JP2008061550A - 小魚等の殺菌漂白方法及びその装置 - Google Patents

小魚等の殺菌漂白方法及びその装置 Download PDF

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Abstract

【課題】洗浄工程前に殺菌漂白剤を使用して、原料小魚の雑菌やヌメリを過酸化水素水によって効率的に酸化分解させることにより、原料小魚を確実に殺菌し、製品として見映えをよくするために漂白をするとともに、安全確実に分解し、無害化することのできる殺菌漂白方法とその装置を提供することを目的とする。
【解決手段】洗浄工程、煮沸工程、乾燥工程を経て原料小魚を加工する方法において、洗浄工程前に、殺菌漂白剤としての過酸化水素を水で希釈した殺菌漂白水と空気を任意の割合に混合調節して原料小魚上に噴霧して殺菌漂白処理する殺菌漂白方法、及び原料小魚を移送する殺菌漂白コンベア24と、殺菌漂白コンベア24の上方に配置されて殺菌漂白剤としての過酸化水素を水で希釈した殺菌漂白水と空気を任意の割合に混合調節して噴霧する2流体ノズル26とを備えてなる小魚等の殺菌漂白装置を提供する。
【選択図】図2

Description

本発明はカエリ,シラス,イリコ,チリメンジャコ等の原料小魚をシラス干し等の食用或いはダシ取り用の製品として洗浄工程、煮沸工程、乾燥工程を経て加工する方法及び装置において、洗浄工程前に殺菌漂白剤を使用して原料小魚を効果的に殺菌漂白処理する殺菌漂白方法とその装置に関するものである。
従来から知られている小魚等の煮沸加工を工程別に説明すると、原料の供給工程、洗浄装置への移送工程、洗浄工程、煮沸釜への移送工程、煮沸工程、乾燥工程及び製品梱包工程とからなる。原料としての小魚は原料槽からバケット等を利用した移送機構を介して洗浄タンクに送り込まれ、水パイプからの放水によって小魚に万遍なく注水し、水圧を利用して撹拌することにより、原料小魚を洗浄している。次いで煮沸装置に送り、塩分2〜3%となるように塩を添加した煮汁で1〜2分煮沸した後に乾燥加工が行われて製品として完成する。
具体的な煮沸加工装置として、並列して設けた煮沸釜内にスクリューフィーダを通し、該スクリューフィーダの下方に熱交換用の配管を長手方向に沿って収納し、煮沸釜内に煮汁を入れて加熱沸騰させてから原料としての小魚をコンベアを介して煮沸釜内に投入して一定時間の煮沸を行い、他のコンベアにより上昇させながら汁を切り、送風機により空冷用エアを吹き付けてから受箱に収納する。この段階の製品を釜揚げチリメンといい、更にこの後天日乾燥ないし乾燥装置で魚体の水分を若干除去したものが、しらす製品である。
本願出願人は先に特許文献1により、原料小魚を前洗浄タンクで洗浄してから洗浄済み原料供給コンベアにより殺菌水路内に流入させ、殺菌水循環タンク内に貯留された殺菌水を殺菌水循環ポンプの駆動によって殺菌水循環路内を循環させて原料小魚の殺菌を行ってから漂白洗浄装置内のコンベア上に放出し、洗浄ノズルから洗浄水を放散して漂白洗浄処理する小魚等の殺菌洗浄方法を提案した。かかる手段によれば、煮沸工程の前工程として原料小魚を殺菌剤を使用して殺菌洗浄処理することによって次段の煮沸工程で煮汁の中に殺菌剤を添加しなくてもよく、海水に含まれている食中毒の原因となる細菌が死滅し、安全で外観の良いシラス干しその他の小魚等の製品が得られる。また、原料小魚が煮える際に煮汁とともに殺菌剤が魚体中に浸入することが防止されるため、仕上がった製品中にも殺菌剤が残留することがなく、過度な洗浄に起因する製品のささくれとか変色が防止されて色艶が向上し、製品の品質を高めることができる。
さらに、本願出願人は特許文献2により、煮沸加工前に殺菌剤噴霧ノズルを使用して殺菌剤の使用量を把握するとともに殺菌剤に空気を混合して原料小魚を殺菌洗浄処理することにより、殺菌剤の過不足をなくして殺菌効果を常時適正に維持し、煮沸加工時で原料小魚に殺菌剤の浸入を防止するとともに、製品中にも殺菌剤が残留することのない小魚等の殺菌洗浄方法及びその装置を提案した。かかる手段によれば、煮沸加工前に殺菌剤噴霧ノズルを使用して殺菌剤の使用量を把握しながら原料小魚を殺菌処理することによって殺菌剤の過不足をなくして殺菌効果を常時適正に維持することが可能であり、大量の殺菌剤使用による無駄をなくすとともに殺菌剤不足による殺菌効果の低下現象もなく、長時間に亘って適正な殺菌作業を継続することができる。また、殺菌剤に空気を混合して噴霧するため、この空気に殺菌剤が触れることにより殺菌剤の酸化効果をより一層引き出すことができる。
特許第3777174号 特開2005−318863号
シラス干しや釜揚げチリメンは、その内部に水分が多く含まれているため、本来的に日持ちしない腐りやすい製品といえる。また、海水中には魚介類介在性の細菌、例えば腸炎ビブリオのように食中毒の原因になる細菌が含まれているため、煮沸加工に留まらず、原料小魚を殺菌処理することが望ましい。従来の殺菌方法として煮沸用煮汁の中に殺菌剤としての過酸化水素を投入し、煮沸工程で原料小魚に煮汁成分及び塩分を浸み込ませて味付けを行うとともに海水に含まれている菌とか環境の悪化による加工場周辺の雑菌、更には海洋汚染により原料の魚体に付着しているヌメリを殺菌除去している。しかしながら、煮沸工程で煮汁に溶出する雑菌とかヌメリがアクとなり、煮汁が短時間で汚れてしまうとともに煮沸後の原料小魚にアクとか汚れが付着しやすく、魚体の色と艶が失われて製品の品質低下を招いてしまうという課題がある外、原料小魚が煮える際に煮汁とともに過酸化水素が魚体中に浸入し、仕上がった製品中にも過酸化水素が残留してしまうという問題がある。また、煮沸後に洗浄しても魚体中に浸入した過酸化水素を完全に除去することは困難である上、洗浄によって製品がささくれたり薄いピンク色に変色して色艶が劣化するという問題も発生する。更に、夏場はシラス干しは乾燥すればするほど黄色く変色して商品価値が著しく低下しているのが現状である。
例えば従来は約1000リットルの煮汁中に200cc〜300ccの過酸化水素を添加して煮沸加工をするのが一般的であるが、これでは煮沸工程終了後の製品中には国の基準値である0.5ppmを遙かに超えた数十ppmの過酸化水素が残留してしまう。
特許文献1に記載された手段によれば、煮沸工程の前工程として原料小魚を殺菌剤を使用して殺菌洗浄処理することにより、次段の煮沸工程で煮汁の中に殺菌剤を添加しなくてもよいため、原料小魚が煮える際に煮汁とともに殺菌剤が魚体中に浸入する惧れがなくなり、安全で外観の良いシラス干しその他の小魚等の製品が得られる。しかしながら、一方においては、殺菌水路で殺菌された原料が殺菌剤除去工程に送られ、殺菌剤は殺菌タンクに回収されて循環する構成であるため、原料小魚に大量の殺菌剤が付着して除去工程に送られることから回収される殺菌剤の量が少なく、殺菌タンクに殺菌剤を度々追加しながら大量の殺菌剤を使用しなければならず、また殺菌剤を繰り返して使用することで殺菌効果が徐々に低下してしまい、長時間の殺菌作業が出来ないという問題が残っている。
特許文献2に記載された手段によれば、殺菌剤噴霧ノズル使用して殺菌剤を空気と混合した状態で噴霧することができるが、この殺菌剤噴霧ノズルは圧縮空気の圧力を調節することによって流入させる殺菌剤(過酸化水素水)の流量により、殺菌剤噴霧ノズルの側面に開けられた穴から自然に空気を流入させる構成であり、任意に空気の量は調整することはできないものであった。また、特許文献1,2に記載された手段はいずれも殺菌剤として過酸化水素水を使用するものであるが、その要旨は如何に早く過酸化水素水を洗浄水を使用して洗い流すかということを主眼としていた。
そこで本発明はこのような従来の小魚等の煮沸加工方法及び装置が有している課題を解消して、洗浄工程前に殺菌漂白剤を使用して、原料小魚の雑菌やヌメリを過酸化水素水によって効率的に酸化分解させることにより、原料小魚を確実に殺菌し、製品として見映えをよくするために漂白をするとともに、安全確実に分解し、無害化することすることのできる殺菌漂白方法とその装置を提供することを目的とするものである。
気温が上昇し湿度が増してくる時期においては、多くのしらす製品が腐食し、又乾燥をすることにより黄色く変色して商品価値が著しく低下している。これを解決するためには、原料表面のヌメリ及び雑菌を排除しておくことが必要である。そこで本発明は上記目的を達成するために、洗浄工程、煮沸工程、乾燥工程を経て原料小魚を加工する方法において、洗浄工程前に、殺菌漂白剤としての過酸化水素を水で希釈した殺菌漂白水と空気を任意の割合に混合調節して原料小魚上に噴霧して殺菌漂白処理する方法を基本として提供する。そして、殺菌漂白水の噴霧された原料小魚を煮沸工程前に所定時間経過させることにより、過酸化水素を分解させ、殺菌漂白水の噴霧された原料小魚を撹拌反転させることにより、過酸化水素の分解を促進させて、殺菌漂白水の噴霧された原料小魚を煮沸工程前の所定の洗浄工程に移送する。
具体的には、洗浄工程、煮沸工程、乾燥工程を経て原料小魚を加工する方法において、原料小魚を水分散を行って分散させて、殺菌漂白コンベア上に移送し、殺菌漂白剤としての過酸化水素を水で希釈した殺菌漂白水と空気を任意の割合に混合調節して原料小魚上に噴霧して殺菌漂白処理し、その後原料小魚を撹拌反転させることにより、過酸化水素の分解を促進させてから洗浄工程に移送する。また、殺菌漂白用原料タンクに供給された原料小魚を水分散タンクに分散させて、殺菌漂白コンベア上に移送し、殺菌漂白剤としての過酸化水素を水で希釈した殺菌漂白水と空気を任意の割合に混合調節して殺菌漂白コンベア上の原料小魚上に噴霧して殺菌漂白処理し、その後、撹拌反転コンベアに移送して原料小魚を撹拌反転させることにより、過酸化水素の分解を促進させてから洗浄工程に移送する。
更に、殺菌漂白水と空気を2流体ノズルを使用して任意の割合に混合調節し、殺菌漂白水と空気を、2流体ノズルを使用して殺菌水と空気の一方又は双方の量を調節することにより、任意の割合に混合し、任意の量の空気を混合することにより、殺菌漂白水の酸化力を高める。また、噴霧する殺菌漂白水が所定温度に加温され、混合調節される殺菌漂白水と空気の一方又は双方を加温する。そして、殺菌漂白水と混合される空気の温度を20℃〜100℃とし、噴霧される殺菌漂白水の温度を20℃〜35℃とする。
そして、小魚等の殺菌漂白装置として、原料小魚を移送する殺菌漂白コンベアと、殺菌漂白コンベアの上方に配置されて殺菌漂白剤としての過酸化水素を水で希釈した殺菌漂白水と空気を任意の割合に混合調節して噴霧する2流体ノズルとを備えてなる構成、原料小魚を移送する殺菌漂白コンベアと、殺菌漂白コンベアの上方に配置されて殺菌漂白剤としての過酸化水素を水で希釈した殺菌漂白水と空気を任意の割合に混合調節して噴霧する2流体ノズルと、殺菌漂白水の噴霧された原料小魚を撹拌反転させて移送する撹拌反転コンベアとを備えてなる構成を提供する。
更に、原料小魚を貯留する殺菌漂白用原料タンクと、殺菌漂白用原料タンクから原料小魚を水分散タンクに供給するバケットコンベアと、原料小魚を水分散させる水分散タンクと、水分散タンクから分散させて供給された原料小魚を移送する殺菌漂白コンベアと、殺菌漂白コンベアの上方に配置されて殺菌漂白剤としての過酸化水素を水で希釈した殺菌漂白水と空気を任意の割合に混合調節して噴霧する2流体ノズルと、殺菌漂白水の噴霧された原料小魚を撹拌反転させて移送する撹拌反転コンベアとを備えてなる構成、殺菌漂白水又は空気の一方又は双方を加温する加温装置を有する構成、加温装置によって殺菌漂白水と混合する空気を20℃〜100℃に加温する構成、噴霧される殺菌漂白水の温度を20℃〜35℃とする構成を提供する。
本発明にかかる小魚等の殺菌漂白方法及びその装置によれば、洗浄工程前に2流体ノズルを使用して殺菌漂白剤としての過酸化水素を水で希釈した殺菌漂白水と空気を任意の割合に強制的に混合調節して直接原料小魚上に噴霧することによって、過酸化水素の分解を促進し、効率的に殺菌漂白をすることができる。この適正な殺菌漂白処理により海水に含まれている腸炎ビブリオとか大腸菌のように食中毒の原因となる細菌が殺菌漂白水の酸化力によって死滅し、安全で外観の良いシラス干しその他の小魚等の製品を得ることができる。
更に噴霧された過酸化水素水は、原料となる小魚の持つ浸透圧により、過酸化水素水を噴霧後に放置したとしても原料小魚に染み込むことがない。そして、過酸化水素の分解を促進させてやれば、原料としての小魚自身が持つ酸化剤分解酵素であるカタラーゼ酵素により強制的な洗浄をしなくとも時間の経過とともに過酸化水素は分解・無害化される。よって、仕上がった製品中に過酸化水素が残留する惧れは生じない。
以下図面に基づいて本発明にかかる小魚等の殺菌漂白方法及びその装置の最良の実施形態を説明する。本発明は上記目的を達成するために、洗浄工程、煮沸工程、乾燥工程を経て原料小魚を加工する方法において、洗浄工程前に、殺菌漂白剤としての過酸化水素を水で希釈した殺菌漂白水と空気を2流体ノズルを使用して殺菌水と空気の一方又は双方の量を調節することにより、任意の割合に混合調節して原料小魚上に噴霧して殺菌漂白処理することを基本手段としている。
図1は本発明の基本的工程の概略を説明するためのフロー図であり、右側が処理のフローを、左側が装置のフローを示すものである。図2は本発明に係る殺菌漂白装置の第1実施形態を示す平面図、図3はその側面図である。先ずステップ1で原料小魚を用意して、殺菌漂白用原料タンク21に投入し、殺菌漂白用原料タンク21からバケットコンベア22にて原料小魚を水分散タンク23に供給し、洗浄水によってステップ2の水分散を行う。洗浄水中に水分散された原料小魚は水分散タンク23のシュート23aから洗浄水とともに殺菌漂白コンベア24に均一に分散して供給される。
原料小魚は殺菌漂白コンベア24上の移送途中において吸引装置(図示なし)によって洗浄水吸引タンク25に分散水が吸引されてステップ3の分散水除去が行われる。洗浄水が除去された原料小魚は更に殺菌漂白コンベア24上を移送され、殺菌漂白水と空気が所定割合に混合された殺菌漂白水が殺菌漂白コンベア24の上方に設置された2流体ノズル26から噴霧される。殺菌漂白水は殺菌漂白剤としての過酸化水素を水で所定濃度に希釈したものであり、殺菌漂白水投入部27から殺菌漂白水タンク28に貯蔵され、調圧弁30により圧力調節されたコンプレッサ31からの圧縮空気が殺菌漂白水用配管32を通って2流体ノズル26に供給される。過酸化水素の濃度としては劇薬から除外される6%以下、具体的には1〜6%の濃度のものを使用することが適当である。これは6%を超えると劇薬指定となって殺菌漂白水の仕様や流通に制約が課せられるためである。勿論、具体的ケースに応じて6%を超える濃度の殺菌漂白水を使用することも可能である。殺菌漂白用原料タンク21及び殺菌漂白水用配管32を構成する部材として、FRP,ガラス,フッ素樹脂のコーティング等の酸化防止材料を用いる。
また、コンプレッサ31からは調圧弁33によって圧力調整された圧縮空気が空気用配管34を通って殺菌漂白水とは別に2流体ノズル26に供給される。この2流体ノズル26の内部に殺菌漂白水(過酸化水素水)と空気を強制的に供給し、その量を任意に制御することにより2流体ノズル26内で両者を混合させ、過酸化水素の分解を促進させた状態、即ち酸化力を向上させた状態で原料小魚に噴霧することが本発明の特徴である。2流体ノズル26としては既存のものを使用できるが、殺菌漂白水を微霧状に噴霧でき、噴霧角度を調節できて、扇形の全域にわたり均等な分布と、中央が強く両端にかけて次第に弱まる山形分布を選択できるものが好ましい。本実施形態としては、コンプレッサ31の圧力を0.05MPsとして時間あたり、19リットル流量可能な2流体ノズル26を使用した。また、本実施形態では図示のように2個の2流体ノズル26を使用したが、殺菌漂白コンベア24の幅寸法に応じて1個或いは3個以上の2流体ノズル26を使用してもよい。要すれば、殺菌漂白コンベア24上を搬送される原料小魚に均一に散布できるものであればよい。
図16は2流体ノズル26の一例を示すものであり、殺菌漂白水用配管32を介して殺菌漂白水が殺菌漂白水供給部26aに供給され、所定圧力の空気が空気用配管34を介して空気供給部26bに供給され、2流体ノズル26内部で混合されて噴霧口26cから所定角度で殺菌漂白コンベア24上に噴霧される。図17は2流体ノズル26の他例を示すものである。
2流体ノズル26を採用したことにより、殺菌漂白水の量を圧縮空気の圧力により調整できると同時に、空気についても圧力調整によりその量を調整することができる。特許文献2では流入させる過酸化水素水の流量(圧縮空気の圧力)により、殺菌剤噴霧ノズルの側面に開けられた穴から自然に空気を流入させており、空気の量を調節することができないこととの大きな相違点である。即ち、2流体ノズル26は殺菌漂白水の量も、混合させる空気の量も任意に調整できる。例えば、殺菌漂白水タンク28の圧力を調圧弁30を介して高めていけば、殺菌漂白水は大量に押し出され、低めれば押し出す力が弱まり、少量しか押し出されない。また、2流体ノズル26に直接供給する空気はその圧力を高めれば、2流体ノズル26内部で殺菌漂白水の流れを阻害し殺菌漂白水の流量が少なくなり、低めればその流量は増すので、これら両者の手段を併用することにより、殺菌漂白水及び直接供給する空気の流量を調整することができる。またこの時、2流体ノズル26に供給する空気の量を増やすことにより、殺菌漂白水の分解は促進されやすくなり、酸化力も高まる。
図4は前記した殺菌漂白水と空気を混合して2流体ノズル26から原料小魚に噴霧するまでのフロー図である。このようにして2流体ノズル26に供給された殺菌漂白水と空気は2流体ノズル26内で任意の割合で混合されて殺菌漂白コンベア24上の原料小魚に向けて噴霧される。原料小魚の雑菌やヌメリは原料小魚に噴霧された殺菌漂白水の酸化力によって酸化分解して殺菌されるとともに漂白される。そして、殺菌漂白水そのものは時間経過によって分解除去されて、無害化する。
殺菌漂白水が噴霧された原料小魚は殺菌漂白コンベア24を移送され、殺菌漂白コンベア24の開放端部に隣接して設置された撹拌反転コンベア35に反転して乗り換えるとともに撹拌され、更に空気と接触し、過酸化水素の分解が促進される。なお、撹拌反転コンベア35は設置することなく省略してもよく、或いは撹拌反転を繰り返して行うために複数設置することもできる。また、コンベア以外の手段を使用して撹拌反転させてもよい。特許文献1,2の手段では過酸化水素が原料小魚に染み込まないように殺菌水を直ちに洗浄除去することを主眼としていた。しかしながら、その後研究結果により、原料小魚には浸透圧があり噴霧した殺菌漂白水は煮沸加工しない限り基本的に染み込まない事実を知見し、又原料小魚には酸化剤分解酵素であるカタラーゼ酵素があり付着した過酸化水素を原料小魚自体が分解する事実も知見した。そのため、噴霧した殺菌漂白水は直ちに洗浄除去をしなくとも、概ね4〜5分の時間経過を確保すれば分解無害化する。よって、殺菌漂白工程そのものには洗浄装置を必要としない。
図5は図2の撹拌反転コンベア35の先端部に隣接して既存の洗浄工程を配置した構成を示す平面図、図6はその要部側面図である。図に示すように殺菌漂白水が付着した原料小魚はそのままの状態で撹拌反転コンベア35から既存の洗浄工程の原料タンク36に供給されて洗浄される(図1のステップ7)。この原料タンク36以降の構成は全て既存の洗浄工程と同様である。原料タンク36に貯留された原料小魚はバケットコンベア37で掬い上げられ、洗浄タンク38に供給され、洗浄タンク38のシュート38aから原料投入コンベア39に供給されて次段の煮沸工程に供給される。この原料投入コンベア39の移送途中において原料投入コンベア39の上方に設置された洗浄シャワー40からの洗浄水を浴びて仮に酸化水素が残存していたとしても完全に洗浄除去される(図1のステップ8)。このとき洗浄水は原料投入コンベア39の下方に設置した吸引装置(図示なし)によって洗浄水吸引タンク41に吸引されて除去される(図1のステップ9)。この洗浄は殺菌漂白水の除去の観点からは本来必要ではないが、フューエルセーフのためとともに、ゴミや不純物を完全に除去するためである。
図7は原料投入コンベア39の先端に煮沸装置42を隣接して配置した状態を示す平面図である。洗浄の終了した原料小魚は原料投入コンベア39から、既存の煮沸装置42に供給されて煮沸されながら移送され(図1のステップ10)、製品取り出しコンベア43で釜揚げ及び製品取り出ししてから(図1のステップ11)、ステップ12で乾燥処理を行いステップ13で製品の箱詰めを行ってステップ14で出荷に供する。煮沸装置42の構成は段落0003で説明した従来の煮沸装置と同様である。
図8は本発明にかかる装置の第2実施形態を示す平面図であり、第1実施形態と同一の構成については同一の符号を付して説明を省略する。この第2実施形態は、第1実施形態の構成に加えて混合調節される殺菌漂白水と空気の一方又は双方を加温することにより、殺菌漂白水を所定温度に加温した状態で原料小魚に噴霧することにある。
殺菌漂白水の温度は季節や気候によって左右され、殺菌漂白水の温度が低すぎると充分な殺菌漂白力を得ることができない。殺菌漂白水としての過酸化水素水そのものの酸化力は60℃程度が最も高く、これ以上高温となると蒸発を開始してしまう。一方、殺菌漂白水の温度が高くなると原料小魚の鮮度低下を来すため、両者のバランスを考慮すると、殺菌漂白水の噴霧時の温度は20℃〜35℃程度が好ましい。季節や気候に応じて噴霧時の殺菌漂白水の温度が20℃〜35℃程度となるように殺菌漂白水や空気の加温温度を調節する。また、殺菌漂白水の噴霧時の温度が20℃〜35℃程度まで上がらなくとも、外気温より若干でも高くなれば酸化力を向上させる効果がある。よって、夏季は加温の必要性が少なく、殺菌漂白水の液温が10℃〜15℃程度まで低下する冬季は僅かな昇温であっても加温する効果が高い。よって、加温の有無は季節や気候によって作業者が効果的な殺菌漂白を行うために任意に選択すればよい。加温に際して殺菌漂白水に混合する空気を加温する場合には空気の温度をその日の気温に応じて20℃〜100℃として使用する。これは加温された空気が殺菌漂白水を加温し2流体ノズル26から噴霧されるまでの熱ロスを考慮したものである。
先ず殺菌漂白水そのものを加温する場合について説明する。図8に示すように、殺菌漂白水タンク28から所定濃度の過酸化水素水からなる殺菌漂白水が2流体ノズル26に供給されるまでの間に殺菌漂白水加温装置46を設置して加温している。殺菌漂白水を加温するための殺菌漂白水加温装置46の構成の一例を図9に基づいて説明すると、ボイラ47によって所定温度に加温された蒸気が蒸気配管49を通って殺菌漂白水加温装置46内に装備された熱交換器48に導入され、スチームトラップ51を介してドレン配管50から排出される。殺菌漂白水タンク28から殺菌漂白水用配管32aを介して常温の状態で殺菌漂白水加温装置46に導入された殺菌漂白水は、熱交換器48と熱交換することにより加温され、加温された状態で殺菌漂白水用配管32bを介して2流体ノズル26に供給され、空気と混合されて所定温度で殺菌漂白コンベア24上の原料小魚に噴霧される。52は加温された殺菌漂白水の温度を測定するための測温体、53は排水口である。なお、過酸化水素が温められて分解を起こすときは多くの酸素が発生するので、殺菌漂白水タンク28の内部圧力が必要以上高くなったときは定期的に安全弁等で排気するのが安全上好ましい。
図10は殺菌漂白水を加温する別構成を示すものであり、図9と同一の構成については同一の符号を付して説明を省略する。図10に示す構成では、電気ボックス54と電気配線55を介して接続された電熱ヒータ56を殺菌漂白水加温装置46内に設置し、殺菌漂白水用配管32aを介して殺菌漂白水加温装置46に導入された殺菌漂白水を所定温度に直接加温し、加温された殺菌漂白水は殺菌漂白水用配管32bから2流体ノズル26に供給される。
次に殺菌漂白水に混合する空気を加温する場合について説明する。図8に示すようにコンプレッサ31から調圧弁33を介して空気が2流体ノズル26に供給されるまでの間に空気加温装置57を設置して加温する。空気を加温するための空気加温装置57の構成の一例を図11に基づいて説明すると、ボイラ60によって所定温度に加温された蒸気が蒸気配管49を介して空気加温装置57内の底部に装備された熱交換器61に導入され、スチームトラップ64を介してドレン配管63から排出される。コンプレッサ31から空気用配管34aを介して常温の状態で空気加温装置57の底部から導入された空気は、熱交換器61と熱交換することにより加温され、加温された状態で空気加温装置57の上部から空気用配管34bを介して2流体ノズル26に供給され、殺菌漂白水と混合されて所定温度で殺菌漂白コンベア24上の原料小魚に噴霧される。65は加温された空気の温度を測定するための測温体である。そして、これらの構成を併用して混合調節される殺菌漂白水と空気の双方を加温するようにしてもよい。
図12は空気を加温する構成の他例を示すものであり、図11と同一の構成については同一の符号を付して説明を省略する。図12に示す構成では、空気加温装置57内に給水口66から注水をし、注水した水を熱交換器61と熱交換することにより加温し、空気加温装置57内を所定温度の湯67で満たし、空気用配管34aを介して空気加温装置57に導入された空気を湯67内を通過させることにより所定温度に加温し、加温された空気を空気用配管34bから2流体ノズル26に供給している。68は使用済みの湯67の配水管である。
図13は殺菌漂白水のみを加温する場合の、図14は空気のみを加温する場合の、図15は殺菌漂白水と空気の双方を加温する場合の、それぞれ殺菌漂白水と空気を混合して2流体ノズル26から原料小魚に噴霧するまでのフロー図である。このようにして2流体ノズル26に供給された殺菌漂白水と空気は2流体ノズル26内で混合されて殺菌漂白コンベア24上の原料小魚に向けて噴霧される。そして、噴霧される殺菌漂白水は加温されて噴霧されるため、殺菌剤として使用される過酸化水素水の酸化分解が迅速に行われ、原料小魚の雑菌やヌメリを殺菌し、漂白するとともに、時間経過とともに分解除去されて、無害化する。
以上詳細に説明したように、本発明によれば原料小魚をシラス干し等の食用或いはダシ取り用の製品として煮沸,乾燥する加工方法及び装置における洗浄工程前に、2流体ノズルを使用して殺菌漂白剤としての過酸化水素を水で希釈した殺菌漂白水と空気を任意の割合に強制的に混合調節して直接原料小魚上に噴霧することによって、過酸化水素の分解を促進し、効率的に殺菌漂白をすることができる。この適正な殺菌漂白処理により海水に含まれている腸炎ビブリオとか大腸菌のような食中毒の原因となる細菌が殺菌漂白水の酸化力によって死滅し、安全で、かつ、漂白された外観の良いシラス干しその他の小魚等の製品を得ることができる。
更に噴霧された過酸化水素水は、原料となる小魚の持つ浸透圧により、過酸化水素水を噴霧後に放置したとしても過酸化水素水が原料小魚に染み込むことがない。そして、過酸化水素の分解を促進させてやれば、原料としての小魚自身が持つ酸化剤分解酵素であるカタラーゼ酵素により、強制的な洗浄をしなくとも時間の経過とともに過酸化水素は分解・無害化される。よって、仕上がった製品中に過酸化水素が残留する惧れは生じない。原料小魚として、前記カエリ,シラス,イリコ,チリメンジャコ等の外、カタクチイワシ,マイワシ等の煮干加工製品にも適用することができる。
本発明の基本的工程の概略を説明するためのフロー図。 本発明にかかる殺菌漂白装置の第1実施形態を示す平面図。 図2の側面図。 殺菌漂白水と空気を混合して噴霧するまでのフロー図。 図1に既存の洗浄工程を配置した構成を示す平面図。 図5の要部側面図。 図5の先端に煮沸装置を配置した状態を示す平面図。 本発明にかかる殺菌漂白装置の第2実施形態を示す平面図。 殺菌漂白水加温装置の構成の一例示す説明図。 殺菌漂白水加温装置の構成の他例を示す説明図。 空気加温装置の構成の一例を示す説明図。 空気加温装置の構成の他例を示す説明図。 殺菌漂白水と空気を混合して噴霧するまでのフロー図。 殺菌漂白水と空気を混合して噴霧するまでのフロー図。 殺菌漂白水と空気を混合して噴霧するまでのフロー図。 2流体ノズルの一例を示す説明図。 2流体ノズルの他例を示す説明図。
符号の説明
21…殺菌漂白用原料タンク
22…バケットコンベア
23…水分散タンク
24…殺菌漂白コンベア
25…洗浄水吸引タンク
26…2流体ノズル
26a…殺菌漂白水供給部
26b…空気供給部
26c…噴霧口
27…殺菌漂白水投入部
28…殺菌漂白水タンク
30,33…調圧弁
32,32a,32b…殺菌漂白水用配管
34,34a,34b…空気用配管
35…撹拌反転コンベア
36…原料タンク
46…殺菌漂白水加温装置
47,60…ボイラ
48,61…熱交換器
57…空気加温装置

Claims (19)

  1. 洗浄工程、煮沸工程、乾燥工程を経て原料小魚を加工する方法において、洗浄工程前に、殺菌漂白剤としての過酸化水素を水で希釈した殺菌漂白水と空気を任意の割合に混合調節して原料小魚上に噴霧して殺菌漂白処理することを特徴とする小魚等の殺菌漂白方法。
  2. 殺菌漂白水の噴霧された原料小魚を煮沸工程前に所定時間経過させることにより、過酸化水素を分解させる請求項1記載の小魚等の殺菌漂白方法。
  3. 殺菌漂白水の噴霧された原料小魚を撹拌反転させることにより、過酸化水素の分解を促進させる請求項1又は2記載の小魚等の殺菌漂白方法。
  4. 殺菌漂白水の噴霧された原料小魚を煮沸工程前の所定の洗浄工程に移送する請求項1,2又は3記載の小魚等の殺菌漂白方法。
  5. 洗浄工程、煮沸工程、乾燥工程を経て原料小魚を加工する方法において、原料小魚を水分散を行って分散させて殺菌漂白コンベア上に移送し、殺菌漂白剤としての過酸化水素を水で希釈した殺菌漂白水と空気を任意の割合に混合調節して原料小魚上に噴霧して殺菌漂白処理し、その後原料小魚を撹拌反転させることにより、過酸化水素の分解を促進させてから洗浄工程に移送することを特徴とする小魚等の殺菌漂白方法。
  6. 洗浄工程、煮沸工程、乾燥工程を経て原料小魚を加工する方法において、殺菌漂白用原料タンクに供給された原料小魚を水分散タンクに分散させて殺菌漂白コンベア上に移送し、殺菌漂白剤としての過酸化水素を水で希釈した殺菌漂白水と空気を任意の割合に混合調節して殺菌漂白コンベア上の原料小魚上に噴霧して殺菌漂白処理し、その後、撹拌反転コンベアに移送して原料小魚を撹拌反転させることにより、過酸化水素の分解を促進させてから洗浄工程に移送することを特徴とする小魚等の殺菌漂白方法。
  7. 殺菌漂白水と空気を2流体ノズルを使用して任意の割合に混合調節する請求項1,2,3,4,5又は6記載の小魚等の殺菌漂白方法。
  8. 殺菌漂白水と空気を、2流体ノズルを使用して殺菌水と空気の一方又は双方の量を調節することにより、任意の割合に混合する請求項1,2,3,4,5又は6記載の小魚等の殺菌漂白方法。
  9. 任意の量の空気を混合することにより、殺菌漂白水の酸化力を高めた請求項1,2,3,4,5,6,7又は8記載の小魚等の殺菌漂白方法。
  10. 噴霧する殺菌漂白水が所定温度に加温されている請求項1,2,3,4,5,6,7,8又は9記載の小魚等の殺菌漂白方法。
  11. 混合調節される殺菌漂白水と空気の一方又は双方を加温する請求項1,2,3,4,5,6,7,8又は9記載の小魚等の殺菌漂白方法。
  12. 殺菌漂白水と混合される空気の温度を20℃〜100℃とした請求項1,2,3,4,5,6,7,8,9,10又は11記載の小魚等の殺菌漂白方法。
  13. 噴霧される殺菌漂白水の温度を20℃〜35℃とした請求項10,11又は12記載の小魚等の殺菌漂白方法。
  14. 原料小魚を移送する殺菌漂白コンベアと、殺菌漂白コンベアの上方に配置されて殺菌漂白剤としての過酸化水素を水で希釈した殺菌漂白水と空気を任意の割合に混合調節して噴霧する2流体ノズルとを備えてなることを特徴とする小魚等の殺菌漂白装置。
  15. 原料小魚を移送する殺菌漂白コンベアと、殺菌漂白コンベアの上方に配置されて殺菌漂白剤としての過酸化水素を水で希釈した殺菌漂白水と空気を任意の割合に混合調節して噴霧する2流体ノズルと、殺菌漂白水の噴霧された原料小魚を撹拌反転させて移送する撹拌反転コンベアとを備えてなることを特徴とする小魚等の殺菌漂白装置。
  16. 原料小魚を貯留する殺菌漂白用原料タンクと、殺菌漂白用原料タンクから原料小魚を水分散タンクに供給するバケットコンベアと、原料小魚を水分散させる水分散タンクと、水分散タンクから分散させて供給された原料小魚を移送する殺菌漂白コンベアと、殺菌漂白コンベアの上方に配置されて殺菌漂白剤としての過酸化水素を水で希釈した殺菌漂白水と空気を任意の割合に混合調節して噴霧する2流体ノズルと、殺菌漂白水の噴霧された原料小魚を撹拌反転させて移送する撹拌反転コンベアとを備えてなることを特徴とする小魚等の殺菌漂白装置。
  17. 殺菌漂白水又は空気の一方又は双方を加温する加温装置を有する請求項14,15又は16記載の小魚等の殺菌漂白装置。
  18. 加温装置によって殺菌漂白水と混合する空気を20℃〜100℃に加温する請求項17記載の小魚等の殺菌漂白装置。
  19. 噴霧される殺菌漂白水の温度を20℃〜35℃とした請求項17又は18記載の小魚等の殺菌漂白装置。
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