JP2008065232A - ディジタル信号処理装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】アッテネーション部4a,4bは、オーディオ信号をなすディジタル信号についての信号処理にかかる音響効果特性の変更指示を外部から受けると、有限インパルス応答フィルタ部1による信号処理前のディジタル信号について実質的にレベル「0」となるまで減衰させるとともに、有限インパルス応答フィルタ部1による前記信号処理後であって遅延部3での遅延処理前のディジタル信号について通過又は減衰させる。
【選択図】図1
Description
図14は、このような音響効果を付与する信号処理を行なうDSP104が搭載されたオーディオ信号処理装置100の一般的な構成例を示す図である。この図14に示すオーディオ信号処理装置100においては、DIR(Digital Interface Receiver)101,SRC(Sampling Rate Converter)102,SEL(Selecter)103,DSP104,A/D(Analog/Digital)コンバータ105,D/A(Digital / Analog)コンバータ106およびマイクロコンピュータ(μCom)107をそなえている。
そして、DSP104は、SEL103から出力された信号について、上述の音響効果を付与するためのディジタル信号処理を施す。更に、D/Aコンバータ105は、DSP104で上述のディジタル信号処理が施されたディジタル信号についてアナログ信号に変換し、再生のためにスピーカ(図15の符号109参照)等へ出力する。このDSP104におけるディジタル信号処理としては、具体的には、音響効果を付与するためのFIR(Finite Impulse Response)フィルタ処理や、スピーカ等で再生される音場に即して再生音質を最適化するための遅延処理等が行なわれる。
また、図14に示すマイクロコンピュータ107は、LAN(Local Area Network)108やシリアル通信による制御信号を受けて、上述のDIR101,SRC102,SEL103,DSP104,A/Dコンバータ106およびD/Aコンバータ105を制御する。例えば、上述のSEL103での選択を制御したり、複数の音響効果特性のうちのいずれかの特性となるようモード切り替え制御したりする。
さらに、前記音響効果特性の変更指示を外部から受けた場合において、該遅延部による前記遅延処理前又は前記遅延処理後のディジタル信号を、実質的にレベル「0」となるまで徐々に減衰させるリニアアッテネーション部をそなえることができる。
なお、上述の本願発明の目的のほか、他の技術的課題,その技術的課題を解決する手段及び作用効果についても、以下の実施の形態による開示によって明らかとなる。
[A−1]第1実施形態の説明
図1は本発明の第1実施形態にかかるディジタル信号処理装置としてのDSP10の機能を模式的に示す図である。第1実施形態におけるDSP10は、前述の図14に示すオーディオ信号処理装置100をなすDSP104(図15参照)の機能を改善するものものである。以下においては、DSP10を図14に示すDSP104に代えて配置した場合を前提において説明を行なう。
すなわち、FIRフィルタ(有限インパルス応答フィルタ部)1は、オーディオ信号をなすディジタル信号について、図15に示すマイクロコンピュータ107によって設定された残響特性を持たせたオーディオ信号を出力するための信号処理を行なうものであり、前述の図15におけるもの(符号111a,111b)と同様のタップ遅延部1aおよびタップ演算部1bをそなえたトランスバーサル形のディジタルフィルタの構成により実現する。
さらに、遅延部3は、FIRフィルタ1での信号処理後のディジタル信号について、所定の遅延時間による遅延処理を行なって、出力オーディオ信号として出力するものである。尚、DSP10から出力されたオーディオ信号は、D/Aコンバータ105(図14参照)でディジタル信号からアナログ信号に変換された後、スピーカ109で再生されるようになっている。この遅延部3での遅延時間の設定により、後段のスピーカ109が設置されている音響環境に即して、再生音質を最適化することができるようになっている。
第1実施形態におけるDSP1においては、マイクロコンピュータ107からの指示を受けて、上述の音響効果特性のモード切り替えを、FIRフィルタ1のフィルタ特性の変更制御により行なうことができる。ここで、上述の変更制御のための指示をLAN108等からマイクロコンピュータ107が受けると、ゲイン付与部4aにおいてはFIRフィルタ1での信号処理前のディジタル信号のレベルを、ゲイン付与部4bにおいてはFIRフィルタ1での信号処理後であり遅延部3での遅延処理を行なう前段のディジタル信号のレベルを、それぞれ実質的にレベル「0」となるまで減衰させる。
DSP10では、マイクロコンピュータ107からの音響効果特性のモード切り替え制御信号を受けると、ゲイン付与部4a,4bにおけるゲインを実質的に同時に−∞dBとなるようにしているので、各ゲイン付与部4a,4bに入力されるオーディオ信号は実質的に同時にミュートされる。
たとえば、FIRフィルタ1では100msのクリア時間を要し、遅延部3では50msのクリア時間を要する場合には、前述の従来技術においてはこれらの時間の累積である150msを少なくともミュートのための時間として必要としていたが、第1実施形態によれば、FIRフィルタ1および遅延部3でのクリアを事実上並行して行なうことができるので、100msをミュートのための時間とすれば足りるため、データのクリアに要する時間を短縮化させることができる。
すなわち、マイクロコンピュータ107では、LAN108等を介して音響効果特性のモード切り替えのための指示を受けると、当該モード切り替え指示にかかる音響効果特性に従った特性で動作するようにDSP10のマイクロプログラムの設定を行なう。この場合においては、ゲイン付与部4a,4bでのゲインを実質的に−∞となるような設定とするとともに、FIRフィルタ1のフィルタ特性を所期の音響効果特性が得られるフィルタ特性とすべく、FIRフィルタ1におけるタップ演算部1bでの演算に用いられるタップ係数を更新し、かつFIRフィルタ1での遅延量を設定する。
その後、図2(b)のフローチャートに示すように、マイクロコンピュータ107において、上述のステップA5で起動されたFIR入力ゲイン用タイマがタイムアウトした場合には、FIRフィルタ1のタップ遅延部1aでの「0埋め」が完了したことになるので(ステップA51)、ステップA3でON設定したFIR0埋め開始フラグをOFFとし(ステップA52)、FIR入力ゲイン用タイマを解除する(ステップA53)。
図3は本発明の第1実施形態の変形例にかかるDSP10′の機能を模式的に示す図である。この図3に示すDSP10′においては、前述の第1実施形態の場合と異なり、FIRフィルタ1およびFIRフィルタ1の後段に接続される遅延部3の対を、並列に複数個(この場合には3つ)そなえるとともに、各並列対のFIRフィルタ1の入力側に前述の第1実施形態の場合と同様のゲイン付与部4aが、各並列対の遅延部3の入力側に前述の第1実施形態の場合と同様のゲイン付与部4bが、それぞれそなえられている。尚、図3中においては、フィードバックゲイン付与部2の図示は省略している。
このように構成されたDSP10′においては、前述の第1実施形態の場合と同様の効果を、メモリ領域を効率的に使用しながら実現することができる。
図4は本発明の第2実施形態にかかるディジタル信号処理装置としてのDSP20の機能を模式的に示す図である。第2実施形態におけるDSP20は、前述の第1実施形態におけるDSP10に比して、FIRフィルタ1をなすタップ遅延部1aおよび遅延部3における遅延のために保持されているデータをクリアする際に要する時間を更に削減することができるものである。
ここで、DSP20のタップ遅延部1aは、その累計のタップ遅延時間が遅延部3による遅延時間よりも長い時間となるように構成されるとともに、コピー部21は、遅延部3において遅延のために保持されているディジタル信号が、減衰により全てレベル「0」となった時点で、当該保持されているデータ内容をタップ遅延部1aにおけるタップ遅延要素にコピーするようになっている。
すなわち、タップ遅延部1aによる累計のタップ遅延時間は、遅延部3による遅延時間よりも長い時間となるように構成されているので、遅延部3とタップ遅延部1aでのクリアが同時期に開始されるとしても、遅延部3で保持されているデータの内容が全て「0」となったときに、FIRフィルタ1をなすタップ遅延部1aのタップ遅延要素のうちでクリアされていないものが未だ残っていることになる。
たとえば、遅延部3で50msecの遅延時間が設けられ、タップ遅延部1aでは100msecの遅延時間が設けられている場合においては、タップ遅延部1aで半分のタップ遅延要素1a−1のクリアが行なわれた時点で、遅延部3のクリアが完了することが想定される。この場合には、クリアが完了した遅延部3で保持している内容(オール「0」)を、タップ遅延部1aにおけるクリアが済んでいない50msec分のタップ遅延要素1a−2にコピーすることで、タップ遅延部1aでのクリア作業の終了を大幅に早めることができる。
すなわち、前述の第1実施形態の場合と同様に、DSP20の動作設定を制御するマイクロコンピュータ(図14の符号107参照)では、LAN等から音響効果特性のモード切り替えのための指示を受けると、FIRフィルタ1および遅延部3で保持するデータを「0」とする(「0埋め」する)処理の開始を示すフラグをそれぞれON設定し(図5(a)のステップB1)、次いで、ゲイン付与部4a,4bでのゲインを実質的に−∞に設定することにより、FIRフィルタ1および遅延部3の入力ゲインを実質的に−∞とする(ステップB2,B3)。
その後、図5(b)のフローチャートに示すように、マイクロコンピュータ107において、上述のステップB4で起動された遅延入力ゲイン用タイマがタイムアウトした場合には、遅延部3での「0埋め」が完了したことになるので(ステップB41)、ステップB1でON設定した0埋め開始フラグをOFFとし(ステップB42)、遅延入力ゲイン用タイマを解除する(ステップB43)。
たとえば、タップ遅延部1aにおいて100msecの遅延時間が設けられ、遅延部3で50msecの遅延時間が設けられている場合においては、タップ遅延部1aで前半の半分(50msec)のタップ遅延要素1a−1のクリアが行なわれた時点で、遅延部3のクリアが完了することが想定される。この場合には、クリアが完了した遅延部3で保持している内容(50msec分のオール「0」)を、タップ遅延部1aにおけるクリアが済んでいない後半の50msec分のタップ遅延要素1a−2にコピーする。
図6は本発明の第3実施形態にかかるDSP30の機能を説明するための図である。この図6に示すように、第3実施形態にかかるDSP30は、前述の第1実施形態におけるDSP10とは異なるFIRフィルタ31の構成を有している。尚、フィードバックゲイン付与部2,遅延部3およびゲイン付与部4a,4bとしての構成は、前述の第1実施形態の場合と基本的に同様であり、図6中、フィードバックゲイン付与部2および遅延部3の構成については図示を省略している。
すなわち、ゲイン付与部4cは、FIRフィルタ31−2の入力側において上流側FIRフィルタ31−1からのディジタル信号についてFIRフィルタ31−2へ通過させるか又は減衰によりミュートさせる処理を行なうものである。同様に、ゲイン付与部4dは、FIRフィルタ31−3の入力側において上流側FIRフィルタ31−2からのディジタル信号についてFIRフィルタ31−3へ通過させるか又は減衰によりミュートさせる処理を行なうものである。
これにより、マイクロコンピュータ(図14の符号107参照)で、音響効果特性のモード切り替えのための指示を受けていなければ、ゲイン付与部4c,4dでは、ゲイン付与部4a,4bと同様0dBのゲインを付与するが、音響効果特性のモード切り替えのための指示を受けると、ゲイン付与部4a,4bでのゲインを実質的に−∞となるような設定とするとともに、ゲイン付与部4c,4dにおいても、それぞれ入力されるディジタル信号を減衰させるべく、実質的に−∞dBのゲインを付与することができるようになっている。
たとえば、図7に示すように、遅延部3での遅延時間Tbと、各FIRフィルタ31−1〜31−3のタップ遅延時間Taと、を同じ時間Ta=Tbとすることにより、ゲイン付与部4bでの遅延部3へのオーディオ信号のミュートとほぼ同じタイミングで、ゲイン付与部4a,4c,4dによるFIRフィルタ31−1〜31−3へのオーディオ信号のミュートを開始することで、実質的に遅延部3での遅延のために保持しているデータのクリアに要する時間のみで、DSP30全体で蓄積しているデータのクリアを完了させることができる。
図8は本発明の第4実施形態にかかるDSP40をなすゲイン付与部4b,4e(図9参照)の機能を説明するための図である。第4実施形態におけるDSP40は、図9に示すように、前述の第1実施形態におけるDSP10に比べて、遅延部3の入力側または出力側に、音響効果特性の変更指示を受けた場合に、実質的にレベル「0」となるまで徐々に減衰させるゲイン付与部4eがそなえられているが、その他の構成(符号1〜3,4a)についてはほぼ同様のものとすることができる。尚、図9中、FIRフィルタ1,フィードバックゲイン付与部2およびゲイン付与部4aについては図示を省略している。
通常のオーディオ信号がスピーカを通じて再生されている場合において、音響効果特性の変更指示により急激にミュートされた信号がスピーカを通じて出力されるようになると、ポップ音と呼ばれる不自然に感じうる音が再生される場合がある。第4実施形態においては、ゲイン付与部4eにおいて、入力されるオーディオ信号のゲインを時間的に徐々に0dBから−∞dBに変化させることで、上述のごときポップ音の発生を防止するようにしている。
具体的には、ゲイン付与部4eでゲインを0dBから−∞dBまで変化させるために要する時間T(図8参照)が、遅延部3で設定される遅延時間よりも十分小さい場合には、図9に示すように、ゲイン付与部4eを遅延部3の出力側にそなえて、遅延部3での遅延処理後のオーディオ信号にリニアアッテネーションのためのゲインを付与する。
また、ゲイン付与部4eでゲインを0dBから−∞dBまで変化させるために要する時間Tが、遅延部3で設定される遅延時間よりも大きい場合には、図11に示すように、遅延部3の入力側および出力側にそれぞれゲイン付与部4e−1,4e−2をそなえて、遅延部3での遅延処理前および遅延処理後のオーディオ信号にリニアアッテネーションのためのゲインを付与する。
この図12(a)に示すように、音響効果特性の変更指示を受けたときに(タイムスロット♯0)、遅延部3の後段にそなえられたゲイン付与部4eで、遅延部3からタイムスロット♯1,♯2で出力されるオーディオ信号について音響効果特性の変更指示に対応してリニアアッテネーションを開始したとしても、−∞dBまでゲインを変化させるには時間が不足している。
そこで、この場合においては、図11に示すように、遅延部3の入力側でのゲイン付与部4bを、リニアアッテネーションを行なうゲイン付与部4e−1の構成とするとともに、遅延部3の出力側にそれぞれゲイン付与部4e−2をそなえて、遅延部3での遅延処理前および遅延処理後のオーディオ信号にリニアアッテネーションのためのゲインを付与する。これにより、図12(b)に示すように、ゲイン付与部4e−1でリニアアッテネーションされたオーディオ信号が遅延部3に蓄積させることができるので(図12(b)のB参照)、ゲイン付与部4e−2でのリニアアッテネーションとあいまって、タイムスロット♯3以降で出力されるオーディオ信号での急激なレベル変動を防止させ、ポップ音の発生を防止することができる(図12(b)のC参照)。
なお、上述の遅延部3の入力側にそなえられたゲイン付与部4e−1においては、リニアアッテネーションを行なう機能と、−∞dBのゲインを維持してミュート状態を続ける機能とを共用するようになっているが、本発明によれば、これらのリニアアッテネーションを行なう機能と、−∞dBのゲインを維持してミュート状態を続ける機能とを別個のゲイン付与部に分けることができる。
なお、遅延部3での遅延時間がリニアアッテネーションに要する時間よりも短い場合には、上述の図11に示す遅延部3の出力側でのゲイン付与部4e−2については省略することもできる。
1a タップ遅延部
1a−1,1a−2 タップ遅延要素
1b タップ演算部
2 フィードバックゲイン付与部
3 遅延部
4a,4b ゲイン付与部(アッテネーション部)
4c,4d ゲイン付与部(サブアッテネーション部)
4e,4e−1,4e−11,4e−12,4e−2 ゲイン付与部(リニアアッテネーション部)
10,10′,20,30,40 DSP(ディジタル信号処理装置)
21 コピー部
31−1〜31−3 FIRフィルタ(サブ有限インパルス応答フィルタ)
100 オーディオ信号処理装置
101 DIR
102 SRC
103 SEL
104 DSP
105 D/Aコンバータ
106 A/Dコンバータ
107 マイクロコンピュータ
108 LAN
111 FIRフィルタ
111a タップ遅延部
111b タップ演算部
112 フィードバックゲイン付与部
113 遅延部
Claims (5)
- オーディオ信号をなすディジタル信号について設定された音響効果特性で信号処理を行なう有限インパルス応答フィルタ部と、
前記信号処理後のディジタル信号について、所定の遅延時間による遅延処理を行なって、出力オーディオ信号として出力する遅延部と、
該有限インパルス応答フィルタ部による前記信号処理前のディジタル信号について通過又は減衰させる処理を行なうとともに、該有限インパルス応答フィルタ部による前記信号処理後で且つ該遅延部での前記遅延処理が行なわれる前段のディジタル信号を通過又は減衰させる処理を行なうアッテネーション部と、をそなえ、
該アッテネーション部は、前記オーディオ信号をなすディジタル信号についての信号処理にかかる音響効果特性の変更指示を外部から受けると、該有限インパルス応答フィルタ部による前記信号処理前のディジタル信号について実質的にレベル「0」となるまで減衰させるとともに、該有限インパルス応答フィルタ部による前記信号処理後であって該遅延部での前記遅延処理前のディジタル信号について通過又は減衰させる処理を行なうことを特徴とする、ディジタル信号処置装置。 - 該有限インパルス応答フィルタ部は、入力されるディジタル信号についてタップ遅延させるタップ遅延部と、該タップ遅延部で遅延された信号について前記設定された音響効果特性のためのタップ演算を行なうタップ演算部とにより構成され、
該タップ遅延部による累計のタップ遅延時間は、該遅延部による遅延時間よりも長い時間となるように構成されるとともに、
該遅延部において遅延されているディジタル信号が、前記減衰により全てレベル「0」となった時点で、該遅延部において前記遅延処理のために保持されているデータを該タップ遅延部におけるタップ遅延要素にコピーするコピー部をそなえたことを特徴とする、請求項1記載のディジタル信号処理装置。 - 該有限インパルス応答フィルタ部は、直列に接続された複数のサブ有限インパルス応答フィルタにより構成され、
且つ、前記直列に接続される該複数のサブ有限インパルス応答フィルタの間において、それぞれ入力されるディジタル信号を通過又は減衰させる処理を行なうサブアッテネーション部と、をそなえ、
該サブアッテネーション部は、前記音響効果特性の変更指示を外部から受けると、それぞれ入力されるディジタル信号を減衰させることを特徴とする、請求項1記載のディジタル信号処理装置。 - 該サブ有限インパルス応答フィルタにおいて入力されるディジタル信号をタップ遅延させるタップ遅延時間は、該遅延部における遅延時間以下となるように設定されていることを特徴とする、請求項3記載のディジタル信号処理装置。
- 前記音響効果特性の変更指示を外部から受けた場合において、該遅延部による前記遅延処理前又は前記遅延処理後のディジタル信号を、実質的にレベル「0」となるまで徐々に減衰させるリニアアッテネーション部をそなえたことを特徴とする、請求項1記載のディジタル信号処理装置。
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