JP2008065639A - 工程管理支援システム、部品評価支援サーバー装置、及び部品評価支援プログラム - Google Patents

工程管理支援システム、部品評価支援サーバー装置、及び部品評価支援プログラム Download PDF

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宏明 溝口
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Abstract

【課題】部品供給元の不具合内容の確保とその部品を使用して組立てた時の不具合情報を確保して、不具合情報を共有でき、担当者によるばらつきや経験に頼らず、生産準備支援システムへの反映が容易にできる工程管理支援システムを提供する。
【解決手段】電装メカ部品供給元の部品加工に関する情報を入力できる端末Aと、その情報を蓄積する為のサーバーAを設置し、電装メカ部品組付けられる製品の部品品質情報を入力できる端末Bと、その情報を蓄積する為のサーバーBを設置し、市場の電装メカ部品品質情報を入力できる端末Cと、その情報を蓄積する為のサーバーCを設置する。これらサーバーA〜Cの情報の必要なデータをサーバーDへ自動的に転送され、総合的に判断し部品品質の予測を行う。なお、サーバーA〜Cのデータは上書きされず、任意の期間は保持させておきその品質動向も表示させる事も出来る。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば部品供給元の製造工程品質情報や、製品組立における部品品質情報及び市場の部品品質情報を必要な時に必要な部品の情報を総合的に判断し、今後の品質動向を予測するシステムに関するものであり、部品供給元の不具合内容や、その部品を製品として組立での不具合内容情報を必要な特に総合的に判断し、今後の問題分析フィードバック支援システムに関するものであり、また、例えば部品評価を行う際に使用して好適な部品評価支援システム、部品評価支援サーバー装置及び部品評価支援プログラムに関するものであり、また、部品供給元からの4M変更依頼の審査を行う際に使用して、好適な4M変更審査支援に関するものである。
例えば、電装メカ部品を搭載した製品の量産が開始された後、その搭載された電装メカ部品の部品品質予測を行う場合、ある時点での製品組立工程内や市場の部品品質からワイブル解析等で予測を行って来ていた。しかし、電装メカ部品は板金やモールド部品と違って、数十種類の部品を組み立てたいわゆるユニットになっている為、部品供給元での部品組立に関する各特性や組立設定/条件(いわゆる4M)の動向までも察知しておかなければ、部品品質予測を十分に行うことは出来ていない。
また、部品品質情報を不定期且つ不特定な情報源を元に、各電装部品の部品種毎担当者は経験や勘などにより部品品質予測を行ってきていた。
また、電装部品における不具合について、以前は個々で対応して、その内容を個々のPCで管理していた。即ち、必要な時に情報の吸い上げができず、担当者の経験に頼る部分があった。
また、従来から、部品評価を効率的に行うためのシステムが提案されている。特許文献1では、効率的に評価項目を選択し、評価計画書を作成するというようなシステムが提案されているが、評価に関して評価担当者を支援しているものではない。また、評価条件を決めるにあたっては、仕様や担当者のノウハウで実施しているが現状である。加えて近年、実験計画法を活用した評価が行われている。その際には評価の条件も複数でありかつ、条件の設定値も複数である。ここでも、条件の設定値については部品仕様を踏まえて部品担当者のノウハウに基づき決定されている。
また、従来、部品供給元からの4M変更依頼の審査を行う際には、審査担当者自身のもっているノウハウ、過去の経験に基づき指摘や評価追加を実施しているのが現状である。(※4M変更とは、量産工程における品質保証活動として、4M(作業者:Man、設備・治工具:Machine、部品・材料:Material、作業方法:Method)要素の管理をすることで、製造品質のバラツキを抑え、品質の維持向上を図っているが、環境対応(含有禁止物質の変更)や、コストダウン活動により、4M変更を行う場合がある。)
例えば、前任者が担当していた部品の4M変更依頼を、現担当者が審査を行わなければならない場面では、板金やモールド部品などの比較的加工工程の少ない部品であれば、専門の担当者一人に教えてもらい審査を実施することができるが、電気部品やユニットなどの複合部品については、その加工工程も多岐にわたり、担当者一人のノウハウや経験では対応しきれないことがある。
また、各加工工程ごとに専門の担当者が審査を行うというのも非現実的かつ非効率的である。さらにこのようなやり方では担当者のノウハウや経験に頼っているため、審査項目や判断にもばらつきが生じてしまい、さらには部品供給元へ不信感を持たせるという問題がある。
特許文献2には、各利用者が契約しているサービスと、サービスの詳細なサービスである複数の詳細サービスとが各々対応づけられた第1サービス対応テーブルを格納するサービス格納部と、通信機器から利用者を特定する情報及びサービスの要求を受信する受信部と、各利用者による詳細サービスの利用状況を管理する利用状況管理部と、受信部に利用者を特定する情報及びサービスの要求が受信された場合に、第1サービス対応テーブル及び利用状況管理部による利用状況に基づいて、通信機器に提供する詳細サービスを判断する提供サービス判断部とを有するサービス情報提供システムについて開示されている。
特開平5−135063号公報 特開2003−150627公報
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、まず、部品品質予測に必要なデータベースを蓄積/確保する。つまり、以下の大きく3分類したデータを確保する。
1.電装メカ部品の生産に関する様々な情報を部品供給元のデータとして確保。
2.電装メカ部品が組み付けられ/初期動作する際の部品品質情報の確保。
3.電装メカ部品が組み付けられ市場で様々な使われ方をした際の部品品質情報の確保。
これらデータを、予測するために総合的に判断するシステムを有したサーバーを設置し、タイムリーに各種データを吸い上げる為に、各データベースをネットワークで接続し、自動的にデータ蓄積及び呼び出しを行う。さらに、総合判断する手法として、例えば統計的な手法にて判断をさせる計算/表示加工を行う事の出来るシステムを有する。
また、本発明は、部品供給元の不具合内容の確保とその部品を使用して組立てた時の不具合情報を確保して、不具合情報を共有でき、担当者によるばらつきや経験に頼らず、生産準備支援システムへの反映が容易にできる事を行う。
また、例えば新たに製品を製造するに当たっては、その製品に使用される部品に対して評価が実施される。なおここで言う部品とは、ボルトやナット等の素材部品ではなく、電気部品やユニットなどの複合部品を指すものである。このような部品を評価するにあたり、部品担当者のノウハウに基づき評価条件、条件の設定値が決定されるため、部品担当者以外が決定するのは困難である。また、部品担当者の判断にもばらつきが生じてしまうという問題がある。加えて、実験計画法を活用した評価を実施するにあたっては、評価条件も複雑であり、条件設定を間違える危険性もある。
本発明はこのような問題点に鑑みて成されたものであって、電気部品やユニット部品の評価条件をばらつきなく設定できるシステムを提供することである。
また、本発明の他の目的は、加工工程が多岐にわたる電気部品やユニットの部品供給元からの4M変更依頼審査を、一人の担当者で実施できるように支援するとともに、担当者間の審査レベルのばらつきを抑制するためのシステムを提供することである。
また審査期間の時間短縮による効率化も目的のひとつである。
本発明はかかる課題を解決するために、請求項1は、加工対象物としての部品の加工工程及び部品の品質評価を行う際に必要な情報が蓄積された生産準備支援システムデータベースと、部品供給元の部品品質情報を格納する供給元部品データベースと、前記部品供給元から供給された部品を組み付ける製品組立工程における部品品質情報を格納する工程部品データベースと、市場での部品品質情報を格納する市場部品データベースと、を備え、前記供給元部品データベース、前記工程部品データベース及び前記市場部品データベースから、自動的に必要な情報を抽出し、前記生産準備支援システムデータベースへ転送し、これら転送した情報を総合的に診断し、部品品質の予測を支援することを特徴とする。
請求項2は、部品供給元の部品加工工程に関する様々な条件や特定値のデータを、部品供給元にて入力し共有サーバーへ転送させることを特徴とする。
請求項3は、製品組立工程における部品品質情報を、製品組立工場にて入力し、前記共有サーバーへ転送させることを特徴とする。
請求項4は、製品出荷後、市場の部品品質情報を各営業所やサービスセンターにて入力し前記共有サーバーへ転送させることを特徴とする。
請求項5は、前記共有サーバーはネットワークにより接続され、生産準備支援システムデータベースに各サーバーから自動的に各情報を抽出/転送して出力することを特徴とする。
請求項6は、部品供給元の情報、製品組立工程の情報、市場の情報を総合的に判断する手段として統計的な処理を行った結果を可視化することを特徴とする。
請求項7は、部品の問題解決を行なう際に、その問題解決を行なうために必要な不具合内容の情報の追加及び更新を行うための入力手段を備えたことを特徴とする。
請求項8は、前記不具合内容を登録する不具合内容入力手段と、前記不具合内容を管理する不具合内容管理手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項9は、選択された不具合内容情報を前記不具合内容管理手段で蓄積された過去を含む不具合情報を前記工程管理支援システムへ自動的に転送することを特徴とする。
請求項10は、部品評価を行う際に必要な評価支援情報を提供する工程管理支援システムであって、前記評価支援情報を各部品別に管理する管理手段と、評価対象部品の一つ又は複数情報を入力する入力手段と、前記入力手段で入力された一つ又は複数の情報から評価条件を決定し、評価条件設定ファイルとして部品評価用端末装置に送信する手段と、を有することを特徴とする。
請求項11は、前記評価支援情報は、部品情報と、評価における設定項目と、その設定値の情報と、で構成されることを特徴とする。
請求項12は、前記部品評価支援情報の追加及び/又は更新を行うための入力手段を備えたことを特徴とする。
請求項13は、部品評価結果を登録する評価結果入力手段と、前記部品評価結果情報を管理する評価結果管理手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項14は、前記管理手段がネットワーク上のサーバー装置に存在していることを特徴とする。
請求項15は、部品種毎に存在する管理基準情報について、品質結果情報の過去の蓄積データによって適正値に修正される情報処理手段を備えたことを特徴とする。
請求項16は、審査対象の部品の一つ又は複数の加工工程情報を選択する選択手段で選択された4M変更審査支援情報を管理する審査結果管理手段に蓄積された過去の変更審査結果情報に基づく審査の要否の判断により取捨する過去審査情報処理手段を更に備えたことを特徴とする。
請求項17は、前記選択手段がネットワーク上のサーバー装置にインターネットで接続していることを特徴とする。
請求項18は、部品評価を行う際に必要な部品評価支援情報を提供する部品評価支援サーバー装置であって、データベースを有すると共に端末装置がネットワークを介して接続され、前記データベースで前記部品評価支援情報を各部品別に管理する機能と、前記端末装置で前記評価対象部品の一つまたは複数情報を入力する機能と、前記入力手段で入力された一つまたは複数の情報から評価条件を決定し、評価条件ファイルとして部品評価用端末装置に送信する機能と、を実現するプログラムが設けられていることを特徴とする。
請求項19は、前記部品評価支援情報は、部品情報と、評価における設定項目と、その設定値の情報と、で構成されることを特徴とする。
請求項20は、前記部品評価支援情報の追加及び/又は更新を行うための機能を、前記端末装置と同じか又は別の端末装置で実現するプログラムが設けられていることを特徴とする。
請求項21は、部品評価結果情報を登録する評価結果入力機能と、前記部品評価結果情報を管理する評価結果管理機能と、を実現するプログラムが設けられていることを特徴とする。
請求項22は、部品評価を行う際に必要な部品評価支援情報を提供するシステムに設けられる部品評価支援プログラムであって、前記部品評価支援情報を各部品別に管理する管理機能と、前記評価対象部品の一つ又は複数情報を入力する機能と、前記入力手段で入力された一つ又は複数の情報から評価条件を決定し、評価条件ファイルとして部品評価用端末装置に送信する機能と、を実現するようにしたことを特徴とする。
請求項23は、前記部品評価支援情報は、部品情報と、評価における設定項目と、その設定値の情報と、で構成されることを特徴とする。
請求項24は、前記部品評価支援情報の追加及び/又は更新を行うための入力機能を実現するようにしたことを特徴とする。
請求項25は、部品評価結果情報を登録する評価結果入力機能と、前記評価結果情報を管理する評価結果管理機能と、を実現するようにしたことを特徴とする。
請求項26は、前記管理機能がネットワーク上のサーバー装置で実現されるようにしたことを特徴とする。
本発明によれば、電装メカ部品に関する、加工工程品質情報と製品組み付け工程の部品品質情報及び市場での部品品質情報として特定の情報源を元に、総合的に判断する事で、その電装メカ部品の品質動向から品質予測を行うことが出来る。
また、電装メカ部品供給元の部品加工に関する不具合情報と電装メカ部品の製品組立時に発生した不具合情報を常に得ることにより、過去の不具合情報の共有化できる。
また、電装部品の供給元又は製品生産工程で発生した、不具合内容の追加と更新を行う事により常に最新の不具合情報がタイムリーで得ることができる。
また、電装部品の供給元又は製品生産工程で発生した不具合の維持管理を行うことより、過去の不具合情報を常に維持でき不具合再発防止ができる。
また、電装部品の供給元又は製品生産工程で発生した、不具合内容を部品種別、仕入先別で製造工程スペックシート、構造・特性値スペックシートに蓄積する事により工程確認時のチェック事項及び図面スペックの抜けもれが防止できる。
また、出力された評価条件設定ファイルにより評価条件が設定されるため、ばらつきを抑えることが可能となる。
また、評価支援情報が部品情報・評価における設定項目・設定値とで構成されているので、評価担当者は部品情報(例:部品番号)を入力するのみで評価条件設定ファイルを得ることができる。
また、評価支援情報の追加及び/または更新が行えるため、評価支援情報を最新情報に維持できる。
また、部品評価結果の登録及び評価結果情報を管理できるため、蓄積されたデータから、新たに評価した結果の判断が可能となる。
また、評価情報の管理手段がネットワーク上のサーバ装置に存在するため、ネットワークに接続可能な複数の端末からアクセスすることが可能となる。
また、出力された評価条件設定ファイルにより評価条件が設定されるため、ばらつきを抑えることが可能となる。
また、評価支援情報が部品情報・評価における設定項目・設定値とで構成されているので、評価担当者は部品情報(例:部品番号)を入力するのみで評価条件設定ファイルを得ることができる。
また、評価支援情報の追加及び/または更新が行えるため、評価支援情報を最新情報に維持できる。
また、評価結果の登録及び評価結果情報を管理できるため、データが蓄積できると共に、蓄積されたデータから新たに評価した結果の判断が可能となる。
また、出力された評価条件設定ファイルにより評価条件が設定されるため、ばらつきを抑えることが可能となる。
また、評価支援情報が部品情報・評価における設定項目・設定値とで構成されているので、評価担当者は部品情報(例:部品番号)を入力するのみで評価条件設定ファイルを得ることができる。
また、評価支援情報の追加及び/または更新が行えるため、評価支援情報を最新情報に維持できる。
また、評価結果の登録及び評価結果情報を管理できるため、データが蓄積できると共に、蓄積されたデータから新たに評価した結果の判断が可能となる。
また、評価支援情報の管理手段がネットワーク上のサーバ装置に存在するため、ネットワークに接続可能な複数の端末からアクセスすることが可能となる。
また、出力される4M変更審査支援情報に基づき4M変更審査を実施することで、担当者の専門外の加工工程についても審査を実施することが可能となる。
また、同時に同一の4M変更審査支援情報に基づき各担当者が4M変更審査を実施するため、担当者間の審査内容のばらつきを抑えることが可能となる。
また、審査項目を新たに検討する必要がないため、審査に要する時間を大幅に短縮することができる。
さらには、部品供給元が認定水準をインターネットで4M変更依頼前に確認できるため、指摘や評価追加することがなく、審査がスムーズに行われることができる。
以下、本発明を図に示した実施形態を用いて詳細に説明する。但し、この実施形態に記載される構成要素、種類、組み合わせ、形状、その相対配置などは特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する主旨ではなく単なる説明例に過ぎない。
図1は部品品質予測支援システムの全体構成図である。電装メカ部品供給元の部品加工に関する情報を入力できる端末Aと、その情報を蓄積する為のサーバーAを設置し、電装メカ部品組付けられる製品の部品品質情報を入力できる端末Bと、その情報を蓄積する為のサーバーBを設置し、市場の電装メカ部品品質情報を入力できる端末Cと、その情報を蓄積する為のサーバーCを設置する。これらサーバーA〜Cの情報の必要なデータをサーバーDへ自動的に転送され、総合的に判断し部品品質の予測を行う。なお、サーバーA〜Cのデータは上書きされず、任意の期間は保持させておきその品質動向も表示させる事も出来る。
各種情報をサーバーA〜Cに随時蓄積されており、その情報をタイムリーに引き出すためにサーバーDとネットワークにより接続されている。
図2は各種データの蓄積から予測を行なうまでのフローチャートである。図2のフローチャートによれば、電装メカ部品の品質予測を行うため、端末Dを利用してサーバーDにアクセスを行った際、同時に各サーバーA〜Cへデータ転送要求をだし、端末Dの選択画面によりサーバーDに転送されたデータから選択されたデータを表示させる。
図3、図4は図2の各ステップの符号に対応させた表示内容の図である。上記選択されたデータを例えば統計的な計算(多変量解析など)を行い、その結果を例えばグラフ化(ポートフォリオや棒グラフなど)し、PCのディスプレイで瞬時にその危険度な状態を察知し、電装メカ部品の品質予測をおこなう。また、ディスプレイだけでなく、プリンター等の出力装置により印刷することもできる。
図5は生産準備支援システムのネットワーク構成図である。電装メカ部品供給元の部品加工に関する不具合情報を入力できる端末装置1と、その情報を蓄積する為のサーバー1を設置し電装メカ部品の製品組立時に発生した不具合情報を入力できる端末装置2と、その情報を蓄積する為のサーバー2を設置する。これらのサーバー1〜2の必要な情報を端末3を利用してサーバー3へ自動的に生産準備支援システムへ転送され生産準備に必要なプロセス、例えば、不具合内容情報を入力したことによりその内容がサーバー1、2へ自動的に蓄積され、サーバー3でその内容を抽出して追加/更新/編集され、製造工程スペックシート、特性構造スペックシートの項目に自動的に反映させることができる。
また、不具合情報は常に蓄積されており、その情報を常に引き出す為にサーバー3とネットワークにより接続されている。
図6は生産準備支援システムより各不具合情報の蓄積データをプロセスへ反映する問題分析FB支援システムのフローチャートである。電装部品の不具合情報を問題分析シートを使用して仕入先別、部品種別にスペックシートして転送要求でき端末3の選択画面により、選択された製造工程、特性・構造スペックシートとして表示することができる。
また、電装部品の供給元又は製品生産工程で発生した不具合を常に端末装置1、2より問題分析シートで入力でき、不具合内容の追加と更新が容易に行え最新不具合情報を得ることができる。
また、電装部品の供給元又は製品生産工程で発生した不具合を常に端末装置1、2より問題分析シートで入力でき、不具合内容の維持管理が容易に行え最新情報を管理することができる。
また、電装部品の供給元又は製品生産工程で発生した不具合を常に端末装置1、2より入力でき、不具合内容を部品種別、仕入先別で製造工程スペックシート、構造・特性値スペックシートに蓄積され表示できる。
図7は図6の各ステップの符号に対応させた表示内容の図である。
図8は本発明による部品評価支援システム、部品評価支援サーバー装置及び部品評価支援プログラムを適用した部品評価支援システムの全体構成の一実施形態を示す構成図である。
図8において、本発明の部品評価支援システムには、ネットワーク100を会してサーバー装置1と、評価実行者が用いる端末装置(PC)2、管理者が用いる端末装置(PC)3が接続される。また、サーバー装置は部品評価支援情報データベース11を有すると共に、情報選択処理部12と情報入力処理部13と情報出力処理部14が設けられている。ただし、本発明の部品評価支援システムは、サーバー装置1の代わりに端末装置においてスタンドアロン環境で動作させることも可能である。
次に図9には、評価実行者が用いる端末装置2と、サーバー装置1の相互関係を、処理シーケンス図で示す。この図9において、端末装置2のステップS1でアクセスが行われると、サーバー装置1のステップ10で起動が行われ、ステップS11でパスワードの要求が端末装置2に対して送信される。これに対して端末装置2では、ステップS2で図10に示すようなパスワード要求の画面が受信、表示され、ステップS3でパスワードが入力されると、サーバー装置1に向けて入力されたパスワードが送信される。
このパスワードがサーバー装置1にステップS12で受信されると、ステップ13ではパスワードが正しいか否か判断される。ここでパスワードが正しくない場合(No)は、ステップS14でアクセス拒否の情報が端末装置2に送信されて処理は終了される。また、端末装置2では、ステップS4で拒否の情報が表示されて処理は終了される。なお、ここでの終了は処理の終了であり、この終了によってプログラムの先頭に戻されるものである。すなわちこのようなパスワードによって、セキュリティ管理が実施される。
これに対してサーバー装置1のステップS13でパスワードが正しいとき(Yes)は、ステップS15で入力画面の送信が行われる。これにより端末装置2のステップS5では、図11に示すような入力画面が表示される。ここで、評価担当者は部品番号などを端末装置2より入力する。そしてステップS7で入力が完了したか否か判断され、完了でないとき(No)はステップS6に戻されて、入力が継続される。
さらにステップS7で入力が完了した時(Yes)は、図12に示すような評価条件設定ファイル要求の画面で、「評価条件設定ファイル送信」がクリックされることによりステップS8でサーバー装置1に向けて入力された部品情報が送信される。そして、入力された部品情報がサーバー装置1のステプ16で受信されると、ステップS17で部品評価支援データベース11から入力された部品情報に対応する評価条件の設定項目・設定値が決定される。
ここで部品評価支援情報データベース11には、図13で示すように示すように部品番号に対応して部品名、メーカ名、仕様、評価条件の設定項目、設定値の項目が納められている。そしてこの部品評価支援情報データベース11から、評価条件の設定項目・設定値が決定され、ステップS18で図14に示すような評価条件設定ファイルが作成される。さらにステップS19ではファイルの作成が完了したか否か判断され、完了していないとき(No)はステップS17に戻されて評価条件の設定項目・設定値の決定が継続される。
そしてステップS19でファイルの作成が完了したとき(Yes)は、ステップS20で作成されたファイルが端末装置2に送信される。その後端末装置2で、送信されたファイルを受信して処理が終了される。
この送信された評価条件設定ファイルに基づき部品評価を実施することで、評価条件の設定にばらつきを抑えることが可能となる。また、評価条件を決定するのに要する時間も短縮することができる。
部品評価にあたっては、図15に示すような各部品別に用意された評価ツールを用いて評価を実施することになる。端末装置2にて評価を行うに場合には、評価実施者は、評価ツールを起動し、「条件設定ファイル読み込み」をクリックする。これにより、各実験No毎の条件が設定される。評価実施者はその後、「実験No選択」の選択をするのみで、条件の設定が可能となり、評価に要する時間も短縮できる。(評価ツールは計測器の制御機能を備えており、設定値を入力することで条件を設定できる仕様となっている。)
そして、部品評価を行った場合には、その評価結果を本発明の部品評価支援システム、部品評価支援サーバー装置及び部品評価支援プログラムにフィードバックしてその精度を向上させることができる。そこで図16には、フィードバックを行うためのフローチャートを示す。なお、図16において、セキュリティ管理に関する処理は、上述した図2における処理と同様であるので、重複の説明を割愛する。
図16において、セキュリティ管理が完了すると、端末装置2のステップS31でフィードバックのためのシート要求がサーバー装置1に対して行われる。これに対して、サーバー装置1のステップS41でこの要求が受信されると、ステップS42でシート画像が送信される。これにより端末装置2のステップS32でシート画像を表示する。そしてステップS33において、このシートに評価結果が入力される。
さらに端末装置2のステップS34で入力が完了したか否か判断され、完了でない時(No)はステップS33に戻されて、入力が継続される。そして入力が完了したとき(Yes)は、例えば図12で示す画面で「評価結果登録」をクリックされることにより、ステップS35で評価結果がサーバー装置1に送信される。これによりサーバー装置1では、ステップS43で評価結果が受信され、ステップS44で受信された評価結果が部品評価支援情報データベースに登録されてフィードバックが行われる。
評価結果登録については、図17に示すように行われる場合もある。図17では、セキュリティ管理が完了すると、サーバー装置1からステップS61で選択画面が送信される。端末装置2ではステップS51にて選択画面が表示され、ステップS52にて部品番号を選択する。ステップS53にて選択が完了しているか否か判断され、完了した時(Yes)は、選択情報をステップS54にて送信し、サーバー装置1ではステップS62で選択情報を受信する。
続いて端末装置2では、評価結果をステップS55にて送信し、サーバー装置1ではステップS63にて受信し、ステップS44にて評価結果を評価情報支援データベース11に登録する。
また、図18、図19では、評価結果を登録した後、評価支援情報データベースに蓄積されているデータと新たな評価結果を比較し、評価結果の判断をするフローチャートを示す。
さらに本発明の部品評価支援システム、部品評価支援サーバー装置及び部品評価支援プログラムにおいては、部品評価支援情報データベース11に登録された部品評価支援情報としての評価条件設定項目、設定値を必要に応じて追加したり、削除したり、改定するなどの処理も行うことが出来る。すなわち図20には、情報の追加等を行うためのフローチャートを示す。なお、図20においても、共通する部分は同一符号を附して重複の説明を割愛する。
図20において、セキュリティ管理が完了すると、ステップS111で入力画面の送信が行われる。これにより評価実行者が用いる端末装置2のステップS101では修正情報の入力画面が表示される。入力が完了すると、ステップS104で記入された内容等からなる修正情報がサーバー装置1に向けて送信される。サーバー装置1では、ステップS113で、修正の可否の検討を行う管理者の端末装置3に向けて修正情報が送信される。
なおこのシステムにおいて、評価実施者が用いる端末装置2と管理者が用いる端末装置3は、それぞれ複数設けられていても構わない。また、これらの端末装置2、3は共通である場合も含まれる。
端末装置3においてもセキュリティ管理が実施された後ステップS95にて修正情報を受信され、ステップS96にて修正情報が検討される。なお、ステップS96における検討は、管理者等の人間によって行われる処理である。
検討終了後、ステップS97にてサーバー装置1に向けて検討結果が通知されて端末装置3の処理は終了する。
さらに、サーバー装置1のステップS114にて検討結果を受信し、ステップS115にて結果の登録可否が判断され、登録の時には修正情報に基づいて部品評価支援情報データベースに登録される。そして、ステップS117で検討結果が端末装置2に向けて通知されてサーバー装置1の処理は終了される。
こうして本発明の部品評価支援システム、部品評価支援サーバー装置及び部品評価支援プログラムにおいては、部品評価支援データベース11に登録された情報を、必要に応じて追加、削除、改定するなどの処理を行うことができる。
図21は4M変更審査支援システムの全体構成図である。部品供給元からの4M変更審査を行う際に必要な4M変更審査支援情報を提供するものであって、4M変更審査支援情報を部品の各工程別に管理する管理手段と、審査対象の部品の一つまたは複数の加工工程を選択する選択手段と、選択手段で選択された一つまたは複数の加工工程の4M変更審査情報のみを抽出して4M変更審査シートとして出力する出力手段とを有することを特徴とする4M変更審査支援システムである。
また、4M変更審査支援情報が4M変更審査における管理項目と、その認定水準の情報とで構成されることを特徴とするものである。
また、4M変更審査支援情報の追加または更新を行うための入力手段を備えたことを特徴とするものである。
また、4M変更審査結果情報を登録する4M審査結果入力手段と、4M変更審査結果情報を管理する4M審査結果管理手段とを備えたことを特徴とするものである。
また、選択手段で選択された4M変更審査支援情報を、4M変更審査結果管理手段に蓄積された過去の4M変更審査結果情報に基づく審査の要否の判断により取捨する過去審査情報処理手段をさらに備えたことを特徴とするものである。
また、管理手段がネットワーク上のサーバー装置に存在していることを特徴とするものである。
また、選択手段が前記ネットワーク上のサーバー装置にインターネットで接続していることを特徴とするものである。
本発明の一つの実施例を以下に説明する。
図21において、本発明の4M変更審査支援システムには、ネットワークを介してサーバー装置101と、審査担当者が用いる端末装置(PC)102、管理者が用いる端末装置(PC)103及び出力装置(プリンタ)104が接続される。また、サーバー装置101は、4M変更審査支援情報データベース111を有すると共に、情報選択処理部112と情報選択処理部113と情報入力処理部114が設けられている。
図22には、審査担当者が用いる端末装置102と、サーバー装置101及び出力装置104の相互の関係を、処理シーケンス図で示す。
ステップ13でのセキュリティーチェックでパスワードが正しいときは、ステップS15で選択画面の送信が行われる。これによりステップS5では図示しないが工程名選択の画面が表示される。
なお、この工程名選択の画面においては、図23のように予め対象とされる部品の名称を入力することにより、その部品の製造に用いられる加工工程フロー図が表示されるようにしても良い。
ステップ6で、4M変更依頼書の申請通りに変更の有無を選択し、ステップS7で選択入力が完了すると、選択された加工工程の情報がサーバー装置101のステップS16で受信されると、ステップS17で4M変更審査支援情報データベース111から選択された加工工程の情報に対応すると4M変更審査支援情報が抽出される。
ここで、4M変更審査支援情報データベース111には、図24に示すように加工工程別に管理項目情報と認定水準情報が収められている。また過去の事例から紐付けられた関連項目により、申請のなかった管理項目までも抽出対象となる。
そして4M変更審査支援情報データベース111から、上述の選択された加工工程の情報に従って、4M変更審査支援情報が抽出され、加工工程別4M変更審査支援情報シートが印刷される。
出力される4M変更審査支援情報に基づき4M変更審査を実施することで、担当者の専門外の加工工程についても審査を実施することが可能となる。
図26は本発明の品質確認支援システムの構成図である。ネットワークを介してサーバー装置201と、部品使用側が使用する端末装置202と、部品供給側が使用する端末装置203が接続される。また、サーバー装置201は品質確認支援情報データベース211とともに、情報処理部212と情報入力処理部213と、情報出力発信部214が設けられている。
次に図27には、部品使用側がサーバー装置1に対して品質確認支援情報の初期データを設定する手順処理シーケンス図で示す。図27において端末装置202からサーバー装置201へアクセスをおこなう(S1)と、パスワードが要求される。パスワードを入力し(S2)、パスワードが間違っている場合、処理はそこで終了する(S3)。正しいパスワードが入力されると、サーバー装置201から品質情報設定画面(図29)の送信が行なわれる(S4)。
ここで表示される画面(図29)では、あらかじめ選択肢として登録されている型式・部品種・部品供給元を選択する(S5)。この選択によって自動的にその部品種に必要な部品特性項目が品質確認支援情報データベースから読み出される(S6)。例えば、部品種に露光用ランプを選択した場合、特性項目は電力、照度、発光分布などの入力欄が用意される。部品使用側は初期管理基準を部品特性項目毎に設定する(S7)。
全ての情報を設定し終えたら、端末装置201は、設定情報をサーバー装置に送信する(S8)。サーバー装置は受信した設定情報を品質確認支援情報DBに保存する(S9)。
一連の作業が完了したら、サーバー装置201は、部品供給元が使用する端末装置202に対して、設定完了通知を電子メール形式で送信する(S10)。部品供給元は、この通知によって、次項で述べる品質データ入力が可能となったことを認識できる。
図27に示したシーケンスが完了した後に、部品供給側が端末装置3から品質データを入力するシーケンスを図28に示す。この図28のフローは部品供給元が定期的に入力するものであり、それは部品の生産終了まで継続され、結果が蓄積される。この図28において、端末装置3からサーバー装置201へアクセスをおこなうと(S21)、パスワードが要求される。パスワード入力し(S22)、パスワードが間違っている場合、処理はそこで終了する(S23)。正しいパスワードが入力されると、サーバー装置1から品質情報入力画面(図5)の送信が行なわれる(S24)。
品質情報入力画面(図30)では、部品種、型番、生産ロットを選択・設定する(S25)。この選択結果を元に品質確認支援情報データベースから、計測特性項目、計測N数などの情報を読み出し、必要な入力欄を端末装置203に表示する(S26)。部品供給側は、自らの生産工程の品質情報を上記入力欄に入力する(S27)。入力が完了したら、入力情報は、サーバー装置に送信される。(S28)なお、この部品供給側の情報入力は、本事例のように人手を介さず部品生産工程の検査設備から直接データ通信する方式もありうる。
サーバー装置201では端末装置203から品質情報を受け取った後、品質情報支援DBに保存された該当部品種・型式の管理基準を読み出す(S29)。次に品質情報を標準偏差やCpkなどの統計処理を施し、結果を品質情報支援DBに保存する(S30)。サーバー装置では統計処理結果を図31に例示するような変位グラフで管理基準と比較し、外れていた場合は、部品使用側、部品供給側に対して電子メール形式でアラームを発信する(S31)。このアラームを受信した部品供給側・仕様側双方の担当は、これが不具合の予兆ではないかどうかを検討・対策することが可能となる。例えば、「部品供給側が工程4M変更有無の見直しを実施する」、「部品使用側が部品受入検査項目の追加をする」などの措置をとることで最終的な不具合発生・流出を防ぐことができる。念のため述べるが、管理基準と図面規格とはまったく別物である。図面規格でなく部品供給先の実績・信頼度に応じた管理基準で運用するからこそ、不具合兆候の早期検出が可能になる。
話をフローの流れに戻すと、メール送信後、今回の判定結果を含めた当型式の過去の品質データや、同じ部品供給元でかつ同じ部品種で異なる型式の部品における同時期の品質データが、品質情報管理DBに蓄積されているため、それらを元に現在の品質管理基準の修正を行なう。(S32)例えば、過去に極めて安定していた品質実績を積んできた部品に対しては、段階的で管理基準を初期より厳しくすることで、少量の変化であっても、これまで経験していない兆候としてアラームを出せるようにする。別の例としては、同じ部品供給元の類似生産部品の品質に突発的異常があった場合、目的の型式の部品に対する影響の有無を検出できる管理基準に修正する。これらの修正をサーバー装置が自動で行なうことで、各人が経験や知識を元に手作業で修正する場合に比べて、漏れや個人差をなくす効果がある。
図32は本発明の管理工程書評価支援システムの構成図である。過去の管理工程書ならびに過去不具合情報を元に構成され、管理工程書支援プログラムにより情報は整理され、管理工程書評価支援サーバー装置(1)に蓄積されている。
このサーバー装置に関する評価フローは例えば図33に示すようになる。一連のフローとしては、まず、サーバー装置のパスワードによるアクセスを回避した後、前記サーバー内の管理工程書評価支援情報データベースから、管理工程書評価支援情報の判断基準情報図34が、情報抽出処理部(6)により、抽出され端末装置に表示される。端末装置では、前記判断基準の支援情報に基づき判定(7)を行ない、サーバー装置内では前記判定情報を基に情報の取捨(5)が行なわれる。又、前記取捨情報に基づき、管理工程書評価支援情報データベースから新たな対応情報図35を抽出し、前記ステップと同様に、端末装置での対応選択(8)、サーバー装置での情報取捨(5)が行なわれ、最終的に図36のような詳細確認情報として情報が整理され、端末装置では、その情報を保存し、部品供給先への問い合わせ資料として活用することが可能となる。
また、管理工程書評価支援システムは、部品供給元の品質保証を評価する為に必要な判断基準図34と対応基準図35とで構成される。
管理工程書評価支援システムによって評価された判定結果並びに具体的確認情報は、例えば図36のような形態で出力される。
また、管理工程書評価支援システム、管理工程書評価支援サーバー装置、及び管理工程書支援プログラムにより構成される(図32)。
部品品質予測支援システムの全体構成図である。 各種データの蓄積から予測を行なうまでのフローチャートである。 図2の各ステップの符号に対応させた表示内容の図(その1)である。 図2の各ステップの符号に対応させた表示内容の図(その2)である。 生産準備支援システムのネットワーク構成図である。 生産準備支援システムより各不具合情報の蓄積データをプロセスへ反映する問題分析FB支援システムのフローチャートである。 図6の各ステップの符号に対応させた表示内容の図である。 本発明による部品評価支援システム、部品評価支援サーバー装置及び部品評価支援プログラムを適用した部品評価支援システムの全体構成の一実施形態を示す構成図である。 評価実行者が用いる端末装置2と、サーバー装置1の相互関係を示す処理シーケンス図である。 パスワード要求の画面の図である。 入力画面の図である。 評価条件設定ファイル要求の画面の図である。 部品番号に対応して部品名、メーカ名、仕様、評価条件の設定項目、設定値の項目が納められた図である。 評価条件設定ファイルの図である。 評価ツールの図である。 フィードバックを行うためのフローチャートである。 評価結果登録のフローチャートである。 評価結果を登録した後、評価支援情報データベースに蓄積されているデータと新たな評価結果を比較し、評価結果の判断をするフローチャートである。 評価結果を登録した後、評価支援情報データベースに蓄積されているデータと新たな評価結果を比較し、評価結果の判断をするフローチャートである。 情報の追加等を行うためのフローチャートである。 4M変更審査支援システムの全体構成図である。 審査担当者が用いる端末装置と、サーバー装置及び出力装置の相互の関係を示す処理シーケンス図である。 4M変更依頼書の図である。 加工工程別の4M変更依頼書の図である。 4M変更審査シートの図である。 本発明の品質確認支援システムの構成図である。 部品使用側がサーバー装置に対して品質確認支援情報の初期データを設定する手順処理シーケンス図である。 部品供給側が端末装置から品質データを入力するシーケンス図である。 品質情報設定画面を示す図である。 品質情報入力画面を示す図である。 統計処理結果を示す図である。 本発明の管理工程書評価支援システムの構成図である。 サーバー装置に関する評価フローチャートである。 管理工程書評価支援情報の判断基準情報図である。 取捨情報に基づく、管理工程書評価支援情報データベースからの対応基準図である。 管理工程詳細確認依頼書の図である。
符号の説明
1 サーバー装置、2 端末装置(PC)、3 端末装置(PC)、4 情報出力処理部、11 部品評価支援情報データベース、12 情報選択処理部、13 情報入力処理部、1100 ネットワーク

Claims (26)

  1. 加工対象物としての部品の加工工程及び部品の品質評価を行う際に必要な情報が蓄積された生産準備支援システムデータベースと、部品供給元の部品品質情報を格納する供給元部品データベースと、前記部品供給元から供給された部品を組み付ける製品組立工程における部品品質情報を格納する工程部品データベースと、市場での部品品質情報を格納する市場部品データベースと、を備え、前記供給元部品データベース、前記工程部品データベース及び前記市場部品データベースから、自動的に必要な情報を抽出し、前記生産準備支援システムデータベースへ転送し、これら転送した情報を総合的に診断し、部品品質の予測を支援することを特徴とする工程管理支援システム。
  2. 前記部品供給元の部品加工工程に関する様々な条件や特定値のデータを、部品供給元にて入力し共有サーバーへ転送させることを特徴とする請求項1に記載の工程管理支援システム。
  3. 前記製品組立工程における部品品質情報を、製品組立工場にて入力し、前記共有サーバーへ転送させることを特徴とする請求項1に記載の工程管理支援システム。
  4. 製品出荷後、市場の部品品質情報を各営業所やサービスセンターにて入力し前記共有サーバーへ転送させることを特徴とする請求項1に記載の工程管理支援システム。
  5. 前記共有サーバーはネットワークにより接続され、生産準備支援システムデータベースに各サーバーから自動的に各情報を抽出/転送して出力することを特徴とする請求項1に記載の工程管理支援システム。
  6. 前記部品供給元の情報、製品組立工程の情報、市場の情報を総合的に判断する手段として統計的な処理を行った結果を可視化することを特徴とする請求項1に記載の工程管理支援システム。
  7. 部品の問題解決を行なう際に、その問題解決を行なうために必要な不具合内容の情報の追加及び更新を行うための入力手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の工程管理支援システム。
  8. 前記不具合内容を登録する不具合内容入力手段と、前記不具合内容を管理する不具合内容管理手段と、を備えたことを特徴とする請求項1に記載の工程管理支援システム。
  9. 選択された前記不具合内容情報を前記不具合内容管理手段で蓄積された過去を含む不具合情報を前記工程管理支援システムへ自動的に転送することを特徴とする請求項7に記載の工程管理支援システム。
  10. 部品評価を行う際に必要な評価支援情報を提供する工程管理支援システムであって、
    前記評価支援情報を各部品別に管理する管理手段と、
    評価対象部品の一つ又は複数情報を入力する入力手段と、
    前記入力手段で入力された一つ又は複数の情報から評価条件を決定し、評価条件設定ファイルとして部品評価用端末装置に送信する手段と、
    を有することを特徴とする工程管理支援システム。
  11. 前記評価支援情報は、部品情報と、評価における設定項目と、その設定値の情報と、で構成されることを特徴とする請求項10記載の工程管理支援システム。
  12. 前記部品評価支援情報の追加及び/又は更新を行うための入力手段を備えたことを特徴とする請求項10記載の工程管理支援システム。
  13. 部品評価結果を登録する評価結果入力手段と、
    前記部品評価結果情報を管理する評価結果管理手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項10記載の工程管理支援システム。
  14. 前記管理手段がネットワーク上のサーバー装置に存在していることを特徴とする請求項10乃至13の何れか一項に記載の工程管理支援システム。
  15. 部品種毎に存在する管理基準情報について、品質結果情報の過去の蓄積データによって適正値に修正される情報処理手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の工程管理支援システム。
  16. 審査対象の部品の一つ又は複数の加工工程情報を選択する選択手段で選択された4M変更審査支援情報を管理する審査結果管理手段に蓄積された過去の変更審査結果情報に基づく審査の要否の判断により取捨する過去審査情報処理手段を更に備えたことを特徴とする請求項1に記載の工程管理支援システム。
  17. 前記選択手段がネットワーク上のサーバー装置にインターネットで接続していることを特徴とする請求項1記載の工程管理支援システム。
  18. 部品評価を行う際に必要な部品評価支援情報を提供する部品評価支援サーバー装置であって、
    データベースを有すると共に端末装置がネットワークを介して接続され、前記データベースで前記部品評価支援情報を各部品別に管理する機能と、
    前記端末装置で前記評価対象部品の一つまたは複数情報を入力する機能と、
    前記入力手段で入力された一つまたは複数の情報から評価条件を決定し、評価条件ファイルとして部品評価用端末装置に送信する機能と、
    を実現するプログラムが設けられていることを特徴とする部品評価支援サーバー装置。
  19. 前記部品評価支援情報は、部品情報と、評価における設定項目と、その設定値の情報と、で構成されることを特徴とする請求項18記載の部品評価支援サーバー装置。
  20. 前記部品評価支援情報の追加及び/又は更新を行うための機能を、前記端末装置と同じか又は別の端末装置で実現するプログラムが設けられていることを特徴とする請求項18記載の部品評価支援サーバー装置。
  21. 部品評価結果情報を登録する評価結果入力機能と、
    前記部品評価結果情報を管理する評価結果管理機能と、
    を実現するプログラムが設けられていることを特徴とする請求項18記載の部品評価支援サーバー装置。
  22. 部品評価を行う際に必要な部品評価支援情報を提供するシステムに設けられる部品評価支援プログラムであって、
    前記部品評価支援情報を各部品別に管理する管理機能と、
    前記評価対象部品の一つ又は複数情報を入力する機能と、
    前記入力手段で入力された一つ又は複数の情報から評価条件を決定し、評価条件ファイルとして部品評価用端末装置に送信する機能と、を実現するようにした部品評価支援プログラム。
  23. 前記部品評価支援情報は、部品情報と、評価における設定項目と、その設定値の情報と、で構成されることを特徴とする請求項22記載の部品評価支援プログラム。
  24. 前記部品評価支援情報の追加及び/又は更新を行うための入力機能を実現するようにしたことを特徴とする請求項22記載の部品評価支援プログラム。
  25. 部品評価結果情報を登録する評価結果入力機能と、
    前記評価結果情報を管理する評価結果管理機能と、を実現するようにしたことを特徴とする請求項22記載の部品評価支援プログラム。
  26. 前記管理機能がネットワーク上のサーバー装置で実現されるようにしたことを特徴とする請求項22乃至25の何れか一項に記載の部品評価支援プログラム。
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