JP7252098B2 - 遊技場用システム - Google Patents

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本発明は、遊技場用システムに関する。
近年、例えば特許文献1に記載されているように、入場前の時点で所望の遊技機を予約することが可能なシステムが知られている。このような予約システムを利用することにより、遊技者は所望の遊技機を事前に確保することができるため、安心して遊技場へ向かうことが可能となる。
しかしながら、特段込み合っていない遊技場においては予約のメリットもそれ程大きくないため、予約システムの利用率が上がらず、稼動の向上に結びついていないという実情がある。また逆に、稼動率の高い人気機種については予約をある程度制限したい場合もある。
特開2011-161095号公報
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたもので、その目的は、特に貸出単価を遊技者が任意に選択可能な遊技装置を導入した遊技場において、遊技場側の要望に沿った柔軟な予約システムの運用を可能とする遊技場用システムを提供することにある。
本実施形態の遊技場用システムによれば、通常の遊技と予約の遊技とで遊技者が選択可能な貸出単価をそれぞれ別々に設定することができるため、遊技場側の要望に合わせて予約遊技のメリットを調整することが可能となり、予約システムの運用を柔軟に行うことができる。
また、予約時に予め貸出単価を選択させるようにしたので、遊技場側は予約状況を見ながら売上予測を立てやすくなるという効果もある。
本発明の一実施形態を示す全体構成図 遊技機とともに示すカードユニットの正面図 カードユニットを中心に示す機能ブロック図 (a)は会員属性データ、(b)は会員所有価値データ、(c)は一般カードデータ、(d)は会員遊技履歴データ、(e)は会員遊技集計データ、(f)は機種別通常単価設定、(g)は機種別予約単価設定、(h)は予約リストデータを示す説明図 携帯端末の表示部における、アプリ画面としての予約機種選択画面 予約台番・単価選択画面 予約内容確認画面 予約完了通知画面 カードユニットの表示部における初期画面(予約なし) 会員カード挿入時の画面(通常遊技) 初期画面(予約あり) 会員カード挿入時の画面(予約遊技)
以下、本発明を、図1に示す3つの遊技場A,B,Cに共通するシステム(遊技場用システム100)に適用した一実施形態について図面を参照しながら説明する。
遊技場A内には、複数の遊技機1が設置されており、各遊技機1に対応してカードユニット2及び遊技情報表示装置3がそれぞれ付設されている。遊技機1、カードユニット2及び遊技情報表示装置3は、2台ずつ中継装置4に接続されている。中継装置4は、LAN5を介して管理装置6に接続されている。
また、遊技場A内には、精算装置7や景品交換端末(以下、POS)8、携帯端末登録装置9も設置されており、これら精算装置7やPOS8、携帯端末登録装置9もLAN5を介して管理装置6と接続されている。
精算装置7は、一般カードや会員カード(図3に符号10,11で示す)がカード挿入口7aに挿入されると、図示しないカードRW(リーダライタ)でカード10,11を読み取って入金残高を特定し、その入金残高に対応する紙幣や硬貨を返却口7bから払い戻す返却処理を行う。POS8は、付属するカード処理機8aでカード10,11を読み取って遊技価値(持玉数・貯玉数)を特定し、その遊技価値に基づき景品交換処理を行う。
尚、持玉とは当日中に計数した玉であり、貯玉とは前日以前に計数した玉である。また、携帯端末登録装置9は、POS8が配置される遊技場内の景品交換カウンタ(図示略)に設置されるのであるが、詳しくは後述する。
管理装置6は、遊技場A内の例えば事務所等に設置されており、モニタ6m、キーボード6k等が接続されている。管理装置6は、遊技機1、カードユニット2、遊技情報表示装置3等、上記した各種機器から出力される遊技データを入力することで、各種機器の稼動状況、遊技者が所有する遊技媒体(持玉数や貯玉数)、入金残高、会員登録された会員毎の遊技状況・予約状況などを記憶管理する。尚、図1では図示を省略したが、同図のパチンコ機の他、所謂スロットマシンも含めて例えば数百台の遊技機1が管理装置6の管理対象となっている。
図2に示すように、遊技機1は所謂封入式のCR(カードリーダ)パチンコ機である。遊技機1は、遊技者が所有する入金残高や持玉数、貯玉数を変換した遊技玉数を記憶しており、その遊技玉数を消費して玉を発射するように構成されている。つまり、遊技機1が記憶している遊技玉数が残っていることを条件として内部の玉を発射装置により盤面1aに発射可能となる。遊技機1の下部には、前記発射装置を構成する操作ハンドル12が設けられるとともに、盤面1aの下方には、遊技玉数を示す遊技玉表示部13と、遊技玉を持玉へ変換するための計数ボタン14とが並設されている。盤面1aには、液晶表示部(特図表示部)15、始動口16、大入賞口17を有する。
遊技機1は以下のように動作する。
(1)始動口16は入賞率が変動しない入賞口(所謂ヘソ入賞口。所謂電チューでもよい)であり、始動口16への入賞(始動入賞)に応じて大当り抽選を行い、抽選結果を液晶表示部15にて行う図柄変動(単位遊技)にて報知し、その変動結果に応じて大当りや小当りとなる。
(2)図柄変動中に始動入賞した場合には所定の保留上限値(例えば4つ)まで図柄変動を累積的に保留し、図柄変動終了後に保留している図柄変動を開始する。尚、保留している図柄変動数(保留数)が上限値である状態で始動入賞した場合、図柄変動は保留されない。
(3)遊技機設定値(以下、モード)が6段階で設けられ、このモードにより、大当り抽選の当選確率(大当り確率)を、通常遊技状態(通常状態、通常)と確率変動状態(確変状態、確変)とを対象として調整可能である。また、大当り後に確変となる大当り(確変大当り)となる割合である確変率(例えば66%で全モード共通)も定められる。大当り確率をモードにより不変とする一方、確変率を調整可能とするように、通常と確変との大当り確率や確変率、及びラウンド振分率等の少なくとも1つがモードにより調整可能であればよい。
(4)大当りが発生すると対応するラウンド(R)分だけ大入賞口17を開放する。1Rの上限入賞数は10個、上限開放期間は30秒であり、上限入賞数または上限開放期間の何れかが満たされた場合に1Rを終了する。対応するラウンドも大当り抽選と同様に抽選され、その振分率は例えば4Rが10%で8Rが50%で15Rが40%に設定されている。
(5)確変中は大当り確率が向上するとともに、始動口16が電チューのときその入賞率が高くなる時短状態(時短)になる。また、確変大当りでない大当り(通常大当り)が発生した場合は大当り後に確変でない時短(単独時短)となり、所定の時短回数(例えば100回)分の図柄変動を行うか大当りが発生するまで時短を継続し、大当りが発生せずに時短回数分の図柄変動を行うと通常状態に戻る。
以上は一の機種を例にして説明したが、例示した値は例えば他の機種であればラウンドの振分が異なる等、機種に応じて様々な値となり、遊技性も異なる。
図2に示すように、カードユニット2は、各遊技機1の左側部に配置された遊技装置である。カードユニット2は、遊技機1の遊技状態等を示す状態表示用LED21、紙幣が投入される紙幣投入口22、その投入口22への紙幣投入の可否を示す入金表示用LED21a、周知のCMOSセンサ等の撮像素子を含むカメラ23(同図2ではカメラカバー23aを図示)、入金残高や持玉数・貯玉数等を表示するタッチパネル式の液晶表示部24、従業員が携帯するリモコン(図示略)からの信号を受けるリモコン受光部25、携帯端末33(図1参照)がタッチされた場合に当該端末33から携帯IDを読み取る携帯リーダ26を有する。また、カードユニット2は、払出ボタン27、貸出ボタン28a、及び返却ボタン28bを有するとともに、一般カード10或いは会員カード11が挿入されるカード挿入口29を有する。
図3の機能ブロック図は、カードユニット2の構成を中心に示している。カードユニット2の制御部20は、CPU20a、ROM20b、RAM20c、I/O20d等を有するマイクロコンピュータを主体に構成されている。制御部20に接続された周辺部としては、上記した表示用LED21,21a(フルカラーLED)、液晶表示部24、リモコン受光部25、携帯リーダ26、各ボタン27,28a,28bを含むとともに、管理装置6や遊技機1との間で各種信号や各種情報を送受信するI/F部20e、紙幣投入口22に投入された紙幣の真贋を判定する紙幣処理部22a、液晶表示部24上に設けられたタッチパネル24a、カード挿入口29に挿入されたカード10,11に記憶されている各種情報を読み取ったり、書き込んだりするカードRW29a、最大10枚の一般カード10をストック可能なカードストック部29b等を含む。これに対し、カメラ23は、制御部20に接続されることなく、図1に示すように4台ずつ画像処理装置30と接続されている。画像処理装置30は、LAN5を介して管理装置6に接続されている。
一般カード10は、当日限り有効なカードであり、ICチップ10aが内蔵されている。ICチップ10aには、カードを特定可能な一般IDが記憶されているとともに、カードユニット2に入金された入金残高や持玉数が記憶される。一般カード10の持玉数は当日のみ有効で、入金残高は翌日以降も利用可能とされている。
会員カード11は、予め設定されている有効期限(例えば3年間)まで有効なカードであり、ICチップ11aが内蔵されている。ICチップ11aには、会員として登録された遊技者を特定可能な会員IDが記憶されているとともに入金残高や持玉数が記憶される。会員カード11に対応する持玉数や貯玉数は管理装置6の会員口座に記憶される。会員カード11の持玉数、貯玉数、並びに入金残高は、翌日以降も利用可能とされている。
カードユニット2は以下のように動作する。
(1)紙幣を受付する(貨幣受付処理)と、その入金金額(1000円単位)を記憶するとともに、液晶表示部24に入金金額を入金残高に加算して表示する。このとき、1度数(500円)は、貸出単価(貸出レートとしての単価)が例えば4円であれば125玉であるから、入金残高に相当する遊技玉数(貸出可能な遊技玉数)を液晶表示部24に表示してもよい。
(2)貸出ボタン28aの操作(貸出操作)に応じて入金残高の範囲内で1度数分ずつ遊技玉数データ(遊技玉数を特定可能なデータ)として遊技機1へ送信するとともに、貸出単価に応じた対価分を入金残高から減算する。つまり、貸出操作に応じて1度数分を貸出玉として遊技玉に変換する貸出処理を行い、その貸出処理によって加算される遊技玉で遊技可能となる。
(3)対応する遊技機1は所謂封入式で、盤面1aに打ち出された玉は循環し、入賞した場合であっても遊技機1外には払出されない。そこで、カードユニット2は上記した遊技玉数の管理、つまり盤面1aへの玉の打出し(使用)に応じた遊技玉数の減算、入賞に応じた遊技玉数の加算(入賞付与処理)を行う。
また、カードユニット2は持玉数や貯玉数を管理しており、持玉や貯玉は直接的には遊技に使用できないが、払出ボタン27の押下に応じて持玉数又は貯玉数(会員遊技者の場合)の範囲内で1度数ずつ遊技玉数に変換する変換処理(対価付与処理)を行い、その遊技玉数データを遊技機1へ送信する。この場合、変換率を別途設けてもよいが、本実施形態では1:1としている。以下の計数処理についても同様である。
(4)遊技に応じて遊技機1の遊技玉数が増加した場合、計数ボタン14の押下に応じて遊技機1から受信した遊技玉数データを、計数玉数データとして持玉数に変換する(計数処理)。この場合、1回の押下に応じて1玉が変換対象となるが、押下した状態を継続させると連続的、且つ加速的に変換可能となる。こうして遊技玉数と持玉数とが更新(記憶)され、カードユニット2では入金残高や持玉数が残存する状態で返却ボタン28bの押下により発行操作を行うと、その入金残高や持玉数をカード挿入口29に挿入されている一般カード10に記憶して発行する。会員カード11が挿入されている場合も、入金残高や持玉数を会員カード11に記憶して発行する。カード挿入口29に何れのカード10,11も挿入されていない場合は、カードストック部29bにストックしている一般カード10を図示しない記録媒体移動手段によりカードRW29aに繰り出して、そのカード10に入金残高及び持玉数を記憶して発行する(発行処理)。
尚、カードストック部29bのカード10が無くなったとき、状態表示用LED21において、エラー状態を表し、従業員によりカード10が挿入口29から補充されると正常状態に復帰する。
(5)発行処理は遊技機1における遊技玉数データに応じた発行条件が設けられ、本実施形態では遊技玉数が所定数(0)以下となることで発行条件が成立し発行処理が可能となる。よって、遊技機1と一定間隔(例えば200ms毎に)で通信(アウトやセーフ等の情報も含む)を行い、遊技への使用や計数処理等により遊技玉数が0になるとその旨がカードユニット2に通知され、発行条件が成立すると発行処理が許容される。この場合、遊技機1から遊技玉数データを受信することで遊技玉数を更新して発行条件が成立した旨を特定すればよいが、遊技玉数が0になった旨を示す信号を別途受信するような他の特定方法を採用してもよい。
(6)一般カード10がカード挿入口29に挿入された場合は、一般カード10に記憶されている入金残高及び持玉数をカードRW29aにより読み出して液晶表示部24に表示する。会員カード11が挿入された場合は、会員カード11に記憶されている入金残高や持玉数を読出して液晶表示部24に表示し、又、暗証番号の入力を条件として貯玉数を管理装置6から受信して表示する。
カードユニット2は、上記した機能の他、以下の(a)遊技データ及び(b)カードデータを中継装置4経由で管理装置6へ送信する機能を有する。
(a)遊技データ(遊技機1の稼動状況を示すデータであり、次の信号を含む)
・打込信号:遊技機1に対して打込まれた遊技玉数を示す。
・払出信号:遊技機1から払い出された遊技玉数を示す。
・大当たり信号:遊技機1で大当たりが発生していることを示す。
・スタート信号:大当たりの発生契機となる電動役物が作動(図柄変動)したことを示す。
(b)カードデータ(カード10,11に関するデータ)
・一般カードデータ:前記一般ID、カード10の挿入口29での挿入・発行日時、入金残高、持玉数、貸出単価等のデータ。
・会員カードデータ:前記会員ID、カード11の挿入口29での挿入・返却日時、入金残高、持玉数、貯玉数、貸出単価等のデータ。
カードユニット2のカメラ23は、所定周期毎に(例えば4秒毎に)撮像し、その撮像した画像を画像処理装置30に送信する。カメラ23の撮像視野は、遊技者が遊技機1に対して正対している状態で当該遊技者の顔を含む領域となるように設定されている。
画像処理装置30は、4台のカメラ23から送信される各画像を1秒間隔で取込み、その取込んだ画像を分析することにより、当該画像の中に遊技者の顔画像が存在するか否かを判定し、顔画像が存在すると判定すると、その顔画像を管理装置6に送信する。この点、カメラ23から送信される画像に遊技者が含まれていても、その遊技者が例えば不自然な方向を向く等して不自然な姿勢で遊技していれば、画像処理装置30により顔画像を認識できないため、その画像を管理装置6に送信しない場合がある。
尚、画像処理装置30から顔画像を受信した管理装置6は、同一人物判定及び要注意人物判定を行う。同一人物判定では、受信した顔画像に対して例えば特徴点の抽出等の画像処理を行い、当日の顔画像データベースに既に登録されている顔画像と照合して、同一人物か否かを判定する。照合した顔画像が未だ顔画像データベースに登録されていない顔画像(つまり新規の遊技者)であると判定すると、顔IDを付与して当日の顔画像データベースに登録するとともに、その顔IDを遊技データと対応付けて記憶する。一方、顔画像が既に顔画像データベースに登録されている顔画像(つまり既知の遊技者)であると判定すると、その顔IDに対応付けている遊技データを更新する。要注意人物判定では、その顔画像と、要注意データベースに登録されている顔画像とを照合し、同一人物の顔画像が要注意データベースに登録されているか否かを判定する。同一人物の顔画像が要注意データベースに登録されていると判定すると、要注意人物が来店した旨を例えばインカム等により遊技場の従業員に報知する。
図3に示す管理装置6の制御部60(以下、適宜「管理装置6」と略す)は、マイクロコンピュータを主体に構成され、ROMやRAMといった記憶部60aや、I/O等を備えており、その記憶部60aに記憶された制御プログラムに従い動作する。
そして、管理装置6は、図1に示す公衆通信回線(インターネット、バーチャルプライベートネットワーク(VPN)等)32に接続可能となっており、センターに設置されている管理サーバ31と公衆通信回線32等を介して通信可能である。遊技場B、Cでも遊技場Aの同等の構成が実現されており、遊技場B、Cの管理装置6(図示略)についても、遊技場Aの管理装置6と同様、公衆通信回線32に接続可能とされている。
また、図1の携帯端末33は、例えばスマートフォンといった携帯可能な端末装置である。携帯端末33は、そのユーザと通信事業者との間で所定の契約を締結することにより通信事業者から提供される各種通信サービスを受けることが可能で、公衆通信回線32を通じて管理装置6と通信可能である。携帯端末33は、CPU、ROM、RAM等を含む制御部、公衆通信回線32に接続するデータ通信部、電話する際の送話音声を入力するマイクロホン、画面上でタッチ操作を受付ける(入力を受付けるタッチパネル)機能と各種情報を表示する機能とを有する液晶表示部33a等を備えている。
管理サーバ31は、公衆通信回線32を介して、遊技場A~Cの管理装置6と通信可能に接続されている。管理サーバ31は、各遊技場A~Cにおける各種の遊技データを記憶するとともに、携帯端末33等のOS(Operating System)に対応する後述のアプリケーションソフト(以下「アプリ」と略す)を記憶しており、管理サーバ31から携帯端末33へとアプリをダウンロードすることができる。また、管理サーバ31や遊技場A~Cの管理装置6は、アプリを携帯端末33で実行する前提として照合されるユーザアカウント(アカウントID)や、メールアドレス等も記憶しており(後述の図4(a)参照)、メールサーバとして機能する。
図1に示す携帯端末登録装置9は、各遊技場A~Cに設置され、会員が所有する携帯端末33を登録して会員カード11に対応付けるための処理を行う。携帯端末登録装置9は、前面に会員カード11用のカード挿入口9aを有するとともに、内部にカードRW(図示略)を搭載している。また、携帯端末登録装置9の上面には、携帯端末33用のリーダ9bが設けられている。携帯端末登録装置9は、カード挿入口9aに会員カード11が挿入された状態で、携帯端末33の携帯IDをリーダ9bで読み取り、その会員IDと携帯IDとを対応付けて管理装置6へ送信する。尚、携帯IDとは、携帯端末33に内蔵された例えばFeliCa(登録商標)ICチップに付与されているIDm(携帯端末33固有のID)である。
管理装置6において、携帯端末登録装置9から会員IDと携帯IDとを対応付けた上記の情報を受信することにより携帯端末33が登録され、携帯端末33を利用した会員サービスを受けることができる。会員サービスには、例えば所望の台番で遊技を行うために、その対象期間を翌日の開店時からとする予約を、携帯端末33を用いて行うことができる(予約リクエストを受け付ける)サービスが含まれる。詳しくは後述するように、携帯端末33で予約を行う際には、その予約対象としたカードユニット2での遊技に適用する貸出単価を、携帯端末33(予約貸出単価選択手段)により、遊技者が任意に選択することができるようになっている(図6の「1円」~「4円」参照)。
以下では、遊技場用システム100の構成について、遊技場Aの管理装置6にて会員登録及び携帯端末33の登録を行った遊技者を例に、図4以降の図面も参照しながら詳述する。
<1.管理装置におけるデータの管理と予約遊技における貸出単価の登録>
図4(a)は、一の遊技者の会員属性データを示している。会員属性データは、会員登録を行った遊技者の「氏名」「性別」「年齢」「職業」「住所」「携帯ID」「メールアドレス(同図で携帯メアドと略す携帯端末の電子メールアドレス)」のデータを含み、その会員IDたる「会員No.」と対応付けて管理装置6の記憶部60aに記憶されている。
こうした会員属性データは、例えば遊技場Aで予め会員登録を行うときに遊技者が記入した会員登録用紙(つまり図示しない用紙での自己申告)をもとに、管理装置6に対して入力される。また、「携帯ID」や「メールアドレス」は、携帯端末33の登録を行う場合に(会員登録時でなくても随時)、携帯端末登録装置9を利用する等して、会員IDと対応付けて登録することができる。尚、会員属性データ並びに以下の図4(b)~(h)の各データは、管理装置6においてモニタ6mへの表示出力並びに図示しない印刷装置への印刷出力が可能である。
図4(b)は、一の会員の会員所有価値データを示している。会員所有価値データは、会員として登録された遊技者が所有する遊技価値としての「入金残高」「持玉数」「貯玉数」のデータを含み、その会員の会員IDと対応付けて管理装置6の記憶部60aに記憶される。
この会員所有価値データのうち、持玉数と貯玉数はそれぞれ、同図4(b)に示す「4円」「2円」「1円」の貸出単価毎の口座に区別して記憶される。係る会員所有価値データは、該当する会員カード11を用いた遊技に応じて、前記発行処理時等に送信される会員カードデータに基づき管理装置6により更新される。つまり、本実施形態では、複数の貸出単価として例えば「1円」「2円」「4円」の3種類が予め設定されていて、カードユニット2においては、当該複数の貸出単価の中から遊技者が任意に選択した貸出単価を適用して遊技媒体を貸し出すようになっている(後述の図10参照)。
図4(c)は、前記一般カードデータに基づき管理装置6により更新(記憶)される一般所有価値データ(一般カードデータ)を示している。一般所有価値データは、「入金残高」「持玉数」のデータを含み、前記一般IDたる「カードNo.」と対応付けて管理装置6の記憶部60aに記憶される。一般所有価値データの持玉数も、「4円」「2円」「1円」の貸出単価毎の口座に区別して記憶される。
図4(d)は、一の営業日における一の会員の遊技結果を示す遊技データを、会員IDと対応付けた会員遊技履歴データとして表している。会員遊技履歴データは、遊技機1の「遊技機No.」、その遊技機1で会員がカードユニット2において実際に選択した「貸出単価」の他、当該遊技機1での「使用金額」「打込玉数」「払出玉数」「大当たり(回数)」「持玉数」のデータを含む。これらのデータは、当該遊技機1での「遊技開始」と「遊技終了」の時刻(遊技時間)に対応付けて、管理装置6の記憶部60aに記憶される。
同図(d)の「遊技開始」と「遊技終了」の時刻は、会員カードデータのカード挿入・返却時刻に相当する。また、同図では、係るカード11の挿抜により区分された遊技時間帯[1]~[3]のうち、[1]の遊技時間帯だけ貸出単価1円、他の遊技時間帯[2][3]に貸出単価4円で貸出処理を行った例を示している。
図4(e)は、図4(d)の会員遊技履歴データを営業日単位で集計した会員遊技集計データを示している。管理装置6は、会員遊技集計データについて、当該営業日における「使用金額」「打込玉数」「払出玉数」「大当たり」のそれぞれの集計値を求める。
そして、図4(f)は、機種別通常単価設定(通常単価設定テーブル)の一例を示している。管理装置6では、キーボード6k等での操作入力により、各機種(遊技機1の機種No.1~)について、通常遊技における貸出単価それぞれの選択可否を設定することができる。ここで、「通常遊技」とは、予約対象とされていない台番での通常の遊技を称するものであり、予約対象とされた台番での「予約遊技」と区別する。
同図(f)の例では、機種No.1は、通常遊技において「1円」「2円」「4円」の何れの貸出単価も選択可能な「可」に設定されている。また、機種No.3とNo.4は、「1円」と「2円」の貸出単価を選択不能な「不可」に設定され、「4円」の貸出単価のみ選択可能に設定されている。
このように、同図(f)は、カードユニット2での遊技開始時に選択可能な貸出単価(以下「通常貸出単価」とも称する)を、機種毎に設定可能とする通常単価設定テーブルを規定しており、通常遊技を開始する際、カードユニット2の表示部24では、選択「不可」の貸出単価に禁止マークM(図10参照)が付されるようになっている。
これに対し、図4(g)は、機種別予約単価設定(予約単価設定テーブル)の一例を示している。管理装置6では、前記操作入力により各機種について、予約遊技における貸出単価それぞれの予約可否を設定することができる。
図4(f)と(g)に示すように、機種No.2における「1円」の貸出単価について、通常遊技では選択「不可」(同図(f))となるが、予約遊技では選択「可」(同図(g))に設定されている。換言すれば、機種No.2は、対応するカードユニット2において「1円」の貸出単価を選択することができないが、前記予約リクエストにより予約すれば「1円」の貸出単価を選択して遊技を行うことができる設定とされている。同様に、機種No.3は、「2円」の貸出単価を選択することができないが、予約すれば「2円」での遊技を行うことができる設定とされている。これに対し、図4(g)に示す機種No.3は、何れの貸出単価であっても予約不可の設定とされている。
このように、図4(g)は、予約貸出単価選択手段としての携帯端末33により選択可能な貸出単価(以下「予約貸出単価」とも称する)を、機種毎に設定可能とする予約単価設定テーブルを規定しており、予約遊技を開始する際、カードユニット2の表示部24では、選択「可」の予約貸出単価として予約された貸出単価が表示されるようになっている(図12参照)。
こうして、管理装置6は、遊技場A内の複数のカードユニット2それぞれに対して、図4(g)の予約貸出単価と図4(h)の通常貸出単価とをそれぞれ区別して設定可能な貸出単価設定手段として構成され、同図(g)の予約単価設定テーブルと同図(h)の予約単価設定テーブルとを各別に規定している。
図4(h)は、予約リストデータを示している。予約リストデータは、携帯端末33から公衆通信回線32経由で受け付けた予約リクエストとしての「台番」「貸出単価(予約貸出単価)」を含み、その携帯端末33の携帯ID及び会員IDと対応付けて管理装置6の記憶部60aに記憶される。
管理装置6は、携帯端末33から予約リクエストを受ける度に、会員IDや貸出単価を含む予約内容を登録・更新するとともに、その携帯端末33(予約遊技装置選択手段)により選択された台番のカードユニット2を予約状態とする予約状態設定手段として構成されている。以下では、携帯端末33による予約方法乃至管理装置6での予約状態設定に係る予約処理について、図9~図12も参照しながら説明する。
<2.携帯端末による予約方法と管理装置における予約処理>
上記した遊技場用管理システム100が提供する予約サービスを利用するために、管理サーバ31から携帯端末33へアプリを、遊技者の携帯端末33にダウンロードして、前記アカウントID等を登録しておく。これにより、携帯端末33は、登録されたアカウントIDやパスワードの認証を条件としてアプリを実行することで、その液晶表示部33aの画面で、翌日の開店時から遊技する機種等の予約を行うことができる。
ここで、図5は、携帯端末33の液晶表示部33aに表示される画面51であって、図示しないメニュー画面で予約機種のメニュー選択を行うとともに所望の遊技場Aを選択したときに表示される予約機種選択画面51を示している。
図5に示すように、予約機種選択画面51には、タイトル52、予約機種一覧53、「戻る」ボタン54、「次へ」ボタン55が表示される。予約機種一覧53には、遊技場Aで予約対象とされる機種名、各機種の設置台数、各機種での選択可能単価(予約貸出単価)が表示される。予約機種一覧53の中から予約対象とする機種がタッチ操作により選択されると、その選択された機種の欄の色が反転表示される(符号「R」参照)。
これにより、予約対象とする機種が選択された状態で「次へ」ボタン55がタッチ操作されると、図6の予約台番・単価選択画面61に遷移し、「戻る」ボタン54がタッチ操作されると、前記メニュー画面に戻る。
図6に示すように、予約台番・単価選択画面61には、タイトル62、選択された機種の台番一覧63、予約貸出単価「1円」「2円」「4円」の選択ボタン66a,66b,66c、「戻る」ボタン64、「次へ」ボタン65が表示される。台番一覧63の中から予約対象とする台番がタッチ操作により選択されると、その選択された台番の欄の色が反転表示される(符号「R」参照)。このように、携帯端末33は、複数のカードユニット2の中から予約対象とする台番のカードユニット2を遊技者が任意に選択するための予約遊技装置選択手段に相当する。尚、図6に示すように、台番一覧63において、他人が予約済みの台番がある場合、選択不能な台番としてグレーアウト表示する(符号「G」参照)。
また、選択ボタン66a~66cの何れかがタッチ操作により選択されると、その選択された貸出単価の欄の色が反転表示される(「4円」の欄の符号「R」参照)。このように、携帯端末33は、予約貸出単価「1円」~「4円」の選択ボタン66a~66cのタッチ操作により、予約対象とした台番のカードユニット2の遊技に適用する貸出単価を遊技者が任意に選択するための予約貸出単価選択手段に相当する。これにより、台番と予約貸出単価とが選択された状態で「次へ」ボタン65がタッチ操作されると、図7の予約内容確認71に遷移し、「戻る」ボタン64がタッチ操作されると、図5の予約機種選択画面51に戻る。
図7に示すように、予約内容確認71には、タイトル72、予約内容73、「戻る」ボタン74、「確定」ボタン75が表示される。予約内容73には、予約により遊技を行う日にち、開店時刻、予約機種、予約台番、予約貸出単価が含まれる。「確定」ボタン75がタッチ操作されると、予約内容に不備がなければ、図8の予約完了通知画面81に遷移し、「戻る」ボタン74がタッチ操作されると、図6の予約台番・単価選択画面61に戻る。
即ち、予約リクエストの内容たる予約内容73は、「確定」ボタン75のタッチ操作で携帯端末33から送信され、管理装置6は、管理サーバ31を介して携帯端末33から受信した予約内容に不備がなければ予約リストデータとして登録し(図4(h)参照)、予約完了通知を携帯端末33へ送信する。
こうして、図8の予約完了通知画面81は、携帯端末33にて管理装置6から予約完了通知を受信したときに、タイトル82、予約内容73、「確認」ボタン84が表示される。「確認」ボタン84がタッチ操作されると、前記メニュー画面に戻る。
管理装置6は、予約処理として、上記の如く携帯端末33から公衆通信回線32経由で予約リクエストを受け付け、これを予約リストデータとして予約内容を登録し、予約完了通知を携帯端末33へ送信する。また、管理装置6は、予約完了通知の送信後、営業開始1時間前まで携帯端末33からの予約のキャンセル・変更を受け付ける。
そして、管理装置6は、営業開始時点で予約リストデータを読み出し、その予約リストに登録された台番の遊技機側(カードユニット2)に対して予約情報を送信する。予約情報は、会員ID、携帯ID、予約貸出単価を含む。尚、管理装置6は、営業開始後5分以内に予約通りの遊技開始が確認されたときは、該当する台番について予約リストから削除し、営業開始後5分が経過した時点で遊技開始が確認できなかった場合も、予約リストから削除する。
この点、管理装置6は、図4(f)(g)で説明したように予約貸出単価として選択可能な貸出単価を通常貸出単価としては選択不可能に設定することが可能に構成されている。従って例えば、図4(g)の機種No.2の設定では、携帯端末33における図6の画面61で、「1円」の予約貸出単価も選択可能であるが、図4(f)の機種No.2の設定では、以下に説明するカードユニット2の画面で、「1円」の選択ボタン103a(図10参照)に禁止マークMが付され、通常貸出単価として選択不可能に表示される。
また、管理装置6は、通常貸出単価として選択可能な貸出単価を予約貸出単価としては選択不可能に設定することが可能に構成されている。従って例えば、図4(f)の機種No.4の設定では、カードユニット2の画面で、「4円」の通常貸出単価だけ選択可能に表示されるが、図4(g)の機種No. 4の設定では、全ての予約貸出単価が選択不可能であるため、携帯端末33において予約貸出単価を選択することができない(図5の画面51に予約機種として表示されないので、予約することができない)ようになっている。
<3.カードユニットにおける予約処理>
図9及び図10は、予約リストに登録されていない台番のカードユニット2における液晶表示部24の画面91,101であって、カード挿入口29にカード10,11が挿入されていないときの初期画面91、及び会員カード11挿入時の画面101を示している。
図9に示すように、通常遊技に係る初期画面91には、遊技種別(パチンコ/スロット)を表す欄92、メッセージ表示領域93、入金残高及び持玉数を表す欄94が表示される。メッセージ表示領域93には、カード10,11の挿入等を促すメッセージの他、「この台は、1円または2円での遊技ができます」とのメッセージが表示される。係るメッセージは、カードユニット2において管理装置6から受信した図4(f)の機種別通常単価設定に基づき表示され、通常遊技で選択可能な通常貸出単価を把握することができる。
図10に示すように、会員カード11挿入時の画面101には、遊技種別並びに挿入中のカード10,11の種別(一般/会員)を表す欄102、メッセージ表示領域103、入金残高及び持玉数を表す欄94が表示される。また、メッセージ表示領域103、貸出単価「1円」「2円」「4円」を選択するための選択ボタン103a,103b,103cが表示されるとともに、「貸出単価を選択してください」とのメッセージが表示される。このとき、選択ボタン103aは、機種別通常単価設定に基づき、禁止マークMが付されており、「1円」の貸出単価を選択できないようになっている。
これに対し、図11及び図12は、予約リストに登録されている台番のカードユニット2における液晶表示部24の画面111,121であって、カード挿入口29にカード10,11が挿入されていないときの初期画面111、及び会員カード11挿入時の画面121を示している。
即ち、カードユニット2は、営業開始前に管理装置6から受信した予約情報を、自身のRAM20c等の記憶部に記憶する。そして、カードユニット2は、営業開始時に予約情報を読み出して図11の初期画面111を表示する。
図11に示すように、予約遊技に係る初期画面111には、遊技種別並びに「予約済み」を表す欄112、メッセージ表示領域113、入金残高及び持玉数を表す欄94が表示される。メッセージ表示領域113には、カード10,11の挿入等を促すメッセージの他、予約した会員の会員ID、営業開始時からカウントダウン表示される残り時間(例えば5分)が表示される。
このように予約状態とされたカードユニット2において、営業開始5分以内に会員カード11が挿入口29から挿入され又は携帯端末33が携帯リーダ26にタッチされることにより、会員ID又は携帯IDを読み取ったとき、自身の記憶部に記憶されている予約情報の会員ID又は携帯IDと照合する。
これにより、カードユニット2(貸出許可手段)において、読み取った会員ID又は携帯IDが予約情報のものと一致したと判定されることで、当該台番のカードユニット2を予約した遊技者の本人認証がされることを条件に、予約貸出単価を適用した遊技媒体の貸出を許可する一方、一致しないときには遊技を拒絶する。
それ故、例えば会員IDが予約情報のものと一致したとき、図12に示す会員カード11挿入時の画面121には、そのメッセージ表示領域123において、予約した貸出単価のボタン123aが表示されるとともに、「会員No.…様、本日はご予約ありがとうございます」との遊技媒体の貸出を許可する旨のメッセージが表示される。
尚、予約状態とされたカードユニット2において、読み取った会員ID又は携帯IDが予約情報のものと一致ないとき、液晶表示部24のメッセージ表示領域(図示略)にて、その旨を表示し、遊技媒体の貸出を許可しない(遊技を拒絶する)。また、カードユニット2において、遊技を許可することなく営業開始から5分が経過したときには、自身の記憶部の予約情報を消去し、通常遊技が可能な状態へ復帰する(図9の画面91に遷移する)。
以上説明した本実施形態の遊技場用システム100では、管理装置6において、通常の遊技と予約の遊技とで遊技者が選択可能な貸出単価をそれぞれ別々に設定することができるため(図4(f)(g)参照)、遊技場側の要望に合わせて予約遊技のメリットを調整することが可能となり、予約システムの運用を柔軟に行うことができる。
また、携帯端末33での予約時に予め貸出単価を選択させるようにしたので(図6、図4(h)参照)、遊技場側は予約状況を見ながら売上予測を立てやすくなるという効果もある。
本発明は、上記した実施形態にのみ限定されるものではなく、以下のように変形又は拡張したり、各変形例を上記した実施形態と組み合せたり、各変形例を組み合わせたりしてもよい。
予約の対象期間を翌日の開店時からとしたが、これに限定されない。当日中の予約を可能としてもよいし、2日後以降の予約を可能としてもよい。また、予約内容として遊技開始時刻を指定できるようにしてもよい。
遊技機1の中で予約可能な機種、及び予約不可能な機種を設定可能としてもよい。或いは、予約可能なコーナー、及び予約不可能なコーナーを設定可能としてもよい。
携帯端末33にてアプリを利用して予約をする際に、予約可能な遊技機1の遊技データを閲覧できるようにしてもよい。これにより、遊技データを参照した上で予約すべき台番を選択することができる。
予約遊技装置選択手段や予約貸出単価選択手段は、携帯端末33に限定するものではなく、家庭用パソコン等の他の端末装置で構成してもよい。
会員のみ予約可能としたが、非会員であっても予約可能としてもよい。この場合、予約時にワンタイムパスワード(1回限りの使用が有効なパスワード)を発行し、予約遊技開始時に、そのパスワードを入力させて本人確認(本人認証)を行うようにしてもよい。
予約を有償とし、現金、貯玉あるいは来店ポイント等により対価を徴収するようにしてもよい。或いは、デポジットとして予約時に貯玉や来店ポイントを減算し、遊技開始時に返還してもよい。
また、予約したにも関わらず規定時間内に遊技を開始しなかった場合には所定数の貯玉や来店ポイントを徴収してもよい。なお、来店ポイントは、遊技場内で会員カード11または携帯端末33を利用したときに1日1ポイントずつ付与され、蓄積したポイント数に応じて所定のサービスを受けることができるものである。
貸出単価として1円、2円、4円の3種類を例示したが、これに限定されるものではなく、任意の金額を2種類以上設定することができる。
予約遊技開始時の本人確認を遊技者の顔画像に基づいて行うようにしてもよい。この場合、予め撮像した遊技者の顔画像を会員IDと対応付けて記憶しておき、遊技開始時にカメラ23で撮像した顔画像と、会員IDと対応付けて記憶した顔画像とを照合することとなる。
カメラ23をカードユニット2と一体的に設けたが、カメラ23の位置は遊技者の顔が撮像可能な位置であればどこの位置でもよく、カードユニット2と一体である必要も無い。
中継装置4を2台の遊技機1に対して1台ずつ設けるようにしたが、中継装置4と遊技機1との対応関係はこれに限定されない。中継装置4と遊技機1との台数の比は、3対1や4対1であってもよい。画像処理装置30についても同様に、4台のカメラ23に対して1台ずつの対応関係に限定されるものではない。
遊技機1としてパチンコ機を例示したが、スロットマシンや、じゃん球遊技機であってもよい。
上記した各数値は例示であり、どのような数値を採用してもよいことは勿論である。また、上記した記載中における「記憶」及び「登録」について、例えば管理装置6の記憶部60a等への「記憶」を「登録」と称する等、それらの意味を同じくするものとして把握することができる。
図面中、2はカードユニット(遊技装置、貸出許可手段)、6は管理装置、33は携帯端末(予約遊技装置選択手段、予約貸出単価選択手段)、60は制御部(貸出単価設定手段、予約状態設定手段)、100は遊技場用システムである。

Claims (2)

  1. 複数の貸出単価の中から遊技者が任意に選択した貸出単価を適用して遊技媒体を貸し出す複数の遊技装置と、当該複数の遊技装置の稼動状況を管理する管理装置と、を備えた遊技場用システムにおいて、
    前記複数の遊技装置の中から予約対象とする遊技装置を遊技者が任意に選択する予約遊技装置選択手段と、
    前記予約対象とした遊技装置での遊技に適用する貸出単価を遊技者が任意に選択する予約貸出単価選択手段と、
    前記複数の遊技装置それぞれに対して、前記予約貸出単価選択手段により選択可能な予約貸出単価と、前記遊技装置での遊技開始時に選択可能な通常貸出単価とをそれぞれ区別して設定可能な貸出単価設定手段と、
    前記予約遊技装置選択手段により選択された遊技装置を予約状態とする予約状態設定手段と、
    前記予約状態とされた遊技装置において、当該遊技装置を予約した遊技者の本人認証がされることを条件に前記予約貸出単価を適用した遊技媒体の貸出を許可する貸出許可手段と、を備えたことを特徴とする遊技場用システム。
  2. 前記貸出単価設定手段は、前記予約貸出単価として選択可能な貸出単価を前記通常貸出単価としては選択不可能に設定すること、及び前記通常貸出単価として選択可能な貸出単価を前記予約貸出単価としては選択不可能に設定することが可能に構成されたことを特徴とする請求項1に記載した遊技場用システム。
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