JP2008081210A - 給紙装置及びこれを備えた画像形成装置 - Google Patents

給紙装置及びこれを備えた画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】シート載置部が上がって傾斜した状態でもタブシートの通紙方向上流側への滑り落ちを防ぎ、タブシートを先端縁を揃えた状態で常に安定的に給送することができる給紙装置を提供すること。
【解決手段】後端縁にタブPaを有する複数枚のタブシートPが載置される傾動可能なボトムプレート(シート載置部)10と、該ボトムプレート10上に載置されたタブシートPの両側端に当接可能で且つ少なくとも一方がシート幅方向に移動可能な一対のサイドカーソル35と、前記ボトムプレート10上の最上位のタブシートPの先端部近傍に接触して該タブシートPを送り出す給紙ローラと、シート搬送方向に駆動される正転ローラと、シート搬送方向とは逆方向に駆動される逆転ローラ15を備えた給紙装置において、前記ボトムプレート10上に載置されたタブシートPの側面に当接して該タブシートPを保持する抵抗部材37を設ける。
【選択図】図3

Description

本発明は、特に後端縁にタブを有するシートを画像形成部に向けて1枚ずつ供給するための給紙装置とこれを備えた画像形成装置に関するものである。
複写機やプリンタ、ファクシミリ装置等の画像形成装置には給紙装置が備えられているが、この給紙装置は、複数枚のシートが載置される傾動可能なシート載置部と、該シート載置部上に載置されたシートの両側端に当接可能で且つ少なくとも一方がシート幅方向に移動可能な一対のサイドカーソルと、前記シート載置部上の最上位のシートの先端部近傍に接触して該シートを送り出す給紙ローラと、シート搬送方向に駆動される正転ローラと、シート搬送方向とは逆方向に駆動される逆転ローラを備えている。
ところで、画像形成装置において使用されるシートの種類は年々増加する傾向にあり、近年では、後端縁にタブを有するシート(以下、「タブシート」と称する)も通紙したいという市場からの要求がある。
斯かる状況下において、特許文献1には、複数枚のタブシートが重送された際に逆転ローラによって戻されたタブシートの後端縁を抵抗部材の平坦面に当接させて過剰な戻りを阻止し、戻されたタブシートを次の給紙動作では給紙ローラによって確実に給送するようにした構成が提案されている。
特開平8−175696号公報
ところで、給紙装置においてシート載置部上に積層状態で載置される複数枚のシートの後端縁は、その幅方向中央部が後端押えによって受けられて揃えられている。
しかしながら、タブシートには幅方向中央部(後端押えによって受けられる部分)以外にもタブが設けられているものがあるため、このようなタブシートは後端押えによって後端位置が揃えられず、タブシートに後端縁の不揃いが生じ、これが原因で給紙不良が発生するという問題があった。
又、特許文献1に提案された構成では、抵抗部材を抜けて逆転ローラに戻されたタブシートは、給紙ローラよりも通紙方向上流側へ移動することはないが、用紙をセットしてシート載置部が上がって傾斜した時点でタブシートが通紙方向上流側へ滑り落ちる可能性があり、タブシートの先端縁が揃わず、給紙不良を招く可能性がある。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、シート載置部が上がって傾斜した状態でもタブシートの通紙方向上流側への滑り落ちを防ぎ、タブシートを先端縁を揃えた状態で常に安定的に給送することができる給紙装置とこれを備えた画像形成装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、後端縁にタブを有する複数枚のシートが載置される傾動可能なシート載置部と、該シート載置部上に載置されたシートの両側端に当接可能で且つ少なくとも一方がシート幅方向に移動可能な一対のサイドカーソルと、前記シート載置部上の最上位のシートの先端部近傍に接触して該シートを送り出す給紙ローラと、シート搬送方向に駆動される正転ローラと、シート搬送方向とは逆方向に駆動される逆転ローラを備えた給紙装置において、前記シート載置部上に載置されたシートの側面に当接して該シートを保持する抵抗部材を設けたことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、左右一対の前記抵抗部材をシートの両側に設けたことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の発明において、前記抵抗部材のシート側面への当接部に摩擦部材を取り付けたことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1〜3の何れかに記載の発明において、前記抵抗部材を着脱可能に設けたことを特徴とする。
請求項5記載の発明は、潜像を形成する像担持体と、該像担持体上に形成された潜像をトナー像として現像する現像装置と、シートを給送する給紙装置と、該給紙装置によって給送されたシート上に前記トナー像を転写する転写装置と、該転写装置によってシート上に転写されたトナー像を定着させる定着装置を備えた画像形成装置において、前記給紙装置を請求項1〜4の何れかに記載の給紙装置で構成したことを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、シート載置部が上がり、これの上に載置されたタブシートが傾斜しても、該タブシートは、これの側面に当接する抵抗部材によって保持されているため、タブシートが通紙方向上流側へ滑り落ちることがなく、タブシートはその先端縁が揃えられた状態で常に安定的に給送されることとなり、給紙不良の発生が防がれる。
請求項2記載の発明によれば、タブシートは、その左右両側部が左右一対の抵抗部材によって保持されるため、通紙方向上流側への滑り落ちが一層確実に防がれる。
請求項3記載の発明によれば、抵抗部材のシート側面への当接部に摩擦係数の大きな摩擦部材を取り付けたため、タブシートの側面は摩擦部材との間に発生する大きな摩擦力によって一層確実に保持され、その滑り落ちが確実に防がれる。
請求項4記載の発明によれば、抵抗部材を着脱可能に設けたため、タブシート等の特殊紙以外の普通紙を扱う場合には抵抗部材を取り外せば、普通紙の給送に対しても当該給紙装置を使用することができ、その汎用性が高められる。
請求項5記載の発明によれば、給紙装置を備えた画像形成装置において、請求項1〜4記載の発明の前記効果を得ることができ、給紙装置から画像形成部への給紙動作を安定的に行うことができる。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係る画像形成装置の一形態としてのレーザビームプリンタの斜視図、図2は同レーザビームプリンタの正断面図である。
先ず、レーザビームプリンタ1の基本構成を図1及び図2に基づいて説明すると、該レーザビームプリンタ1は、箱状の装置本体1aを備えており、図1に示すように、該装置本体1aの上面の中央部には傾斜した凹状の排紙トレイ32が設けられており、その横には操作表示部34が配置されている。又、装置本体1aの前面(図1の手前側が前方)上部には開閉可能な手差しトレイ8(図2には開いている状態が示されている)が設けられ、装置本体1aの下部には手前側に引き出すことができる矩形箱状の給紙カセット7が設けられている。
次に、レーザビームプリンタ1の内部構造を図2に基づいて説明する。
レーザビームプリンタ1は、装置本体1a内に設けられた搬送路Lに沿ってシートを搬送しながら、不図示の端末等から送信される画像データに基づいてシートに画像を形成するものであって、前記搬送路Lは、装置本体1a内を前方から後方(図2において右方から左方)に略水平に延びる水平部L1と、該水平部L1の端部から略垂直に立ち上がる垂直部L2とで側面視略L字状に構成されている。
又、レーザビームプリンタ1は、装置本体1aの下部に設けられた本発明に係る給紙装置2と、該給紙装置2の上方の装置本体1a内の略中央部に設けられた画像形成部3と、該画像形成部3の後方に配された定着装置4と、該定着装置4の上方の装置本体1aの上面に設けられた凹状の排紙部5と、前記搬送路Lの水平部L1と前記給紙カセット7との間に設けられたスイッチバック部6を備えている。
上記給紙装置2は、シートを収納するとともに、そのシートを前記画像形成部3に向けて給送するものであって、前記給紙カセット7を含んで構成されている。
ここで、給紙カセット7は、上面が開放された矩形箱状を成すものであって、その内部に積層して収容された不図示のシートを1枚ずつ送り出す機能を果たし、これが図2に示すように装置本体1a内に装着されている状態では、図示のように搬送路Lの水平部L1の下方に位置している。
この給紙カセット7は、内底面に対して接離するリフト板9と、該リフト板9の接離動作に連動して昇降するシート載置部としてのボトムプレート10と、前記リフト板9の前端(シートの送出方向下流端)近傍に取り付けられて該リフト板9を図2の矢印方向に回動させるリフト駆動軸11と、前記ボトムプレート10の後端(シートの送出方向上流端)近傍を回動可能に軸支する軸12を備えている。
又、給紙装置2には、給紙カセット7内の最上位のシートの先端部近傍に接触して該シートを取り出す給紙ローラ(ピックアップローラ)13、取り出されたシートを搬送路Lの水平部L1へと送り出す正転ローラ(フィードローラ)14、該正転ローラ14とは逆方向に駆動されて重送されたシートを戻すための逆転ローラ(リタードローラ)15、複数の搬送ローラ16,17,18、送り出されたシートを一時待機させた後に所定のタイミングで画像形成部3へと供給するレジストローラ19の他、手差しトレイ8に載置された用紙を取り出す給紙ローラ20が設けられている。ここで、前記逆転ローラ15は、給紙カセット7側に設けられている。
前記画像形成部3は、給紙装置2から供給されたシートに画像を形成するものであって、搬送路Lの水平部L1の前後方向略中央部に回転可能に配された像担持体としての感光ドラム21と、その周囲に配置された一次帯電器22、現像装置23、転写ローラ24及びクリーニング装置25と、これらの上方に配置されたレーザスキャナユニット(LSU)26、トナーホッパー27等を備えている。
又、前記定着装置4は、画像形成部3においてシートに転写されたトナー像を当該シートに定着させるためのものであって、互いに圧接されて回転する加熱ローラ28と加圧ローラ29を備えている。
更に、前記排紙部5は、定着装置4においてトナー像が定着されたシートを装置本体1a外へと排出するためのものであって、搬送路Lの垂直部L2の途中に設けられた複数の搬送ローラ30と垂直部L2の末端に設けられた排紙ローラ31及び装置本体1a外へと排出されるシートを積載するための前記排紙トレイ32を備えている。
又、前記スイッチバック部6は、シートの両面に画像を形成する場合に使用されるものであって、搬送路Lの水平部L1の下方に配された別の搬送路L’とその適所に設けられた複数の搬送ローラ33を備えている。
次に、以上の構成を有するレーザビームプリンタ1の画像形成動作について説明する。
例えばパーソナルコンピュータ(パソコン)等の端末から当該レーザビームプリンタ1にプリント開始信号が送信されると、画像形成部3においては、感光ドラム21は不図示の駆動手段によって図2の矢印方向(時計方向)に回転駆動され、その表面が一次帯電器22によって所定の電位に一様に帯電される。そして、端末から送信された画像データに基づくレーザ光がレーザスキャナユニット26から出力されて感光ドラム21上に照射されると、該感光ドラム21上には静電潜像が形成される。そして、この感光ドラム21上に形成された静電潜像は、現像装置23によって現像剤であるトナーを用いて現像されてトナー像として可視像化される。
同時に給紙装置2においては、給紙カセット7内に収容されたシートは、給紙ローラ13によって最上位のものから1枚ずつピックアップされ、正転ローラ14及び搬送ローラ16,17,18によって搬送路Lの水平部L1へと送り出され、レジストローラ19によって一時待機状態とされた後、感光ドラム21上のトナー像に同期する所定のタイミングで画像形成部3へと供給される。尚、給紙カセット7においては、リフト板9を内底面から離間する方向に回動させることによって、ボトムプレート10をこれに積載されたシートの枚数に応じた所定の高さ位置まで上昇させ、該ボトムプレート10に積載されたシートの最上位のものが給紙ローラ13によってピックアップされるようになっている。尚、手差しトレイ8に積載されたシートに画像を形成する場合には、シートは、給紙ローラ20によって1枚ずつ取り出され、搬送ローラ16,18によって搬送路Lの水平部L1へと送り出される。
画像形成部3においては、感光ドラム21と転写装置を構成する転写ローラ24との間の転写ニップへと供給されたシートは、転写ローラ24によって感光ドラム21に押し付けられながら搬送されることによって、その表面(転写面)に感光ドラム21上のトナー像が転写される。そして、トナー像が転写されたシートは、定着装置4へと搬送され、この定着装置4において加熱ローラ28と加圧ローラ29によって挟み込まれて搬送される過程で加熱及び加圧されてトナー像の定着を受ける。尚、シートへのトナー像の転写後に感光ドラム21の表面に残留するトナー(転写残トナー)はクリーニング装置25によって除去される。
而して、定着装置4にて表面にトナー像が定着されたシートは、搬送ローラ30によって搬送路Lの垂直部L2を上方へと搬送され、排紙ローラ31によって装置本体1aの上部に設けられた排紙トレイ32に排出されて積載される。
以上がシートの片面に画像を形成する場合の一連の動作であるが、シートの両面に画像を形成する場合には、定着装置4にて片面にトナー像が定着されたシートを搬送ローラ30によって搬送路Lの垂直部L2へと送り込んだ後、搬送ローラ30を逆転させることによって用紙をスイッチバックさせて別の搬送路L’へと送り込む。そして、搬送路L’に設けられた複数の搬送ローラ33によってシートを搬送路L’に沿って前方(図2の右方)へと搬送し、該シートを搬送ローラ16,17,18によって搬送路Lの水平部L1に再び送り込めば、該シートの表裏が逆転し、以後、前記と同様の動作によって感光ドラム21上のトナー像をシートの表面(画像が形成されていない他方の面)に転写し、そのトナー像を定着装置4においてシートに定着させれば、シートの両面に画像が形成される。このようにして両面に画像が形成されたシートは、前記と同様に搬送ローラ30によって搬送路Lの垂直部L2を上方へと搬送され、排紙ローラ31によって排紙トレイ32に排出される。
次に、本発明の要旨を図3〜図5に基づいて説明する。
図3は給紙カセットのタブシートを収納した状態を示す斜視図、図4は図3の要部拡大詳細図、図5は抵抗部材の断面図である。
前記給紙カセット7は、図3に示すように、その内部に軸12を中心として傾動可能に設けられたシート載置部である前記ボトムプレート10上には、後端縁にタブPaを有する複数枚のタブシートPが積層されて載置されている。ここで、各タブシートPの後端縁のタブPaは、幅方向のそれぞれ異なる位置に設けられている。尚、ボトムプレート10の前端部(給紙カセット7の引き出し方向(シート搬送方向上流側)を前側とする)の下方には、図1に示したように、前記リフト駆動軸11に取り付けられた前記リフト板9の先端部が当接している。
又、図3に示すように、給紙カセット7内のボトムプレート10の両側部には、タブシートPの左右方向を揃えるための左右一対のサイドカーソル35が互いに切離可能なように幅方向にスライド可能に設けられており、これらのサイドカーソル35をタブシートPの両側部に当接させることによってタブシートPの左右方向が揃えられる。
更に、給紙カセット7内のボトムプレート10の後方には、タブシートP以外の普通紙の後端縁を揃えるための後端押え36が前後方向にスライド可能に設けられている。この後端押え36は、タブシートPの後端縁の全幅に亘って設けられておらず、幅方向の一部に設けられているため、この後端押え36の幅内にタブPaを有するタブシートPと後端押え36の幅から外れた位置にタブPaを有するタブシートPの双方の端縁を揃えることができない。
そこで、本実施の形態では、給紙カセット7の左右の側壁7aの前端側に抵抗部材37を着脱可能に取り付け、これらの抵抗部材37によってタブシートPの両側部面を押え、両者間に発生する摩擦力によってタブシートPを保持するようにした。ここで、複数枚のタブシートPを給紙カセット7内に収納セットする際には、これらのタブシートPの束は、その前端縁が給紙カセット7の前壁に押し当てた状態でボトムプレート10上に載置され、このとき同時にその左右の側面に前記抵抗部材37が当接するため、該タブシートPの束は、前端縁が揃えられるとともに、左右が抵抗部材37によって保持された状態でボトムプレート10上に載置される。
ここで、各抵抗部材37は、矩形板状の本体37Aの外面側に、その上端部を中心として拡開可能な幅狭のストッパ37Bを備えており、図5に示すように、ストッパ37Bと本体37Aとの間には隙間δが形成されている。又、ストッパ37Bの下端内面には、鍵状の係止突起37aが一体に突設されており、この係止突起37aにはテーパ面37a−1が形成されている。
更に、図3及び図5に示すように、各抵抗部材37の内面(タブシートPの側面に当接する側の面)には、摩擦係数の高いフェルト、スポンジ、ゴム等から成る矩形板状の摩擦部材38が取り付けられている。
他方、図4に示すように、給紙カセット7の左右の側壁7a(図4には一方のみ図示)の抵抗部材37が取り付けられる箇所には横方向(前後方向)に長い矩形孔状の係止孔7a−1が形成されている。
而して、抵抗部材37を給紙カセット7の左右の側壁7aに取り付けるには、図3及び図4に示すように、該抵抗部材37の係止突起37aを下にして該係止突起37aを給紙カセット7の側壁7の上面に押し当て、そのまま抵抗部材37を下方へ押し込む。すると、抵抗部材37の係止突起37aのテーパ面37a−1が給紙カセット7の側壁7aに係合してストッパ37Bが押し開かれるため、給紙カセット7の側壁7aが抵抗部材37の本体37Aとストッパ37Bの間の隙間δに入り込み、抵抗部材37は、給紙カセット7の側壁7aに沿って押し下げられる。そして、抵抗部材37の係止突起37aが給紙カセット7の側壁7の係止孔7a−1に達すると、該係止突起37aが係止孔7a−1に係止されるため、抵抗部材37は、本体37Aとストッパ37Bで給紙カセット7の側壁7aを両側から挟持する形で側壁7aに取り付けられる。
又、給紙カセット7の側壁7aに取り付けられた抵抗部材37を取り外すには、ストッパ37Bを外側方(手前側)に引いてこれを拡開させることによって係止突起37aの係止孔7a−1との係止を解除した後、抵抗部材37を給紙カセット7の側壁7aに沿ってそのまま引き上げれば良い。
而して、本実施の形態においては、給紙装置2の給紙カセット7からレーザビームプリンタ1の画像形成部3にタブシートPが給送される都度、ボトムプレート10が軸12を中心として上方へ回動し、その前端側(シート搬送方向後流側)が上方へ持ち上げられてボトムプレート10の傾斜角が大きくなるため、このボトムプレート10上に載置されたタブシートPも大きく傾斜する。
然るに、本実施の形態では、給紙カセット7の両側壁7aに抵抗部材37を取り付けたため、前述のようにボトムプレート10上に載置されたタブシートPが傾斜しても、該タブシートPは、これの側面に当接する抵抗部材37によって保持され、通紙方向上流側(後方)へ滑り落ちることがない。このため、タブシートPは、その先端縁が揃えられた状態で常に安定的に給送されることとなり、給紙不良の発生が防がれる。そして、本実施の形態では、タブシートPは、その左右両側部が左右一対の抵抗部材37によって保持されるため、通紙方向上流側への滑り落ちが一層確実に防がれる。
又、本実施の形態では、抵抗部材37のタブシートPの側面への当接部に摩擦係数の大きな摩擦部材38を取り付けたため、タブシートPの側面は摩擦部材38との間に発生する大きな摩擦力によって一層確実に保持され、その滑り落ちが確実に防がれる。
更に、本実施の形態では、抵抗部材37を着脱可能に設けたため、タブシートP等の特殊紙以外の普通紙を扱う場合には抵抗部材37を取り外せば、普通紙の給送に対しても当該給紙装置2を使用することができ、その汎用性が高められる。
そして、本発明に係る給紙装置2を備えた図1及び図2に示すレーザビームプリンタ1においては、以上の効果を得ることができ、給紙装置2から画像形成部3への給紙動作を安定的に行うことができる。
尚、以上は本発明を特にレーザビームプリンタに適用した形態について説明したが、本発明は、プリンタの他、複写機やファクシミリ装置等の他の任意の画像形成装置及びこれに備えられた給紙装置に対しても同様に適用可能であることは勿論である。
本発明に係る画像形成装置(レーザビームプリンタ)の斜視図である。 本発明に係る画像形成装置(レーザビームプリンタ)の正断面図である。 本発明に係る画像形成装置(レーザビームプリンタ)の給紙カセットのタブシートを収容した状態を示す斜視図である。 図3の要部拡大詳細図である。 抵抗部材の断面図である。
符号の説明
1 レーザビームプリンタ(画像形成装置)
1a 装置本体
2 給紙装置
3 画像形成部
4 定着装置
5 排紙部
6 スイッチバック部
7 給紙カセット
7a 給紙カセットの側壁
7a−1 給紙カセットの係止孔
7b 給紙カセットの前壁
8 手差しトレイ
9 リフト板
10 ボトムプレート(シート載置部)
11 リフト駆動軸
12 軸
13 給紙ローラ
14 正転ローラ
15 逆転ローラ
16〜18 搬送ローラ
19 レジストローラ
20 給紙ローラ
21 感光ドラム(像担持体)
22 一次帯電器
23 現像装置
24 転写ローラ(転写装置)
25 クリーニング装置
26 レーザスキャナユニット(LSU)
27 トナーホッパー
28 加熱ローラ
29 加圧ローラ
30 搬送ローラ
31 排紙ローラ
32 排紙トレイ
33 搬送ローラ
34 操作表示部
35 サイドカーソル
36 後端押え
37 抵抗部材
37A 抵抗部材の本体
37B 抵抗部材のストッパ
37a 抵抗部材の係止突起
37a−1 係止突起のテーパ面
38 摩擦部材
L,L’ 搬送路
P タブシート
Pa タブ
δ 隙間

Claims (5)

  1. 後端縁にタブを有する複数枚のシートが載置される傾動可能なシート載置部と、該シート載置部上に載置されたシートの両側端に当接可能で且つ少なくとも一方がシート幅方向に移動可能な一対のサイドカーソルと、前記シート載置部上の最上位のシートの先端部近傍に接触して該シートを送り出す給紙ローラと、シート搬送方向に駆動される正転ローラと、シート搬送方向とは逆方向に駆動される逆転ローラを備えた給紙装置において、
    前記シート載置部上に載置されたシートの側面に当接して該シートを保持する抵抗部材を設けたことを特徴とする給紙装置。
  2. 左右一対の前記抵抗部材をシートの両側に設けたことを特徴とする請求項1記載の給紙装置。
  3. 前記抵抗部材のシート側面への当接部に摩擦部材を取り付けたことを特徴とする請求項1又は2記載の給紙装置。
  4. 前記抵抗部材を着脱可能に設けたことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の給紙装置。
  5. 潜像を形成する像担持体と、該像担持体上に形成された潜像をトナー像として現像する現像装置と、シートを給送する給紙装置と、該給紙装置によって給送されたシート上に前記トナー像を転写する転写装置と、該転写装置によってシート上に転写されたトナー像を定着させる定着装置を備えた画像形成装置において、
    前記給紙装置を請求項1〜4の何れかに記載の給紙装置で構成したことを特徴とする画像形成装置。
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