JP2004095005A - 光情報記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】第1〜第3の各記録媒体12〜14を光ビームの入射側から順に互いに積層して設ける。第1記録媒体12は、波長λ1 のレーザ光16が集光されると記録再生できると共に集光しないレーザ光を透過させる。第2記録媒体13は、波長λ2 (≧λ1 )のレーザ光17が集光されると記録再生できると共に集光しないレーザ光を透過させる。第3記録媒体14は、波長λ3 (≧λ2 )のレーザ光18が集光されると記録再生できる。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、レーザビームにより、光学的に情報を記録・再生する光ディスク等の光情報記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
マルチメディア化が進展し、なかでもその中心となるパーソナルコンピュータ(以下パソコンと称する)が普及してきている。近年、それに伴い、リムーバブルタイプすなわち抜き差し可能なタイプであって、高密度・大容量・高速アクセス等の種々の要求を満足しうる光情報記録媒体の研究開発および規格化が活発に推進されてきている。
【0003】
特に、いわゆるCD(コンパクトディスク)ファミリーと呼ばれるCD類似記録媒体のうちで、CDやCD−ROMが、650MB(メガバイト)容量の読み出し専用メモリとして普及している。また、CD−Rが、追記型(1回書き込み)メモリとして、ROM(読み出し専用メモリ)のプリマスターとして、あるいはペーパレスのパーソナルファイルすなわち紙を使わない個人用のファイルなどのようなパソコンデータ用の記録媒体として、急速に普及している。
【0004】
こうした、パソコンを中心とした大きな記録媒体市場に、さらに高密度な4.7GB(ギガバイト)容量のDVD−ROM(読み出し専用デジタルビデオディスク)が1995年12月に規格統一され、画像を含めた大容量記録媒体として登場してきた。パッケージ記録媒体としては既にCD−ROMが広く普及しているが、DVDは、このCD−ROMと上位互換の関係にあり、文字情報や音声、動画像等の情報をデジタル化して記録するものである。
【0005】
さらに、2002年2月にBlu−ray Disc(以下、BDと称する)という波長405nmの青色レーザを用いた最大容量27GBという超高密度光ディスク規格が発表された。BDは、高密度な情報記録媒体であり、その音声の高品質性、画像の高精細性が注目されており、CD−ROM、DVDの大容量版として大きな市場が期待されている。
【0006】
一般的な記録媒体としては、CDとDVDとBDとは別々の記録媒体としてのみ存在している。しかし、上述のようにBDは、DVDおよびCDの、DVDはCDの上位互換関係の位置にある。このため、DVDレコーダやDVDプレーヤ等のDVDドライブでは、一般に、CDドライブと異なり、DVDのみならずCDをも記録再生できるようになっている。また、BDレコーダやBDプレーヤ等のBDドライブでは、一般に、CDドライブDVDドライブと異なり、BDのみならずCDやDVDをも記録再生できるようになっている。
【0007】
記録媒体の種類は、CDの場合は、再生専用のCD−ROMではプレピット方式、追記型のCD−Rでは色素記録方式、書き換え型のCD−Eでは相変化記録方式の3種類がある。DVDの場合は、再生専用のDVD−ROMではプレピット方式、追記型のDVD−Rでは色素記録方式、書き換え型のDVD−RAMでは相変化記録方式の3種類がある。これらのうち、色素記録方式のCD−R、色素記録方式のDVD−Rおよび色素記録方式のBD−Rの断面図を図11、図12、図13にそれぞれ示す。
【0008】
図11に示すように、上記色素記録方式のCD−R201は、1.2mmの厚さのPC(ポリカーボネート)基板202に、有機色素膜203、反射膜204、保護コート205がこの順に積層されている。有機色素膜203は、例えばシアニンやフタロシアニン等が用いられる。反射膜204としては例えば金が用いられる。1回のアクセスでの記録再生は1面のみであり、多重記録再生はできない。
【0009】
図12に示すように、上記色素記録方式のDVD−R301は、貼り合わせる、2枚の各媒体305・309が互いに背面側にて貼り合わされた構造となっている。すなわち、貼り合わせ媒体305は、0.6mmの厚さのPC基板302に、有機色素膜303、反射膜304がこの順に積層されている。同じく、貼り合わせ媒体309は、0.6mmの厚さのPC基板306に、有機色素膜307、反射膜308がこの順に積層されている。有機色素膜303・307は例えばシアニンやフタロシアニン等が用いられる。反射膜304・308としては、例えば金が用いられる。
【0010】
この2枚の貼り合わせ媒体305・309の反射膜304・308同士が、貼り合わせ用の樹脂310によって接着されることにより、貼り合わせ媒体305・309が互いに貼り合わせられている。
【0011】
図13に示すように、上記色素記録方式のBD−R401は、1.1mmの厚さのPC(ポリカーボネート)基板402に、金属反射膜403、有機色素膜404、保護コート405がこの順に積層されている。反射膜403としては例えばアルミニウム等が用いられる。有機色素膜404は、例えばシアニンやフタロシアニン等が用いられる。保護コート405としては、厚さは100μmの例えばポリカーボネートシート等が用いられる。1回のアクセスでの記録再生は1面のみであり、多重記録再生はできない。
【0012】
また、それら上記色素記録方式のCD−Rおよび上記色素記録方式のDVD−Rおよび上記色素記録方式のBD−Rの吸光度スペクトルを、図14、図15および図16にそれぞれ示す。図から分かるように、色素の長波長吸収端では急峻な立ち下がりとなっており、この付近の波長に記録レーザ波長を適合させている。図16のBD−R用色素のみ短波長記録再生であるため、短波長吸収端の立ち上がりを急峻とし、その付近に記録レーザ波長を適合させている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように、BDドライブやDVDドライブではBDやDVDのみならずCDをも記録再生することができる。しかしながら、一つのBDドライブやDVDドライブでCDからDVD・BD、またはBD・DVDからCDへとデータを移動・複写するには、CDとDVDとBDとを抜き差しして入れ換える操作が必要になるため、操作が煩雑であり迅速に操作できないという問題点がある。
【0014】
また、データのBDやDVD上での書き込みや読み出しとCD上での書き込みや読み出しとを交互に頻繁に行うときにも、CDとDVDとBDを抜き差しして入れ換える操作が必要になるため、やはり操作が煩雑であり迅速に操作できないという問題点がある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明の光情報記録媒体は、上記の課題を解決するため、光入射側から、第1記録媒体と第2記録媒体と第3記録媒体とを有し、第1記録媒体の記録密度がσ1、第2記録媒体の記録密度がσ2、第3記録媒体の記録密度がσ3であるとき、各記録密度は、σ1>σ2>σ3に設定されていることを特徴としている。
【0016】
上記構成によれば、各記録密度σ1、σ2、σ3を、σ1>σ2>σ3に設定することで、第1記録媒体を記録再生するための光の波長λ1 と第2記録媒体を記録再生するための光の波長λ2 と第3記録媒体を記録再生するための光の波長λ3 とを、それぞれ、λ1<λ2<λ3に設定できて、後に詳述するように、第1記録媒体と第2記録媒体と第3記録媒体と間の相互間でのデータのやりとりを簡素化できる。
【0017】
本発明の他の光情報記録媒体は、前記の課題を解決するため、第1記録媒体と第2記録媒体と第3記録媒体とが互いに積層されており、第1記録媒体は、第2記録媒体と第3記録媒体とが積層された側と反対の側から照射されて第1記録媒体上で集光する波長λ1 の光ビームによって記録および再生の少なくとも一方を行うためのものであり、また、第1記録媒体は、波長λ1 、波長λ2 および波長λ3 をそれぞれ有する、第1記録媒体上で集光しない光ビームを透過させるようになっており、第2記録媒体は、第1記録媒体が積層された側から照射されて第2記録媒体上で集光する波長λ1 および波長λ2 の何れかの光ビームによって記録および再生の少なくとも一方を行うためのものであり、また、第2記録媒体は、波長λ1 、波長λ2 および波長λ3 をそれぞれ有する、第2記録媒体上で集光しない光ビームを透過させるようになっており、第3記録媒体は、第1記録媒体および第2記録媒体が積層された側から照射されて第3記録媒体上で集光する波長λ1 、波長λ2 および波長λ3 の何れかの光ビームによって記録および再生の少なくとも一方を行うためのものであることを特徴としている。
【0018】
上記光情報記録媒体では、記録および再生の少なくとも一方を行うための光ビームの波長が、λ1<λ2<λ3であることが好ましい。
【0019】
上記の構成により、以下▲1▼〜▲6▼のように記録再生が行われる。
▲1▼波長λ1 の光ビームを照射して第1記録媒体に集光させた場合、第1記録媒体で記録再生を行うことが可能である。
▲2▼波長λ1 の光ビームを照射して第2記録媒体に集光させた場合、光ビームが第1記録媒体を透過して第2記録媒体に到達し、第2記録媒体で記録再生を上記光ビームにより行うことができる。
▲3▼波長λ1 の光ビームを照射して第3記録媒体に集光させた場合、光ビームが第1記録媒体および第2記録媒体を透過して第3記録媒体に到達し、第3記録媒体で記録再生を上記光ビームによって行うことが可能となる。
▲4▼波長λ2 の光ビームを照射して第2記録媒体に集光させた場合、光ビームが第1記録媒体を透過して第2記録媒体に到達し、第2記録媒体で記録再生が可能である。
▲5▼波長λ2 の光ビームを照射して第3記録媒体に集光させた場合、光ビームが第1記録媒体および第2記録媒体を透過して第3記録媒体に到達し、第3記録媒体で記録再生を行うことができる。
▲6▼波長λ3 の光ビームを照射して第3記録媒体に集光させた場合、光ビームが第1記録媒体および第2記録媒体を透過して第3記録媒体に到達し、第3記録媒体で記録再生が可能となる。
【0020】
上記▲1▼、▲2▼および▲3▼はBDディスクを駆動して記録再生するBDドライブで行える。▲4▼および▲5▼は、DVDを駆動して記録再生するDVDドライブで行える。上記▲6▼はCDを駆動して記録再生するCDドライブで行える。このため、1つの光情報記録媒体の同じ側を向いた面で、CD情報、DVD情報およびBD情報の3つを記録再生できる。
【0021】
したがって、1つの上記光情報記録媒体を、例えばDVDドライブに入れたままの状態で、CD、DVDおよびBDの間で自由にデータを移動・複写することができる。それによって、一つのBDドライブでCDからDVD間、またはDVDからBD間のデータを移動・複写するのに、CDとDVDとBDディスクを抜き差しして入れ換える操作が不要になるため、操作が簡略であり迅速に操作できる。
【0022】
また、上記のように1つの光情報記録媒体の同じ側を向いた面に、CD情報、DVD情報およびBD情報の3つを記録できるので、1つの光情報記録媒体をBDドライブに入れたままの状態で、データのBD上での書き込みや読み出しとDVD上での書き込みや読み出しおよびCD上での書き込みや読み出しとの3つの動作を行うことができる。
【0023】
それによって、データのBD上での書き込みや読み出しとDVD上での書き込みや読み出しおよびCD上での書き込みや読み出しとを頻繁に行うときにも、CDとDVDとBDを抜き差しして入れ換える操作が不要なため、操作が簡略であり迅速に操作できる。
【0024】
【発明の実施の形態】
〔実施の形態1〕
本発明の実施の一形態について図1ないし図3に基づいて説明すれば、以下の通りである。図1に示すように、本実施の形態に係る光ディスク(光情報記録媒体)1は、入射光側媒体である第1記録媒体12と、中層媒体である第2記録媒体13と、下層媒体である第3記録媒体14とを有している。
【0025】
第1記録媒体12は、図中、記録再生のための光ビームの入射側となる上側から順に、PC(ポリカーボネート)シート2、第1色素3および金属半透明膜4が互いに積層された構造を有している。PCシート2は、例えば100μmの厚みの、光透過性を有する透明シートである。第1記録媒体12は、中層媒体13におけるPC基板5の入射側に近いほうの面に、アルミニウム等の金属半透明膜4がスパッタ法等で形成され、その上に上記第1色素3がスピンコート法等で塗布され、形成されている。
【0026】
さらに、PC基板5への入射光側の表面に近いほうの、PC基板2の表面部には、BD(ブルーレイディスク)フォーマットのグルーブ2aや図示しない情報ピットが形成されている。上記グルーブ2aは、記録トラック用に、記録トラックに沿って蛇行して同心円状またはスパイラル状に形成された案内溝である。このようなPCシート2は、第1色素3の上に貼合わされて形成されている。また、互いに隣り合う各グルーブ2a間のランドに記録トラックを設けてもよい。
【0027】
第2記録媒体13は、図中、上側(入射光側)から順に、PC(ポリカーボネート)基板5、第2色素6、および金属半透明膜7が互いに積層された構造を有している。PC基板5は、例えば0.5mmの厚みの、光透過性を有する透明基板であり、入射光側の表面に対して、より遠い側の表面部には、DVD(デジタルバーサタイルディスク)フォーマットのグルーブ5aを有している。第2記録媒体13は、このPC基板5の入射光側の面より遠い側の面部に、第2色素6がスピンコート法等で塗布され、塗布面の上に上記金属半透明膜7がスパッタリング法に基づく成膜により形成されている。
【0028】
なお、PC基板5の両面に情報ピットおよび案内溝をそれぞれ形成して、光入射側に第1記録媒体12用のパターンが、反対側に第2記録媒体13用のパターンが形成されていてもよい。このとき、第1記録媒体12は、PC基板5上に逆構成で薄膜形成され、その上には、約100μmのUV硬化樹脂のコーティングもしくは、PCシートの貼り合せによる表面コートを行うことが望ましい。
【0029】
第3記録媒体14は、図中、上側(入射光側)から順に、PC(ポリカーボネート)基板8、第2色素9、金属反射膜10、および保護コート11が互いに積層された構造を有している。PC基板8は、例えば0.5〜0.6mmの厚みの、光透過性を有する透明基板であり、入射光側より遠い側の表面部にCD(コンパクトディスク)フォーマットのグルーブ8aや図示しない情報ピットを有している。第3記録媒体14は、このPC基板8の入射光側の表面に対して、より遠い側の表面に、第3色素9がスピンコート法等で塗布され、その塗布面上に上記金属反射膜10をスパッタリング法等で成膜し、さらに上記保護コート11をコーティングして形成されている。
【0030】
第2記録媒体13の最下部、すなわち金属半透明膜7の、光ビームを受けない面(図中下側の面)と、第3記録媒体14の最上部、すなわちPC基板8の、第3色素9と接しておらず光ビームが入射する面(図中上側の面)とが、透明貼り合わせ樹脂15で貼り合わされている。このため、両PC基板5・8における、光ビームが入射する面が、同一の方向(図中、上方向)を向く。この構造によって1枚の光ディスク1が形成されている(タンデム構造)。
【0031】
このような光ディスク1については、第1記録媒体の記録密度がσ1、第2記録媒体の記録密度がσ2、第3記録媒体の記録密度がσ3とするとき、各記録密度は、σ1>σ2>σ3に設定されていることになり、図示しない、BDドライブ、DVDドライブおよびCDドライブの3種類のドライブで駆動することができるものである。
【0032】
BDドライブは、レーザ光(光ビーム)16をBDディスクに対して照射・集光して記録再生を行うべく駆動する。ここで、上記レーザ光16の波長は例えばλ1 =405nmである。また、BDドライブでは、上記レーザ光16の波長が、後述するようにCD、CD−R、CD−ROMのためのレーザ光18より短いことから、駆動されたCD、CD−R、CD−ROMに対して、上記レーザ光16を照射・集光して記録再生を行うこともできる。また、BDドライブにおいては、DVDディスクである第2記録媒体13に対して、上記レーザ光16の波長が、後述するようにDVDディスクのためのレーザ光17より短いことから、駆動されたDVDディスクに対してレーザ光16を照射・集光して記録再生を行うこともできる。
【0033】
DVDドライブは、レーザ光(光ビーム)17をDVDディスクに対して照射・集光して記録再生を行うべく駆動する。ここで、上記レーザ光17の波長は例えばλ2 =650nmである。また、DVDドライブでは、上記レーザ光17の波長が、後述するようにCD、CD−R、CD−ROMのためのレーザ光18より短いことから、駆動されたCD、CD−R、CD−ROMに対して、レーザ光17を照射・集光して記録再生を行うこともできる。
【0034】
一方、CDドライブは、同じくレーザ光18をCD、CD−R、CD−ROMに対して照射・集光して記録再生を行うべく駆動する。この場合、上記レーザ光18の波長は、上記の各レーザ光16、17より長く、例えばλ3 =780nmである。
【0035】
ここで、第1色素3の吸収スペクトルは、図16に示すように、その吸収スペクトル曲線の短波長側端部が上記BDドライブのレーザ光の波長(405nm)であり、その吸収スペクトル曲線の長波長側端部が上記DVDドライブのレーザ光の波長(650nm)である。したがって、650nmまたは780nmの光ビーム17、18は、第1色素3を透過し、第2記録媒体13、第3記録媒体14の記録再生が行える。
【0036】
第2色素6は、反射特性を調整した有機色素、例えば下記の式(1)に示すようなシアニン色素であり、
【0037】
【化1】
【0038】
式中、R1 、R2 はいずれも、アルキル基またはアリル基である。
【0039】
図2に、第2色素6の吸光スペクトルを曲線Aで示す。同図から分かるように、第2色素6は、その吸収スペクトル曲線の長波長側端部が上記DVDドライブのレーザ光の波長(650nm)である。したがって、650nmの光ビームが第2色素6上に集光されるとこの光ビームが吸収され、記録再生が行える。
【0040】
また、第2色素6は、上記CDドライブのレーザ光の波長(780nm)とDVDドライブのレーザ光の波長(650nm)とで、いずれも、透過率が50%以上である。つまり、第2色素6は、650nmおよび780nmを含む波長域の波長であって第2色素6上には集光しない光ビームは、透過する性質を有している。
【0041】
一方、第3色素9は、反射特性を調整した有機色素、例えば式(2)にて示すようなシアニン色素である。
【0042】
【化2】
【0043】
式中、R1 、R2 はいずれも、アルキル基またはアリル基である。
【0044】
図3に、第3色素9の吸光スペクトルを示す。同図から分かるように、第3色素9は、その吸収スペクトル曲線の長波長端部が上記CDドライブのレーザ光の波長(780nm)である。一方、第3色素9は、その吸収スペクトル曲線の短波長側端部が上記DVDドライブのレーザ光の波長(650nm)である。したがって、650nmまたは780nmの光ビームが第3色素9上に集光されると、この光ビームが吸収され、記録再生が行える。
【0045】
なお、第3色素9は、第2色素6の650nmでの吸収特性とほぼ等しい、第2色素6と兼用できるような吸光特性(図2の曲線B参照)を備えているので、第2色素6を化学式(2)にて示された第3色素9としてもよい。このように兼用することにより、第2色素6および第3色素9は、互いに同一の化合物を用いても、650nmレーザ、780nmレーザのどちらでも記録が可能にできると共に、工程を兼用して低コスト化を図れるというメリットを発揮できる。
【0046】
次に、本光ディスク1を用いての記録再生について説明する。BDドライブでこの光ディスク1に対して記録再生を行う際には、以下の3通りの認識の場合がある。
【0047】
すなわち、本光ディスク1をBDメディアとして認識した場合には、図1に示すように、PCシート2から厚み0.1mmのところで波長405nmのレーザ光16を集光させる。その結果、第1色素3上でレーザ光16が集光される。したがって、第1記録媒体12の側での記録再生が可能となる。
【0048】
DVDメディアとして認識した場合は、PCシート2から厚み0.6mmのところで波長405nmのレーザ光16をレーザ光17として集光させる。その結果、第2色素6上でレーザ光17が集光される。したがって、第2記録媒体13の側での記録再生が可能となる。
【0049】
CDメディアとして認識した場合は、PCシート2から厚み1.2mmのところで波長405nmのレーザ光16をレーザ光18として集光させる。その結果、第3色素9上でレーザ光18が集光される。したがって、第3記録媒体14の側での記録再生が可能となる。
【0050】
DVDドライブでこの光ディスク1に対して記録再生を行う際には、以下の2通りの認識の場合がある。
【0051】
また、本光ディスク1をDVDメディアとして認識した場合には、図1に示すように、PCシート2から厚み0.6mmのところで波長650nmのレーザ光17を集光させる。その結果、第2色素6上でレーザ光17が集光される。したがって、第2記録媒体13の側での記録再生が可能となる。
【0052】
一方、本光ディスク1をCDメディアとして認識した場合には、PC基板5から厚み1.2mmのところで波長650nmのレーザ光17をレーザ光18として集光させる。その結果、第3色素9上でレーザ光18が集光される。したがって、第3記録媒体14の側での記録再生が可能となる。
【0053】
このとき、第3記録媒体14の側へレーザ光18が記録再生に十分な強度で届くように、前述した通り、DVDドライブのレーザ光の波長(650nm)で、第2記録媒体13の透過率が50%以上であることが好ましい。本実施の形態では、上記第2色素6として、上記波長の場合の透過率が50%以上、より好ましくは80%以上のものを用いている(図2参照)。
【0054】
また、第3記録媒体14上でDVDドライブのレーザ光により記録再生できるように、第3記録媒体14は、前述した通り、吸光度の短波長端がDVDドライブのレーザ光の波長(650nm)である(図3参照)。
【0055】
また、CDドライブでこの光ディスク1に対して記録再生を行う際には、第3記録媒体14の側へのみアクセスできる。PCシート2から厚み1.2mmのところで波長780nmのレーザ光18を集光させる。その結果、第3色素9上でレーザ光18が集光される。したがって、第3記録媒体14の側での記録再生が可能となる。
【0056】
このとき、第3記録媒体14の側へレーザ光が記録再生に十分な強度で届くように、前述した通り、CDドライブのレーザ光の波長(780nm)で、第1記録媒体12および第2記録媒体13の透過率が50%以上、より好ましくは80%以上であることが好ましい。本実施の形態では、上記第1色素3および第2色素6として、上記波長の場合の透過率が50%以上のものを用いている(図2参照)。
【0057】
また、第3記録媒体14上でレーザ光により記録再生できるように、前述した通り、第3記録媒体14は、吸光度の長波長端が、CDドライブの上記レーザ光の波長(780nm)である(図3参照)。
【0058】
ところで、従来では、データのBD上での書き込みや読み出しとCD、DVD上での書き込みや読み出しとを交互に頻繁に行う場合、BDとCD、DVDとを抜き差しして入れ換える操作が必要になるため、やはり操作が煩雑であり迅速に操作できないという問題点が生じる。
【0059】
一方、本発明に係る光情報記録媒体では、1つの光記録媒体の同じ側を向いた面にCD情報とDVD情報とBD情報を記録できるので、1つの光記録媒体をBDドライブに入れたままの状態で、BD上でのデータの書き込みや読み出しとCD、DVD上での書き込みや読み出しとの両方を行うことができ、データのBD上での書き込みや読み出しとCD、DVD上での書き込みや読み出しとを交互に頻繁に行うときにも、CDとDVDとBDを抜き差しして入れ換える操作が不要なため、操作が簡略であり迅速に操作でき利便性を向上できる。
【0060】
さらに、本発明に係る光情報記録媒体においては、一つのBDドライブでCDからDVD、またはDVDからBDへとデータを移動・複写するのに、CDとDVDとBDを抜き差しして入れ換える操作が不要なため、操作が簡略であり迅速に操作できるという効果およびデータのBD上での書き込みや読み出しとCD、DVD上での書き込みや読み出しとを交互に頻繁に行うときにも、BDとDVDとCDを抜き差しして入れ換える操作が不要なため、操作が簡略であり迅速に操作できるという効果を奏する。
【0061】
ところで、各色素の吸光度特性の中における、長波長側および短波長側の各端部では、吸収はないように見えるが、実際の透過率は30%程度落ちる。吸光度はLogで示されるため小さい値であっても透過率としてはかなりある。吸光度の大きいところでは、光が通らないために、ディスクの場合フォーカスサーボも入らないことになる。
従って、吸収の若干生じる吸光度の端部を用いて、サーボをかけ、かつ記録再生できる。また、透過率も60%くらいは確保されているので、その層を透過して下に有る層を記録再生に行くことも可能となる。つまり、半吸収で半透明という波長帯をうまく利用して、互換性を確保しながら、それぞれを記録・再生できることが分かる。
【0062】
〔実施の形態2〕
本発明の他の実施の形態について図4に基づいて説明すれば、以下の通りである。なお、説明の便宜上、前記の実施の形態の図面に示した部材と同一の機能を有する部材には、同一の符号を付記してその説明を省略する。
【0063】
図4に示すように、本実施の形態に係る光ディスク(光情報記録媒体)21は、実施の形態1に係る光ディスク1とほぼ同様の構成を有している。ただし、第3記録媒体30において、PC基板5の代わりにPC基板25が積層され、第3色素9の代わりに、金属膜26が積層されている点が異なる。また、金属反射膜10は設けられていない。
【0064】
PC基板25は、情報を記録するためのプレピットを、記録トラックの方向に沿った凹凸から形成されて有している。金属膜26は、金、アルミニウムまたはそれらの合金からなり、厚みは10nm以上である。通常のCDと同様に、金属膜26で、各レーザ光116、17、18を反射する。このため、第3記録媒体30は再生専用媒体として機能する。
【0065】
第3記録媒体30を再生専用媒体とすることにより、第3記録媒体30にある大容量の情報を編集して、編集データを第1記録媒体12や第2記録媒体13に自由に記録することができるという効果を有する。
【0066】
〔実施の形態3〕
本発明のさらに他の実施の形態について図5に基づいて説明すれば、以下の通りである。なお、説明の便宜上、前記の実施の形態の図面に示した部材と同一の機能を有する部材には同一の符号を付記してその説明を省略する。
【0067】
図5に示すように、本実施の形態に係る光ディスク(光情報記録媒体)31は、実施の形態1に係る光ディスク1とほぼ同様の構成を有している。ただし、第3記録媒体40において、第3色素9の代わりに、PC基板8の側から順に、ZnS層(150nm)、記録膜36(20nm)、AlN層(20nm)、およびAl層(50nm)が積層されている点が異なる。なお、上記層のうち、ZnS層、AlN層およびAl層は図示していない。また、金属反射膜10は設けられていない。
【0068】
記録膜36はGe2Sb2Te5である。通常の相変化型光ディスクと同様に、記録膜36でレーザ光18により相が結晶状態と非晶質状態との間で入れ代わるため、下層媒体である第3記録媒体40は記録再生用媒体として機能する。
【0069】
第3記録媒体40を相変化型記録再生媒体とすることにより、第1記録媒体12や第2記録媒体13にある大容量の情報を編集して、編集データを第3記録媒体40に自由に記録、消去、再記録することができるという効果を有する。
【0070】
〔実施の形態4〕
本発明のさらに他の実施の形態について図6に基づいて説明すれば、以下の通りである。なお、説明の便宜上、前記の実施の形態の図面に示した部材と同一の機能を有する部材には同一の符号を付記してその説明を省略する。
【0071】
図6に示すように、本実施の形態に係る光ディスク(光情報記録媒体)41は、実施の形態1に係る光ディスク1とほぼ同様の構成を有している。ただし、第3記録媒体50において、第3色素9の代わりに、PC基板8の側から順に、SiN層(100nm)、記録膜46(30nm)、SiN層(30nm)、およびAl層(50nm)が互いに積層されている点が異なる。なお、上記各層のうち、SiN層およびAl層は図示していない。また、金属反射膜10は設けられていない。
【0072】
記録膜46はTbFeCoからなる希土類遷移金属合金である。通常の光磁気ディスクと同様に、記録膜46でレーザ光18の加熱の高低により垂直方向等の磁化方向が変わるため、下層媒体である第3記録媒体50は記録再生用媒体として機能する。これらの記録膜46は、さらに超解像機能や磁区拡大機能を持っていてもよい。
【0073】
第3記録媒体50を光磁気型記録再生媒体とすることにより、第3記録媒体30にある大容量の情報を編集して、編集データを第1記録媒体12や第2記録媒体13に自由に記録することができるという効果を有する。
【0074】
〔実施の形態5〕
本発明のさらに他の実施の形態について図7に基づいて説明すれば、以下の通りである。なお、説明の便宜上、前記の実施の形態の図面に示した部材と同一の機能を有する部材には同一の符号を付記してその説明を省略する。
【0075】
図7に示すように、本実施の形態に係る光ディスク(光情報記録媒体)51は、実施の形態1に係る光ディスク1とほぼ同様の構成を有している。ただし、第2記録側媒体59において、PC基板5の代わりにPC基板52が積層され、第2色素6の代わりに、金属膜53が積層されている点が異なる。
【0076】
PC基板52は、前述のプレピット25aと同様なプレピットを有し、透明である。このとき、第3記録媒体14の側へレーザ光18が記録再生に十分な強度で届くように、BDドライブのレーザ光の波長(405nm)、DVDドライブのレーザ光の波長(650nm)およびCDドライブのレーザ光の波長(780nm)で、第2記録媒体59の透過率がいずれも50%以上、より望ましくは80%以上であることが好ましい。
【0077】
よって、本実施の形態では、上記金属膜53として、上記波長の場合の透過率がいずれも50%以上のものを用いている。本実施の形態においては、金属膜53は、金、アルミニウムまたはそれらの合金からなり、厚みは5nm〜10nmであり、半透明である。通常のDVDと同様に、金属膜53にBDドライブ、DVDドライブのレーザ光17が集光されると、このレーザ光17を反射する。このため、第2記録媒体59は読み出し専用媒体として機能する。
【0078】
また、上記DVDドライブのレーザ光や、またCDドライブのレーザ光が、金属膜53上で集光されることなく照射された場合(レーザ光18)には、実施の形態1と同様、金属膜53はこのレーザ光18を透過し、第3記録媒体14へ到達させる。このため、第3記録媒体14が実施の形態1同様の機能を有する。
【0079】
第2記録媒体59を再生専用媒体とすることにより、第2記録媒体59にある大容量の情報を編集して、編集データを第1記録媒体12や第3記録媒体14に自由に記録することができるという効果を有する。
【0080】
〔実施の形態6〕
本発明のさらに他の実施の形態について図8に基づいて説明すれば、以下の通りである。なお、説明の便宜上、前記の実施の形態の図面に示した部材と同一の機能を有する部材には同一の符号を付記してその説明を省略する。
【0081】
図8に示すように、本実施の形態に係る光ディスク(光情報記録媒体)61は、実施の形態5に係る光ディスク51とほぼ同様の構成を有している。ただし、第3記録媒体30において、PC基板8の代わりにPC基板25が積層され、第3色素9の代わりに、金属膜26が積層されている点が異なる。また、金属反射膜10は設けられていない。
【0082】
PC基板25は、前述したプレピット25aを有している。金属膜26は、金、アルミニウムまたはそれらの合金からなり、厚みは10nm以上である。通常のCDと同様に、金属膜26でレーザ光18を反射する。このため、第3記録媒体30は読み出し専用媒体として機能する。
【0083】
第2記録媒体59と第3記録媒体30を再生専用媒体とすることにより、第2記録媒体59と第3記録媒体30にある大容量の情報を編集して、編集データを第1記録媒体12に自由に記録することができるという効果を有する。
【0084】
〔実施の形態7〕
本発明のさらに他の実施の形態について図9に基づいて説明すれば、以下の通りである。なお、説明の便宜上、前記の実施の形態の図面に示した部材と同一の機能を有する部材には同一の符号を付記してその説明を省略する。
【0085】
図9に示すように、本実施の形態に係る光ディスク(光情報記録媒体)71は、実施の形態5に係る光ディスク51とほぼ同様の構成を有している。ただし、第3記録媒体40において、第3色素9の代わりに、PC基板8の側から順に、ZnS層(150nm)、記録膜36(20nm)、AlN層(20nm)、およびAl層(50nm)が積層されている点が異なる。なお、上記層のうち、ZnS層、AlN層およびAl層は図示していない。また、金属反射膜10は設けられていない。
【0086】
記録膜36はGe2Sb2Te5である。通常の相変化型光ディスクと同様に、記録膜36でレーザ光18により相が結晶状態と非晶質状態との間で入れ代わるため、第3記録媒体40は記録再生用媒体として機能する。
【0087】
第2記録媒体59を再生専用媒体とすることにより、第2記録媒体59にある大容量の情報を編集して、編集データを第1記録媒体12に自由に記録することができ、第3記録媒体40には、編集データを自由に記録・消去・再記録できるという効果を有する。
【0088】
〔実施の形態8〕
本発明のさらに他の実施の形態について図10に基づいて説明すれば、以下の通りである。なお、説明の便宜上、前記の実施の形態の図面に示した部材と同一の機能を有する部材には同一の符号を付記してその説明を省略する。
【0089】
図10に示すように、本実施の形態に係る光ディスク(光情報記録媒体)81は、実施の形態5に係る光ディスク51とほぼ同様の構成を有している。ただし、第3記録媒体50において、第3色素9の代わりに、PC基板8の側から順に、SiN層(100nm)、記録膜46(30nm)、SiN層(30nm)、およびAl層(50nm)が積層されている点が異なる。なお、上記層のうち、SiN層およびAl層は図示していない。また、金属反射膜10は、設けられていない。
【0090】
記録膜46はTbFeCoからなる希土類遷移金属合金である。通常の光磁気ディスクと同様に、記録膜46でレーザ光18により磁化方向が変わるため、第3記録媒体50は記録再生用媒体として機能する。これらの記録再生膜は、超解像機能や磁区拡大機能を持っていてもよい。
【0091】
第2記録媒体59を再生専用媒体とすることにより、第2記録媒体59にある大容量の情報を編集して、編集データを第1記録媒体12に自由に記録することができ、第3記録媒体50には、編集データを自由に記録・消去・再記録できるという効果を有する。
【0092】
なお、上記の実施の各形態1〜8では、個々の特徴的な構成による作用・効果について説明したが、上記の実施の各形態1〜8をどのように組み合わせてもよい。
【0093】
【発明の効果】
以上のように、本発明の他の光情報記録媒体は、光入射側から、第1記録媒体と第2記録媒体と第3記録媒体とを有し、第1記録媒体の記録密度がσ1、第2記録媒体の記録密度がσ2、第3記録媒体の記録密度がσ3であるとき、各記録密度は、σ1>σ2>σ3に設定されている構成である。
【0094】
また、本発明の他の光情報記録媒体は、第1記録媒体と第2記録媒体と第3記録媒体が積層されており、第1記録媒体は、第2記録媒体が積層された側と反対の側から照射されて第1記録媒体上で集光する波長λ1 の光ビームによって記録再生を行い、また、第1記録媒体は、波長λ1 およびλ2 およびλ3 をそれぞれ有する、第1記録媒体上で集光しない光ビームを透過し、第2記録媒体は、第1記録媒体が積層された側から照射されて第2記録媒体上で集光する波長λ1 およびλ2 の光ビームによって記録再生を行う。第2記録媒体は、波長λ1 およびλ2およびλ3 をそれぞれ有する、第2記録媒体上で集光しない光ビームを透過し、第3記録媒体は、第2記録媒体が積層された側から照射されて第3記録媒体上で集光する波長λ1 およびλ2 およびλ3 の光ビームによって記録再生を行う構成である。
【0095】
それゆえ、上記構成では、一つのBDドライブでCD、DVD、BDの間のデータを自由に移動・複写するのに、CDとDVDとBDを抜き差しして入れ換える操作が不要なため、操作が簡略であり迅速に操作できるという効果を奏する。
【0096】
また、上記構成においては、データのBD上での書き込みや読み出しとDVD上での書き込みや読み出しとCD上での書き込みや読み出しとを交互に頻繁に行うときにも、CDとDVDとBDとを抜き差しして入れ換える操作が不要なため、操作が簡略であり迅速に操作できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光情報記録媒体の一構成例を示す断面図である。
【図2】上記光情報記録媒体における第2記録媒体の吸光スペクトル(A)と第3記録媒体の吸光スペクトル(B)をそれぞれ示すグラフである。
【図3】上記光情報記録媒体における第3記録媒体の吸光スペクトルを示すグラフである。
【図4】本発明に係る光情報記録媒体の他の構成例を示す断面図である。
【図5】本発明に係る光情報記録媒体のさらに他の構成例を示す断面図である。
【図6】本発明に係る光情報記録媒体のさらに他の構成例を示す断面図である。
【図7】本発明に係る光情報記録媒体のさらに他の構成例を示す断面図である。
【図8】本発明に係る光情報記録媒体のさらに他の構成例を示す断面図である。
【図9】本発明に係る光情報記録媒体のさらに他の構成例を示す断面図である。
【図10】本発明に係る光情報記録媒体のさらに他の構成例を示す断面図である。
【図11】CDの構成を示す断面図である。
【図12】DVDの構成を示す断面図である。
【図13】BDの構成を示す断面図である。
【図14】CD−Rに用いる色素の吸光スペクトルを示すグラフである。
【図15】DVD−Rに用いる色素の吸光スペクトルを示すグラフである。
【図16】BD−Rに用いる色素の吸光スペクトルを示すグラフである。
【符号の説明】
1、21、31、41、51、61、71、81 光ディスク(光情報記録媒体)
2 PCシート
3 第1色素
4 金属半透明膜
5、8、25、52 PC基板
6 第2色素
7 金属半透明膜
9 第3色素
10 金属反射膜
11 保護コート
12 第1記録媒体
13、59 第2記録媒体
14、30、40、50 第3記録媒体
15 透明貼り合わせ樹脂
16 レーザ光(光ビーム)
17 レーザ光(光ビーム)
18 レーザ光(光ビーム)
26、53 金属膜
36、46 記録膜
Claims (11)
- 光入射側から、第1記録媒体と第2記録媒体と第3記録媒体とを有し、第1記録媒体の記録密度がσ1、第2記録媒体の記録密度がσ2、第3記録媒体の記録密度がσ3であるとき、各記録密度は、σ1>σ2>σ3に設定されていることを特徴とする光情報記録媒体。
- 第1記録媒体と第2記録媒体と第3記録媒体とが互いに積層されており、
第1記録媒体は、第2記録媒体と第3記録媒体とが積層された側と反対の側から照射されて第1記録媒体上で集光する波長λ1 の光ビームによって記録および再生の少なくとも一方を行うためのものであり、
また、第1記録媒体は、波長λ1 、波長λ2 および波長λ3 をそれぞれ有する、第1記録媒体上で集光しない光ビームを透過させるようになっており、
第2記録媒体は、第1記録媒体が積層された側から照射されて第2記録媒体上で集光する波長λ1 および波長λ2 の何れかの光ビームによって記録および再生の少なくとも一方を行うためのものであり、
また、第2記録媒体は、波長λ1 、波長λ2および波長λ3 をそれぞれ有する、第2記録媒体上で集光しない光ビームを透過させるようになっており、
第3記録媒体は、第1記録媒体および第2記録媒体が積層された側から照射されて第3記録媒体上で集光する波長λ1 、波長λ2 および波長λ3 の何れかの光ビームによって記録および再生の少なくとも一方を行うためのものであることを特徴とする光情報記録媒体。 - 請求項2に記載の光情報記録媒体において、記録および再生の少なくとも一方を行うための光ビームの波長が、λ1<λ2<λ3であることを特徴とする光情報記録媒体。
- 請求項2または3に記載の光情報記録媒体において、第1記録媒体、第2記録媒体、および第3記録媒体が、全て追記型記録媒体であることを特徴とする光情報記録媒体。
- 請求項2または3に記載の光情報記録媒体において、第1記録媒体と第2記録媒体とが追記型記録媒体であり、かつ第3記録媒体が再生専用媒体であることを特徴とする光情報記録媒体。
- 請求項2または3に記載の光情報記録媒体において、第1記録媒体と第2記録媒体とが追記型記録媒体であり、かつ第3記録媒体が相変化型記録再生媒体であることを特徴とする光情報記録媒体。
- 請求項2または3に記載の光情報記録媒体において、第1記録媒体と第2記録媒体とが追記型記録媒体であり、かつ第3記録媒体が光磁気型記録再生媒体であることを特徴とする光情報記録媒体。
- 請求項2または3に記載の光情報記録媒体において、第1記録媒体と第3記録媒体とが追記型記録媒体であり、第2記録媒体が再生専用媒体であることを特徴とする光情報記録媒体。
- 請求項2または3に記載の光情報記録媒体において、第1記録媒体が、追記型記録媒体であり、かつ第2記録媒体と第3記録媒体とが再生専用媒体であることを特徴とする光情報記録媒体。
- 請求項2または3に記載の光情報記録媒体において、第1記録媒体が、追記型記録媒体であり、第2記録媒体が再生専用媒体であり、かつ第3記録媒体が相変化型記録再生媒体であることを特徴とする光情報記録媒体。
- 請求項2または3に記載の光情報記録媒体において、第1記録媒体が、追記型記録媒体であり、第2記録媒体が再生専用媒体であり、かつ第3記録媒体が光磁気型記録再生媒体であることを特徴とする光情報記録媒体。
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