JP2008073445A - 遊技場用管理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技レートの個別の設定変更に伴う遊技場側の利益の変動傾向を把握し得る遊技場用管理装置を提供すること。
【解決手段】遊技場用管理装置1は、遊技レートを遊技者の好みに応じて設定可能な遊技場システム3に関する遊技データを管理するための装置である。遊技場用管理装置1は、玉貸機21を含む各遊技機2側から遊技信号を取り込む遊技信号取込手段11と、遊技信号に基づいて遊技データを生成する遊技データ生成手段14と、各遊技機2における遊技に設定された遊技レートを表す遊技レート情報を取り込む遊技レート取込手段12と、各遊技機2の遊技期間をレート別遊技期間に区分する遊技期間区分手段13と、レート別遊技期間毎の遊技データを遊技機2毎に管理する遊技データ管理手段15と、遊技データ管理手段15が管理する遊技データを出力する遊技データ出力手段18とを備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、遊技場において遊技データを管理する遊技場用管理装置に関する。
従来より、遊技媒体を用いて遊技する遊技機を複数、設置した遊技場がある。遊技場では、例えば、遊技媒体貸出機等を利用して、現金と引き替えに遊技媒体の貸し出しを受けて遊技することができる。そして、このような遊技場を管理するためのシステムとして、例えば、遊技媒体貸出機を含む遊技機側から出力される遊技信号を集計し、遊技データとして管理する遊技場用管理装置がある。
遊技媒体に対しては、一般に、現金と引き替えに遊技媒体を貸し出す際の貸出レートと、遊技媒体を景品等に交換する際の交換レートとを組み合わせた遊技レートが設定されている。遊技場としては、例えば、予め定めた一律の遊技レートを適用した遊技場がある。一方、遊技者の好みに応じて遊技レートを設定変更可能な遊技媒体貸出機も提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
しかしながら、上記従来の遊技場用管理装置では、次のような問題がある。すなわち、遊技レートが遊技機毎に設定変更されると遊技場の利益の管理が複雑となり、上記従来の遊技場用管理装置では遊技レートの変更に伴う利益の変動傾向を把握することが難しいおそれがあるという問題がある。
特開平11−239665号公報
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであり、遊技レートの個別の設定変更に伴う遊技場側の利益の変動傾向を把握し得る遊技場用管理装置を提供しようとするものである。
本発明は、遊技媒体を利用して遊技する遊技機と上記遊技媒体を貸し出す遊技媒体貸出機とを備え、上記遊技媒体を貸し出す際の貸出レート及び景品に交換する際の交換レートを規定する遊技レートを遊技者の好みに応じて設定可能な遊技場システムに関する遊技データを管理するための遊技場用管理装置であって、
上記遊技機毎に個別に設置された上記遊技媒体貸出機を含む上記各遊技機側から遊技信号を取り込む遊技信号取込手段と、
上記遊技信号に基づいて遊技データを生成する遊技データ生成手段と、
上記各遊技機における遊技に設定された上記遊技レートを表す遊技レート情報を取り込む遊技レート取込手段と、
上記遊技レートに応じて上記各遊技機の遊技期間を区分する遊技期間区分手段と、
上記遊技期間を区分してなるレート別遊技期間毎の上記遊技データを上記遊技機毎に管理する遊技データ管理手段と、
該遊技データ管理手段が管理する上記遊技データを出力する遊技データ出力手段と、を備えていることを特徴とする遊技場用管理装置にある(請求項1)。
本発明の遊技場用管理装置は、上記遊技レートを変更設定し得る上記遊技場システムに適用するものである。この遊技場用管理装置は、上記各遊技機について設定された上記遊技レートを取り込む上記遊技レート取込手段と、上記遊技レートに応じて上記各遊技機の上記遊技期間を上記レート別遊技期間に区分する上記遊技期間区分手段とを備えている。さらに、上記遊技場用管理装置は、上記遊技期間区分手段が区分した上記レート別遊技期間毎の上記遊技データを管理する上記遊技データ管理手段を備えている。
上記遊技データ管理手段が上記レート別遊技期間毎に管理する上記遊技データは、上記各遊技機について設定された上記遊技レートに応じたものとなる。それ故、上記遊技場用管理装置の上記遊技データ出力手段によれば、上記各遊技機について設定された上記遊技レート毎の上記遊技データを出力することができる。
そして、上記遊技データ出力手段が出力する上記遊技レート毎の上記遊技データに基づけば、遊技場の管理者等が、上記遊技レート毎の利益を比較的容易に把握できるようになる。上記遊技レート毎の利益に基づけば、遊技場の管理者等が上記遊技レートの設定変更に伴う利益の変動傾向を把握し得るようになる。さらに、上記遊技レートの設定変更に伴う利益の変動傾向を把握できれば、上記各遊技機の稼働率の向上や、上記各遊技機の売上や利益の向上に貢献し得る遊技レートの特定が可能になる。
以上のように、本発明の遊技場用管理装置は、上記遊技レートの変更に伴う利益の変動傾向を把握し得るという優れた特性を備えたものである。
本発明の遊技機としては、パチンコ玉を遊技媒体としたパチンコ機や、コインやメダルを遊技媒体としたパチスロ機(スロットマシン)のほか、パチンコ玉を遊技媒体としたパロット(R)等であっても良い。
また、上記スロットマシン用の遊技場用管理装置の上記遊技データ出力手段が出力する上記遊技レート毎の上記遊技データに基づけば、遊技者が好む遊技レートの設定や、上記遊技場システムの売上や利益等に貢献し得る遊技レートを推定できる可能性がある。
また、遊技者に上記遊技レートを設定させる方法としては、遊技者が任意に設定した上記貸出レートと当該貸出レートに応じて自動的に決定した上記交換レートとの組み合わせによる上記遊技レートを設定する方法のほか、予め用意した数パターンの上記遊技レートの中から好みのものを択一的に選択させることもできる。
また、上記遊技信号取込手段が取り込む上記遊技信号としては、少なくとも、所定数量の上記遊技媒体が上記遊技機に使用された旨を表すアウト信号、所定数量の上記遊技媒体が上記遊技機から払い出された旨を表すセーフ信号、及び所定数量の上記遊技媒体を貸し出した旨を表す売上信号があり、
上記遊技データ生成手段が生成する上記遊技データとしては、少なくとも、上記アウト信号に基づく使用遊技媒体数、上記セーフ信号に基づく払出遊技媒体数、及び上記売上信号に基づく売上金額があることが好ましい(請求項2)。
この場合には、上記遊技データ管理手段は、上記遊技レートに応じて区分された上記レート別遊技期間毎の上記使用遊技媒体数、上記払出遊技媒体数、及び上記売上金額を管理できるようになる。例えば、上記売上金額及び上記貸出レートの組み合わせによれば、貸し出した遊技媒体数を計算し得る。上記使用遊技媒体数及び上記払出遊技媒体数の組み合わせによれば、遊技者が獲得した遊技媒体数を計算し得る。上記貸し出した遊技媒体数と上記遊技者が獲得した遊技媒体数とを合算すれば、遊技者の手元にある遊技媒体数を計算し得る。そして、遊技者の手元にある遊技媒体数及び上記交換レートの組み合わせによれば、上記遊技場システム側から遊技者側への還元金額を算出できる。上記売上金額及び上記還元金額に基づけば、上記遊技場システム側の利益を精度高く判断し得る。
ここで、上記アウト信号に対応する上記所定数量と、上記セーフ信号に対応する上記所定数量と、上記貸出信号に対応する上記所定数量とは、相互に独立して設定し得る数量であり、異なる数値であっても良い。さらに、上記貸出信号に対応する上記所定数量としては、例えば100円等、所定の金額に対応する上記遊技媒体の数量を設定することもできる。
また、上記遊技場システム側の実際の利益である実利益を算出する実利益算出手段と、所定の遊技レートで遊技されたと仮定した場合に仮想される上記遊技場システム側の仮想利益を算出する仮想利益算出手段とを備えていることが好ましい(請求項3)。
この場合には、上記実利益と上記仮想利益との対比に基づいて、当該実利益が上記遊技機の調整や設定に起因して導き出されたものか、設定された上記遊技レートに起因して偶発的に導き出されたものかを把握できるようになる。それ故、上記実利益と上記仮想利益との比較に基づけば、上記遊技機の調整や設定等を的確に行うための指標を得られる可能性がある。
また、上記遊技場システム側の実際の利益である実利益を上記レート別遊技期間毎に算出する実利益算出手段を有し、上記遊技期間区分手段は、上記各遊技機の遊技期間を上記レート別遊技期間に区分するのと並行して、上記遊技レートの変更時点及び所定の遊技条件の成立時点により上記各遊技機の遊技期間を区画して個別遊技期間に区分するように構成してあり、上記遊技データ管理手段は、上記個別遊技期間毎の上記遊技データである遊技レコードを上記遊技機毎に管理するように構成してあり、上記遊技データ出力手段は、上記実利益算出手段が算出した上記実利益を対応付けて上記遊技レコードを出力するように構成してあることが好ましい(請求項4)。
この場合には、上記実利益と上記遊技レコードとの関係を明確に把握し得るようになる。遊技場の管理者にすれば、上記遊技場システム側の利益の要因となる遊技履歴を、上記遊技レコードに基づいて特定できるようになる。遊技者に対して上記実利益を対応付けた上記遊技レコードを提示すれば、上記遊技レートを選択する際の指標が得られると共に射幸心を煽ることができる。
なお、上記所定の遊技条件としては、パチンコ機における大当たり状態やスロットマシンにおけるボーナスゲームなどの特別遊技状態の発生時点、遊技者の交代時点、遊技媒体の計数時点、及び所定時間の経過時点等の遊技条件のうちのいずれかを選択、あるいは選択的に組み合わせて設定することができる。
(実施例1)
本例は、遊技機2の遊技データを管理する遊技場用管理装置1に関する例である。この内容について、図1〜図13を用いて説明する。
本例の遊技場用管理装置1は、図1及び図2に示すごとく、遊技媒体を利用して遊技する遊技機2と遊技媒体を貸し出す遊技媒体貸出機21(本例では、玉貸機。以下、玉貸機21という。)とを備えた遊技場システム3に関する遊技データを管理するための装置である。ここで、本例の遊技場システム3は、遊技媒体を貸し出す際の貸出レート及び景品に交換する際の交換レートを規定する遊技レートを遊技者の好みに応じて設定可能なシステムである。
遊技場用管理装置1は、遊技機2毎に個別に設置された玉貸機21を含む各遊技機2側から遊技信号を取り込む遊技信号取込手段11と、遊技信号に基づいて遊技データを生成する遊技データ生成手段14と、各遊技機2における遊技に設定された遊技レートを表す遊技レート情報を取り込む遊技レート取込手段12と、遊技レートに応じて各遊技機2の遊技期間を区分する遊技期間区分手段13と、上記遊技期間を区分してなるレート別遊技期間毎の遊技データを遊技機2毎に管理する遊技データ管理手段15と、この遊技データ管理手段15が管理する遊技データを出力する遊技データ出力手段18と、を備えている。
以下に、この内容について詳しく説明する。
本例の遊技場用管理装置1(以下、単に管理装置1という。)は、図1及び図2に示すごとく、複数の遊技機2、遊技機2毎に設置した台ランプ22、遊技機2毎に設置した玉貸機21及び共用の計数機31等と共に遊技場システム3を構成している。遊技場システム3では、通信ネットワーク30を介して通信可能な状態で、遊技機2、台ランプ22、玉貸機21及び計数機31等が管理装置1に接続されている。
この遊技場システム3では、遊技機2、台ランプ22及び玉貸機21が、中継器23を介して通信ネットワーク30に接続されている。管理装置1及び計数機31は、内蔵する通信ポート(図示略)を介して通信ネットワーク30に接続してある。なお、図1では、玉貸機21、台ランプ22及び中継器23を省略してある。
本例の遊技場システム3では、図1及び図2に示すごとく、通信ネットワーク30としてCAN(Controller Area Network)を採用している。なお、通信ネットワーク30としては、本例のCANに代えて、MOSTやイーサネット(R)などのLAN規格等、様々な仕様のものを採用することができる。
本例の遊技機2は、図1及び図2に示すごとく、いわゆるセブン機と呼ばれるパチンコ玉を遊技媒体としたパチンコ機である。この遊技機2は、払出玉10玉ごとのセーフ信号、役物動作(本例のごとく特定の入賞口への入賞に応じて大当たり抽選を実施し、その大当たり抽選に基づいて図柄変動を行うセブン機が管理対象であれば、特定の入賞口への入賞に伴う大当たり抽選、あるいは図柄変動等。)の開始を表す図柄変動信号、大当たり状態(本例のセブン機では、大当たり図柄が表示されると共に特定の入賞口を開放し、出玉率が高くなる遊技状態。)であることを表す大当たり信号等を遊技信号として出力するように構成してある。遊技信号の1つであるアウト信号は、遊技機2に対応して設置した玉回収装置(図示略。)が出力する信号である。玉回収装置は、遊技に使用されて回収された回収玉10玉毎にアウト信号を1回ずつ出力するように構成してある。
なお、上記遊技機2としては、本例のパチンコ機に限定されるものではなく、メダルやコイン等を遊技媒体としたスロットマシン等の遊技機であっても良い。さらに、本例の遊技機2に代えて、遊技に使用(発射あるいは打ち込み。)した遊技媒体数を示すアウト信号を直接出力する遊技機を採用することもできる。この場合には、上記玉回収装置を省略することができる。なお、セーフ信号を遊技機2が出力する本例の構成に代えて、遊技媒体を遊技機2に補給する補給装置が所定数量の遊技媒体を補給する毎に発生する補給信号を、上記セーフ信号として利用する構成を採用することも可能である。
台ランプ22は、図2に示すごとく、各遊技機2の鉛直方向上方に配設した表示装置である。本例の台ランプ22は、各種情報を表示するデータ表示部220を中央に配設してなる。
中継器23は、遊技機2側から取り込むアウト信号や、セーフ信号や、玉貸機21の売上信号(後述する。)等の遊技信号を通信ネットワーク30上の通信データに変換する装置である。この中継器23は、各遊技機2を特定する遊技機IDを関連付けした状態で、上記遊技信号等を通信ネットワーク30に向けて送信するように構成してある。
玉貸機21は、図2及び図3に示すごとく、各遊技機2に対応して隣り合う遊技機2との台間スペースに設置したものである。玉貸機21は、貨幣を投入する貨幣投入口211と、遊技媒体としてのパチンコ玉を遊技機2に供給する貸玉ノズル210と、遊技レートの設定に利用する液晶パネル212と、会員カードを挿入するカード挿入口213と、会員カードの排出を要求するためのカード排出釦214と、を備えている。特に、本例の玉貸機21は、通常の貸玉機能に加えて、遊技レート設定機能を備えている。玉貸機21は、遊技者が設定した遊技レートに応じた玉数のパチンコ玉を貸し出しする。そして、玉貸機21は、遊技媒体の対価として100円が投入される毎に1回ずつ売上信号を発生し、中継器23を介して通信ネットワーク30に出力する。
本例の玉貸機21では、図4及び図5に示すごとく、タッチパネル式の液晶ディスプレイ212に表示した遊技レート選択画面51を介して、遊技者が遊技レートを設定可能である。遊技レート選択画面51は、遊技レートの選択を促す画面タイトル表示511と、各々所定の遊技レートを割り当てたレート選択ボタン512と、各レート選択ボタン512に割り当てられた遊技レートの遊技性を解説するレート解説欄513とを組み合わせたものである。
第1の選択ボタン512Aは、貸出レート2円、交換レート1.5円の遊技レート1を設定するボタンである。第2の選択ボタン512Bは、貸出レート3円、交換レート2.4円の遊技レート2を設定するボタンである。第3の選択ボタン512Cは、貸出レート4円、交換レート3円の遊技レート3を設定するボタンである。玉貸機21は、遊技者が選択した遊技レートに応じた貸出レートにより遊技媒体であるパチンコ玉を貸し出す。
さらに、玉貸機21は、会員カードから読み取りした遊技者ID、遊技機2を特定する遊技機ID(本例では、台番。)、及び選択された遊技レートよりなる遊技レート情報を管理装置1に向けて出力する。また、玉貸機21は、会員カードの抜き取りに応じて遊技終了情報を出力する。玉貸機21が出力する遊技終了情報は、遊技者IDで特定される遊技者が、遊技機IDで特定する遊技機2の遊技を終了した旨を表す情報である。
ここで、本例の玉貸機21で設定可能な3種類の遊技レートの特性について、図5を用いて説明する。遊技レート1は、貸出レート2円/玉、交換レート1.5円/玉の遊技レートである。この遊技レート1では、投入金額100円当たりの貸出玉が50玉であり、500円相当の景品交換に333玉の交換玉を必要とする。さらに、遊技レート1では、パチンコ玉1個当たりの交換料金(1.5円)に対する貸玉料金(2円)の割合である還元率が75%となっている。
遊技レート2は、貸出レート3円/玉、交換レート2.4円/玉の遊技レートである。この遊技レート2では、投入金額100円当たりの貸出玉が33玉であり、500円相当の景品交換に208玉の交換玉を必要とする。さらに、遊技レート2では、パチンコ玉1個当たりの交換料金(2.4円)に対する貸玉料金(3円)の割合である還元率が80%となっている。なおここで、投入金額100円に対して貸出玉33個を設定した上記遊技レート2における貸出レート3円は、貸出玉33個と掛け合わせても99円にしかならず、厳密な金額的な数値ではない。貸出レート3円は、遊技レート2の特性を端的に表現するための目安の金額的な数値である。
遊技レート3は、貸出レート4円/玉、交換レート3円/玉の遊技レートである。この遊技レート3では、投入金額100円当たりの貸出玉が25玉であり、500円相当の景品交換に166玉の交換玉を必要とする。さらに、遊技レート3では、パチンコ玉1個当たりの交換料金(3円)に対する貸玉料金(4円)の割合である還元率が75%となっている。
本例の玉貸機21で設定する3種類の遊技レート中、遊技レート3が最も射幸性が高い設定であり、遊技レート1が最も射幸性が低く、長く遊技を楽しむための設定となっている。遊技レート2は、遊技レート1及び3の中間的な設定である。この遊技レート2は、還元率が最も高く、遊技者にとってお得な設定となっている。
上記計数機31は、図2及び図6に示すごとく、景品交換するパチンコ玉の個数をカウントする装置である。本例の計数機31は、遊技媒体であるパチンコ玉を投入する受け皿310と、会員カードを挿入するカードスロット312と、通信ネットワーク30との接続のための通信ポート(図示略)と、計数チケットの発券を要求するための発券ボタン315とを備えている。計数機31は、同図に示すごとく、パチンコ玉の計数値である計数玉を印字した計数チケットを発券すると共に、会員カードから読み取りした遊技者ID、及び計数玉よりなる計数情報を通信ネットワーク30に向けて出力する。
管理装置1は、図1及び図2に示すごとく、液晶ディスプレイよりなる表示手段102と、各種の演算処理を実行する装置本体101と、キーボード及びマウスを含む入力手段103とを備えている。装置本体101は、演算処理を実行するCPUのほか、遊技データ記憶手段12としてのハードディスクドライブを備えている。
管理装置1は、上記のごとく、遊技機2側から各種の遊技信号を取り込む遊技信号取込手段11と、遊技信号に基づいて遊技データを生成する遊技データ生成手段14と、各遊技機2における遊技に設定された遊技レートを取り込む遊技レート取込手段12と、各遊技機2の遊技期間をレート別遊技期間に区分する遊技期間区分手段13と、レート別遊技期間毎の遊技データを管理する遊技データ管理手段15と、遊技データを出力する遊技データ出力手段18とを備えている。
本例の管理装置1は、さらに、上記計数機31が出力する計数情報を取り込む計数情報取込手段19と、遊技場システム側の実利益を算出する実利益算出手段16と、予め設定した所定の遊技レートで遊技が行われた場合に予測される仮想利益を算出する仮想利益算出手段17とを備えている。以下、上記の各手段11〜19の機能的な構成について説明する。
まず、上記遊技信号取込手段11は、図1に示すごとく、管理装置1の通信ポート(図示略)を介して、遊技機2側から送信された各種の遊技信号を受信する手段である。遊技信号取込手段11が受信する遊技信号としては、上記のごとく、アウト信号、セーフ信号、大当たり信号、図柄変動信号及び売上信号等がある。
なお、本例の管理装置1では、大当たり信号の受信中であるか否かを表す大当たりフラグを設定してある。大当たりフラグは、大当たり信号の受信開始に応じて1がセットされ、大当たり信号の受信終了に応じてゼロがセットされる。
上記計数情報取込手段19は、管理装置1の通信ポートを介して、計数機31が出力する上記計数情報を取り込む手段である。計数情報は、上記のごとく、計数機31が計数した計数玉と、会員カードから読み取った遊技者IDとを含んでいる。
上記遊技データ生成手段14は、図1及び図2に示すごとく、遊技信号取込手段11を介して取り込みした遊技信号に基づいて遊技データを生成する手段である。遊技データ生成手段14は、遊技機2側から出力されるアウト信号の取込回数を積算し、各遊技機2に投入された遊技媒体数である使用遊技媒体数(以下、アウト数という。)を算出する。また、セーフ信号の取込回数を積算し、各遊技機2が払い出した遊技媒体数である払出遊技媒体数(以下、セーフ数という。)を算出する。さらに、玉貸機21が出力する売上信号の取り込み回数を積算し、遊技機2毎の売上金額を算出する。さらに、各遊技機2が出力する図柄変動信号の取り込み回数を積算して図柄変動数を算出する。
上記遊技レート取込手段12は、各遊技機2について、遊技者が設定した遊技レートを取り込む手段である。遊技レート取込手段12は、玉貸機21が出力する上記遊技レート情報を取り込む。遊技レート情報は、上記のごとく、対応する遊技機2の遊技機IDと、遊技レートを設定した遊技者の遊技者IDと、設定された遊技レートとを組み合わせたものである。
上記遊技期間区分手段13は、少なくとも遊技レートに応じて各遊技機2の遊技期間を区画し、レート別遊技期間に区分する手段である。本例では、遊技レートの変更時点及び遊技媒体の計数時点を応じて各遊技機2の遊技期間を区画し、各レート別遊技期間に区分している。さらに、本例の遊技期間区分手段13は、大当たり状態の終了時点、遊技レートの変更時点、遊技者の交代時点及び遊技媒体の計数時点に応じて各遊技機2の遊技期間を区画し、各個別遊技期間に区分した。
各レート別遊技期間は、その終期として、遊技レートの変更時点、あるいは遊技媒体の計数時点を設定した期間である。一方、上記個別遊技期間は、遊技レートの変更時点及び遊技媒体の計数時点に加えて、大当たり遊技の終了時点、あるいは遊技者の交代時点を終期として追加的に設定したことにより、上記レート別遊技期間をさらに細分化したものである。レート別遊技期間の終期は必ず個別遊技期間の終期に一致している一方、個別遊技期間の終期はレート別遊技期間の終期に一致しているとは限らない。つまり、レート別遊技期間は、少なくとも1又は2以上の個別遊技期間を含み、その始期及び終期が必ず、個別遊技期間の始期あるいは終期に一致した期間となっている。
上記実利益算出手段16は、遊技場システム側の実利益を上記レート別遊技期間毎に算出する手段である。実利益は、遊技者が所有する(遊技者の手元にある)遊技媒体である持玉のうち、計数機31に投入した数量である計数玉に交換レートを乗じた還元金額を、売上金額から差し引いた金額として算出される。ここで、上記持玉と上記計数玉とは、通常、端数を除いてほぼ一致する値である。
仮想利益算出手段17は、実利益算出手段16と同様、上記レート別遊技期間毎に仮想利益を算出する手段である。算出する仮想利益としては、対象のレート別遊技期間が上記遊技レート1で遊技されたとした場合の仮想利益1と、上記遊技レート2で遊技されたとした場合の仮想利益2とがある。仮想利益算出手段17は、各遊技レートに対応する貸出レートと貸出玉とを掛け合わせて仮想の売上金額を算出すると共に、各遊技レートに対応する交換レートと計数玉とを掛け合わせて仮想の還元金額を算出する。仮想利益算出手段17が算出する各仮想利益は、各遊技レートの仮想の売上金額から仮想の還元金額を差し引いた金額である。
上記遊技データ管理手段15は、遊技データ生成手段14が上記のごとく集計したアウト数、セーフ数、及び売上金額等の遊技データ、玉貸機21の遊技レート情報、遊技終了情報及び計数機31の計数情報等に基づいて、図7に示すごとく、上記個別遊技期間毎の遊技レコードを順次、記憶して管理する手段である。この遊技データ管理手段15は、図7に示すごとく、大当たり遊技終了、遊技媒体の計数及び遊技レートの変更のうちのいずれかのイベントが発生する毎に、新しい遊技レコード(図7中、各行に示すデータレコード。)を順次、記憶していく。
なお、本例では、上記大当たりフラグの1から0への切り替わりに応じて大当たり遊技の終了時点を検出し、計数機31の計数情報の受信に応じて計数時点を検出し、玉貸機21の遊技レート情報の受信に応じて遊技レートの変更時点を検出した。
また、本例の遊技データ管理手段15では、各レート別遊技期間に属する1又は2以上の個別遊技期間毎の遊技レコードを管理することにより、レート別遊技期間毎の遊技データの管理を実現している。
ここで、図7に示すごとく、遊技レコードの内容について説明する。同図は、特定の遊技機2について、時系列的に生じた遊技レコードを一覧表示したものである。本例の各遊技レコードは、同図に示すごとく、玉貸機21の売上金額、計数機31による計数玉、及び遊技機2の図柄変動数(スタート回数)等の各遊技データと、アウト数及びセーフ数等に基づくBO、Bサ、T1Yなどの遊技データとを組み合わせたものである。遊技データ記憶手段12は、同図に示すごとく、「レコードNo」によって各遊技レコードを管理している。
ここで、図7の遊技レコード中の各遊技データの内容を詳しく説明する。「大当たり」は、累積の大当たり回数を示している。「発生時刻」は、大当たり遊技の発生時刻、景品交換のための計数の発生時刻、あるいは遊技レートの変更の発生時刻である。「売上金額」は、遊技媒体の対価として玉貸機21に投入された金額を示している。「貸出玉」は、「売上金額」と引き換えに貸し出したパチンコ玉の数量を表している。「BO」は、大当たり信号が出力されない遊技状態である通常遊技状態(ベース)におけるアウト数(ベース中アウト)を示している。「Bサ」は、ベース中アウトからベース中セーフ(通常遊技状態におけるセーフ数)を差し引いた値である。「S」は、図柄変動数すなわちスタート数を示している。「T1Y」は、大当たり遊技1回当たりの出玉数を示している。「持玉」は、遊技中の遊技者が所有する(遊技者の手元にある)遊技媒体の数を示している。「計数玉」は、計数機31に投入された遊技媒体の数量であり、計数機31による計数値である。「実利益」は、上記実利益算出手段16が算出する利益の額を示している。「仮想利益」は、上記仮想利益算出手段17が算出する利益の額を示している。「遊技者ID」は、会員カードから読み取りした遊技者IDを示している。
ここで、上記「持玉」についてさらに解説しておく。この「持玉」は、計数される毎にリセットされる値である。具体的には、貸出玉と差玉(アウト数とセーフ数との差。)に基づいて算出され、例えば、本例のように、持玉=貸出玉−Bサ+T1Y+前遊技レコードの持玉という演算式により算出される。
最後に、上記遊技データ出力手段18は、図1及び図2に示すごとく、管理装置1の表示手段102を介して上記遊技データ管理手段15が管理する遊技データを含む遊技レコード等を表示する手段である。
次に、本例の遊技場用管理装置1及び計数機31の動作について、図8〜図13に示すフロー図を用いて説明する。図8〜図11は管理装置1における処理の流れを示すものであり、図12及び図13は、計数機31あるいは玉貸機21における処理の流れを示すものである。
まず、図8を用いて、遊技場用管理装置1における処理の大まかな流れを説明する。本例の管理装置1は、遊技機2の遊技信号を取り込む遊技信号取込処理P1、玉貸機21の貸玉信号を取り込む貸玉信号取込処理P2、及び計数機31の計数信号を取り込む計数信号取込処理P3を、この序列に沿って実施する。以下、各処理P1〜P3の内容について詳しく説明する。
上記遊技信号取込処理P1の流れについて、図9に示すフロー図に沿って説明する。まず、ステップS101において、アウト信号の受信を判断する。大当たり遊技状態である旨を表す大当たりフラグがゼロ(否)である場合(ステップS102)には、ステップS103のごとくベース中アウト(BO)を加算する。大当たりフラグが1(正)である場合(ステップS103)には、ステップS123のごとく大当たり中アウトを加算する。
続くステップS104では、セーフ信号の受信を判断する。大当たりフラグがゼロである場合(ステップS105)には、ステップS106のごとくベース中セーフ(BS)を加算する。大当たりフラグが1である場合(ステップS105)には、ステップS126のごとく大当たり中セーフを加算する。そして、ステップS107では、図柄変動信号の受信を判断し、受信した場合には、ステップS108のごとく図柄変動数Sを加算する。
ステップS109のごとく大当たりフラグがゼロの場合には、大当たり信号の受信が開始されたか否かを判断する(ステップS110)。大当たり信号の受信が開始された場合には、ステップS111のごとくその受信開始時点の時刻を大当たりの発生時刻として記録する。さらに、ステップS112のごとく遊技レコード(図7参照。)の大当たり欄には、大当たり毎に積算した大当たり数を記録し、ステップS113のごとく大当たりフラグに1をセットする。
一方、大当たりフラグが1の場合(ステップS109)には、ステップS130のごとく大当たり信号の受信終了を判断する。大当たり信号の受信を終了した場合には、ステップS131のごとく大当たりフラグにゼロをセットし、ステップS132のごとく遊技レコードの各遊技データを更新する。さらに、ステップS133で新設した遊技レコードについて、設定されている遊技レート及び遊技者IDを記録する(ステップS134)。
上記貸出信号取込処理P2の流れについて、図10に示すフロー図に沿って説明する。貸出信号取込処理P2では、まず、ステップS201のごとく、遊技レート情報の受信を判断する。遊技レート情報を受信した場合には、ステップS202のごとく遊技者IDの変更の有無を判断する。遊技者IDの変更が有った場合には、ステップS223のごとく該当遊技者の遊技開始と判定し、ステップS207のごとく遊技レコードを新規に作成する。
一方、遊技者IDの変更がない場合(ステップS202)には、ステップS203のごとく遊技レート情報の受信時刻を発生時刻として記録すると共に、ステップS204のごとく遊技レコードの大当たり欄に「変更」と記録する。そして、ステップS205のごとく実利益等を算出し、ステップS206のごとく実利益等を含めて遊技レコードのデータを更新する。その後、ステップS207のごとく遊技レコードを新規に作成する。
新規に作成した遊技レコードには、ステップS208のごとく遊技者IDを記録すると共に、ステップS209のごとく新しく選択された遊技レートを記録する。その後、ステップS210のごとく売上信号を受信した場合には、売上金額を更新(ステップS211)すると共に、遊技レートに基づいて貸出玉を算出し、遊技レコード中の貸出玉のデータを更新する(ステップS212)。
その後、ステップS213のごとく遊技終了情報を受信した場合には、ステップS214のごとく該当遊技者の遊技終了と判定する。そして、ステップS215のごとく遊技レコードのデータを更新すると共に、ステップS216のごとく新しい遊技レコードを作成する。
上記計数信号取込処理P3の流れを、図11を用いて説明する。ここでは、まず、ステップS301のごとく、計数情報の受信を判断する。計数情報を受信した場合には、ステップS302のごとく計数情報中の遊技者IDを基にして、その遊技者が遊技した遊技機2の遊技レコードを検索する。そして、ステップS303のごとく計数情報の受信時刻を発生時刻として格納すると共に、ステップS304のごとく遊技レコードの大当たり欄に「計数」と記録する。
その後、ステップS305のごとく計数情報に含まれる計数玉を記録する。そして、この計数玉を利用して、ステップS306のごとく実利益等を算出する。その後、ステップS307のごとく、実利益等を含めて遊技レコードのデータを更新する。
次に、計数機31の発券処理の流れについて、図12を用いて説明する。ここでは、まず、ステップS401のごとく、会員カードが挿入されているか否かを判断する。会員カードが挿入されていれば、ステップS402のごとく発券ボタン315の押下操作を判断する。発券ボタン315が押下操作された場合には、ステップS403のごとく計数値である計数玉等を印刷した計数チケットを発行し、会員カードを排出する(ステップS404)。そして、ステップS405のごとく、計数玉及び遊技者IDを含む計数情報を管理装置1に向けて出力する。
次に、玉貸機21の処理の流れについて、図13を用いて説明する。ここでは、まず、ステップS501に示すごとく、会員カードが挿入中であるか否かを判断する。会員カードが挿入中である場合には、ステップS502に示すごとく遊技レート選択画面51の呼出操作が行われたか否かを判断する。遊技レート選択画面51の呼出操作が行われた場合、あるいはステップS522のごとく新たに会員カードが挿入された場合には、ステップS503のごとく液晶ディスプレイ212に遊技レート選択画面51を表示する。
遊技レート選択画面51を利用して遊技レートの選択操作が行われた場合(ステップS504)には、ステップS505のごとく新しく選択された遊技レートを設定すると共に、ステップS506のごとく遊技者ID及び遊技機IDを含む遊技レート情報を送信する。一方、選択操作が行われないまま(ステップS504)、貨幣が投入された場合(ステップS525)には、ステップS526のごとく標準の遊技レート2を設定すると共に、ステップS527のごとく遊技者ID及び遊技機IDを含む遊技レート情報を送信する。
続くステップS508では、ステップS507あるいはステップS525における貨幣の投入に応じて、設定された遊技レートに基づく数量の遊技媒体の払い出しを実施する。続くステップS509では、投入された貨幣の金額に応じた売上信号を出力する。その後、ステップS510では、会員カードの排出を要求するカード排出釦214の操作が行われたか否かを判断する。この排出操作が行われた場合には、ステップS511のごとく会員カードを排出すると共に、ステップS512のごとく遊技者ID及び遊技機IDを含む遊技終了情報を出力する。
このように、本例の遊技場用管理装置7によれば、遊技データ出力手段18が出力する遊技レート毎の遊技データに基づいて、遊技場の管理者等が遊技レート毎の利益を比較的容易に把握できるようになる。そして、遊技レート毎の利益に基づけば、遊技場の管理者等が遊技レートの設定変更に伴う利益の変動傾向を把握し得るようになる。
以上のように、本例の遊技場用管理装置7は、遊技レートの変更に伴う利益の変動傾向を把握し得るという優れた特性を備えたものである。
遊技者が遊技レートを設定し得る本例の遊技場システム3では、例えば、各遊技機2の出玉率が略一定に調整してあったとしても、遊技者が設定した遊技レートに応じて売上金額や利益等にばらつきを生じる可能性が高い。一方、上記遊技場用管理装置7が管理する遊技データに基づけば、各遊技者が設定した遊技レートと、その遊技レート下での各遊技者の遊技結果とを把握することできる。そして、このような把握に基づけば、上記のような売上金額や利益等のばらつきの要因を解析できる可能性がある。
さらに、上記のような把握に基づけば、遊技場の管理者等が上記遊技レートの選択範囲を適切に設定し得る。そして、上記遊技場システム3について上記遊技レートの選択範囲を適切に設定できれば、上記遊技レートの選択範囲を無用に拡大したこと等に起因して生じるおそれがある管理負担の増大を未然に防止することができる。
なお、遊技レートが低レート(遊技レート1)から高レート(遊技レート3)に変更された後、所定回数(例えば、1回等。)以内の図柄変動により大当たりが発生した場合には、変更前の低レートと変更後の高レートとの差額分に当たる貸玉を追加的に払い出すことにより、遊技レートの変更を無効化することも良い。例えば、遊技レートを2から3に変更して500円の貨幣投入があった場合には、貨幣投入に応じて125玉、直後の大当たり発生に応じて差額分41玉の払い出しすることで、遊技レートの変更を無効化する。この場合には、遊技レートの変更を悪用した不正を未然に抑制し得る。さらに、所定数以上の持玉がある場合の遊技レートの変更を禁止することも良い。
なお、本例では、会員カードに記録された遊技者IDを介して遊技者を特定したが、これに代えて、指紋認証や静脈認証や虹彩認証により遊技者を特定する等、他の方法により遊技者を特定しても良い。
また、本例では、会員カードが挿入されたことを前提として、玉貸機21による貸玉処理、あるいは計数機31による計数チケットの発券処理を実施したが、会員カード未挿入の場合にも貸玉処理あるいは発券処理を実施しても良い。この場合には、会員カード未挿入の場合に適用する遊技レートを予め設定しておくのが良い。遊技者にとって最も不利な遊技レートを設定しておけば、遊技者に対して会員カードを挿入する動機付けを与えることができる。
なお、本例では、パチンコ機である遊技機2を管理対象としたが、これに代えて、スロットマシンである遊技機を管理対象とすることも良い。また、本例の遊技場システム3は、遊技場側に貯玉した遊技媒体を利用して遊技を行う周知の再プレイシステムを含むシステムであっても良い。
また、遊技機2の機種毎、遊技島毎、遊技者毎に、選択し得る遊技レートを設定しておくことも良い。さらに、遊技レートを選択させる方法としては、本例のごとく3段階の遊技レートの一つを選択させる方法のほか、遊技者に貸出レートのレート値を入力させることもできる。例えば、貸出レートの上限値(例えば、4円など。)、下限値(例えば、2円など。)及びステップ幅(例えば、0.1円など。)を規定しておき、その範囲内で遊技者に自由に設定させることができる。この場合には、遊技者が入力した貸出レートに応じて交換レートを自動的に設定し、当該貸出レート及び当該交換レートを組み合わせて遊技レートを設定できる。さらに上記の場合、遊技レート毎に遊技データを集計することも良いが、貸出レートが属するレート範囲に応じて遊技レートを複数にグループ分けし、グループ毎の遊技データを集計することも良い。
さらになお、本例では、遊技媒体の計数時点及び遊技レートの変更時点に応じて区分した上記レート別遊技期間毎に遊技データを管理すると共に上記実利益及び上記仮想利益を算出している。これに代えて、遊技レートの変更時点のみに応じて区分したレート別遊技期間を設定し、当該レート別遊技期間毎に遊技データを管理すると共に実利益、仮想利益を算出しても良い。この場合には、各レート別遊技期間における持玉が、計数した場合の計数玉と一致するとして本例と同様の処理を実施することができる。
なお、本例では、売上金額100円毎に売上信号を出力する玉貸機21を採用した例であるが、これに代えて、所定数の貸出玉毎の売上信号を出力する玉貸機を採用することもできる。この場合には、例えば、管理装置1において、売上信号の取込回数と貸出レートとを掛け合わせることで売上金額を算出することができる。
またなお、本例は、管理装置1の遊技データ出力手段18が表示手段102を利用して各種の遊技データを出力するように構成した例である。遊技データ出力手段18が遊技データを出力する方法としては、図示しないプリンタ等による印刷出力に置き換えても良く、あるいは追加的に印刷出力を設定しても良い。
さらになお、本例の個別遊技期間は、遊技レートの変更時点に加えて、大当たり遊技の終了時点、遊技者の交代時点に応じて遊技期間を区分したものである。大当たり遊技の終了時点等に代えて、予め設定した所定時間の経過した時点、遊技媒体の貸し出し時点、あるいは図柄変動数Sが所定数に達する毎の時点等を所定の遊技条件として設定し、当該所定の遊技条件の成立時点と遊技レートの変更時点とを組み合わせて遊技時間を区分することも良い。
(実施例2)
本例は、実施例1の遊技場用管理装置を基にして、機種毎の遊技データの管理機能を追加した例である。本例について、図14及び図15を用いて説明する。
同図は、遊技場用管理装置が管理する遊技データを、機種毎の遊技データとして表示したものである。
機種毎の遊技データとしては、図14に示すごとく全遊技レートの遊技データと、図15に示すごとく各遊技レート毎の遊技データとがある。全遊技レートの遊技データとしては、図14に示すごとく、アウト、貸出玉、出玉率、実利益、遊技者数、仮想利益1及び仮想利益2の各データを表示してある。ここで、仮想利益1(2)は、実施例1と同様、遊技レート1(2)で遊技された場合の仮想利益である。また、遊技レート毎の遊技データとしては、図15に示すごとく、アウト、貸出玉、実利益、及び遊技者数の各データを表示してある。
図14及び図15に基づけば、次のような遊技状況を知ることができる。すなわち、機種A,B,Cは、実利益は大きく異なるが、アウト、貸出玉、出玉率(アウト数とセーフ数の比率)、仮想利益は概ね同じであるという事実を知ることができる。この事実に基づけば、実利益の違いは、出玉率の調整によるのではなく、遊技者による貸出レートの選択率に起因していると解される。
また、機種Aは、図15中のアウトや遊技者数のデータから把握されるように遊技者に有利な設定の遊技レート2による遊技の割合が多く、その分、実利益が他の機種と比較して少なくなっている。機種Aについては、遊技レート2の有利度合いを低くする対策が想定される。
機種Bについては、遊技レート3が選択される割合が高いことから、遊技者が射幸心の高い遊技を望んでいる傾向を把握できる。機種Bでは、遊技者に有利な遊技レート2の選択割合が高くないことから、遊技レート2の有利度合いを低くしたり、選択を禁止することも良い。
機種Cでは、遊技レートの選択率のばらつきが少ないものの、遊技レート2、3の選択率が若干、高いようである。このことから、遊技レート2と遊技レート3の中間となる遊技レートを設定しても良いと考えられる。
機種Dについては、各遊技レートの中で遊技レート3の選択率が最高である。遊技レート3による機種Dのアウトは、機種Bよりも更に高く、大きな実利益を上げている。機種Dについては、遊技レートの選択肢を遊技レート3のみとしても良い。ただし、遊技レート3は、遊技の結果によって利益が大幅に変化する傾向にあるため、遊技機の出玉率の調整を他の機種よりも入念に検討する必要がある。
さらに、機種Eについては、遊技レート1の遊技比率が高いことから、遊技者が遊技を長く楽しみたいとする傾向が強いことが把握される。機種Eでは、貸出レート2、3の選択を禁止し、貸出レート1よりも更に低い貸出レートを設定することが良い。さらに、遊技を長く楽しみたいという遊技者の要望に応えつつ遊技場全体の遊技比率を伸ばすためには、併せて出玉率を高める調整を実施するのが良いと考えられる。この場合には、遊技場全体の出玉感を高めつつ、低い交換レートに応じて遊技場側の損失利益を他の機種と比較して抑制できる。
このように、高遊技レートの選択率が高い機種は、出玉率調整に応じた利益あるいは損益の変動度合いが大きく、一方低遊技レートの選択率が高い機種は、逆に利益等の変動度合いが少ない。そのため、出玉率調整を行う場合には、遊技レート毎の遊技比率を参照することが重要となる。
なお、その他の構成及び作用効果については、実施例1と同様である。
またなお、遊技レート毎の遊技データとしては、図15に示したものだけでなく、図柄変動数や大当り回数、さらには割数等、他の周知の遊技データの項目を追加あるいは置換することも良い。
さらになお、遊技レート毎の遊技データの表示方法としては、全遊技レートの遊技データに対する割合を追加的あるいは置き換えて表示する方法もある。例えば、機種Aの遊技レート2のアウト数36,000(図15参照。)は、90%と表示できる。このように表示すれば、選択率を更に容易に把握可能となる。さらにこの場合、他の機種との比較を行う為に、数値毎に範囲を定め色分け表示することも良い。例えば、20,000までは青色、40,000までは黄色、40,000以上は赤色等により色分け表示すれば、機種間あるいは遊技レート間の比較が極めて容易となる。
また、遊技場全体、遊技種別(パチンコ、パチスロ等)、あるいは遊技機毎に、以上のような遊技データの集計を行い、上記のような遊技情報を分析する参考指標とすることも良い。
(実施例3)
本例は、実施例1の遊技場システムを基にして、遊技データ表示装置が管理する遊技データを遊技者に表示する機能を追加した例である。この内容について、図16を用いて説明する。
本例の玉貸機は、個別情報端末としての機能を奏するように構成したものである。個別情報端末としての玉貸機は、液晶パネル(図3中の符号212)を介して、図16に示すごとく遊技レコード一覧表示画面218を表示するように構成してある。同図の遊技者向けの遊技レコードは、遊技データ表示装置が管理する遊技レコード(図7参照。)中の遊技データを選択的に表示したものである。
なお、その他の構成及び作用効果については、実施例1と同様である。
さらに、図16に示す遊技者用の遊技レコードを、例えば島端等、遊技場内に設置した集中情報表示装置等により表示することも良い。
実施例1における、遊技場用管理装置の機能的な構成を示すブロック図。 実施例1における、遊技場システムの構成を示すシステム図。 実施例1における、遊技媒体貸出機(玉貸機)を示す斜視図。 実施例1における、遊技レート選択画面を示す正面図。 実施例1における、遊技レートを対比して示す説明図。 実施例1における、計数機を示す斜視図。 実施例1における、遊技レコードの一覧を示す説明図。 実施例1における、遊技場用管理装置の動作処理の概略を示すフロー図。 実施例1における、遊技信号取込処理P1の流れを示すフロー図。 実施例1における、貸出信号取込処理P2の流れを示すフロー図。 実施例1における、計数信号取込処理P3の流れを示すフロー図。 実施例1における、計数機の発券処理の流れを示すフロー図。 実施例1における、玉貸機の処理の流れを示すフロー図。 実施例2における、各機種の全体の遊技データを示す説明図。 実施例2における、各機種の遊技レート毎の遊技データを示す説明図。 実施例3における、遊技データ一覧表示画面を示す正面図。
符号の説明
1 遊技場用管理装置
11 遊技信号取込手段
12 遊技レート取込手段
13 遊技期間区分手段
14 遊技データ生成手段
15 遊技データ管理手段
16 実利益算出手段
17 仮想利益算出手段
18 遊技データ出力手段
19 計数情報取込手段
2 遊技機
21 玉貸機
22 台ランプ
23 中継機
3 遊技場システム
30 通信ネットワーク
31 計数機

Claims (4)

  1. 遊技媒体を利用して遊技する遊技機と上記遊技媒体を貸し出す遊技媒体貸出機とを備え、上記遊技媒体を貸し出す際の貸出レート及び景品に交換する際の交換レートを規定する遊技レートを遊技者の好みに応じて設定可能な遊技場システムに関する遊技データを管理するための遊技場用管理装置であって、
    上記遊技機毎に個別に設置された上記遊技媒体貸出機を含む上記各遊技機側から遊技信号を取り込む遊技信号取込手段と、
    上記遊技信号に基づいて遊技データを生成する遊技データ生成手段と、
    上記各遊技機における遊技に設定された上記遊技レートを表す遊技レート情報を取り込む遊技レート取込手段と、
    上記遊技レートに応じて上記各遊技機の遊技期間を区分する遊技期間区分手段と、
    上記遊技期間を区分してなるレート別遊技期間毎の上記遊技データを上記遊技機毎に管理する遊技データ管理手段と、
    該遊技データ管理手段が管理する上記遊技データを出力する遊技データ出力手段と、を備えていることを特徴とする遊技場用管理装置。
  2. 請求項1において、上記遊技信号取込手段が取り込む上記遊技信号としては、少なくとも、所定数量の上記遊技媒体が上記遊技機に使用された旨を表すアウト信号、所定数量の上記遊技媒体が上記遊技機から払い出された旨を表すセーフ信号、及び所定数量の上記遊技媒体を貸し出した旨を表す売上信号があり、
    上記遊技データ生成手段が生成する上記遊技データとしては、少なくとも、上記アウト信号に基づく使用遊技媒体数、上記セーフ信号に基づく払出遊技媒体数、及び上記売上信号に基づく売上金額があることを特徴とする遊技場用管理装置。
  3. 請求項1又は2において、上記遊技場システム側の実際の利益である実利益を算出する実利益算出手段と、所定の遊技レートで遊技されたと仮定した場合に仮想される上記遊技場システム側の仮想利益を算出する仮想利益算出手段とを備えたことを特徴とする遊技場用管理装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項において、上記遊技場システム側の実際の利益である実利益を上記レート別遊技期間毎に算出する実利益算出手段を有し、上記遊技期間区分手段は、上記各遊技機の遊技期間を上記レート別遊技期間に区分するのと並行して、上記遊技レートの変更時点及び所定の遊技条件の成立時点により上記各遊技機の遊技期間を区画して個別遊技期間に区分するように構成してあり、上記遊技データ管理手段は、上記個別遊技期間毎の上記遊技データである遊技レコードを上記遊技機毎に管理するように構成してあり、上記遊技データ出力手段は、上記実利益算出手段が算出した上記実利益を対応付けて上記遊技レコードを出力するように構成してあることを特徴とする遊技場用管理装置。
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