JP2008073830A - ロボット制御装置 - Google Patents

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哲朗 加藤
Akiyoshi Kuroshita
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Abstract

【課題】仮想バネ等が作用される方向において円滑な動作が妨げられるのを抑制する。
【解決手段】ロボットのツールと作業対象物との間に仮想バネまたは仮想ダンパを作用させる柔軟制御を行うロボット制御装置(RC)において、柔軟制御を行う際に、柔軟制御が開始される柔軟制御開始位置と仮想バネまたは仮想ダンパとに基づいてロボットの複数の関節軸(J1〜J6)から特定の関節軸を選択し、該特定の関節軸の位置ゲインおよび/または速度ゲインを特定の関節軸の位置ゲイン通常値および速度ゲイン通常値よりも低減させるゲイン低減手段(41、42)と、柔軟制御を行う際に、柔軟制御開始位置と仮想バネまたは仮想ダンパとに基づいて算出された特定の関節軸の補正トルクを前記特定の関節軸の補正トルク通常値よりも低減させる補正トルク低減手段(43)とを含む。
【選択図】図6

Description

本発明は産業用ロボット(以下、単に「ロボット」と言う。)を制御するロボット制御装置に関する。
ロボットの複数の関節軸を駆動するサーボモータは、通常は、位置制御ループおよび速度制御ループを有するサーボ系によって制御されている。このようなサーボ系によってロボットのツール先端点が目標位置に向かって移動しているときにツール先端点が何らかの障害物に遭遇・接触した場合には、ロボットのツール先端点は障害物に抗して目標位置に向かって移動を続行しようとする現象が生じる。
この現象は次のように説明される。即ち、障害物の存在に関わらずサーボモータは目標位置に向かって移動しようとするが、実際には障害物によりその目標位置に移動することが阻まれるので位置偏差eが増大する。その結果、この位置偏差に位置ループゲインKpを乗じて得られる速度指令vcも増大する。そして、この増大する速度指令vcとモータの速度v(障害物に当接しているときには、速度vは「0」に近いと考えられる。)との差は、速度ループの持つ積分器によって積分されて増大し、トルク指令tcは大きな値となる。
最終的には、サーボモータは目標位置への移動を実現しようとして最大のトルクを出力するようになり、ロボットの停止やワーク、エンドエフェクタ等の破壊事故(干渉事故)を招く原因となる。そこで、このような不都合を回避する手段として、必要に応じて位置ループゲインKpおよび速度ループゲインKvを低下させることにより速度指令vc及びトルク指令tcの値の増大を抑止する方式が用いられている。
この方式においては、柔軟制御用のゲイン値Kp’、Kv’が予め設定され、柔軟制御指令の入力時にゲインが通常制御用のゲイン値Kp、Kvから柔軟制御用のゲイン値Kp’、Kv’に各々切り換えられる。
このような柔軟制御は、ロボットの関節軸(以下、単に「軸」と述べる場合もある)を柔らかくして「各軸空間上でのソフトフロート機能」(以下、「各軸ソフトフロート」と適宜称する)を行うものである。
特許文献1には、直交座標系において設定された仮想バネに関するパラメータ(Kx、Ky、Kz)を用いて直交座標系における力(Fx、Fy、Fz)を求め、この力をツール座標系の力に変換し、Newton−Euler法から各軸のトルクTiを算出し、算出されたトルクTiを各軸のトルク指令として用いるようにした柔軟制御が開示されている。
特開2005−219205号公報
図7は直交座標系における柔軟制御(以下、「直交ソフトフロート」と適宜称する)の一例を示す図である。ロボットRは図示されるように配置された六つの関節軸J1〜J6を備えており、ロボットRの先端にはツールHが取付けられている。また、直交座標系Σ0が図示されるように定められている。
成型品W1が成型機W2内のピンP3によって−X方向に押出されると、ロボットRは成型品W1を取出すために、成型品W1の動作に追従してX方向に柔らかくかつZ方向に固い直交ソフトフロートを行う必要がある。すなわち、図7においては、X方向が柔らかい方向、すなわち動作が円滑に行われるべき方向であり、Z方向が固い方向、つまり動作すべきでない方向である。
図8は一例において直交ソフトフロートを行う際に作用する力を説明するための図である。図8においては、X方向およびZ方向における仮想バネのパラメータKx、Kzとして、(Kx、Kz)=(0、Kz)を定める。なお、説明を簡単にする目的でKyは示していない。
ピンP3が成型品W1を押出す力、および他の外乱により、図8に示されるように、目標位置p0とフィードバック位置pfとの間に差が生じる。そして、この偏差を偏差pf−p0=(Δx、Δz)とする。Δx、Δzに対して仮想バネが出す力はそれぞれ、−KxΔx、−KzΔzである。前述したように(Kx、Kz)=(0、Kz)と定めているので、ここでは、−KzΔz=Fzのみが作用する。
ツールHのツール先端点TCPに力Fzが発生するときの各軸のトルクをNewton−Euler法により算出すると、関節軸J2、J3、J5においてトルクT2、T3、T5が得られる。図8から分かるように、関節軸J3においては、トルクT3が−X方向への動作を妨げる方向に働き、その結果、X方向における柔らかさ、すなわち円滑な動作が妨げられる。それゆえ、トルクT3に抗して動作させる場合には、各軸ソフトフロートの場合よりも大きな力が必要とされる。しかしながら、特許文献1の場合においては、特定の関節軸、例えばトルクT3が作用する関節軸J3のみについて、トルクを調節することはできない。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、柔軟制御を行う際に、仮想バネなどが作用される方向において円滑な動作が妨げられるのを抑制することのできるロボット制御装置を提供することを目的とする。
前述した目的を達成するために1番目の発明によれば、複数の関節軸を備えたロボットを制御するロボット制御装置であって、前記ロボットのツールに対して一定の位置姿勢関係にあるツール座標系または作業対象物に対して一定の位置姿勢関係にある作業座標系により定義された方向において、前記ロボットの前記ツールと前記作業対象物との間に仮想バネを作用させる柔軟制御を行うロボット制御装置において、前記柔軟制御を行う際に、前記柔軟制御が開始される柔軟制御開始位置と前記仮想バネとに基づいて前記ロボットの前記複数の関節軸から特定の関節軸を選択し、該特定の関節軸の位置ゲインおよび速度ゲインのうちの少なくとも一方を前記特定の関節軸の位置ゲイン通常値および速度ゲイン通常値よりも低減させるゲイン低減手段と、前記柔軟制御を行う際に、前記柔軟制御開始位置と前記仮想バネとに基づいて算出された前記特定の関節軸の補正トルクを前記特定の関節軸の補正トルク通常値よりも低減させる補正トルク低減手段とを具備する、ロボット制御装置が提供される。
2番目の発明によれば、複数の関節軸を備えたロボットを制御するロボット制御装置であって、前記ロボットのツールに対して一定の位置姿勢関係にあるツール座標系または作業対象物に対して一定の位置姿勢関係にある作業座標系により定義された方向において、前記ロボットの前記ツールと前記作業対象物との間に仮想ダンパを作用させる柔軟制御を行うロボット制御装置において、前記柔軟制御を行う際に、前記柔軟制御が開始される柔軟制御開始位置と前記仮想ダンパとに基づいて前記ロボットの前記複数の関節軸から特定の関節軸を選択し、該特定の関節軸の位置ゲインおよび速度ゲインのうちの少なくとも一方を前記特定の関節軸の位置ゲイン通常値および速度ゲイン通常値よりも低減させるゲイン低減手段と、前記柔軟制御を行う際に、前記柔軟制御開始位置と前記仮想ダンパとに基づいて算出された前記特定の関節軸の補正トルクを前記特定の関節軸の補正トルク通常値よりも低減させる補正トルク低減手段とを具備する、ロボット制御装置が提供される。
すなわち1番目または2番目の発明においては、ゲイン低減手段により特定の関節軸についての位置ゲインおよび/または速度ゲインを低減させると共に、補正トルク低減手段により特定の関節軸についてのトルクを低減させられる。その結果、仮想バネまたは仮想ダンパが作用される方向において円滑な動作が妨げられるのを抑制することができる。言い換えれば、1番目および2番目の発明においては、柔らかくする方向への動作を少ない力で行うことができる。
3番目の発明によれば、1番目または2番目の発明において、前記柔軟制御開始位置において関節軸から前記作業座標系へのヤコビ行列を算出し、前記柔軟制御を行う方向に対応する前記ヤコビ行列の行において絶対値が最大の列に対応する関節軸を、前記特定の関節軸として選択するようにした。
4番目の発明によれば、1番目から3番目のいずれかの発明において、前記特定の関節軸における前記位置ゲインおよび/または前記速度ゲインの低減量を自動的に設定するようにした。
5番目の発明によれば、1番目から4番目のいずれかの発明において、前記特定の関節軸における前記補正トルクの低減量を自動的に設定するようにした。
すなわち3番目から5番目の発明においては、関節軸の選択の設定、ならびに位置ゲイン、速度ゲインおよび/または補正トルクの低減量の設定を自動的に行うことができるので、不慣れな操作者であってもロボットを適切に操作することができる。
6番目の発明によれば、1番目から5番目のいずれかの発明において、前記柔軟制御を開始する前に、通常制御によって前記ロボットのツールを指定された方向に指定された距離だけ予備的に移動させるようにした。
すなわち6番目の発明においては、通常制御によって柔らかい方向にわずかながら動作させるという予備動作を行うことによって、関節軸毎に異なる摩擦を補償して、動作方向が直交方向からズレるのを抑えることができる。
7番目の発明によれば、1番目から5番目のいずれかの発明において、前記柔軟制御を行うときに、指定された方向でかつ指定された量の補正トルクを加えるようにした。
すなわち7番目の発明においては、ロボットと周辺機器のレイアウトの関係から予備動作に必要とされる距離が確保できない場合であっても、関節軸毎に異なる摩擦を補償して、動作方向が直交方向からズレるのを抑えることができる。
8番目の発明によれば、1番目から5番目のいずれかの発明において、前記柔軟制御を行うとき、トルクに周期的な補正トルクを加えるようにした。
すなわち8番目の発明においては、柔軟制御中に動作する方向が未知である場合であっても、関節軸毎に異なる摩擦を補償して、動作方向が直交方向からズレるのを抑えることができる。
9番目の発明によれば、1番目から8番目のいずれかの発明において、指定された直交座標系上における二つ以上の位置姿勢から前記柔軟制御を行う座標系またはツール座標系を決定するようにした。
10番目の発明によれば、6番目の発明において、指定された直交座標系上における二つ以上の位置姿勢から前記予備的な移動を行う方向を決定するようにした。
11番目の発明によれば、7番目の発明において、指定された直交座標系上における二つ以上の位置姿勢から前記補正トルクの方向を決定するようにした。
すなわち9番目から11番目の発明においては、座標系における方向を操作者にとって直感的かつ明解に指定することができる。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下の図面において同一の部材には同一の参照符号が付けられている。理解を容易にするために、これら図面は縮尺を適宜変更している。
図1は本発明に基づくロボット制御装置を示す図であり、図2は図1に示されるロボット制御装置の機能ブロック図である。これら図面に示されるように、ロボット制御装置RCは教示操作盤TPとロボットR、厳密にはロボットRのロボット機構部RMとに接続されている。
図2に示されるようにロボット制御装置RCはロボット制御装置RC全体を制御するホストCPU11を含んでいる。また、ロボット制御装置RCは、各種のシステムプログラムが記憶されているROM12aと、ホストCPU11がデータを一時的に記憶するのに使用されるRAM12bと、ロボットの動作内容に関する各種プログラムおよび関連設定値などが格納される不揮発性メモリ12cとを含んでいる。
図2に示されるように、ホストCPU11には複数の共有RAM#1〜#nが接続されており、これら共有RAM#1〜#nにはデジタルサーボ回路C1〜Cnが接続されている。複数の共有RAM#1〜#nは、ホストCPU11から出力される移動指令または制御信号をデジタルサーボ回路C1〜Cnのそれぞれのプロセッサに引渡すと共に、デジタルサーボ回路C1〜Cnのプロセッサからの各種信号をホストCPU11に引き渡す役目を果たす。従って、図面には示さないものの、デジタルサーボ回路C1〜Cnはプロセッサ、ROM、RAMなどをそれぞれ含んでいるものとする。
また、共有RAM#1〜#nの数およびデジタルサーボ回路C1〜Cnの数はロボットのロボット機構部RMのモータM1〜Mnの数に対応している。これらモータM1〜Mnはロボットの関節軸のそれぞれを駆動するのに使用されている。典型的な六軸構成の垂直多間接型ロボットは六つの関節軸J1〜J6を含んでおり、従って、モータ、共有RAM、デジタルサーボ回路の数はそれぞれ六である。
図示されるように教示操作盤TPは液晶ディスプレイ15とキーボード16とを備えている。これらは、前述したプログラムにおけるデータの入力および変更、関連する設定値の入力および変更を行うのに使用される。
図3は教示操作盤TPに表示されるパラメータ設定画面を示す図である。柔軟制御を行う前に、操作者は、図3に示されるパラメータ設定画面を教示操作盤TPの液晶ディスプレイ15に呼出す。
次いで、設定画面における「柔らかさ」の項目において、X方向、Y方向、Z方向に「仮想バネ」を配置するかまたは「仮想ダンパ」を配置するかを設定する。実際の画面においては、「バネ」または「ダンパ」をキーボード16から単に入力すればよい。なお、これらX方向、Y方向、Z方向は予め定めた直交座標系Σ0(図7を参照)における各方向に対応している。
次いで、操作者は設定したバネまたはダンパに関する比例定数を入力する。図3に示される設定画面においては、X方向、Y方向、Z方向に「バネ」を入力し、それぞれの方向における数値を0(kgf/cm)、0(kgf/cm)、200(kgf/cm)と入力している。入力される数値は零以上の値である。入力される数値が小さいほど柔らかい状態が設定され、数値が大きいほど固い状態が設定される。従って、この場合には、X方向およびY方向が柔軟制御を望む方向である。
「バネ」設定したときのこれら数値は、直交座標系Σ0における仮想バネの比例定数Kx、Ky、Kzにそれぞれ対応する。また、「ダンパ」設定したときに入力される数値は、直交座標系Σ0における仮想ダンパの比例定数Dx、Dy、Dzに対応する。なお、図示される設定画面においては、X軸回り、Y軸回り、Z軸回りについて仮想バネまたは仮想ダンパを設定して、同様に数値を入力することも可能である。
図3における設定画面には、「ゲイン下げ設定」の項目も存在する。この項目においては、既に設定された柔軟制御を望む方向(図3においてはX方向およびY方向)の動作に大きく影響を与える関節軸が以下のように自動的に選択される。
図3に示される設定画面の「開始位置」の項目に操作者が開始位置を入力すると、ロボット制御装置RCは関節軸から作業座標へのヤコビ行列Jのその開始位置における値を計算する。そして、ロボット制御装置RCは仮想バネの設定が柔軟な方向に対応する行のなかで、絶対値が大きい列に対応する関節軸の位置ゲインおよび/または速度ゲインを低減させるようにする。このため、ロボット制御装置RCはこれら関節軸のゲイン下げ設定を「有効」であると表示する。
具体的には、操作者が開始位置を入力すると、ロボット制御装置RCは以下に示されるヤコビ行列Jを算出する。
Figure 2008073830
上の式においては、柔軟なX方向に対応する行が1行目、柔軟なY方向に対応する行が2行目であるものとする。そして、ヤコビ行列Jの1行目(∂X/∂J1、∂X/∂J2、∂X/∂J3、∂X/∂J4、∂X/∂J5、∂X/∂J6)において絶対値が最大である列を選択する。そのような列が∂X/∂J3である場合には、対応する軸であるJ3軸のゲイン下げ設定を「有効」であると自動的に設定する(図3における「ゲイン下げ設定」の項目を参照されたい)。
同様に、ヤコビ行列Jの2行目(∂Y/∂J1、∂Y/∂J2、∂Y/∂J3、∂Y/∂J4、∂Y/∂J5、∂Y/∂J6)において絶対値が最大である列を選択する。そのような列が∂Y/∂J1である場合には、対応する軸であるJ1軸のゲイン下げ設定を「有効」であると自動的に設定する(図3における「ゲイン下げ設定」の項目を参照されたい)。
なお、このような関節軸の選択は、図1に示されるロボット制御装置RCとは異なる装置により行うようにしてもよい。例えば、別のコンピュータのソフトウェアによってゲイン下げを有効にする関節軸を求め、操作者が、ゲイン下げを行う関節軸を教示操作盤TPによって入力するようにしてもよい。
関節軸を設定した後で、その関節軸について位置ゲインおよび/または速度ゲインの低下の割合を設定する。具体的には、低下前ゲインと低下後ゲインとの比の項目である位置ゲイン比αp(=低下後位置ゲインKps/通常位置ゲインKp)、速度ゲイン比αv(=低下後速度ゲインKvs/通常速度ゲインKv)を入力する(0≦αp≦100、0≦αv≦100)。図3においては、関節軸J1の位置ゲイン比αpが5%で、速度ゲイン比αvが5%であり、関節軸J3の位置ゲイン比αpが10%で、速度ゲイン比αvが10%であると設定されている。
さらに、これら関節軸J1、J3についての補正トルクTi(後述する)のうち、トルク指令tc(後述する)に加える割合αt(0≦αt≦100)も入力する。図3においては、関節軸J1、J3の補正トルクの割合が0%であると設定されている。
なお、ロボット制御装置RCが柔軟制御用ゲインKp’、Kv’と通常制御用のゲインKp、Kvを切替える機能を備えている場合には、低下後ゲインKps、Kvsと柔軟制御用ゲインKp’、Kv’との比をαp、αvとして入力するようにしてもよい。なお、柔軟制御用ゲインKp’、Kv’と通常制御用のゲインKp、Kvとの間には、Kp>Kp’、Kv>Kv’の関係があるものとする。
また、これら比または割合の設定は操作者がキーボード16から入力してもよいが、予め定められた規則に基づいてロボット制御装置RCが決定し、その結果のみを液晶ディスプレイ15に表示するようにしても良い。例えば、これら位置ゲイン比αp、速度ゲイン比αvおよび割合αtに所定の定数、例えば(αp、αv、αt)=(10%、10%、0%)を自動的に設定するようにしてもよい。このような場合には、不慣れな操作者であってもロボットを適切に操作できるのが分かるであろう。
通常はロボットRはロボット制御装置RCにより通常制御されている。そして、直交ソフトフロートを望む場合には、操作者が教示操作盤TPによって直交ソフトフロート機能を有効に設定する。直交ソフトフロートを行う場合とは、例えば図7に示されるように、ロボットRが成型品W1を取出すために、成型品W1の動作に追従してX方向に柔らかく動作すると共にZ方向に固く動作する必要がある場合を指す。
図4および図5は本発明のロボット制御装置RCにおいて直交ソフトフロート機能を行う際のフローチャートであり、図6は直交ソフトフロート機能を行う際の制御系の機能ブロック図である。以下、図4、図5および図6を参照しつつ、本発明のロボット制御装置RCにおいて行われる直交ソフトフロート機能について説明する。
ロボット制御装置RCが柔軟制御用ゲインKp’、Kv’と通常制御用のゲインKp、Kvとを切換える機能を備えている場合には、直交ソフトフロート開始時に、まず全ての関節軸の位置ゲインKpおよび速度ゲインKvを柔軟制御用の位置ゲインKp’、および速度ゲインKv’にそれぞれ変更する。
ホストCPU11においては、図4のフローチャートに示される処理が所定周期で実施される。図4のステップ101においては、各関節軸の位置指令から順運動学により直交指令位置を計算すると共に、各関節軸の位置フィードバックから順運動学により直交フィードバック位置を計算する。そして、これら直交指令位置と直交フィードバック位置との間の差を直交座標系Σ0上における位置偏差(Δx、Δy、Δz)、つまり柔軟制御開始位置として算出する(図6におけるブロック21、22を参照されたい)。
次いで、図3に示される設定画面に入力された仮想バネのパラメータ(Kx、Ky、Kz)をこの位置偏差に乗算し、それにより、直交座標系Σ0における力(Fx、Fy、Fz)を算出する((Fx、Fy、Fz)=(Kx、Ky、Kz)・(−Δx、−Δy、−Δz))(図6におけるブロック23を参照されたい)。
次いで、ステップ102において、ロボットの姿勢データを用いて、直交座標系Σ0における力(Fx、Fy、Fz)をツール座標系Σn+1における力(Fx(n+1)、Fy(n+1)、Fz(n+1))に変換する。
その後、ステップ103において、Newton−Euler法により、ロボットの現在位置とツール座標系Σn+1における力(Fx(n+1)、Fy(n+1)、Fz(n+1))とから、各軸の補正トルクTi(i=1〜n)が算出される(図6におけるブロック24を参照されたい)。
次いで、ステップ104においては、各関節軸について得られた補正トルクTiをそれぞれの共有RAM#1〜#nに格納する。以上の処理はロボット制御装置RCのホストCPU11において行われる。
次いで、図5に示されるフローチャートが実施される。図5のステップ111においては、共有RAM#1〜#nの補正トルクTiがデジタルサーボ回路C1〜Cnのそれぞれに送られる。図5に示される以下の処理は、デジタルサーボ回路C1〜Cnのそれぞれにおいて所定周期で実施されるものとする。
次いで、ステップ112において、或るデジタルサーボ回路Ciに対応する関節軸Jiが、図3において「ゲイン下げ設定」された関節軸であるか否かが判定される。「ゲイン下げ設定」された関節軸である場合には、ステップ113に進む。
ステップ113においては、位置ゲイン低減手段41が、通常の位置ゲインKpあるいはKp’に位置ゲイン比αp(図3参照)を乗算して低下後位置ゲインKpsを算出する。同様に、速度ゲイン低減手段42が、通常速度ゲインKvあるいはKv’に速度ゲイン比αv(図3参照)を乗算して低下後速度ゲインKvsを算出する。このような位置ゲインおよび速度ゲインを低減させる処理は、図6に示される位置ゲイン低減手段41および速度ゲイン低減手段42によってそれぞれ行われるものとする。
図6に示されるブロック31は位置ループゲインKpの項であり、ブロック32は速度ループゲインKvに項であり、ブロック33は積分項であり、ブロック34は補正トルクの割合αtの項である。
ステップ113においては、前述した低下後ゲインKps、Kvsがそれぞれブロック31、32において使用される。図6から分かるように、ロボット制御装置RCで作成されるモータMiの位置指令とフィードバックされた実際のモータ位置とから作成された位置偏差eがブロック31に入力される。そして、ブロック31において低下後ゲインKpsが乗算されて速度指令vcが作成される。さらに、速度偏差evが速度指令vcとモータ速度vより算出され、この速度偏差evに速度ループゲインKvsを乗じてトルク指令tcが出力される。
次いでステップ114に示されるように、補正トルク低減手段43によって補正トルクTiに前述した割合αtを乗算する。図3においてはαtとして0%を設定しているので、修正後の補正トルクは零になる。このような補正トルクを低減させる処理は、図6に示される補正トルク低減手段43によって行われるものとする。
次いで、トルク指令tcに修正後補正トルク(この場合は零)を加算して新たなトルク指令tc’とする。そして、新たなトルク指令tc’に応じた駆動電流がモータMiに供給されるようにして、処理を終了する。
このように本発明においては、位置ゲイン低減手段41により特定の関節軸についての位置ゲインKpを低下後ゲインKpsに低下させ、速度ゲイン低減手段42によって同じ関節軸についての速度ゲインKvを低下後速度ゲインkvsに低下している。さらに、本発明においては、仮想バネを実現する制御を行う補正トルクTiを補正トルク低減手段43によって低下させている。このようなことを行っているので、本発明においては、仮想バネが作用される方向において円滑な動作が妨げられるのを抑制することができる。言い換えれば、本発明においては、柔らかくする方向への動作を少ない力で行うことができる。
図8を参照して説明したように従来技術において例えば(Kx、Kz)=(0、Kz)と定めた場合には、関節軸J2、J3、J5においてトルクT2、T3、T5が生じる。そして、関節軸J3においては、トルクT3が−X方向への動作を妨げる方向に働き、その結果、X方向における柔らかさが妨げられる。
しかしながら、本発明によれば、ゲイン低減手段41、42によってトルク指令tcを抑えられることに加えて、追加される補正トルクTiを補正トルク低減手段43によって低減できる。このため、本発明においては、ゲイン低減手段41、42および補正トルク低減手段43によってトルクT3自体を抑えることが可能となる。それゆえ、本発明においては、X方向における柔らかさが妨げられるのを抑えられ、−X方向に動作させるのに必要な力が少なくて済むようになる。
再び図5を参照すると、ステップ112において「ゲイン下げ設定」された関節軸でないと判定された場合には、ステップ115に進む。この場合には、柔軟制御用のゲインKp’、Kv’がブロック31、32において使用される。そして、前述したのと同様にトルク指令tcが作成される。
次いで、ステップ116において、補正トルクTiをそのままトルク指令tcに加算して新たなトルク指令tc’を作成する。すなわち、この場合には、ゲイン比αp、αvおよび割合αt使用しない。その後、新たなトルク指令tc’に応じた駆動電流がモータMiに供給されるようにして、処理を終了する。
ところで、直交座標系Σ0においてトルク指令を補正する場合には、或る時点における関節軸の摩擦が関節軸ごとに異なるので、或る関節軸は直ぐに動作するものの、他の関節軸では実際に動作開始するまでにわずかながら遅れが生じ、従って、動作方向が設定した直交方向から次第にズレるという問題がある。
この問題を解決するために、通常制御によってわずかながら柔らかい方向に動作させるという予備動作を行い、速度ループの積分器33にトルクを積算するのが好ましい。これにより、積分器33には摩擦を補償する方向のトルクが積算される。具体的には、柔軟制御を開始する前に、操作者が予備動作を行う位置制御動作を命令する。このような予備動作により、関節軸毎に異なる摩擦が補償される。すなわち、関節軸毎の摩擦が概ね均等になる。従って、このような予備動作を行うことにより、動作方向が直交方向からズレるのを抑えることが可能となる。
このような摩擦補償のための予備動作は、必ずしも操作者が命令する必要はない。操作者が位置制御動作を命令しない場合であっても、柔軟制御開始命令があったときには予備動作を制御装置のインタプリタで生成実行させ、次いで柔軟制御を開始するようにしてもよい。ただし、この場合には、予備動作のための方向および距離を予め定める必要がある。
ところで、ロボットと周辺機器のレイアウトの関係から予備動作に必要とされる距離が確保できない場合もある。そのような場合には、予備動作において積分器33に積算されるトルクに相当する量を予め設定しておく。そして、柔軟制御実行時にこのトルクを速度ループ出力に加えるようにしてもよい。すなわち予備動作を実際に行う必要が無いので、予備動作に必要とされる距離が確保できない場合であっても、前述したのと同様な効果を得ることが可能である。
なお、摩擦を補償するためのこのような方法は、柔軟制御において動作する方向が予め分かっている場合に限られる。柔軟制御中に動作する方向が未知である場合には、静摩擦の大きさに近い振幅の正弦波、三角波、矩形波などの周期的なトルクを加えるようにする。このような状態で一方向から外力を加えた場合には、外力と前記周期的トルクの方向が一致したときにこれらの合計のトルクが静摩擦分を上回りその方向に動作開始できるようになる。すなわち、柔軟制御中に動作する方向が未知である場合であっても、関節軸毎に異なる摩擦を補償して、動作方向が直交方向からズレるのを抑えることが可能となる。
また、直交ソフトフロートを作業座標系において行う場合、または予備動作の方向を座標系上で指定する場合には、座標系を予め設定する必要がある。そのために、座標系のパラメータを直接入力することが想定される。あるいは、ツール先端点TCPに関する二つの位置を教示して、その二点を結ぶ方向を、直交ソフトフロートの作業座標系の軸の一つ(例えばZ軸)または予備動作の方向に設定するようにしてもよい。これにより、座標系における方向を操作者にとって直感的かつ明解に指定することが可能である。
なお、詳細には説明しないものの、図3の設定画面において仮想バネの代わりに、ダンピングパラメータDx、Dy、Dzを用いて仮想ダンパを設定した場合には、−Dx・Δvx=Fx、−Dy・Δvy=Fy、−Dz・Δvz=Fzの関係を満たす速度偏差Δvx、Δvy、Δvzが用いられるものとする。そのような場合にも、前述したのと概ね同様な効果が得られるのは当業者であれば明らかであろう。
また、図3においては画面に入力することにより各種のパラメータを設定しているが、これらを動作プログラムの中で設定するようにしてもよい。このような場合であっても、本発明の範囲に含まれるものとする。
本発明に基づくロボット制御装置を示す図である。 図1に示されるロボット制御装置の機能ブロック図である。 教示操作盤に表示されるパラメータ設定画面を示す図である。 本発明のロボット制御装置において直交ソフトフロート機能を行う際の第一のフローチャートである。 本発明のロボット制御装置において直交ソフトフロート機能を行う際の第二のフローチャートである。 直交ソフトフロート機能を行う際の制御系の機能ブロック図である。 直交座標系における柔軟制御の一例を示す図である。 一例において直交ソフトフロートを行う際に作用する力を説明するための図である。
符号の説明
11 ホストCPU
12a ROM
12b RAM
12c 不揮発性メモリ
15 液晶ディスプレイ
16 キーボード
33 積分器
41 位置ゲイン低減手段
42 速度ゲイン低減手段
43 補正トルク低減手段
C1〜Cn デジタルサーボ回路
Dx、Dy、Dz 仮想ダンパの比例定数
H ツール
J ヤコビ行列
J1〜J6 関節軸
Kp 位置ゲイン
Kps 低下後位置ゲイン
Kv 速度ゲイン
kvs 低下後速度ゲイン
Kx、Ky、Kz 仮想バネの比例定数
M1〜Mn モータ
p0 目標位置
pf フィードバック位置
R ロボット
#1〜#n 共有RAM
RC ロボット制御装置
RM ロボット機構部
Ti 補正トルク
TP 教示操作盤
W1 成型品
W2 成型機
αp 位置ゲイン比
αt 割合
αv 速度ゲイン比
Σ0 直交座標系
Σn+1 ツール座標系

Claims (11)

  1. 複数の関節軸を備えたロボットを制御するロボット制御装置であって、前記ロボットのツールに対して一定の位置姿勢関係にあるツール座標系または作業対象物に対して一定の位置姿勢関係にある作業座標系により定義された方向において、前記ロボットの前記ツールと前記作業対象物との間に仮想バネを作用させる柔軟制御を行うロボット制御装置において、
    前記柔軟制御を行う際に、前記柔軟制御が開始される柔軟制御開始位置と前記仮想バネとに基づいて前記ロボットの前記複数の関節軸から特定の関節軸を選択し、該特定の関節軸の位置ゲインおよび速度ゲインのうちの少なくとも一方を前記特定の関節軸の位置ゲイン通常値および速度ゲイン通常値のそれぞれよりも低減させるゲイン低減手段と、
    前記柔軟制御を行う際に、前記柔軟制御開始位置と前記仮想バネとに基づいて算出された前記特定の関節軸の補正トルクを前記特定の関節軸の補正トルク通常値よりも低減させる補正トルク低減手段とを具備する、ロボット制御装置。
  2. 複数の関節軸を備えたロボットを制御するロボット制御装置であって、前記ロボットのツールに対して一定の位置姿勢関係にあるツール座標系または作業対象物に対して一定の位置姿勢関係にある作業座標系により定義された方向において、前記ロボットの前記ツールと前記作業対象物との間に仮想ダンパを作用させる柔軟制御を行うロボット制御装置において、
    前記柔軟制御を行う際に、前記柔軟制御が開始される柔軟制御開始位置と前記仮想ダンパとに基づいて前記ロボットの前記複数の関節軸から特定の関節軸を選択し、該特定の関節軸の位置ゲインおよび速度ゲインのうちの少なくとも一方を前記特定の関節軸の位置ゲイン通常値および速度ゲイン通常値よりも低減させるゲイン低減手段と、
    前記柔軟制御を行う際に、前記柔軟制御開始位置と前記仮想ダンパとに基づいて算出された前記特定の関節軸の補正トルクを前記特定の関節軸の補正トルク通常値よりも低減させる補正トルク低減手段とを具備する、ロボット制御装置。
  3. 前記柔軟制御開始位置において関節軸から前記作業座標系へのヤコビ行列を算出し、前記柔軟制御を行う方向に対応する前記ヤコビ行列の行において絶対値が最大の列に対応する関節軸を、前記特定の関節軸として選択するようにした請求項1または2に記載のロボット制御装置。
  4. 前記特定の関節軸における前記位置ゲインおよび/または前記速度ゲインの低減量を自動的に設定するようにした請求項1から3のいずれか一項に記載のロボット制御装置。
  5. 前記特定の関節軸における前記補正トルクの低減量を自動的に設定するようにした請求項1から4のいずれか一項に記載のロボット制御装置。
  6. 前記柔軟制御を開始する前に、通常制御によって前記ロボットのツールを指定された方向に指定された距離だけ予備的に移動させるようにした請求項1から5のいずれか一項に記載のロボット制御装置。
  7. 前記柔軟制御を行うときに、指定された方向でかつ指定された量の補正トルクを加えるようにした請求項1から5のいずれか一項に記載のロボット制御装置。
  8. 前記柔軟制御を行うとき、トルクに周期的な補正トルクを加えるようにした請求項1から5のいずれか一項に記載のロボット制御装置。
  9. 指定された直交座標系上における二つ以上の位置姿勢から前記柔軟制御を行う座標系またはツール座標系を決定するようにした請求項1から8のいずれか一項に記載のロボット制御装置。
  10. 指定された直交座標系上における二つ以上の位置姿勢から前記予備的な移動を行う方向を決定するようにした請求項6に記載のロボット制御装置。
  11. 指定された直交座標系上における二つ以上の位置姿勢から前記補正トルクの方向を決定するようにした、請求項7に記載のロボット制御装置。
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