JP2008076473A - カラー画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 ソフト負荷を軽減し、且つソフト設定タイミングの制約を少なくしつつ、精度よく色ずれ補正を行えるようにする。
【解決手段】 エンジン制御部120は、主副ゲート信号生成部112からの各FGATE信号のネゲートタイミングから設定期間を経過した時点で各画像形成部(書込制御部を含む)によって各色のトナーマークを搬送ベルト上に順次形成させ、その各トナーマークを検知するトナーマーク検知センサによる検知結果に基づいて副走査方向の色ずれ量を算出し、その色ずれ量から色ずれ補正オフセット値を差し引いた量の色ずれをドット単位に変換し、その変換した量の色ずれを各画像形成部毎の書込ビーム数単位で主副ゲート信号生成部112による各FGATE信号のアサートタイミング(生成タイミング)の可変にて補正し、書込ビーム数未満の色ずれを各画像形成部毎のドラムモータ121の回転速度の可変にて補正する。
【選択図】 図5
【解決手段】 エンジン制御部120は、主副ゲート信号生成部112からの各FGATE信号のネゲートタイミングから設定期間を経過した時点で各画像形成部(書込制御部を含む)によって各色のトナーマークを搬送ベルト上に順次形成させ、その各トナーマークを検知するトナーマーク検知センサによる検知結果に基づいて副走査方向の色ずれ量を算出し、その色ずれ量から色ずれ補正オフセット値を差し引いた量の色ずれをドット単位に変換し、その変換した量の色ずれを各画像形成部毎の書込ビーム数単位で主副ゲート信号生成部112による各FGATE信号のアサートタイミング(生成タイミング)の可変にて補正し、書込ビーム数未満の色ずれを各画像形成部毎のドラムモータ121の回転速度の可変にて補正する。
【選択図】 図5
Description
この発明は、カラープリンタやカラー複写機等の電子写真方式を用いたカラー画像形成装置に関し、特に色ずれを補正するための技術に関する。
上記のカラー画像形成装置として、例えば特許文献1に見られるように、単一の搬送ベルト(無端移動部材)の回動方向である副走査方向に沿って複数配置された電子写真方式の画像形成部によりそれぞれ形成された各色のトナー画像を、搬送ベルトによって搬送される単一の記録媒体(用紙等)上に順次重ね合わせて転写することによりカラー画像形成を行うものが知られている。
特開2000−305340号公報
このようなカラー画像形成装置では、各画像形成部によって各色のトナーマークを搬送ベルト上に順次形成し、その各トナーマークをCCD等のマーク検出器により検出して、その検出結果に基づいて副走査方向の色ずれ量を算出し、各画像形成部毎のFGATE信号(前記画像データの前記副走査方向の有効期間を示すフレームゲート信号)の生成タイミングを可変することにより、色ずれ量を補正するようにしている。
ところが、色ずれ量を補正する制御を行っても、あるいは算出した色ずれ量が「0」の場合であっても、トナーマークの検出誤差等の要因で通常のカラー画像形成時に色ずれが発生することがある。
ところが、色ずれ量を補正する制御を行っても、あるいは算出した色ずれ量が「0」の場合であっても、トナーマークの検出誤差等の要因で通常のカラー画像形成時に色ずれが発生することがある。
そこで、トナーマークの検出結果から算出した色ずれ量(色ずれ補正値)に予め設定されたオフセット値(色ずれ補正オフセット値)を加えることにより、通常のカラー画像形成時での色ずれをなくすようにしたものも提案されている。なお、色ずれ補正オフセット値は、例えばカラー画像形成装置の設置時等に、サービスマン等による操作部又は外部機器(パーソナルコンピュータ等)上での操作によって設定する。
しかしながら、このようなカラー画像形成装置では、色ずれ量を補正する制御を行う際に、色ずれ補正オフセット値をクリアして、FGATE信号の生成タイミングの設定変更を行うようにしていたため、演算処理部(CPU)等からなる制御部の負荷(特にソフト負荷)が増えるだけでなく、トナーマーク形成が完了するまでの時間が長くなることにより、記録媒体間による色ずれ補正等の制御部による設定タイミング(ソフト設定タイミング)が間に合わなくなる場合があった。
この発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、カラー画像形成装置において、ソフト負荷を軽減し、且つソフト設定タイミングの制約を少なくしつつ、精度よく色ずれ補正を行えるようにすることを目的とする。
この発明は、単一の無端移動部材の回動方向である副走査方向に沿って複数配置された電子写真方式の画像形成部によりそれぞれ形成された各色のトナー画像を、上記無端移動部材あるいは該無端移動部材によって搬送される単一の記録媒体上に順次重ね合わせて転写することによりカラー画像形成を行うカラー画像形成装置において、上記の目的を達成するため、以下のようにしたことを特徴とする。
請求項1の発明によるカラー画像形成装置は、上記各画像形成部にそれぞれ、画像データに応じて変調されたビームを上記副走査方向に直交する主走査方向に反復走査することにより、該副走査方向に回動する像担持体上に静電画像の書き込みを行うビーム走査手段と、該ビーム走査手段によるビームの上記主走査方向ヘの走査の基準タイミングを検出する主走査基準タイミング検出手段とを備え、上記各画像形成部の上記主走査基準タイミング検出手段による検出結果および予め設定された色ずれ補正オフセット値に基づいて、該各画像形成部毎に上記画像データの上記副走査方向の有効期間を示すフレームゲート信号を生成して出力するフレームゲート生成手段と、該フレームゲート生成手段からの各フレームゲート信号のネゲートタイミングから予め設定された期間を経過した時点で上記各画像形成部によって各色のトナーマークを上記無端移動部材上に順次形成させるトナーマーク形成制御手段と、上記フレームゲート信号生成手段からの各フレームゲート信号の生成タイミングを可変させる生成タイミング可変手段と、上記無端移動部材に近接して配置され、上記トナーマークを検知するトナーマーク検知手段と、該トナーマーク検知手段による検知結果に基づいて前記副走査方向の色ずれ量を算出する色ずれ量算出手段と、該色ずれ量算出手段によって算出された色ずれ量から上記色ずれ補正オフセット値を差し引いた量の色ずれを上記生成タイミング可変手段による上記各フレームゲート信号の生成タイミングの可変にて補正する色ずれ補正手段とを設けたものである。
請求項2の発明によるカラー画像形成装置は、請求項1のカラー画像形成装置において、上記各画像形成部の上記像担持体をそれぞれ回動させる各モータの回転速度を可変させる回転速度可変手段を設け、上記色ずれ補正手段が、上記色ずれ量算出手段によって算出された色ずれ量から前記色ずれ補正オフセット値を差し引いた量をドット単位に変換し、その変換された量の色ずれを上記各画像形成部毎の書込ビーム数単位で上記生成タイミング可変手段による上記各フレームゲート信号の生成タイミングの可変にて補正し、書込ビーム数未満の色ずれを上記回転速度可変手段による上記各モータの回転速度の可変にて補正するものである。
請求項3の発明によるカラー画像形成装置は、請求項2のカラー画像形成装置において、上記トナーマーク形成制御手段によるトナーマーク形成の直前に、上記各モータの回転速度可変による色ずれ補正値をクリアする補正値クリア手段を設けたものである。
請求項4の発明によるカラー画像形成装置は、請求項3のカラー画像形成装置において、上記各画像形成部による複数ページの連続カラー画像形成時のページ間に、上記トナーマーク形成制御手段,上記色ずれ量算出手段,および上記色ずれ補正手段によって色ずれ補正制御を行わせるようにしたものである。
請求項4の発明によるカラー画像形成装置は、請求項3のカラー画像形成装置において、上記各画像形成部による複数ページの連続カラー画像形成時のページ間に、上記トナーマーク形成制御手段,上記色ずれ量算出手段,および上記色ずれ補正手段によって色ずれ補正制御を行わせるようにしたものである。
請求項5の発明によるカラー画像形成装置は、請求項1〜4のいずれかのカラー画像形成装置において、上記各画像形成部のビーム走査手段をそれぞれ、画像データに応じて変調された複数のビーム(マルチビーム)を上記副走査方向に直交する主走査方向に反復走査することにより、該副走査方向に回動する像担持体上に静電画像の書き込みを行う手段としたものである。
請求項6の発明によるカラー画像形成装置は、請求項1〜5のいずれかのカラー画像形成装置において、上記無端移動部材を中間転写ベルトとしたものである。
請求項7の発明によるカラー画像形成装置は、請求項1〜5のいずれかのカラー画像形成装置において、上記無端移動部材を記録媒体搬送用ベルトとしたものである。
請求項6の発明によるカラー画像形成装置は、請求項1〜5のいずれかのカラー画像形成装置において、上記無端移動部材を中間転写ベルトとしたものである。
請求項7の発明によるカラー画像形成装置は、請求項1〜5のいずれかのカラー画像形成装置において、上記無端移動部材を記録媒体搬送用ベルトとしたものである。
この発明によれば、カラー画像形成装置が、各画像形成部の主走査基準タイミング検出手段による検出結果および予め設定された色ずれ補正オフセット値に基づいて、各画像形成部毎に画像データの副走査方向の有効期間を示すフレームゲート信号(FGATE信号)を生成して出力するフレームゲート生成手段と、そのフレームゲート信号生成手段からの各フレームゲート信号の生成タイミングを可変させる生成タイミング可変手段とを備え、フレームゲート生成手段からの各フレームゲート信号のネゲートタイミングから予め設定された期間を経過した時点で各画像形成部によって各色のトナーマークを無端移動部材上に順次形成させ、その各トナーマークを検知するトナーマーク検知手段による検知結果に基づいて副走査方向の色ずれ量を算出し、その色ずれ量から色ずれ補正オフセット値を差し引いた量の色ずれを生成タイミング可変手段による各フレームゲート信号の生成タイミングの可変にて補正する。
よって、色ずれ補正制御を行う際に、色ずれ補正オフセット値をクリアしないでトナーマークの形成を開始できるため、そのクリアの処理とフレームゲート信号の生成タイミングの設定変更が不要になる分だけ時間的な余裕が生まれる。また、通常のカラー画像形成時(色ずれ補正オフセット値をクリアしない時)とトナーマーク形成時(色ずれ補正オフセット値をクリアする時)とで別々のタイミングでフレームゲート信号を生成する必要がなくなるため、処理が簡素化される。
したがって、ソフト負荷を軽減し、且つソフト設定タイミングの制約を少なくしつつ、精度よく色ずれ補正を行うことができる。
したがって、ソフト負荷を軽減し、且つソフト設定タイミングの制約を少なくしつつ、精度よく色ずれ補正を行うことができる。
以下、この発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて具体的に説明する。
まず、この発明の一実施形態であるカラー画像形成装置の概略構成および画像形成動作について、図1を参照して説明する。
図1は、そのカラー画像形成装置の概略構成図である。
まず、この発明の一実施形態であるカラー画像形成装置の概略構成および画像形成動作について、図1を参照して説明する。
図1は、そのカラー画像形成装置の概略構成図である。
このカラー画像形成装置において、給紙部9から無端移動部材である記録媒体搬送用ベルト(以下単に「搬送ベルト」と略称する)10上を通り、定着装置11を経て排紙部12に至る破線で示す副走査方向の用紙搬送経路に沿ってY(イエロー)トナーで画像形成を行う画像形成部4Y、M(マゼンタ)トナーで画像形成を行う画像形成部4M、C(シアン)トナーで画像形成を行う画像形成部4C、BK(ブラック)トナーで画像形成を行う画像形成部4BKが後述するレーザ書込装置(ビーム走査手段および主走査基準タイミング検出手段を備えたものに相当する)と共に配列されており、給紙部9から給紙される記録紙等の記録媒体がこれらの各画像形成部4(4Y,4M,4C,4BK)を通過する度に異なる色(Y,M,C,BK)のトナー画像が順次転写され、最終的に4色の重ね合わせによるカラー画像が得られる。
各画像形成部4(4Y,4M,4C,4BK)は、像担持体であるドラム状の感光体1(1Y,1M,1C,1BK)、この感光体1の周囲にそれぞれ配置された帯電装置2(2Y,2M,2C,2BK)、現像装置3(3Y,3M,3C,3BK)、レーザ書込装置8(8Y,8M,8C,8BK)等から構成されている。
感光体1(1Y,1M,1C,1BK)の表面(外周面)はそれぞれ、帯電装置2(2Y,2M,2C,2BK)によって一様に帯電された後、レーザ書込装置8(8Y,8M,8C,8BK)からのレーザビームにより出力すべき画像に対応するパターンで露光され、感光体1の表面上に静電潜像(静電画像)が形成される。
感光体1(1Y,1M,1C,1BK)の表面(外周面)はそれぞれ、帯電装置2(2Y,2M,2C,2BK)によって一様に帯電された後、レーザ書込装置8(8Y,8M,8C,8BK)からのレーザビームにより出力すべき画像に対応するパターンで露光され、感光体1の表面上に静電潜像(静電画像)が形成される。
この各静電潜像はそれぞれ、現像装置3(3Y,3M,3C,3BK)からのトナーによって現像されることにより可視像化され、各色のトナー画像が形成される。そして、この各色のトナー画像が記録媒体上に順次重ね合わせて転写される。
その転写後に、各感光体1(1Y,1M,1C,1BK)の表面に残った各トナーは、クリーニング装置5(5Y,5M,5C,5BK)により除去される。
その転写後に、各感光体1(1Y,1M,1C,1BK)の表面に残った各トナーは、クリーニング装置5(5Y,5M,5C,5BK)により除去される。
図示しないパーソナルコンピュータ等の外部機器又は原稿の画像を読み取る画像読取装置等から送られてくる画像データ(色分解画像信号)は、その強度レベルを基にして図示しない画像処理部で色変換処理が施されて、Y,M,C,BKのカラー画像データに変換され、この各色のカラー画像データがその各色に対応する画像形成部4(4Y,4M,4C,4BK)にそれぞれ送られ、各レーザ書込装置8(8Y,8M,8C,8BK)により露光が行われる。これらのレーザ書込装置8には、同じ構成のものが用いられている。
この各レーザ書込装置8(8Y,8M,8C,8BK)はそれぞれ、単数又は複数の半導体レーザからの画像データに応じて変調されたレーザビームをポリゴンミラー6(6Y,6M,6C,6BK)で反射させ、更にfθレンズ等の走査結像光学系7(7Y,7M,7C,7BK)で光路を折り曲げ且つ光径を絞り、感光体1(1Y,1M,1C,1BK)の表面を露光するようになっている。このとき、ポリゴンミラー6の回転により、半導体レーザからのレーザビームが感光体1の軸方向と平行な主走査方向に反復走査され、感光体1の回転(回動)により、感光体1の軸方向と直交する副走査方向に入射されて露光され、静電画像の書き込みが行われる。
各色の位置合わせは、給紙部9から給紙ローラ9aによって給紙された記録媒体がレジストローラ9bから搬送ベルト10によって各色の転写位置に搬送されるタイミングと、各感光体1(1Y,1M,1C,1BK)上のトナー画像が転写位置に移動されるタイミングが各色全て一致するように露光開始時間を設定することによって行われる。
各色のトナー画像を記録媒体へ重ね合わせて転写した後、その記録媒体は定着装置11に送られ、その定着装置11を通過する間に記録媒体上の合成トナー画像(フルカラートナー画像)が定着され、排紙部12に排紙される。
各色のトナー画像を記録媒体へ重ね合わせて転写した後、その記録媒体は定着装置11に送られ、その定着装置11を通過する間に記録媒体上の合成トナー画像(フルカラートナー画像)が定着され、排紙部12に排紙される。
このようなカラー画像形成装置では、各画像形成部4(4Y,4M,4C,4BK)間での感光体軸間距離の誤差、同じく感光体平行度誤差、各レーザ書込装置8(8Y,8M,8C,8BK)における折り返しミラーなど光学系の設置誤差や書き込みタイミング誤差等により、本来重ならなければならない位置に各色トナー画像が位置せず、このため色が重ならずに、ずれた画像が形成される問題が発生する。
このようなずれた画像は、初期的に調整を行っても、画像形成部4を納めた作像ユニットの交換、メンテナンス、製品の運搬等によってずれるばかりか、複数ページ(複数枚)の画像形成後の機内温度上昇による機構の熱膨張によっても経時的に誤差が変動するため、より短いレンジで調整を行う必要がでてくる。
そこで、搬送ベルト10に特定のトナーマーク(レジストマーク)を形成させ、そのトナーマークを備え付けのマーク検出器(CCD等)によって検出し(読み取り)、各色の画像位置を認識することにより、色ずれを検出して補正するが、それについては追って説明する。
そこで、搬送ベルト10に特定のトナーマーク(レジストマーク)を形成させ、そのトナーマークを備え付けのマーク検出器(CCD等)によって検出し(読み取り)、各色の画像位置を認識することにより、色ずれを検出して補正するが、それについては追って説明する。
ここで、色ずれ検知手段の一例を図2を用いて以下に説明する。
図2は図1に示したカラー画像形成装置の搬送ベルト周りの要部構成のみを示しており、搬送ベルト10と、各画像形成部4(4Y,4M,4C,4BK)の感光体1(1Y,1M,1C,1BK)と、その各感光体1上に形成され、搬送ベルト10上に転写された各色のトナーマーク13と、搬送ベルト10の感光体1BKより下流に備えられ、トナーマーク13を検知するトナーマーク検知センサ14(トナーマーク検知手段)とを示している。
図2は図1に示したカラー画像形成装置の搬送ベルト周りの要部構成のみを示しており、搬送ベルト10と、各画像形成部4(4Y,4M,4C,4BK)の感光体1(1Y,1M,1C,1BK)と、その各感光体1上に形成され、搬送ベルト10上に転写された各色のトナーマーク13と、搬送ベルト10の感光体1BKより下流に備えられ、トナーマーク13を検知するトナーマーク検知センサ14(トナーマーク検知手段)とを示している。
この例では、搬送ベルト10は透明であり、主走査方向のベルト両端側にそれぞれトナーマーク13を形成し、これら両端側のトナーマーク13に対応して搬送ベルト10の感光体1BKより下流の両端側に発光素子15とスリット16および受光素子17からなるトナーマーク検知センサ14を設け、この2つのトナーマーク検知センサ14によるトナーマーク13の検知結果に基づいて搬送ベルト10の両端でのレジスト位置ずれ(色ずれ)量を算出可能にしている。
図3は、一方(片側)のトナーマーク検知センサ14の構成を拡大して示す要部斜視図である。
図3において、搬送ベルト10上のトナーマーク13は、光書き込みの走査方向(主走査方向)に平行なラインaと、主走査方向に対して特定の角度(例えば45°)をもったラインbを対として、各色毎に形成される。
そして、ラインaによりレジストずれを検知し、ラインbにより主走査方向のずれを検知する。
図3において、搬送ベルト10上のトナーマーク13は、光書き込みの走査方向(主走査方向)に平行なラインaと、主走査方向に対して特定の角度(例えば45°)をもったラインbを対として、各色毎に形成される。
そして、ラインaによりレジストずれを検知し、ラインbにより主走査方向のずれを検知する。
トナーマーク13が通過する位置にはトナーマーク検知センサ14が配置されており、このトナーマーク検知センサ14は、発光素子15と、その発光素子15に対して搬送ベルト10を挾んで対向して配置されたスリット16および受光素子17とによって構成されている。
発光素子15としては、搬送ベルト10上のトナーマーク13に光を照射するLED(発光ダイオード)が使用されている。
スリット16は、光遮光性のプレートにトナーマーク13の形状に合うように透過窓を開けたものである。
発光素子15としては、搬送ベルト10上のトナーマーク13に光を照射するLED(発光ダイオード)が使用されている。
スリット16は、光遮光性のプレートにトナーマーク13の形状に合うように透過窓を開けたものである。
受光素子17としては、スリット16の透過窓を介して発光素子(LED)15からの光を受光するPD(フォトダイオード)が用いられている。
トナーマーク検知センサ14の受光素子17は、搬送ベルト10のトナーマーク13が無い部位では、透明な搬送ベルト10を透過した光をスリット16を介してそのまま受光し、トナーマーク13が形成された部位では、スリット16の位置とトナーマーク13とが一致したときにトナーマーク13によって遮光された光を受光する。
したがって、トナーマーク検知センサ14は、この受光素子17の受光光量の差によってトナーマーク13が通過したタイミングを検知する。
トナーマーク検知センサ14の受光素子17は、搬送ベルト10のトナーマーク13が無い部位では、透明な搬送ベルト10を透過した光をスリット16を介してそのまま受光し、トナーマーク13が形成された部位では、スリット16の位置とトナーマーク13とが一致したときにトナーマーク13によって遮光された光を受光する。
したがって、トナーマーク検知センサ14は、この受光素子17の受光光量の差によってトナーマーク13が通過したタイミングを検知する。
トナーマーク検知センサ14の検知信号としては、図4に示すような波形のものが得られ、この検知信号は、後述するエンジン制御部に送られる。
エンジン制御部は、各色のトナーマーク13の主走査方向(時間tに直交する方向)に平行に形成されたラインaのピーク時間の差分Δtfによって副走査方向のレジストずれを算出し、斜めに作られたラインbのピーク時間の差分Δtsによって主走査方向のレジストずれを割り出す。また、走査線の斜めずれや、倍率ずれの算出は、これら演算処理の応用で同様に割り出すことができる。
そして、制御部は、これらの算出結果に基づいて補正動作を行う。
エンジン制御部は、各色のトナーマーク13の主走査方向(時間tに直交する方向)に平行に形成されたラインaのピーク時間の差分Δtfによって副走査方向のレジストずれを算出し、斜めに作られたラインbのピーク時間の差分Δtsによって主走査方向のレジストずれを割り出す。また、走査線の斜めずれや、倍率ずれの算出は、これら演算処理の応用で同様に割り出すことができる。
そして、制御部は、これらの算出結果に基づいて補正動作を行う。
図5は、図1の各レーザ書込装置8(8Y,8M,8C,8BK)をそれぞれ構成する書込ユニットおよび書込制御部を示す構成図である。但し、マルチビーム(複数本のレーザビーム)の反復走査によって静電画像を書き込むものとする。
各レーザ書込装置8はそれぞれ、図5に示す書込ユニットおよび書込制御部によって構成されている。なお、各レーザ書込装置8の書込制御部を1つにまとめ、エンジン制御部120に内蔵してもよい。
各レーザ書込装置8はそれぞれ、図5に示す書込ユニットおよび書込制御部によって構成されている。なお、各レーザ書込装置8の書込制御部を1つにまとめ、エンジン制御部120に内蔵してもよい。
書込ユニットは、半導体レーザ(以下「LD」と称す)101,102,ポリゴンミラー6,fθレンズ(走査結像光学系)7,防塵ガラス104,反射ミラー105,および2つの同期検知板(同期検知センサ)106a,106bから構成されている。
書込制御部は、LD制御部107,ポリゴン制御部108,LD駆動データ生成部110,画素クロック生成部111,主副ゲート信号生成部112,および画像処理部113から構成されている。
書込制御部は、LD制御部107,ポリゴン制御部108,LD駆動データ生成部110,画素クロック生成部111,主副ゲート信号生成部112,および画像処理部113から構成されている。
書込ユニットでは、LD101,102からのレーザビーム(マルチビーム)は、ポリゴンミラー6によりスキャン(走査)され、fθレンズ7を通り、防塵ガラス104を透過して感光体1(図1)側に出射される。
ポリゴン制御部108は、図示しないポリゴンモータの回転を制御することにより、ポリゴンミラー6の回転制御を行う。
感光体1における主走査方向の有効画像領域の前側(マルチビームの主走査方向の有効書込開始位置)および後側(マルチビームの主走査方向の有効書込終了位置)には、フォトダイオード等の光電変換素子および信号波形整形回路からなる同期検知板106a,106bが設けられている。
ポリゴン制御部108は、図示しないポリゴンモータの回転を制御することにより、ポリゴンミラー6の回転制御を行う。
感光体1における主走査方向の有効画像領域の前側(マルチビームの主走査方向の有効書込開始位置)および後側(マルチビームの主走査方向の有効書込終了位置)には、フォトダイオード等の光電変換素子および信号波形整形回路からなる同期検知板106a,106bが設けられている。
感光体1を走査する直前のマルチビームは、主走査方向の有効画像領域の前側に配置された同期検知板106aに入力されるため、その同期検知板106aが、そのマルチビームを検知することにより、マルチビームの主走査方向の有効書込開始位置を規定する(主走査方向の位置合わせを行う)ための同期検知信号を生成して出力する。よって、同期検知板106aは主走査基準タイミング検出手段に相当する。
感光体1を走査した直後のマルチビームは、主走査方向の有効画像領域の後側に配置された同期検知板106bに入力されるため、その同期検知板106bが、そのマルチビームを検知することにより、マルチビームの主走査方向の有効書込終了位置を規定するための同期検知信号を生成して出力する。
同期検知板106a,106bからの同期検知信号は、主副ゲート信号生成部112へ入力される。
同期検知板106a,106bからの同期検知信号は、主副ゲート信号生成部112へ入力される。
主副ゲート信号生成部112は、同期検知板106aからの同期検知信号と画素クロック生成部111からの画素クロックとエンジン制御部120からのプリントスタート(XSTART)信号とに基づいて、画像データの主走査方向の有効期間を示すフレームゲート(LGATE)信号および画像データの副走査方向の有効期間を示すフレームゲート(FGATE)信号を生成してLD駆動データ生成部110へ出力することにより、感光体1における主走査方向および副走査方向の有効画像領域に対するマルチビームによる静電画像の書き込みタイミングの制御を行う。よって、主副ゲート信号生成部112がフレームゲート生成手段としての機能を果たす。
この主副ゲート信号生成部112はまた、同期検知板106a,106bからの同期検知信号の入力により、同期検知板106a,106b間をマルチビームが走査する時間を測定し、予め設定された基準時間(理想的な走査が行われた場合における走査時間)と比較し、走査時間のずれ量を求め、そのずれ量を補正する位相データを生成して画素クロック生成部111へ出力することもできる。
この主副ゲート信号生成部112は更に、エンジン制御部からの指示によってLGATE信号およびFGATE信号の生成タイミングをそれぞれ可変することもできる。
この主副ゲート信号生成部112は更に、エンジン制御部からの指示によってLGATE信号およびFGATE信号の生成タイミングをそれぞれ可変することもできる。
画素クロック生成部111は、図示しない水晶発振器からなるクロック発生回路からの基準クロックに基づいて画素クロックを生成するPLL(Phase Locked Loop)回路と、PLL回路からの画素クロックの位相を主副ゲート信号生成部112からの位相データに基づいて変更(シフト)する位相シフト回路とを備えている。
画素クロック生成部111は、PLL回路によって生成された画素クロック(必要に応じて位相シフト回路により位相がシフトされる)を、画像処理部113とLD駆動データ生成部110へ出力する。
画素クロック生成部111は、PLL回路によって生成された画素クロック(必要に応じて位相シフト回路により位相がシフトされる)を、画像処理部113とLD駆動データ生成部110へ出力する。
画像処理部113は、画素クロック生成部111からの画素クロックと主副ゲート信号生成部112からのLGATE信号およびFGATE信号とに基づいて、外部機器又は画像読取装置等から送られてくる画像データに対して色変換処理を含む画像処理を施し、その画像処理した画像データをLD駆動データ生成部110へ出力する。
LD駆動データ生成部110は、画素クロック生成部111からの画素クロックと主副ゲート信号生成部112からのLGATE信号およびFGATE信号とに基づいて、画像処理部113からの画像データをLD駆動データ(変調データ)に変換し、LD制御部107を介してLD101,102を変調駆動することにより、LD101,102から対応するレーザビームを射出させる。
LD駆動データ生成部110は、画素クロック生成部111からの画素クロックと主副ゲート信号生成部112からのLGATE信号およびFGATE信号とに基づいて、画像処理部113からの画像データをLD駆動データ(変調データ)に変換し、LD制御部107を介してLD101,102を変調駆動することにより、LD101,102から対応するレーザビームを射出させる。
エンジン制御部120は、演算処理部(CPU),メモリ(RAM,ROM等),入出力回路(I/O),クロック発生回路、カウンタ回路、各種制御回路等から構成されており、各画像形成部4(4Y,4M,4C,4BK)のレーザ書込装置8(8Y,8M,8C,8BK)を制御したり、感光体1(1Y,1M,1C,1BK)をそれぞれ回転させる各ドラムモータ121(図示の都合上1つのみ図示)を制御し、クロック周波数を変更することにより感光体1の回転速度を調整するなど、エンジンユニット全体の制御を行う。
ここで、このエンジン制御部120のCPUは、メモリ内の制御プログラムを実行し、各トナーマーク検知センサ14(図2参照)の検知信号(検知結果)に基づいて各画像形成部4の書込制御部(図5参照),およびドラムモータ121を制御することにより、この発明に関わる機能であるトナーマーク形成制御手段,生成タイミング可変手段,色ずれ量算出手段,色ずれ補正手段,回転速度可変手段,および補正値クリア手段としての機能を果たす。
以下、このように構成されたカラー画像形成装置におけるこの発明に関わる副走査方向の色ずれ補正制御について、図6〜図8を参照して具体的に説明する。なお、実際には主走査方向の色ずれ補正制御も行うが、説明の都合上、その制御の説明は省略する。また、ここでは、図5に示したレーザ書込装置を用いるものとする。
図6は、エンジン制御部120のCPUによる副走査方向の色ずれ補正制御の一例を示すフローチャートである。
図6は、エンジン制御部120のCPUによる副走査方向の色ずれ補正制御の一例を示すフローチャートである。
図7は、通常のカラー画像形成時のXSTART信号および各FGATE信号の一例を示すタイミングチャートである。なお、これらの信号のローレベル“L”をアサート、ハイレベル“H”をネゲートとする。
図8は、通常の連続カラー画像形成時に副走査方向の書込ビーム数単位の色ずれ補正を行う場合のXSTART信号および各FGATE信号の一例を示すタイミングチャートである。
図8は、通常の連続カラー画像形成時に副走査方向の書込ビーム数単位の色ずれ補正を行う場合のXSTART信号および各FGATE信号の一例を示すタイミングチャートである。
エンジン制御部120のCPUは、カラー画像形成装置の図示しない操作部上の操作又は外部機器上の操作によってコピー又はプリントの指示がなされ、画像読取装置によって画像データが読み取られた場合、外部機器から画像データを受信した場合、あるいは外部機器から受信した文字コード等の印刷データに基づいて画像データを作成するプリンタコントローラ(図示省略)からの画像データを受信した場合に、各画像形成部4の書込制御部の主副ゲート信号生成部112(図5)へ色ずれ補正オフセット値を加算したFGATEアサート設定値,画像領域幅(画像データの副走査方向の有効期間に相当する)設定値,トナーマーク形成開始位置設定値,およびトナーマーク領域幅設定値を含む各種初期値をロードし、所定のタイミングで図7の(a)に示すように各画像形成部4の書込制御部へのXSTART信号を短時間だけアサートする(“L”にする)。
各画像形成部4の書込制御部の主副ゲート信号生成部112はそれぞれ、副走査カウンタとトナーマークカウンタとを備えている。副走査カウンタは、副走査方向の画像領域(画像データの副走査方向の有効期間に相当する)内での画像書込開始と終了を指示するために使用される。トナーマークカウンタは、副走査方向のトナーマーク領域(トナーマーク用のデータの副走査方向の有効期間)内でのトナーマーク書込開始と終了を指示するために使用される。これらのカウンタは、この例では、2LD書込(2つのLD101,102からのレーザビームの反復走査による静電画像の書き込み)であるため、ポリゴンミラー6が1回転するのに要する時間経過毎に「2(書込ビーム数)」ずつカウントアップする。
各画像形成部4の書込制御部の主副ゲート信号生成部112は、エンジン制御部120から各種初期値がロードされると、その各種初期値をそれぞれ各レジスタに設定し、エンジン制御部120からのXSTART信号のアサートタイミング(図7,図8参照)で副走査カウンタにカウントアップ動作を「0」から開始させる。
そして、副走査カウンタのカウント値がFGATEアサート設定値に到達した時に、FGATE(XPFGATE_Y,XPFGATE_M,XPFGATE_C,XPFGATE_BK)信号をアサートする(アサートしたFGATE信号を生成出力する)。
そして、副走査カウンタのカウント値がFGATEアサート設定値に到達した時に、FGATE(XPFGATE_Y,XPFGATE_M,XPFGATE_C,XPFGATE_BK)信号をアサートする(アサートしたFGATE信号を生成出力する)。
それによって、各画像形成部4の書込制御部内の画像処理部113およびLD駆動データ生成部110が、FGATE信号のアサートタイミングを基準に前述したカラー画像形成のための動作を行う。
そして、副走査カウンタのカウント値がFGATEアサート設定値と画像領域幅設定値の合計値に到達した時に、FGATE信号をネゲートし、1ページ(1枚)目のカラー画像形成が完了する。
そして、副走査カウンタのカウント値がFGATEアサート設定値と画像領域幅設定値の合計値に到達した時に、FGATE信号をネゲートし、1ページ(1枚)目のカラー画像形成が完了する。
エンジン制御部120は、カウンタ回路として画像形成ページ数カウンタを備えている。この画像形成ページ数カウンタは、1ページ分の画像形成が完了する毎にCPUによってカウントアップ(+1)し、カウント値が予め設定された値(トナーマーク形成実行間隔値)に達すると、次のカウントアップまでの間にCPUによって「0」にクリアされるようになっている。
エンジン制御部120のCPUは、画像形成部4YからのFGATE信号のネゲートタイミングを基準に2ページ目の画像形成開始タイミングを計り、この例では、画像形成ページ数カウンタのカウント値が予め設定された値(トナーマーク形成実行間隔値)に達しているので、各画像形成部4の書込制御部へのXSTART信号を再び短時間だけアサートすると共に、トナーマーク形成開始を各画像形成部4の書込制御部に指示する。この指示は、例えばトナーマーク形成実行間隔値が「10」であれば、10ページ分の画像形成が完了する毎に行われることになる。
それによって、各画像形成部4の書込制御部では、1ページ分のカラー画像形成時と同様の動作が行われる。
そして、副走査カウンタのカウント値が再びFGATEネゲート設定値に到達した時に、FGATE信号をネゲートし、2ページ目のカラー画像形成が完了する。
各画像形成部4の書込制御部の主副ゲート信号生成部112はそれぞれ、トナーマーク形成開始の指示を受けているため、FGATE信号のネゲートタイミングでトナーマークカウンタにカウントアップ動作を「0」から開始させ、そのトナーマークカウンタのカウント値がトナーマーク形成開始設定値(図8のトナーマーク形成遅延量に相当する)に達すると、FGATE信号をアサートする。
そして、副走査カウンタのカウント値が再びFGATEネゲート設定値に到達した時に、FGATE信号をネゲートし、2ページ目のカラー画像形成が完了する。
各画像形成部4の書込制御部の主副ゲート信号生成部112はそれぞれ、トナーマーク形成開始の指示を受けているため、FGATE信号のネゲートタイミングでトナーマークカウンタにカウントアップ動作を「0」から開始させ、そのトナーマークカウンタのカウント値がトナーマーク形成開始設定値(図8のトナーマーク形成遅延量に相当する)に達すると、FGATE信号をアサートする。
それによって、各画像形成部4の書込制御部内の画像処理部113およびLD駆動データ生成部110が、FGATE信号のアサートタイミングを基準に前述したトナーマーク形成のための動作を行う。
そして、トナーマークカウンタのカウント値がトナーマーク形成開始設定値とトナーマーク領域幅設定値の合計値に到達した時に、FGATE信号をネゲートし、トナーマーク形成が完了する。
そして、トナーマークカウンタのカウント値がトナーマーク形成開始設定値とトナーマーク領域幅設定値の合計値に到達した時に、FGATE信号をネゲートし、トナーマーク形成が完了する。
一方、エンジン制御部120のCPUは、画像形成ページ数カウンタのカウント値がトナーマーク形成実行間隔値に達した直後のFGATE信号のアサートタイミングで図6に示す副走査方向の色ずれ制御を開始する。
そしてまず、ステップS1で各ドラムモータ121の回転速度可変による色ずれ補正値をクリアし、ステップS2で図2によって説明したように各画像形成部4(4Y,4M,4C,4BK)によって各色のトナーマーク13を搬送ベルト10上に順次形成させる。なお、上記色ずれ補正値は、色ずれ制御を開始する直前の各FGATE信号のネゲートタイミングからトナーマーク形成開始までの間にクリアすればよい。
そしてまず、ステップS1で各ドラムモータ121の回転速度可変による色ずれ補正値をクリアし、ステップS2で図2によって説明したように各画像形成部4(4Y,4M,4C,4BK)によって各色のトナーマーク13を搬送ベルト10上に順次形成させる。なお、上記色ずれ補正値は、色ずれ制御を開始する直前の各FGATE信号のネゲートタイミングからトナーマーク形成開始までの間にクリアすればよい。
次に、ステップS3で各トナーマーク検知センサ14の検知信号に基づいて副走査方向の色ずれ量を算出し、ステップS4でその色ずれ量から色ずれ補正オフセット値を差し引いた量の色ずれの補正を行う。つまり、その色ずれ量から色ずれ補正オフセット値を差し引いた量をドット(dot)単位に変換し、その変換した量の色ずれを各画像形成部4毎の2ライン(書込ビーム数)単位で主副ゲート信号生成部112による各FGATE信号のアサートタイミング(生成タイミング)の可変にて補正し、1ライン(書込ビーム数未満)の色ずれを各画像形成部4毎のドラムモータ121の回転速度の可変にて補正する。各FGATE信号のアサートタイミングを変更する場合、主副ゲート信号生成部112へのFGATEアサート設定値を変更する。
エンジン制御部120のCPUは、トナーマーク形成完了時の画像形成部4YからのFGATE信号のネゲートタイミングを基準に3ページ目の画像形成開始タイミングを計り、この例では、画像形成ページ数カウンタのカウント値がトナーマーク形成実行間隔値に達していないので、各画像形成部4の書込制御部へのXSTART信号を再び短時間だけアサートする。
それによって、各画像形成部4の書込制御部では、1ページ分のカラー画像形成時と同様の動作が行われる。
そして、副走査カウンタのカウント値が再びFGATEネゲート設定値に到達した時に、FGATE信号をネゲートし、3ページ目のカラー画像形成が完了する。
以後、指定された全ページのカラー画像形成が終了するまで、上述の動作が繰り返し行われる。
そして、副走査カウンタのカウント値が再びFGATEネゲート設定値に到達した時に、FGATE信号をネゲートし、3ページ目のカラー画像形成が完了する。
以後、指定された全ページのカラー画像形成が終了するまで、上述の動作が繰り返し行われる。
次に、図6のステップS4の副走査方向の色ずれ補正について、もう少し詳細に説明する。
ステップS3の副走査方向の色ずれ量の算出結果からFAGTE信号による補正値と感光体速度による補正値の算出式を示す。但し、2LD書込時は600〔dpi〕となる。
トナーマーク検知結果に基づいて算出した副走査方向の色ずれ量であるライン単位の色ずれ量〔line〕は、トナーマーク形成時にライン単位の色ずれ補正オフセット値〔line〕をクリアしていないため、その色ずれ補正オフセット値を減算することにより、正しい値となる。なお、その色ずれ量は、例えばBKに対するC,M,Yのずれ量とする。
トナーマーク検知結果に基づいて算出したCのライン単位のずれ量をΔMarkHori_Cy、色ずれ補正オフセット値をoffset_Cyとした場合、Cのライン単位の正しい色ずれ量は次式によって算出できる。
ステップS3の副走査方向の色ずれ量の算出結果からFAGTE信号による補正値と感光体速度による補正値の算出式を示す。但し、2LD書込時は600〔dpi〕となる。
トナーマーク検知結果に基づいて算出した副走査方向の色ずれ量であるライン単位の色ずれ量〔line〕は、トナーマーク形成時にライン単位の色ずれ補正オフセット値〔line〕をクリアしていないため、その色ずれ補正オフセット値を減算することにより、正しい値となる。なお、その色ずれ量は、例えばBKに対するC,M,Yのずれ量とする。
トナーマーク検知結果に基づいて算出したCのライン単位のずれ量をΔMarkHori_Cy、色ずれ補正オフセット値をoffset_Cyとした場合、Cのライン単位の正しい色ずれ量は次式によって算出できる。
ΔHori_Cy〔um〕
=(ΔMarkHori_Cy〔line〕−offset_Cy〔line〕)
×25.4/600×1000・・・(1)式
なお、M,Yのライン単位の正しい色ずれ量も同様の式によって算出できるため、説明を省略する。
ここで、正しい色ずれ量ΔHori_Cy,ΔHori_Ma,ΔHori_Ye〔um〕を副走査ライン数として表したものをΔHori_Cy_l,ΔHori_Ma_l,ΔHori_Ye_l〔line〕とすると、600〔dpi〕に対し、以下の通りとなる。M,Yの正しい色ずれ量については省略する。
=(ΔMarkHori_Cy〔line〕−offset_Cy〔line〕)
×25.4/600×1000・・・(1)式
なお、M,Yのライン単位の正しい色ずれ量も同様の式によって算出できるため、説明を省略する。
ここで、正しい色ずれ量ΔHori_Cy,ΔHori_Ma,ΔHori_Ye〔um〕を副走査ライン数として表したものをΔHori_Cy_l,ΔHori_Ma_l,ΔHori_Ye_l〔line〕とすると、600〔dpi〕に対し、以下の通りとなる。M,Yの正しい色ずれ量については省略する。
まず、整数部をmc600、小数部fc600とすれば、次式の関係となる。
ΔHori_Cy_l〔line〕=mc600+fc600・・・(2)式
mc600は、次式によって算出できる。
mc600=(int)(ΔHori_Cy/(25.4×1000/600))
fc600、次式によって算出できる。但し、少数点第4位までとする。
fc600=(ΔHori_Cy/(25.4×1000/600))−mc600
ΔHori_Cy_l〔line〕=mc600+fc600・・・(2)式
mc600は、次式によって算出できる。
mc600=(int)(ΔHori_Cy/(25.4×1000/600))
fc600、次式によって算出できる。但し、少数点第4位までとする。
fc600=(ΔHori_Cy/(25.4×1000/600))−mc600
(2)式から、600〔dpi〕に対して以下の関係となる。但し、調整補正単位が2ラインのため、mc600を偶数値の場合と奇数値の場合に分け、以下のように補正する。
mc600が偶数値の場合、ΔHori_Cy_lは次式によって算出できる。
ΔHori_Cy_l=mc600+fc600
この場合、mc600(整数部)およびfc600(小数部)はそのまま使用できる(mc600←mc600、fc600←fc600)
mc600が偶数値の場合、ΔHori_Cy_lは次式によって算出できる。
ΔHori_Cy_l=mc600+fc600
この場合、mc600(整数部)およびfc600(小数部)はそのまま使用できる(mc600←mc600、fc600←fc600)
mc600が奇数値の場合、ΔHori_Cy_lは次式によって算出できる。
ΔHori_Cy_l=(mc600+1)+(fc600−1)
この場合、mc600に「1」を加算し、fc600から「1」を減算する(mc600←mc600+1、fc600←fc600−1、−2<fc600<2)
このようなアルゴリズムにより、求められた整数部mc600と色ずれ補正オフセット値offset_Cyとの合計値をFGATEアサート設定値とし、FAGTE信号の生成タイミング(アサートタイミング)を変更することにより、2ライン単位で色ずれを補正できる。
なお、M,Yの色ずれについても同様の演算を行うことによって補正できる。
ΔHori_Cy_l=(mc600+1)+(fc600−1)
この場合、mc600に「1」を加算し、fc600から「1」を減算する(mc600←mc600+1、fc600←fc600−1、−2<fc600<2)
このようなアルゴリズムにより、求められた整数部mc600と色ずれ補正オフセット値offset_Cyとの合計値をFGATEアサート設定値とし、FAGTE信号の生成タイミング(アサートタイミング)を変更することにより、2ライン単位で色ずれを補正できる。
なお、M,Yの色ずれについても同様の演算を行うことによって補正できる。
この実施形態のカラー画像形成装置によれば、以下の(a)〜(d)に示す作用効果を得られる。
(a)エンジン制御部120のCPUが、主副ゲート信号生成部112からの各FGATE信号のネゲートタイミングから予め設定された期間を経過した時点で各画像形成部4によって各色のトナーマークを搬送ベルト上に順次形成させ、その各トナーマークを検知するトナーマーク検知センサによる検知結果に基づいて副走査方向の色ずれ量(色ずれ補正値)を算出し、その色ずれ量から色ずれ補正オフセット値を差し引いた量の色ずれを主副ゲート信号生成部112による各FGATE信号の生成タイミングの可変にて補正することにより、以下に示すような効果を得ることができる。
(a)エンジン制御部120のCPUが、主副ゲート信号生成部112からの各FGATE信号のネゲートタイミングから予め設定された期間を経過した時点で各画像形成部4によって各色のトナーマークを搬送ベルト上に順次形成させ、その各トナーマークを検知するトナーマーク検知センサによる検知結果に基づいて副走査方向の色ずれ量(色ずれ補正値)を算出し、その色ずれ量から色ずれ補正オフセット値を差し引いた量の色ずれを主副ゲート信号生成部112による各FGATE信号の生成タイミングの可変にて補正することにより、以下に示すような効果を得ることができる。
すなわち、色ずれ補正制御を行う際に、色ずれ補正オフセット値をクリアしないでトナーマークの形成を開始できるため、そのクリアの処理とFGATE信号の生成タイミングの設定変更が不要になる分だけ時間的な余裕が生まれる。また、通常のカラー画像形成時(色ずれ補正オフセット値をクリアしない時)とトナーマーク形成時(色ずれ補正オフセット値をクリアする時)とで別々のタイミングでFGATE信号を生成する必要がなくなるため、処理が簡素化される。
したがって、ソフト負荷を軽減し、且つソフト設定タイミングの制約を少なくしつつ、精度よく色ずれ補正を行うことができる。
したがって、ソフト負荷を軽減し、且つソフト設定タイミングの制約を少なくしつつ、精度よく色ずれ補正を行うことができる。
(b)算出した副走査方向の色ずれ量から色ずれ補正オフセット値を差し引いた量の色ずれをドット単位に変換し、その変換した量の色ずれを各画像形成部4毎の2ライン(書込ビーム数)単位で主副ゲート信号生成部112による各FGATE信号のアサートタイミング(生成タイミング)の可変にて補正し、1ライン(書込ビーム数未満)の色ずれを各画像形成部4毎のドラムモータ121の回転速度の可変にて補正するようにすれば、書込ビーム数に関係なく高精度の色ずれ補正を行うことができる。
(c)各画像形成部4によるトナーマーク形成の直前に各ドラムモータ121の回転速度可変による色ずれ補正値をクリアすることにより、更に高精度の色ずれ補正を行うことができる。
(d)複数ページの連続カラー画像形成時のページ間に副走査方向の色ずれ補正を行うことにより、多ページの連続カラー画像形成を行う場合でも高品質のカラー画像を得ることができる。
(d)複数ページの連続カラー画像形成時のページ間に副走査方向の色ずれ補正を行うことにより、多ページの連続カラー画像形成を行う場合でも高品質のカラー画像を得ることができる。
なお、前述した色ずれ補正制御は、2本のレーザビームによる書き込みを行うレーザ書込装置を使用する場合だけでなく、1本又は3本以上のレーザビームによる書き込みを行うレーザ書込装置を使用する場合でも、実行することができる。
以上、この発明を、記録媒体搬送用ベルトを用いたカラー画像形成装置に適用した実施形態について説明したが、この発明はこれに限らず、他の無端移動部材(中間転写ベルト)を用いたカラー画像形成装置にも適用可能である。
以上、この発明を、記録媒体搬送用ベルトを用いたカラー画像形成装置に適用した実施形態について説明したが、この発明はこれに限らず、他の無端移動部材(中間転写ベルト)を用いたカラー画像形成装置にも適用可能である。
以上の説明から明らかなように、この発明のカラー画像形成装置によれば、ソフト負荷を軽減し、且つソフト設定タイミングの制約を少なくしつつ、精度よく色ずれ補正を行うことができる。したがって、この発明を利用すれば、高品位の画像を安定して取得可能な画像形成装置を提供することができる。
1Y,1M,1C,1BK:感光体 2Y,2M,2C,2BK:帯電装置
3Y,3M,3C,3BK:現像装置 4Y,4M,4C,4BK:画像形成部
5Y,5M,5C,5BK:クリーニング装置
6Y,6M,6C,6BK:ポリゴンミラー
7Y,7M,7C,7BK:走査結像光学系(fθレンズ)
8Y,8M,8C,8BK:レーザ書込装置 9:給紙部 9a:給紙ローラ
9b:レジストローラ 10:搬送ベルト 11:定着装置 12:排紙部
13:トナーマーク 14:トナーマーク検知センサ 15:発光素子(LED)
16:スリット 17:受光素子(PD) 101,102:半導体レーザ(LD)
104:防塵ガラス 105:反射ミラー 106a,106b:同期検知板
107:LD制御部 108:ポリゴン制御部 110:LD駆動データ生成部
111:画素クロック生成部 112:主副ゲート信号生成部 113:画像処理部
3Y,3M,3C,3BK:現像装置 4Y,4M,4C,4BK:画像形成部
5Y,5M,5C,5BK:クリーニング装置
6Y,6M,6C,6BK:ポリゴンミラー
7Y,7M,7C,7BK:走査結像光学系(fθレンズ)
8Y,8M,8C,8BK:レーザ書込装置 9:給紙部 9a:給紙ローラ
9b:レジストローラ 10:搬送ベルト 11:定着装置 12:排紙部
13:トナーマーク 14:トナーマーク検知センサ 15:発光素子(LED)
16:スリット 17:受光素子(PD) 101,102:半導体レーザ(LD)
104:防塵ガラス 105:反射ミラー 106a,106b:同期検知板
107:LD制御部 108:ポリゴン制御部 110:LD駆動データ生成部
111:画素クロック生成部 112:主副ゲート信号生成部 113:画像処理部
Claims (7)
- 単一の無端移動部材の回動方向である副走査方向に沿って複数配置された電子写真方式の画像形成部によりそれぞれ形成された各色のトナー画像を、前記無端移動部材あるいは該無端移動部材によって搬送される単一の記録媒体上に順次重ね合わせて転写することによりカラー画像形成を行うカラー画像形成装置において、
前記各画像形成部はそれぞれ、画像データに応じて変調されたビームを前記副走査方向に直交する主走査方向に反復走査することにより、該副走査方向に回動する像担持体上に静電画像の書き込みを行うビーム走査手段と、該ビーム走査手段によるビームの前記主走査方向ヘの走査の基準タイミングを検出する主走査基準タイミング検出手段とを備え、
前記各画像形成部の前記主走査基準タイミング検出手段による検出結果および予め設定された色ずれ補正オフセット値に基づいて、該各画像形成部毎に前記画像データの前記副走査方向の有効期間を示すフレームゲート信号を生成して出力するフレームゲート生成手段と、
該フレームゲート生成手段からの各フレームゲート信号のネゲートタイミングから予め設定された期間を経過した時点で前記各画像形成部によって各色のトナーマークを前記無端移動部材上に順次形成させるトナーマーク形成制御手段と、
前記フレームゲート信号生成手段からの各フレームゲート信号の生成タイミングを可変させる生成タイミング可変手段と、
前記無端移動部材に近接して配置され、前記トナーマークを検知するトナーマーク検知手段と、
該トナーマーク検知手段による検知結果に基づいて前記副走査方向の色ずれ量を算出する色ずれ量算出手段と、
該色ずれ量算出手段によって算出された色ずれ量から前記色ずれ補正オフセット値を差し引いた量の色ずれを前記生成タイミング可変手段による前記各フレームゲート信号の生成タイミングの可変にて補正する色ずれ補正手段とを設けたことを特徴とするカラー画像形成装置。 - 請求項1記載のカラー画像形成装置において、
前記各画像形成部の前記像担持体をそれぞれ回動させる各モータの回転速度を可変させる回転速度可変手段を設け、
前記色ずれ補正手段は、前記色ずれ量算出手段によって算出された色ずれ量から前記色ずれ補正オフセット値を差し引いた量をドット単位に変換し、その変換された量の色ずれを上記各画像形成部毎の書込ビーム数単位で上記生成タイミング可変手段による上記各フレームゲート信号の生成タイミングの可変にて補正し、書込ビーム数未満の色ずれを上記回転速度可変手段による上記各モータの回転速度の可変にて補正することを特徴とするカラー画像形成装置。 - 請求項2記載のカラー画像形成装置において、
前記トナーマーク形成制御手段によるトナーマーク形成の直前に、前記各モータの回転速度可変による色ずれ補正値をクリアする補正値クリア手段を設けたことを特徴とするカラー画像形成装置。 - 請求項3記載のカラー画像形成装置において、
前記各画像形成部による複数ページの連続カラー画像形成時のページ間に、前記トナーマーク形成制御手段,前記色ずれ量算出手段,および前記色ずれ補正手段によって色ずれ補正制御を行わせるようにしたことを特徴とするカラー画像形成装置。 - 請求項1乃至4のいずれか一項に記載のカラー画像形成装置において、
前記各画像形成部のビーム走査手段はそれぞれ、画像データに応じて変調された複数のビームを前記副走査方向に直交する主走査方向に反復走査することにより、該副走査方向に回動する像担持体上に静電画像の書き込みを行う手段であることを特徴とするカラー画像形成装置。 - 請求項1乃至5のいずれか一項に記載のカラー画像形成装置において、
前記無端移動部材が、中間転写ベルトであることを特徴とするカラー画像形成装置。 - 請求項1乃至5のいずれか一項に記載のカラー画像形成装置において、
前記無端移動部材が、記録媒体搬送用ベルトであることを特徴とするカラー画像形成装置。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8711449B2 (en) | 2011-03-14 | 2014-04-29 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Systems and method for automatic color plane misregistration calibration |
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2006
- 2006-09-19 JP JP2006252431A patent/JP2008076473A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8711449B2 (en) | 2011-03-14 | 2014-04-29 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Systems and method for automatic color plane misregistration calibration |
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