JP2008066662A - ガスヘッドおよび半導体製造装置 - Google Patents

ガスヘッドおよび半導体製造装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008066662A
JP2008066662A JP2006245839A JP2006245839A JP2008066662A JP 2008066662 A JP2008066662 A JP 2008066662A JP 2006245839 A JP2006245839 A JP 2006245839A JP 2006245839 A JP2006245839 A JP 2006245839A JP 2008066662 A JP2008066662 A JP 2008066662A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
flow path
head
substrate
processing chamber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006245839A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4903022B2 (ja
Inventor
Kiichi Yamada
貴一 山田
Naoki Hanada
直樹 花田
Masanori Uematsu
正紀 植松
Harunori Ushigawa
治憲 牛川
Toshimitsu Uehigashi
俊光 上東
Ginkei Ba
銀敬 馬
Toshiyuki Washisu
敏行 鷲巣
Arinori Miyaguchi
有典 宮口
Yasushi Higuchi
靖 樋口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ulvac Inc
Original Assignee
Ulvac Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ulvac Inc filed Critical Ulvac Inc
Priority to JP2006245839A priority Critical patent/JP4903022B2/ja
Publication of JP2008066662A publication Critical patent/JP2008066662A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4903022B2 publication Critical patent/JP4903022B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Chemical Vapour Deposition (AREA)
  • Drying Of Semiconductors (AREA)
  • Cleaning Or Drying Semiconductors (AREA)

Abstract

【課題】処理効率を向上させることが可能であり、また均一な処理を実現することが可能な、ガスヘッド20を提供する。
【解決手段】第1ガスを導入する第1ガス導入口26と、処理室11内にガスを噴出するガス噴出口28と、第1ガス導入口26からガス噴出口28までガスを流通させるガス流路27とを備えたガスヘッド20であって、ガス流路27の流路面積は、第1ガス導入口26からガス噴出口28にかけて増加していることを特徴とする。そのガス流路27内に、第1ガスの流れ方向をガスヘッド20の周縁部に向けて変化させる中間部材24が設けられていることが望ましい。
【選択図】図1

Description

本発明は、ガスヘッドおよび半導体製造装置に関するものである。
エッチング装置やCVD装置等の半導体製造装置では、反応空間である処理室内に処理ガス(処理ガス成分:化学反応に用いる反応ガス、原料ガス、不活性ガスなどの単ガスまたは混合ガス)を導入し、基板ステージに配置された基板を化学反応により処理している。
図9(a)は、第1従来例に係る半導体製造装置の断面図である。この半導体製造装置では、処理室の天井面の中央部から第1ガスを直接導入している(例えば、特許文献1参照。)。ガスヘッドを用いずに第1ガス1を導入すると、ガス噴出口28から処理室11内に高速のガスが噴出し、基板5および側壁12に当って対流を生じる。
図9(b)は、処理室(右半部)におけるガス流速の分布図である。ガス流速の早い領域91では対流が発生し、その中心部に対流の目95が発生することがわかる。図9(a)に示すように対流が生じると、基板5と反応後の分解物・2次生成物を含んだガスや、処理室11の壁材と反応した基板処理に適さないガスが、再び基板5上に戻ってくる。これにより、基板処理の安定性・再現性等を阻害することが確認されている。その結果、基板の均一な処理を実現することが困難になる。
図10(a)は、第1従来例の変形例に係る半導体製造装置の断面図である。処理室11内に2種類の処理ガス1,2を導入する場合には、第1ガス噴出口28の周囲に第2ガス噴出口48を設ける。
図10(b)は、処理室(右半部)におけるガス濃度の分布図である。この変形例では、2種類以上の処理ガスの均質な混合が得られずに、第1ガスの高濃度領域91および第2ガスの高濃度領域92が発生することがわかる。このように処理室内に濃度分布が発生すると、基板面内の処理に差異が生じることになる。なお、図10(a)に示すガス噴出口28,48と基板5とを離間させれば、2種類以上の処理ガスを処理室11内で均質に混合することが可能になる。しかしながら、ガス噴出口28,48と基板5とを離間させると、処理室11内の空間が大きくなって、対流が生じることになる。
そこで、処理ガスを処理室内に導入するためのガスヘッドが利用されている。
図11(a)は、第2従来例に係る半導体製造装置の断面図である。この半導体製造装置では、処理室の天井部に配置されたガスヘッド50を介して第1ガス1を導入する(例えば、特許文献2参照。)。このガスヘッド50には第1ガス1が導入される内部空間51が形成され、その内部空間の下面にはガス噴出口となるシャワーホール52が形成されている。そして、導入した第1ガスを内部空間51において分散させた後、シャワーホール52を通して均一な流れで処理室内へ供給する。
図11(b)は、第2従来例の変形例に係る半導体製造装置の断面図である。2種類以上の処理ガスを導入する場合にも、まず内部空間51に導入する。なお各処理ガスを混合するため、各処理ガスを高速で導入して乱流により攪拌する。ただし、この乱流は基板処理に悪影響を及ぼすため、ガスヘッドの内部空間51において乱流を低減した後に、処理室に処理ガスを供給している。
特開2005−149956号公報 特開平10−298763号公報
しかしながら、処理ガスとして反応性の高いガス/活性なガスを用いる場合、障害物への衝突回数が多いほど処理ガスは反応性/活性を消失する。図11に示す第2従来例およびその変形例では、処理ガスがシャワーホール52を通過する過程で、反応性/活性を消失するという問題がある。この場合、基板処理に必要な化学反応が得られず、処理効率が低下することになる。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、処理効率を向上させることが可能であり、また均一な処理を実現することが可能な、ガスヘッドおよび半導体製造装置の提供を目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係るガスヘッドは、第1ガスを導入する第1ガス導入口と、処理室内にガスを噴出するガス噴出口と、前記第1ガス導入口から前記ガス噴出口までガスを流通させるガス流路とを備えたガスヘッドであって、前記ガス流路の流路面積は、前記第1ガス導入口から前記ガス噴出口にかけて増加していることを特徴とする。
ガス流路の流路面積を増加させることにより、ガス噴出口からのガス噴出速度を低下させることができるので、処理室内におけるガスの対流を防止することが可能になる。その結果、処理の安定性および再現性が確保され、均一な処理を実現することができる。また、反応性/活性を維持した状態のガスを処理室内に噴出することが可能になり、処理効率を向上させることができる。
また前記第1ガス導入口は、前記ガスヘッドの中央部に設けられ、前記ガス流路内に、前記第1ガスの流れ方向を前記ガスヘッドの周縁部に向けて変化させる中間部材が設けられていることが望ましい。
第1ガスの流れ方向をガスヘッドの周縁部に向けて変化させることにより、処理室内におけるガスの対流を防止することが可能になり、均一な処理を実現することができる。
中間部材が設けられている場合、前記ガス流路は、前記ガス噴出口の近傍において前記ガスヘッドの中央部に向かって拡大していることが望ましい。
また前記ガス流路は、前記ガス噴出口の近傍において前記ガスヘッドの周縁部に向かって拡大していることが望ましい。
これらの構成によれば、処理室全体に対して均等にガスを噴出することが可能になり、均一な処理を実現することができる。
また、前記中間部材により前記第1ガスの流れ方向が変化する領域の近傍に、前記ガス流路に第2ガスを噴出する第2ガス噴出口が設けられていてもよい。
この構成によれば、流れ方向が変化した第1ガスに対して、第2ガスを広い角度で衝突させることができるので、第1ガスおよび第2ガスを均質に混合することが可能になる。その結果、処理室内で均一な処理を実現することができる。
また前記第2ガス噴出口は、噴出した前記第2ガスが、前記第1ガスに対して90°以上の角度で衝突するように設けられていることが望ましい。
この構成によれば、第1ガスおよび第2ガスを均質に混合することが可能になる。その結果、処理室内で均一な処理を実現することができる。
また前記ガス流路の内面に、耐腐食性のコーティングが施されていることが望ましい。
この構成によれば、ガス流路内を流通するガスにより、ガス流路の内面が腐食されるのを防止することができる。その結果、処理の安定性および再現性が確保され、均一な処理を実現することができる。また、ガスヘッドの耐久性を向上することができる。
また前記ガス流路の内面が、耐失活性を有する部材で被覆されていることが望ましい。
この構成によれば、ガス流路を流通するガスが、ガス流路の内面と衝突する際に、反応性/活性を消失しない。その結果、活性化された状態のガスを処理室内に噴出することが可能になり、処理効率を向上させることができる。
一方、本発明に係る半導体製造装置は、上述したガスヘッドを備えたことを特徴とする。
この構成によれば、上述したガスヘッドを備えているので、処理効率を向上させることが可能であり、また均一な処理を実現することが可能な半導体製造装置を提供することができる。
本発明に係るガスヘッドによれば、処理室内におけるガスの対流を防止することが可能になる。その結果、処理の安定性および再現性が確保され、均一な処理を実現することができる。また、反応性/活性を維持した状態のガスを処理室内に噴出することが可能になり、処理効率を向上させることができる。さらに、第1ガスおよび第2ガスを均質に混合することが可能になり、均一な処理を実現することができる。
以下、本発明の実施形態につき、成膜処理を行う表面処理装置を例に取り、図面を参照して説明する。なお、以下の説明に用いる各図面では、各部材を認識可能な大きさとするため、各部材の縮尺を適宜変更している。
(第1実施形態)
最初に、本発明の第1実施形態について説明する。
図1は、第1実施形態に係る半導体製造装置およびガスヘッドの断面図である。この半導体製造装置10は、基板5が配置される処理室11の天井部に、ガスヘッド20を備えている。
(半導体製造装置)
半導体製造装置10は円筒状の処理室11を備えている。この処理室11の壁面はAl材料等で形成されている。処理室11の内部下方には、被処理基板(以下「基板」という。)5を載置する基板ステージ14が設けられている。基板ステージ14にはヒータや冷媒流路等の温度調整手段が設けられ、基板温度を制御しうるようになっている。
処理室11は、ガス導入システムおよびガス排出システムを備えている。ガス排出システムは、主に処理室11の底面に形成されたガス排出口と、ガス排出口に接続された排気ポンプ(不図示)とを備えている。ガス導入システムは、主に第1ガスを貯留する第1ガス源(不図示)と、第1ガス源から延設された第1ガス供給配管16と、第1ガス供給配管に接続されたガスヘッド20とを備えている。なお基板5を処理する際は、第1ガス源から任意の流量で第1ガスを処理室11に導入し、圧力調整バルブにより処理室内を任意の処理圧力に制御するとともに、余剰の第1ガスおよび反応副生成物ガスをガス排出システムにより排出する。
ガスヘッド20は、ヘッド本体22および中間部材24で構成されている。ヘッド本体22は、Al材料等により円盤状に形成され、処理室11の天井部に配置されている。ヘッド本体22の上面(処理室11の外側面)中央部には、第1ガスを導入する第1ガス導入口26が開口されている。この第1ガス導入口26に、上述した第1ガス供給配管16が接続されている。またヘッド本体22の下面(処理室11の内側面)中央部には、処理室11内にガスを噴出するガス噴出口28が開口されている。このガス噴出口28の開口面積は、第1ガス導入口26の開口面積より大きくなっている。そして、第1ガス導入口26からガス噴出口28までガスを流通させるガス流路27が、ヘッド本体22を貫通して形成されている。このガス流路27の側面22aは、処理室11に向かって開くテーパ面に形成されている。
ガス流路27の内部には、Al材料等からなる中間部材24が設けられている。中間部材24は、支持部材23によってヘッド本体22に固定されている。図1のA−A線における断面を図2(a)に示す。図2(a)に示すように、複数(例えば4個)の支持部材23が中間部材24の周方向に等配されて、中間部材24が支持されている。
中間部材24は、第1ガスの流れ方向をガスヘッド20の周縁部に向けて変化させるものである。すなわち中間部材24は、ガスヘッド20の中心軸方向(図1の上下方向)に沿った第1ガスの流れ方向を、ガスヘッド20の半径方向(図1の左右方向)に変化させるものである。そのため、第1ガスが衝突する中間部材24の上面は水平面となっている。なお、中間部材24の下面も水平面となっている。
中間部材24の側面上半部24aは、処理室11の外側に向かって先細るテーパ面に形成されている。この中間部材24の側面上半部24aのテーパ面と、ガス流路27の内面のテーパ面とは、略同じ傾斜角度に形成されて等間隔に配置されている。
図2(a)は図1のA−A線における断面図であり、図2(b)は図1のB−B線における断面図である。図2(a)に示すように、第1実施形態におけるガス流路27は、リング状の流路断面を備えている。中間部材24の側面上半部24aとガス流路の側面22aとが等間隔に配置されているので、図2(a)における流路断面の幅D1は、図2(b)における流路断面の幅D2と等しくなっている。しかしながら、図2(b)における中間部材24の半径R2は、図2(a)における中間部材24の半径R1より大きいので、図2(b)における流路面積は、図2(a)における流路面積より大きくなっている。すなわち、ガス流路27の流路面積は、第1ガス導入口からガス噴出口にかけて増加している。
図1に戻り、中間部材24の側面下半部24bは、処理室11の内側に向かって先細るテーパ面に形成されている。
図2(c)は図1のC−C線における断面図である。図2(c)における流路面積は、図2(b)における流路面積より大きくなっている。特に、図2(c)におけるガス流路27の外径(R3+D3)は、図2(b)におけるガス流路27の外径(R2+D2)より大きくなっている。すなわちガス流路27は、ガス噴出口の近傍において、ガスヘッドの周縁部に向かって拡大している。これにより、ガス噴出口からのガス噴出方向を、処理室(基板)の周縁部方向に広げることができる。
また図2(c)におけるガス流路27の内径R3は、図2(b)におけるガス流路27の内径R2より小さくなっている。すなわちガス流路27は、ガス噴出口の近傍において、ガスヘッドの中央部に向かっても拡大している。これにより、ガス噴出口からのガス噴出方向を、ガス流路の延長方向から処理室(基板)の中央部方向にも広げることができる。その結果、処理室(基板)の略全体にガスを噴出することが可能になり、基板に対する均一な処理を実現することができる。
図3は、第1実施形態の変形例に係るガスヘッドの断面図である。また、図4(a)は図3のD−D線における断面図であり、図4(b)は図3のE−E線における断面図であり、図4(c)は図3のF−F線における断面図である。図3に示すように、この変形例では、ガスヘッド30に複数の貫通孔37aが形成されている。各貫通孔37aの内径は、第1ガス導入口36からガス噴出口38にかけて拡大している。そして図4(a)に示すように、複数(図4(a)では8個)の貫通孔37aを周方向に等配した貫通孔群によりガス流路37が構成されている。このガス流路37の流路面積は、第1ガス導入口からガス噴出口にかけて増加している。この場合、貫通孔群の中央領域が中間部材34として機能する。
この変形例においても、ガス流路37の流路面積は、図4(a)から図4(c)にかけて拡大している。特に、貫通孔群の外径Tは、図4(b)から図4(c)にかけて大きくなっている。すなわちガス流路37は、ガス噴出口の近傍において、ガスヘッドの周縁部に向かって拡大している。また貫通孔群の内径Rは、図4(b)から図4(c)にかけて大きくなっている。すなわちガス流路37は、ガス噴出口の近傍において、ガスヘッドの中央部に向かっても拡大している。なおガス噴出口を構成する各貫通孔の開口部は、ガスヘッドの半径方向に長軸方向を一致させた楕円形状となっている。
次に、第1実施形態に係るガスヘッドの作用について説明する。
図5(a)は、第1実施形態のガスヘッドにおけるガスの流れ方向の説明図である。第1ガス1は、第1ガス供給配管16により、ガスヘッド20の中心軸に沿って第1ガス導入口に導入される。高速で導入された第1ガス1が、中間部材24の上面に衝突すると、第1ガス1の流れ方向がガスヘッド20の周縁部に向かって変化する。さらに第1ガス1は、ガス流路27の側面22aに案内されてガス流路27に流入する。ガス流路27の流路面積は第1ガス導入口26からガス噴出口28にかけて増加しているので、ガス流路27の下流側ほど第1ガスの流速が低下する。これにより、第1ガスはガス噴出口28から低速で噴出される。
この点、図9に示す第1従来例では、処理室11内に高速で噴出された第1ガス1が、基板ステージ14および側壁12に衝突することにより、処理室11内に対流が生じる。これにより、基板5と反応後の分解物・2次生成物を含んだガスや、処理室11の壁材と反応した基板処理に適さないガスが、再び基板5上に戻ることになる。その結果、基板処理の安定性および再現性を阻害することになる。
これに対して、本実施形態では、第1ガスがガス噴出口から低速で噴出されるので、処理室内に第1ガスの対流が発生しない。
図5(b)は、第1実施形態の処理室(右半部)におけるガス流速の分布図である。図5(b)では、等ガス流速線を2点鎖線で示すとともに、ガス流速の高速度領域91を縦横格子模様で示し、低速度領域92を斜め格子模様で示している。図5(b)によれば、ガス噴出口の近傍に高速度領域91が存在するが、ガス噴出口から離れるほど第1ガスの流速は低下し、基板5の近傍は低速度領域92となっている。このように、処理室11内に対流が発生しないので、基板処理後のガスは基板ステージ下方のガス排出口から排出される。また、処理室11の壁材と反応したガスが、再び基板上に戻ることもない。したがって、基板処理の安定性および再現性を確保することが可能になり、基板に対する均一な処理を実現することができる。
一方、図11(a)に示す第2従来例では、第1ガス1がシャワーホール52を通過する過程で、反応性/活性を消失するという問題がある。この場合、基板処理に必要な化学反応が得られず、処理効率が低下することになる。
これに対して、第1実施形態のガスヘッドでは、ガスヘッドの構成部材に対する第1ガスの衝突機会を最小限に抑えているので、反応性/活性を維持した状態で第1ガスを処理室に噴出することが可能である。したがって、基板処理効率を向上させることができる。
このように、反応性/活性を備えた第1ガスを導入する場合には、ガス流路の内面に耐腐食性のコーティングを施すことが望ましい。コーティング材料として、具体的にはY等を採用することが可能である。この構成によれば、ガス流路内を流通するガスによってガス流路の内面が腐食されるのを防止することができる。その結果、処理の安定性および再現性が確保され、均一な処理を実現することができる。また、ガスヘッドの耐久性を向上することができる。
また、反応性/活性を備えた第1ガスを導入する場合には、ガス流路の内面が耐失活性を有する部材で被覆されていることが望ましい。耐失活性を有する部材として、具体的には高純度アルミナ等のセラミックや、サファイア等を採用することが可能である。この構成によれば、ガス流路を流通するガスが、ガス流路の内面と衝突する際に、反応性/活性を消失しない。その結果、活性化された状態のガスを処理室内に噴出することが可能になり、処理効率を向上させることができる。
さらに、第1実施形態のガスヘッドでは、ガス噴出口の近傍においてガス流路がガスヘッドの中央部および周縁部に向かって拡大している。これにより、ガス噴出口からのガス噴出方向を、ガス流路の延長方向だけでなく、処理室(基板)の中央部方向および周縁部方向にも広げることができる。その結果、処理室(基板)の略全体にガスを噴出することが可能になり、基板に対する均一な処理を実現することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
図6(a)は、第2実施形態に係るガスヘッドの断面図である。第1実施形態のガスヘッドは処理ガスとして第1ガスのみを導入するものであったが、第2実施形態のガスヘッド20は第1ガスに加えて第2ガスを導入する点で相違している。なお、第1実施形態と同様の構成となる部分については、その詳細な説明を省略する。
図6(b)は、図6(a)のG−G線における断面図である。図6(b)に示すようにガスヘッド20における第1ガス導入口26の周囲には、複数の第2ガス導入口46が設けられている。本実施形態では、8個の第2ガス導入口46が周方向に等配されている。
図6(a)に戻り、第2ガス導入口46から下方に向かって、第2ガス導入路41が設けられている。第2ガス導入路41の下端部から、ガスヘッド20の中央部に向かって、第2ガス噴出路42が形成されている。この第2ガス導入路41および第2ガス噴出路42により、第2ガス流路40が構成されている。そして、第2ガス噴出路42の先端に、第2ガス噴出口48が形成されている。第2ガス噴出口48は、中間部材24の上面付近においてガス流路27に開口している。
図7(a)は、第2実施形態のガスヘッドにおけるガスの流れ方向の説明図である。ガスヘッド20の中心軸に沿って導入された第1ガス1が、中間部材24の上面に衝突すると、第1ガス1の流れ方向がガスヘッド20の周縁部に向かって変化する。これに対して第2ガス2は、第2ガス噴出路42および第2ガス噴出口48から、ガスヘッド20の中央部に向かって噴出される。そのため、第1ガス1と第2ガス2とは、正面衝突に近い90°以上の角度θで衝突することになる。
本実施形態では、中間部材24の上面付近に第2ガス噴出口48を形成したので、ガスヘッド20の周縁部に向かって流れ方向が変化した第1ガス1に対して、第2ガス2を90°以上の角度θで衝突させることが可能になる。そして、第1ガス1および第2ガス2を90°以上の角度θで衝突させることにより、第1ガス1中に第2ガス2を分散させることが可能になり、両者を均質に混合することができる。
図7(b)は、処理室(右半部)におけるガス濃度の分布図である。図7(b)では、等ガス濃度線を2点鎖線で示すとともに、第1ガスの高濃度領域91を縦横格子模様で示し、第2ガスの高濃度領域92を斜め格子模様で示している。図7(b)によれば、ガスヘッド20の第1ガス導入口の近傍に第1ガスの高濃度領域91が存在し、第2ガス噴出口の近傍に第2ガスの高濃度領域が存在する。これに対して、処理室11内(特に、基板5の近傍)では、第1ガス濃度および第2ガス濃度が同等になっている。これは、第1ガスおよび第2ガスが均質に混合されていることを示している。
以上のように第2実施形態では、中間部材の上面付近に第2ガス噴出口を設けて、流れ方向が変化した第1ガスに対して第2ガスを90°以上の角度で衝突させる構成とした。この構成によれば、第1ガスおよび第2ガスを均質に混合して処理室内に噴出することが可能になる。その結果、処理室内において均一な処理を実現することができる。
本願の発明者は、図7に示す第2実施形態をエッチング装置に適用して、基板上の薄膜をエッチングし、基板上におけるエッチングレート分布を測定した。また図9に示す第1従来例の変形例、および図11(b)に示す第2従来例の変形例もエッチング装置に適用して、同様にエッチングレート分布を測定した。
各エッチング装置には、第1ガスとして、400sccmのHガスと800sccmのNガスとの混合ガスに、マイクロ波を照射して活性化したものを導入した。また第2ガスとして、400sccmのNFガスを導入した。この第1ガスおよび第2ガスを混合することにより、エッチャントが生成されることになる。そして基板温度を20℃とし、基板処理圧力を220Paとして、直径300mmのシリコン基板の表面に形成された熱酸化膜(SiO膜)のエッチングを行った。
図8は、エッチングレート分布の測定結果のグラフである。図8の各グラフにおいて、横軸は基板中心からの距離であり、縦軸はエッチングレートである。
図8(c)は、図10に示す第1従来例の変形例を採用した場合の測定結果である。図8(c)のグラフによれば、基板の中央部および周縁部ではエッチングレートが小さく、両者の中間部ではエッチングレートが大きくなっている。すなわち、基板上におけるエッチングレートの分布が大きくなっている。
図10(a)に示す第1従来例の変形例では、処理室11の中央部から第1ガス1が導入され、その周辺部から第2ガス2が導入される。しかしながら、第1ガス1および第2ガス2が90°以下の小さい角度で衝突するように第1ガス1および第2ガス2を導入するので、両者は均質に混合されない。
そのため、図10(b)に示すように、基板5の中央部が第1ガスの高濃度領域91となり、周縁部が第2ガスの高濃度領域92となる。また基板5の中央部と周縁部との間は、第1ガスおよび第2ガスの濃度が同等になる。この同等濃度領域では、第1ガスおよび第2ガスが混合されてエッチャントの生成量が多くなるので、図8に示すようにエッチングレートが大きくなる。これに対して、基板5の中央部および周縁部では、第1ガスまたは第2ガスのみが高濃度であってエッチャントの生成量が少なくなるので、エッチングレートが小さくなる。その結果、図8(c)に示すように、基板上におけるエッチングレートの分布が大きくなると考えられる。
図8(b)は、図11(b)に示す第2従来例の変形例を採用した場合の測定結果である。図8(b)のグラフによれば、基板上におけるエッチングレートの分布は小さいが、全体的にエッチングレートが小さくなっている(約60オングストローム/min)。
図11(b)に示す第2従来例の変形例では、導入された第1ガス1および第2ガス2が、ガスヘッド50の内部空間51で均質に混合されて処理室内に供給される。そのため、基板上におけるエッチングレートの分布が小さくなるものと考えられる。しかしながら、活性化した状態で導入された第1ガスは、シャワーホール52を透過する際に、その壁面との衝突を繰り返すことになる。これにより第1ガスは、シャワーホール52にエネルギーを奪われて、反応性/活性を消失する(失活する)。そのため、エッチャントの生成量が低下して、図8(b)に示すようにエッチングレートが小さくなると考えられる。
図8(a)は、図7(a)に示す第2実施形態を採用した場合の結果である。図8(a)のグラフによれば、約70オングストローム/minのエッチングレートが確保され、また基板上におけるエッチングレートの分布が小さくなっている。
図7(a)に示す第2実施形態では、ガスヘッドの構成部材に対する第1ガスの衝突機会を最小限に抑えているので、反応性/活性を維持した状態で第1ガスを処理室に噴出することが可能である。これにより、エッチャントの生成量の低下が防止され、図8(a)に示すようにエッチングレートを確保することができる。また第2実施形態では、第1ガスおよび第2ガスが90°以上の角度で衝突するように導入されるので、第1ガスおよび第2ガスを均質に混合することが可能になる。その結果、図7(b)に示すように、基板5の略全体が、第1ガスおよび第2ガスの等濃度領域となる。そのため、図8(a)に示すように、基板上におけるエッチングレートの分布が小さくなると考えられる。
なお、本発明の技術範囲は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述した実施形態に種々の変更を加えたものを含む。すなわち、実施形態で挙げた具体的な材料や構成などはほんの一例に過ぎず、適宜変更が可能である。
例えば、中間部材の形状は、上記実施形態の形状に限られず、例えば円錐形や釣鐘型とすることも可能である。また、本発明の半導体製造装置は、エッチング装置に限られず、例えばCVD装置に適用することも可能である。
第1実施形態に係る半導体製造装置およびガスヘッドの断面図である。 図1の各部における断面図である。 第1実施形態の変形例に係るガスヘッドの断面図である。 図3の各部における断面図である。 (a)はガス流れの説明図であり、(b)はガス流速の分布図である。 第2実施形態に係るガスヘッドの断面図である。 (a)はガス流れの説明図であり、(b)はガス濃度の分布図である。 基板上におけるエッチングレート分布の測定結果のグラフである。 第1従来例に係る半導体製造装置の説明図である。 第1従来例の変形例に係る半導体製造装置の説明図である。 (a)は第2従来例に係るガスヘッドの説明図であり、(b)は第2従来例の変形例に係るガスヘッドの説明図である。
符号の説明
1…第1ガス 2…第2ガス 5…基板 10…半導体製造装置 11…処理室 20…ガスヘッド 24…中間部材 26…第1ガス導入口 27…ガス流路 28…ガス噴出口

Claims (9)

  1. 第1ガスを導入する第1ガス導入口と、処理室内にガスを噴出するガス噴出口と、前記第1ガス導入口から前記ガス噴出口までガスを流通させるガス流路とを備えたガスヘッドであって、
    前記ガス流路の流路面積は、前記第1ガス導入口から前記ガス噴出口にかけて増加していることを特徴とするガスヘッド。
  2. 前記第1ガス導入口は、前記ガスヘッドの中央部に設けられ、
    前記ガス流路内に、前記第1ガスの流れ方向を前記ガスヘッドの周縁部に向けて変化させる中間部材が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のガスヘッド。
  3. 前記ガス流路は、前記ガス噴出口の近傍において前記ガスヘッドの中央部に向かって拡大していることを特徴とする請求項2に記載のガスヘッド。
  4. 前記ガス流路は、前記ガス噴出口の近傍において前記ガスヘッドの周縁部に向かって拡大していることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のガスヘッド。
  5. 前記中間部材により前記第1ガスの流れ方向が変化する領域の近傍に、前記ガス流路に第2ガスを噴出する第2ガス噴出口が設けられていることを特徴とする請求項2ないし請求項4のいずれか1項に記載のガスヘッド。
  6. 前記第2ガス噴出口は、噴出した前記第2ガスが、前記第1ガスと90°以上の角度で衝突するように設けられていることを特徴とする請求項5に記載のガスヘッド。
  7. 前記ガス流路の内面に、耐腐食性のコーティングが施されていることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載のガスヘッド。
  8. 前記ガス流路の内面が、耐失活性を有する部材で被覆されていることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載のガスヘッド。
  9. 請求項1ないし請求項8のいずれか1項に記載のガスヘッドを備えたことを特徴とする半導体製造装置。
JP2006245839A 2006-09-11 2006-09-11 ガスヘッドおよび半導体製造装置 Active JP4903022B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006245839A JP4903022B2 (ja) 2006-09-11 2006-09-11 ガスヘッドおよび半導体製造装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006245839A JP4903022B2 (ja) 2006-09-11 2006-09-11 ガスヘッドおよび半導体製造装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008066662A true JP2008066662A (ja) 2008-03-21
JP4903022B2 JP4903022B2 (ja) 2012-03-21

Family

ID=39289060

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006245839A Active JP4903022B2 (ja) 2006-09-11 2006-09-11 ガスヘッドおよび半導体製造装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4903022B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20110256315A1 (en) * 2010-04-14 2011-10-20 Applied Materials, Inc. Showerhead assembly with gas injection distribution devices
JP2013225684A (ja) * 2013-06-11 2013-10-31 Tokyo Electron Ltd ガス供給装置、処理装置及び処理方法
JP7408330B2 (ja) 2019-09-26 2024-01-05 セイコーNpc株式会社 縦型拡散炉
WO2024043104A1 (ja) * 2022-08-23 2024-02-29 東京エレクトロン株式会社 プラズマ処理を行う装置、及びプラズマ処理を行う方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04236425A (ja) * 1991-01-21 1992-08-25 Toshiba Corp プラズマ処理装置
JPH05184977A (ja) * 1992-01-09 1993-07-27 Toshiba Corp シャワーノズル

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04236425A (ja) * 1991-01-21 1992-08-25 Toshiba Corp プラズマ処理装置
JPH05184977A (ja) * 1992-01-09 1993-07-27 Toshiba Corp シャワーノズル

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20110256315A1 (en) * 2010-04-14 2011-10-20 Applied Materials, Inc. Showerhead assembly with gas injection distribution devices
US10130958B2 (en) * 2010-04-14 2018-11-20 Applied Materials, Inc. Showerhead assembly with gas injection distribution devices
JP2013225684A (ja) * 2013-06-11 2013-10-31 Tokyo Electron Ltd ガス供給装置、処理装置及び処理方法
JP7408330B2 (ja) 2019-09-26 2024-01-05 セイコーNpc株式会社 縦型拡散炉
WO2024043104A1 (ja) * 2022-08-23 2024-02-29 東京エレクトロン株式会社 プラズマ処理を行う装置、及びプラズマ処理を行う方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4903022B2 (ja) 2012-03-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI589359B (zh) Gas shower, chemical vapor deposition apparatus and method
JPH0517696B2 (ja)
US8404189B2 (en) Oxygen/hydrocarbon rapid (high shear) gas mixer, particularly for the production of ethylene oxide
JP2007227878A (ja) 基板処理装置および基板処理方法
KR100610469B1 (ko) 표면파 여기 플라즈마 cvd 시스템
KR101022684B1 (ko) 혼합기, 박막 제조 장치 및 박막 제조 방법
US20050270895A1 (en) Chemical processing system and method
JP3645581B2 (ja) ガスの乱流混合装置およびガスの乱流混合方法
KR940009945B1 (ko) 화학기상 성장장치
JP4903022B2 (ja) ガスヘッドおよび半導体製造装置
JP2007081186A (ja) Cvd装置
TW201111548A (en) Flow control features of CVD chambers
JP2009141343A (ja) 気相成長装置及び気相成長方法
JP4506557B2 (ja) シャワーヘッドおよび表面波励起プラズマ処理装置
KR20180016563A (ko) 기판 처리 장치, 반도체 장치의 제조 방법 및 기화 시스템
JPH1064831A (ja) 気相成長装置
JP2008043946A (ja) ガス供給装置用シャワーヘッド
JP4593947B2 (ja) 成膜装置および成膜方法
JP2009054755A (ja) 基板処理装置
JP3081860B2 (ja) 化学気相成長装置及び半導体装置の製造方法
CN115786881A (zh) 一种化学气相沉积设备及其气体混合装置
JP2010232376A (ja) 気相成長装置の原料ガス供給ノズル
JP2017054943A (ja) プラズマ処理装置
JP2949852B2 (ja) 気相処理装置
TW202042915A (zh) 多段噴淋組件

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090212

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090817

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110913

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111114

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111206

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120104

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4903022

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150113

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250