JP2009063142A - エアーカプラ - Google Patents

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【課題】 2台のエアーコンプレッサ間で効率よくエアーを供給でき、しかもエアーホースを抜いたときにホース先端が大きく跳ね廻らず、安全性の高いエアーカプラを提供する。
【解決手段】 胴部の先端部分はソケットに接続し得るプラグ形状に形成し、胴部の後端部分はエアーホースの先端部分に取付け可能に設けられ、胴部内面とプラグ形状部分の内面との間には段部を形成し、プラグ形状部分内には筒状スライダーを出没可能に内蔵し、筒状スライダーの先端は開口させ、後端は閉鎖させ、筒状スライダーの両端にはストッパー部を形成するとともに、筒状スライダーの後部にはエアーの連通穴を形成し、筒状スライダーは両端のストッパー部をプラグ形状部分の先端外面及び内面段部に当接して抜止めする。
【選択図】 図2

Description

この発明はエアーカプラに関し、例えばエアー工具への供給エアー圧力が大幅に低下するのを抑制できるようにしたエアー供給システムにおいて用いられるカプラに関する。
エアー工具、例えば釘打ち機では住宅の新築や増築といった現場作業で用いられる関係上、エアーコンプレッサでエアーを発生させて釘打ち機に供給するという方式が一般的であるが、最近の建築工法、例えば2×4工法は在来工法に比して施工期間が短く、しかも非常に多くの釘を使用することが特徴とされており、短時間のうちに多数の釘を打設することが求められる。
しかし、短時間のうちに規定範囲内の圧力のエアーを繰り返し使用すると、エアーコンプレッサのエアー圧力の低下が生じ、釘を確実に打ち込むことができず、釘の頭部が突き出た状態となってしまうことがあった。その結果、エアーコンプレッサのエアータンク内圧力が規定範囲内に上昇し復帰するまで数分程度待機しなければならず、作業が頻繁に中断していた。
これに対し、複数のエアーポンプやエアーコンプレッサからのエアーをミキサーで合流させ、高圧エアーを作り出して供給するようにしたエアー供給システムが提案されている(特許文献1)。
また、2台のエアーコンプレッサのエアー吐出口をエアーホースで接続し、一方のエアーコンプレッサから他方のエアーコンプレッサにエアーを供給し、釘打ち機を連続使用してもエアーの低下を抑制するようにしたエアー供給システムが提案されている(特許文献2)。
実開昭60−80127号公報 特開2007−2771号公報
特許文献2記載のシステムでは一方のエアーコンプレッサによって他方のエアーコンプレッサの圧力低下を補う方式であるので、大容量のエアーコンプレッサを用いる必要がなく、採用しやすい。
しかし、レギュレータによって所定の圧力に減圧したエアーを一方のエアーコンプレッサから他方のエアーコンプレッサに供給しているので、エアータンク内の高圧のエアーが有効に利用されていない。
これに対し、2台のエアーコンプレッサのエアータンクにソケットを取付け、2台のエアータンクをエアーホースでダイレクトに接続し、2台のエアータンクを1台のエアータンクとして機能させるようにした方式が考えられる。
しかし、2台のエアータンクをエアーホースでダイレクトに接続すると、例えば作業が終了してエアーホースの先端プラグをエアータンクのソケットから抜いたときにエアーコンプレッサ内のエアーがエアーホースから大量に抜け出すので、エアーホースの先端が大きく跳ね廻って近くの作業者や物に衝撃を与えるおそれがあり、危険である。そのため、エアーコンプレッサの電源を一旦切ってエアーコンプレッサ内のエアーを全て抜いた後、エアーホースを取り外すようにすると、作業効率が極端に悪くなる。
これに対し、エアーホース先端のプラグに逆止弁を内蔵すると、2台のエアータンク間におけるエアーの供給方向が制限されて2台のエアーコンプレッサが主従の関係になってしまい、効率が悪い。
本発明はかかる問題点に鑑み、エアー工具への供給エアー圧力が急激に低下するのを抑制できるようにしたエアー供給システムにおいて2台のエアーコンプレッサ間で効率よくエアーを供給でき、しかもエアーホースを抜いたときにエアーコンプレッサの間のエアー洩れがなく、ホース先端が大きく跳ね廻らないようにして更なる危険防止を図ったエアーカプラを提供することを課題とする。
そこで、本発明に係るエアーカプラは、エアーホースの先端部分をソケットに接続するためのエアーカプラであって、胴部の先端部分はソケットに接続し得るプラグ形状に形成され、上記胴部の後端部分はエアーホースの先端部分に取付け可能に設けられ、上記胴部内面とプラグ形状部分の内面との間には段部が形成され、上記プラグ形状部分内には筒状スライダーが出没可能に内蔵され、該筒状スライダーの先端は開口され、後端は閉鎖され、上記筒状スライダーの両端にはストッパー部が形成されるとともに、上記筒状スライダーの後部にはエアーの連通穴が形成され、上記筒状スライダーは両端のストッパー部がプラグ形状部分の先端外面及び内面段部に当接して抜止めされ、上記プラグ形状部分がソケットに接続されることによって上記筒状スライダーが上記プラグ形状部分内に没入され、上記連通穴が上記胴部内に連通される一方、上記プラグ形状部分がソケットから抜かれることによって上記筒状スライダーが上記胴部内のエアー圧力を受けて上記プラグ形状部分から突出して連通穴が上記プラグ形状部分の内面によって閉鎖されるようになっていることを特徴とする。
本発明の特徴の1つはエアーカプラのプラグ形状部分に筒状スライダーを内蔵し、プラグ形状部分をソケットに接続した時に筒状スライダーをプラグ形状部分に没入させ、筒状スライダーの連通穴をエアーカプラの胴部内に連通させるようにした点にある。
これにより、エアーカプラーをソケットに接続したときにはエアーカプラからソケットにエアーを円滑に送ることができる。
他方、エアーカプラをソケットから抜くと、筒状スライダーがエアーカプラ内のエアー圧力を受けてプラグ形状部分から突出し、プラグ形状部分の内面によって連通穴を遮断できるので、エアーカプラのプラグ形状部分からのエアーの抜けを防止できる結果、エアーホース内のエアーがプラグから急激に抜けてエアーホースの先端が大きく跳ね廻るという現象が起こることはなく、エアーカプラをソケットから安全に抜くことができる。
エアーカプラの後端部分の形状は特に限定されず、エアーホースの先端部分のソケットに接続し得るプラグ形状とすることもでき、又エアーホースの先端部分に直接嵌入される形状とすることもできる。
即ち、胴部の後端部分はソケットに接続可能なプラグ形状に形成し、該プラグ形状部分をエアーホースの先端部分のソケットに接続するように構成できる。また、胴部の後端部分はエアーホースの先端部分に嵌入し得る形状に形成するようにしてもよい。
また、本発明によれば、2台のエアーコンプレッサによってエアー工具にエアーを供給するエアー供給システムにおいて、上記エアーホースの一端部分にプラグが取付けられ、他端部分にはエアーカプラが取付けられ、エアーカプラは胴部の先端部分がソケットに接続し得るプラグ形状に形成され、上記胴部内面とプラグ形状部分の内面との間には段部が形成され、上記プラグ形状部分内には筒状スライダーが出没可能に内蔵され、該筒状スライダーの先端は開口され、後端は閉鎖され、上記筒状スライダーの両端にはストッパー部が形成されるとともに、上記筒状スライダーの後部にはエアーの連通穴が形成され、上記筒状スライダーは両端のストッパー部がプラグ形状部分の先端外面及び内面段部に当接して抜止めされ、2台のエアーコンプレッサのエアータンクにはソケットがタンク内に連通して取付けられており、上記エアーホースのプラグが上記2台のうちの一方のエアーコンプレッサのエアータンクのソケットに接続され、上記エアーホースのエアーカプラのプラグ形状部分が他方のエアーコンプレッサのエアータンクのソケットに接続され、上記エアーカプラの筒状スライダーが上記プラグ形状部分内に没入され、上記連通穴が上記胴部内に連通され、上記2台のエアーコンプレッサの間でエアーを供給するとともに、上記2台のうちのいずれか一方のエアーコンプレッサからエアー工具にエアーを供給する一方、上記プラグ形状部分がソケットから抜かれることによって上記筒状スライダーが上記胴部内のエアー圧力を受けて上記プラグ形状部分から突出して連通穴が上記プラグ形状部分の内面によって閉鎖されるようになっているシステムを提供することができる。
2台のエアーコンプレッサーのエアータンクを直接接続する場合、上述のエアーカプラが効果を発揮するが、2台のエアーコンプレッサーのエアータンクからエアーを取り出して二股状のエアーカプラによって1本のエアーホースに接続し、エアー工具に供給する場合、エアーコンプレッサーへのエアーを逆流を阻止することによってエアーレッサの負担を軽減するとともに、エアーホース内に高圧のエアーが残らないようにしてエアー工具の誤作動を防ぐ必要がある。
そこで、二股状のエアーカプラの場合には次のように構成するのがよい。即ち、本発明に係るエアーカプラは、胴部の中間にはエアー通路が分岐して形成され、該エアー通路にはソケット形状部分が形成され、上記胴部の両端にはプラグ形状部分が各々形成された二股状エアーカプラーにおいて、上記胴部内のエアー通路が分岐された部分には切替え室が形成され、該切替え室内には通路を遮断し得る遮断弁がスライド自在に収納されるとともに、遮断弁を付勢するばね部材が縮装され、該遮断弁は2つのうちのエアー圧力が高い方のプラグ形状部分からの圧力を受けてエアー通路と低い圧力のプラグ形状部分との間を遮断するとともに、エアー通路と高い圧力のプラグ形状部分との間を連通させるようになっていることを特徴とする。
二股状エアーカプラにおけるソケット形状部分は1つでもよく、複数であってもよい。即ち、エアー通路の先端部分をさらに複数に分岐し、分岐された複数のエアー通路の先端部分にソケット形状部分を形成することができる。
また、本発明によれば、2台のエアーコンプレッサとエアー工具との間を3本のホースと二股状エアーカプラで接続してなるエアー供給システムにおいて、上記二股状エアーカプラは胴部の中間にエアー通路が分岐して形成され、該エアー通路にはソケット形状部分が形成され、上記胴部の両端にはプラグ形状部分が各々形成され、上記胴部内のエアー通路が分岐された部分には切替え室が形成され、該切替え室内には通路を遮断し得る遮断弁がスライド自在に収納されるとともに、遮断弁を付勢するばね部材が縮装され、該遮断弁は2つのうちのエアー圧力が高い方のプラグ形状部分からの圧力を受けてエアー通路と低い圧力のプラグ形状部分との間を遮断するとともに、エアー通路と高い圧力のプラグ形状部分との間を連通させるようになっており、上記2台のエアーコンプレッサのエアータンクのソケットには各々エアーホースのプラグが接続され、該2本のエアーホースのソケットは上記二股状エアーカプラのプラグ形状部分に接続され、上記二股状エアーカプラのソケットにはエアー工具にエアーを供給するエアーホースのプラグが接続されているシステムを提供することができる。
以下、本発明を図面に示す具体例に基づいて詳細に説明する。図1ないし図3は本発明に係るエアーカプラの好ましい実施形態を示す。図において、釘打ち機10では本体10Dにグリップ10Cが設けられ、本体10Dの先端とグリップ10Cの下端部との間には釘供給部10Aが取付けられており、釘打ち機10は規定の圧力範囲P内の圧力のエアーによって作動されたときに釘供給部10Aの釘を1本ずつ確実に打ち込むことができるようになっている。
この釘打ち機10のグリップ10Cの下端にはエアー供給用のプラグ10Bが取付けられ、釘打ち機10のプラグ10Bにはエアーホース13の先端に取付けられたソケット13Bが外嵌され、エアーホース13の後端にはプラグ13Aが取付けられ、エアーホース13のプラグ13Aはメインコンプレッサー11のソケット11Bに嵌入されている。
このメインコンプレッサー11にはエアーを貯留するエアータンク11Aが搭載されるとともに、エアータンク11Aにエアーを圧縮して供給するエアーポンプ(図示せず)が搭載され、エアータンク11Aにはレギュレータによって吐出圧力を調整され得る例えば2つのソケット11Bが取付けられている。
また、メインコンプレッサー11のエアータンク11Aには第2のソケット11Cがタンク内に連通して取付けられ、この第2のソケット11Cにはエアーホース14のプラグ14Bが接続されている。エアーホース14は図3に示されるように、一端にソケット14Aが、他端にプラグ14Bが取付けられ、ソケット14Aには図2に示されるエアーカプラ15のプラグ形状部分15Bが着脱可能に接続されている。
このエアーカプラ15では図2に示されるように、大径の胴部15Dの両端にプラグ形状部分15A、15Bが段部15Eを介して形成され、一方のプラグ形状部分15Aには筒状スライダー15Cがスライド自在に内蔵されている。この筒状スライダー15Cは両端にストッパー部15G、15Hがフランジ状に突設され、ストッパー部15Gにはゴムパッキン15Fが固着されてシールされ、筒状スライダー15Cの先端は開口され、後端部には連通穴15Jが形成されている。
他方、サブコンプレッサー12にはレギュレータによって吐出圧力を調整され得る例えば2つのソケット12Bが取付けられるとともに、第2のソケット11Cが連通して取付けられ、この第2のソケット11Cにはエアーホース14のエアーカプラ15のプラグ形状部分15Aが着脱可能に接続されている。
エアーカプラ15のプラグ形状部分15Aが第2のソケット12Cに接続されると、筒状スライダー15Cがプラグ形状部分15A内に没入し、筒状スライダー15Cの連通穴15が胴部15D内と連通される一方、プラグ形状部分15Aを第2のソケット12Cから抜くと、胴部15D内のエアー圧力によって筒状スライダー15Cがプラグ形状部分15Aから突出し、連通穴15Jがプラグ形状部分15Aの内面によって遮蔽される。
釘打ち機10を使用して大量の釘を打設すると、エアータンク内のエアー圧力は降下し、規定の圧力範囲Pの最低圧力未満になると、釘打ち機10で打設しても釘の頭部が突き出た状態で残ってしまうので、釘打ち作業を中断し、エアーコンプレッサーのエアータンク内のエアー圧力が規定の圧力範囲の最大圧力を超えるまで待機する必要がある。
本例ではメインコンプレッサー11及びサブコンプレッサー12を作動させ、エアータンク11A、12Aにエアーを貯留する。メインコンプレッサー11のエアータンク11Aとサブコンプレッサー12のエアータンク12Aとはエアーホース14によって連通され、サブコンプレッサー12のエアータンク12Aからメインコンプレッサー11のエアータンク11Aに、又逆にメインコンプレッサー11のエアータンク11Aからサブコンプレッサー12のエアータンク12Aに自由にエアーが流通するので、1台のエアータンクとして機能することができる。
従って、釘打ち機10を使用して大量の釘を打設しても、エアータンク11A及び12A内のエアー圧力の降下は少なく、たとえエアー圧力が低下しても2台のコンプレッサー11、12によってエアーを供給できる結果、迅速にエアー圧力を回復させることができるので、作業を中断して待機することなく、釘打ち作業を行うことができる。
釘打ち作業が終了し、エアーホース14のエアーカプラ15をサブコンプレッサー12の第2のソケット12Cから抜くと、エアーカプラ15の筒状スライダー15Cが胴部15D内のエアー圧力を受けて突出し、連通穴15Jを閉鎖する結果、エアーホース14からエアーが急激に抜けてエアーホースの先端が大きく跳ね廻ることはなく、近くの作業者や物に衝撃を与えるおそれを解消できるばかりでなく、その都度、エアーコンプレッサ11、12を停止させる必要がないので、釘打ち機の交換などを迅速に行うことができ、作業効率を大幅に向上できる。なお、エアーの流れる方向又は筒状スライダー15Cの設けられた側がすぐに分かるようにエアーカプラ15の外面に矢印を印刷又は刻印しておくのが好ましい。
図4及び図5は第2の実施形態を示し、図において図1ないし図3と同一符号は同一又は相当部分を示す。本例では釘打ち機10のプラグ10Bにはエアーホース13のソケット13Aが外嵌され、エアーホース13の他端側にはプラグ13Bが取付けられ、プラグ13Bは二股状のエアーカプラ30のソケット形状部分30Bに接続されている。
このエアーカプラ3つの胴部内の中間にはエアー通路30Cが分岐され、このエアー通路30Cにはソケット形状部分30Bが形成され、胴部30の両端にはプラグ形状部分30Aとが形成されている。
エアーカプラ30内には胴部内のエアー通路30Cが分岐された部分にはストッパー片390Eが突出されることによって切替え室30Dが形成され、切替え室30D内には通路を遮断し得る遮断弁30Fがスライド自在に収納されるとともに、遮断弁30Fを付勢するばね部材30Gが縮装され、遮断弁30Fは2つのうちのエアー圧力が高い方のプラグ形状部分30Aからの圧力を受けてエアー通路30Cと低い圧力のプラグ形状部分30Aとの間を遮断するとともに、エアー通路30Cと高い圧力のプラグ形状部分30Aとの間を連通させるようになっている。
また、エアーカプラー30の2つのプラグ形状部分30Aにはエアーホース13のソケット13Bが接続され、エアーホース13の他端側のプラグ13Bはメインコンプレッサー11及びサブコンプレッサー12のソケット11B、12Bに接続されている。
釘打ち機10にエアーを供給する場合、メインコンプレッサー11及びサブコンプレッサー12を作動させ、エアータンク11A、12Aにエアーを貯留する。このとき、エアーカプラ30ではエアー圧力の高い方のエアータンク11A、12Aからのエアーによって遮断弁30Fが移動して低い方の圧力のプラグ形状部分30Aとエアー通路30Cとの間を遮断し、圧力の高い方のプラグ形状部分30Aとエアー通路30Cとの間を連通させるので、いずれか一方のエアータンク11A、12Bのエアー圧力が規定の圧力に達すると、釘打ち作業を開始することができる。
釘打ち機10を使用して大量の釘を打設すると、メインコンプレッサー11又はサブコンプレッサー12のエアータンク11A、12A内のエアー圧力が低下すると、他方のエアータンク12A、11Aのエアー圧力を受けて遮断弁30Fが移動し、今度は逆の方のプラグ形状部分30Aとエアー通路30Cを連通させるので、釘打ち作業を続行することができる。
このように、遮断弁30Fがプラグ形状部分30Aを切替えるので、中断することなく釘打ち作業を行うことができる。
また、釘打ち作業が終了した後、釘打ち機10側のエアーホース13のプラグ13Aをエアーカプラ30のソケット形状部分30Bから抜くと、エアーホース13内のエアーが自然に抜けるので、例えばエアーホース13内の高圧エアーによって釘打ち作業ができるなど、残留エアーに起因する誤動作を未然に防止できる。
図6は第3の実施形態を示し、図において図4及び図5と同一符号は同一又は相当部分を示す。本例では二股状のエアーカプラ30’の胴部の中間にはエアー通路30Cが分岐され、エアー通路30Cの先端部分は二股状に分岐され、分岐されたエアー通路30Cの先端部分にはソケット形状部分30Bが各々形成されている。このように、ソケット形状部分30Bは複数であってもよい。
本発明に係るエアーカプラの好ましい実施形態を備えたエアー工具のエアー供給システムの構成例を模式的に示す図である。 上記実施形態におけるエアーカプラの構造を示す図である。 上記実施形態におけるエアーカプラの使用例を示す図である。 第2の実施形態におけるエアーカプラを備えたエアー工具のエアー供給システムの構成例を模式的に示す図である。 上記実施形態におけるエアーカプラの構造を示す図である。 第3の実施形態におけるエアーカプラの構造を示す図である。
符号の説明
15 エアーカプラ
15A、15B プラグ形状部分
15C 筒状スライダー
15D 胴部
15E 段部
15G、15H ストッパー部
15J 連通穴
30、30’ 二股状エアーカプラ
30A プラグ形状部分
30B ソケット形状部分
30C エアー通路
30D 切替え室
30F 遮断弁
30G ばね部材

Claims (7)

  1. エアーホースの先端部分をソケットに接続するためのエアーカプラであって、
    胴部の先端部分はソケットに接続し得るプラグ形状に形成され、上記胴部の後端部分はエアーホースの先端部分に取付け可能に設けられ、上記胴部内面とプラグ形状部分の内面との間には段部が形成され、
    上記プラグ形状部分内には筒状スライダーが出没可能に内蔵され、該筒状スライダーの先端は開口され、後端は閉鎖され、上記筒状スライダーの両端にはストッパー部が形成されるとともに、上記筒状スライダーの後部にはエアーの連通穴が形成され、上記筒状スライダーは両端のストッパー部がプラグ形状部分の先端外面及び内面段部に当接して抜止めされ、
    上記プラグ形状部分がソケットに接続されることによって上記筒状スライダーが上記プラグ形状部分内に没入され、上記連通穴が上記胴部内に連通される一方、
    上記プラグ形状部分がソケットから抜かれることによって上記筒状スライダーが上記胴部内のエアー圧力を受けて上記プラグ形状部分から突出して連通穴が上記プラグ形状部分の内面によって閉鎖されるようになっていることを特徴とするエアーカプラ。
  2. 上記胴部の後端部分はソケットに接続可能なプラグ形状に形成され、該プラグ形状部分がエアーホースの先端部分のソケットに接続されるようになっている請求項1記載のエアーカプラ。
  3. 上記胴部の後端部分はエアーホースの先端部分に嵌入し得る形状に形成されている請求項1記載のエアーカプラ。
  4. 2台のエアーコンプレッサによってエアー工具にエアーを供給するエアー供給システムにおいて、
    上記エアーホースの一端部分にプラグが取付けられ、他端部分にはエアーカプラが取付けられ、エアーカプラは胴部の先端部分がソケットに接続し得るプラグ形状に形成され、上記胴部内面とプラグ形状部分の内面との間には段部が形成され、上記プラグ形状部分内には筒状スライダーが出没可能に内蔵され、該筒状スライダーの先端は開口され、後端は閉鎖され、上記筒状スライダーの両端にはストッパー部が形成されるとともに、上記筒状スライダーの後部にはエアーの連通穴が形成され、上記筒状スライダーは両端のストッパー部がプラグ形状部分の先端外面及び内面段部に当接して抜止めされ、
    2台のエアーコンプレッサのエアータンクにはソケットがタンク内に連通して取付けられており、
    上記エアーホースのプラグが上記2台のうちの一方のエアーコンプレッサのエアータンクのソケットに接続され、上記エアーホースのエアーカプラのプラグ形状部分が他方のエアーコンプレッサのエアータンクのソケットに接続され、上記エアーカプラの筒状スライダーが上記プラグ形状部分内に没入され、上記連通穴が上記胴部内に連通され、上記2台のエアーコンプレッサの間でエアーを供給するとともに、上記2台のうちのいずれか一方のエアーコンプレッサからエアー工具にエアーを供給する一方、
    上記プラグ形状部分がソケットから抜かれることによって上記筒状スライダーが上記胴部内のエアー圧力を受けて上記プラグ形状部分から突出して連通穴が上記プラグ形状部分の内面によって閉鎖されるようになっていることを特徴とするエアー供給システム。
  5. 胴部の中間にはエアー通路が分岐して形成され、該エアー通路にはソケット形状部分が形成され、上記胴部の両端にはプラグ形状部分が各々形成された二股状エアーカプラーにおいて、
    上記胴部内のエアー通路が分岐された部分には切替え室が形成され、該切替え室内には通路を遮断し得る遮断弁がスライド自在に収納されるとともに、遮断弁を付勢するばね部材が縮装され、該遮断弁は2つのうちのエアー圧力が高い方のプラグ形状部分からの圧力を受けてエアー通路と低い圧力のプラグ形状部分との間を遮断するとともに、エアー通路と高い圧力のプラグ形状部分との間を連通させるようになっていることを特徴とするエアーカプラ。
  6. 上記エアー通路の先端部分がさらに複数に分岐され、該分岐された複数のエアー通路の先端部分にソケット形状部分が形成されている請求項5記載のエアーカプラ。
  7. 2台のエアーコンプレッサとエアー工具との間を3本のホースと二股状エアーカプラで接続してなるエアー供給システムにおいて、
    上記二股状エアーカプラは胴部の中間にエアー通路が分岐して形成され、該エアー通路にはソケット形状部分が形成され、上記胴部の両端にはプラグ形状部分が各々形成され、
    上記胴部内のエアー通路が分岐された部分には切替え室が形成され、該切替え室内には通路を遮断し得る遮断弁がスライド自在に収納されるとともに、遮断弁を付勢するばね部材が縮装され、該遮断弁は2つのうちのエアー圧力が高い方のプラグ形状部分からの圧力を受けてエアー通路と低い圧力のプラグ形状部分との間を遮断するとともに、エアー通路と高い圧力のプラグ形状部分との間を連通させるようになっており、
    上記2台のエアーコンプレッサのエアータンクのソケットには各々エアーホースのプラグが接続され、該2本のエアーホースのソケットは上記二股状エアーカプラのプラグ形状部分に接続され、上記二股状エアーカプラのソケットにはエアー工具にエアーを供給するエアーホースのプラグが接続されていることを特徴とするエアー供給システム。
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