JP2008081127A - 組立式コンテナ - Google Patents

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Abstract

【課題】蓋ががたつかず、段積み時の積みずれを確実に防止でき、廃棄処理も容易な組立式コンテナを提供する。
【解決手段】底体1と、周壁を形成する側板2,3及び支柱4a,4bと、蓋5とから成り、側板2,3及び蓋5の材料としてリブを有する中空構造のプラスチック段ボールを用いた組立式コンテナにおいて、底体1の基盤をプラスチック製パレットとして、パレット6の上面周縁部にプラスチック製アングル材7の一方の側片7aを水平にして溶着部Wで溶着により固定し、アングル材7の他方の側片7bを垂直上方へ向け、組立時には、アングル材7の垂直側片7bの内側に沿って側板2,3を起立させ、側板2,3の外側上部に蓋5を被せ、解体時には、底体1に側板2,3を横倒しにして重ね、アングル材7の垂直側片7bの外側に蓋5を被せる。
【選択図】図1

Description

この発明は、物品の運搬に繰り返して使用する組立式のコンテナに関するものである。
従来、下記特許文献1には、図7に示すように、パレット58に底皿51を取り付けた底体50と、稜部にヒンジ付き支柱54を有する側板52,53と、蓋55とから成り、底皿51、側板52,53及び蓋55の材料として、リブを有する中空構造のプラスチック段ボールを使用した組立式コンテナが記載されている。
底体50の底皿51と蓋55とは、基板部51a,55aから縁部51b,55bを折り曲げ、その隅部分に金属製のコーナー材57を沿わせ、コーナー材57と縁部51b,55bとをリベット等で固定することにより形成される。パレット58は木製とされ、底皿51の基板部51aとパレット58とはビス等で固定される。
このコンテナを物品輸送のため組み立てる際には、側板52,53を底皿51の縁部51bの内側に沿って起立させ、側板52,53の外側上部に蓋55を被せ、保管時や物品納入先からの返送時に解体する際には、支柱54のヒンジ部で折り畳んだ側板52,53を、横倒しにして底皿51に重ね、底皿51の外側に蓋55を被せる。
また、上記コンテナには、段積み時の積みずれを防止するため、蓋55の隅部に金属製のコーナー材を別途リベット等で上方へ突出するように取り付けたり、コーナー材57を上方へ延ばしたり、上方へ突出するプラスチック製パッドを両面テープやリベットで取り付けることがある。
特開平11−100030号公報
しかしながら、上記のような組立式コンテナでは、蓋55を底皿51よりも一回り大きくする必要があるため、組立時には、側板52,53と蓋55の縁部55bとの間にプラスチック段ボールの厚さ分の隙間が生じ、蓋55ががたつくという問題があった。
また、荷扱い作業時に、積みずれ防止用のコーナー材が変形したり、リベットが脱落してコンテナ内に紛れたりすることがあるほか、両面テープを使用したものでは、屋外保管時に雨に濡れて両面テープの接着力が低下し、パッドが外れることもあった。
さらに、廃棄処理する際、リベットや両面テープによる部材の固定部分を分離して、材料の種類ごとに分別しなければならず、この作業に手間がかかるという問題もあった。
そこで、この発明は、蓋ががたつかず、段積み時の積みずれを確実に防止でき、廃棄処理も容易な組立式コンテナを提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、この発明は、底体と、周壁を形成する側板及び支柱と、蓋とから成り、側板及び蓋の材料としてリブを有する中空構造のプラスチック段ボールを用いた組立式コンテナにおいて、底体の基盤をプラスチック製パレットとして、パレットの上面周縁部にプラスチック製アングル材の一方の側片を水平にして溶着により固定し、アングル材の他方の側片を垂直上方へ向け、組立時には、アングル材の垂直側片の内側に沿って側板を起立させ、側板の外側上部に蓋を被せ、解体時には、底体に側板を横倒しにして重ね、アングル材の垂直側片の外側に蓋を被せるようにしたのである。
また、アングル材に設けた溝部が水平側片と反対の内向きになるようにして、溝部の底壁もまたパレットに溶着により固定し、アングル材の溝部に側板を挿入することにより、アングル材の取付部分を強化すると共に、側板の転倒を防止することとしたのである。
また、蓋の上面に、隅部から内側へ間隔をあけてプラスチック製係止具を溶着により取り付け、段積みしたとき、上段側コンテナのパレットの裏面中間部の桁に下段側コンテナの係止具が係合して、積みずれが防止されるようにしたのである。
この組立式コンテナでは、解体時に、厚さの大きい底皿の縁部ではなく、硬質プラスチックで薄く形成されるアングル材の垂直側片の外側に蓋を被せるので、蓋をあまり大きくする必要がなく、組立時に蓋の縁部と側板の間に生じる隙間を小さくすることができ、蓋のがたつきが防止される。
また、蓋の上面に、隅部から内側へ間隔をあけてプラスチック製係止具を溶着により取り付けたので、荷扱い作業時における係止具の損傷やリベットの脱落が防止され、段積み時の積みずれを確実に防止できる。
さらに、プラスチック製の部材を溶着により固定して構成しているので、廃棄処理に際し、リベット等を外して材料の種類ごとに分別する必要がなく、解体時のそのままの状態で廃棄して、リサイクル処理することができる。
以下、この発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1に示す第1実施形態の組立式コンテナは、底体1と、周壁を形成する側板2,3及びその支柱4a,4bと、蓋5とから構成される。側板2,3及び蓋5は、リブを有する中空構造のプラスチック段ボールを材料として用いている。
底体1は、プラスチック製パレット6の上面周縁4辺に臨む部分に、それぞれ硬質プラスチック製のアングル材7を配置し、アングル材7の内側にプラスチック段ボールの底シート8を敷設したものとされている。
ここで、図5に示すように、アングル材7の一方の側片7aは、外向き水平にして溶着部Wでの溶着によりパレット6に固定され、他方の側片7bは、垂直上方へ向けられている。また、アングル材7に設けられた溝部7cが内向きになるようにして、溝部7cの底壁もまたパレット6に溶着部Wでの溶着により固定され、溝部7cの端壁の突条により底シート8がパレット6に保持されるようになっている。
隣接する側板2,3の稜部を繋ぐ支柱4aと、周壁の対向する2面の中央部で2枚の側板3を繋ぐ支柱4bとは、硬質プラスチック製のヒンジ付きのものとされ、支柱4aと支柱4bとは逆方向に屈曲するようになっている。側板2,3と支柱4a,4bとは、溶着部Wでの溶着により固定されている。
蓋5は、矩形の基板部5aの各辺に連設した縁部5bを折り曲げ、その隅部分にプラスチック製のL字状コーナー材9を沿わせて、コーナー材9と縁部5bとを溶着部Wでの溶着により固定して形成されている。
蓋5の上面には、各隅部から内側へ間隔をあけて、プラスチック製のブロック状の係止具10が取り付けられている。係止具10は、その裏側の突起を、基板部5aに穿設した貫穴に挿入し、その部分を溶着部Wとして溶着により固定されている。
ここで、溶着部Wでの溶着手段としては、高温体の押し当てによる熱溶着、超音波振動を与えて摩擦熱により昇温させる超音波溶着、高周波電界を与えて発熱させる高周波溶着等を採用することができる。
上記組立式コンテナを物品輸送のため組み立てる際には、図1、図2及び図5に示すように、底体1に物品を積み込み、アングル材7の垂直な側片7bの内側に沿って溝部7cに挿入するように側板2,3を起立させ、側板2,3の外側上部に蓋5を被せる。
この組立状態では、図3に示すように、複数個のコンテナを段積みするとき、上段側コンテナのパレット6の裏面中間部に形成された十字状の桁6aの部分に、下段側コンテナの係止具10が係合して、積みずれが防止される。
ここで、係止具10は、ブロック状のプラスチック製であり、溶着により蓋5に固定されているので、荷扱い作業時における損傷や固定部分の劣化が防止され、段積みに支障が生じたり、積みずれ防止機能が失われたりすることがない。
一方、この組立式コンテナを保管しておく際や物品納入先から返送する際には、図4に示すように、側板2,3を支柱4a,4bのヒンジ部で折り畳んで、底体1に横倒しにして重ね、アングル材7の垂直な側片7bの外側に蓋5を被せる。
このように、上記組立式コンテナでは、硬質プラスチックで薄く形成されるアングル材7の垂直な側片7bの外側に蓋5を被せるので、蓋5をあまり大きくする必要がなく、組立時に蓋5の縁部5bと側板2,3の間に生じる隙間を小さくすることができ、蓋5のがたつきが防止される。
なお、図6に示す第2実施形態のように、一対の側板2に固定する支柱4cを途中の高さまでとしておき、他対の側板3に残りの高さに対応する支柱4dを固定し、アングル材7の溝部7cに側板2の下部を挿入して、側板2の転倒を防止しつつ、支柱4cの溝に側板3を、支柱4dの溝に側板2をそれぞれ差し込んで、側板2,3を起立状態に保持する構成としてもよい。
上記各実施形態の組立式コンテナは、プラスチック製の部材により構成され、これらの取付部分が溶着で固定されているので、廃棄処理に際し、リベット等を外して材料の種類ごとに分別する必要がなく、解体時のそのままの状態で廃棄して、リサイクル処理することができる。
この発明の第1実施形態に係る組立式コンテナの分解斜視図 同上の組立状態を示す斜視図 同上の段積み時の上下コンテナの係合部を示す斜視図 同上の解体状態を示す斜視図 同上のアングル材取付部の拡大縦断側面図 この発明の第2実施形態に係る組立式コンテナの分解斜視図 従来の組立式コンテナの分解斜視図
符号の説明
1 底体
2,3 側板
4a,4b,4c,4d 支柱
5 蓋
5a 基板部
5b 縁部
6 パレット
7a,7b 側片
7c 溝部
8 底シート
9 コーナー材
10 係止具
W 溶着部

Claims (3)

  1. 底体と、周壁を形成する側板及び支柱と、蓋とから成り、側板及び蓋の材料としてリブを有する中空構造のプラスチック段ボールを用いた組立式コンテナにおいて、底体の基盤をプラスチック製パレットとして、パレットの上面周縁部にプラスチック製アングル材の一方の側片を水平にして溶着により固定し、アングル材の他方の側片を垂直上方へ向け、組立時には、アングル材の垂直側片の内側に沿って側板を起立させ、側板の外側上部に蓋を被せ、解体時には、底体に側板を横倒しにして重ね、アングル材の垂直側片の外側に蓋を被せるようにしたことを特徴とする組立式コンテナ。
  2. 請求項1に記載の組立式コンテナにおいて、アングル材に設けた溝部が水平側片と反対の内向きになるようにして、溝部の底壁もまたパレットに溶着により固定し、アングル材の溝部に側板を挿入するようにしたことを特徴とする組立式コンテナ。
  3. 請求項1又は2に記載の組立式コンテナにおいて、蓋の上面に、隅部から内側へ間隔をあけてプラスチック製係止具を溶着により取り付け、段積みしたとき、上段側コンテナのパレットの裏面中間部の桁に下段側コンテナの係止具が係合して、積みずれが防止されるようにしたことを特徴とする組立式コンテナ。
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KR100992933B1 (ko) 2009-01-29 2010-11-08 (주)금강 물탱크 제조용 복합 판넬 및 이를 이용한 물탱크 시공 방법

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