JP2008069023A - 光ファイバ母材の製造方法 - Google Patents

光ファイバ母材の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2008069023A
JP2008069023A JP2006247424A JP2006247424A JP2008069023A JP 2008069023 A JP2008069023 A JP 2008069023A JP 2006247424 A JP2006247424 A JP 2006247424A JP 2006247424 A JP2006247424 A JP 2006247424A JP 2008069023 A JP2008069023 A JP 2008069023A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
burner
optical fiber
burners
fiber preform
moving speed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006247424A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4690979B2 (ja
Inventor
Masahide Ito
正秀 伊東
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
Priority to JP2006247424A priority Critical patent/JP4690979B2/ja
Publication of JP2008069023A publication Critical patent/JP2008069023A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4690979B2 publication Critical patent/JP4690979B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B37/00Manufacture or treatment of flakes, fibres, or filaments from softened glass, minerals, or slags
    • C03B37/01Manufacture of glass fibres or filaments
    • C03B37/012Manufacture of preforms for drawing fibres or filaments
    • C03B37/014Manufacture of preforms for drawing fibres or filaments made entirely or partially by chemical means, e.g. vapour phase deposition of bulk porous glass either by outside vapour deposition [OVD], or by outside vapour phase oxidation [OVPO] or by vapour axial deposition [VAD]
    • C03B37/01413Reactant delivery systems
    • C03B37/0142Reactant deposition burners
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B2207/00Glass deposition burners
    • C03B2207/50Multiple burner arrangements
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B2207/00Glass deposition burners
    • C03B2207/60Relationship between burner and deposit, e.g. position
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B2207/00Glass deposition burners
    • C03B2207/60Relationship between burner and deposit, e.g. position
    • C03B2207/66Relative motion
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P40/00Technologies relating to the processing of minerals
    • Y02P40/50Glass production, e.g. reusing waste heat during processing or shaping
    • Y02P40/57Improving the yield, e-g- reduction of reject rates

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Geochemistry & Mineralogy (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Manufacture, Treatment Of Glass Fibers (AREA)

Abstract

【課題】長手方向のガラス微粒子付着倍率の均一性の高い光ファイバ母材を得るための製法を提供する。
【解決手段】例えば3本のバーナを互いに所定の間隔を保持しながら往復移動させつつ、回転するターゲットロッドの外周にガラス微粒子を堆積させる光ファイバ母材の製造方法において、3本のバーナの往復移動距離が各々異なるL、L、L、であって、この中で標準となるバーナの片道の移動距離をL、標準移動速度をVとしたとき、ガラス微粒子堆積中の各バーナの基本移動速度Vn=(Ln/L)×Vとし、標準バーナとそれ以外のバーナとの間隔が予め設定されている上限値や下限値を越えたら、越えたバーナの移動速度を調整し、標準となるバーナとの間隔を下限値と上限値の範囲内になるように調整する。
【選択図】図3

Description

本発明は、光ファイバ母材の製造方法に関するものであり、特に、複数本のバーナを用いてターゲットロッドの外周にガラス微粒子を堆積させて光ファイバ用の多孔質母材を製造する光ファイバ母材の製造方法に関するものである。
光ファイバ母材の製造方法の1つに、例えば、光ファイバ用のターゲットロッド(以下単にターゲットロッドと称す。)を、自身の軸心を回転中心として回転させつつ、複数本のバーナをこのターゲットロッドに沿って往復移動させ、該ターゲットロッドの外周にガラス微粒子を堆積させる方法がある。
因みに、バーナでガラス微粒子を生成する方法としては、バーナの酸素/水素火炎中にSiCl等の原料ガスを導入し、火炎加水分解法によりガラス微粒子を生成させるのが一般的である。
但し、これ以外にも高周波誘導プラズマトーチ等を用いる方法等幾つか別の方法も知られている。
また、ターゲットロッドとしてはガラス棒や耐火性マンドレル等が使用されることもある。いずれにせよ、製造された多孔質性の光ファイバ母材は、以後高温加熱されて脱水、透明ガラス化され、さらに加熱溶融されてその一端から順次光ファイバに線引きされる。
前述したようにバーナでガラス微粒子を生成し、これをターゲットロッドの外周に堆積せしめて多孔質性の光ファイバ母材を製造する場合、いかに堆積効率を高め、より短時間で光ファイバ母材を製造するかは大きな課題である。
そこで昨今では、ターゲットロッドの外周に複数のバーナを配置し、複数のバーナで同時にターゲットロッド外周にガラス微粒子を堆積させる方法が一般的になってきている。
しかしながら、ターゲットロッドに沿って複数のバーナを往復移動させる方法において、ターゲットロッドの端部で複数のバーナを折り返す際、その折り返し位置をみな同じにして停止時間を設けると、折り返し位置がバーナに曝される時間が長くなってしまう。その結果、折り返し位置が非常に高温になって部分的に高密度になり、こぶ状突起ができてしまうことがある。
昨今では、生産性を高める目的から、透明ガラス化された光ファイバ母材を延伸して細径化することなく、直接光ファイバに線引きする方法が実用化されているが、このように光ファイバ母材の端部にこぶ状突起ができると、線引炉にこの光ファイバ母材が入らなくなったり、仮に入ったとしても線引炉内を満たす雰囲気ガスの流れが異常をきたし、高品質の光ファイバを安定して得ることができなくなる、等の問題が発生する。
この問題を解決すべく、例えば特許文献1には、複数のバーナのターゲットロッド端部における折り返し位置をすべて異ならせる、あるいは折り返し時のバーナの待ち時間をなくする、という提案がなされている。
特開平10−81537号公報
ところで、透明ガラス化された光ファイバ母材を延伸して細径化することなく、直接光ファイバに線引きする方法においては、特に透明ガラス化直後の光ファイバ母材の長手方向の外径が極めて重要になる。
このように透明ガラス化された光ファイバ母材を延伸することなく直ちに線引きしようとする場合、前述した特許文献1に記載のように、単にターゲットロッド端部で複数のバーナの折り返し位置をずらしたり、折り返し時の待ち時間をなくする工夫だけでは、不充分であることがわかってきた。
例えば、特許文献1に開示されている方法を採用することにより、こぶ状突起の発生は回避できるが、製造された光ファイバ母材の両端のテーパ部分が長くなり、母材全長に対して有効部分の長さが短くなってしまう問題が生じた。
これは、特許文献1では、各バーナの移動距離が等しくなるように、両端での折り返し位置のずらし量を等しくしているためである。
透明ガラス化された光ファイバ母材を直接光ファイバに線引きする場合、線引開始端と終了端では最適な母材形状が異なるため、光ファイバ母材の有効部分が最大となる光ファイバ母材の形状を実現するためには、ガラス微粒子を堆積させるにあたり、ターゲットロッド両端での折り返し位置のずらし量を変える必要がある。
しかしながら、両端での折り返し量を変えた場合、往復移動する各バーナの片道移動距離が等しくならなくなってしまう。
このように各バーナの片道移動距離が等しくない状態で、バーナの火炎同士が互いに干渉しないように各バーナ同士がある所定の間隔を維持するように制御しようとすると、バーナ動作が複雑になって、光ファイバ母材長手方向のガラス微粒子の付着倍率を均一にすることが困難になる。
上記問題に鑑み本発明の目的は、複数のバーナを用いてターゲットロッド外周にガラス微粒子を堆積する光ファイバ母材の製造方法において、各バーナの移動距離が異なる場合においても、長手方向のガラス微粒子付着倍率の均一性の高い光ファイバ母材を得るための製造方法を提供することにある。
前記目的を達成すべく本発明の請求項1記載の光ファイバ母材の製造方法は、m(m≧2)本のバーナの噴き出し口を、軸心を回転中心として回転するターゲットロッドに向けて配置し、かつ前記m本のバーナを前記ターゲットロッドの一端から他端に向けて順次互いに所定の間隔を保持しながら往復移動させつつ、前記m本のバーナで生成したガラス微粒子を前記ターゲットロッドの外周に堆積させる光ファイバ母材の製造方法において、往復移動している前記m本のバーナの片道の移動距離が各々異なるLnであって、前記m本のバーナの片道の移動距離の平均値を標準片道移動距離Lとし、前記ターゲットロッドの外周にガラス微粒子堆積中の標準移動速度をVとしたとき、各バーナの基本移動速度VnをVn=(Ln/L)×Vとすることを特徴とするものである。
また、請求項1記載の光ファイバ母材の製造方法において、前記m本のバーナのうち、任意の隣接するバーナ同士の間隔が予め設定されている下限値よりも小さくなったり上限値よりも大きくなったら、前記隣接するバーナの間隔が前記下限値と上限値の範囲内になるように前記隣接するバーナのいずれか一方のバーナの移動速度を調整することも特徴である。
このようにしてなる本発明によれば、まず第1に、前記m本のバーナの片道の移動距離を各々異なるLnにしていることから、換言すると、往復移動している複数のバーナの、ターゲットロッド端部の折り返し位置をずらしていることから、光ファイバ母材端部におけるこぶ状突起の発生を防止することができる。
加えて、m本のバーナの中に標準となるバーナを決め、ガラス微粒子堆積中の各バーナの基本移動速度Vを従来のようにすべて一定ではなく、予めその片道の移動距離Lnを考慮して、Vn=(Ln/L)×Vとしている分、ガラス微粒子堆積中において、標準バーナとの間隔が予め設定されてる範囲を越えたバーナの移動速度調整の幅は、従来の調整幅よりも小さくて済むようになる。その結果、製造後の光ファイバ母材長手方向のガラス微粒子付着倍率のばらつきも小さくなって、ガラス化後、延伸することなく線引きしても、特性の安定した光ファイバを得ることができる。
以上のように本発明の光ファイバ母材の製造方法によれば、複数のバーナを用いてターゲットロッド外周にガラス微粒子を堆積する光ファイバ母材の製造方法において、各バーナの移動距離が異なる場合においても、長手方向のガラス微粒子付着倍率の均一性の高い光ファイバ母材を得ることができる。
以下に図を用いて、本発明の光ファイバ母材の製造方法の実施例を詳細に説明する。
図1及び図2は、本発明の一実施形態を示す模式図である。この実施形態では、ターゲットロッド1を垂直に配置し、3本のバーナA、B、Cを、その吹き出し口をターゲットロッド1に向けたまま上下方向に往復移動させている。これにより、ターゲットロッド1の表面にはガラス微粒子堆積層が形成され、光ファイバ用多孔質母材2が製造される。
ターゲットロッド1の上端はチャック3で把持し、図示しないモーターによって、このターゲットロッド1をターゲットロッド1自身の軸心を回転中心にして回転させている。ターゲットロッド1の下端は揺れ止めガイド4で定位置に保持されている。
尚、図2はバーナA、B、Cの周方向の位置を示すため、ターゲットロッド1の真上から見た状態を示している。図2に示すように、各バーナA、B、Cは、周方向に異なる位置に配置されている。
3本のバーナA、B、Cは上昇するときも、下降するときも上下方向に所定の間隔をあけて移動する。また、バーナA、B、Cは下降するときは比較的遅い速度で下降し、上昇するときは下降時より速い速度で上昇する。
そしてこの実施例では、主として比較的遅い速度で移動するバーナ下降中にターゲットロッド1外周へのガラス微粒子の堆積が行われるが、バーナA、B、Cには上昇するときも下降するときも、同じ条件で原料ガスおよび燃料ガスが供給されている。
ところで、この明細書で「バーナによりターゲットロッド1の外周にガラス微粒子堆積中」という場合には、バーナを比較的遅い移動速度で移動する場合をいい、バーナが下降中の状態を指すことにする。
それ故、バーナ上昇中の移動速度を下降中より遅くして、主としてバーナ上昇中にターゲットロッド1の外周にガラス微粒子を堆積させる場合には、前述したものとは逆に、バーナ上昇時を「バーナによりターゲットロッド1の外周にガラス微粒子堆積中」と定義する。
図3において、光ファイバ用多孔質母材2(以下単に多孔質母材2と称す。)が透明ガラス化されて線引きされる際、上部を線引終了端とし、下部を線引開始端とする。
透明ガラス化された光ファイバ母材を直接光ファイバに線引きする方法に好適に用いることができる光ファイバ母材の形状を得る、すなわち、両端の不良部分、すなわち、テーパ部分を小さくするためには、両端での折り返し位置のずらし量を線引終了端と開始端で変える必要がある。
例えば、線引終了端では、以下のような形状が要求される。
前述した透明ガラス化工程は、多孔質母材2を吊り下げた状態で、高温炉内で処理される。近年、光ファイバ母材は大型化が進んでおり、ガラス微粒子が堆積している部分全てを透明ガラス化しようとすると、ターゲットロッド1を吊り下げる支持棒が加熱され変形し、場合によっては溶融されて光ファイバ母材が落下する問題が生じる。
これを防ぐために、製品としては使用できない多孔質母材2の上端テーパ部は完全に透明ガラス化させず、不透明部分が残るように処理される。上端テーパ部に不透明部分5が残るように処理された光ファイバ母材を図4に示す。図4に示すように、不透明部分5は完全には透明ガラス化されていないので、完全に透明ガラス化されたガラス部分2’と比較すると、縮径の割合が小さいため、透明ガラス化完了時の外径が大きくなる。
一般的には、光ファイバ母材の吊り下げ方向を変更せずに各工程を進める方が効率がよく、かつ把持構造を単純にできるため、透明ガラス化工程における光ファイバ母材の上端側はそのまま線引装置に装着される際にも上端側となり、線引終了端となる。すなわち、不透明部分5は線引終了端となり、光ファイバ母材は線引終了端に外径の大きい部分、不透明部分5を有することになる。
不透明部分5となる上端テーパ部分にもともとガラス微粒子が多く堆積していると、線引終了端の外径がより大きくなる。これにより、光ファイバ母材上端側の外径と線引炉の炉心管内径のクリアランスの制約を受けることになり、線引炉の内径に適した外径の光ファイバ母材を線引きできなくなる問題が生じる。
この問題を考慮すれば、光ファイバ母材の線引終了端の外径Dと中心部の外径Dの差は30mm以下とする必要がある。
ここで、光ファイバ母材の線引終了端の外径Dとは、透明ガラス化後の光ファイバ母材の線引終了端の最大外径を意味し、光ファイバ母材の中心外径Dとは、透明ガラス化後の光ファイバ母材の長さ方向の中心位置における外径を意味する。
図5は線引終了端でのバーナ折り返し位置のずらし量と、透明ガラス化後の光ファイバ母材の線引終了端の外径Dと中心部の外径Dの差の関係を示している。
折り返し位置のずらし量は、製造完了時の多孔質母材2の中心外径Dに対する比率で示している。図5に示すようにバーナ折り返し位置のずらし量を中心部の外径の30%以上とすることで、線引終了端の外径Dと中心部の外径Dの差を30mm以下とすることができる。
しかしながら、折り返し位置のずらし量を大きくし過ぎると得られる光ファイバ母材のテーパ部分の長さが長くなり、製品として使えない部分が多くなってしまうことから、バーナ折り返し位置のずらし量を多孔質母材2の中心部の外径Dの100%以下とすることが好ましい。
また、線引開始端では、以下のような形状が要求される。
線引開始端のとなる多孔質母材2のテーパ部分に堆積しているガラス微粒子が少ないと、透明ガラス化後の光ファイバ母材においてテーパ部分の長さが長くなるため、線引きの立ち上げ時に時間がかかる問題が生じる。すなわち、製品となる光ファイバを線引きする前に、多くの製品とならない部分が生じてしまう問題が出てくる。したがって、線引開始端では、テーパ部分の形状を、線引きの立ち上げに適した形状とする必要がある。
この観点から線引開始端のバーナ折り返し位置のずらし量は製造完了時の多孔質母材2の中心部の外径Dの0%以上25%以下とすることが好ましい。
そこで、本実施形態例では、各バーナは、少なくとも多孔質母材2の線引終了端となる端部の折り返し位置をずらして往復移動する。このとき、バーナの折り返し位置のずらし量は、例えば、ガラス微粒子堆積完了時の多孔質母材2の中心外径Dの30%以上100%以下とする。また、線引開始端のバーナの折り返し位置のずらし量は同様に0%以上25%以下とする。このようにすることで、両端の不良部分を小さくすることができる。
ここで、バーナの折り返し位置のずらし量とは、図3に示すように、例えば上端の場合、片道の移動距離LがL、Lの中間の大きさであるバーナBを標準バーナとした場合、バーナBとバーナA及びバーナCとのずらし量は共にPである。同様に下端の折り返し位置でも標準バーナBからみてバーナA、バーナCはそれぞれPずつずらしてある。
またガラス微粒子の付着倍率は、多孔質母材2の長手方向全体の平均付着倍率の部分を100%として、これより少ないところをマイナスで示し、多いところをプラスで示す。 因みに、付着倍率とは、ガラス微粒子の実質的付着量である。それ故、もし多孔質母材2の長手方向において密度が同じ、と仮定すれば、多孔質母材2の長手方向の付着倍率の変化は、長手方向における多孔質母材2の外径の変化と読み換えることもできる。
尚、隣り合うバーナ同士の折り返し位置のずらし量P、P(以下折り返しピッチと称す。)が不均一であると、多孔質母材2の割れや外観異常が生じる恐れがある。そのため、各端での折り返しピッチは、図3に示すように、バーナBからみてバーナA、バーナCとも等しくなるように設定している。その結果、この実施例では3本のバーナの片道移動距離(以下トラバース距離と称す。)の平均値が、バーナBのトラバース距離Lであって、このバーナBのトラバース距離Lを標準トラバース距離Lとする。
バーナA、B、Cは、前述したように折り返しピッチP、Pを設定しているため、各バーナのトラバース距離L〜Lがすべて異なることになる。
従って、各バーナを同一移動速度で移動させると早晩、一定の間隔が保てなくなり、形成された多孔質母材2はその密度が多孔質母材2の長手方向に不均一になり、割れや外観異常が発生し易くなる。
この問題を解決するために本発明にあっては、まず、基準とするバーナ、ここではトラバース距離がL<L<Lの関係を有し、かつ移動中3本のバーナの中央に位置するバーナBを標準バーナと決めた。
因みに、この実施例では前述したように、LはL〜Lの平均値であって、長さの観点からみるとLとLの間にある。それ故、バーナBの片道の移動距離Lが標準片道移動距離Lに、移動速度Vが標準移動速度Vに相当する。
次に、バーナA、Cの基本移動速度を以下のように設定した。すなわち、V=(L/L)×V、V=(L/L)×Vとした。尚、ここで基本移動速度Vn(n=A、B、C)とは、バーナによりターゲットロッド1の外周にガラス微粒子堆積中のバーナの基本移動速度であり、本実施形態では上昇する際のバーナ移動速度はVnよりも高速で、かつすべてのバーナで等速とした。
その上で、バーナBとバーナA、バーナCとの間隔が予め設定されている下限値より小さくなったり上限値よりも大きくなったら、バーナBに対してバーナA、バーナCの移動速度を調整し、前記標準となるバーナBとの間隔を前記下限値と上限値の範囲内になるように調整することにした。
このように、バーナが比較的低速で移動するガラス微粒子堆積中のバーナ移動速度を、各バーナの基本移動速度Vn、すなわちこの例ではVやVを中心値にして、調整することで、バーナA、バーナCの移動速度の調整幅を小さくできる、換言すると、制御精度を上げることができる。
以下、実施例を用いて本発明の光ファイバの製造方法を具体的に説明する。
(実施例1)
3本のバーナA、B、Cを用いて多孔質母材2を製造した。
線引終了端のバーナの折り返しピッチPを40mm、線引開始端のバーナの折り返しピッチPを5mmとし、製造完了時の中心外径Dが260mmの多孔質母材2を製造した。因みに、バーナAとバーナCのバーナの折り返し位置のずらし量は線引終了端ではP×2=80mmであり、製造完了時の中心外径Dの31%、同様に線引開始端ではP×2=10mmであり、製造完了時の中心外径Dの4%である。
バーナA、バーナB及びバーナCのトラバース距離の比がL:L(=L):L=0.975:1:1.025であったため、各バーナのガラス微粒子堆積中の基本移動速度、この例ではバーナ下降時の基本移動速度は、標準となるバーナ移動速度VがバーナBの基本移動速度Vであるから、バーナAの基本移動速度はV×0.975、バーナBはV、バーナCはV×1.025に設定された。
上記のように各バーナの基本移動速度を設定し、図1、図2に示すような位置関係で、かつ各バーナの光ファイバ母材の軸方向の間隔をそれぞれ約350mmになるようにして、ターゲットロッド1の外周へのガラス微粒子の堆積を開始した。
ガラス微粒子の主たる堆積はバーナが下降する際行うものとし、それ故、上昇時にはバーナ移動速度を下降時よりも高速にした。下降時のバーナA、バーナB及びバーナCの基本移動速度は、前述したように、バーナAの基本移動速度はV=V×0.975、バーナBはV、バーナCのそれはV=V×1.025に設定されている。
ところで、標準バーナBとバーナA、バーナCとの間隔の下限値を250mm、上限値を500mmに設定した。そして、各バーナが往復移動を繰り返している間に、例えば、バーナAとバーナBとの間隔が当初の設定値350mmから狭まって、下限値250mm以下になったら、バーナAの移動速度を、このバーナAの基本移動速度V×0.975よりも3%の範囲内で増速させ、徐々に両バーナ間隔を広げていく。両バーナの間隔が予め設定されている間隔350mmになったら、バーナAの移動速度を元の基本移動速度であるV=V×0.975に戻した。
逆に、バーナAとバーナBの間隔が次第に広がって上限値500mm以上になったら、バーナAの移動速度を、このバーナAの基本移動速度V×0.975よりも3%の範囲内で減速させ、徐々に両バーナ間隔を狭めていく。両バーナの間隔が予め設定されている間隔350mmになったら、バーナAの移動速度を元の基本移動速度であるV=V×0.975に戻した。
以下、同様に堆積中(バーナ下降中)にバーナAとバーナBとの間隔が当初設定した下限値、上限値を超えたら、その都度バーナAの基本移動速度V×0.975に対してその±3%の範囲内でバーナAの移動速度を調整し、バーナBとのバーナ間隔が予め設定されている上限値、下限値の範囲内に収まっているように調整した。
バーナBとバーナCの関係についても同様の手順でバーナCの移動速度を、バーナCの基本移動速度であるV=V×1.025を中心にして、バーナBとバーナCの間隔が予め設定されている間隔、この実施例ではバーナAとバーナBの間隔と同じ上限値500mm、下限値250mmの範囲内に収まるように、バーナCの移動速度を基本移動速度V×1.025に対してその±3%の範囲内で速度調整を行った。
このようにして製造した多孔質母材2を加熱して透明ガラス化し、上端部に不透明部分5を有する光ファイバ母材を得た。
得られた光ファイバ母材の線引終了端の外径Dと中心部の外径Dの差は30mmであり、ロス重量は線引終了端で1961g、線引開始端で1230gと良好であった。
ここでロス重量とは、透明ガラス化された光ファイバ母材の両端部に形成されるテーパ部の重量であり、製品となる光ファイバが得られない部分の重量を示している。
また、ガラス化後、光ファイバ母材長手方向の付着倍率の分布を調査した結果を、図6に黒まるで示す。
(実施例2)
実施例1と同様に3本のバーナA、B、Cを用いて多孔質母材2を製造した。
線引終了端のバーナの折り返しピッチPを60mm、線引開始端のバーナの折り返しピッチPを0mm、すなわち、線引開始端ではすべてのバーナの折り返し位置を同じとし、製造完了時の中心外径Dが260mmの多孔質母材2を製造した。バーナの折り返し位置におけるバーナAとバーナCのずらし量は線引終了端ではP×2=120mmであり、製造完了時の中心外径Dの46%、線引開始端では0mmであり、製造完了時の中心外径の4%、線引開始端では製造完了時の中心外径Dの0%である。
各バーナのトラバース距離の比L:L:Lは0.963:1:1.038である。それ故、各バーナの基本移動速度は、基準とする標準速度V=Vであるから、バーナAはV×0.963、バーナBはV、バーナCはV×1.038の速度に設定した。
このように各バーナの基本移動速度を設定し、かつバーナAとバーナB及びバーナBとバーナCの間隔の上限値、下限値を250mm、500mmに設定した上で、実施例1と同様にターゲットロッド1の外周にガラス微粒子を堆積させた。実施例2の場合もバーナ下降時の移動速度を遅くして、バーナ下降中をガラス微粒子堆積中とした。
製造した多孔質母材2を加熱して透明ガラス化し、上端部に不透明部分5を有する光ファイバ母材を得た。得られた光ファイバ母材の線引終了端の外径Dと中心部の外径Dの差は25mmであった。
また、ガラス化後、光ファイバ母材長手方向の付着倍率の分布を調査したので、その結果を図7に黒まるで示した。
(比較例1)
基本的な条件をほぼ実施例1と同様にして、多孔質母材2を製造した。
但し、3本のバーナの下降時の基本移動速度は、3本ともすべて同じVにした。その上で、例えばバーナAとバーナBの間隔が下限値250mmより小さくなったらバーナAの移動速度を増速し、予め設定した350mmになったら元の移動速度、すなわち基本移動速度Vに戻した。
逆に、バーナAとバーナBの間隔が次第に広がって上限値500mm以上になったら、バーナAの移動速度を、このバーナAの基本移動速度Vから減速させ、徐々に両バーナ間隔を狭めていく。両バーナの間隔が予め設定されている間隔350mmになったら、バーナAの移動速度を元の基本移動速度であるVに戻した。
バーナCに関しても同様に調整した。
この場合、実施例1とほぼ同じ所要時間で調整を行おうとすると、基本移動速度V±10%の範囲内で行わざるを得なかった。
製造した多孔質母材2を加熱して透明ガラス化し、上端部に不透明部分5を有する光ファイバ母材を得た。
得られた光ファイバ母材の線引終了端の外径Dと中心部の外径Dの差は大きく、50mmもあった。
また、ガラス化後、光ファイバ母材長手方向の付着倍率の分布を調査したので、その結果を図6に×で示す。
(比較例2)
基本的条件を実施例2とほぼ同様にして、多孔質母材2を製造した。
但し、3本のバーナの下降時の基本移動速度は、3本ともすべて同じVにした。その上で、例えばバーナAとバーナBの間隔が下限値250mmより小さくなったらバーナAの移動速度を増速し、予め設定した350mmになったら元の移動速度、すなわち基本移動速度Vに戻した。
一方、バーナAとバーナBの間隔が次第に広がって上限値500mm以上になったら、バーナAの移動速度を、このバーナAの基本移動速度Vから減速させ、徐々に両バーナ間隔を狭めていく。両バーナの間隔が予め設定されている間隔350mmになったら、バーナAの移動速度を元の基本移動速度であるVに戻した。
バーナCに関しても同様に調整した。
この場合、実施例2とほぼ同じ所要時間で調整を行おうとすると、基本移動速度V±10%の範囲内で調整せざるを得なかった。
製造した多孔質母材2を加熱して透明ガラス化し、上端部に不透明部分5を有する光ファイバ母材を得た。
得られた光ファイバ母材の線引終了端の外径Dと中心部の外径Dの差は大きく、50mmもあった。
また、ガラス化後、光ファイバ母材長手方向の付着倍率の分布を調査したので、その結果を図7に×で示す。
図6、図7に示すように、実施例1、比較例1及び実施例2、比較例2において、ターゲットロッド1の外周に3本のバーナで、そのバーナ下降中にガラス微粒子を堆積したが、いずれの場合においても、3本のバーナの基本移動速度を従来のように3本とも一定にしておいて、中央に位置する標準バーナBに対して、バーナA、バーナCの移動速度を調整してバーナBとの間隔を所定範囲内に入るように調整したものよりも、本発明の方法で行ったものの方が、光ファイバ母材長手方向の付着倍率がより均一であった。
その結果、本発明の方法で得た光ファイバ母材は、透明ガラス化された後、その光ファイバ母材を直接線引きする方法に好適に用いることができた。
その大きな理由は、本発明によれば、各バーナの基本移動速度を設定する際、予め各バーナのトラバース距離の相違を補正項として取り込んでいる点にある。その結果、標準となるバーナ、前記実施例ではバーナBと、残りのバーナA及びバーナCとが所定の間隔を維持するように移動速度を調整する調整幅が、従来の方法では基本移動速度±10%も必要であったのに対し、本発明の方法ではこれよりも遥かに小さい±3%で十分であった点にある、と推測される。
このようにバーナ移動速度の調整幅が小さくなった結果、図6、図7における黒まるが示すように、×で示す従来方法で得た光ファイバ母材よりも、その長手方向の付着倍率のばらつきが小さくなった、と考えられる。
尚、前記各実施例ではバーナを3本使用しているが、偶数の、例えば、2本であっても4本であってもよい。この場合は、すべてのバーナのトラバース距離の平均値を標準トラバース距離Lとし、すべてのバーナの基本移動速度の平均値を標準移動速度Vにすればよい。
但し、より好適には、バーナ本数を3本とか5本等奇数本にし、トラバース距離が全体の中で中央に位置する、すなわち平均トラバース距離を有するバーナを標準バーナに選定し、このバーナの移動速度を標準移動速度Vに設定して、残りバーナの基本移動速度を、標準移動速度Vに標準バーナの標準トラバース距離Lと対象となるバーナのトラバース距離Lの比率L/Lを掛けて設定すればよい。
また、標準バーナとそれ以外のバーナとの間隔について、前記2つの実施例では下限値を250mm、上限値を500mm、所定の間隔、すなわち中心値を350mmにしているが、これはターゲットロッド1の長さや使用するバーナの能力等製造条件に応じてその都度適切に決めればよい。
また、この実施例ではバーナ下降中を、主としてターゲットロッド外周にガラス微粒子を堆積する時間帯としたが、特許文献1のように、これとは逆にバーナ上昇中を、バーナによるガラス微粒子堆積中としてもよい。その場合には、本発明の方法をバーナ上昇中に適用すればよい。
以上述べたように、本発明の光ファイバ母材の製造方法によれば、複数のバーナを用いてターゲットロッド外周にガラス微粒子を堆積しても、この光ファイバ母材を透明ガラス化後、延伸することなく光ファイバに線引きできるレベルの光ファイバ母材、すなわち、光ファイバ母材長手方向のガラス微粒子付着倍率の均一性の高い光ファイバ母材を得ることができる。
本発明の光ファイバ母材の製造方法の一実施形態を示す模式図である。 本発明の光ファイバ母材の製造方法におけるバーナの配置を示す模式図である。 本発明の光ファイバ母材の製造方法におけるバーナが往復移動する様子を示す模式図である。 透明ガラス化後の光ファイバ母材形状を示す模式図である。 線引終了端におけるバーナ折り返しピッチと、透明ガラス化後の光ファイバ母材の線引終了端の外径と中心部の外径の差の関係を示すグラフである。 本発明の光ファイバ母材の製造方法(実施例1)で得られた光ファイバ母材と従来の方法(比較例1)で得られた光ファイバ母材の長手方向の付着倍率の変化を示すグラフである。 本発明の光ファイバ母材の製造方法(実施例2)で得られた光ファイバ母材と従来の方法(比較例2)で得られた光ファイバ母材の長手方向の付着倍率の変化を示すグラフである。
符号の説明
1 ターゲットロッド
2 多孔質母材
2’ ガラス部分
5 不透明部分

Claims (2)

  1. m(m≧2)本のバーナの噴き出し口を、軸心を回転中心として回転するターゲットロッドに向けて配置し、かつ前記m本のバーナを前記ターゲットロッドの一端から他端に向けて順次互いに所定の間隔を保持しながら往復移動させつつ、前記m本のバーナで生成したガラス微粒子を前記ターゲットロッドの外周に堆積させる光ファイバ母材の製造方法において、往復移動している前記m本のバーナの片道の移動距離が各々異なるLnであって、前記m本のバーナの片道の移動距離の平均値を標準片道移動距離Lとし、前記ターゲットロッドの外周にガラス微粒子堆積中の標準移動速度をVとしたとき、各バーナの基本移動速度VnをVn=(Ln/L)×Vとすることを特徴とする光ファイバ母材の製造方法。
  2. 前記m本のバーナのうち、任意の隣接するバーナ同士の間隔が予め設定されている下限値よりも小さくなったり上限値よりも大きくなったら、前記隣接するバーナの間隔が前記下限値と上限値の範囲内になるように前記隣接するバーナのいずれか一方のバーナの移動速度を調整することを特徴とする請求項1記載の光ファイバ母材の製造方法。
JP2006247424A 2006-09-13 2006-09-13 光ファイバ母材の製造方法 Active JP4690979B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006247424A JP4690979B2 (ja) 2006-09-13 2006-09-13 光ファイバ母材の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006247424A JP4690979B2 (ja) 2006-09-13 2006-09-13 光ファイバ母材の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008069023A true JP2008069023A (ja) 2008-03-27
JP4690979B2 JP4690979B2 (ja) 2011-06-01

Family

ID=39290959

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006247424A Active JP4690979B2 (ja) 2006-09-13 2006-09-13 光ファイバ母材の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4690979B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017188660A1 (ko) * 2016-04-27 2017-11-02 주식회사 에스티아이 생산 효율이 향상된 광섬유 모재의 제조방법
JP2018027862A (ja) * 2016-08-16 2018-02-22 信越化学工業株式会社 ガラス微粒子堆積体の製造装置
WO2022158421A1 (ja) * 2021-01-20 2022-07-28 古河電気工業株式会社 光ファイバ母材の製造装置及び光ファイバ母材の製造方法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6245648B2 (ja) 2014-06-16 2017-12-13 信越化学工業株式会社 光ファイバ母材の製造方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1072229A (ja) * 1996-08-29 1998-03-17 Furukawa Electric Co Ltd:The 光ファイバ母材製造装置
JP2002167228A (ja) * 2000-09-21 2002-06-11 Sumitomo Electric Ind Ltd 光ファイバプリフォームの製造方法
JP2003201139A (ja) * 2001-11-01 2003-07-15 Sumitomo Electric Ind Ltd 光ファイバ母材の製造方法
JP2006206356A (ja) * 2005-01-26 2006-08-10 Shin Etsu Chem Co Ltd 光ファイバ用石英ガラス母材及びその製造方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1072229A (ja) * 1996-08-29 1998-03-17 Furukawa Electric Co Ltd:The 光ファイバ母材製造装置
JP2002167228A (ja) * 2000-09-21 2002-06-11 Sumitomo Electric Ind Ltd 光ファイバプリフォームの製造方法
JP2003201139A (ja) * 2001-11-01 2003-07-15 Sumitomo Electric Ind Ltd 光ファイバ母材の製造方法
JP2006206356A (ja) * 2005-01-26 2006-08-10 Shin Etsu Chem Co Ltd 光ファイバ用石英ガラス母材及びその製造方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017188660A1 (ko) * 2016-04-27 2017-11-02 주식회사 에스티아이 생산 효율이 향상된 광섬유 모재의 제조방법
JP2018027862A (ja) * 2016-08-16 2018-02-22 信越化学工業株式会社 ガラス微粒子堆積体の製造装置
WO2022158421A1 (ja) * 2021-01-20 2022-07-28 古河電気工業株式会社 光ファイバ母材の製造装置及び光ファイバ母材の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4690979B2 (ja) 2011-06-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8061162B2 (en) Method for producing a tube of quartz glass by elongating a hollow cylinder of quartz glass
EP1533283B1 (en) Apparatus and method for processing a glass tube
JPH10158025A (ja) 光ファイバプリフォームの製造方法
JP4690979B2 (ja) 光ファイバ母材の製造方法
JP2006193370A (ja) 光ファイバ母材及びその製造方法
US6827883B2 (en) Optical fiber preform and the method of producing the same
KR101426158B1 (ko) 광섬유 모재의 제조 장치
JP4348341B2 (ja) 光ファイバ母材の製造方法
JP3581764B2 (ja) 多孔質光ファイバ母材の製造方法
JP4495070B2 (ja) 光ファイバ用多孔質母材の製造方法
JP6006186B2 (ja) 光ファイバ用多孔質ガラス堆積体の製造方法
US6928841B2 (en) Optical fiber preform manufacture using improved VAD
JP4271125B2 (ja) 光ファイバ母材の延伸方法
JP4691008B2 (ja) 光ファイバの製造方法
JP4499025B2 (ja) 石英ガラス多孔質母材の製造方法
JPH05116980A (ja) 光フアイバ用プリフオーム母材の製造方法
JP2012001411A (ja) ガラス微粒子合成用バーナ及びガラス微粒子堆積体の製造方法
JP4140839B2 (ja) 光ファイバ母材の製造方法
JP3977082B2 (ja) 光ファイバ母材の製造方法
JP4252871B2 (ja) 光ファイバ母材の製造方法
JP4404214B2 (ja) 光ファイバ用ガラス母材の製造方法
JPH0986948A (ja) 光ファイバ用多孔質ガラス母材の製造方法
JP2001287922A (ja) 光ファイバプリフォームの製造方法
JP4506681B2 (ja) ガラス母材の製造方法
US20060112732A1 (en) Method and apparatus for heating porous preform

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090326

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110215

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110218

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4690979

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140225

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350