JP2008078061A - 弾性接触子及びその製造方法、ならびに前記弾性接触子を用いた接続装置及びその製造方法 - Google Patents

弾性接触子及びその製造方法、ならびに前記弾性接触子を用いた接続装置及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 特に、従来に比べてバネ特性の向上を図るとともに、メッキ形成速度を速め、生産性を向上させることが可能な弾性接触子及びその製造方法、ならびに前記弾性接触子を用いた接続装置及びその製造方法を提供することを目的としている。
【解決手段】 スパイラル接触子20の弾性変形部22をNiCo電鋳層40で形成する。Co組成比を1at%〜30at%の範囲内に調整し、また平均結晶粒径を20nm以下にて形成する。降伏応力を900〜1100MPaの範囲内に出来る等、ばね特性を向上できるとともに、メッキ形成速度をNiPを用いる場合の約10倍速くでき、生産性を向上できる。
【選択図】 図5

Description

本発明は、弾性接触子のばね特性を向上させることが出来るとともに、前記弾性接触子のメッキ形成速度を速くでき、生産性を向上させることが可能な弾性接触子及びその製造方法、ならびに前記弾性接触子を用いた接続装置及びその製造方法に関する。
特許文献1に記載されている半導体検査装置は、半導体を外部の回路基板などに電気的に仮接続させるものである。半導体の背面側には格子状またはマトリックス状に配置された多数の球状弾性接触子が設けられており、これに対向する絶縁基板上には多数の凹部が設けられ、この凹部内にスパイラル接触子が対向配置されている。
前記半導体の背面側を前記絶縁基板に向けて押圧すると、前記球状弾性接触子の外表面に前記スパイラル接触子が螺旋状に巻き付くように接触するため、個々の球状弾性接触子と個々のスパイラル接触子との間の電気的接続が確実に行われるようになっている。
特開2002−175859号公報 特開2005−200708号公報 特開2005−32708号公報
上記特許文献1の例えば図37では、前記スパイラル接触子を、Niの電鋳で形成している。Ni電鋳層で前記スパイラル接触子を形成することで、前記スパイラル接触子が適切に弾性変形しやすくなると期待されるが、Niは、熱処理等の原因により結晶化が急激に促進することで脆い性質になるため、スパイラル接触子が折れる等の破損が多発しやすくなっていた。
一方、特許文献2や特許文献3に記載された発明では、Ni−X(XはP,W,Mn,Ti,Beのうちいずれか一種)を電鋳、あるいは銅等で形成された芯材の周囲に無電解メッキで形成することが開示されている。これによりばね性を持たせており、特にNiPはNiに比べてバネ特性に優れる。スパイラル接触子は、膜厚がミクロンオーダーの超微細接点で、従来からICソケットに設けられてきたコンタクトピンに比べてICの半田ボールとの接圧を小さくできる点で優位であり、繰り返し使用に対して高いばね性が求められる。
高いばね性は後述する実験によればNiWでは得られなかった。一方、NiPは高いばね性を示したものの、NiPは、メッキ形成速度が遅いため生産性に劣るといった問題があった。
特許文献1〜3に記載された発明では、NiあるいはNi−X(XはP,W,Mn,Ti,Beのうちいずれか一種)に代わる新たなバネ材料は提示されていない。
そこで本発明は上記従来の課題を解決するためのものであり、特に、NiCoで弾性接触子を形成し、従来に比べてバネ特性の向上を図るとともに、メッキ形成速度を速め、生産性を向上させることが可能な弾性接触子及びその製造方法、ならびに前記弾性接触子を用いた接続装置及びその製造方法を提供することを目的としている。
本発明は、弾性変形部を有する弾性接触子において、前記弾性変形部は、NiCo合金で形成されたNiCo電鋳層を有して形成されることを特徴とするものである。
これにより前記弾性変形部のばね性を効果的に向上できる。
本発明では、NiCo合金のCo組成比は、1at%以上で30at%以下であることが好ましい。前記Co組成比は5at%以上で20at%以下であることがより好ましい。また、NiCo合金の平均結晶粒径は20nm以下であることが好ましい。
上記Co組成比を有する微細結晶構造のNiCo合金で前記弾性変形部を形成することで、例えば、降伏応力を900MPa以上、ビッカース硬度を300〜400HVの範囲内に出来る。また後述する実験結果に示すように耐久性を向上でき、長寿命を得ることが出来る。
本発明では、前記弾性変形部は、前記NiCo電鋳層と、前記NiCo電鋳層の上面あるいは下面の少なくともどちらか一方に形成された前記NiCo電鋳層よりも比抵抗が低い表面層とで構成されることが、電気伝導率を向上でき、電子部品の外部接続端子等との接触抵抗を低減でき好適である。前記表面層は、Au、Pt、Pd、Rh、Os、Re、Irのうちいずれか1種にてメッキ形成されることが好ましい。
本発明では、前記弾性変形部は螺旋状に形成されることが好ましい。また、前記弾性変形部は立体成形されていることが好ましい。電子部品の外部接続部等との接触を確実なものに出来る。
本発明は、基台と、前記基台に設けられた弾性接触子とを有し、電子部品の外部接続端子が前記弾性接触子の弾性変形部に接触する接続装置において、
前記弾性変形部が上記のいずれかに記載された構成にて形成されていることを特徴とするものである。本発明では、前記弾性接触子の弾性変形部がNiCo電鋳層を有して形成されており、ばね特性に優れ、前記外部接続端子との接圧が小さい弾性接触子を有する接続装置に出来る。
本発明は、弾性変形部を有する弾性接触子の製造方法において、
(a) 前記弾性変形部の形状に形成されたパターン内に、NiCo合金を電鋳する工程、
を含むことを特徴とするものである。
これにより前記弾性接触子の形成の際のメッキ速度を従来よりも速めることができ、生産性を向上させることが出来る。また、NiCo合金により前記弾性変形部を形成することでバネ特性に優れた前記弾性変形部を簡単且つ適切に製造できる。
本発明では、前記NiCo合金のCo組成比を、1at%〜30at%の範囲内で調整することが好ましい。前記Co組成比を、5at%〜20at%の範囲内で調整することがより好ましい。これにより、NiCo合金を20nm以下の微細結晶構造にでき、バネ特性の向上を図ることができる。
また本発明では、前記(a)工程よりも後に、
(b) 前記弾性変形部を300℃以下の加熱下で立体成形する工程、
を含むことが好ましい。このように300℃以下の加熱温度で立体成形することで、20nm以下の微細結晶構造を保ち、またビッカース硬度の急激な低下を抑えることが可能である。
また本発明では、前記(a)工程において、前記パターン内に、NiCo合金で形成されたNiCo電鋳層よりも比抵抗が低い表面層を、前記NiCo電鋳層を形成する前、あるいは形成した後の少なくともどちらかの時にメッキ形成し、これにより、前記NiCo電鋳層の上面あるいは下面の少なくとも一方に前記表面層を設けることが好ましい。このとき、前記表面層を、Au、Pt、Pd、Rh、Os、Re、Irのうちいずれか1種にてメッキ形成することが好ましい。
また本発明は、基台と、前記基台に設けられた弾性接触子とを有し、電子部品の外部接続端子が前記弾性接触子の弾性変形部に接触する接続装置の製造方法において、
前記弾性変形部を上記のいずれかに記載された構成にて製造方法にて形成することを特徴とするものである。これによりばね特性に優れた前記弾性接触子を速いメッキ形成速度で形成でき、前記接続装置の生産性を向上させることが可能である。
弾性接触子のばね特性を向上させることが出来るとともに、前記弾性接触子のメッキ形成速度を速くでき、生産性を向上させることが出来る。
図1は電子部品の動作を確認するための試験に用いられる検査装置(例えばバーイン試験装置)を示す斜視図、図2は図1の2−2線における断面図を示し、電子部品が装着された状態の断面図である。
図1に示すように、検査装置10は基台11と、この基台11の一方の縁部に設けられたひんじ部13を介して回動自在に支持された蓋体12とで構成されている。前記基台11および蓋体12は絶縁性の樹脂材料などで形成されており、前記基台11の中心部には図示Z2方向に凹となる装填領域11Aが形成されている。そして、前記装填領域11A内に半導体などの電子部品1が装着できるようになっている。また基台11の他方の縁部には、被ロック部14が形成されている。
図2に示すように、前記電子部品1の下面には、多数の外部接続端子(例えば半田ボール)1aがマトリックス状(格子状または碁盤の目状)に配置されている。
図2に示すように、前記基台11には所定の径寸法からなり、装填領域11Aの表面から基台11の裏面に貫通する複数の貫通孔(スルーホール)11aが、前記電子部品1の接続端子1aに対応して設けられている。
前記貫通孔11aの上面(装填領域11Aの表面)には、弾性接触子が螺旋状に形成された複数のスパイラル接触子20が設けられている。
図3は前記スパイラル接触子20の平面図、図4は前記外部接続端子1aと非接触状態での前記スパイラル接触子20の側面図と、前記スパイラル接触子20が取り付けられる前記基台11の断面図(図2に示す基台11の拡大断面図)である。
各スパイラル接触子20は、所定の膜厚で平面的な形状のマウント部21と、このマウント部21から延び出る弾性変形部(弾性腕)22とが一体に形成されている。弾性変形部22は、マウント部21との境界部が基端23であり、基端23から先端24に向かうほど半径寸法が短くなる螺旋(スパイラル)パターンで形成されている。前記弾性変形部22の幅寸法は基端23から先端24に向かうほど小さくなっている。なお膜厚は、基端23から先端24までほぼ一定である。前記幅寸法及び膜厚は数μm〜数十μmであり、前記弾性変形部22の外周縁の輪郭直径の最大値は、0.5mm以下であり、例えば20〜400μm程度の微細接点で形成される。
図4に示すように基台11に形成された貫通孔(スルーホール)11aの内周面には壁面導電体25が設けられている。基台11の表面には壁面導電体25と導通する表面導電体26が形成され、基台11の裏面には壁面導電体25と導通する背面導電体21が形成されている。
マウント部21はそのほぼ全域が表面導電体26に導電性接着剤などを介して接着固定されている。
基台11の表面には、多数のスパイラル接触子20がマトリックス状に配置されている。隣り合うスパイラル接触子20の配列ピッチは、例えば30〜500μmの範囲である。複数のスパイラル接触子20は、弾性変形部22と対向する位置に貫通孔27aが設けられたポリイミド樹脂等の樹脂シート27に接着剤等を介して支持され、前記樹脂シート27及び前記マウント部21が前記基台11上に導電接着剤29を介して接合されている。
図4に示すように、前記弾性変形部22は、前記樹脂シート27の貫通孔27aを通って、マウント部21から見て上方に(基台11に形成された貫通孔11aから離れる方向に)持ち上げられた立体形状となっている。
図2に示すように、前記基台11の下方には複数の配線パターンやその他の回路部品を有するプリント基板30が設けられており、前記基台11はこのプリント基板30上に固定されている。前記プリント基板30の表面には前記基台11の底面に設けられ、前記背面導電体21と電気的に接続される電極18に対向する対向電極28が設けられており、前記各電極18が各対向電極28にそれぞれ接触することにより、電子部品1とプリント基板30とが検査装置10を介して電気的に接続される。
一方、検査装置10の蓋体12の内面の中央の位置には、電子部品1を図示下方に押し付ける凸形状の押圧部12aが前記装填領域11Aに対向して設けられている。また前記ひんじ部13と逆側となる位置にはロック部15が形成されている。
前記蓋体12の内面と押圧部12aとの間には前記押圧部12aを蓋体12の内面から遠ざかる方向に付勢するコイルスプリングなどからなる付勢部材が設けられている(図示せず)。従って、電子部品1を前記貫通孔11a内に装着して蓋体12を閉じてロックすると、電子部品1を装填領域11Aの表面に接近する方向(Z2方向)に弾性的に押し付けることが可能となっている。
蓋体12のロック部15が基台11の被ロック部14にロックされると、弾性変形部22の先端24に対し、電子部品1の外部接続端子1aが図4に示す矢印に沿って下方に押し付けられ、弾性変形部22が弾性変形させられる。このときスパイラル接触子20の弾性変形部22は元の立体形状に復元しようとするため、弾性変形部22には外部接続端子1aを上方に押し返す弾性力が発生する。
特に、接続の対象が半田ボールのように球状の接続端子1aである場合には、外部接続端子1aの外表面にスパイラル接触子20の弾性変形部が螺旋状に巻き付いて接触する。このとき弾性変形部22が有する鋭角な角や先端部が前記外部接続端子1aの外表面に形成されている酸化膜を積極的に切り裂いて接触するため、スパイラル接触子20と外部接続端子1a間の接触不良を防止することが可能となる。ただしこのとき、前記スパイラル接触子20の前記外部接続端子1aに対する接圧は小さく、前記外部接続端子1aに対し損傷を与えることはなく、また多数ある外部接続端子1aに対して均等な接圧を与えやすいため、バーンイン検査等を従来に比べて適切且つ高精度に行うことが出来る。
図5は、図3に示す弾性変形部22をA−A線に沿って膜厚方向に切断し、その切断面を矢印方向から見た断面図である。
本実施形態では、前記弾性変形部22がNiCo合金で形成されたNiCo電鋳層40で形成されている。
ここでNiCo合金のCo組成比は1at%以上で30at%以下であることが好ましい。Co組成比をこの範囲内に収めることで、微細結晶化でき、またビッカース硬度を300〜400Hvの範囲内に収めることが出来る。Co組成比を5at%以上で20at%以下にすることがより好適である。
本実施形態では、NiCo合金の平均結晶粒径は20μm以下であることが好ましい。微細結晶化は降伏応力の向上をもたらし、長寿命を得る上で重要な構成要素である。本実施形態では、降伏応力を900〜1100MPaの範囲内に設定できる。微細結晶を得るには、上記したCo組成比の適正化のほかに、使用環境温度(バーンイン温度等)や製造工程時に施される熱処理温度の調整も重要である。前記温度は、300℃以下、好ましくは200℃以下に設定する。
なお、NiCo合金の平均結晶粒径は、走査型電子顕微鏡にてランダムに30個の結晶粒の長径を測定し、その平均を算出して特定したものである。
図14は、CoNi合金の状態図である。図14に示す斜線箇所が本実施形態での好ましい組成領域である。上記したように使用環境温度や製造工程時での熱処理温度を300℃以下に設定することで、NiCo合金の結晶構造は面心立方構造(α相)が支配的だと考えられる。
図15は、Ni及びCo組成比の異なるNiCo合金に対する熱処理温度とビッカース硬度との関係を示すグラフである。ビッカース硬度は、熱処理を施した後、室温(25℃)にて測定している。
図15に示すように、Ni、Ni80at%Co20at%、Ni73at%Co27at%、Ni66.5at%Co33.5at%のいずれの試料でも熱処理温度が300℃を超えると急激にビッカース硬度が低下する。また、Co組成比が大きく成るとビッカース硬度が大きくなることもわかった。本実施形態では、NiCo合金のビッカース硬度は300〜400Hv程度であることが好適であり、あまりビッカース硬度が大きくなると脆くなりバネ折れが生じやすくなるので、図15に示すNiCo合金のうち、Ni80at%Co20at%やNi73at%Co27at%が好適である。
図5に示す実施形態では、前記弾性変形部22はNiCo電鋳層40の単層構造で形成される。このとき前記マウント部21も前記弾性変形部22と一体に電鋳にて形成されるので、前記マウント部21もNiCo電鋳層40の単層構造となっている。以下の図6,図7でも同様にマウント部21は弾性変形部22と一体に電鋳にて形成されている。
また図5の実施形態に代えて、例えば図6に示すように前記NiCo電鋳層40の上面40aに、NiCo合金よりも比抵抗が小さい、Au、Pt、Pd、Rh、Os、Re、Irのうちいずれか1種にて形成された表面層41がメッキ形成されてもよい。これにより電子部品1に設けられた外部接続端子1aのスパイラル接触子20との接触抵抗を小さくでき好適である。
また図7のように、前記表面層41は、前記NiCo電鋳層40の下面40b側にもメッキ形成されてもよい。
例えば前記スパイラル接触子20の上面側及び下面側の双方から外部接続端子1aが接続されるような形態で前記スパイラル接触子20を使用するときは、図6のような断面形状が外部接続端子1aとの接触抵抗を適切に低減できる上で効果的である。
また、図示しないが、例えば前記表面層41と前記NiCo電鋳層40との間や、NiCo電鋳層40の内部に、NiCo合金とは別の合金層がラミネートされているような形態も適用できる。別の合金層には例えばNiCo合金と同様にばね特性に優れるNiP合金を提示できる。ただし、NiPのメッキ速度は、NiCo合金のメッキ速度に比べてかなり遅いので、生産性の向上を図るために、NiP合金は薄い膜厚で形成し、大部分を前記NiCo電鋳層40にて形成する。あるいは、例えば図5のNiCo電鋳層40の上面、下面及び両側面を囲むように無電解メッキ法にてNiP等のメッキ層を形成してもよい。
図5〜図7に示す弾性変形部22を幅方向(幅方向とは弾性変形部22の幅寸法を二分する中心線に対する接線と直交する法線の方向)に沿って膜厚方向へ切断した断面に占める前記NiCo電鋳層40の断面積比{(NiCo電鋳層40の断面積/全体の断面積)×100(%)}は、50%以上であることが好ましく、70%以上であることがより好ましい。これによりばね特性に優れたスパイラル接触子20に出来る。
前記スパイラル接触子20の製造方法について説明する。図8ないし図13は、前記基台11上に前記スパイラル接触子20を取付け、前記スパイラル接触子20の弾性変形部22を上方に向けて立体成形するまでの前記スパイラル接触子20の製造方法を示す一工程図である。なお、各図のスパイラル接触子は、製造工程中のスパイラル接触子を図3に示すB−B線に沿って膜厚方向に切断し矢印方向から見た部分断面図である。
図8に示す工程では、例えばCuで形成された基板50上にレジスト層51を塗布し、前記レジスト層51に対しスパイラル接触子20の形状の抜きパターン51aを露光現像により形成する。
次に図9に示す工程では、前記抜きパターン51a内に、NiCo合金を電鋳する。このときメッキ浴条件としては、メッキ浴中にスルファミン酸ニッケルを500〜650g/L、酸化ニッケルを5〜15g/L、ホウ酸を35〜45g/L、Coを2〜7g/L添加する。またメッキ浴温度を60℃程度に設定し、電流密度を5〜6A/dm程度に設定する。これによりNiCo合金のCo組成比を1at%〜30at%、好ましくは5at%〜20at%の範囲に設定できる。
NiCo合金のメッキ速度は1μmの膜厚をメッキするのに1分程度である。これに対しNiPの場合、無電解メッキでは、メッキ速度が1μmの膜厚をメッキするのに10分ほどかかる。電解メッキ法ではさらにメッキ速度が遅い。またNiWの場合でも、電解メッキで、1μmの膜厚をメッキするのに5分ほどかかる。
このようにNiCo合金を使用することで、メッキ速度をかなり速くでき、生産性を向上させることが可能である。
図6や図7のように表面層41をメッキ形成する場合は、図8工程と図9工程の間や(すなわち抜きパターン51aから露出する基板50表面に)、図9工程と図10工程の間に(すなわち抜きパターン51a内のNiCo電鋳層40上に)、前記表面層41を電解メッキ法にてメッキ形成する。
以上によりNiCo合金からなるスパイラル接触子20を形成できる。続いて図10工程では、前記基板50に形成された多数のスパイラル接触子20を夫々ばらばらにならないように、図4で説明した弾性変形部22の位置に貫通孔27aが形成された樹脂シート(支持部材)27を各スパイラル接触子20のマウント部21に接着剤等を介して貼り付ける。
そして基板50を除去すると図11のように、スパイラル接触子20が樹脂シート27にて支持された接触子シート52が完成する。前記基板50の除去にはドライエッチングやウエットエッチング等を用いることが出来る。
次に、図12に示すように、貫通孔11aが設けられた基台11上に、接触子シート52を置き、このとき、ちょうど前記スパイラル接触子20の弾性変形部22が前記基台11の貫通孔11aと高さ方向にて一致するように、前記弾性変形部22と貫通孔11aとを位置合わせし、前記スパイラル接触子20のマウント部21及び樹脂シート27を前記基台11上に導電接着剤29を用いて接合する。このとき、前記スパイラル接触子20のマウント部21は前記基台11の表面導電部26に導通接続される。
次に図13に示すように、スパイラル接触子20の下方から前記貫通孔11a内に突出調整部材70を介入させ、前記突出調整部材70を上方へ押し上げる。
図12に示すように前記突出調整部材70の押し上げによって前記スパイラル接触子20の弾性変形部22は上方へ押し上げられる。このとき熱処理を施しながら前記突出調整部材70の押し上げを行い、所定時間が経過した後、前記突出調整部材70を取り除く。
上記のように前記弾性変形部22に対する立体成形を、熱処理を施しながら行なうことで、前記突出調整部材70を取り除いても前記弾性変形部22は上方に突出した状態で維持される。
上記のように弾性変形部22の立体成形工程は加熱下で行なわれるが、本実施形態では加熱温度を300℃以下、好ましくは200℃以下に設定する。これにより、前記弾性変形部22を構成するNiCo電鋳層40の20nm以下の微細結晶状態を適切に保つことができ、またビッカース硬度の低下も抑えることができる(図15)。
なお前記スパイラル接触子20の弾性変形部22は螺旋形状以外の形状であってもかまわない。ただし前記弾性変形部22が螺旋形状であると、前記電子部品1の接続端子1aがどのような形状であっても、前記弾性変形部22は、前記接続端子1aの周囲を囲むように変形しやすく、前記弾性変形部22と前記接続端子1aとの接触面積が広がり前記接続端子1aとの接触性を確実なものにできるため好ましい。
また立体成形の手法としては図13に示す突出調整部材70によって前記弾性変形部22を上方に突き上げた状態で熱処理する手法によらず、例えば円錐状の基板上に渦巻き状の弾性変形部22を形成し、前記基板を取り除いた後に上記した加熱処理、あるいは加熱処理を施した後、または前記加熱処理を施さず、前記基板を除去する手法により、前記弾性変形部22を立体成形してもよい。
また検査装置としてバーイン試験装置を例に挙げたが他の検査装置にも本実施形態を適用できる。
また電子部品1を装置内に組み込んだときに、外部接続端子1aとスパイラル接触子20とを半田等で接合固定してしまう検査装置以外の装置(例えば携帯電話の小型電気機器等)に本実施形態を適用することが可能である。
銅箔の周囲に無電解メッキ法でNi81at%19at%合金を形成して図3に示すスパイラル接触子20を形成した比較例1、電気メッキ法でNi85at%15at%合金より成るスパイラル接触子20を形成した比較例2、電気メッキ法でNi85at%Co15at%合金より成るスパイラル接触子20を形成した実施例の夫々を形成した。
比較例1、比較例2及び実施例の各スパイラル接触子に対し降伏応力、延性、メッキ速度、結晶状態を測定した。合わせて、寿命試験を行い、また使用可能温度を調べた。
寿命試験(耐久性試験)は、各スパイラル接触子の弾性変形部に対し、1000MPaから1500MPaの範囲内の応力がかかるまで突起部材を押し込み、その後、前記突起部材を元の位置に戻し、このような前記突起部材の昇降を3000回まで行い、その間に前記スパイラル接触子が折れるか否かを調べた。
使用環境温度は上記の寿命(3000回の昇降でも折れが生じない)が得られる温度とした。
Figure 2008078061
表1に示すように、実施例1(NiCo合金)では、比較例1(NiP合金)と同等の降伏応力、延性、寿命、使用環境温度を得られることがわかった。一方、比較例2(NiW合金)は、金属間化合物が析出することで脆いスパイラル接触子20となり、実施例1,比較例2に比べて降伏応力が低く、また寿命が短く、スパイラル接触子20を構成するばね材料としては不適合であることがわかった。
また、実施例1(NiCo合金)では、比較例1(NiP合金)に比べてメッキ速度が10倍ほど速く生産性の点で優れていることがわかった。
電子部品の動作を確認するための試験に用いられる検査装置を示す斜視図、 図1の2−2線における断面図を示し、電子部品が装着された状態の断面図、 本実施形態におけるスパイラル接触子の形状を示す平面図、 スパイラル接触子の側面図と、前記スパイラル接触子を取り付ける基台の断面図(図2の部分拡大断面図)、 図3に示す弾性変形部をA−A線に沿って膜厚方向に切断し矢印方向から見た前記弾性変形部の拡大断面図、 図5とは異なる構造の前記弾性変形部の拡大断面図、 図5及び図6とは異なる構造の前記弾性変形部の拡大断面図、 本実施形態におけるスパイラル接触子の製造方法を示す一工程図(製造工程中のスパイラル接触子を図3に示すB−B線に沿って膜厚方向に切断し矢印方向から見た部分断面図)、 図8の次に行なわれる一工程図(部分断面図)、 図9の次に行なわれる一工程図(部分断面図)、 図10の次に行なわれる一工程図(部分断面図)、 基台11上に前記スパイラル接触子を取付ける工程を示す一工程図(部分断面図)、 前記スパイラル接触子の弾性変形部を上方に向けて立体成形する工程を示す一工程図(部分断面図)、 NiCo合金の状態図、 Ni及びCo組成比の異なるNiCo合金に対する熱処理温度とビッカース硬度との関係を示すグラフ、
符号の説明
1 電子部品
1a 外部接続端子
10 接続装置
11 基台
20 スパイラル接触子
22 弾性変形部
23 基端
24 先端
27 樹脂シート
40 NiCo電鋳層
41 表面層
50 基板
51 レジスト層
51a 抜きパターン
52 接触子シート
70 突出調整部材

Claims (16)

  1. 弾性変形部を有する弾性接触子において、前記弾性変形部は、NiCo合金で形成されたNiCo電鋳層を有して形成されることを特徴とする弾性接触子。
  2. NiCo合金のCo組成比は、1at%以上で30at%以下である請求項1記載の弾性接触子。
  3. 前記Co組成比は5at%以上で20at%以下である請求項2記載の弾性接触子。
  4. NiCo合金の平均結晶粒径は20nm以下である請求項1ないし3のいずれかに記載の弾性接触子。
  5. 前記弾性変形部は、前記NiCo電鋳層と、前記NiCo電鋳層の上面あるいは下面の少なくともどちらか一方に形成された前記NiCo電鋳層よりも比抵抗が低い表面層とで構成される請求項1ないし4のいずれかに記載の弾性接触子。
  6. 前記表面層は、Au、Pt、Pd、Rh、Os、Re、Irのうちいずれか1種にてメッキ形成される請求項5記載の弾性接触子。
  7. 前記弾性変形部は螺旋状に形成される請求項1ないし6のいずれかに記載の弾性接触子。
  8. 前記弾性変形部は立体成形されている請求項1ないし7のいずれかに記載の弾性接触子。
  9. 基台と、前記基台に設けられた弾性接触子とを有し、電子部品の外部接続端子が前記弾性接触子の弾性変形部に接触する接続装置において、
    前記弾性変形部が請求項1ないし8のいずれかに記載された構成にて形成されていることを特徴とする接続装置。
  10. 弾性変形部を有する弾性接触子の製造方法において、
    (a) 前記弾性変形部の形状に形成されたパターン内に、NiCo合金を電鋳する工程、
    を含むことを特徴とする弾性接触子の製造方法。
  11. 前記NiCo合金のCo組成比を、1at%〜30at%の範囲内で調整する請求項10記載の弾性接触子の製造方法。
  12. 前記Co組成比を、5at%〜20at%の範囲内で調整する請求項11記載の弾性接触子の製造方法。
  13. 前記(a)工程よりも後に、
    (b) 前記弾性変形部を300℃以下の加熱下で立体成形する工程、
    を含む請求項10ないし12のいずれかに記載の弾性接触子の製造方法。
  14. 前記(a)工程において、前記パターン内に、NiCo合金で形成されたNiCo電鋳層よりも比抵抗が低い表面層を、前記NiCo電鋳層を形成する前、あるいは形成した後の少なくともどちらかの時にメッキ形成し、これにより、前記NiCo電鋳層の上面あるいは下面の少なくとも一方に前記表面層を設ける請求項10ないし13のいずれかに記載の弾性接触子の製造方法。
  15. 前記表面層を、Au、Pt、Pd、Rh、Os、Re、Irのうちいずれか1種にてメッキ形成する請求項14記載の弾性接触子の製造方法。
  16. 基台と、前記基台に設けられた弾性接触子とを有し、電子部品の外部接続端子が前記弾性接触子の弾性変形部に接触する接続装置の製造方法において、
    前記弾性変形部を請求項10ないし15のいずれかに記載された製造方法にて形成することを特徴とする接続装置の製造方法。
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