JP2008075605A - エアコンプレッサ及び空圧工具システム - Google Patents

エアコンプレッサ及び空圧工具システム Download PDF

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雅己 春田
Yukimichi Hoshino
享道 星野
Makoto Kosuge
誠 小菅
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Abstract

【課題】他の適宜の装置からエアを導入し、このエアを大気とともに圧縮して効率的にエアを圧縮する。
【解決手段】大気を圧縮する圧縮機1と、圧縮機1の下流側に連結するメインタンク2とを備えるとともに、圧縮機1の上流側には補助タンク3を連結し、この補助タンク3には、他の適宜の装置からエアを導入するエア導入管路4を形成したエアコンプレッサ。なお、このエアコンプレッサAと空圧工具Bとを接続することにより空圧工具システムが構成できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、単体としても使え、また空圧工具と接続してシステムを構築することができるエアコンプレッサと、このエアコンプレッサと空圧工具とを接続してなる空圧工具システムに関する。
一般に、釘打機やエアインパクトドライバなどの圧縮エアを駆動源とする空圧工具では、エア供給源としてエアコンプレッサを必要とし、エアコンプレッサから供給された圧縮エアにより空気圧工具を駆動し、釘打ち込み、ねじ締め込み等の1つの作業が終了すると排気エアを大気に放出していた。
ところで、圧縮エアを駆動源とする場合、釘打機では一定の圧縮エアを空圧工具のエア貯留室に貯留しておいて釘打ち込み時に吐き出すが、エアインパクトドライバのようにエアモータを備えたものは、ねじ込み作動中は連続してエアモータに圧縮エアを供給する構成になっている。
いずれの場合も、排気エアが発生するが、この排気エアについては、排気時に音を発生するので不快であり、また、排気エアが顔にかかったり、塵や埃を巻き上げたりするということが主な問題となっていた。
特開2000−88176公報
ところが、エアモータを搭載した空気圧工具においては、短いねじをねじ込むように、エア消費量の小さな作業では問題にならないが、10mm以上の長いねじをねじ込む場合には、1本のねじのねじ込みに大量のエアを消費するので、これを連続的にねじ込んでいく場合にはエアコンプレッサの性能が追いつかず、供給圧力の低下により作業を中断せざるを得ない状況が発生しており、この状況を解決する方策が望まれていた。
本発明は、上述の問題点を解消し、他の適宜の装置からエアを導入し、このエアを大気とともに圧縮して効率的にエアを圧縮することができるエアコンプレッサを提供することを第1の課題とする。
また、本発明は、接続した空気圧工具の排気エアを導入し、このエアを大気とともに圧縮して効率的に圧縮エアを空圧工具に供給し、大量に圧縮エアを消費する作業を連続的に行うことを可能とする空圧工具システムを提供することをその第2の課題とする。
上記第1の課題を解決するため、請求項1に係るエアコンプレッサは、エアを圧縮する圧縮機と、圧縮機の下流側に連結するメインタンクとを備えるとともに、圧縮機の上流側には補助タンクを連結し、この補助タンクには、他の適宜の装置から排出された排気エアを導入するエア導入管路を形成したことを特徴とする。
上記第2の課題を解決するため、請求項1に係る空圧工具システムは、エアを圧縮する圧縮機と、圧縮機の下流側に連結するメインタンクとを備えるとともに、圧縮機の上流側には補助タンクを連結し、この補助タンクには、上記空圧工具の排気を導入するエア導入管路を形成したエアコンプレッサとを備えたことを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1又は2において、上記補助タンクには大気を導入する大気導入管路を設け、この大気導入管路には、上記補助タンクから大気へのエアの流れを遮断する逆止弁と、上記補助タンクが大気圧以下になったときは逆止弁の作動を解除する解除手段とを設けたことを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、圧縮機の下流側に連結するメインタンクを備え、圧縮機の上流側には補助タンクを連結し、この補助タンクには、他の適宜の装置からエアを導入するエア導入管路を形成したので、上記圧縮機によれば、他の装置から排出された排気エアを導入し、このエアを圧縮する場合、他の適宜の装置から導入されたエアは大気圧よりも高いので、圧縮効率がよく、短時間に所定の圧力まで昇圧することができる。
請求項2に係る発明によれば、上記エアコンプレッサに空圧工具を接続し、この空圧工具の排気エアを補助タンクに貯留しておき、排気エアを圧縮してエアを圧縮するようにしたので、空圧工具から導入されたエアが大気圧よりも高いときは、圧縮効率がよく、短時間で所定の圧力まで昇圧することができる。したがって、大量に圧縮エアを消費する作業であっても作業を中断することなく連続的に行うことができる。
請求項3に係る発明によれば、請求項1又は2において、他の装置又は空圧工具からエアが補助タンクに導入されているときに圧縮機を作動させると、補助タンク内は大気圧よりも高くなっているので、圧縮効率がよく、短時間に所定の圧力まで昇圧することができる。このとき、大気導入管路は逆止弁によって遮断されているので、他の装置又は空圧工具から導入されたエアが大気に放出されることはない。
これに対し、他の装置又は空圧工具からエアが補助タンクに導入されていないときなど、補助タンクが大気圧よりも低くなることがある。この場合は、解除手段が作動して逆止弁の作動を解除するので、逆止弁が開いて大気導入管路から補助タンク内に大気が導入される。したがって、補助タンク内が大気圧以下になることがない。
本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1において符号Aはエアコンプレッサを示す。このエアコンプレッサAは大気を圧縮する圧縮機1と、圧縮機1の下流側に連結するメインタンク2とを備えるとともに、圧縮機1の上流側には補助タンク3を連結し、この補助タンク3には、他の適宜の装置Bから排出されたエアを導入するエア導入管路4を形成したものである。
上記圧縮機1は昇圧用電動モータによって大気を取り込んで圧縮する圧縮機構を備えており、スイッチオンに従って大気を圧縮し、圧縮エアを管路9からメインタンク2に送り込むものである。
メインタンク2は貯留された圧縮エアを空圧工具B1に供給する圧縮エア供給管路5に接続されている。
次に、補助タンク3の一端は他の適宜の装置からエアを導入するエア導入管路4に接続するとともに、他の一端は給気管路6を介して圧縮機1に接続している。
他の適宜の装置Bとは、空圧工具のほか、他のエアコンプレッサ、工場等に設置された圧縮エア供給設備などが考えられる。
なお、補助タンク3には大気を導入する大気導入管路7が接続している。この大気導入管路7には逆止弁8が設けられ、補助タンク3内のエアが大気導入管路7を逆流するのを遮断して大気に放出されるのを阻止している。
また、大気導入管路7には上記補助タンク3が大気圧以下になったときは逆止弁8の作動を解除する解除手段(図示せず)が設けられている。この解除手段は、上記補助タンク3内の圧力を検出する圧力検出センサが大気圧以下の圧力を検出したときに、上記逆止弁8の作動を解除するように作動する手段であればよい。
上記エアコンプレッサAによれば、他の装置Bからエアを導入し、このエアを圧縮する場合、通常は他の適宜の装置Bから排出されたエアは大気圧よりも高いので、圧縮効率がよく、従来よりも短時間に所定の圧力まで昇圧させることができる。
そして、他の適宜の装置からエアを導入しない場合は、エアコンプレッサAによってエアを圧縮しようとしても、すぐに補助タンク3内の圧力が大気よりも低い負圧になってしまう。この場合は、圧力検出センサが負圧を検出して解除手段が作動して逆止弁8の作動を解除する。これにより、逆止弁8が開いて大気導入管路7から補助タンク3内に大気が導入されるから、補助タンク3内が大気圧以下になることがない。したがって、通常のエアコンプレッサAとして使用することができる。
なお、使用前後にかかわらず補助タンク3に供給されるエアのエア圧が大気圧以上であることが確保されるならば、大気導入管路7や逆止弁8を設ける必要はない。
次に、図2は上記エアコンプレッサAに空圧工具を接続して空圧工具システムを構築した例である。なお、空圧工具の例としてはエアインパクトドライバB1を示す。
同図においてエアコンプレッサAは図1のものと同じである。
符号10は上記エアインパクトドライバB1の工具本体を示す。工具本体10のボディの内部にはエアモータ11と、エアモータ11の出力軸の動力を入り切りするクラッチ機構12を介して上記エアモータ11の出力軸の回転に打撃を加える打撃発生機構13とが設けられ、さらにボディの前方には出力先端軸が突出し、出力先端軸にはビット保持スリーブ14を介してドライバビット15が取り付けられている。
また、ボディにはグリップ16が一体に形成され、グリップ16の内部には、エアモータ11に圧縮エアを供給するエア供給管路5aと、エアモータ11からの排気エアを大気に導出する排気管路4aが設けられている。
さらに、グリップ16の基部にはトリガレバー17が取り付けられ、トリガレバー17はトリガバルブ18を開閉制御するように構成されている。
ところで、上記エアインパクトドライバのエア供給管路5aと排気管路4aは、それぞれエアホース19内で圧縮エア供給管路5とエア導入管路4に接続されて上記エアコンプレッサAの内部に導入されている。そして、圧縮エア供給管路5はメインタンク2に接続されている。これに対し、排気管路4は補助タンク3に接続されている。なお、圧縮エア供給管路5と排気管路4とは同一エアホース内に収容されている必要ない。
上記空圧工具システムによれば、エアコンプレッサAを作動させてメインタンク2に所定の圧力の圧縮エアを貯留しておく。そして、エアインパクトドライバB1によってねじを締め込むときは、トリガレバー17を引き操作してトリガバルブ18を作動させると、メインタンク2から圧縮エア供給管路5と供給管路5aを経て(減圧弁を通す場合もある)圧縮エアがエアインパクトドライバB1のエアモータ11に供給されてエアモータ11が回転する。この回転力によってエアモータ11の出力軸が回転するとともに打撃発生機構13によって上記回転に打撃力が加わってドライバビット6が回転し、ねじ込み作業を行うことができる。
ところで、エアモータ11から排気された排気エアは排気管路4aとエア導入管路4を通り、エアコンプレッサA内の補助タンク3に供給される。排気エアは大気圧よりは高いので、大気圧より高圧のエアが補助タンク3から圧縮機1に供給されることになる。圧縮機1では既に大気圧よりも高圧のエアを圧縮することになるので、圧縮効率がよく、メインタンク2には短時間に所定の圧力の圧縮エアを供給して昇圧することができる。したがって、大量に圧縮エアを消費する作業であっても連続的に行うことができる。なお、このとき、大気導入管路7は逆止弁8によって遮断されているので、他の装置又は空圧工具から導入されたエアが大気に放出されることはない。
ところで、エアインパクトドライバB1の使用開始前にエアコンプレッサAによってエアを圧縮しようとしても、すぐに補助タンク3内の圧力が大気よりも低い負圧になってしまう。大気圧以下のエアを圧縮しても圧縮効率が悪い。このような場合は、圧力検出センサが負圧を検出して解除手段が作動して逆止弁8の作動を解除するようにすればよい。これにより、逆止弁8が開いて大気導入管路7から補助タンク3内に大気が導入される。したがって、補助タンク3内が大気圧以下になることがない。
また、排気管路4aはエア導入管路4を経て補助タンク3内に開口するので、排気による音の発生がかなり軽減され、作業時の静音化を図ることができる。さらに、排気エアが顔にかかったり、塵や埃を巻き上げたりするという問題も解決される。
なお、補助タンク3に導入されるエアはエアインパクトドライバB1に限定されない。他の適宜の装置から排出された排気エアであればよい。
本発明に係るエアコンプレッサの概観説明図 本発明に係る空圧工具システムの概観説明図
符号の説明
A エアコンプレッサ
B1 エアインパクトドライバ
1 圧縮機
2 メインタンク
3 補助タンク
4 エア導入管路
5 圧縮エア供給管路

Claims (3)

  1. エアを圧縮する圧縮機と、圧縮機の下流側に連結するメインタンクとを備えるとともに、圧縮機の上流側には補助タンクを連結し、この補助タンクには、他の適宜の装置から排出された排気エアを導入するエア導入管路を形成したことを特徴とするエアコンプレッサ。
  2. 圧縮エアを駆動源とする空圧工具と、
    エアを圧縮する圧縮機と、圧縮機の下流側に連結するメインタンクとを備えるとともに、圧縮機の上流側には補助タンクを連結し、この補助タンクには、上記空圧工具の排気を導入するエア導入管路を形成したエアコンプレッサとを備えた
    ことを特徴とする空圧工具システム。
  3. 上記補助タンクには大気を導入する大気導入管路を設け、この大気導入管路には、上記補助タンクから大気へのエアの流れを遮断する逆止弁と、上記補助タンクが大気圧以下になったときは逆止弁の作動を解除する解除手段とを設けたことを特徴とする、請求項1又は2に係るエアコンプレッサ又は空圧工具システム。
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