JP2008077227A - リンク生成装置、ブラウザプログラム、リンク生成システム - Google Patents

リンク生成装置、ブラウザプログラム、リンク生成システム Download PDF

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Abstract

【課題】文書ファイル内に出現する語句とネットワーク上で提供されるサービスとを連携させる。
【解決手段】ルール保持部は、文書ファイルに含まれている文字列を検出するためのひとつまたは複数の検出ルールと、ネットワーク上で提供される有用サービスとして動作するサーバのURLとコンテンツ分析部で検出された文字列とを関連付けするルールであるひとつまたは複数の対応付けルールと、を記憶する。コンテンツ分析部120は、検出ルールにしたがって文書ファイルから文字列を検出する。サービス対応付け部150は、対応付けルールにしたがってコンテンツ分析部で検出された文字列と対応付けするURLを決定する。表示部104は、対応付けにしたがって、ユーザの選択に応じてサーバへのアクセスを可能にするURLを使用したリンクを生成し、文書ファイルのテキストを表示するとともにリンクを所定の表示態様で表示する。
【選択図】図3

Description

本発明は、ウェブコンテンツに含まれる文字列に関連する、ネットワーク上で提供される有用サービスへのアクセスを容易にする技術に関する。
近年、インターネットなどのネットワークに接続できる通信機能を備えた携帯型情報機器や情報家電が広く普及している。これらを初めとするあらゆる情報端末にブラウザが組み込まれつつあり、サーバからウェブコンテンツをダウンロードして様々な情報をユーザに対して提供するようになっている。
ウェブコンテンツ内の電話番号や電子メールアドレスにハイパーリンクを設定することが広く行われている。このハイパーリンクは、HTML(HyperText Markup Language)ファイルやサーバからCGI(Common Gateway Interface)によって送られてくるデータ内に予め定義されている場合もあるし、予め定義されていなくても、テキストを検索してブラウザが自動的にハイパーリンクを張ることも行われている。例えば、テキスト内に090−1234−5678といった電話番号がある場合、ブラウザは電話番号を検出し、その電話番号に<a href= ”tel:090−1234−5678”>090−1234−5678</a>のようなハイパーリンクを設定する。ブラウザの画面に表示されるハイパーリンクをクリックすると、インストールされているソフトフォンプログラムが起動し、電話番号が入力された通話ウインドウが開く。また、テキスト内にxxx@foo.barといったメールアドレスがある場合、ブラウザはメールアドレスを検出し、そのメールアドレスに<a href= ”mailto:xxx@foo.bar”>xxx@foo.bar</a>のようなハイパーリンクを設定する。ブラウザの画面に表示されるハイパーリンクをクリックすると、インストールされている電子メールプログラムが起動し、メールアドレスが宛先に表示されたメール作成ウインドウが開く。
ウェブコンテンツを解析してリンクを埋め込む技術として、特許文献1には、ブラウザで閲覧しているHTML文書を解析して住所や電話番号などの情報を抽出し、抽出した文字列に対応するアプリケーションを起動させるオブジェクトボタンをHTML文書内に埋め込む技術が開示されている。特許文献2には、抽出した文字列に対して関連するアプリケーションを連携させる技術が開示されている。
特開2003−122771号公報 特開2000−330681号公報
近年では、無償または有償で提供されている様々なウェブサービス機能を結びつけてウェブコンテンツを作成するシンジケーションと呼ばれる手法が注目を浴びている。しかしながら、ウェブ文書ファイルのテキストに出現する単語について、その単語を何らかのウェブサービスに入力して情報を得たいとユーザが考えても、文書ファイルの作成者によってその単語に対して適当なウェブサービスへのハイパーリンクが設定されていないと、ユーザは直接ウェブサービスを利用することができない。この場合、ユーザは、テキスト内のその単語をコピーし、使用したいウェブサービスのページをブラウザで表示させてから、コピーした単語を所定のフォームにペーストする必要がある。また、文書ファイルの作成者によってウェブサービスへのハイパーリンク予め設定されていたとしても、リンク先のウェブサービスがユーザの希望するものではない場合も、やはり上述のように単語のコピーアンドペーストをする必要がある。特に、マウスを使わない携帯型情報機器や情報家電では、コピーアンドペーストの操作をするのは手間がかかる。
本発明はこうした課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、文書ファイル中の文字列を検出し、その文字列に関連するサービスとして動作するサーバへのハイパーリンクを自動的に作成するリンク生成技術を提供することにある。
本発明のある態様は、リンク生成装置である。この装置は、文書ファイルを記憶するファイル保持部と、文書ファイルに含まれている文字列を検出するためのひとつまたは複数の検出ルールと、ネットワーク上で提供される有用サービスとして動作するサーバのURL(Uniform Resource Locator)とで検出された文字列とを関連付けするルールであるひとつまたは複数の対応付けルールと、を記憶するルール保持部と、検出ルールにしたがって文書ファイルから文字列を検出するコンテンツ分析部と、対応付けルールにしたがってコンテンツ分析部で検出された文字列と対応付けするURLを決定するサービス対応付け部と、対応付けにしたがって、ユーザの選択に応じてサーバへのアクセスを可能にするURLを含んだリンクを生成し、文書ファイルのテキストを表示するとともにリンクを所定の表示態様で表示する表示部と、を備える。
ここで、「文書ファイル」とは、一般のテキストファイル、マークアップ言語で記述されたHTMLファイルやXMLファイル、メールファイル、キャッシュ、テンポラリファイルが含まれる。メールファイルの場合は、メール一通にひとつのファイルが対応している場合の他、メールプログラムの受信フォルダ等のフォルダに収納された全てのメールに対して単一のファイルが存在する場合も含む。文書ファイルは、ネットワーク経由で取得されたものでもよいし、リンク生成装置を備える端末側の記憶装置に格納されているものでもよい。「URL」とは、インターネット上に存在する情報リソースの位置を指し示す記述方式であり、サーバ名、ポート番号、フォルダ名、ファイル名などで構成される文字列や、IP(Internet Protocol)アドレスで指定するものを含む。また、CGIの引数を含まない文字列も含む。
また、「有用サービス」とは、ネットワーク上で提供されており、サービスが動作しているサーバにリンクによってユーザを誘導することでユーザにとって何らかのメリットが生じるものを指す。一例として、地図情報、天気予報、百科事典、道順検索、株価検索、ショッピング、楽曲提供などの機能を提供するウェブサービスや、種々の情報を提供する通常のウェブサイトが含まれる。
「リンク」とは、文書ファイル内に埋め込まれる、他の文書や画像などのオブジェクトのURLへのアクセス情報を指し、一例ではユーザのクリックによってリンク先にジャンプするハイパーリンクを含む。
「リンクを所定の表示態様で表示する」とは、ブラウザ等の文書閲覧ソフトウェアで文書ファイルを開いたときに画面表示される内容に、サービス対応付け部で決定されたURLへのリンクが表示されるように何らかの処理が施されることを指す。一例として、文書ファイルそのものに対してリンクやスクリプトを追加する編集のほか、文書ファイルに関連するスタイルシートを編集したり、ブラウザプログラムやオペレーティングシステムの有する機能を用いて文書ファイルの表示時に画面上にリンクが提示されることも含む。
この態様によると、文書ファイルから検出ルールにしたがって複数の文字列が自動的に検出され、それぞれの文字列に対して、対応付けルールにしたがって有用サービスとして動作するサーバのURLが対応付けられる。検出された文字列に対して有用サービスへのリンクが設定され、ブラウザなどの表示画面に表示される。これによって、ユーザはリンクを選択することで対応する有用サービスを簡単に利用することができる。また、文書ファイルの作成者は、予め文書ファイル内にリンクを設定しておく必要がない。
検出ルールと対応付けルールの対応関係がルール保持部内で予め規定されており、サービス対応付け部は、対応関係に基づいて、コンテンツ分析部で使用された検出ルールに応じて使用すべき対応付けルールを決定してもよい。あるいは、検出ルールと対応付けルールの対応関係がルール保持部内で予め規定されており、コンテンツ分析部は、対応関係に基づいて、サービス対応付け部で使用される対応付けルールに応じて使用すべき検出ルールを決定してもよい。こうすることで、文書ファイル中で検出される文字列と、それに対応付けされるURLの間に関連性を持たせることができる。
表示部は、コンテンツ分析部で検出された文字列を文字情報としてURLに含まないリンクを生成してもよい。こうすることで、文書ファイル中で検出される文字列とは無関係にURLへのリンクを設定できる。
ルール保持部は、コンテンツ分析部が文書ファイルを解析して文字列に分解し、分解された各文字列が当該リンク生成装置を備えるクライアント端末に記憶されているユーザ辞書に含まれているか否かに応じて、ひとつまたは複数の文字列を選択する検出ルールを記憶してもよい。また、ルール保持部は、コンテンツ分析部が文書ファイルを解析して文字列に分解し、当該リンク生成装置を備えるクライアント端末に記憶されているユーザのプロファイル情報を参照し、プロファイル情報から判明するユーザの嗜好が予め定められている複数のカテゴリのうちいずれに分類されるかを判定し、判定されたカテゴリに予め対応付けられている辞書データに分解された各文字列が含まれているか否かに応じて、ひとつまたは複数の文字列を選択する検出ルールを記憶してもよい。
このように、検出ルールとして、クライアント端末に保持されているユーザ個人情報を参照するようにすれば、コンテンツ分析部によって検出される文字列もユーザ個人情報を反映したものとなるため、ユーザの嗜好に合致した有用サービスへのリンクが設定される可能性が高くなる。
表示部は、ファイル保持部に記憶された文書ファイル内にリンク形式の記述がある場合、そのリンクに対して予め定められている表示態様とは異なる形式で、応付けルールにしたがって新たに生成したリンクの表示態様を設定してもよい。こうすると、ユーザはリンク生成装置で新たに設定されたリンクを元からあるものと区別することができるため、あるリンクを選択するときに、文書ファイルの作成者が設定した有用サービスに接続されるのか、またはユーザが予め選択しておいた有用サービスに接続されるのかを予め知ることができる。
コンテンツ分析部で使用すべき検出ルール、または対応付け部で使用すべき対応付けルールを変更可能な設定部をさらに備えてもよい。ユーザの操作に応じて新たな検出ルールまたは新たな対応付けルールをサーバから取り込んでルール保持部に記憶させるルール更新部をさらに備えてもよい。また、ルール更新部は、ユーザが作成した検出ルールまたは対応付けルールをルール保持部に記憶させてもよい。
ユーザによって有用と感じるサービスの種類は異なるし、また、サービスの提供形態が変化したりユーザの嗜好が変化したりする場合もある。そこで、このように検出ルールまたは対応付けルールの変更、更新、追加を可能にすることで、ユーザの嗜好に最も合致した有用サービスへのリンクを設定することができる。
本発明の別の態様は、上述の各構成要素に対応する機能をコンピュータで実行させるブラウザプログラムである。
本発明のさらに別の態様は、リンク生成システムである。このシステムは、クライアント端末と、該クライアント端末の処理を代行するプロキシサーバとを含む。プロキシサーバは、文書ファイルを記憶するファイル保持部と、文書ファイルに含まれている文字列を検出するためのひとつまたは複数の検出ルールと、ネットワーク上で提供される有用サービスとして動作するサーバのURLと文字列とを関連付けするルールであるひとつまたは複数の対応付けルールと、を記憶するルール保持部と、検出ルールにしたがって文書ファイルから文字列を検出するコンテンツ分析部と、対応付けルールにしたがってコンテンツ分析部で検出された文字列と対応付けするURLを決定するサービス対応付け部と、を備える。クライアント端末は、対応付けにしたがって、ユーザの選択に応じてサーバへのアクセスを可能にするURLを使用したリンクを生成し、文書ファイルのテキストを表示するとともにリンクを所定の表示態様で表示する表示部を備える。
本発明のさらに別の態様も、リンク生成装置である。この装置は、文書ファイルを記憶するファイル保持部と、文書ファイルに含まれている文字列を検出するためのひとつまたは複数の検出ルールと、ネットワーク上で提供される有用サービスとして動作するサーバのURLと検出された文字列とを関連付けするルールであるひとつまたは複数の対応付けルールと、を記憶するルール保持部と、検出ルールにしたがって文書ファイルから文字列を検出するコンテンツ分析部と、検出された文字列をユーザの選択を受け付ける態様で表示する表示部と、ユーザにより選択された文字列に対して、対応付けルールにしたがって対応付けするURLを決定するサービス対応付け部と、を備える。そして、表示部は、対応付けにしたがって、ユーザの選択に応じてサーバへのアクセスを可能にするURLを使用したリンクを生成し、文書ファイルのテキストを表示するとともにリンクを所定の表示態様で表示する。
これによると、URLの対応付けの対象となる文字列はユーザが選択したひとつのみになるため、サービスの対応付け、ハイパーリンクの生成、およびハイパーリンクの表示といった処理を迅速に実行することができる。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、文書ファイルから文字列が検出され、その文字列に関連する有用サービスとして動作するサーバのURLへのリンクが自動的に作成されるため、サービスへの迅速かつ容易なアクセスが可能になる。
実施の形態1.
本発明の一実施形態は、ネットワークを経由して取得される文書ファイルに含まれる文字列を所定の検出ルールにしたがって検出し、検出した文字列に対応付けるべき、ユーザにとって有用と考えられるウェブサービスとして動作するサーバのURLを決定し、そのURLへのハイパーリンクを文書ファイルのテキストデータともに表示するリンク生成装置である。こうすることで、元の文書ファイルにハイパーリンクが設定されていなくても、文字列をコピーアンドペーストしたりする必要なしに、ハイパーリンクを選択することで有用なウェブサービスへのシームレスな連携が可能になる。また、本実施形態のリンク生成装置は、文字列の検出ルール、文字列とURLとを対応付けするルールを複数備えており、ユーザが自分の嗜好にあったものを選択したり、新たなルールを追加したりすることも可能である。
以下では、まず携帯型情報機器の一般的な説明を述べ、続いて本実施形態に係るリンク生成装置についての詳細な説明を述べる。
図1は、本実施形態に係るリンク生成機能を備えた携帯型情報機器10を含むネットワークシステムの全体構成を示す。
携帯型情報機器10は、通信機能を備えるラップトップ型のPC(パーソナルコンピュータ)、PDA、携帯電話、カーナビゲーション装置などの、ユーザと共に移動可能な任意のハードウェアである。携帯型情報機器10は、ユーザの操作によってアクセスポイント16または基地局18などを介してLAN、インターネット等のネットワーク14に接続され、URLで特定されるサーバ12にアクセスし、所望のデータを取得することが可能である。
サーバ12は、ネットワーク14を介して、携帯型情報機器10にテキストデータ、イメージデータ、音声データ、動画データなどのデータを提供する。このサーバは、例えばウェブサーバその他インターネット上のサービス主体でもよく、その場合、CGI(Common Gateway Interface)のようにサーバ側に処理の主たる機能が残るもの、Java(商標)アプレットのようにクライアント側に処理の主たる機能が移動するもの、サーバとクライアントの両方に処理の主たる機能であるJavaアプリケーションなどを配するものなど、いろいろな態様で実現できる。
また、携帯型情報機器10は、ネットワーク14にアクセスしなくても、内部の記憶装置や記憶媒体に格納されているファイルをユーザ操作により参照、編集することができるように構成されている。
図2は、携帯型情報機器10のハードウェア構成図である。携帯型情報機器10は、CPU(Central Processing Unit)20、メインメモリ(RAM:Random Access Memory)22、ROM(Read Only Memory)24、音声制御装置26、不揮発性記憶装置32、表示制御装置34、入力装置38、通信制御装置40、外部記憶装置42、およびGPS受信機44を備える。これらは、バス46を介して相互に接続される。
CPU20は、オペレーティングシステムを動作させて携帯型情報機器10の全体を制御する。また、ROM24から、または外部記憶装置42に装着された記録媒体からメインメモリ22にプログラムやデータを読み出し、これにしたがって各種の処理を実行する。メインメモリ22は、CPU20がプログラムの実行を行う際に必要となる一時記憶領域および作業領域、およびプログラムの実行に必要な各種のデータを格納する領域となる。ROM24は、CPU20が実行するコンピュータプログラムおよびデータを格納する読み出し専用の記憶装置である。
音声制御装置26は、携帯電話を初めとする電話機能付けの携帯型情報機器に設けられ、マイク28およびスピーカ30と接続されて、音声の入出力制御を行う。
不揮発性記憶装置32は、電源オフ後も記憶内容を保持可能な記憶装置であり、ハードディスクドライブまたはフラッシュメモリ等の半導体メモリを含む。
表示制御装置34は、CPUによって図示しないフレームバッファに描画されたデータを、携帯型情報機器10に備えられたディスプレイ36で表示できるようにするためのビデオ信号を生成する。
入力装置38は、ユーザが携帯型情報機器10に対して操作の指示を入力するための装置である。入力装置38には、キー、トラックパッドなどのポインティングデバイス、各種ボタン、ディスプレイ36の表面に配置されるタッチパネルなど、機器に応じた任意のデバイスが含まれる。携帯型情報機器10では、一般にマウスを備えていないためにコピーアンドペーストやドラッグ等の操作が困難である。しかし、USB(Universal Serial Bus)端子等を介して携帯型情報機器にマウスを接続してもよい。
通信制御装置40は、各種通信方式による音声およびデータの通信を制御する。データ通信方式は、IEEE802.1b/gなどの無線LAN(Local Area Network)、赤外線通信、パケット通信によるデータ通信などの任意の方式を含む。なお、ケーブルを使用して携帯型情報機器10をネットワーク14に接続してもよい。
外部記憶装置42は、交換可能な記録媒体を使用するドライブ装置である。記録媒体には、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、または半導体メモリなどが含まれる。
GPS受信機44は、人工衛星からの電波をもとに携帯型情報機器の場所を測位する装置である。
上述の各構成要素はいずれも周知のものであるから、これ以上詳細な説明は省略する。
図3は、携帯型情報機器10のうち、本実施の形態に係るリンク生成装置100に関与する部分の構成を示す。この構成は、ハードウェア的には、任意のコンピュータのCPU、メモリ、その他のLSIで実現でき、ソフトウェア的にはメモリにロードされたプログラムなどによって実現されるが、ここではそれらの連携によって実現される機能ブロックを描いている。したが、これらの機能ブロックがハードウェアのみ、ソフトウェアのみ、またはそれらの組合せによっていろいろなかたちで実現できることは、当業者には理解されるところである。
好ましくは、本実施形態に係るリンク生成機能は、周知のブラウザプログラムの一部で実現される。なお、図3に示されていない機能であっても、一般のブラウザプログラムが備えている機能は当然に有しているものとする。
続いて、各機能ブロックの動作および構成の詳細を述べる。
受信部102は、ブラウザを用いたURLの入力、検索サイトにおける検索結果の選択、またはショートカットファイルの選択などのユーザの操作に応じて、ネットワーク経由でウェブページの文書ファイルを受け取る。文書ファイルは、SGML(Standard Generalized Markup Language)、HTML(HyperText Markup Language)、XML(eXtensible Markup Language)などのマークアップ言語で記述されている。文書ファイルにJavaスクリプトなどのスクリプト言語が含まれていてもよい。
ファイル保持部110は、受信部102で受け取られた文書ファイルを記憶する。文書ファイルの表示内容を規定するCSS(Cascading Style Sheet)等の外部スタイルシートやEcmaScript等の外部スクリプトが存在する場合は、それらも合わせて記憶する。
ルール設定部130には、ファイル保持部110に格納された文書ファイルに含まれている文字列を検出するための検出ルールが保持されている。検出ルールの詳細については後述する。
コンテンツ分析部120は、予めルール設定部130で設定されている検出ルールにしたがって、ファイル保持部110に格納された文書ファイルから文字列を検出する。検出された文字列は、ネットワーク上で提供されているウェブサービスのうち、文書ファイルを閲覧するユーザにとって有用と考えられるものを導き出すために用いられる。検出された文字列は、サービス対応付け部150に送られる。
ルール設定部130には、ネットワーク上で提供されるウェブサービスとして動作するサーバのURLと、コンテンツ分析部120で検出された文字列とを関連付けするための対応付けルールが保持されている。対応付けルールの詳細については後述する。
サービス対応付け部150は、予めルール設定部130で設定されている対応付けルールにしたがって、コンテンツ分析部120で検出された文字列と対応付けるウェブサービスのURLを決定する。
表示部104は、サービス対応付け部150で決定された対応付けにしたがってURLへのハイパーリンクを生成し、ブラウザ等のファイル閲覧アプリケーション上に、文書ファイルのテキストを表示するとともにハイパーリンクを所定の表示態様で表示する。この表示態様は、ルール保持部140内の表示ルール保持部156に記憶されている表示ルールにしたがう。表示ルールの詳細については後述する。文書ファイルがマークアップ言語で記載されている場合、表示部104は、文書ファイルの論理的な構造を解釈し、各タグで定められた表現形式と実際の表示画面に関する情報とを用いてレイアウトを実行する。
表示部104の生成するハイパーリンクは、リンク先のウェブサービスとして動作するサーバのURLの他に、そのウェブサービスにおける情報の入力先に対応付けされた文字列を入力するような形式になっていることが好ましい。こうすることで、例えば、ある場所を示す文字列に対応付けされたハイパーリンクのリンク先が地図サービスであれば、ユーザがそのハイパーリンクを選択した結果、地図サービスにおいて文字列に対応する場所を検索したときの地図画像が表示される。ある商品を示す文字列に対応付けされたハイパーリンクのリンク先がショッピングサービスであれば、ユーザがそのハイパーリンクを選択した結果、ショッピングサービスにおいて商品を検索したときの検索結果が表示される。
送信部106は、画面表示されたリンクがユーザによって選択されると、そのリンク先のサーバに対してリンク元の文字列を送信すると共に、対応するページのファイルを送信するように要求する。
図4は、ルール設定部130の詳細な構成を示す。ルール設定部130は、ルール保持部140、適用ルール情報保持部142、ルール表示・操作部144、ユーザ情報取得部146、および辞書格納部148を備える。
ルール保持部140は、検出ルールと対応付けルールとを記憶する。検出ルールと対応付けルールとは別個のものであってもよいし、ひとかたまりのルールの中に検出ルールと対応付けルールとに対応する部分があってもよい。後者の例については図5を参照して詳細に後述する。
適用ルール情報保持部142は、ルール保持部140に記憶されている複数の検出ルールのうち、コンテンツ分析部120で使用すべきルールについての情報を保持する。また、適用ルール情報保持部142は、ルール保持部140に記憶されている複数の対応付けルールのうち、サービス対応付け部150で使用すべきルールについての情報を保持する。検出ルールと対応付けルールとがひとかたまりのルールとして規定されている場合は、コンテンツ分析部120およびサービス対応付け部150の両方が使用すべきひとかたまりのルールについての情報を保持する。適用ルール情報保持部142は、デフォルトで使用すべきルールを定めているが、後述するように、使用すべきルールは変更可能である。
ルール表示・操作部144は、ルール保持部140に記憶されている検出ルール、対応付けルールに関する情報と、適用ルール情報保持部142に記憶されている、コンテンツ分析部120とサービス対応付け部150とで使用すべき検出ルール、対応付けルールに関する情報とに基づいて、ユーザに対して、その時点でコンテンツ分析部120およびサービス対応付け部150とで適用される検出ルールおよび対応付けルールを提示する設定画面を作成して表示する。また、ルール表示・操作部144は、設定画面におけるユーザの操作にしたがって、コンテンツ分析部120およびサービス対応付け部150で適用される検出ルールおよび対応付けルールを変更、追加、削除、解除することが可能である。ルール表示・操作部144の作成する設定画面については、図5を参照して後述する。
ユーザ情報取得部146は、リンク生成装置100を備える携帯型情報機器10の所定の記憶領域に存在するユーザのプロファイル情報やユーザ学習辞書のデータを検出して取得する。これらユーザプロファイル情報およびユーザ学習辞書データは、ルール保持部140に記憶されている検出ルールのうちの一部を用いてコンテンツ分析部120が文字列を検出する際に参照される。
辞書格納部148は、ひとつまたは複数の辞書データを格納する。これら辞書データは、ルール保持部140に記憶されている検出ルールのうちの一部を用いてコンテンツ分析部120が文字列を検出する際に参照される。
図3に戻り、ルール更新部112は、コンテンツ分析部120で使用される検出ルール、およびサービス対応付け部150で使用される対応付けルールを更新する。ルール更新部112は、受信部102を介して所定のサーバから新たな検出ルールを受け取り、ルール保持部122に記憶させたり、旧い検出ルールを削除したりする。同様に、ルール更新部112は、受信部102を介して所定のサーバから新たな対応付けルールを受け取り、ルール保持部154に記憶させたり、旧い対応付けルールを削除したりする。新たな検出ルールまたは新たな対応付けルールは、所定のサーバから適時に携帯型情報機器10に対して送信されてもよいし、専用のウェブサイトからユーザがダウンロードしてきてもよい。検出ルールと対応付けルールとがひとかたまりのルールとして規定されている場合も同様である。
ルール更新部112は、表示ルール保持部156に保持されている表示ルールを更新してもよい。
図5は、ルール表示・操作部144によってユーザに対して画面表示されるルール設定画面400の一例を示す。ルール表示・操作部144は、ルール保持部140に保持されているルールと、適用ルール情報保持部142に保持されている適用すべきルールの情報とを使用してルール設定画面400を生成し、画面表示する。なお、図5は、検出ルールと対応付けルールとがひとかたまりのルールとして規定されている場合を表している。
ルール設定画面400は、複数のルール402〜408と、各種ボタン410〜414を含む。
チェックボックス420は、ユーザの選択に応じてチェックマークが入るかまたはチェックマークが外れる。チェックマークが表示されている場合は、各行のルールがコンテンツ分析部120およびサービス対応付け部150で使用されることを表す。チェックマークが標示されていない場合は、各行のルールがコンテンツ分析部120およびサービス対応付け部150で使用されないことを表す。
検出ルール列422は、コンテンツ分析部120で実施する文字列の検出の際に使用すべきルールを示している。ここでは、辞書を使用するマッチングルール402、404と、検索式を使用する正規表現ルール406、408が示されている。検出ルールには、これらの他にも、検出のアルゴリズムをスクリプトで記述したスクリプトルール、ユーザ情報取得部146で取得されるユーザ学習辞書を使用するマッチングルール、ユーザ情報取得部146で取得されるユーザプロファイルを参照するルール、ユーザが作成した検索式を使用する正規表現ルール、およびユーザが作成した検出アルゴリズムをスクリプトで記述したユーザ設定スクリプトルールなどがある。
以下、これらの検出ルールについて詳細に説明する。
辞書を使用するマッチングルール402、404は、以下のようなルールである。予め辞書格納部148に分野毎に多数のキーワードを収容した辞書を複数格納しておく。コンテンツ分析部120が文書ファイルに対して周知の形態素解析を実行して複数の文字列に分解する。そして、コンテンツ分析部120はいずれかの辞書データを参照して、辞書データ内のキーワードと一致する文字列を分解された各文字列のなかから検出する。ここで、辞書データに格納すべき「キーワード」は、文書ファイルを閲覧するユーザが、キーワードと合致する文字列から、例えば意味を調べたり、買い物をしたり、地図を調べたりするようなユーザに有用な情報を提示できるウェブサービスへと誘導されることが期待される語句が選択される。辞書格納部148に格納される辞書データには、例えば、市町村名、ランドマーク、公共施設名などが収容された地名辞書、学術用語やビジネス用語などを収容する分野毎の専門用語辞書、上場企業名などを収容する企業名の辞書などがある。
辞書データに収容されているキーワードは頻繁に更新されることが好ましい。最新の用語や商品名などは、辞書格納部148内の辞書データを長期間使用していると、マッチングルールによって検出されない用語が次第に増加してくるからである。したがって、ユーザが自発的に所定のサーバにアクセスするか、または辞書の最終更新日付を記録しておき、ルール更新部112が所定の間隔でサーバにアクセスして更新された辞書をダウンロードするように構成することが好ましい。
検索式を使用する正規表現ルール406、408は、周知の正規表現のパターン文法にしたがって文書ファイル内を検索して文字列を検出するルールである。正規表現の一例として、文書ファイルのテキストデータ中に「場所」や「住所」などの文字があったり、または○○市や○○町といった住所を想起させる表現がある場合に、対応する部分を地名または住所として検出する方法がある。正規表現の別の例としては、文書ファイルのテキストデータ中に「電話番号」や「TEL」などの文字があり、その後に数字の羅列が続く場合に、その部分を電話番号として検出する方法がある。この場合、正規表現の検索式に、最初の一桁が「0」であることや、全体で10桁の数字であることなどを含めてもよい。これらの例以外でも、適切な検索式を組むことで様々な意味合いの文字列を抽出可能である。
スクリプトルールは、アルゴリズムを組んで所望の条件を満たす文字列を文書ファイルから検出するものである。辞書とのマッチングや正規表現をアルゴリズム内で使用してもよい。
ユーザ学習辞書を使用するマッチングルールは、以下のようなルールである。まず、コンテンツ分析部120が文書ファイルに対して周知の形態素解析を実行して複数の文字列に分解する。続いて、分解された各文字列のなかからユーザ学習辞書に含まれているものを選択する。これは、基本的に、辞書格納部148内に予め記憶されている辞書データを用いる場合と同じである。ユーザの学習辞書を参照すれば、ユーザが頻繁に使用する語彙に基づいて検索がなされるため、ユーザのよく行く場所や、購入する品物などがコンテンツ分析部120によって文字列として選択されると考えられる。したがって、それらの文字列に対してウェブサービスへのハイパーリンクが設定されることになり、ユーザの利便性が向上する。
ユーザのプロファイル情報を参照する検出ルールは、以下のようなルールである。まず、コンテンツ分析部120が文書ファイルに対して周知の形態素解析を実行して複数の文字列に分解する。続いて、ユーザのプロファイル情報を参照し、これに基づいて判明するユーザの嗜好が予め定められている複数のカテゴリのうちいずれに分類されるかを判定する。そして、分解された文字列のなかから、判定されたカテゴリに予め対応付けられている辞書データに含まれているものを選択する。例えば、プロファイル情報にユーザの趣味の情報が含まれており、その趣味に対応する辞書データが辞書格納部148内に保持されている場合、その辞書データを利用して文字列を選択することで、ユーザの嗜好に合ったサービスへのハイパーリンクが設定される可能性が高くなる。
なお、ユーザ学習辞書を用いる場合にあっては、ユーザ学習辞書に含まれる語句と一致する文字列を形態素解析で分解された複数の文字列のなかから選択するのでなく、ユーザ学習辞書に「含まれていない」文字列を選択するために使用してもよい。
頻繁に使用されるような語句については、ユーザはそれらに関連する情報を得るためにウェブサービスを利用することは少ないと考えられる。例えば、よく使う地名であれば、改めて地図サービスや道順検索サービスなどを利用してその地名へのアクセスを検討する必要もないし、よく使用する用語であれば検索サービスや百科事典サービスを利用してその意味を調べる必要もない。したがって、ユーザ学習辞書に含まれていない文字列を形態素解析で分解された複数の文字列のなかから選択することで、よりユーザの嗜好や習慣に合致したサービスへのハイパーリンクを設定することが可能となる。なお、ユーザによっては、何回も同じことを調べたい場合もあるので、ユーザ学習辞書の利用形態はユーザが選択可能であることが好ましい。
ユーザが作成した検索式を用いる正規表現ルールは、ユーザが検索式を作成し、その検索式にしたがって文書ファイル内を検索して文字列を検出するルールである。
ユーザ設定スクリプトルールは、ユーザが作成したアルゴリズムにしたがって所定の条件を満たす文字列を文書ファイルから検出するルールである。
なお、以上説明した検出ルールは、複数を組み合わせて使用することも可能である。ルール設定画面400において、チェックボックス420にチェックマークが入れられた全ての検出ルールが使用される。
図5を参照して、対応付けルールについて説明する。図5の例では、検出ルール列422に示す検出ルールに対して、URL列424において一対一でURLを表示する。これは、検出ルール列422に示す検出ルールを使用して文書ファイルから検出された文字列に対し、URL列424に示すURLを対応付けるという対応付けルールを表している。
なお、多くのユーザが活用すると考えられる複数の検出ルールについては、初期状態として携帯型情報機器10に記憶されていることが望ましい。また、それぞれの検出ルールに対応付けられるURLについても、検出ルールに適したものが初期状態として携帯型情報機器10に記憶されていることが望ましい。これらのうちいくつかにチェックマークを予め入れておくことで、携帯型情報機器10のユーザは、特に何の設定もしなくても、携帯型情報機器10を購入したときから文書ファイル内で検出された文字列からのハイパーリンクを利用することができる。ユーザが初期状態のURLで指定されるサービスとは異なるサービスを利用したい場合や、新たな検出ルールを追加したい場合は、以下に述べるように個別の設定をすればよい。
また、ルール更新部が所定のタイミングでサーバにアクセスすることで、携帯型情報機器10で使用される検出ルールや対応付けのURLがユーザの意思によらず随時更新されるようにしてもよい。
続いて、ボタン410〜414の役割について説明する。
URLの変更ボタン410は、URL列424に示されている対応付けURLを、ユーザの好みのものに変更したいときに使用される。変更ボタン410がクリックされると、図6に示すような画面430がディスプレイ36に表示される。ユーザは携帯型情報機器10に備えられている入力装置38を使用して、画面430に表示されるURL432を所望のものに変更する。
ルールの追加ボタン412は、ルール設定画面400内に新たなルールを追加するときに使用される。追加ボタン412がクリックされると、図7に示すようなルール追加画面450がディスプレイ36に表示される。ルール追加画面450は、複数のルール452〜458と、取り込みボタン460を含む。各ルールは、チェックボックス470、検出ルール472、および対応付けURL474からなる。ユーザがチェックボックス470にチェックマークを表示させ、さらに取り込みボタン460をクリックすると、そのルールがルール設定画面400に追加して表示される。
なお、追加のルール452〜458は、ルール保持部140に予め記憶されていてもよい。この場合、ユーザがルールの追加ボタン412をクリックするとルール表示・操作部144がルール保持部140からルール452〜458を読み出して、ルール追加画面450を作成する。または、ユーザがルールの追加ボタン412をクリックすると、ルール更新部112が所定のサーバにアクセスして追加のルール452〜458をダウンロードし、ルール保持部140に記憶させたうえで、ルール表示・操作部144がルール452〜458を読み出してルール追加画面450を作成するようにしてもよい。
図5に戻り、決定ボタン414は、ボタン410、412による処理を確定し、またチェックボックス420で選択したルールを有効にするために、ユーザによってクリックされるボタンである。
なお、ルール設定画面は、図5に示したものより簡易な構成であってもよい。例えば、図8に示すルール設定画面480では、ルール482〜488は図5のルール402〜408にそれぞれ対応しているが、画面には詳細な表示はない。ユーザがチェックボックス492にチェックを入れた上で決定ボタン490をクリックすると、チェックされたルールが有効になる。
図9は、図5に示すようなルールがルール保持部140に保持されている場合のリンク生成の手順を示すフローチャートである。
受信部102は、サーバからウェブページの文書ファイルを取得し、ファイル保持部110に格納する(S10)。コンテンツ分析部120は、ファイル保持部110から文書ファイルを取り出し、適用ルール情報保持部142を参照して、予め設定されている使用すべき検出ルールを決定する(S12)。図5の例を参照すると、コンテンツ分析部120は、チェックボックス420にチェックマークが入れられたルールを全てルール保持部140から取り出す。コンテンツ分析部120は、S12で決定された検出ルールにしたがって文書ファイルのテキストデータから複数の文字列を検出する(S14)。
続いて、サービス対応付け部150は、検出された複数の文字列に、S12で決定されたルールに規定されているURLをそれぞれ対応付ける(S16)。図5の例であれば、検出ルール列422に表示されている検出ルールにしたがって文書ファイルから検出された文字列に、URL列424に示されているURLをそれぞれ対応付ける。文字列と対応付けたURLの情報は、表示部104に渡される。表示部104は、サービス対応付け部150でなされた対応付けにしたがってURLへのハイパーリンクを生成し、文書ファイルのテキストを表示するとともに文字列に関連させてハイパーリンクを所定の表示態様で表示する(S18)。このとき表示されたハイパーリンクをユーザが選択すると、ハイパーリンクに関連する文字列の情報が送信部106によってウェブサービスとして動作するサーバに伝わり(S20)、サーバは、その文字列を入力した結果としてのウェブページを受信部102に送る(S22)。
このフローチャートの処理は、受信部102が文書ファイルをネットワークから受け取ってファイル保持部110に格納した直後に実行することが好ましい。しかしながら、ブラウザプログラムによってディスプレイに表示されるブラウザ画面のメニューバーにリンク生成機能のラジオボタンを表示しておき、そのボタンがクリックされたときに、文書ファイル内の文字列の検索、URLへの対応付け、およびハイパーリンクの表示が実行されるようにしてもよい。
続いて、検出ルールにしたがった文字列の検出とハイパーリンクの表示の具体例を説明する。
図10(a)は、ブラウザの画面160に表示される文書ファイルのテキストを示す。図示するように、このテキストには、場所162と、電話番号164と、URL166とが含まれている。URL166については、文書ファイルの作成者により予めリンクが作成されており、クリック可能な表示となっている。この文書ファイルを、上述した手順にしたがってコンテンツ分析部120、サービス対応付け部150、および表示部104で処理することを考える。
この実施例では、コンテンツ分析部120は、検出ルールとして正規表現ルール128を使用することとする。コンテンツ分析部120は、「場所」という語句の後ろに来る文字列「水道橋」172と、「電話番号」という語句の後に来る文字列「03−XXXX−XXXX」174を検出する。サービス対応付け部150は、文字列172と文字列174とにウェブサービスとして動作するサーバのURLを対応付けし、表示部104は、図10(b)に示すように、それぞれをクリック可能な態様で表示する。一例として、文字列172には地図サービスを、文字列174には電話番号を入力することで道順が検索されるウェブサービスを対応付けしてもよい。
表示部104は、リンク生成装置100において処理される前の文書ファイル、すなわちネットワークから取得した時点の文書ファイルに元々含まれているリンク(176)と、新たに作成したリンク(172、174)とが、表示画面上で外観的に識別できる態様で表示することが好ましい。例えば、表示部104は、新たに作成したリンクの文字を強調表示したり、文字サイズまたは文字色を元々のリンクとは変えて表示する。または、新たに作成したリンクの近傍に所定のマークを標示する。こうすることで、ユーザは、リンク生成装置100で新たに埋め込まれたリンクを識別することができるため、そのリンクをクリックしたとき文書ファイルの作成者が設定したウェブサービスに接続されるのか、または適用ルール情報保持部142で予め設定されているウェブサービスに接続されるのかを前もって知ることができる。
図11(a)は、ブラウザの画面180に表示される別の文書ファイルのテキストを示す。図示するように、このテキストには「場所」や「電話番号」などの語句は含まれておらず、会議の開催場所と連絡先を説明する文章182が含まれている。この文書ファイルを、上述した手順にしたがってコンテンツ分析部120、サービス対応付け部150、および表示部104で処理することを考える。
この実施例では、コンテンツ分析部120は、検出ルールとして辞書とのマッチングルール126と正規表現ルール128とを併用することとする。コンテンツ分析部120は、例えば、地名辞書を参照することで、「東京タワー」というランドマークの文字列192を検出する。また、専門用語辞書を参照することで、「カンファレンス」という文字列193を検出する。さらに、正規表現ルール128にしたがって、コンテンツ分析部120は、「0」から始まる10桁の数字として、文字列「03−XXXX−XXXX」194を検出する。
サービス対応付け部150は、文字列192、193、194にウェブサービスのプログラムのURLを対応付けし、表示部104は、図11(b)に示すように、それぞれをクリック可能な態様で表示する。一例として、文字列192には地図サービスを、文字列193には百科事典サービスを、文字列194には道順検索サービスを対応付けしてもよい。文字列184は、元からクリック可能な態様なので、そのまま表示される。
図10および図11では、表示部104はハイパーリンクを文字列にアンダーラインを付ける表示態様でブラウザの画面に表示した。この場合、表示部104は、図12(a)に示すように、文書ファイル中に<a href>タグを埋め込むことによってハイパーリンクを表現する。表示部104は、これ以外の表示態様を採用することもできる。例えば、図12(b)に示すように、文書ファイルの中にスクリプトを埋め込むことによってハイパーリンクを実現してもよい。この場合、ひとつのキーワードに対して複数のウェブサービスをリンクさせるなど、より複雑なリンクを生成することができる。さらに、文書ファイルには手を加えず、文書ファイルに関連するスタイルシートの中に<a href>タグやスクリプトを埋め込んでもよい。
また、表示部104は、ブラウザやオペレーションシステムに予め備えられている機能を用いてハイパーリンクを実現してもよい。例えば、図13は、図11(a)の文書ファイルに対してプルダウンメニュー224を表示させた例を示す。コンテンツ分析部120で検出された文字列222をクリックすると、その下方にプルダウンメニュー224が表示される。この場合、表示されたメニューのなかからリンク先のウェブサービスを選択可能である。
表示部104がいずれの表示態様でハイパーリンクを表示するかは、表示ルール保持部156内に保持されている表示ルールのうちいずれをユーザが選択するかによって決まる。
以上説明したように、本実施形態に係るリンク生成装置では、マークアップ言語で記述された文書ファイルから検出ルールにしたがって複数の文字列を自動的に検出し、それぞれの文字列に対して、ユーザが利用するであろうウェブサービスのURLを対応付けするようにした。これによって、ユーザは、ブラウザの画面に表示されたリンクを選択することで、対応するウェブサービスを簡単に利用することができる。言い換えると、本実施形態のリンク生成装置は、ユーザに対して、検出した文字列に関するウェブサービスの利用を提案することができる。また、本実施形態によれば、文書ファイルの作成者は、予め文書ファイル内にリンクを埋め込んでおく必要はない。特に、マウスを備えない携帯型情報機器や情報家電では、文字列のコピーアンドペーストの操作をするのは手間がかかるため、本実施形態は有利である。
例えば、文書ファイルから地名辞書を使用して地名が検出された場合でも、ユーザによっては、その場所の地図を表示したい場合もあれば、その場所の天気予報を見たり、その場所への行き方を知りたい場合もある。本実施形態では、図5を参照して説明したように、検出ルール毎に直接URLを割り当てることも可能なので、文書ファイルから同一の文字列が検出される場合でも、ユーザ毎に好みのウェブサービス提供サイトにリンクを張ることができる。
本実施形態の特徴のひとつとして、コンテンツ分析部によって検出された文字列を使用しなくても、URLへのハイパーリンクを設定できる点が挙げられる。この点について具体例を用いて説明する。例えば、従来技術として、文書ファイル中に出現する電話番号やメールアドレス等を検出し、それぞれソフトフォンアプリケーションまたはメールアプリケーションを起動させるハイパーリンクを埋め込む技術がある。この場合、HTML文書中に埋め込まれるハイパーリンクは、電話番号であれば<a href= ”tel:090−1234−5678”>090−1234−5678</a>、メールアドレスであれば<a href= ”mailto:xxx@foo.bar”>xxx@foo.bar</a>のように、文書ファイルから検出した文字列を使用したものである。これに対し、本実施形態では、検出した文字列に対応するURLを予め定めているので、ハイパーリンクを埋め込むときに検出した文字列を使用する必要がなく、予め定められているURLをそのまま用いればよい。このように、本実施形態によれば、文書ファイル中で検出される文字列と字句上無関係のハイパーリンクを設定できる。
本実施形態では、検出ルールおよび対応付けルールが複数あるため、ユーザは場面に応じて適切なものを選択することもできる。もちろん、デフォルトで設定されている検出ルールと対応付けルールを使用し続けることも可能であり、この場合、ユーザは文字列の検出や対応付けに関して特別に操作をする必要はない。
また、必要に応じて、所定のサーバから取得したりユーザ自身が作成した新たな検出ルールや対応付けルールを追加することができる。さらに、文字列に対応するリンク先のウェブサービスは固定されておらず、URLをユーザが変更することができる。ユーザによって有用と感じるウェブサービスの種類は異なり、また、ウェブサービスの提供形態が変化したりユーザの嗜好が変化したりする場合もあるため、こうすることで常にユーザの嗜好に最も合致したウェブサービスへの迅速なアクセスが可能になる。
検出ルールとして、携帯型情報機器10に保持されているユーザプロファイルやユーザ辞書、作業履歴といった個人情報を参照するようにすれば、コンテンツ分析部120によって検出される文字列がカスタマイズされるので、ユーザの嗜好に合致したウェブサービスが提示される可能性が高まる。また、ユーザ辞書を参照する場合は、ユーザ辞書が常に更新されることから、学習効果を持たせることもできる。なお、本実施形態では、携帯型情報機器10に保持されている情報を利用しても、コンテンツ分析部120による文字列の検出およびサービス対応付け部150によるリンクの作成が端末内で実行されるため、個人情報が外部に漏れることがない。
また、本実施形態のリンク生成装置100は、端末にあるアプリケーションプログラムを起動するのではなくネットワーク上で適用されているウェブサービスと連携するので、多様なウェブサービスを利用することができる。
上述したように、本実施形態に係るリンク生成装置100は、ブラウザの機能として携帯型情報機器に組み込まれていることが好ましい。しかしながら、ネットワーク経由で取得したファイルにしたがった表示をするものであれば、上述の機能ブロックのうちの一部または全てが、ブラウザ以外の文書閲覧アプリケーションで実行される実装形態も本発明の範囲内である。
実施の形態2.
実施の形態1では、リンク生成装置をデータ通信機能を有する携帯電話、PDA、カーナビゲーション装置などの携帯型情報機器に実装することを述べた。しかしながら、本発明に係るリンク生成装置は、デスクトップPCなどの据え置き型のハードウェアや、インターネットなどのネットワークに接続できる通信機能を備えた情報家電にも実装できる。デスクトップPCのように表示面積の比較的広いディスプレイを有し、またキーボードやマウスといった操作性の高い入力装置を備える場合、検出ルールと対応付けルールとをより詳細に設定することも可能である。
図14は、検出ルールと対応付けルールとを詳細に設定可能にするルール設定画面200の一例を示す。図14は、検出ルールと対応付けルールとがひとかたまりのルールとして規定されている場合を表している。
ルール設定画面200は、各種ボタン202〜210と、テーブル形式242で表示される複数のルール220〜240を含む。
適用指示列212には、「○」または「×」のいずれかが表示される。「○」が表示されている場合は、各行のルールがコンテンツ分析部120およびサービス対応付け部150で使用されることを表す。「×」が表示されている場合は、各行のルールがコンテンツ分析部120およびサービス対応付け部150で使用されないことを表す。URL列216は、検出ルール列214に示す検出ルールに対して、一対一でURLを表示する。
検出ルール列214は、コンテンツ分析部120で実施する文字列の検出の際に使用すべきルールを示している。ここでは、辞書を使用するマッチングルール220〜224、検索式を使用する正規表現ルール226、228、検出のアルゴリズムをスクリプトで記述したスクリプトルール230、232、ユーザ情報取得部146で取得されるユーザ学習辞書を使用するマッチングルール234、ユーザ情報取得部146で取得されるユーザプロファイルを参照するルール236、ユーザが作成した検索式を使用する正規表現ルール238、およびユーザが作成した検出アルゴリズムをスクリプトで記述したユーザ設定スクリプトルール240が示されている。
追加ボタン202は、ルール設定画面200内のテーブル242に新たなルールを追加するときに使用される。追加ボタン202がクリックされると、別の画面が表示される。この画面には、新たに追加すべき検出ルールの名称、その検出ルールを実現するための辞書、検索式、またはスクリプトが格納されているロケーション、および当該ルールを使用してコンテンツ分析部120により文書ファイルから検出された文字列に対応付けるURLを入力するフォームを含む。ユーザがフォームに必要な事項を入力すると、ルール保持部140に入力したルールが保持されるとともに、テーブル242に新たなルールが追加して表示される。
削除ボタン204は、テーブル242から既存のルールを削除するときに使用される。テーブル242内で削除したいルールの行をユーザが選択し、その後、削除ボタン204をクリックすると、ルール保持部140から対応するルールが削除されるとともに、テーブル242から対応するルールの列が消去される。
選択ボタン206は、コンテンツ分析部120およびサービス対応付け部150で使用すべきルールをさらに追加するときに使用される。テーブル242において適用指示列212の表示が「×」である行を選択した後、選択ボタン206がクリックされると、適用ルール情報保持部142内に、新たに今回選択されたルールをコンテンツ分析部120およびサービス対応付け部150で使用すべき旨の情報が追加される。また、テーブル242の適用指示列212の表示が「○」に変化する。この結果、コンテンツ分析部120およびサービス対応付け部150は、次回の処理から新たに選択されたルールも合わせて参照して文字ファイルからの文字列の検出とURLの対応付けを実行する。
解除ボタン208は、コンテンツ分析部120およびサービス対応付け部150での使用をやめたいルールを指定するときに使用される。テーブル242において、適用指示列212の表示が「○」である行を選択した後、解除ボタン208がクリックされると、適用ルール情報保持部142において、今回解除されたルールをコンテンツ分析部120およびサービス対応付け部150で使用すべきルールから外す。また、テーブル242の適用指示列212の表示が「×」に変化する。この結果、コンテンツ分析部120およびサービス対応付け部150は、次回の処理から、文書ファイルからの文字列の検出とURLの対応付けの際に、新たに解除されたルールを参照しない。
登録ボタン210は、ボタン202〜208による処理を確定するために最後にユーザによってクリックされる。
このように、比較的広いディスプレイと操作性の高い入力装置を備える機器においては、ルール設定画面200を通じて検出ルールと対応付けルールの高度なカスタマイズが可能である。
実施の形態3.
実施の形態1および2では、検出ルールと対応付けルールとがひとかたまりのルールとして規定されている場合について述べた。実施の形態3では、検出ルールと対応付けルールとが別個のものとして規定されている場合について述べる。
図15は、ルール表示・操作部144によって画面に表示される対応付けルール設定画面の一例を示す。ルール表示・操作部144は、ルール保持部140に保持されている対応付けルールと、適用ルール情報保持部142に保持されている適用すべきルールの情報とを使用して、対応付けルール設定画面250を作成し、画面表示する。
対応付けルール設定画面250は、各種ボタン252〜260と、テーブル形式276で表示される複数の対応付けルール270〜274を含む。
適用指示列262には、「○」または「×」のいずれかが表示される。「○」が表示されている場合は、各行の対応付けルールがサービス対応付け部150で使用されることを表す。「×」が表示されている場合は、各行の対応付けルールがサービス対応付け部150で使用されないことを表す。
検出ルール列264は、各行の対応付けルールがサービス対応付け部150で使用されるときに、コンテンツ分析部120で使用すべき検出ルールの番号を示している。検出ルールの番号は、図16を参照して後述する。
カテゴリ列266は、検出ルール列264で指定された検出ルールを使用してコンテンツ分析部120で文書ファイルから検出された文字列に対して対応付けされるウェブサービスのカテゴリを示す。URL列268は、対応付けされるウェブサービスとして動作するサーバのURLを示す。
各種ボタン252〜260の役割は、図14で説明したボタン202〜210と同様であり、対応付けルールのテーブル276への追加、削除、選択、解除等を実施するために使用する。
図16は、ルール表示・操作部144によって画面に表示される検出ルール設定画面の一例を示す。ルール表示・操作部144は、ルール保持部140に保持されている検出ルールと、適用ルール情報保持部142に保持されている適用すべきルールの情報とを使用して、検出ルール設定画面300を作成し、画面表示する。
検出ルール設定画面300は、各種ボタン302〜306と、テーブル形式322で表示される複数の検出ルール312〜320を含む。
番号308は、図15の検出ルール列264で指定される検出ルールの番号に対応する。検出ルール列310は、番号308のそれぞれに対応する検出ルールである。検出ルールとしては、上述した全てのルールを使用できる。各種ボタン302〜306の役割は、図14で説明したボタン202、204、210と同様であり、対応付けルールのテーブル322への追加、削除を実施するために使用する。
サービス対応付け部150で使用する対応付けルールと、コンテンツ分析部120で使用する検出ルールの関連付けは、以下のようにする。
すなわち、対応付けルール270〜274でリンク先として指定されるURL268のカテゴリ266に合わせて、検出ルール312〜320を決める。例えば、対応付けルール270のように、URL268のカテゴリ266が「地図」のサービスである場合、地名辞書を使用してマッチングを実行して文書ファイルから文字列を検出する検出ルールが好ましい。そこで、図15の検出ルール列264に、地名辞書を使用するマッチングルールの番号「1」を指定する。また、対応付けルール272のように、URL268のカテゴリ266が「天気予報」のサービスである場合も、地名辞書を使用してマッチングを実行して文書ファイルから文字列を検出する検出ルールが好ましい。そこで、図15の検出ルール列264に、地名辞書を使用するマッチングルールの番号「1」を指定する。但し、各文字列に対して地図サービスと天気予報サービスの両方のURLがハイパーリンク表示されないように、対応付けルール270と対応付けルール272の適用指示列262は、いずれか一方が「○」、他方が「×」となる。さらに、対応付けルール274のように、URL268のカテゴリ266が「百科事典」のサービスである場合、専門用語辞書を使用してマッチングを実行して文書ファイルから文字列を検出する検出ルールが好ましい。そこで、図15の検出ルール列264に、専門用語辞書を使用するマッチングルール「2」の番号を指定する。
また、例えば、対応付けルール270のように、URL268のカテゴリ266が「地図」のサービスである場合は、住所を検索する検索式を用いて文書ファイルから文字列を検出する検出ルールが好ましい。そこで、図15の検出ルール列264に、所望の検索式を使用する正規表現ルール「4」の番号を指定する。対応付けルール272のように、URL268のカテゴリ266が「天気予報」のサービスである場合も同様である。その他に、URL268のカテゴリ266が「道順検索」のサービスである場合は、電話番号を検索する検索式を用いて文書ファイルから文字列を検出する正規表現ルールを指定する。
図17は、図15および図16に示すようなルールがルール保持部140に保持されている場合のリンク生成の手順を示すフローチャートである。
受信部102は、サーバからウェブページの文書ファイルを取得し、ファイル保持部110に格納する(S30)。サービス対応付け部150は、適用ルール情報保持部142を参照して、予め設定されている使用すべき対応付けルールを決定する(S32)。図15の例を参照すると、サービス対応付け部150は、適用指示列262の表示が「○」となっている全ての対応付けルールをルール保持部140から取り出す。続いて、コンテンツ分析部120は、対応付けルール設定画面250において、決定された対応付けルールの検出ルール列264を参照して使用すべき検出ルールを決定し、それら検出ルールをルール保持部140から取り出す(S34)。コンテンツ分析部120は、ファイル保持部110から文書ファイルを取り出し、取り出した検出ルールにしたがって文書ファイルのテキストデータから複数の文字列を検出する(S36)。
続いて、サービス対応付け部150は、検出された複数の文字列に、S32で決定されたルールに規定されているURLをそれぞれ対応付ける(S38)。図15の例であれば、検出ルール列264に表示されている検出ルールにしたがって文書ファイルから検出された文字列に、URL列268に示されているURLをそれぞれ対応付ける。以降、S40〜S44の処理は、図9のS18〜S22と同様である。
このフローチャートの処理についても、受信部102が文書ファイルをネットワークから受け取ってファイル保持部110に格納した直後に実行することが好ましい。
以上、本発明を実施の形態をもとに説明した。この実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
実施の形態では、文書ファイルから検出ルールにしたがって検出された全ての文字列に対して、ウェブサービスとして動作するサーバのURLを使用したハイパーリンクを生成している。言い換えると、検出された全ての文字列について、ハイパーリンクを文書ファイル内に埋め込んでいる。
これに対し、コンテンツ分析部が文書ファイルから検出ルールにしたがって文字列を検出した後に、表示部が、検出された文字列をユーザの選択を受け付ける状態、例えばクリック可能な状態に表示する。その後、ユーザがクリックなどで選択した文字列に対してのみ、サービス対応付け部が対応付けルールにしたがってウェブサービスとして動作するサーバのURLを決定し、表示部が決定されたURLを使用したハイパーリンクを生成するようにしてもよい。つまり、クリック可能な状態で表示された時点では文書ファイル内にハイパーリンクは生成されず、ユーザによってクリックされた後に初めてハイパーリンクが生成される。こうすると、URLの対応付けの対象となる文字列はユーザの選択したひとつのみになるため、サービスの対応付け、ハイパーリンクの生成、およびハイパーリンクの表示といった処理を、上述の実施の形態による手順よりも迅速に実行することができる。
表示部は、生成したハイパーリンクを文書ファイルを表示している画面と同じ画面に表示する代わりに、別のウインドウを出して表示してもよい。また、ハイパーリンクを画面に表示せず、そのリンク先のウェブサービスで提供されるデータを取得して画面に表示してもよい。
対応付けルールとして、ユーザの作業履歴やリンクの履歴を参照するユーザ個人ルールがあってもよい。例えば、あるサイトの閲覧中には別のウインドウを開いて地図サービスにアクセスすることが多い、といった情報が収集されている場合、文書ファイル中の地名には地図サイトのURLを対応させるようにすれば、ユーザの習慣に合致したサービスへのハイパーリンクが提供される可能性が高い。このように、ユーザの作業履歴を参照することで、ユーザの満足度が高まりうる。
実施の形態では、ウェブサービスを提供するサーバのURLへのハイパーリンクを生成することを述べたが、通常のウェブサイトを提供するサーバのURLに向けてハイパーリンクを生成してもよい。
文書ファイルの作成者が予め文書ファイルに埋め込んでおいたハイパーリンクを、異なるウェブサービスを提供するサーバのURLへとリンクするように作り直してもよい。すなわち、文書ファイル中の文字列について設定されているハイパーリンクのリンク先が対応付けルールにしたがったウェブサービスと異なる場合は、その文字列について対応付けルールにしたがって決定されるウェブサービスを提供するサーバのURLへのハイパーリンクを生成し、元のハイパーリンクを削除するようにしてもよい。
実施の形態では文書ファイルを例として説明したが、メール(POP)サーバから電子メールを読み込むときに、電子メールの本文のテキストについて、上述と同様の処理をしてハイパーリンクを設定することも可能である。この場合、リンク生成装置は、メールアプリケーションに実装される。
リンク生成装置で使用する検出ルールや対応付けルールを提供するルール提供サーバを設けてもよい。ルールの提供に際して、特定のサービスへとユーザを誘導することによってメリットを受ける業者から手数料を徴収してもよい。例えば、ある楽曲が発売になった場合、文書ファイルに含まれる楽曲名に対してその楽曲をダウンロードするサービスとして動作するサーバのURLを対応付けする対応付けルールをレコード会社が手数料を支払って購入し、その手数料を、当該対応付けルールをダウンロードしたユーザとルール提供サーバの運営者とが折半する、といった応用例が考えられる。
ウェブコンテンツの提供サイトが、自分のサイトへリンクを張るための対応付けルールをユーザに対して提供してもよい。検出ルールにおいて検出対象となる文字列や、対応付けルールにおいて文字列と対応付けされるURLとして自らのサイトのURLを登録する権利を、ネットオークションの対象としてもよい。
本発明の構成要素の一部が、クライアント端末の処理を代行するプロキシサーバ上に存在してもよい。この場合、プロキシサーバは、少なくとも、ファイル取得部、検出ルール保持部、コンテンツ分析部、対応付けルール保持部、サービス対応付け部を備える。クライアント端末は、サービス対応付け部から文字列とURLとの対応付けを受け取ってURLを含んだハイパーリンクを生成し、文書ファイルのテキストを表示するとともにハイパーリンクを所定の表示態様で表示する表示部を備える。
本発明の一実施形態に係るリンク生成機能を備えた携帯型情報機器を含むネットワークシステムの全体構成を示す図である。 携帯型情報機器のハードウェア構成図である。 携帯型情報機器のうち、一実施形態に係るリンク生成に関与する部分の構成を示す図である。 ルール設定部の詳細な構成を示す図である。 ルール表示・操作部によってユーザに対して画面表示されるルール設定画面の一例を示す図である。 URLの変更画面の一例を示す図である。 ルール追加画面の一例を示す図である。 簡易なルール設定画面の一例を示す図である。 図5に示すようなルールがルール保持部に保持されている場合のリンク生成の手順を示すフローチャートである。 (a)は、ディスプレイに表示される文書ファイルの一例を示し、(b)は、一実施形態にしたがってリンク生成が実施された後の表示を示す図である。 (a)は、ディスプレイに表示される文書ファイルの一例を示し、(b)は、一実施形態にしたがってリンク生成が実施された後の表示を示す図である。 (a)、(b)は、リンクを生成する仕組みの一例を示す図である。 図11(a)の文書ファイルに対してプルダウンメニューを表示させた例を示す図である。 検出ルールと対応付けルールとを詳細に設定可能とするルール設定画面の一例を示す図である。 ルール表示・操作部によって画面に表示される対応付けルール設定画面の一例を示す図である。 ルール表示・操作部によって画面に表示される検出ルール設定画面の一例を示す図である。 図15および図16に示すようなルールがルール保持部に保持されている場合のリンク生成の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
10 携帯型情報機器、 12 サーバ、 14 ネットワーク、 100 リンク生成装置、 102 受信部、 104 表示部、 106 送信部、 110 ファイル保持部、 112 ルール更新部、 120 コンテンツ分析部、 130 ルール設定部、 140 ルール保持部、 150 サービス対応付け部、 200 ルール設定画面、 250 対応付けルール設定画面、 300 検出ルール設定画面。

Claims (14)

  1. 文書ファイルを記憶するファイル保持部と、
    前記文書ファイルに含まれている文字列を検出するためのひとつまたは複数の検出ルールと、ネットワーク上で提供される有用サービスとして動作するサーバのURL(Uniform Resource Locator)と検出された文字列とを関連付けするルールであるひとつまたは複数の対応付けルールと、を記憶するルール保持部と、
    前記検出ルールにしたがって前記文書ファイルから文字列を検出するコンテンツ分析部と、
    前記対応付けルールにしたがって前記コンテンツ分析部で検出された文字列と対応付けするURLを決定するサービス対応付け部と、
    前記対応付けにしたがって、ユーザの選択に応じて前記サーバへのアクセスを可能にする前記URLを使用したリンクを生成し、前記文書ファイルのテキストを表示するとともに前記リンクを所定の表示態様で表示する表示部と、
    を備えることを特徴とするリンク生成装置。
  2. 前記検出ルールと前記対応付けルールの対応関係が前記ルール保持部内で予め規定されており、前記サービス対応付け部は、前記対応関係に基づいて、前記コンテンツ分析部で使用された検出ルールに応じて使用すべき対応付けルールを決定することを特徴とする請求項1に記載のリンク生成装置。
  3. 前記検出ルールと前記対応付けルールの対応関係が前記ルール保持部内で予め規定されており、前記コンテンツ分析部は、前記対応関係に基づいて、前記サービス対応付け部で使用される対応付けルールに応じて使用すべき検出ルールを決定することを特徴とする請求項1に記載のリンク生成装置。
  4. 前記表示部は、前記コンテンツ分析部で検出された文字列を文字情報としてURLに含まないリンクを生成することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のリンク生成装置。
  5. 前記ルール保持部は、
    前記コンテンツ分析部が前記文書ファイルを解析して文字列に分解し、
    分解された各文字列が当該リンク生成装置を備えるクライアント端末に記憶されているユーザ辞書に含まれているか否かに応じて、ひとつまたは複数の文字列を選択する検出ルールを記憶することを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のリンク生成装置。
  6. 前記ルール保持部は、
    前記コンテンツ分析部が前記文書ファイルを解析して文字列に分解し、
    当該リンク生成装置を備えるクライアント端末に記憶されているユーザのプロファイル情報を参照し、
    前記プロファイル情報から判明するユーザの嗜好が予め定められている複数のカテゴリのうちいずれに分類されるかを判定し、
    判定されたカテゴリに予め対応付けられている辞書データに分解された各文字列が含まれているか否かに応じて、ひとつまたは複数の文字列を選択する検出ルールを記憶することを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載のリンク生成装置。
  7. 前記表示部は、前記ファイル保持部に記憶された前記文書ファイル内にリンク形式の記述がある場合、そのリンクに対して予め定められている表示態様とは異なる形式で、前記対応付けルールにしたがって新たに生成したリンクの表示態様を設定することを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載のリンク生成装置。
  8. 前記コンテンツ分析部で使用すべき検出ルール、または前記対応付け部で使用すべき対応付けルールを変更可能な設定部をさらに備えることを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載のリンク生成装置。
  9. ユーザの操作に応じて新たな検出ルールまたは新たな対応付けルールをサーバから取り込んで前記ルール保持部に記憶させるルール更新部をさらに備えることを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載のリンク生成装置。
  10. 前記ルール更新部は、ユーザが作成した検出ルールまたは対応付けルールを前記ルール保持部に記憶させることを特徴とする請求項9に記載のリンク生成装置。
  11. 文書ファイルを記憶するファイル保持機能と、
    前記文書ファイルに含まれている文字列を検出するためのひとつまたは複数の検出ルールと、ネットワーク上で提供される有用サービスとして動作するサーバのURLと検出された文字列とを関連付けするルールであるひとつまたは複数の対応付けルールと、を記憶するルール保持機能と、
    前記検出ルールにしたがって前記文書ファイルから文字列を検出するコンテンツ分析機能と、
    前記対応付けルールにしたがって前記コンテンツ分析機能で検出された文字列と対応付けするURLを決定する対応付け機能と、
    前記対応付けにしたがって、ユーザの選択に応じて前記サーバへのアクセスを可能にする前記URLを使用したリンクを生成し、前記文書ファイルのテキストを表示するとともに前記リンクを所定の表示態様で表示する表示機能と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とするブラウザプログラム。
  12. クライアント端末と、該クライアント端末の処理を代行するプロキシサーバと、を含むシステムであって、
    前記プロキシサーバは、
    文書ファイルを記憶するファイル保持部と、
    前記文書ファイルに含まれている文字列を検出するためのひとつまたは複数の検出ルールと、ネットワーク上で提供される有用サービスとして動作するサーバのURLと検出された文字列とを関連付けするルールであるひとつまたは複数の対応付けルールと、を記憶するルール保持部と、
    前記検出ルールにしたがって前記文書ファイルから文字列を検出するコンテンツ分析部と、
    前記対応付けルールにしたがって前記コンテンツ分析部で検出された文字列と対応付けするURLを決定するサービス対応付け部と、
    を備え、
    前記クライアント端末は、前記対応付けにしたがって、ユーザの選択に応じて前記サーバへのアクセスを可能にする前記URLを使用したリンクを生成し、前記文書ファイルのテキストを表示するとともに前記リンクを所定の表示態様で表示する表示部を備えることを特徴とするリンク生成システム。
  13. 文書ファイルを記憶するファイル保持部と、
    前記文書ファイルに含まれている文字列を検出するためのひとつまたは複数の検出ルールと、ネットワーク上で提供される有用サービスとして動作するサーバのURLと検出された文字列とを関連付けするルールであるひとつまたは複数の対応付けルールと、を記憶するルール保持部と、
    前記検出ルールにしたがって前記文書ファイルから文字列を検出するコンテンツ分析部と、
    検出された文字列をユーザの選択を受け付ける態様で表示する表示部と、
    ユーザにより選択された文字列に対して、前記対応付けルールにしたがって対応付けするURLを決定するサービス対応付け部と、を備え、
    前記表示部は、前記対応付けにしたがって、ユーザの選択に応じて前記サーバへのアクセスを可能にする前記URLを使用したリンクを生成し、前記文書ファイルのテキストを表示するとともに前記リンクを所定の表示態様で表示することを特徴とするリンク生成装置。
  14. 文書ファイルを記憶するファイル保持機能と、
    前記文書ファイルに含まれている文字列を検出するためのひとつまたは複数の検出ルールと、ネットワーク上で提供される有用サービスとして動作するサーバのURLと検出された文字列とを関連付けするルールであるひとつまたは複数の対応付けルールと、を記憶するルール保持機能と、
    前記検出ルールにしたがって前記文書ファイルから文字列を検出するコンテンツ分析機能と、
    検出された文字列をユーザの選択を受け付ける態様で表示する表示機能と、
    ユーザにより選択された文字列に対して、前記対応付けルールにしたがって対応付けするURLを決定するサービス対応付け機能と、
    前記対応付けにしたがって、ユーザの選択に応じて前記サーバへのアクセスを可能にする前記URLを使用したリンクを生成し、前記文書ファイルのテキストを表示するとともに前記リンクを所定の表示態様で表示するリンク生成機能と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とするブラウザプログラム。
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