JP2008061831A - 脈波測定装置用手首保持台およびこれを備えた脈波測定装置 - Google Patents

脈波測定装置用手首保持台およびこれを備えた脈波測定装置 Download PDF

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Abstract

【課題】装着が容易でかつ手首の姿勢を安定的に保持することが可能であるとともに脈波の測定精度が低下しない脈波測定装置用手首保持台を提供する。
【解決手段】脈波測定装置用手首保持台は、載置面に載置される保持台本体と、保持台本体の上部に設けられ、手首52が載置されることによって手首52の姿勢を保持することが可能な窪み形状の溝13を含む手首保持部12と、上記手首保持部12に設けられ、上記溝13の表面に手首が宛がわれているか否かを検出する手首検出部14A〜14Cとを備える。
【選択図】図8

Description

本発明は、手首の皮下に位置する動脈の周期的な内圧変動を測定するために手首の姿勢を保持することが可能な脈波測定装置用手首保持台およびこれを備えた脈波測定装置に関する。
被験者の脈波を測定することは、被験者の健康状態を知る上で非常に重要なことである。近年、被験者の脈波を測定することによって心臓負荷や動脈の硬さの変化等を把握することが頻繁に行なわれている。脈波測定装置は、手首の皮下の比較的浅いところに位置する橈骨動脈の内圧変動をセンサ等を含む脈波検出部を手首の表面に押圧することによって非侵襲に測定するものである。
脈波を精度よく測定するためには、測定中において手首の姿勢が安定的に保持されることが必要である。このため、脈波測定装置においては、被験者の手首の姿勢を安定的に保持するための手首保持具が具備されることが多い。
上記手首保持具を具備した脈波測定装置としては、たとえば特開平11−33007号公報(特許文献1)に開示のものや特開2005−87483号公報(特許文献2)に開示のもの等がある。上記特許文献1に開示の脈波測定装置においては、手首の甲側に対応する部分から前腕にかけて跨って宛がわれる板状の部材と、この板状の部材に取り付けられた帯状の部材とによって手首の姿勢が安定的に保持されるように構成している。また、上記特許文献2に開示の脈波測定装置においては、テーブル等の載置面に載置される保持台本体の上部に設けられた溝形状の手首保持部によって手首の姿勢が安定的に保持されるように構成している。
特開平11−33007号公報 特開2005−87483号公報
上記特許文献1に開示の手首保持具にあっては、帯状の部材によって前腕および手が板状の部材に固定されるため、手首の姿勢が確実に保持される。しかしながら、その反面、帯状の部材を前腕および手に対して締め付ける作業が必要であり、その装着作業は非常に煩雑なものとなる。特に、被験者自らが手首保持具に手首を固定するためには片手での装着作業が強いられるため、その作業性は著しい困難を伴うものとなってしまう。
これに対し、上記特許文献2に開示の手首保持台にあっては、保持台本体の上部に設けられた手首保持部に手首を宛がうのみで手首の姿勢が安定的に保持されるため、手首を固定する作業が非常に容易に行なえる。しかしながら、上述の帯状の部材の如くの締め付け具を有していないため、手首の甲側に対応する部分が手首保持部の溝の表面に正しく宛がわれていない場合には、手首の姿勢が安定的に保持されている状態になく、測定精度の低下を伴ってしまうものとなってしまう。
したがって、本発明は、上述の問題点を解決すべくなされたものであり、装着が容易でかつ手首の姿勢を安定的に保持することが可能であるとともに脈波の測定精度が低下しない脈波測定装置用手首保持台およびこれを備えた脈波測定装置を提供することを目的とする。
本発明に基づく脈波測定装置用手首保持台は、載置面に載置される保持台本体と、上記保持台本体の上部に設けられ、手首が載置されることによって手首の姿勢を保持することが可能な窪み形状の溝を含む手首保持部と、上記手首保持部に設けられ、上記溝の表面に手首が宛がわれているか否かを検出する手首検出部とを備える。
このように構成することにより、手首検出部によって手首が手首保持部の溝の表面に正しく宛がわれているか否かが検出可能となり、手首の保持状態が測定に適したものとなっているか否かを判別することが可能になる。そのため、当該情報を利用すれば装着を容易化することができたり、手首の姿勢が安定的に保持されるように被験者に促したりすることができる。したがって、脈波測定の精度低下を効果的に防止することが可能になる。
上記本発明に基づく脈波測定装置用手首保持台にあっては、上記手首検出部が投光素子および受光素子を含む光学センサにて構成されていることが好ましい。また、上記本発明に基づく脈波測定装置用手首保持台にあっては、上記手首検出部が接触式のマイクロスイッチにて構成されていてもよい。
このように構成することにより、手首検出部によって手首が手首保持部の溝の表面に正しく宛がわれているか否かを精度よく検出することが可能となる。
上記本発明に基づく脈波測定装置用手首保持台にあっては、上記溝が、上記手首保持部に手首が載置された状態において手首の周方向に沿う方向に延びる稜線を境として互いに上記稜線から手首の軸方向に遠ざかるに連れて下方に向けて傾斜する2つの手首支持面を有していることが好ましい。その場合に、上記手首検出部が上記2つの手首支持面のそれぞれに少なくとも1つ以上設けられていることが好ましい。
このように構成することにより、脈波測定に適した手首を反らした状態を実現することが可能になるとともに、当該状態が再現されているか手首検出部によって確実に検出することができるようになる。
上記本発明に基づく脈波測定装置用手首保持台にあっては、上記溝が、上記手首保持部に手首が載置された状態において手首の掌側に対応する部分が上方を向きかつ手首の橈骨側端部が手首の尺骨側端部よりも上方に位置するように手首を傾斜姿勢にて保持可能な形状を有していることが好ましい。
このように構成することにより、手首が載置された状態において橈骨動脈の脈動が顕著に現れる手首の被測定部位を水平な状態とすることができ、脈波測定に適した手首の保持姿勢を実現することが可能になる。
本発明に基づく脈波測定装置は、脈波を検出する脈波検出部と、上述のいずれかに記載の脈波測定装置用手首保持台とを備える。
このように構成することにより、装着が容易でかつ手首の姿勢を安定的に保持することが可能であるとともに脈波の測定精度が低下しない脈波測定装置とすることができる。
上記本発明に基づく脈波測定装置においては、上記手首検出部によって得られた情報を表示可能な表示部がさらに設けられていることが好ましい。
このように構成することにより、装着に際して被験者に正しい手首の保持姿勢を実現するように促すことができるとともに、装着作業を大幅に容易化することができる。
本発明によれば、装着が容易でかつ手首の姿勢を安定的に保持することが可能であるとともに脈波の測定精度が低下しない脈波測定装置用手首保持台およびこれを備えた脈波測定装置とすることができる。
まず、図1を参照して、人体の手首近傍の構造を説明するとともに、本明細書において使用する用語の定義を行なう。図1(A)は、人体の左手首近傍を左手の掌側から見た場合の骨格図であり、図1(B)は、図1(A)におけるIB−IB線に沿った左手首の矢視断面図である。なお、図1(B)は、左手首の断面を中枢側から末梢側に向けて見た場合の図である。
図1(A)および図1(B)に示すように、左手51と前腕53との間に位置する手首52の内部には、橈骨56と尺骨57とが位置している。橈骨56および尺骨57は、肘から手首52にかけて並行して延びている。橈骨56は、左手51の親指51a側に対応する位置の前腕53内に位置しており、尺骨57は、左手51の小指51b側に対応する位置の前腕53内に位置している。手首52の内部には、橈骨56および尺骨57のそれぞれの端部が位置している。これら橈骨56および尺骨57の端部は、それぞれ橈骨茎状突起56aおよび尺骨茎状突起57aと呼ばれる突起部分を有している。また、橈骨56と左手51の掌側に対応する部分の手首52の皮膚との間には、橈骨動脈58が位置している。この橈骨動脈58は、橈骨56の延びる方向と概ね同じ方向に向かって延びている。また、左手51の掌側に対応する部分の手首52の皮膚上には、手関節前面横紋52aが位置している。この手関節前面横紋52aは、手首52の周方向に向かって延びている。
本明細書においては、図1(B)に示すように、手首52の橈骨56が位置する側の部分を「手首の橈骨側部分」と称し、手首52の尺骨57が位置する側の部分を「手首の尺骨側部分」と称する。また、手首52の左手51の掌側に対応する部分と手首52の左手51の甲側に対応する部分との体表面における境界部のうち、手首52の橈骨側部分の体表面に位置する部分を「橈骨側端部」と称し、手首52の尺骨側部分の体表面に位置する部分を「尺骨側端部」と称する。図中においては、橈骨側端部を符号Pで、尺骨側端部を符号Pでそれぞれ示している。なお、上記においては、左手の手首を例示して説明を行なったが、右手の手首に関しても橈骨、尺骨、橈骨動脈等の手首中における配置位置が左右対称になる点を除き同様であることは言うまでもない。
以下、本発明の実施の形態について、図を参照して詳細に説明する。なお、以下に示す実施の形態においては、左手の手首を脈波測定のための被測定部位として利用することができるように構成された脈波測定装置用手首保持台およびこれを備えた脈波測定装置を例示して説明を行なう。
図2は、本発明の実施の形態における脈波測定装置用手首保持台の外観構造を示す図である。また、図3は、図2に示す脈波測定装置用手首保持台の手首保持部の構造を示す斜視図であり、図4は、図3に示すIV−IV線に沿った手首保持部の断面図である。
まず、図2を参照して、本実施の形態における脈波測定装置用手首保持台の外観構造について説明する。図2に示すように、本実施の形態における脈波測定装置用手首保持台2は、テーブル等の載置面に載置される保持台本体10を有している。保持台本体10は、扁平な略直方体形状の外形を有しており、その上面10aはなだらかに傾斜しており、手前側(被験者側)が低く、奥側に向かうに連れて徐々にその高さが高くなるように形成されている。保持台本体10の上面10aの所定位置には、前腕を受け入れるための凹部11が設けられている。凹部11は、前腕がフィットし易いように緩やかな曲面形状を有している。
保持台本体10の凹部11の延びる方向の延長線上には、手首を保持するための手首保持部12が位置している。手首保持部12は、保持台本体10とは別体の部材にて構成されており、保持台本体10に着脱自在に取付けられる。より具体的には、手首保持部12は、その側面にガイド溝が設けられることによって保持台本体10に設けられた支柱部10b,10cのガイドレールに嵌め込み可能に構成されている。なお、手首保持部12の具体的な構造については後述することとする。
保持台本体10は、その上面10aの所定位置に回動アーム17を有している。具体的には、保持台本体10の手首保持部12が取付けられた位置の左側方に、保持台本体10の上面10aから上方に向かって軸支部16が突設されており、この軸支部16によって回動アーム17の長手方向の一方端に設けられた回動軸17aが軸支されている。これにより、回動アーム17は、保持台本体10に対して回動軸17aを中心軸として図中矢印R方向に回動することになり、保持台本体10に手首が載置された状態において手首を保持台本体10との間で挟み込むことが可能になる。なお、ここで、回動アーム17の回動軸17aは、保持台本体10に載置された手首の軸方向と平行な方向に延在するように配置される。
回動アーム17の下面の所定位置には、脈波検出部18が設けられている。脈波検出部18は、脈波を検出するための脈波センサ38(図5参照)と、この脈波センサ38を手首に向けて押圧するための押圧カフ31(図5参照)とを備えている。脈波センサ38としては、たとえば静電容量素子を具備した圧力センサや歪抵抗素子を具備した圧力センサ、生体インピーダンスを計測することが可能なインピーダンス計測センサ等が利用可能である。また、押圧カフ31としては、好適には内部に気体や液体が導入可能な流体袋が利用可能であるが、その他にもモータやソレノイド等の機械式アクチュエータを用いることも可能である。
回動アーム17の長手方向の他方端には、面ファスナ19aが取付けられており、保持台本体10の側面の所定位置には、上記面ファスナ19aに係合する面ファスナ19bが取付けられている。これら面ファスナ19a,19bは、互いに接触することによって係止可能であり、保持台本体10に載置された手首を回動アーム17と保持台本体10とによって挟み込んだ状態において当該状態を維持する手段として機能する。より具体的には、面ファスナ19a,19bは、保持台本体10に載置された手首を回動アーム17と保持台本体10とによって挟み込んだ状態において回動アーム17が保持台本体10から遠ざかる方向に移動することを制限する部材として機能し、これにより手首に対する脈波検出部18の適切な押圧状態を維持するものである。
なお、本実施の形態における脈波測定装置は、上述の脈波測定装置用手首保持台2に加え、外部端末としてのPC(personal computer)3(図5参照)を備えている。外部端末としてのPC3は、主として上述の脈波検出部18によって検出された情報を基に演算処理を行い、これによって脈波を得るための装置である。脈波測定装置用手首保持台2とPC3とは、たとえばUSB(universal serial bus)ケーブル等の接続ケーブルによって接続されるが、本実施の形態における脈波測定装置においては、脈波測定装置用手首保持台2の前面に設けられた入出力端子に上記接続ケーブルが接続されることにより、脈波測定装置用手首保持台2とPC3との結線が行なわれる。
次に、図3および図4を参照して、本実施の形態における脈波測定装置用手首保持台の手首保持部の構造について説明する。図3に示すように、手首保持部12は、略直方体形状の外形を有する箱状の部材にて構成されている。手首保持部12の上面には、左手の甲側に対応する部分の手首を受け入れ可能な窪み形状の溝13が設けられている。溝13の表面は、手首保持部12に手首が載置された状態において手首の周方向に沿う方向に延びる稜線13aを境とする2つの傾斜面を有している。
これら2つの傾斜面のうち、保持台本体10の手前側(被験者側)に位置する傾斜面は、手首保持部12に手首が載置された状態において手首の中枢側(すなわち前腕側)部分が宛がわれることによって当該部分を支持する中枢側手首支持面13bであり、保持台本体10の奥側に位置する傾斜面は、手首保持部12に手首が載置された状態において手首の末梢側部分が宛がわれることによってこれを支持する末梢側手首支持面13cである。
それぞれの手首支持面13b,13cは、手首保持部12に手首が載置された状態において手首の軸方向と平行な方向に上記稜線13aから遠ざかるに連れてその高さが下方に向けて徐々に低くなるような形状にて形成されている。また、それぞれの手首支持面13b,13cは、手首保持部12に手首が載置された状態において手首の周方向に沿う方向に湾曲した形状を有しており、溝13内に左手の手首を受け入れた状態において手首の掌側に対応する部分が上方を向きかつ手首の橈骨側端部が手首の尺骨側端部よりも上方に位置するように手首を傾斜姿勢にて保持可能な形状に形成されている。より具体的には、溝13の表面は、手首の軸方向と交差する方向に左右非対称に(左右の曲率が異なるように)形成されている。
中枢側手首支持面13bの所定位置には、2つの手首検出部14A,14Bが設けられている。一方、末梢側手首支持面13cの所定位置には、1つの手首検出部14Cが設けられている。これら手首検出部14A〜14Cは、いずれも手首保持部12内に配置された投光素子としてのLED(light-emitting diode)15aと受光素子としてのPD(photodiode)15bとを含む光学センサにて構成されている。より具体的には、溝13の表面(すなわち、中枢側手首支持面13bおよび末梢側手首支持面13c)に透光性の窓部を設け、この透光性の窓部に対応して位置するように手首保持部12内にLED15aおよびPD15bが配置されている。
図5は、本発明の実施の形態における脈波測定装置の機能ブロックを示す図である。なお、図5においては、脈波測定装置の外部端末としてのPCについても図示している。次に、この図を参照して、本実施の形態における脈波測定装置の機能ブロックについて説明する。
図5に示すように、脈波測定装置1は、脈波測定装置用手首保持台2とPC3とによって構成されており、それぞれに各種機能ブロックが構成されている。脈波測定装置用手首保持台2には、上述のように脈波検出部18が設けられており、当該脈波検出部18には、脈波センサ38と、この脈波センサ38が出力する複数の電圧信号を時分割多重し選択的に導出する信号抽出部としてのマルチプレクサ39と、脈波センサ38を手首に押圧するために加圧調整される押圧カフ31とが設けられている。
脈波測定装置用手首保持台2の保持台本体10には、上記の他に、押圧カフ31の内圧(以下、カフ圧とも言う。)を昇圧させるための加圧ポンプ32と、当該内圧を降圧させるための負圧ポンプ33と、加圧ポンプ32と負圧ポンプ33のいずれかを選択的に押圧カフ31に接続するための切替弁34と、これら加圧ポンプ32、負圧ポンプ33および切替弁34の動作を制御するための制御回路35と、押圧カフ31内の圧力を検出する圧力センサ36と、圧力センサ36から導出されたアナログ信号をデジタル信号に変換するためのA/Dコンバータ37と、脈波検出部18から導出されたアナログ信号をデジタル信号に変換するためのA/Dコンバータ40と、手首検出部14A〜14Cを構成するLED15aおよびPD15bとが設けられている。なお、図5中においては、LED15aおよびPD15bを各々1つずつしか図示していないが、実際には手首検出部の数(本実施の形態においては3つ)に対応した数だけLED15aおよびPD15bが具備されることになる。
PC3は、脈波測定装置1を集中的に制御するための演算を含む各種演算処理を実行する演算処理部としてのCPU(central processing unit)41と、脈波測定装置を制御するためのデータおよびプログラムを記憶するROM(read only memory)42およびRAM(random access memory)43と、外部から操作可能に設けられて各種情報を入力するために操作される操作部44と、脈波測定結果などの各種情報を外部出力するためのLCD(liquid crystal display)などからなる表示部45とを含む。
図6および図7は、本発明の実施の形態における脈波測定装置用手首保持台に左手の手首をセットする手順を示すための概略斜視図である。次に、これらの図を参照して、本実施の形態における脈波測定装置用手首保持台に左手の手首をセットする手順について説明する。
まず、脈波測定装置用手首保持台2をテーブル等の載置面上に載置する。つづいて、図6に示すように、保持台本体10の上面10aに設けられた凹部11上に肘から手首52に掛けての前腕53を載置する。このとき、左手51の甲側に対応する部分の手首52が手首保持部12の溝13に位置決めされて配置されるようにする。より具体的には、手首52の手関節前面横紋52aを目印として、この手関節前面横紋52aが溝13よりも僅かに奥側に位置するようにする。これにより、橈骨動脈の脈動が皮膚上において顕著に現れる被測定部位100が溝13上に位置するようになる。
ここで、本実施の形態における脈波測定装置用手首保持台2においては、上述のように左手51の手首52の保持に適した状態となるように手首保持部12の溝13が形成されているため、図6に示すように、保持台本体10に左手51の手首52を載置した状態において左手51の掌側に対応する部分の手首52が上方を向きかつ手首52の橈骨側端部Pが手首52の尺骨側端部Pよりも上方に位置するように、手首保持部12が手首52を傾斜姿勢にて保持する。したがって、上述の橈骨動脈の脈動が皮膚上において顕著に現れる被測定部位100がほぼ水平な状態に維持されることになる。そのため、脈波センサ38のセンサ面と被測定部位100との平行度を保つことが可能になり、測定精度の向上に資することとなる。
次に、図7に示すように、回動アーム17を保持台本体10側に向けて回動させ、保持台本体10の手首保持部12上に載置した手首52が回動アーム17と保持台本体10とによって挟み込まれるようにし、回動アーム17の下面に設けられた脈波検出部18を被測定部位100に接触させる。このとき、上述の位置決めが不十分であれば、凹部11に載置した前腕53および手首52の位置を微調節し、被測定部位100に脈波検出部18が接触するようにする。つづいて、回動アーム17に取付けられた面ファスナ19aを保持台本体10に取付けられた面ファスナ19bに係止させ、回動アーム17を保持台本体10に対して移動不能に固定する。以上により、左手51の手首52の脈波測定装置用手首保持台2へのセットが完了する。
図8(A)は、上述の装着手順を経ることにより正しい手首の保持姿勢が維持された場合の手首の保持状態を示す概略斜視図であり、図8(B)は、図8(A)に示すVIIIB−VIIIB線に沿った概略断面図である。なお、図8(B)は、左手首の断面を末梢側から中枢側に向けて見た場合の図である。一方、図9(A)は、正しい手首の保持姿勢となっていない場合の手首の保持状態の一例を示す概略斜視図であり、図9(B)は、図9(A)に示すXIB−XIB線に沿った概略断面図である。なお、図9(B)は、左手首の断面を末梢側から中枢側に向けて見た場合の図である。図9(A)および図9(B)に示す状態は、正しい手首の保持状態に比べて手首が被験者側にずれた場合の手首の保持状態を示すものである。以下においては、これらの図を参照して、手首の保持姿勢と手首検出部との相関関係について説明する。
図8(A)および図8(B)に示すように、手首52が正しい保持姿勢で手首保持部12に載置された状態においては、左手51の甲側に対応する部分の手首52のうちの中枢側(前腕53側)の部分が手首保持部12の溝13の中枢側手首支持面13bに宛がわれた状態となり、左手51の甲側に対応する部分の手首52のうちの末梢側(左手51側)の部分が手首保持部12の溝13の末梢側手首支持面13cに宛がわれた状態となる。すなわち、左手51の手首52を甲側にやや傾けた状態でその姿勢が手首保持部12によって保持されることになる。
この状態において、左手51の甲側に対応する部分の手首52の表面は、中枢側手首支持面13bおよび末梢側手首支持面13cに接触し、手首検出部14A〜14Cに対応して設けられた透光性の窓部がすべて手首52によって覆われることになる。この状態においては、図8(B)に示すように、LED15aから発せられた光が左手51の手首52の表面において反射し、PD15bによってその反射光が受光されることになる。したがって、手首検出部14A〜14Cによって左手51の手首52が溝13の表面に正しく宛がわれていることが検出されることになる。
一方、図9(A)および図9(B)に示すように、正しい手首の保持状態に比べて手首52が被験者側にずれた場合の手首52の保持状態においては、左手51の甲側に対応する部分の手首52のうちの中枢側(前腕53側)の部分が手首保持部12の溝13の中枢側手首支持面13bに宛がわれた状態となる一方、左手51の甲側に対応する部分の手首52のうちの末梢側(左手51側)の部分が手首保持部12の溝13の末梢側手首支持面13cに宛がわれていない状態となる。すなわち、左手51の手首52が被験者側にずれることにより、図9(B)に示すように、末梢側手首支持面13cと手首52の末梢側の部分との間に距離Dが生じることになる。
この状態においては、手首検出部14CにおいてLED15aから発せられた光が散乱してしまい十分な強度の光がPD15bに到達しなくなる。したがって、手首検出部14Cにおいて左手51の手首52が溝13の表面に正しく宛がわれていないことが検出されることになる。
このように、本実施の形態における脈波測定装置用手首保持台2およびこれを備えた脈波測定装置1においては、手首検出部14A〜14Cによって左手51の手首52が溝13の表面に正しく宛がわれているか否かが検出可能となり、左手51の手首52の保持状態が脈波測定に適したものとなっているか否かを判別することが可能になる。ここで、手首検出部14A〜14Cが手首保持部12の溝13の中枢側手首支持面13bおよび末梢側手首支持面13cのそれぞれに1つ以上設けられているため、脈波測定に適した手首52を反らした状態が再現されているかを手首検出部14A〜14Cによって確実に検出することができるようになる。そのため、当該情報を利用すれば装着を容易化することができたり、手首52の姿勢が安定的に保持されるように被験者に促したりすることができる。
本実施の形態における脈波測定装置1においては、PC3の表示部45に当該手首検出部14A〜14Cによる左手51の手首52の検出結果を表示可能としている。以下においては、本実施の形態における脈波測定装置1の処理手順や表示部45における表示例を具体的に示すことにより、当該手首検出部における検出結果を利用した場合の一例について説明する。
図10は、本発明の実施の形態における脈波測定装置における脈波測定のための処理手順を示すフローチャートである。また、図11は、本実施の形態における脈波測定装置の表示部における表示例を示す図である。次に、これらの図を参照して、本実施の形態における脈波測定装置の処理手順および表示部における表示例について説明する。なお、図10に示すフローチャートに従うプログラムとこのプログラム実行時に参照されるデータはROM42またはRAM43に予めストアされており、CPU41がこのデータを適宜参照しながらプログラムを読出し実行することにより、脈波測定処理が進行する。
図10に示すように、電源スイッチ(図示せず)がONされると、CPU41は制御回路35に対して負圧ポンプ33を駆動するように指示する。制御回路35は、この指示に基づいて切替弁34を負圧ポンプ33側に切替えて負圧ポンプ33を駆動する(ステップS1)。負圧ポンプ33が駆動されると切替弁34を介してカフ圧を大気圧よりも十分に低くするように作用するので、脈波センサ38は脈波検出部18内において上方に移動する。その結果、脈波センサ38が不用意に突出して誤動作や故障するのを回避できる。
次に、被験者が前述した図6および図7に示した装着手順によって脈波検出部18を手首に装着する。このとき、CPU41は手首検出部14A〜14CとしてのLED15aおよびPD15bからなる光学センサを駆動し、左手51の手首52に向けて光を照射してその反射光が検出されるか否かを監視する(ステップS2)。
手首検出部14A〜14CのすべてにおいてPD15bによってLED15aから出射された光の反射光が所定量以上検出されない場合には(ステップS2でNO)、CPU41は手首が手首保持部12に正しく載置されていないと判断し、PC3の表示部45にエラー表示を行なうことによって被験者に手首が正しくセットされていないことを報知する(ステップS3)。たとえば、図11(A)は、手首検出部14A〜14Cのいずれにおても手首が検出されなかった場合の表示例であり、手首検出部14A〜14Cに対応するシグナルSA〜SCのいずれもが非点灯となることより、被験者に対して左手の手首を手首保持部12に載置するように促す。また、図11(B)は、手首検出部14A,14Bにおいて手首が検出されたものの手首検出部14Cにおいて手首が検出されなかった場合の表示例であり、手首検出部14A,14Bに対応するシグナルSA,SBは点灯するものの手首検出部14Cに対応するシグナルSCが非点灯となることにより、被験者に対して手首の保持姿勢を是正するように促す。
一方、手首検出部14A〜14CのすべてにおいてPD15bによってLED15aから出射された光の反射光が所定量以上検出された場合には(ステップS2でYES)、CPU41は手首が手首保持部12に正しく載置されていると判断し、PC3の表示部45においてその旨を表示する。図11(C)は、手首の正しい保持姿勢が実現され、そのため手首検出部14A〜14Cのいずれにおても手首が検出された場合の表示例であり、手首検出部14A〜14Cに対応するシグナルSA〜SCのいずれもが点灯することにより、被験者に対して脈波測定に移行することが可能であることを報知する。
図10に示すように、ステップS2において手首が検出された場合(ステップS2でYES)には、スタートボタン(図示せず)がONされることを待ってCPU41は制御回路35に対し加圧ポンプ32を駆動するように指示する。これにより、制御回路35はこの指示に基づいて切替弁34を加圧ポンプ32側に切替えて加圧ポンプ32を駆動する(ステップS4)。この動作に伴ってカフ圧は上昇し、脈波センサ38が手首に向かって下降して被測定部位である手首の表面に押圧される。
脈波センサ38が手首の表面に押圧されると、圧力センサ36からカフ圧情報が導出され、A/Dコンバータ37でデジタル情報に変換されて、CPU41に与えられる。同時に、脈波センサ38から得られる脈波信号もマルチプレクサ39を介してA/Dコンバータ40でデジタル情報に変換されてCPU41に与えられる。CPU41は、これらのデジタル情報に基づいて脈波検出のための条件が満たされたか否かを判定する(ステップS5)。脈波検出のための条件が満たされた場合には(ステップS5でYES)、押圧カフ31による脈波センサ38の被測定部位への押圧レベルが脈波検出のための最適レベルとなるように、加圧ポンプ32の出力が調整される(ステップS6)。押圧カフ31について最適圧力調整がなされる下で、脈波センサ38が出力する圧力情報、すなわち橈骨動脈の脈波の波形データは、マルチプレクサ39およびA/Dコンバータ40を介してCPU41に転送される(ステップS7)。
CPU41は、波形データを受理して、受理した波形データに基づき脈波を検出する。波形データを受理して脈波検出終了の所定条件が成立したと判定するまではステップS7の脈波データの転送処理が繰り返される。なお、受理した波形データに基づく脈波検出処理は公知の手順に従うので、ここではその詳細は略す。脈波検出終了の所定条件が成立したときは(ステップS8でYES)、CPU41は切替弁34を介して負圧ポンプ33を駆動するように制御する(ステップS9)。これにより、手首に対する脈波センサ38の押圧状態は解かれて、一連の脈波検出処理は終了する。
なお、CPU41は、検出した脈波の情報を表示部45などを介して外部に出力する。その際、脈波の情報は、AI(Augmentation Index)値として出力されるようにしてもよい。
以上において説明したように、本実施の形態の如くの脈波測定装置用手首保持台2を備えた脈波測定装置1とすることにより、装着が容易でかつ手首の姿勢を安定的に保持することが可能であるとともに脈波の測定精度が低下しない脈波測定装置とすることができる。
上述の本発明の一実施の形態においては、手首検出部としてLEDおよびPDを含む光学センサを採用した場合を例示して説明を行なったが、これ以外の手段を用いることも可能である。たとえば、図12に示すように、接触式のマイクロスイッチ15cを手首検出部として利用することも可能である。この場合には、マイクロスイッチ15cが手首保持部12の溝13に載置された手首に接触するように、溝13に開口部を設けて当該開口部からスイッチの先端が溝13の表面から僅かに突出するように配置させることが必要である。
また、上述の本発明の一実施の形態においては、手首検出部を手首保持部に3箇所設けた場合を例示して説明を行なったが、手首検出部の数は特に制限されるものではない。また、その配置位置も適宜変更可能である。
また、上述の本発明の一実施の形態においては、手首検出部の検出結果を表示部にてシグナルで表示させる場合を例示して説明を行なったが、表示部においてガイダンスの文章を表示させたり、音や音声等によって被験者に報知したりすることも可能である。
また、上述の本発明の一実施の形態においては、脈波測定前において手首検出部によって手首が正しい保持姿勢となった場合にのみ脈波測定が可能となるように構成した場合を例示して説明を行なったが、測定中においても手首検出部によって手首が正しい保持姿勢にあるか否かを常時監視し、手首の保持姿勢に問題が生じた場合に脈波測定を中断して測定に失敗したことを被験者に報知したり、測定は続行するものの測定結果の信頼性に問題があることを被験者に報知するように装置を構成してもよい。
さらには、上述の本発明の一実施の形態においては、左手の手首を脈波測定のための被測定部位として利用することができるように構成された脈波測定装置用手首保持台およびこれを備えた脈波測定装置を例示して説明を行なったが、右手の手首を脈波測定のための被測定部位として利用することができるように構成された脈波測定装置用手首保持台およびこれを備えた脈波測定装置に本発明を適用することも当然に可能であるし、左手の手首および右手の手首のいずれをも脈波測定のための被測定部位として利用することができるように構成された脈波測定装置用手首保持台およびこれを備えた脈波測定装置に本発明を適用することも可能である。
このように、今回開示した上記一実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものではない。本発明の技術的範囲は特許請求の範囲によって画定され、また特許請求の範囲の記載と均等の意味および範囲内でのすべての変更を含むものである。
人体の左手首近傍を左手の掌側から見た場合の骨格図および左手首の矢視断面図である。 本発明の実施の形態における脈波測定装置用手首保持台の外観構造を示す図である。 本発明の実施の形態における脈波測定装置用手首保持台の手首保持部の構造を示す斜視図である。 本発明の実施の形態における脈波測定装置用手首保持台の手首保持部の断面図である。 本発明の実施の形態における脈波測定装置の機能ブロックを示す図である。 本発明の実施の形態における脈波測定装置用手首保持台に左手の手首をセットする手順を示すための概略斜視図である。 本発明の実施の形態における脈波測定装置用手首保持台に左手の手首をセットする手順を示すための概略斜視図である。 正しい手首の保持姿勢が維持された場合の手首の保持状態を示す概略斜視図および概略断面図である。 正しい手首の保持姿勢となっていない場合の手首の保持状態の一例を示す概略斜視図および概略断面図である。 本発明の実施の形態における脈波測定装置における脈波測定のための処理手順を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態における脈波測定装置の表示部における表示例を示す図である。 本発明の実施の形態における脈波測定装置用手首保持台の手首保持部の他の構成例を示す断面図である。
符号の説明
1 脈波測定装置、2 脈波測定装置用手首保持台、3 PC、10 保持台本体、10a 上面、10b,10c 支柱部、11 凹部、12 手首保持部、13 溝、13a 稜線、13b 中枢側手首支持面、13c 末梢側手首支持面、14A〜14C 手首検出部、15a LED、15b PD、15c マイクロスイッチ、16 軸支部、17 回動アーム、17a 回動軸、18 脈波検出部、19a,19b 面ファスナ、31 押圧カフ、32 加圧ポンプ、33 負圧ポンプ、34 切替弁、35 制御回路、36 圧力センサ、37 A/Dコンバータ、38 脈波センサ、39 マルチプレクサ、40 A/Dコンバータ、41 CPU、42 ROM、43 RAM、44 操作部、45 表示部、51 左手、51a 親指、51b 小指、52a 手関節前面横紋、52 手首、53 前腕、56 橈骨、56a 橈骨茎状突起、57 尺骨、57a 尺骨茎状突起、58 橈骨動脈、100 被測定部位。

Claims (8)

  1. 載置面に載置される保持台本体と、
    前記保持台本体の上部に設けられ、手首が載置されることによって手首の姿勢を保持することが可能な窪み形状の溝を含む手首保持部と、
    前記手首保持部に設けられ、前記溝の表面に手首が宛がわれているか否かを検出する手首検出部とを備えた、脈波測定装置用手首保持台。
  2. 前記手首検出部は、投光素子および受光素子を含む光学センサからなる、請求項1に記載の脈波測定装置用手首保持台。
  3. 前記手首検出部は、接触式のマイクロスイッチからなる、請求項1に記載の脈波測定装置用手首保持台。
  4. 前記溝は、前記手首保持部に手首が載置された状態において手首の周方向に沿う方向に延びる稜線を境として互いに前記稜線から手首の軸方向に遠ざかるに連れて下方に向けて傾斜する2つの手首支持面を有している、請求項1から3のいずれかに記載の脈波測定装置用手首保持台。
  5. 前記手首検出部は、前記2つの手首支持面のそれぞれに少なくとも1つ以上設けられている、請求項4に記載の脈波測定装置用手首保持台。
  6. 前記溝は、前記手首保持部に手首が載置された状態において手首の掌側に対応する部分が上方を向きかつ手首の橈骨側端部が手首の尺骨側端部よりも上方に位置するように手首を傾斜姿勢にて保持可能な形状を有している、請求項1から5のいずれかに記載の脈波測定装置用手首保持台。
  7. 脈波を検出する脈波検出部と、
    請求項1から6のいずれかに記載の脈波測定装置用手首保持台とを備えた、脈波測定装置。
  8. 前記手首検出部によって得られた情報を表示可能な表示部をさらに備えた、請求項7に記載の脈波測定装置。
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