JP2008074488A - 綿棒包装容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 綿棒収納部と薬液収納部とを一体に設けてなり、使用前には薬液が不測に綿棒の綿球に含浸するのを防止しておくことができ、使用時には、簡単且つ確実に含浸させることができる綿棒包装容器を提供する。
【解決手段】 綿棒の軸部収納溝部2と綿球収納凹部3とを有する容器主体1の先端に折目を介して薬液収納容器5を上記綿球収納凹部3上に折り重ねてあり、この薬液収納容器5の上向き底部の内底面に該薬液収納容器5の開口端を密閉した薄膜片8を突き破るための突起6を突設していると共に、この薬液収納容器5の前後部に断面台形状の保護壁体部7、7を突設して使用前には外力が上記薬液収納容器5の上向き外底面に直接作用するのを防止してあり、使用時には薬液収納容器5の底部を下方に撓ませて突起6により薄膜片8を破り、下方の綿球に薬液を含浸させるように構成している。
【選択図】図1

Description

本発明は、綿棒と薬液とを一体的に包装してなり、使用時に薬液を綿棒の綿球に含浸させて患部に塗布するように構成した綿棒包装容器に関するものである。
綿棒は従来から、その軸部を摘んで該軸部の先端に装着している綿球を耳などに挿入して耳垢などの除去を行うために使用されるが、それ以外に綿棒の綿球に薬液を含浸させて患部の皮膚に塗布することにより消毒や治療等を行うためにも使用されている。この際、使用前においては綿棒を衛生的に収納しておき、使用時には該綿棒の綿球に薬液を直ちに含浸させるように構成した綿棒包装容器が開発されている。
このような綿棒包装容器としては、例えば、特許文献1に記載されているように、綿棒の軸部収納溝部とこの軸部収納溝部の先端側に該軸部収納溝部に連通状態で設けられた綿球収納凹部とを有し、この綿球収納凹部の先端部内に薬液袋を配設、保持すると共に軸部収納溝部と綿球収納凹部との上端開口部を剥離可能な蓋材によって密閉し、さらに、この蓋材の先端部下面に先端が先鋭な突起を上記薬液袋に向かって突設してなり、使用に際しては、蓋材の先端部を下方に押圧して撓ませることにより、上記突起で薬液袋を破壊させ、薬液を綿球収納凹部内に流出させて該綿球に含浸させるように構成している。
また、薬液袋を綿球収納凹部の先端部内に設けることなく綿球上に重ね合わせた状態に保持する一方、綿球収納凹部の先端に突起収納容器体を綿球収納凹部上に折り重ね可能に配設し、使用に際しては、突起収納容器体を綿球収納凹部上に折り重ねたのち、この突起収納容器体を押し潰すように変形させることによって突起で綿球上の薬液袋を破壊させ、薬液を綿球に含浸させるように構成した綿棒包装容器の構造も開示されている。
特開平10−120041号公報
しかしながら、前者のような構造の綿棒包装容器では、保管時や携行中などにおいて、綿球収納凹部の上端開口部を密閉している蓋材部分に不測に外力が作用すると、該蓋材部分が容易に下方に撓み変形してその下面に突設している突起が綿球収納凹部内に設けている液体袋を突き破ってしまう虞れがあった。このため、液体袋を比較的弾力性を有する柔軟で且つ強度を有する合成樹脂シート材によって構成しているが、そうすると蓋材を大きく下方に撓ませて突起を液体袋に押圧しても、薬液袋を破裂させることができない事態が発生することになり、その上、包装容器が不透明である場合には薬液袋が破壊したかを外部から確認することができない等の問題点がある。
また、後者のような構造の綿棒包装容器では、薬液袋を綿球収納凹部内の綿球上に重ねた状態で綿球収納凹部に固定しておく構成を必要として構造が複雑化する上に、綿棒の軸部収納溝部が浅くてもよいにもかかわらず、綿球収納凹部の深さを極めて深く形成しておかねばならず、容器全体の高さが高くなって嵩張りが生じるばかりでなく、余分な材料費を必要としてコスト高になるといった問題点がある。さらに、綿球収納凹部の上端開口部を密閉している蓋材部分に不測に外力が作用すると、綿球上に載せている薬液袋が圧迫されて破裂する虞れがあった。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、使用前には容器に圧縮方向の押圧力が作用しても、薬液収納容器を密閉している薄膜片が突起によって突き破られるのを防止することができると共に、使用時には簡単且つ確実に突起によって薬液収納容器の薄膜片を破壊して薬液を綿球に含浸させることができ、また、構造が簡単で安価に製造することができる綿棒包装容器を提供するにある。
上記目的を達成するために本発明の綿棒包装容器は、請求項1に記載したように、綿棒の軸部収納溝部とこの軸部収納溝部の先端側に該軸部収納溝部に連通状態で設けられた綿球収納凹部とを有する容器主体と、この容器主体の綿球収納凹部上に該綿球収納凹部と軸部収納溝部との上方開口端を剥離自在に密閉している剥離シートを介して重ねられた薬液収納容器とからなり、この薬液収納容器はその開口端を薄膜片によって密閉していると共に底部に該底部を押圧することにより上記薄膜片を突き破る突起を薄膜片に向かって突設してあり、この薬液収納容器を底部を上向きにしてその薄膜片を上記剥離シート上に重ね合わせていると共に、薬液収納容器の外側近傍部に薬液収納容器の開口端縁から底部に達する高さを有する保護壁体部を突設した構造を有している。
このように構成した綿棒包装容器において、請求項2に係る発明は、容器主体の上面を平面視長方形状の板状フランジ部により形成し、この板状フランジ部の中央部に下方に向かって綿棒の軸部収納溝部と綿球収納凹部とを膨出形成してあり、綿球収納凹部側のフランジ部先端に薬液収納容器の開口端周縁に設けているフランジ片部の端部を折目を介して連設し、この折目から薬液収納容器を容器主体の綿球収納凹部上に剥離シートを介して折り重ねていることを特徴とする。
また、請求項3に係る発明は、上記綿棒の軸部収納溝部の基端部側に該軸部収納溝部を両側方に拡幅してなる軸部取り出し凹部を設けていることを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、薬液収納容器の開口端を薄膜片によって密閉していると共にこの薬液収納容器の底部に該底部を押圧することにより上記薄膜片を突き破る突起を薄膜片に向かって突設し、この薬液収納容器を底部を上向きにしてその薄膜片を綿球収納凹部を密閉している剥離シート上に重ね合わせると共に、薬液収納容器の外側近傍部に薬液収納容器の開口端縁から底部に達する高さを有する保護壁体部を突設しているので、綿棒包装容器を重ね合わせた状態で取り扱いや保管中等において、或いは、バッグ等に収納して携行中において、薬液収納容器を圧縮させようとする押圧力が作用しても、その押圧力が薬液収納容器の外側近傍部に突設している保護壁体部によって受止されて薬液収納容器に作用するのを強固に阻止することができ、該薬液収納容器の底部に突設している突起が薬液収納容器を密封している薄膜片を不測に突き破るのを防止することができる。
その上、薬液収納容器の底部から突設している突起の先端を薄膜片に近接させた状態にしておいても、上記のように保護壁体部によって底部が不測に下方に撓み変形するのを防止されているから薄膜片を破る虞れがなく、従って、薬液収納容器の高さを低くして容器全体をコンパクトに形成することができると共に、使用時には薬液収納容器の底部を僅かに下動させるだけで薄膜片を確実に破ることができる。
また、使用時に容器主体の綿球収納凹部上に折り重ねた上記薬液収納容器との間に介在している剥離シートを剥離することにより、綿球収納凹部の上端を全面的に開口させてこの開口部に薬液収納容器の下端開口部を密閉している薄膜片によって被覆した状態にすることができ、この状態にして上向きにしている薬液収納容器の容器の底部を下方に押圧して撓ませることにより、該底部から下方に突設している突起で薄膜片を簡単且つ確実に突き破ることができ、薬液収納容器内の薬液を綿球収納凹部内に流下させて綿球に含浸させることができる。この際、薬液収納容器の外側近傍部に保護壁体部を突設しているが、この保護壁体部に何等邪魔されることなく薬液収納容器内の薬液を綿球に含浸させる操作を円滑に行うことができる。
請求項2に係る発明によれば、容器主体の上面を平面視長方形状の板状フランジ部により形成し、この板状フランジ部の中央部に下方に向かって綿棒の軸部収納溝部と綿球収納凹部とを膨出形成してあり、綿球収納凹部側のフランジ部先端に薬液収納容器の開口端周縁に設けているフランジ片部の端部を折目を介して連設しているので、綿棒の軸部収納溝部と綿球収納凹部とを有する容器主体と薬液収納容器とを簡単に一体成形することが可能であり、全体の構造が簡素化していることと相まって安価に多量生産が可能な綿棒包装容器を提供することができる。
さらに、綿球収納凹部側のフランジ部先端に折目を設け、この折目から薬液収納容器を容器主体の綿球収納凹部上に剥離シートを介して折り重ねているので、薬液収納容器を上方に折り返すだけで、綿球収納凹部上に該薬液収納容器を前後左右に妄動させることなく正確に重ね合わせた状態に保持しておくことができると共に、使用に際して上記突起により薬液収納容器の開口端を密閉している薄膜片を突き破った時に、薬液を綿球収納凹部内の綿球上に正確に流下させて該綿球全体に円滑に含浸させることができる。
また、請求項3に係る発明によれば、綿棒の軸部収納溝部の基端部側に該軸部収納溝部を両側方に拡幅してなる軸部取り出し凹部を設けているので、綿球に薬液を含浸させた綿棒を簡単に取り出すことができ、患部に対する薬液の塗布が円滑に行うことができる。
本発明の実施の形態を図面について説明すると、図1は綿棒を収納している綿棒包装容器の縦断側面図、図2はその斜視図、図3は薬液を含浸させた綿棒を取り出す状態の斜視図であって、綿棒包装容器はポリエチレン等の合成樹脂の成形容器であり、綿棒11の軸部12を収納している軸部収納溝部2と、この軸部収納溝部2の先端側に該軸部収納溝部2に連通状態で設けられた綿球収納凹部3とを有する容器主体1と、この容器主体1の先端に折目4を介して折り重ねられた薬液収納容器5とから構成されている。
容器主体1の上面は、平面視長方形状の板状フランジ部1aによって形成されてあり、この板状フランジ部1aの幅方向の中央部に基端部から先端部に向かって一定幅と長さを有する断面U字状の上記軸部収納溝部2を下方に向かって膨出成形していると共にこの軸部収納溝部2の基端部を両側方に向かって平面視円形状に拡幅してなり且つ軸部収納溝部2よりも深さが深い指先が挿入可能な軸部取り出し凹部分2aを形成している。さらに、板状フランジ部1aの先端部に上記綿球収納凹部3を下方に向かって膨出成形し、この綿球収納凹部3の基端部における幅方向の中央部に上記軸部収納溝部2の先端を連通させている。尚、綿球収納凹部3は、その上半部を平面視矩形状の凹部3aに形成していると共にこの凹部3aの中央部に綿棒11の軸部12の先端に一体に設けている綿球13を収納した平面視縦長楕円形状の凹部3bを下方に向かって膨出成形しいるが、上記矩形状の凹部3aは必ずしも設けておく必要はない。
さらに、上記板状フランジ部1aの先端には、上記折目4を介してこの板状フランジ部1aと同一幅を有する矩形状のフランジ片部1bが一体に設けられてあり、図3に示すように、このフランジ片部1bを板状フランジ部1aの延長方向に展開した状態において、その中央部に上記薬液収納容器5を下方に向かって膨出成形している。この薬液収納容器5は平面視矩形状に形成されていると共に、内底面中央部に上方に向かった先端が先鋭端に形成している突起6を突設してあり、さらに、この薬液収納容器5の外側近傍部に該薬液収納容器5を前後から挟むようにして保護壁体部7、7を下方に向かって膨出成形している。
この保護壁体部7、7は薬液収納容器5を折目4を介して上記綿球収納凹部3上に折り重ねることによりその底部を図1、図2に示すように上方に向けた状態においては、上記保護壁体部7、7はフランジ片部1bの前後端部から上方に向かって突設した断面台形状に形成されていると共に、その高さは薬液収納容器5の上向き外底面に達する高さ、具体的にはこの薬液収納容器5と同一高さ、又は僅かに高い高さに形成されている。なお、この保護壁体部7、7は薬液収納容器5の前後部に限らず、薬液収納容器5の外周面を全周に亘って囲繞した連続壁に形成しておいてもよい。
フランジ片部1bに全面的に開口している薬液収納容器5の開口端はアルミ箔または軟質合成樹脂製の止水性を有するフイルムよりなる薄膜片8を該薬液収納容器5の開口端縁であるフランジ片部1bに貼着することによって内部に薬液10を封入した状態で密閉されていると共に、薬液収納容器5の内底面から薄膜片8に向かって突設している上記突起6の突出長さを薬液収納容器5の高さよりも僅かに短くしてその先端を薄膜片8上に近接させ、この突起6の先端で薄膜片8を破壊することによって内部の薬液10を綿球収納凹部3内の綿球13上に流下させて綿球13に含浸させるように構成している。
さらに、薬液収納容器5のフランジ片部1bを容器主体1の板状フランジ部1aの延長方向に展開した状態において、これらの板状フランジ部1aからフランジ片部1bの上面全面に細長長方形状の剥離シート9を剥離可能に貼着してこの剥離シート9により板状フランジ部1aを開口端縁としている上記軸部収納溝部2と綿球収納凹部3との開口端を全面的に密閉していると共にフランジ片部1bに剥離可能に貼着している該剥離シート9の前部によって薬液収納容器5の開口端を密閉している薄膜片8を被覆している。また、剥離シート9の前端部をフランジ片部1bから突出させてその突出端部を摘まみ片9aに形成している。
このように構成した綿棒包装容器は、未使用時には容器主体1に対して薬液収納容器5を上記折目4を介して綿球収納凹部3上に折り重ねた状態にして図2に仮想線で示す収納袋A内に収容されてあり、この状態においては、剥離シート9も折目4から折り曲げられた薬液収納容器5を被覆しているシート部分を綿球収納凹部3に被覆しているシート部分に重ね合わせていると共に摘まみ片9aを薬液収納容器5から後方に突出させている。
この状態においては、薬液収納容器5は綿球収納凹部3上に重ね合わされて、その外底面を上方に向けていると共に、該薬液収納容器5の外側の前後近傍部に上端面がこの薬液収納容器5の外底面に達する高さの耐圧縮強度の大きい断面台形状の保護壁体部7、7を突設しているので、この薬液収納容器5上に該薬液収納容器5を圧縮させようとする押圧力が作用した際にはその押圧力が保護壁体部7、7の上端面によって受止されて薬液収納容器5の底面にその押圧力が直接作用することによる該底部の下方への撓み変形を防止することができ、従って、底部に突設している突起により薬液収納容器5を密封している薄膜片8が不測に突き破られる虞れを殆どなくすることができる。
また、使用時には、図1に示すように、容器主体1の綿球収納凹部3上に重ねている薬液収納容器5から後方に突出した剥離シート9の摘まみ片9aを摘んで後方に引っ張ることにより、該剥離シート9を除去して容器主体1の軸部収納溝部2と綿球収納凹部3の上端開口部を開口させると共に薬液収納容器5を密閉している薄膜片8を露出させて該薄膜片8を綿球収納凹部3の上端開口部に直接、臨ませた状態にする。
しかるのち、図4、図5に示すように、薬液収納容器5における上向の外底面上に指先を当てがってその底部を下方に押圧すると、該底部が下方に撓んでその内底面から下方に突出している突起6の先端により薄膜片8の中央部を薬液収納容器5内から突き破り、該薬液収納容器5内の消毒液や傷薬等の薬液10を下方の綿球収納凹部3内に流下させて、該綿球収納凹部3内の綿球13に含浸させる。この際、薬液収納容器5が透明でない場合には、外部からは突起6による薄膜片8の破壊を確認することができないが、薄膜片8は薬液収納容器5の開口端に張設、固定されていて前後左右には逃げることがなく、且つ、突起6が該薄膜片8の上面中央部上に近接した位置で垂直状態に配設されているので、突起6を僅かに下動させるだけで確実且つ円滑に薄膜片8の中央部を破壊することができる。
こうして、薬液収納容器5内の薬液10を綿棒11の綿球13に含浸させると、図3、図6に示すように、薬液収納容器5を折目4から前方に展開すると共に、指先を軸部収納溝部2の軸部取り出し凹部2a内に挿入して該軸部12を摘まむことにより綿棒11を容器本体1から取り出し、綿球13に含浸させている薬液を患部に塗布するものである。
なお、以上の実施の形態において、薬液収納容器5内でその内底面から薄膜片8に向かって突設している突起6の先端を先鋭端に形成しているが、丸みを持たせた先端部に形成しておいてもよく、さらには、突起を截頭円錐形状又は截頭角錐形状としておいても、薄膜片8がアルミ箔等の破れやすい材料から形成しているので、確実に破ることができる。また、使用に際して、薬液収納容器5を綿球収納凹部3上に重ねた状態で剥離シート9を剥離したが、図7に示すように、一旦、薬液収納容器5を折目4から前方に展開した状態にして剥離シート9を剥離し、しかるのち、この薬液収納容器5を折り返して綿球収納凹部3上に重ね合わせ、この状態にして上記のように薄膜片8の破壊操作を行って綿球13に薬液を含浸させてもよい。
綿棒包装容器の縦断側面図。 その斜視図。 薬液を含浸させた綿棒を取り出す状態の斜視図。 薬液収納容器の外底部を下方に撓み変形させている状態の斜視図。 その縦断側面図。 薬液を含浸させた綿棒を取り出す状態の縦断側面図。 薬液収納容器を前方に展開した状態の斜視図。
符号の説明
1 容器本体
2 軸部収納溝部
3 綿球収納凹部
4 折目
5 薬液収納容器
6 突起
7 保護壁体部
8 薄膜片
9 剥離シート
10 薬液
11 綿棒
12 軸部
13 綿球

Claims (3)

  1. 綿棒の軸部収納溝部とこの軸部収納溝部の先端側に該軸部収納溝部に連通状態で設けられた綿球収納凹部とを有する容器主体と、この容器主体の綿球収納凹部上に該綿球収納凹部と軸部収納溝部との上方開口端を剥離自在に密閉している剥離シートを介して重ねられた薬液収納容器とからなり、この薬液収納容器はその開口端を薄膜片によって密閉していると共に底部に該底部を押圧することにより上記薄膜片を突き破る突起を薄膜片に向かって突設してあり、この薬液収納容器を底部を上向きにしてその薄膜片を上記剥離シート上に重ね合わせていると共に、薬液収納容器の外側近傍部に薬液収納容器の開口端縁から底部に達する高さを有する保護壁体部を突設していることを特徴とする綿棒包装容器。
  2. 容器主体の上面を平面視長方形状の板状フランジ部により形成し、この板状フランジ部の中央部に下方に向かって綿棒の軸部収納溝部と綿球収納凹部とを膨出形成してあり、綿球収納凹部側のフランジ部先端に薬液収納容器の開口端周縁に設けているフランジ片部の端部を折目を介して連設し、この折目から薬液収納容器を容器主体の綿球収納凹部上に剥離シートを介して折り重ねていることを特徴とする請求項1に記載の綿棒包装容器。
  3. 綿棒の軸部収納溝部の基端部側に該軸部収納溝部を両側方に拡幅してなる軸部取り出し凹部を設けていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の綿棒包装容器。
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