便器装置10は、ボウル部15に排泄された排泄物を流すための給水システム及び排水システムなどの便器装置として必要な他の構成を備えていることは当然である。
便蓋・便座設置部17には、その上面に報知手段を構成する報知用LED21aと、後述する便器用リモートコントローラ30との各種信号の送受信を無線により可能にする便器本体側赤外線センサ11とが設けられ、さらに、人体の局部を洗浄する局部洗浄手段(不図示)と、人体の局部を乾燥する乾燥装置22b(図2参照)と、ボウル部15内を脱臭する脱臭装置22c(図2参照)とが内蔵されている。
便器用リモートコントローラ30は、便器本体19との各種信号の送受信を無線により可能にするリモコン側赤外線センサ31と、後述する表示手段を構成する液晶パネル33と、局部洗浄手段作動ボタン32a、乾燥装置作動ボタン32b、脱臭装置作動ボタン32c、第2実施形態で適用するリセットボタン32dなどの各種操作ボタンとを備えている。
ボウル部検知手段20は、便蓋・便座設置部17の前方に配設され、温度センサ20aと湿度センサ20bとで構成され、ボウル部15内の温度、湿度を計測し、計測値を後述するCPU25に送信する。
尚、温度センサ20a、湿度センサ20bとしては、ボウル部15内の温度、湿度の計測が可能で、計測値をCPU25に送信できるものであればどのようなものでもよく、また、配設箇所は、ボウル部15内の温度、湿度の計測の妨げとならない箇所であればどこでもよい。さらに、本実施形態では、温度センサ20a、湿度センサ20bの両方を設けた構成としているが、いずれか一方のみを設ける構成としてもよい。
脱臭装置22cは、脱臭装置作動ボタン32cの押下により作動され、便蓋・便座設置部17の前方に開口しボウル部15内に臨む吸気口23cからボウル部15内の空気を吸い込み、排水路(不図示)内に開口する排気口24cから排気を行う構成としている。
尚、脱臭装置22c、乾燥装置22bの具体的構成は省略するが、公知のものが適用可能である。
尚、表示手段は、便器本体19に設ける構成としてもよい。また、液晶(LCD)ではなくCRTなどで構成してもよい。
ここで、所定の閾値とは、予めあるいは使用者の設定によりCPU25が備える記憶手段(不図示)に記憶され、ボウル部15内の温度が15度かつ湿度が80%などとして設定される。
また、所定時間とは、前記した所定の閾値同様、予めあるいは使用者の設定によりCPU25が備える記憶手段(不図示)に記憶され、例えば2時間などとして設定されて、CPU25のクロックタイマ(不図示)を後述するように適宜、起動させることにより計測される。
尚、所定の閾値及び所定時間は、前記したものに限られず、細菌やカビの発生や繁殖条件を阻害し抑止可能な閾値としての温度、湿度条件、及びそれらに応じた所定時間を設定すればよい。
ここで、換気を促す報知態様としては、スピーカー21bからのアラーム、音声メッセージなど、所定の態様の音響を出力させることにより換気を促す態様としてもよい。これにより、ボウル部15の換気の必要性を使用者の聴覚に訴えることができる。
また、報知用LED21aを所定の態様で点灯あるいは点滅させることによりボウル部15の換気を促す態様としてもよい。これにより、ボウル部15の換気の必要性を使用者の視覚に訴えることができる。
さらに、それらの音、光を組み合わせて出力して換気を促す態様としてもよい。
ここで、本実施形態では、報知用LED21aとしているが、これに限られず、ハロゲンランプ、蛍光灯など、点灯、点滅により報知できるものであれば、どのようなものでもよい。
また、各報知手段21a、21bの配設箇所も図示したものに限られず、例えば、スカート部16を透光性の樹脂材で形成し、その内部に報知用LED21aを配設したり、スカート部16の外壁に埋設してもよく、さらに、便器用リモートコントローラ30に報知用LED21a、スピーカー21bを設けてもよく、使用者にボウル部15の換気の必要性を促すことが可能な箇所に適宜、配設可能である。
または、ボウル部内換気ボタンなどを別途、便器用リモートコントローラ30などに設け、その操作がなされることにより換気を行う構成とし、温度や湿度条件に応じて、乾燥装置22bや脱臭装置22cの作動時間を予めあるいは使用者の設定によりCPU25の記憶手段に記憶させて、乾燥装置22bや脱臭装置22cを所定時間作動する構成としてもよい。
まず、ボウル部検知手段20により随時温度、湿度が検知され、検知された計測値は、随時液晶パネル33に表示され、計測値が前記した所定の閾値を越えると、CPU25に内蔵されているクロックタイマを起動し、前記所定の閾値を越えた計測値が前記した所定時間以上継続すると、クロックタイマをリセットし、報知手段21a、21bを作動し、所定時間経過後、報知手段21a、21bを停止して、ステップ100に戻る(ステップ100〜107)。
ここで、報知手段21a、21bの所定時間の作動はタイマにより制御される。
ステップ104において、随時検知されている計測値が、前記所定時間以上継続せずに、前記所定の閾値以下となると、クロックタイマをリセットし、ステップ100に戻る(ステップ104、108、109)。すなわち、前記所定時間内に前記所定の閾値を下回ると、クロックタイマをリセットする構成としている。
また、前記所定時間以上継続したときに、報知手段21a、21bを作動する構成としているので、一時的に前記所定の閾値を越えたとしても報知手段が作動せず、誤動作の防止、省電力が図れる。さらに、温度、湿度条件だけでなく、時間も加味した条件を設定して、ボウル部15の換気の必要性を使用者に認識させることができる。
さらにまた、トイレ室内の温度や湿度とは異なることが多い、ボウル部15内の温度や湿度を容易に便器用リモートコントローラ30の液晶パネル33で確認することができる。
また、本実施形態では、温度及び湿度ともに前記所定の閾値を越えたときに、クロックタイマを起動する構成としているが、いずれか一方の閾値を越えたときにクロックタイマを起動する構成としてもよい。
さらに、例えば、第1の閾値をボウル部15内の温度が15度かつ湿度が80%、第2の閾値をボウル部15内の温度が25度かつ湿度が90%などとして、2種類の閾値を設定し、それぞれの閾値に対応する2種類の所定時間を、第1の閾値の所定時間として2時間、第2の閾値の所定時間として1時間などとして設定し、少なくともいずれか一方の条件に達したときに報知手段21a、21bを作動する構成としてもよい。これにより、温度差の激しい地域などにも柔軟に対応できるものとなり、また、ボウル部15の換気が緊急に必要、すなわち、高温度、高湿度の場合には、早い段階で報知し、ボウル部15の換気を促すことができる。
この場合、特に細菌やカビが発生し易い梅雨期モードや夏期モードでは、所定時間を短く設定し、報知手段21a、21bを作動して換気を促すことが好ましく、例えば、冬期モードでは、閾値として温度が10度かつ湿度が60%、所定時間として5時間、梅雨期モードでは、閾値として温度が15度かつ湿度が80%、所定時間として2時間、夏期モードでは、閾値として温度が25度かつ湿度が60%、所定時間として2時間、通常期モードでは、閾値として温度が20度かつ湿度が70%、所定時間として2時間などとして設定してもよく、あるいは前記したようにそれぞれのモードに対して2種類の異なる閾値や所定時間を設定する構成としてもよい。
これにより、季節に応じて設定された条件で換気を促すことが可能となる。
図4及び図5は、第2実施形態に係る洋風便器装置を示し、図4は、本実施形態に係る洋風便器装置の内部構成を示すブロック図、図5は、本実施形態に係る洋風便器装置で実行される報知機能の基本動作を示すフローチャートである。
第1実施形態との相違点は、リセットボタン及び換気動作検知手段を備えた点であり、
他の構成は、第1実施形態と同様であるため、同一符号を付し、説明を省略する。
便蓋開閉センサ22dは、例えば、便蓋13の回転軸に設けられた、回転角を検知するセンサなどから構成され、便蓋13の開閉を検知し、CPU25に検知信号を送信する。
尚、換気動作検知手段としては、乾燥装置作動ボタン32bや脱臭装置作動ボタン32cの操作による各装置の起動をCPU25により検知し、ボウル部15の換気が行われたことを検知する構成としてもよい。
まず、第1実施形態と同様、ボウル部検知手段20により随時温度、湿度が検知され、検知された計測値は、随時液晶パネル33に表示され、計測値が前記した所定の閾値を越えると、CPU25に内蔵されているクロックタイマを起動し、前記所定の閾値を越えた計測値が前記した所定時間以上継続すると、クロックタイマをリセットし、報知手段21a、21bを作動する(ステップ200〜207)。
ステップ205において、随時検知されている計測値が、前記所定時間以上継続せずに、前記所定の閾値以下となると、クロックタイマをリセットし、ステップ200に戻る(ステップ205、211、212)。
これにより、使用者にボウル部15の換気の必要性を確実に認識させることができる。
また、ステップ203において、クロックタイマの起動後、前記所定時間以上継続するまでに換気動作を検知すると、クロックタイマをリセットし、ステップ200に戻る(ステップ204、210)。
これにより、換気動作、すなわち便器の使用が頻繁になされている場合は、報知手段21a、21bの作動がなされず、省電力が図れる。
尚、本実施形態では、リセットボタン32dと換気動作検知手段22dの両方を備えた構成としているが、いずれか一方のみを設ける構成としてもよい。
図6乃至図9は、第3実施形態に係る洋風便器装置を示し、図6は、本実施形態の洋風便器装置を示す概略斜視図、図7は、本実施形態に係る洋風便器装置の内部構成を示すブロック図、図8及び図9は、本実施形態に係る洋風便器装置で実行される換気機能の基本動作を示すフローチャートである。
第1実施形態と同様の構成については、同一符号を付し説明を省略し、以下、相違点を中心に説明する。
尚、便蓋・便座自動開閉機構22aの具体的構成は省略するが公知のものが適用可能である。
尚、第1実施形態同様に脱臭装置作動ボタン32cの押下により脱臭装置22cを作動させる構成としてもよい。
本実施形態では、ボウル部15内の換気を行う換気手段22として以下の3種の態様を適用している。
すなわち、ボウル部15内に滞留している空気は、便蓋13が開放されることによりボウル部15外へ拡散され、あるいはボウル部15内に外気が導入され換気が行われる。
この態様によれば、簡易な構成によりボウル部15内の換気を行うことができる。
ここで、便蓋13の開駆動とともに便座14の開駆動をしてもよく、また、開閉駆動を数回、繰り返し行う態様としてもよい。また、本実施形態では、便座14も自動開閉される構成としているが、少なくとも便蓋13を自動開閉する機構を備えておればよい。
すなわち、温風吐出口23bから吐出された温風(送風)は、便蓋13が閉じられた状態で、ボウル部15内に滞留している空気を循環させながら、ボウル部15内を通気し、便蓋13や便座14とリム部12やスカート部16との空隙からボウル部15外へ排出され、換気が行われる。
この態様によれば、強制的にボウル部15内に滞留した空気をボウル部15外に排出し、換気を行うことができる。
ここで、換気手段22として乾燥装置22bを作動する場合は、前記した加熱手段を作動させず、送風を温風吐出口23bから吐出する態様とすることが好ましい。これによれば、省電力が図れ、また細菌の繁殖をより効果的に抑止できる。
すなわち、便蓋13が閉じられた状態で、ボウル部15内に滞留している空気は、脱臭装置22cの作動により、便蓋13や便座14とリム部12やスカート部16との空隙からボウル部15外の空気がボウル部15内に導入され、ボウル部15内に滞留している空気を循環させながら、吸気口23cに吸い込まれ、排気口24cから排気され、排水路を介して便器外へ排出される。
ここで、換気手段22として脱臭装置22cを作動する態様の場合は、少なくとも吸気口23cからボウル部15内の空気を吸い込み、排気口24cから排気が可能な構成の脱臭装置22cであればよい。
この態様によれば、強制的に外気をボウル部15内に導入することができ、換気を行うことができる。
また、排水路内に開口する排気口24cから排気し、排水路を介してボウル部15内の空気が便器外へ排出されるので、ボウル部15内に滞留した空気がトイレ室内に拡散することを防止できる。
例えば、便蓋13を開駆動するとともに乾燥装置22bを作動する、あるいは、便蓋13を開駆動するとともに脱臭装置22cを作動する態様としてもよい。
ここで、前記所定の閾値、前記所定時間は、第1実施形態にて説明したものと同様の所定の閾値、所定時間が適用される。
まず、ボウル部検知手段20により随時温度、湿度が検知され、検知された計測値は、随時液晶パネル33に表示され、計測値が前記した所定の閾値を越えると、CPU25に内蔵されているクロックタイマを起動し、前記所定の閾値を越えた計測値が前記した所定時間以上継続すると、クロックタイマをリセットし、換気手段22を所定時間作動し、あるいは前記した便蓋13の開放により換気を行う場合は、所定時間開放又は所定回数開閉駆動を行い、換気手段22を停止し、あるいは前記した便蓋13の開放により換気を行う場合は、便蓋13を閉駆動し、ステップ300に戻る(ステップ300〜307)。
ここで、換気手段22の所定時間の作動、開放はタイマにより制御される。
ステップ304において、随時検知されている計測値が、前記所定時間以上継続せずに、前記所定の閾値以下となると、クロックタイマをリセットし、ステップ300に戻る(ステップ304、308、309)。すなわち、前記所定時間内に前記所定の閾値を下回ると、クロックタイマをリセットする構成としている。
尚、前記第1実施形態で記載したように、季節に応じてモード設定する構成を採用可能なことは当然であるが、例えば、この場合に、特に細菌やカビが発生し易い梅雨期モードや夏期モードでは、換気手段22の作動時間を他のモード時よりも長くする、あるいは便蓋13の開放により換気を行う場合は開放時間を長く又は開閉駆動回数を多くすることが好ましい。
まず、前記した基本動作と同様、ボウル部検知手段20により随時温度、湿度が検知され、検知された計測値は、随時液晶パネル33に表示され、計測値が前記した所定の閾値を越えると、CPU25に内蔵されているクロックタイマを起動し、前記所定の閾値を越えた計測値が前記した所定時間以上継続すると、クロックタイマをリセットし、換気手段22を所定時間作動し、あるいは前記した便蓋13の開放により換気を行う場合は、所定時間開放又は所定回数開閉駆動を行い、換気手段22を停止し、あるいは前記した便蓋13の開放により換気を行う場合は、便蓋13を閉駆動し、ステップ400に戻る(ステップ400〜407)。
ここで、換気手段22の所定時間の作動、開放はタイマにより制御され、ステップ408におけるタイムアップに対応するタイマの起動は換気手段22の作動時、開駆動時になされる。
ステップ405において、随時検知されている計測値が、前記所定時間以上継続せずに、前記所定の閾値以下となると、クロックタイマをリセットし、ステップ400に戻る(ステップ405、411、412)。
すなわち、便器の使用を前記した人体検知センサ26により検知すると、便蓋・便座自動開閉機構22aにより便蓋13の開駆動がなされ、便蓋13が開放されボウル部15内の換気を行うことができ、また、座位にて使用時には脱臭装置22cが作動されるので、換気手段22を停止する構成としている。
これにより、便器の使用により換気がなされる場合は、換気手段22を停止するので、省電力が図れる。
ここで、便蓋・便座自動開閉機構22aを換気手段22として適用し、開閉駆動を数回、繰り返し行う態様の場合には、ステップ408において、所定回数開閉駆動がなされたか否かの判断がなされる。
これにより、便蓋・便座自動開閉機構22aを換気手段22として適用し、開閉駆動を数回、繰り返し行う態様としても、便器の使用を検知すると、換気手段22としての便蓋13の開閉駆動は停止され、便蓋13が起立状態とされるので、換気動作の終了を待つことなく、便器の使用が可能となる。
すなわち、前記同様、便蓋・便座自動開閉機構22aによる便蓋13の開放動作によりボウル部15内の換気を行うことができ、また、座位にて使用時には脱臭装置22cが作動されるので、換気手段22を作動することなく、クロックタイマをリセットする構成としている。
これにより、便器の使用により換気がなされる場合は、クロックタイマがリセットされ換気手段22が作動されないので、省電力が図れる。
また、本実施形態では、計測値が前記所定の閾値を越えた後に、クロックタイマを起動し、前記所定時間以上その状態が継続したときに換気手段22を作動する構成としているが、ステップ302又は402において、計測値が前記所定の閾値を越える毎に換気手段22を所定時間経過するまで作動する、あるいは、前記した便蓋13の開放により換気を行う場合は、計測値が前記所定の閾値を下回るまでは、便蓋13を起立状態とする構成としてもよい。
13 便蓋
15 ボウル部
20 ボウル部検知手段
20a 温度センサ(ボウル部検知手段)
20b 湿度センサ(ボウル部検知手段)
21a 報知用LED(報知手段)
21b スピーカー(報知手段)
22 換気手段
22a 便蓋・便座自動開閉機構(換気手段)
22b 乾燥装置(換気手段)
22c 脱臭装置(換気手段)
23c 吸気口
24c 排気口
25 CPU(制御手段)
30 便器用リモートコントローラ
33 液晶パネル(表示手段)
Claims (9)
- ボウル部内に配設され、ボウル部内の温度、湿度のうち少なくともいずれか一方を検知するボウル部検知手段と、前記ボウル部の換気を促す報知手段と、前記ボウル部検知手段の計測値が所定の閾値を越えたときには、前記報知手段を作動する制御手段とを備えたことを特徴とする洋風便器装置。
- 請求項1において、
前記制御手段は、前記所定の閾値を越えた前記計測値が所定時間以上継続したときに、前記報知手段を作動することを特徴とする洋風便器装置。 - ボウル部内に配設され、ボウル部内の温度、湿度のうち少なくともいずれか一方を検知するボウル部検知手段と、前記ボウル部内の換気を行う換気手段と、前記ボウル部検知手段の計測値が所定の閾値を越えたときには、前記換気手段を作動する制御手段とを備えたことを特徴とする洋風便器装置。
- 請求項3において、
前記制御手段は、前記所定の閾値を越えた前記計測値が所定時間以上継続したときに、前記換気手段を作動することを特徴とする洋風便器装置。 - 請求項3又は4において、
前記換気手段は、便蓋を自動開閉する便蓋自動開閉機構で構成され、
前記便蓋を開放させることにより前記ボウル部内の換気を行うことを特徴とする洋風便器装置。 - 請求項3又は4において、
前記換気手段は、人体の局部を乾燥する乾燥装置で構成され、
前記乾燥装置を作動させることにより前記ボウル部内の換気を行うことを特徴とする洋風便器装置。 - 請求項3又は4において、
前記換気手段は、前記ボウル部内を脱臭する吸気口と排気口とを有した脱臭装置で構成され、
前記脱臭装置を作動させることにより前記ボウル部内の換気を行うことを特徴とする洋風便器装置。 - 請求項1乃至7のいずれか1項において、
前記ボウル部検知手段の前記計測値を表示する表示手段を更に備えたことを特徴とする洋風便器装置。 - 請求項8において、
トイレ室内壁に配設された便器用リモートコントローラを更に備えており、
前記表示手段は、前記便器用リモートコントローラに設けられていることを特徴とする洋風便器装置。
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