JP2008059618A - 2層光ディスク - Google Patents
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Abstract
【課題】 2層光ディスクにおいて、各層のデータ容量が異なる光ディスクを提供すること。
【解決手段】 本発明の光ディスクは、再生または記録用の光入射面が同一である第1と第2の2つの情報記録層を有した光ディスクであって、前記第1の情報記録層は、光入射表面から略tの位置に存在し、前記第2の情報記録層は、光入射表面から略t’の位置に存在し、t’≦0.5tの関係を有し、前記第1の情報記録層のデータ容量より、前記第2の情報記録層のデータ容量の方が大きい。例えば、光入射面からtに位置する第1の情報記録層102と、光入射面からt’に位置する第2の情報記録層104を有し、t’≦0.5tの関係を有する。
【選択図】 図2
【解決手段】 本発明の光ディスクは、再生または記録用の光入射面が同一である第1と第2の2つの情報記録層を有した光ディスクであって、前記第1の情報記録層は、光入射表面から略tの位置に存在し、前記第2の情報記録層は、光入射表面から略t’の位置に存在し、t’≦0.5tの関係を有し、前記第1の情報記録層のデータ容量より、前記第2の情報記録層のデータ容量の方が大きい。例えば、光入射面からtに位置する第1の情報記録層102と、光入射面からt’に位置する第2の情報記録層104を有し、t’≦0.5tの関係を有する。
【選択図】 図2
Description
本発明は、2つの情報記録層を備えた光ディスクに関する。
近年、光ディスクの大容量化の手段として、2層の光ディスクがある。現在、実用化されている2層光ディスクは、各層の容量は同じ容量となっている。たとえば、DVD再生専用ディスクでは、2層ディスクとして、8.5ギガバイトのものが規定されているが、各層の容量は、4.25ギガバイトで等しい(非特許文献1参照)。
日本工業規格 JIS X 6241
日本工業規格 JIS X 6241
しかしながら、各層の容量が等しい2層ディスクでは、収容するコンテンツに制限が加わってしまう。たとえば、一方の層に映画を標準画質で記録し、もう一方の層に映画を高画質で記録したいというような用途がある。この用途は、同じ映画で標準画質と、高画質の2枚のディスクを作る必要がないというメリットがあり、需要がある。しかし、各層の容量が等しい現在の2層ディスクでは、標準画質で片方の層の容量を全て使い切る映画に対しては、高画質においてそれ以上の容量が必要になり、実現できない。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、各層に異なる容量を収容できる2層光ディスクを提供することを目的とする。
本発明の光ディスクは、記録または再生用の光入射面が同一である2つの情報記録層を有し、入射面からtの位置に第1の情報記録層が存在し、入射面からt’≦0.5tの位置に第2の情報記録層が存在する光ディスクであって、第1の情報記録層の容量よりも、第2の情報記録層の容量の方が大きくできる。これにより、上記目的が達成される。
本発明の2層光ディスクによれば、光入射面からtの位置に第1の情報記録層を配置し、t’≦0.5tの位置に第2の情報記録層を配置することにより、第2の情報記録層の再生または記録に、第1の情報記録層に用いる光スポット径より小さい径の光スポットを用いることができるので、第2の情報記録層のデータ容量をより大きく設定することが可能になる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1の2層光ディスクの構造を示す。
図1は、本発明の実施の形態1の2層光ディスクの構造を示す。
図1において、101は基板、102は第1の情報記録層、103は接着樹脂などのスペース層、104は第2の情報記録層、105は光透過層、106は光入射面である。光入射面106からレーザ光を照射し、第1の情報記録層102および第2の情報記録層104のデータを再生または記録する。
本実施の形態の2層光ディスクにおいては、第1の情報記録層102は、光入射面106からtの位置にあり、第2の情報記録層104は、光入射面106からt’の位置にある。ここで、t’≦0.5tの関係にある。
このとき、第1の情報記録層102を再生、または記録する光ヘッドの光源波長をλ、対物レンズの開口数をNA、第2の情報記録層104を再生、または記録する光ヘッドの光源波長をλ’、対物レンズの開口数をNA’とする。
ディスクが傾いたときのコマ収差量を、第1の情報記録層102の再生または記録時と、2の情報記録層104の再生または記録時とで、等しくなる条件は、
λ’/(t’×(NA’)3)=λ/(t×(NA)3)
と示される。いいかえれば、この条件が満たされれば、第1の情報記録層102も第2の情報記録層104も同程度の安定性で再生または記録できることになる。
ディスクが傾いたときのコマ収差量を、第1の情報記録層102の再生または記録時と、2の情報記録層104の再生または記録時とで、等しくなる条件は、
λ’/(t’×(NA’)3)=λ/(t×(NA)3)
と示される。いいかえれば、この条件が満たされれば、第1の情報記録層102も第2の情報記録層104も同程度の安定性で再生または記録できることになる。
変形すると、
(λ/λ’)×(NA’/NA)3=(t/t’)≧2
となる。
(λ/λ’)×(NA’/NA)3=(t/t’)≧2
となる。
この範囲を図2に斜線で示す。
図2から、λ/λ’=1.5、NA’/NA=1.5の値をとることが可能である。
一方、形成される光スポットの直径は、光源波長に比例し、NAに反比例するから、第1の情報記録層102での光スポット直径をW、第2の情報記録層104での光スポット直径をW’とすれば、
W =k×λ/NA、
W’=k×λ’/NA’
と表される。したがって、
W’/W=(λ’/λ)×(NA/NA’)=0.44
となり、第2の情報記録層104での光スポット直径がより小さくなる。光スポット直径が小さいと、再生または記録できるピット径もより小さくなる。これにより、第2の情報記録層には、第1の情報記録層よりも多くのピットを収容することができる。すなわち、第2の情報記録層のデータ容量を第1の情報記録層のデータ容量より大きくできる。
W =k×λ/NA、
W’=k×λ’/NA’
と表される。したがって、
W’/W=(λ’/λ)×(NA/NA’)=0.44
となり、第2の情報記録層104での光スポット直径がより小さくなる。光スポット直径が小さいと、再生または記録できるピット径もより小さくなる。これにより、第2の情報記録層には、第1の情報記録層よりも多くのピットを収容することができる。すなわち、第2の情報記録層のデータ容量を第1の情報記録層のデータ容量より大きくできる。
また、たとえば、t=0.6mm、t’=0.1mmと設定することができるが、このとき、第1の情報記録層はDVDプレーヤで再生でき、第2の情報記録層はBDプレーヤで再生できることになり、異なるフォーマットのプレーヤの両方で再生できるという、新しい効果も発生する。
また、以上の実施の形態では、第1の情報記録層と第2の情報記録層は、各々1層としたが、複数の同じ容量層で構成される、第1の情報記録層群、第2の情報記録層群であっても良い。
以上のように、本発明の好ましい実施形態を用いて本発明を例示してきたが、本発明は、この実施形態に限定して解釈されるべきものではない。本発明は、特許請求の範囲によってのみその範囲が解釈されるべきであることが理解される。当業者は、本発明の具体的な好ましい実施形態の記載から、本発明の記載および技術常識に基づいて等価な範囲を実施することができることが理解される。本明細書において引用した特許、特許出願および文献は、その内容自体が具体的に本明細書に記載されているのと同様にその内容が本明細書に対する参考として援用されるべきであることが理解される。
本発明の2層光ディスクによれば、光入射面からtの位置に第1の情報記録層を配置し、t’≦0.5tの位置に第2の情報記録層を配置することにより、第2の情報記録層の再生または記録に、第1の情報記録層に用いる光スポット径より小さい径の光スポットを用いることができるので、第2の情報記録層のデータ容量をより大きく設定することが可能になる。
101 基板
102 第1の情報記録層
103 スペース層
104 第2の情報記録層
105 光透過層
106 光入射面
102 第1の情報記録層
103 スペース層
104 第2の情報記録層
105 光透過層
106 光入射面
Claims (2)
- 再生または記録用の光入射面が同一である第1と第2の2つの情報記録層を有した光ディスクにおいて、
前記第1の情報記録層は、光入射表面から略tの位置に存在し、
前記第2の情報記録層は、光入射表面から略t’の位置に存在し、
t’≦0.5tの関係を有し、
前記第1の情報記録層のデータ容量より、前記第2の情報記録層のデータ容量の方が大きいことを特徴とする光ディスク。 - 再生または記録用の光入射面が同一である第1と第2の2つの情報記録層を有した光ディスクにおいて、
前記第1の情報記録層は、光入射表面から略0.6mmの位置に存在し、
前記第2の情報記録層は、光入射表面から略0.1mmの位置に存在することを特徴とする請求項1記載の光ディスク。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005002092A JP2008059618A (ja) | 2005-01-07 | 2005-01-07 | 2層光ディスク |
PCT/JP2006/300063 WO2006073169A1 (ja) | 2005-01-07 | 2006-01-06 | 光ディスクおよび光ディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005002092A JP2008059618A (ja) | 2005-01-07 | 2005-01-07 | 2層光ディスク |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008059618A true JP2008059618A (ja) | 2008-03-13 |
Family
ID=36647645
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005002092A Withdrawn JP2008059618A (ja) | 2005-01-07 | 2005-01-07 | 2層光ディスク |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008059618A (ja) |
WO (1) | WO2006073169A1 (ja) |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3248415B2 (ja) * | 1995-11-21 | 2002-01-21 | 松下電器産業株式会社 | 多層ディスク |
JP4300642B2 (ja) * | 1999-08-18 | 2009-07-22 | ソニー株式会社 | 記録媒体及び記録媒体の再生装置並びに再生方法 |
JP2004095005A (ja) * | 2002-08-29 | 2004-03-25 | Sharp Corp | 光情報記録媒体 |
JP2004152398A (ja) * | 2002-10-30 | 2004-05-27 | Pioneer Electronic Corp | 多層情報記録媒体及び多層情報記録媒体記録再生装置 |
JP2004303351A (ja) * | 2003-03-31 | 2004-10-28 | Sanyo Electric Co Ltd | テストディスク |
-
2005
- 2005-01-07 JP JP2005002092A patent/JP2008059618A/ja not_active Withdrawn
-
2006
- 2006-01-06 WO PCT/JP2006/300063 patent/WO2006073169A1/ja not_active Application Discontinuation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2006073169A1 (ja) | 2006-07-13 |
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