JP2008072942A - 苗移植機 - Google Patents

苗移植機 Download PDF

Info

Publication number
JP2008072942A
JP2008072942A JP2006255279A JP2006255279A JP2008072942A JP 2008072942 A JP2008072942 A JP 2008072942A JP 2006255279 A JP2006255279 A JP 2006255279A JP 2006255279 A JP2006255279 A JP 2006255279A JP 2008072942 A JP2008072942 A JP 2008072942A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seedling
planting
planting tool
tool
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2006255279A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiichiro Kinoshita
木下  栄一郎
Shiro Katsuno
勝野  志郎
Masami Muranami
村並  昌実
Hideaki Kurose
英明 黒瀬
Hirotaka Doi
土井  宏貴
Nobuhiro Yamane
暢宏 山根
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Iseki and Co Ltd, Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd filed Critical Iseki and Co Ltd
Priority to JP2006255279A priority Critical patent/JP2008072942A/ja
Publication of JP2008072942A publication Critical patent/JP2008072942A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Transplanting Machines (AREA)

Abstract

【課題】植付具の分割片が開いて苗株が差込穴内に排出された後に、機体の前進によっても植付具が苗株と接触することがなく、かつ、差込穴の拡大を抑えて苗株の直立姿勢を確保することができる苗植付装置を備えた苗移植機を提供する。
【解決手段】苗移植機は、開閉可能に苗を収容する植付具(21)と、この植付具(21)を土壌に突入させるべく上下動作可能に支持する昇降支持機構(22)と、この昇降支持機構(22)により土壌に突入した植付具(21)を開いて苗を差込穴内に排出する開閉駆動機構(25)とからなる苗植付装置(8)を備え、機体を前進させながら苗を圃場に植付けるように構成され、上記苗植付装置(8)の植付具(21)は、縦割りに分割した左右の分割片(23,23)と、これら左右の分割片(23,23)を後ろ割りに開閉可能にその前側で軸支する縦支軸(24)とによって構成したものである。
【選択図】図3

Description

本発明は、開閉可能に苗株(「苗」と略称する)を収容して土壌に突入させるべく植付具を上下動作可能に支持して野菜苗等の苗株を土壌に植付ける苗植付装置を備えた苗移植機に関するものである。
特許文献1に示される苗移植機の苗植付装置は、開閉可能に苗株を収容して土壌に突入可能な植付具と、この植付具を上下動作可能に支持する昇降支持機構とから構成され、植付具に苗株を収容して昇降支持機構によって上下動作し、この植付具が土壌に差込まれたタイミングで植付具をその前後方向の略水平な支軸について左右に開くことにより(図10)、苗株が差込穴内に排出されることから、これを走行機体に搭載することにより、縦長に形成した植付具によって苗姿勢を整えつつ、苗株を直立姿勢で連続して土壌に植付けることができる。
特開2005−295833号公報
しかしながら、上記苗植付装置は、植付具の左右の分割片がそれぞれの側方に開いて苗株が差込穴内に排出された直後の機体の前進により、左右に開いた分割片が苗株と接触して倒れたり苗姿勢の乱れを招くことがあり、その一方で、分割片の接触を回避するために左右に大きく開くように構成した場合には、差込穴が大きくなって排出後の苗姿勢の保持が困難となり、問題の解決に至っていない。
解決しようとする問題点は、植付具の分割片が開いて苗株が差込穴内に排出された後に、機体の前進によっても植付具が苗株と接触することがなく、かつ、差込穴の拡大を抑えて苗株の直立姿勢を確保することができる苗植付装置を備えた苗移植機を提供することにある。
請求項1に係る発明は、開閉可能に苗を収容する植付具(21)と、この植付具(21)を土壌に突入させるべく上下動作可能に支持する昇降支持機構(22)と、該昇降支持機構(22)により土壌に突入した植付具(21)を開いて収容されている苗を植付ける開閉駆動機構(25)とからなる苗植付装置(8)により、機体を前進させながら苗を圃場に植付ける構成の苗移植機において、上記苗植付装置(8)の植付具(21)は、縦割りに分割した左右の分割片(23,23)と、これら左右の分割片(23,23)を後ろ割りに開閉可能にその前側で軸支する縦支軸(24)とからなることを特徴とする。
上記苗植付装置の植付具は、昇降支持機構によって土壌に突入させるべく上下動作可能に支持されることから、苗株を収容して土壌に差込まれたタイミングで開閉駆動機構により開くことによって苗株が差込穴内に排出され、この時、植付具の左右の分割片がその前側に位置する縦支軸を中心に開くことによってその後ろ側が略一様幅で開放される。
上記苗移植機の苗植付装置は、収容した苗株を植付具から排出する際に、左右の分割片がその前側に位置する縦支軸を中心に開くことにより、差込穴の拡大を招くことなく、その後ろ側が略一様幅に開放されることから、差込穴に排出された苗株は、上記苗植付装置を走行支持する機体の前進によっても、左右の分割片の後ろ割りによる略一様幅の開口によって干渉接触が抑えられることから、苗移植機は、複雑な昇降軌跡の昇降支持機構を要することなく、その前進時に植付具が苗株を倒したりすることがなく、植付姿勢を維持しつつ安定して植付けすることができる。
上記技術思想に基づいて具体的に構成された実施の形態について以下に図面を参照しつつ説明する。
図1、図2は、本発明に係る植付装置を適用した作業車両の1例を示す歩行型苗移植機の側面図および平面図である。なお、以下の図示例についての説明で前又は後というときは、操縦ハンドルを配置した側を「後」とし、その反対側を「前」とする。そして、右又は左というときは、機体後部において機体前部側を前側として立つ作業者から見て右手側を「右」とし、左手側を「左」とする。
苗移植機は、機体を駆動支持する左右の後輪2、2と機体の先端を支持する左右の前輪3、3とを備えた機体フレーム4について、この機体フレーム4の後部に操縦ハンドル5を延設し、この操縦ハンドル5の基部に作業座席6とエンジン一体の変速伝動部7を搭載し、この変速伝動部7から動力を受ける苗植付装置8を機体フレーム4の前部に設けて構成される。
上記左右の後輪2、2は、変速伝動部7からその両側に延びる伝動軸と連結して上下に回動可能なアーム状の左右の伝動支持部11,11によって機体の支持高さを調整可能に構成し、また、左右の前輪3、3の支持部から前側に左右の畝案内輪12,12を延設する。また、操縦ハンドル5は、機体前部を浮かして方向転換操作を可能に構成するとともに、エンジンスロットル、走行クラッチ、植付クラッチ等の操作系を集中配置する。
苗植付装置8は、開閉可能に苗株を収容して土壌に差込み可能に先細に形成した植付具21と、この植付具21を土壌に差込みうる範囲で上下動作可能に支持する昇降支持機構22とから構成される。
詳細には、上記植付具21は、拡大平面図(a)および要部矢視図を伴う拡大側面図(b)を図3に示すように、昇降支持機構22によって上下動作する支持フレーム21fによって支持した案内口21gと、その下端に臨んで縦割りに分割形成したな左右の分割片23,23と、これら左右の分割片23,23を後ろ割りに開閉可能にその前側で軸支する縦支軸24とから構成する。この縦支軸24は土壌に触れる範囲を避けて形成するとともに、昇降支持機構22の昇降動作と連動する開閉駆動機構25を備え、昇降動作の下限位置となるタイミングで左右の分割片23,23を後ろ割に開放する。
上記開閉駆動機構25は、左右の分割片23,23の縦支軸24の近傍に上下位置に分けて一方からアーム23a、他方からアーム23bをそれぞれ突設し、これらを車幅方向に互いに逆方向動作させるシーソーリンク25bを中心支軸25aによって軸支し、このシーソーリンク25bと連結して左右の分割片23,23を開放側に回動させるケーブル25cと閉鎖側に復帰させる戻しばね25rを設ける。
上記植付具21は、昇降支持機構22によって土壌に突入して差込まれるまでの範囲で上下動作可能に支持されることから、苗株を収容して土壌に差込まれたタイミングで開くことによって苗株が差込穴内に排出され、この時、植付具21の左右の分割片23,23がその前側に位置する縦支軸24を中心に開くことによってその後ろ側が略一様の幅に開放される。
したがって、上記苗植付装置8は、収容した苗株を植付具21から排出する際に、左右の分割片23,23がその前側に位置する縦支軸24を中心に開くことにより、植付用の差込穴の拡大を招くことなく、その後ろ側が略一様幅に開放されることから、差込穴内に排出された苗株は、上記苗植付装置を走行支持する機体の前進によっても、左右の分割片の後ろ割りによる一様な幅の開口によって干渉接触が抑えられる。したがって、簡易な構成の昇降支持機構を適用する場合でも、植付具の前進時に苗株を倒したりすることがなく、植付姿勢を維持することができる。
上記構成の苗植付装置8においては、開閉中心の縦支軸24を前傾姿勢に構成することにより、左右の分割片23,23の下端の開放量を少なく、上部の開放幅を広く確保することができるので、株幅が大きい場合でも干渉接触を防止できる上に、小径の差込穴によって苗株の株元を安定支持することができる。
次に、苗植付装置の別の構成例について説明する。
図4(a)は、窓付き植付具31の例を示す側面図であり、左右の分割片33,33の土壌差込範囲を除く上半部Aに及ぶ切欠きにより後部開放用の窓を形成した例である。また、図4(b)は、拡径型植付具41の例を示す側面図であり、その土壌差込範囲を除く上半部Aについて下部側が拡径する末広がりとし、その傾斜に沿って縦支軸44を後傾して構成することにより、多様な形態の野菜苗株の植付けに対応することができる。
作業車両の1例を示す歩行型苗移植機の側面図である。 図1の歩行型苗移植機の平面図である。 植付具の拡大平面図(a)および矢視図を伴う拡大側面図(b)である。 窓付き植付具(a)および拡径型植付具(b)の側面図である。
符号の説明
2 後輪
3 前輪
4 機体フレーム
8 苗植付装置
21 植付具
21g 案内口
22 昇降支持機構
23 分割片
24 縦支軸
25 開閉駆動機構
25a 中心支軸
25b シーソーリンク
25c ケーブル
25r 戻しばね
31 窓付き植付具
41 拡形型植付具

Claims (1)

  1. 開閉可能に苗を収容する植付具(21)と、この植付具(21)を土壌に突入させるべく上下動作可能に支持する昇降支持機構(22)と、該昇降支持機構(22)により土壌に突入した植付具(21)を開いて収容されている苗を植付ける開閉駆動機構(25)とからなる苗植付装置(8)により、機体を前進させながら苗を圃場に植付ける構成の苗移植機において、上記苗植付装置(8)の植付具(21)は、縦割りに分割した左右の分割片(23,23)と、これら左右の分割片(23,23)を後ろ割りに開閉可能にその前側で軸支する縦支軸(24)とからなることを特徴とする苗移植機。
JP2006255279A 2006-09-21 2006-09-21 苗移植機 Withdrawn JP2008072942A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006255279A JP2008072942A (ja) 2006-09-21 2006-09-21 苗移植機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006255279A JP2008072942A (ja) 2006-09-21 2006-09-21 苗移植機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008072942A true JP2008072942A (ja) 2008-04-03

Family

ID=39345668

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006255279A Withdrawn JP2008072942A (ja) 2006-09-21 2006-09-21 苗移植機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008072942A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018139570A (ja) * 2017-02-28 2018-09-13 井関農機株式会社 苗移植機
JP2019024415A (ja) * 2017-07-31 2019-02-21 井関農機株式会社 移植機
CN113317143A (zh) * 2021-06-28 2021-08-31 毕节市农业科学研究所 一种富硒辣椒种植器及其种植方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018139570A (ja) * 2017-02-28 2018-09-13 井関農機株式会社 苗移植機
JP2019024415A (ja) * 2017-07-31 2019-02-21 井関農機株式会社 移植機
CN113317143A (zh) * 2021-06-28 2021-08-31 毕节市农业科学研究所 一种富硒辣椒种植器及其种植方法
CN113317143B (zh) * 2021-06-28 2023-06-02 毕节市农业科学研究所 一种富硒辣椒种植器及其种植方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008072942A (ja) 苗移植機
JP2006333722A (ja) 苗移植機
JP2005239050A (ja) 車両用シート
JP2007151557A (ja) 移植機
JP2008307057A (ja) 苗移植機
JP4697401B2 (ja) 野菜移植機
JP2007195464A (ja) 移植機
JP2012157289A (ja) 苗移植機
JPH078030A (ja) 乗用田植機における植付部のローリングロック構造
JP2007295816A (ja) 苗植機
JP3997229B2 (ja) 草刈機
JP2005348634A (ja) 乗用型田植機の予備苗のせ台構造
JP2005073516A (ja) 乗用移植機
JP3997228B2 (ja) 草刈機
JP2008022832A (ja) 乗用田植機
JPS6131626Y2 (ja)
JP2007097502A (ja) 移植機
JP3399822B2 (ja) 移植機
JP2009112248A (ja) 乗用型田植機の予備苗載せ台構造
JPH11289823A (ja) 苗移植機
JP4085811B2 (ja) 苗移植機の苗供給装置
JP2002037146A (ja) 農作業機の車輪支架装置
JP2007244305A (ja) 田植機のマーカ
JPH0244670Y2 (ja)
JP2007244304A (ja) 田植機

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20091201