JP3125489U - エアブロー装置 - Google Patents

エアブロー装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3125489U
JP3125489U JP2006005554U JP2006005554U JP3125489U JP 3125489 U JP3125489 U JP 3125489U JP 2006005554 U JP2006005554 U JP 2006005554U JP 2006005554 U JP2006005554 U JP 2006005554U JP 3125489 U JP3125489 U JP 3125489U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
roots
motor
compressed air
type blower
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2006005554U
Other languages
English (en)
Inventor
康名 横井
義展 伊藤
昌史 竹田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Anlet Co Ltd
Original Assignee
Anlet Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Anlet Co Ltd filed Critical Anlet Co Ltd
Priority to JP2006005554U priority Critical patent/JP3125489U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3125489U publication Critical patent/JP3125489U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)

Abstract

【課題】ハンドガンに供給する空気を安定して供給することができると共に省エネルギー化を図ったエアブロー装置を提供すること。
【解決手段】ルーツ式ブロワを用いた圧縮空気供給装置と低圧損型ハンドガンからなるエアブロー装置であって、圧縮空気供給装置は、ルーツ式ブロワを駆動するモータに付設したインバータ部と、ルーツ式ブロワの吐出口側に設置した圧力センサの検出圧力を電気信号に変換する出力部と、圧縮空気の目標圧力値を設定する設定部を備えた制御装置とを電気的に接続し、インバータ部において任意の圧力に対するモータへの出力周波数を予め決定してこれを記憶処理させると共に設定部で設定される目標圧力値の電気信号と圧力センサで検出される圧力の電気信号との値を比較演算して得られる値に対応する出力周波数の電力をモータに供給するように設け、インバータ部の駆動制御によりルーツ式ブロワの回転数を自動調節するようにした。
【選択図】図1

Description

本考案は、各種物品の洗浄後の水滴の吹き飛ばしや工作機械による切削加工時の切削粉塵の吹き飛ばし除去等の用途に使用されるエアブロー装置に関するものである。
各種物品の洗浄後の水滴の吹き飛ばしや工作機械による切削加工時の切削粉塵の吹き飛ばし除去等のエアーブロー用圧縮空気供給装置として、往復ピストン式又はスクリューポンプ式のコンプレッサーを用いる構造のものが使用されており、これに高圧用ハンドガンを用いるのが一般的である。
コンプレッサーを用いるエアーブロー用圧縮空気供給装置では、コンプレッサーで発生する圧縮空気の圧力が約700kPaと高圧であるため、これを約200kPaまで減圧して使用している。また、吐出空気量については、同程度のモータ容量のルーツ式ブロワを用いる装置と比べて少ないことから、比較的大きな容量のモータを使用しなければならない。
一般的にコンプレッサーを用いる圧縮空気供給装置では、約700kPa以上の高い圧力を発生するように運転されている。そのような高い圧力とされているのは、エアー配管を工場のいろいろの場所に設備する必要があり、その配管は比較的小径寸法で長い距離を敷設されるため、圧力損失が大きくなることによる。また、エアーツール等の空気圧機器によっては約200
〜400kPaの高圧力を必要とすることにもよる。しかし、コンプレッサーにより上記のような高い圧力まで昇圧させるには、多くの電力を要し、単位容積あたりのエアーコストが高くなってしまう。さらには、高圧用ハンドガンから噴出される空気音が大きいので騒音とも言える欠点もある。
上述したように、コンプレッサーを用いたエアブロー装置では、約700kPaまで昇圧した空気をわざわざ減圧して使用するために、エネルギーの無駄使いとなっている。
特開2003−65272号公報
この考案の目的は、ハンドガンに供給する空気を低圧力で安定して供給することができると共に省エネルギー化を図った小形・軽量のエアブロー装置を提供することにある。
前記目的を達成するために請求項1に記載の考案は、所定圧力の圧縮空気を供給するタンクにルーツ式ブロワの吐出口側を接続し、そのルーツ式ブロワをモータにより駆動するように設けた圧縮空気供給装置と、そのタンクの接続口にホースを介して接続される低圧損型ハンドガンとからなるエアブロー装置であって、
前記圧縮空気供給装置は、前記モータに付設されたインバータ部と、前記ルーツ式ブロワの吐出口側に設置された圧力センサの検出圧力を電気信号に変換する出力部と、前記圧縮空気の目標圧力値を設定する設定部を備えた制御装置とを電気的に接続し、前記インバータ部において任意の圧力に対する前記モータへの出力周波数を予め決定してこれを記憶処理させると共に、前記設定部で設定される目標圧力値の電気信号と前記圧力センサで検出される圧力の電気信号との値を比較演算して得られる値に対応する出力周波数の電力を前記モータに供給するように設け、前記インバータ部の駆動制御によりルーツ式ブロワの回転数を自動調節するように構成したことを特徴とする。
このエアブロー装置は、ハンドガンに供給する空気を使用空気量の増減にかかわらず常に安定した空気流速で供給することができる。加えて、ルーツ式ブロワの運転を使用空気量に合わせて自動制御することにより、省エネルギー化と稼働コストの低減を図ることができる。ハンドガンから噴出される空気にオイル分や水分が混入することがないので、クリーンエアによりエアブロー作業ができる。さらに、低圧損型ハンドガンを用いているのでエアブロー作業時の空気音が従来の高圧用ハンドガンに比べて小さい。
以下に、本考案の最良の形態例を図面に基づいて説明する。図1は本考案にかかるエアブロー装置の説明図、図2は圧縮空気供給装置の正面図、図3は圧縮空気供給装置の側面図、図4はエアブロー装置の作動制御システムを示す説明図、図5は低圧損型ハンドガンの正面図、図6は低圧損型ハンドガンの内部構造を示す断面図、図7は本考案のエアブロー装置のオン・オフ運転状況を示すグラフである。
図1に示す本考案にかかるエアブロー装置1は、所定圧力の圧縮空気を供給するルーツ式ブロワ11の吐出口側11bに吐出管14を介して小形タンク16を接続し、そのルーツ式ブロワ11をモータ、この実施形態では可変速ブラシレスモータ13により駆動するように設けた圧縮空気供給装置10と、そのタンク16に設けられた複数個の接続口17にホース30を介して夫々接続される複数個の低圧損型ハンドガン35とから構成されている。ルーツ式ブロワ11と可変速ブラシレスモータ13は、ベース2上に直結するように配置され、それらを防音カバー3で覆うように設けられている。ルーツ式ブロワ11の吸込口側11aには、サイレンサ12が取付けられている。
圧縮空気供給装置10においては、図4に示すように、前記可変速ブラシレスモータ13に付設されたインバータ部20と、前記吐出管14に設置された圧力センサ15の検出圧力をアナログ電気信号に変換する出力部とがケーブル21により電気的に接続されている。また、インバータ部20と、圧縮空気の目標圧力値を設定する設定部26を備えた制御装置25とは電気的に接続されている。
しかして、インバータ部20において任意の圧力に対するモータ13への出力周波数を予め決定してこれを記憶処理させると共に、設定部26で設定される目標圧力値の電気信号と圧力センサ15で検出される圧力の電気信号との値を比較演算して得られる値に対応する出力周波数の電力をモータ13に供給するように設け、インバータ部20の駆動制御によりルーツ式ブロワ11の回転数を自動調節するように構成されている。27は圧縮空気供給装置10の運転操作を行なうための操作パネルである。
低圧損型ハンドガン35は、図5及び図6に示すように、中心部に空気通路37を形成した直線形態のガン本体36の内部に、空気通路37の所定箇所に形成された連通口38を開閉する可動弁40をコイルバネ41によって常に閉鎖方向に付勢するように設けている。そして、ガン本体36に設けたレバー45を握ってピン42を押し込むことにより、可動弁40をコイルバネ41の弾力に反して押圧して連通口38を開放させるように設けられている。ガン本体36の空気導入口39aにはホース30の一端部30aを挿入し、ガン本体36に螺合する締め付け片46を締め付けることにより該ホース30を取付けるように設けられている。また、ガン本体36の空気噴出口39bにはノズル48の基部48aが装着されている。
以上により、本考案にかかるエアーブロー装置1が構成される。
つぎに、このエアーブロー装置1の作動について説明する。
(1)ルーツ式ブロワ11の運転を開始した状態でハンドガン35のレバー45を握って引くと、ルーツ式ブロワ11の吐出側の圧力は徐々に上昇し、その圧力は圧力センサ15
により検出されてアナログ電気信号に変換され、その変換された電気信号はインバータ部20に送られる。
(2)インバータ部20においては、設定部26で設定される目標圧力値の電気信号と圧力センサ15から送られてくる圧力の電気信号との値をリアルタイムに比較演算して得られる値に対応する出力周波数を決定し、その出力周波数の電力を可変速ブラシレスモータ13に供給する。
(3)ルーツ式ブロワ11の吐出側の圧力が目標圧力値に近づいて圧力センサ15で検出される圧力との差が少なくなると、インバータ部20によるモータ13への出力周波数が低下してルーツ式ブロワ11の回転数を減少させるように制御される。なお、ルーツ式ブロワ11の回転数が運転最低回転速度よりも減少する場合には、モータ13を自動的に停止させる保護制御が行なわれる。
(4)また、タンク16に接続されたハンドガン35の使用空気量が増加した場合には、圧力センサ15で検出される圧力値と目標圧力値とに差が生じるので、それに対応してインバータ部20からモータ13に向けて出力される出力周波数は大きくなり、ルーツ式ブロワ11の回転数を昇させるように制御される。
エアーブロー装置1においては、エアーブロー効果に影響を及ぼすのは圧力や流量でなくワークに対する衝突力であるため、圧縮空気供給装置10による低圧力でも十分効果を発揮することができる。仮に、単位面積あたりの衝突力が同じであれば、ルーツ式ブロワを使用した場合の圧力はコンプレッサの圧力に比べて1/10程度でよい。
しかして、本考案にかかるエアーブロー装置1によれば、冒頭で述べた工場エアーによるエアーブロー作業に比べて、約80%の省エネルギー化が得られることになる。
(実験)
本考案のエアーブロー装置1による間欠エアーブロー作業の実験を下記条件にて行った。その結果を図7のグラフに示す。
ルーツ式ブロワ 口径:65mm
モータ出力 3.7kW
設定目標圧力 30kPa
エアーブロー方法 1個のハンドガンにより20秒間運転と40秒間停止を繰り返した場合における目標圧力に対する追随性を調べた。
実験の結果、目標圧力に対する追随性は良好であることが確認された。
本考案にかかるエアブロー装置の説明図 圧縮空気供給装置の正面図 圧縮空気供給装置の側面図 エアブロー装置の作動制御システムを示す説明図 低圧損型ハンドガンの正面図 低圧損型ハンドガンの内部構造を示す断面図 本考案のエアブロー装置のオン・オフ運転状況を示すグラフ
符号の説明
1・・・エアーブロー装置
10・・・圧縮空気供給装置
11・・・ルーツ式ブロワ
11b・・・吐出口側
13・・・可変速ブラシレスモータ(モータ)
15・・・圧力センサ
16・・・タンク
20・・・インバータ部
25・・・制御装置
26・・・設定部
30・・・ホース
35・・・低圧損型ハンドガン

Claims (1)

  1. 所定圧力の圧縮空気を供給するタンクにルーツ式ブロワの吐出口側を接続し、そのルーツ式ブロワをモータにより駆動するように設けた圧縮空気供給装置と、そのタンクの接続口にホースを介して接続される低圧損型ハンドガンとからなるエアブロー装置であって、
    前記圧縮空気供給装置は、前記モータに付設されたインバータ部と、前記ルーツ式ブロワの吐出口側に設置された圧力センサの検出圧力を電気信号に変換する出力部と、前記圧縮空気の目標圧力値を設定する設定部を備えた制御装置とを電気的に接続し、前記インバータ部において任意の圧力に対する前記モータへの出力周波数を予め決定してこれを記憶処理させると共に、前記設定部で設定される目標圧力値の電気信号と前記圧力センサで検出される圧力の電気信号との値を比較演算して得られる値に対応する出力周波数の電力を前記モータに供給するように設け、前記インバータ部の駆動制御によりルーツ式ブロワの回転数を自動調節するように構成したことを特徴とするエアブロー装置。
JP2006005554U 2006-07-11 2006-07-11 エアブロー装置 Expired - Lifetime JP3125489U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006005554U JP3125489U (ja) 2006-07-11 2006-07-11 エアブロー装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006005554U JP3125489U (ja) 2006-07-11 2006-07-11 エアブロー装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3125489U true JP3125489U (ja) 2006-09-21

Family

ID=43475359

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006005554U Expired - Lifetime JP3125489U (ja) 2006-07-11 2006-07-11 エアブロー装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3125489U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009228628A (ja) * 2008-03-25 2009-10-08 Shinmaywa Industries Ltd ルーツブロア装置
CN116815375A (zh) * 2023-08-28 2023-09-29 常州虹纬纺织有限公司 一种竹节纱生产系统及其工作方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009228628A (ja) * 2008-03-25 2009-10-08 Shinmaywa Industries Ltd ルーツブロア装置
CN116815375A (zh) * 2023-08-28 2023-09-29 常州虹纬纺织有限公司 一种竹节纱生产系统及其工作方法
CN116815375B (zh) * 2023-08-28 2023-11-24 常州虹纬纺织有限公司 一种竹节纱生产系统及其工作方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2337956B1 (en) Air compressor
EP0129307B1 (en) Vacuum generating apparatus
US8182611B2 (en) Vacuum cleaning apparatus and cleaning method thereof
EP1676765A2 (en) Compressed air supplying apparatus
JP3125489U (ja) エアブロー装置
JPS63123530A (ja) 凹み除去工具および方法
JP5256650B2 (ja) 空気圧工具
US20230033558A1 (en) Air compressor and methods of operation
JP3800618B2 (ja) エアコンプレッサ
US7556457B2 (en) Drilling system including drilling machine and compressor
US20070056758A1 (en) Rear exhaust type pneumatic tool
WO2009044968A1 (en) Mist generating device for machine tool
JP5627965B2 (ja) エア工具
US7722438B1 (en) Air blow functionality for disc sander
JPWO2014080664A1 (ja) 間欠エア吐出装置
EP3398695A1 (en) Pressure washer and method for identifying spray bar thereof
JP4967694B2 (ja) エアコンプレッサのエアタンク容量切替機構
JP2003065272A (ja) エアーブロー用圧縮空気供給装置
KR20090109240A (ko) 휴대용 페인트 분사장치와 그의 작동 방법.
KR20020005654A (ko) 공작기계의 절삭액 공급장치
JP2015100850A (ja) 空気式駆動工具
JP5434279B2 (ja) 空気圧縮機
EP3804595B1 (en) Vacuum cleaning device with at least two motors
JP2000265962A (ja) エアタンク
KR20130010406A (ko) 진공청소기

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100830

Year of fee payment: 4

A624 Registrability report (other person)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A624

Effective date: 20091021

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100830

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110830

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110830

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120830

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120830

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130830

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term