JP2008081262A - 給紙カセット及びこれを備えた画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】別部材を着脱することなく、タブシート及び普通シートの何れをも後端を揃えた状態で収納することができる給紙カセットを提供すること。
【解決手段】昇降動可能な底板10上に複数枚のシートを積層して収容可能であって、収容されたシートの後端縁の一部を受けて該シートの後端縁を揃えるエンドストッパ36をスライド可能に備えて成る給紙カセット7において、後端縁にタブを有するタブシートP’の後端縁を受けるための後端押え部材37を選択的に起立可能に設ける。ここで、前記後端押え部材37をシート搬送方向に直交する方向に複数設ける。又、前記後端押え部材37を前記底板10に回動可能に設ける。
【選択図】図4

Description

本発明は、後端縁にタブを有するタブシートとタブを有さない普通シートの何れをも後端縁を揃えた状態で収容することができる給紙カセットとこれを備えた画像形成装置に関するものである。
複写機やプリンタ、ファクシミリ装置等の画像形成装置には、本体に対して着脱可能であって、多数枚のシートを積層して収容することができる給紙カセットが設けられている。この給紙カセットには、収容されたシートの後端縁の一部を受けて該シートの後端縁を揃えるエンドストッパがスライド可能に設けられている。
ところで、画像形成装置において使用されるシートの種類は年々増加する傾向にあり、近年では、後端縁にタブを有するタブシートも通紙したいという市場からの要求がある。
しかしながら、タブシートには幅方向中央部(エンドストッパによって受けられる部分)以外にもタブが設けられているものがあるため、このようなタブシートは後端押えによって後端位置が揃えられず、タブシートに後端縁の不揃いが生じ、これが原因で給紙不良が発生するという問題があった。尚、一般に給紙カセットには種々のサイズのシートを収容することができ、その内部に収容されたシートの両側部は、その両側部に直交する方向にスライド可能な一対のサイドカーソルによって受けられて幅方向が揃えられるが、エンドストッパは、最小サイズのシートの両側面を受けているサイドカーソルとの干渉を避けるためにシートの幅方向中央部に設けられているのが一般的であり、その幅寸法が制限される。
そこで、特許文献1には、給紙カセットにタブシートを収容する場合には、タブシートの後端縁の略全幅に対応する長さを有する端部ガイド部材をエンドストッパに取り付け、タブシートの後端縁を後端ガイド部材とエンドストッパの双方で受ける提案がなされている。
特開2000−229732号公報
ところが、特許文献1において提案された構成では、後端ガイド部材は、エンドストッパとは別部材であって、タブシート以外の普通シートに対しては使用しないため、該後端ガイド部材を製品出庫の際に画像形成装置の梱包と同梱とするか、画像形成装置内に設置する必要があり、その取り扱いに不便を伴うという問題がある。
そして、別部材である後端ガイド部材のサイズによっては、収納や取り扱いが困難であり、ユーザーに過大な負担を強いることになってしまう。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、別部材を着脱することなく、タブシート及び普通シートの何れをも後端を揃えた状態で収納することができる給紙カセットとこれを備えた画像形成装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、昇降動可能な底板上に複数枚のシートを積層して収容可能であって、収容されたシートの後端縁の一部を受けて該シートの後端縁を揃えるエンドストッパをスライド可能に備えて成る給紙カセットにおいて、後端縁にタブを有するタブシートの後端縁を受けるための後端押え部材を選択的に起立可能に設けたことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記後端押え部材をシートの搬送方向に直交する方向に複数設けたことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の発明において、前記後端押え部材を前記底板に回動可能に設けたことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項3記載の発明において、前記エンドストッパが通過するための切欠きが形成された前記底板の前記切欠きの両側に前記後端押え部材を設けたことを特徴とする。
請求項5記載の発明は、潜像を形成する像担持体と、該像担持体上に形成された潜像をトナー像として現像する現像装置と、複数枚のシートを収容する給紙カセットと、該給紙カセットから給送されたシート上に前記トナー像を転写する転写装置と、該転写装置によってシート上に転写されたトナー像を定着させる定着装置を備えた画像形成装置において、前記給紙カセットを請求項1〜4の何れかに記載の給紙カセットで構成したことを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、給紙カセット内にタブシートを収容する際には、後端押え部材を起立させ、タブシートの後端を該後端押え部材と既設のエンドストッパの双方で受けて該タブシートの後端を揃えることができる。又、給紙カセット内にタブシート以外の普通シートを収容する際には、後端押え部材を倒し、普通シートの後端を従来通りエンドストッパだけで受けて該普通シートの後端を揃えることができる。従って、別部材を着脱することなく、給紙カセットにタブシート及び普通シートの何れをも後端を揃えた状態で収納することができ、給紙不良の発生を防ぐことができる。
請求項2記載の発明によれば、シートの搬送方向に直交する方向に設けられた複数の後端押え部材とエンドストッパによってタブシートの後端を確実に受けて該タブシートの後端を揃えることができる。
請求項3記載の発明によれば、後端押え部材を底板に回動可能に設けたため、該後端押え部材を底板の一部として構成することができ、その使用に際してはこれを回動させて容易に起立させることができる。
請求項4記載の発明によれば、一般的にシートの幅方向中央部に設けられたエンドストッパの両側に後端押え部材を設けたため、これらの後端押え部材とエンドストッパでタブシートの後端を略全幅に亘って均等に受けて該タブシートの後端を確実に揃えることができる。
請求項5記載の発明によれば、給紙カセットを備えた画像形成装置において、請求項1〜4記載の発明の前記効果を得ることができ、別部材を着脱することなく、タブシート及び普通シートの何れも後端を揃えた状態で給紙カセットに収容することができ、該給紙カセットから画像形成部への給紙動作を安定的に行うことができる。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係る画像形成装置の一形態としてのレーザビームプリンタの斜視図、図2は同レーザビームプリンタの正断面図である。
先ず、レーザビームプリンタ1の基本構成を図1及び図2に基づいて説明すると、該レーザビームプリンタ1は、箱状の装置本体1aを備えており、図1に示すように、該装置本体1aの上面の中央部には傾斜した凹状の排紙トレイ32が設けられており、その横には操作表示部34が配置されている。又、装置本体1aの前面(図1の手前側が前方)上部には開閉可能な手差しトレイ8(図2には開いている状態が示されている)が設けられ、装置本体1aの下部には手前側に引き出すことができる矩形箱状の給紙カセット7が設けられている。
次に、レーザビームプリンタ1の内部構造を図2に基づいて説明する。
レーザビームプリンタ1は、装置本体1a内に設けられた搬送路Lに沿ってシートを搬送しながら、不図示の端末等から送信される画像データに基づいてシートに画像を形成するものであって、前記搬送路Lは、装置本体1a内を前方から後方(図2において右方から左方)に略水平に延びる水平部L1と、該水平部L1の端部から略垂直に立ち上がる垂直部L2とで側面視略L字状に構成されている。
又、レーザビームプリンタ1は、装置本体1aの下部に設けられた給紙部2と、該給紙部2の上方の装置本体1a内の略中央部に設けられた画像形成部3と、該画像形成部3の後方に配された定着装置4と、該定着装置4の上方の装置本体1aの上面に設けられた凹状の排紙部5と、前記搬送路Lの水平部L1と本発明に係る前記給紙カセット7との間に設けられたスイッチバック部6を備えている。
上記給紙部2は、シートを収納するとともに、そのシートを前記画像形成部3に向けて給送するものであって、本発明に係る前記給紙カセット7を含んで構成されている。
ここで、給紙カセット7は、上面が開放された矩形箱状を成すものであって、その内部に積層して収容された不図示のシートを1枚ずつ送り出す機能を果たし、これが図2に示すように装置本体1a内に装着されている状態では、図示のように搬送路Lの水平部L1の下方に位置している。
この給紙カセット7は、内底面に対して接離するリフト板9と、該リフト板9の接離動作に連動して昇降する底板10と、前記リフト板9の前端(シートの送出方向下流端)近傍に取り付けられて該リフト板9を図2の矢印方向に回動させるリフト駆動軸11と、前記底板10の後端(シートの送出方向上流端)近傍を回動可能に軸支する軸12を備えている。
又、給紙部2には、給紙カセット7内の最上位のシートの先端部近傍に接触して該シートを取り出すピックアップローラ13、取り出されたシートを搬送路Lの水平部L1へと送り出すフィードローラ14、該フィードローラ14とは逆方向に駆動されて重送されたシートを戻すためのリタードローラ15、複数の給紙ローラ16,17,18、送り出されたシートを一時待機させた後に所定のタイミングで画像形成部3へと供給するレジストローラ19の他、手差しトレイ8に載置された用紙を取り出すピックアップローラ20が設けられている。ここで、前記リタードローラ15は、給紙カセット7側に設けられている。
前記画像形成部3は、給紙部2から供給されたシートに画像を形成するものであって、搬送路Lの水平部L1の前後方向略中央部に回転可能に配された像担持体としての感光ドラム21と、その周囲に配置された一次帯電器22、現像装置23、転写ローラ24及びクリーニング装置25と、これらの上方に配置されたレーザスキャナユニット(LSU)26、トナーホッパー27等を備えている。
又、前記定着装置4は、画像形成部3においてシートに転写されたトナー像を当該シートに定着させるためのものであって、互いに圧接されて回転する加熱ローラ28と加圧ローラ29を備えている。
更に、前記排紙部5は、定着装置4においてトナー像が定着されたシートを装置本体1a外へと排出するためのものであって、搬送路Lの垂直部L2の途中に設けられた複数の搬送ローラ30と垂直部L2の末端に設けられた排紙ローラ31及び装置本体1a外へと排出されるシートを積載するための前記排紙トレイ32を備えている。
又、前記スイッチバック部6は、シートの両面に画像を形成する場合に使用されるものであって、搬送路Lの水平部L1の下方に配された別の搬送路L’とその適所に設けられた複数の搬送ローラ33を備えている。
次に、以上の構成を有するレーザビームプリンタ1の画像形成動作について説明する。
例えばパーソナルコンピュータ(パソコン)等の端末から当該レーザビームプリンタ1にプリント開始信号が送信されると、画像形成部3においては、感光ドラム21は不図示の駆動手段によって図2の矢印方向(時計方向)に回転駆動され、その表面が一次帯電器22によって所定の電位に一様に帯電される。そして、端末から送信された画像データに基づくレーザ光がレーザスキャナユニット26から出力されて感光ドラム21上に照射されると、該感光ドラム21上には静電潜像が形成される。そして、この感光ドラム21上に形成された静電潜像は、現像装置23によって現像剤であるトナーを用いて現像されてトナー像として可視像化される。
同時に給紙部2においては、給紙カセット7内に収容されたシートは、ピックアップローラ13によって最上位のものから1枚ずつピックアップされ、フィードローラ14及び給紙ローラ16,17,18によって搬送路Lの水平部L1へと送り出され、レジストローラ19によって一時待機状態とされた後、感光ドラム21上のトナー像に同期する所定のタイミングで画像形成部3へと供給される。尚、給紙カセット7においては、リフト板9を内底面から離間する方向に回動させることによって、底板10をこれに積載されたシートの枚数に応じた所定の高さ位置まで上昇させ、該底板10に積載されたシートの最上位のものがピックアップローラ13によってピックアップされるようになっている。尚、手差しトレイ8に積載されたシートに画像を形成する場合には、シートは、ピックアップローラ20によって1枚ずつ取り出され、給紙ローラ16,18によって搬送路Lの水平部L1へと送り出される。
画像形成部3においては、感光ドラム21と転写装置を構成する転写ローラ24との間の転写ニップへと供給されたシートは、転写ローラ24によって感光ドラム21に押し付けられながら搬送されることによって、その表面(転写面)に感光ドラム21上のトナー像が転写される。そして、トナー像が転写されたシートは、定着装置4へと搬送され、この定着装置4において加熱ローラ28と加圧ローラ29によって挟み込まれて搬送される過程で加熱及び加圧されてトナー像の定着を受ける。尚、シートへのトナー像の転写後に感光ドラム21の表面に残留するトナー(転写残トナー)はクリーニング装置25によって除去される。
而して、定着装置4にて表面にトナー像が定着されたシートは、搬送ローラ30によって搬送路Lの垂直部L2を上方へと搬送され、排紙ローラ31によって装置本体1aの上部に設けられた排紙トレイ32に排出されて積載される。
以上がシートの片面に画像を形成する場合の一連の動作であるが、シートの両面に画像を形成する場合には、定着装置4にて片面にトナー像が定着されたシートを搬送ローラ30によって搬送路Lの垂直部L2へと送り込んだ後、搬送ローラ30を逆転させることによって用紙をスイッチバックさせて別の搬送路L’へと送り込む。そして、搬送路L’に設けられた複数の搬送ローラ33によってシートを搬送路L’に沿って前方(図2の右方)へと搬送し、該シートを給紙ローラ16,17,18によって搬送路Lの水平部L1に再び送り込めば、該シートの表裏が逆転し、以後、前記と同様の動作によって感光ドラム21上のトナー像をシートの表面(画像が形成されていない他方の面)に転写し、そのトナー像を定着装置4においてシートに定着させれば、シートの両面に画像が形成される。このようにして両面に画像が形成されたシートは、前記と同様に搬送ローラ30によって搬送路Lの垂直部L2を上方へと搬送され、排紙ローラ31によって排紙トレイ32に排出される。
次に、本発明の要旨を図3〜図6に基づいて説明する。
図3は普通シートを収容した給紙カセット要部の斜視図、図4はタブシートを収容した給紙カセット要部の斜視図、図5は後端押え部材不使用時の底板の斜視図、図6は後端押え使用時の底板の斜視図である。
前記給紙カセット7は、図3及び図4に示すように、その内部に軸12を中心として上下に回動可能な底板10が設けられており、この底板10には、種々のサイズの多数枚の普通シートP(図3参照)又はタブシートP’(図4参照)が積層されて載置される。尚、図4には図示していないが、各タブシートP’は後端縁にタブを有しており、このタブは各タブシートP’において幅方向の異なる位置に設けられている。
ここで、底板は、図5及び図6に示すように、底板10の前端部(給紙カセット7の引き出し方向(シート搬送方向上流側)を前側とする)の下方には、図1に示したように、前記リフト駆動軸11に取り付けられた前記リフト板9の先端部が当接している。
又、図3及び図4に示すように、給紙カセット7内の底板10の両側部には、底板10上に載置された普通シートP又はタブシートP’の左右方向を揃えるための左右一対のサイドカーソル35が互いに切離可能なように幅方向(図3及び図4の左右方向)にスライド可能に設けられており、これらのサイドカーソル35を普通シートP又はタブシートP’の両側部に当接させることによって普通シートP又はタブシートP’の左右方向が揃えられる。
更に、図3及び図4に示すように、給紙カセット7内の幅方向中央には、普通シートP又はタブシートP’の後端縁を揃えるためのエンドストッパ36が前後方向にスライド可能に設けられている。このエンドストッパ36は、前記理由(サイドカーソル35との干渉を避けるため)によって普通シートP又はタブシートP’の後端縁の全幅に亘って設けられておらず、幅方向の一部に設けられているため、タブシートP’のうち、エンドストッパ36の幅内にタブを有するものとエンドストッパ36の幅から外れた位置にタブを有するものの双方の端縁を揃えることができない。
そこで、本実施の形態では、図5及び図6に示すように、底板10の後端部の左右に、タブシートPの後端縁を受けるための後端押え部材37を回動可能に設け、これらの後端押え部材37を選択的に起立可能とした。
ここで、底板10は平面視H形に成形されており、その左右の前後方向中間部には、左右一対前記サイドカーソル35の左右方向のスライドを許容するための矩形状の切欠き10aが形成されており、後端部の幅方向中央には、エンドストッパ36の前後方向のスライドを許容するための矩形の切欠き10bが形成されている。
そして、底板10の前記切欠き10bの左右には矩形孔10cがそれぞれ形成されており、各矩形孔10cの前端縁には、矩形プレート板の前記後端押え部材37の前端が不図示のヒンジによって回動可能に枢着されている。これらの後端押え部材37は、図5に示すように倒されて底板10と同一平面を成す状態(不使用状態)と、図6に示すように垂直に起立する起立状態(使用状態)を選択的に取り得る。尚、各後端押え部材37の後端縁には切欠き37aが形成されており、図5に示すように、該後端押え部材37が倒されて底板10の矩形孔10cを塞いでいる状態において切欠き37aは底板10の矩形孔10cとの間に作業者が指を入れるための隙間を形成している。
而して、図3に示すように、給紙カセット7内の底板10上に複数枚の普通シートPを積層して載置する場合には、左右一対の後端押え部材37を倒して(図5参照)これらを使用せず、普通シートPの後端を従来通りエンドストッパ36だけで受けて該普通シートPの後端を揃えることができる。
他方、図4に示すように、給紙カセット7内の底板10上に複数枚のタブシートP’を積層して載置する場合には、左右一対の後端押え部材37を垂直に起立させ(図6参照)、タブシートP’の後端を左右2つの後端押え部材37と既設のエンドストッパ36の双方で受けて該タブシートP’の後端を揃えることができる。
従って、本発明に係る給紙カセット7によれば、別部材を着脱することなく、該給紙カセット7に普通シートP及びタブシートP’の何れも後端を揃えた状態で収納することができ、給紙カセット7から画像形成部3(図2参照)に普通シートP又はタブシートP’を安定的に供給することができ、給紙不良の発生を防ぐことができる。特に、本実施の形態では、給紙カセット7の幅方向中央部に設けられたエンドストッパ36の両側に後端押え部材37を設けたため、これらのエンドストッパ36と後端押え部材37でタブシートP’の後端を略全幅に亘って均等に受けて該タブシートP’の後端を確実に揃えることができる。
又、本実施の形態によれば、後端押え部材37を底板10に回動可能に設けたため、該後端押え部材37を底板10の一部として構成することができ、その使用に際してはこれを回動させて容易に起立させることができる。
更に、本実施の形態によれば、給紙カセット7を備えた図1及び図2に示すレーザビームプリンタ1において、以上説明した効果を得ることができ、別部材を着脱することなく、普通シートP及びタブシートP’の何れもも後端を揃えた状態で給紙カセット7に収容することができ、該給紙カセット7から画像形成部3への給紙動作を安定的に行うことができる。
ところで、本実施の形態では、後端押え部材37を底板10に設けたが、後端押え部材37は給紙カセット7の他の任意の部位に設けることができ、又、その数も任意である。又、後端押え部材37の前後方向位置をタブシートP’のサイズに応じて調整することができるようにしても良い。
尚、以上は本発明を特にレーザビームプリンタ及びこれに設けられた給紙カセットに適用した形態について説明したが、本発明は、プリンタの他、複写機やファクシミリ装置等の他の任意の画像形成装置及びこれに備えられた給紙カセットに対しても同様に適用可能であることは勿論である。
本発明に係る画像形成装置(レーザビームプリンタ)の斜視図である。 本発明に係る画像形成装置(レーザビームプリンタ)の正断面図である。 普通シートを収容した給紙カセット要部の斜視図である。 タブシートを収容した給紙カセット要部の斜視図である。 後端押え部材不使用時の底板の斜視図である。 後端押え使用時の底板の斜視図である。
符号の説明
1 レーザビームプリンタ(画像形成装置)
1a 装置本体
2 給紙部
3 画像形成部
4 定着装置
5 排紙部
6 スイッチバック部
8 手差しトレイ
9 リフト板
10 底板
10a,10b 底板の切欠き
10c 底板の矩形孔
11 リフト駆動軸
12 軸
13 ピックアップローラ
14 フィードローラ
15 リタードローラ
16〜18 給紙ローラ
19 レジストローラ
20 ピックアップローラ
21 感光ドラム(像担持体)
22 一次帯電器
23 現像装置
24 転写ローラ(転写装置)
25 クリーニング装置
26 レーザスキャナユニット(LSU)
27 トナーホッパー
28 加熱ローラ
29 加圧ローラ
30 搬送ローラ
31 排紙ローラ
32 排紙トレイ
33 搬送ローラ
34 操作表示部
35 サイドカーソル
36 エンドストッパ
37 後端押え部材
37a 後端押え部材の切欠き
L,L’ 搬送路
P 普通シート
P’ タブシート

Claims (5)

  1. 昇降動可能な底板上に複数枚のシートを積層して収容可能であって、収容されたシートの後端縁の一部を受けて該シートの後端縁を揃えるエンドストッパをスライド可能に備えて成る給紙カセットにおいて、
    後端縁にタブを有するタブシートの後端縁を受けるための後端押え部材を選択的に起立可能に設けたことを特徴とする給紙カセット。
  2. 前記後端押え部材をシートの搬送方向に直交する方向に複数設けたことを特徴とする請求項1記載の給紙カセット。
  3. 前記後端押え部材を前記底板に回動可能に設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の給紙カセット。
  4. 前記エンドストッパが通過するための切欠きが形成された前記底板の前記切欠きの両側に前記後端押え部材を設けたことを特徴とする請求項3記載の給紙カセット。
  5. 潜像を形成する像担持体と、該像担持体上に形成された潜像をトナー像として現像する現像装置と、複数枚のシートを収容する給紙カセットと、該給紙カセットから給送されたシート上に前記トナー像を転写する転写装置と、該転写装置によってシート上に転写されたトナー像を定着させる定着装置を備えた画像形成装置において、
    前記給紙カセットを請求項1〜4の何れかに記載の給紙カセットで構成したことを特徴とする画像形成装置。
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