JP2003161302A - 空気動工具用圧縮機 - Google Patents

空気動工具用圧縮機

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JP2003161302A
JP2003161302A JP2002282071A JP2002282071A JP2003161302A JP 2003161302 A JP2003161302 A JP 2003161302A JP 2002282071 A JP2002282071 A JP 2002282071A JP 2002282071 A JP2002282071 A JP 2002282071A JP 2003161302 A JP2003161302 A JP 2003161302A
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pressure
air
compressed air
compressor
hose
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JP2002282071A
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English (en)
Inventor
Katsuaki Hida
勝秋 飛田
Tatsuo Innami
龍夫 印南
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Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1台の圧縮機のタンクに低圧用の空気動工具
と、高圧用の空気動工具を接続して使用する空気動工具
用圧縮機において、タンクの圧縮空気を有効に利用する
と共に、空気動工具を安全に使用できるようにする。 【解決手段】 所定の圧力範囲にある圧縮空気を生成
し、生成した圧縮空気を空気タンクに貯める手段と、第
1の空気動工具に第1のホースを介して、10kg/cm2
上の第1の圧力範囲にある圧力を最高圧力とする圧縮空
気を供給するために、空気タンクに取付けられた第1の
減圧弁と、第2の空気動工具に第2のホースを介して、
10kg/cm2以下の第2の圧力範囲にある圧力を最高圧力
とする圧縮空気を供給するために、空気タンクに取付け
られた第2の減圧弁とを備え、第1の減圧弁と第1のホ
ースとの流体継手部と、第2の減圧弁と第2のホースと
の流体継手部とを互いに互換性のない構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は空気釘打機、空気イ
ンパクトレンチ等の空気動工具を駆動する圧縮空気を空
気動工具に供給する空気動工具用圧縮機に関するもので
ある。以下空気動工具を空気釘打機として説明する。
【0002】
【従来の技術】従来の空気動工具用圧縮機は、1個また
は複数個の圧縮空気取出口を形成するソケットを、取出
し最高圧力が同じ減圧弁を介して具備し、1台の圧縮機
で複数の空気釘打機を駆動できるようにしているのが一
般的である。
【0003】この圧縮機により駆動される空気釘打機は
ほぼ同じ圧力の圧縮空気により駆動されるので、空気釘
打機の圧縮空気取入口を形成するプラグに接続されるホ
ース後端のソケットと圧縮機のソケットは互換性があ
り、また圧縮機のソケットに接続されるホース先端のプ
ラグと空気釘打機のプラグも互換性があった。これら互
換性のあるソケット、プラグとすることにより、部品の
共通化を図り、圧縮機、空気釘打機を安価に提供できる
ようにしている。
【0004】近年空気釘打機の小型化を図るために高圧
の圧縮空気によって駆動される空気釘打機(以下説明の
便宜上高圧釘打機という)の開発が要望されている。こ
のため、この高圧釘打機を駆動するための高圧の圧縮空
気及び既存の釘打機(以下説明の便宜上低圧釘打機とい
う)を駆動するための低圧の圧縮空気を取出せる圧縮機
の開発も要望されてきている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】かかる圧縮機として実
開昭57−152473号に記載のものが提案されてい
る。これは1個の空気タンク内を壁により仕切って実質
2個の空気タンクとし、これら2個の空気タンクに高圧
圧縮空気と低圧圧縮空気を貯め、これら空気タンクから
異なる圧力の圧縮空気を取出して空気釘打機を駆動する
ようにしている。
【0006】このような圧縮機において、上記したよう
な互換性のあるソケット、プラグ、ホースとすると、例
えば高圧圧縮空気取出口に低圧釘打機を接続したり、低
圧圧縮空気取出口に高圧釘打機を接続したりする恐れが
ある。後者の場合には高圧釘打機の本来の性能が出ない
という問題があり、また前者の場合にはホースが破損し
たり、低圧釘打機のシール部が破損して空気洩れを生じ
る恐れがある。
【0007】更に上記したような圧縮機の場合、通常一
方の空気タンク内の圧縮空気が使用される時他方の空気
タンク内の圧縮空気が使用されることはなく、一方の空
気タンク内の圧縮空気が使用されて圧力が低下した場
合、他方の空気タンク内に圧縮空気が十分残っていたと
しても圧縮機を駆動させて圧縮空気を生成する必要があ
り、圧縮機を効率よく稼動させることが困難となる。ま
た空気釘打機用圧縮機は可搬性が求められ、空気タンク
も同様に小型軽量化が図られ、2個の空気タンクの容量
をあまり大きくすることができない。このため使用され
ている空気タンク内の圧縮空気の圧力が短時間の使用で
低下するようになり、圧縮機はもとよりのこと空気釘打
機も効率よく稼動させることができないという問題があ
った。
【0008】本発明の目的は、上記した誤接続を防止す
ることができると共に空気タンク内の圧縮空気をフルに
使用できるようにした空気動工具用圧縮機を提供するこ
とである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的は、所定の圧力
範囲にある圧縮空気を生成し、生成した圧縮空気を空気
タンクに貯める手段と、第1の空気動工具に第1のホー
スを介して、10kg/cm2以上の第1の圧力範囲にある圧
力を最高圧力とする圧縮空気を供給するために、空気タ
ンクに取付けられた第1の減圧弁と、第2の空気動工具
に第2のホースを介して、10kg/cm2以下の第2の圧力
範囲にある圧力を最高圧力とする圧縮空気を供給するた
めに、空気タンクに取付けられた第2の減圧弁とを備
え、第1の減圧弁と第1のホースとの流体継手部と、第
2の減圧弁と第2のホースとの流体継手部とを互いに互
換性のない構成とすることにより達成される。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の空気動工具用圧縮機の一
実施形態を図1を参照して説明する。圧縮機1は例えば
約10〜30kg/cm2の高圧まで昇圧生成でき、圧縮機1
の図示しない空気タンクに取付けられている一方の減圧
弁4は取出し最高圧力が例えば約7〜10kg/cm2の低圧
までのもので、他方の減圧弁5は取出し最高圧力が10
〜30kg/cm2の高圧まで取出せるもので、前者には一般
的に使用されているソケット8が取付けられており、後
者にはソケット8とは互換性のないソケット9が取付け
られている。圧縮機1で生成された圧縮空気を空気釘打
機2、3に供給するホースは、一般的に使用されている
ソケット8及び同様に一般的に使用されているプラグ1
0を両端に装着したホース6と、ソケット8及びプラグ
10と互いに互換性のないソケット9及びプラグ11を
両端に装着したホース7の少なくとも2種類からなり、
ホース7は高圧の圧縮空気が流れるので当然のことなが
らホース6に比べ耐圧強度が大きくなるように形成され
ている。空気釘打機は、一般的に使用されているプラグ
10を空気取入口に取付けてある低圧釘打機2と、前記
プラグ10とは互いに互換性のないプラグ11を空気取
入口に取付けてある高圧釘打機3とがある。これら圧縮
機1、釘打機2、3、ホース6、7、ソケット8、9及
びプラグ10、11を図1で示した矢印のように接続す
ることにより、それぞれに調圧された圧縮空気が圧縮機
1からホース6、7を介して低圧釘打機2、高圧釘打機
3に供給され、それぞれの釘打機2、3を駆動できる。
【0011】図2は本発明圧縮機の他の実施形態を示
す。この実施形態は、例えば約10〜30kg/cm2の高圧
の圧縮空気を生成する圧縮部14及び該圧縮部14にホ
ース15を介して接続され、図1の圧縮機1と同様に、
減圧弁4を介したソケット8、減圧弁5を介したソケッ
ト9を備えた補助空気タンク16により本発明圧縮機を
構成するようにしたものである。上記実施形態と同様
に、低圧釘打機2には低圧の圧縮空気が供給され、また
高圧釘打機3には高圧圧縮空気が供給されるようになる
ので、高圧釘打機3の打込力不足や低圧釘打機2のシー
ル部の破損による空気洩れまたはホース6の破損が発生
するのを未然に防止できるようになる。
【0012】上記実施形態によれば、高圧の圧縮空気を
貯める図示しない空気タンクまたは補助空気タンク16
に、各々から取出せる圧縮空気の最高圧力が異なる高
圧、低圧の少なくとも2種類の減圧弁5、4を介して圧
縮空気を供給するようにしたので、空気タンクまたは補
助空気タンク16内の圧縮空気をフルに使用することが
でき、圧縮機及び空気釘打機2、3を効率よく稼動でき
るようになる。更に空気タンクまたは補助空気タンク1
6を、使用できる圧縮空気の容量を少なくすることなく
小形軽量化でき圧縮機の可搬性向上が可能となり、結果
として圧縮機の操作性を向上できるようになる。
【0013】作業者が前記低圧減圧弁4による取出し圧
力の設定を誤ったとしても、その圧力は最高でも10kg
/cmなので低圧空気釘打機2またはホース6等が破損
する恐れはない。また高圧減圧弁5による取出し圧力の
設定が誤った場合も、高圧空気釘打機3のパワー不足と
いう問題があるが、低圧空気釘打機2が接続されること
はないので破損等の問題が生じる恐れはない。
【0014】また釘打機2、3の使用場所が圧縮機1ま
たは補助空気タンク16から離れている場合、数個のホ
ース6、7を連結して使用することがあるが、ホース
6、7は同じ種類のホース6、7にしか連結できず、異
種のホース7、6が連結されることはないので安全性が
維持される。
【0015】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、所定の圧
力範囲にある圧縮空気を生成し、生成した圧縮空気を空
気タンクに貯める手段と、第1の空気動工具に第1のホ
ースを介して、10kg/cm2以上の第1の圧力範囲にある
圧力を最高圧力とする圧縮空気を供給するために、空気
タンクに取付けられた第1の減圧弁と、第2の空気動工
具に第2のホースを介して、10kg/cm2以下の第2の圧
力範囲にある圧力を最高圧力とする圧縮空気を供給する
ために、空気タンクに取付けられた第2の減圧弁とを備
え、第1の減圧弁と第1のホースとの流体継手部と、第
2の減圧弁と第2のホースとの流体継手部とを互いに互
換性のない構成としたので、以下の効果を奏することが
可能になる。空気タンク内の圧縮空気をフルに使用でき
るようになり、圧縮機及び空気動工具を効率よく稼動で
きるようになると共に空気タンクの小型軽量化が可能と
なって圧縮機の可搬性を向上できるようになる。また空
気動工具が誤接続されることがなくなり、低圧空気動工
具のシール部やホースが破損することは未然に防止され
る。更に減圧弁の操作誤りがあったとしても、低圧空気
動工具に高圧の圧縮空気が供給されることはなく、上記
同様低圧空気動工具のシール部やホースが破損すること
は未然に防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明圧縮機と釘打機との接続関係を示す一
実施形態の斜視図。
【図2】 本発明圧縮機と釘打機との接続関係を示す他
の実施形態の斜視図。
【符号の説明】
1は圧縮機、2は低圧釘打機、3は高圧釘打機、4、5
は減圧弁、6、7はホース、8、9はソケット、10、
11はプラグ、14は圧縮部、16は補助空気タンクで
ある
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F15B 11/06 F15B 11/06 A Fターム(参考) 3C068 AA01 BB01 CC02 3H076 AA33 AA35 AA40 BB28 BB43 CC41 CC95 CC96 3H086 AA19 AB04 AE21 3H089 BB28 DA05 DB05 GG03

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気釘打機、空気インパクトレンチ等の
    空気動工具を駆動する圧縮空気を生成する空気動工具用
    圧縮機であって、 所定の圧力範囲にある圧縮空気を生成し、生成した圧縮
    空気を空気タンクに貯める手段と、 第1の空気動工具に第1のホースを介して、10kg/cm2
    以上の第1の圧力範囲にある圧力を最高圧力とする圧縮
    空気を供給するために、空気タンクに取付けられた第1
    の減圧弁と、 第2の空気動工具に第2のホースを介して、10kg/cm2
    以下の第2の圧力範囲にある圧力を最高圧力とする圧縮
    空気を供給するために、空気タンクに取付けられた第2
    の減圧弁とを備え、 第1の減圧弁と第1のホースとの流体継手部と、第2の
    減圧弁と第2のホースとの流体継手部とを互いに互換性
    のない構成としたことを特徴とする空気動工具用圧縮
    機。
  2. 【請求項2】 前記第1の圧力範囲は10〜30kg/c
    m2、第2の圧力範囲は7〜10kg/cm2であることを特徴
    とする請求項1記載の空気動工具用圧縮機。
JP2002282071A 2002-09-27 2002-09-27 空気動工具用圧縮機 Pending JP2003161302A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7325627B2 (en) 2005-05-30 2008-02-05 Hitachi Koki Co., Ltd. Air tool
JP2009041396A (ja) * 2007-08-07 2009-02-26 Denyo Co Ltd エンジン駆動圧縮機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7325627B2 (en) 2005-05-30 2008-02-05 Hitachi Koki Co., Ltd. Air tool
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Effective date: 20041020