JP2008081927A - 扉用ロック装置 - Google Patents

扉用ロック装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008081927A
JP2008081927A JP2006259810A JP2006259810A JP2008081927A JP 2008081927 A JP2008081927 A JP 2008081927A JP 2006259810 A JP2006259810 A JP 2006259810A JP 2006259810 A JP2006259810 A JP 2006259810A JP 2008081927 A JP2008081927 A JP 2008081927A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
lever
lock
guide surface
slider
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006259810A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Kyoizumi
孝男 京泉
Kunio Anpo
国雄 安保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KYOIZUMI KOGYO KK
Original Assignee
KYOIZUMI KOGYO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KYOIZUMI KOGYO KK filed Critical KYOIZUMI KOGYO KK
Priority to JP2006259810A priority Critical patent/JP2008081927A/ja
Publication of JP2008081927A publication Critical patent/JP2008081927A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Lock And Its Accessories (AREA)

Abstract

【課題】回転レバーの操作に連動してロックが自動的に成立することができ、簡単な構成で確実にロックすることができる扉用ロック装置を提供する。
【解決手段】 扉用ロック装置100は、レバー10と、レバー10に設けられたロック部材20と、ストッパ部材30とを備え、ロック部材20は、レバー10に設けられた筒状部材21と、該筒状部材21の内部にスライド可能なスライダ部材23とを有する。扉1をロックする際に、レバー10を回動させ、スライダ部材23が自重により筒状部材21から滑り出し、その端部がストッパ部材30の案内面31に当接し、案内面31により案内され、ストッパ部材30の一端に移動された後該ストッパ部材30の端部に係合することでハンドル部11の逆回転をロックするようになされる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、回転レバーの操作に連動してロックが自動的に成立し、扉をロックし外部よりの開錠を防止する扉用ロック装置に関するものである。
従来、船舶用のテロ対策として、船舶等の暴露部鋼製扉のロック装置が必要とされる。例えば、図10に示すように、レバー4を閉める作業の他に施錠作業としてボトル5を取り付けてレバー4の逆回転をロックするようになされている。
また、図10に示すようなレバー4とは別に施錠装置が取り付けられる方法も用いられている。
近年、扉の閉鎖に連動して瞬時にロックが自動的に成立するトリガー機構付き扉用ロック装置が提案されている(特許文献1参照)。
この場合、扉を閉鎖すると、固定枠体の枠縁部に押されてトリガ−機構のトリガーレバーの先端部のカム板部が傾き回転させられ、トリガーレバーの基端部の錠止受溝とロックピース3側の停止突起との係合が解除されるため、ロックピースがロック用バネの付勢によって直ちに突出移動し、固定枠体側の受孔に係合する。このように扉の固定枠体に対するロックが扉の閉鎖動作のみによって自動的に成立する。
特開平10−299309号公報
しかしながら、図10に示すようなロック装置の場合は、レバーを閉める作業の他に施錠作業が必要であるため、操作が繁雑であり、施錠を行うにあたって操作工具(スパナ等)が必要となる欠点があった。また、レバーを閉める作業後の施錠作業を忘れる可能性があるという問題点があった。
また、特許文献1に開示されたトリガー機構付き扉用ロック装置の場合は、施錠作業を忘れる可能性がないが、付勢バネ等を用いるため、ロック装置の構成が複雑で、コストが高いという問題点があった。また、船舶等の暴露部鋼製扉のロック装置として利用するのが困難である。
そこで、本発明は、上述のような問題点を考慮してなされたもので、回転レバーの操作に連動してロックが自動的に成立することができ、簡単な構成で確実にロックすることができる扉用ロック装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る扉用ロック装置は、扉枠に係合する掛け金具部と操作用のハンドル部とを有し、軸を介して扉に回動自在に取り付けられるレバーと、前記レバーの下方に設けられた筒状部材と該筒状部材の内部に自重でスライドするスライダ部材とからなり、前記レバーの逆回転をロックするためのロック部材と、扉に設けられ、前記筒状部材から滑り出した前記スライダ部材の端部を案内する案内面を有するストッパ部材とを備え、前記レバーを回動に伴って、前記スライダ部材の端部が前記案内面により案内されて、前記ストッパ部材の端部に移動後自重により前記案内面以下に下がって、前記ストッパ部材の端部に係合されることを特徴とする。
例えば、前記スライダ部材には、前記ハンドル部の逆回転をロックする状態を解除するための操作部が設けられる。
本発明によれば、扉用ロック装置は、レバーの下方に設けられた筒状部材と該筒状部材の内部に自重でスライドするスライダ部材とからなり、レバーの逆回転をロックするためのロック部材、およびスライダ部材の端部を案内する案内面を有するストッパ部材を備えることで、扉を閉め、レバーを回動させる際に、スライダ部材が自重により筒状部材から滑り出し、その端部がストッパ部材の案内面に当接し、案内面により案内され、ストッパ部材の一端に移動された後該ストッパ部材の端面に当接可能な位置になりハンドル部の逆回転を確実にロックすることができる。
これにより、回転レバーの操作に連動してロックが自動的に成立することができ、施錠を行うにあたって操作工具(スパナ等)を必要とせず、確実にロックすることができ、施錠作業を忘れる可能性がなくなる。また、スライダ部材の自重を利用することで、付勢バネ等を用いることがなく、構造簡単、低コストで実現可能である。
また、構造が簡単なため、メインテナンスが殆ど不要となり、かつ既存の扉を大幅な改装をしないで取付可能である。
本発明に係る扉用ロック装置を実施するための最良の形態を、図を参照して説明する。
図1は、実施の形態の扉用ロック装置100の構成を示す図である。図2は、扉用ロック装置100の構成を示すA−A断面図である。図3は、扉用ロック装置100の構成を示すB−B断面図である。図2、図3において、一部を断面表示している。
図1〜図3に示すように、扉用ロック装置100は、レバー10と、レバー10に設けられたロック部材20と、ストッパ部材30とを備える。扉用ロック装置100は、扉1に取り付けられている。この例において、扉1の外周部には、折り曲げ部1aと凸部1bから溝が形成される。この溝にパッキン3が設けられている。また、扉枠2には、くさび(ウエッジ)2aが設けられている。
レバー10は、ハンドル部11と、扉枠2に係合する掛け金具部12とを有する。このレバー10は、ナット14、ワッシャー14aにより扉1に取り付けられた固定部材15の扉1の内側に装着され、軸13を介して回動自在に取り付けられる。
また、レバー10は、軸13に対して回転しない、軸13と同時に回転するように装着されている。軸13は、扉1の外側に配置されたレバー40と一体に形成されている。このような構成により、扉1の内側と外側からレバー10またはレバー40を操作することで、扉1の開閉が可能である。
この例において、レバー10には角穴が設けられ、この角穴が軸13の角柱部に装着される。これにより、レバー10は、軸13に対して回転せず、軸13と同時に回転するようになっている。
図4は、ロック部材20の構成を示すC−C断面図である。図4に示すように、ロック部材20は、レバー10に設けられた筒状部材21と、該筒状部材21の内部にスライド可能なスライダ部材23とを有する。筒状部材21は、連結部22を介してレバー10に固定される。この例において、筒状部材21の長さ方向とレバー10の長さ方向とは垂直になるように配置されている。また、連結部22の一部は筒状部材21の中に嵌入されるので、筒状部材21の変形を防止することができる。
また、筒状部材21の側面の対向する位置に開口部21aが設けられている。また、スライダ部材23の上端にハンドル部11の逆回転をロックする状態を解除するための操作部24が設けられている。この操作部24の両端は筒状部材21の開口部21a内にスライドすることが可能である。また、この操作部24の両端は筒状部材21の開口部21aから外部へ露出しており、この例において、ハンドル部11側に操作部24の露出部分が比較的に長く、ハンドル部11を握ると同時に操作することが可能である。操作者によりこの露出部分を上方へ移動させると、スライダ部材23を筒状部材21の中に収納することができる(後述する図9参照)。また、スライダ部材23の外部に露出する一端は曲面状に形成されている。
ストッパ部材30は、例えば板状に形成され、扉1の内側、軸13の右下方に取り付けられている。このストッパ部材30は、筒状部材21から滑り出したスライダ部材23の端部を案内する案内面31を有する。水平面部31aと傾斜面部31bとの間は円滑に連結されている。
また、案内面31では、スライダ部材23が筒状部材21の中へ押し込まれるようになされる。即ち、スライダ部材23が案内面31上で案内されるとき、スライドの最下位置にならないように案内面31により筒状部材21の中へ少し押し込まれる状態になる。スライダ部材23が案内面31の水平面部31aから外れると、筒状部材21に対してスライドの最下位置に到達し、ストッパ部材30の端部32に係合するようになされる。
続いて、扉用ロック装置100を用いて扉をロックする方法およびロックを解除する方法について説明する。
図5は、ロックが解除されている状態を示す図である。この図5において、扉1が開いた状態を示している。この状態において、スライダ部材23が筒状部材21の中に収納されている。
扉1をロックする際に、図5に示す状態から扉1を閉め、レバー10を時計回り方向に操作すると、図6に示すように、スライダ部材23は、重力により筒状部材21から滑り出す。
さらに、レバー10を時計回り方向に操作すると、図7に示すように、スライダ部材23の端部がストッパ部材30の案内面31の傾斜面部31bに当接し、案内面31により案内され、ストッパ部材30の端部32へ移動される。
また、さらにレバー10を時計回り方向に操作すると、図8に示すように、スライダ部材23は案内面31の水平面部31aから外れ、筒状部材21に対してスライドの最下位置に到達する。この場合、スライダ部材23は、ストッパ部材30の端面32に係合することが可能となり、ハンドル部11の逆回転をロックする状態になる。同時に、レバー10の掛け金具部12が扉枠上のくさび(ウエッジ)2aに係合することで、扉1をロックすることになる。掛け金具部12がくさび(ウエッジ)2aに当接しほぼ水平に回動した状態で操作が完了する。
扉1のロック状態を解除する際に、図9に示すように、操作部24の一端(または両端)の露出部分を上方へ移動させると、スライダ部材23が筒状部材21の中に収納され、ハンドル部11のロック状態が解除される。
次に、レバー10を反時計回り方向に操作すると、扉1のロック状態が解除され、扉1を開くことができる。
このように本実施の形態においては、扉用ロック装置100は、レバー10と、レバー10に設けられたロック部材20と、ストッパ部材30とを備える。ロック部材20は、レバー10に設けられた筒状部材21と、該筒状部材21の内部にスライド可能なスライダ部材23とを有する。筒状部材21は、連結部22を介してレバー10に固定される。
扉1をロックする際に、レバー10を回動させ、スライダ部材23が重力により筒状部材21から滑り出し、その端部がストッパ部材30の案内面31に当接し、案内面31により案内され、ストッパ部材30の端部32に移動された後該ストッパ部材30の端部32に係合することが可能となり、ハンドル部11の逆回転をロックするようになされる。
これにより、レバー10の操作に連動して瞬時にロックが自動的に成立することができ、施錠を行うにあたって操作工具(スパナ等)を必要とせず、確実にロックすることができ、施錠作業を忘れる可能性がなくなる。また、スライダ部材23の重力を利用することで、付勢バネ等を用いることがなく、構造簡単、低コストで実現可能である。さらに、ロック解除が扉1の内側から容易にできる。
また、構造が簡単なため、メインテナンスが殆ど不要となり、かつ既存の扉を大幅な改装をしないで取付可能である。なお、ロック後も、外部より強制的に外側レバーを操作しようとしても容易に破損しない。
なお、上述実施の形態においては、スライダ部材23の上端に操作部24を設けるものとしたが、これに限定されるものではない。例えば、操作部24を設けずに、スライダ部材23の端部を上方へ押すことでロックを解除することが可能である。この場合、スライダ部材23の構成が簡単になり、コストの削減を図ることができる。
また、上述実施の形態においては、ストッパ部材30が板状に形成される場合について説明したが、これに限定されるものではない。他の形状に形成される場合にもこの発明を適用できる。
この発明は、安全対策が要求される船舶等の暴露部鋼製扉のロック装置として利用でき、特に、片側のみでロックを解除できる扉のロック装置として利用できる。
扉用ロック装置100の構成を示す図である。 扉用ロック装置100の構成を示すA−A断面図である。 扉用ロック装置100の構成を示すB−B断面図である。 ロック部材20の構成を示すC−C断面図である。 ロックが解除されている状態を示す図である。 スライダ部材23は、重力により筒状部材21から滑り出す状態を示す図である。 スライダ部材23の端部がストッパ部材30の案内面に当接する状態を示す図である。 扉用ロック装置100のロック状態を示す図である。 扉のロック状態を解除する操作状態を示す図である。 従来の扉用ロック装置の構成を示す図である。
符号の説明
1 扉
2 扉枠
2a くさび(ウエッジ)
3 パッキン
5 ボルト
4,10 レバー
11ハンドル部
12 掛け金具部
13 軸
14 ナット
14a ワッシャー
15 固定部材
20 ロック部材
21 筒状部材
22 連結部
23 スライダ部材
24 操作部
30 ストッパ部材
31 案内面
31a 平面部
31b 傾斜面部
32 端部
40 外側レバー
100 扉用ロック装置

Claims (2)

  1. 扉枠に係合する掛け金具部と操作用のハンドル部とを有し、軸を介して扉に回動自在に取り付けられるレバーと、
    前記レバーの下方に設けられた筒状部材と該筒状部材の内部に自重でスライドするスライダ部材とからなり、前記レバーの逆回転をロックするためのロック部材と、
    扉に設けられ、前記筒状部材から滑り出した前記スライダ部材の端部を案内する案内面を有するストッパ部材とを備え、
    前記レバーを回動に伴って、前記スライダ部材の端部が前記案内面により案内されて、前記ストッパ部材の端部に移動後自重により前記案内面以下に下がって、前記ストッパ部材の端部に係合されることを特徴とする扉用ロック装置。
  2. 前記スライダ部材には、前記ハンドル部の逆回転をロックする状態を解除するための操作部が設けられることを特徴とする請求項1記載の扉用ロック装置。
JP2006259810A 2006-09-25 2006-09-25 扉用ロック装置 Pending JP2008081927A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006259810A JP2008081927A (ja) 2006-09-25 2006-09-25 扉用ロック装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006259810A JP2008081927A (ja) 2006-09-25 2006-09-25 扉用ロック装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008081927A true JP2008081927A (ja) 2008-04-10

Family

ID=39353064

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006259810A Pending JP2008081927A (ja) 2006-09-25 2006-09-25 扉用ロック装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008081927A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59102858U (ja) * 1982-12-28 1984-07-11 株式会社夏目製作所 動物飼育ケ−ジ等における扉の錠装置
JP2006104848A (ja) * 2004-10-07 2006-04-20 Ykk Ap株式会社 錠装置および建具

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59102858U (ja) * 1982-12-28 1984-07-11 株式会社夏目製作所 動物飼育ケ−ジ等における扉の錠装置
JP2006104848A (ja) * 2004-10-07 2006-04-20 Ykk Ap株式会社 錠装置および建具

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8833810B2 (en) Vehicle door handle apparatus
CN110234825B (zh) 车门闩锁装置
JP2008011881A (ja) 遊技機の施錠装置
JP6614994B2 (ja) ストッパー機能付きドアシュー
JP4882306B2 (ja) エンジンフードロック装置
JP2008081927A (ja) 扉用ロック装置
KR20070096435A (ko) 슬라이딩 도어의 홀드 오픈 로킹 어셈블리
JP4025349B1 (ja) 係止具および係止具を利用したドアストッパー
JP5225931B2 (ja) 自動施錠錠
JP2008196237A (ja) 二段階開放型扉用ロックハンドル装置
KR200479071Y1 (ko) 미닫이 도어용 잠금장치
US1504316A (en) Door latch
JP6089300B2 (ja) 車両用ドアラッチ装置
JP2014194124A (ja) 打掛け錠
JP6135016B2 (ja) 扉の施解錠機構及び金庫
JP3911484B2 (ja) 戸構造の内部解錠装置
JP2005256280A (ja) 把手兼用ロック体
JP2006016797A (ja) 扉用ハンドルのロック装置
JP5764640B2 (ja) 扉のロックハンドル装置
JP2005132539A (ja) エレベータ乗場扉の錠装置
JP4187171B2 (ja) 扉開閉用ハンドルの掛金装置
JP4870138B2 (ja) 扉の保持装置
JP5094785B2 (ja) ハンドホール用点検蓋旋錠装置
JP4634315B2 (ja) 地下構造物用蓋体の錠装置
WO2011024210A1 (ja) 蓋体開閉保持構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080225

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100528

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100601

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20101019