JP2008059217A - 管理方法、管理システム、管理装置及びプログラム - Google Patents

管理方法、管理システム、管理装置及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】サービスを提供するウェブサイト側において送信した第1情報の流通状態を把握できると共に、第1情報を他のユーザに送信する一の携帯端末機のユーザが送信によるメリットを享受することが可能な管理方法を提供する。
【解決手段】携帯電話機2から送信された識別情報に関連づけられる付加情報をサーバコンピュータ1の生成手段により生成する。付加情報は第1情報と共に携帯電話機2へ送信される。携帯電話機2または携帯電話機3から識別情報及び付加情報を受信した場合、受信した識別情報と、生成手段により生成した付加情報に関連づけられる携帯電話機2の識別情報とが一致するか否かを判断手段により判断する。そして、一致しないと判断した場合、携帯電話機2と携帯電話機3との間で第1情報の送信があったことを示す送信情報を記憶する。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の携帯端末機及び管理装置が通信網を介して接続されたシステムに適用され、管理装置を介さない携帯端末機間の情報の送受信を管理する管理方法、管理システム、管理装置及びプログラムに関する。
近年、店舗案内等の紙媒体で配布されている情報を、リーダ/ライタにかざすことにより携帯端末機に取り込むことができるサービスが普及している。またこのような情報は、ウェブサイトを通じても配信されており、ユーザは携帯端末機の画面に店舗案内等を表示することができる。通常この店舗案内等にはさらに詳細な店舗情報または5%オフ等のクーポン券を取得するためのURLがハイパーリンクとして記述されている。ユーザはこれをクリックすることにより、ウェブサイトから、詳細な店舗情報またはクーポン券をダウンロードすることができる。
そしてユーザは携帯端末機にダウンロードした店舗情報を閲覧することができ、また画面にクーポン券を表示させ、これを店舗で店員に見せることにより、所望のサービスを受けることができる。さらにこのような店舗案内等の情報は赤外線通信により、または記録媒体を介して携帯端末機間で送受信ないし交換でき、ユーザ間の新たなコミュニケーションツールとなっている。すなわち、他のユーザに店舗の紹介を行いたい場合、ウェブサイトからダウンロードした店舗案内等の情報を、赤外線通信により携帯端末機間で自由に送受信することができる。なお、携帯端末機間で電子名刺を交換する技術も開示されている(例えば特許文献1参照。)
特開2002−7358号公報
しかしながら、店舗案内等の情報の送受信が、当該サービスを提供するウェブサイトを介さずに、携帯端末機間で直接行われた場合、サービスを提供する側としては、自己が配信している店舗案内等の情報がどのように市場に流通しているのか把握できないという問題があった。また、店舗案内等の情報を受けるユーザのみが利益を享受し、店舗案内の情報を提供するユーザにとって見れば何のメリットもないという問題があった。特許文献1は、電子名刺を交換する技術を開示しているのみで、かかる問題を解決するための手段は何ら開示していない。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、一の携帯端末機から他の携帯端末機へ送信するための第1情報に付加情報を付加して管理し、携帯端末機から識別情報及び付加情報が送信された場合に、他の携帯端末機からの送信であるか否かを判断し、他の携帯端末機からの送信である場合、一の携帯端末機に対応させて送信情報を記憶することにより、サービスを提供するウェブサイト側においては送信した第1情報の流通状態を把握できると共に、第1情報を他のユーザに送信する一の携帯端末機のユーザが送信によるメリットを享受することが可能な管理方法、管理システム、管理装置及び該管理装置をコンピュータとして機能させるためのプログラムを提供することにある。
本発明の他の目的は、携帯端末機の識別情報及び付加情報を受信した場合に、付加情報に対応して記憶された第2情報を携帯端末機へ送信することにより、より詳細な情報をユーザに提供することが可能な管理システムを提供することにある。
本発明の他の目的は、第1情報または第2情報に関連する第3情報を一の携帯端末機へ送信することにより、情報を提供するユーザが、より利益を享受することが可能な管理システムを提供することにある。
本発明に係る管理方法は、複数の携帯端末機及び管理装置が通信網を介して接続されたシステムに適用され、前記管理装置を介さない前記携帯端末機間の情報の送受信を管理する管理方法において、一の携帯端末機から他の携帯端末機へ送信するための第1情報の取得要求を前記一の携帯端末機から前記管理装置へ前記一の携帯端末機の識別情報と共に送信する送信ステップと、前記取得要求のあった第1情報に付加される前記送信ステップにより送信された識別情報を含む付加情報を前記管理装置により生成する生成ステップと、前記取得要求のあった第1情報を記憶部から読み出す第1情報読み出しステップと、該第1情報読み出しステップにより読み出した第1情報及び前記生成ステップにより生成した付加情報を前記管理装置から前記一の携帯端末機へ送信する第1情報送信ステップと、前記管理装置により携帯端末機の識別情報及び付加情報を受信した場合に、受信した前記識別情報と、前記生成ステップにより生成した付加情報に含まれる前記一の携帯端末機の識別情報とが一致するか否かを判断する判断ステップと、該判断ステップにより一致しないと判断した場合、前記管理装置により、前記一の携帯端末機の識別情報に対応させて、前記一の携帯端末機から他の携帯端末機へ第1情報の送信があったことを示す送信情報を前記記憶部に記憶する送信情報記憶ステップとを備えることを特徴とする。
本発明に係る管理方法は、複数の携帯端末機及び管理装置が通信網を介して接続されたシステムに適用され、前記管理装置を介さない前記携帯端末機間の情報の送受信を管理する管理方法において、一の携帯端末機から他の携帯端末機へ送信するための第1情報の取得要求を前記一の携帯端末機から前記管理装置へ前記一の携帯端末機の識別情報と共に送信する送信ステップと、該送信ステップにより送信された識別情報に関連づけられる前記第1情報に付加される付加情報を前記管理装置により生成する生成ステップと、前記取得要求のあった第1情報を記憶部から読み出す第1情報読み出しステップと、該第1情報読み出しステップにより読み出した第1情報及び前記生成ステップにより生成した付加情報を前記管理装置から前記一の携帯端末機へ送信する第1情報送信ステップと、前記管理装置により携帯端末機の識別情報及び付加情報を受信した場合に、受信した前記識別情報と、前記生成ステップにより生成した付加情報に関連づけられる前記一の携帯端末機の識別情報とが一致するか否かを判断する判断ステップと、該判断ステップにより一致しないと判断した場合、前記管理装置により、前記一の携帯端末機の識別情報に対応させて、前記一の携帯端末機から他の携帯端末機へ第1情報の送信があったことを示す送信情報を前記記憶部に記憶する送信情報記憶ステップとを備えることを特徴とする。
本発明に係る管理システムは、複数の携帯端末機及び管理装置が通信網を介して接続され、前記管理装置を介さない前記携帯端末機間の情報の送受信を管理する管理システムにおいて、一の携帯端末機から他の携帯端末機へ送信するための第1情報の取得要求を前記一の携帯端末機から前記管理装置へ前記一の携帯端末機の識別情報と共に送信する送信手段と、前記取得要求のあった第1情報に付加される前記送信手段により送信された識別情報を含む付加情報を前記管理装置により生成する生成手段と、前記取得要求のあった第1情報を記憶部から読み出す第1情報読み出し手段と、該第1情報読み出し手段により読み出した第1情報及び前記生成手段により生成した付加情報を前記管理装置から前記一の携帯端末機へ送信する第1情報送信手段と、前記管理装置により携帯端末機の識別情報及び付加情報を受信した場合に、受信した前記識別情報と、前記生成手段により生成した付加情報に含まれる前記一の携帯端末機の識別情報とが一致するか否かを判断する判断手段と、該判断手段により一致しないと判断した場合、前記管理装置により、前記一の携帯端末機の識別情報に対応させて、前記一の携帯端末機から他の携帯端末機へ第1情報の送信があったことを示す送信情報を前記記憶部に記憶する送信情報記憶手段とを備えることを特徴とする。
本発明に係る管理システムは、複数の携帯端末機及び管理装置が通信網を介して接続され、前記管理装置を介さない前記携帯端末機間の情報の送受信を管理する管理システムにおいて、一の携帯端末機から他の携帯端末機へ送信するための第1情報の取得要求を前記一の携帯端末機から前記管理装置へ前記一の携帯端末機の識別情報と共に送信する送信手段と、該送信手段により送信された識別情報に関連づけられる前記第1情報に付加される付加情報を前記管理装置により生成する生成手段と、前記取得要求のあった第1情報を記憶部から読み出す第1情報読み出し手段と、該第1情報読み出し手段により読み出した第1情報及び前記生成手段により生成した付加情報を前記管理装置から前記一の携帯端末機へ送信する第1情報送信手段と、前記管理装置により携帯端末機の識別情報及び付加情報を受信した場合に、受信した前記識別情報と、前記生成手段により生成した付加情報に関連づけられる前記一の携帯端末機の識別情報とが一致するか否かを判断する判断手段と、該判断手段により一致しないと判断した場合、前記管理装置により、前記一の携帯端末機の識別情報に対応させて、前記一の携帯端末機から他の携帯端末機へ第1情報の送信があったことを示す送信情報を前記記憶部に記憶する送信情報記憶手段とを備えることを特徴とする。
本発明に係る管理システムは、前記管理装置により携帯端末機の識別情報及び付加情報を受信した場合に、前記記憶部に前記付加情報に対応して記憶された第2情報を読み出す第2情報読み出し手段と、該第2情報読み出し手段により読み出した第2情報を前記携帯端末機へ送信する第2情報送信手段とを備えることを特徴とする。
本発明に係る管理システムは、前記生成手段は、日時を読み出す日時読み出し手段と、前記送信手段により送信された識別情報及び前記日時読み出し手段により読み出した日時を含む付加情報を生成する付加情報生成手段とを備えることを特徴とする。
本発明に係る管理システムは、前記判断手段により一致しないと判断した場合に、前記第1情報または第2情報に関連する第3情報を前記管理装置から前記一の携帯端末機または他の携帯端末機へ送信する第3情報送信手段をさらに備えることを特徴とする。
本発明に係る管理装置は、携帯端末機間で通信網を経ずに直接送受信される情報を管理する管理装置において、一の携帯端末機から他の携帯端末機へ送信するための第1情報の取得要求及び前記一の携帯端末機の識別情報を受信する受信手段と、前記取得要求のあった第1情報に付加される前記受信手段により受信した識別情報を含む付加情報を生成する生成手段と、前記取得要求のあった第1情報を記憶部から読み出す第1情報読み出し手段と、該第1情報読み出し手段により読み出した第1情報及び前記生成手段により生成した付加情報を前記一の携帯端末機へ送信する第1情報送信手段と、携帯端末機の識別情報及び付加情報を受信した場合に、受信した前記識別情報と、前記生成手段により生成した付加情報に含まれる前記一の携帯端末機の識別情報とが一致するか否かを判断する判断手段と、該判断手段により一致しないと判断した場合、前記一の携帯端末機の識別情報に対応させて、前記一の携帯端末機から他の携帯端末機へ第1情報の送信があったことを示す送信情報を前記記憶部に記憶する送信情報記憶手段とを備えることを特徴とする。
本発明に係る管理装置は、携帯端末機間で通信網を経ずに直接送受信される情報を管理する管理装置において、一の携帯端末機から他の携帯端末機へ送信するための第1情報の取得要求及び前記一の携帯端末機の識別情報を受信する受信手段と、該受信手段により受信した識別情報に関連づけられる前記第1情報に付加される付加情報を生成する生成手段と、前記取得要求のあった第1情報を記憶部から読み出す第1情報読み出し手段と、該第1情報読み出し手段により読み出した第1情報及び前記生成手段により生成した付加情報を前記一の携帯端末機へ送信する第1情報送信手段と、携帯端末機の識別情報及び付加情報を受信した場合に、受信した前記識別情報と、前記生成手段により生成した付加情報に関連づけられる前記一の携帯端末機の識別情報とが一致するか否かを判断する判断手段と、該判断手段により一致しないと判断した場合、前記一の携帯端末機の識別情報に対応させて、前記一の携帯端末機から他の携帯端末機へ第1情報の送信があったことを示す送信情報を前記記憶部に記憶する送信情報記憶手段とを備えることを特徴とする。
本発明に係るプログラムは、携帯端末機間で通信網を経ずに直接送受信される情報をコンピュータにより管理するためのプログラムにおいて、コンピュータに、一の携帯端末機から他の携帯端末機へ送信するための第1情報の取得要求及び前記一の携帯端末機の識別情報を受信した場合に、前記第1情報に付加される前記識別情報を含む付加情報を生成する生成ステップと、前記取得要求のあった第1情報を記憶部から読み出す第1情報読み出しステップと、該第1情報読み出しステップにより読み出した第1情報及び前記生成ステップにより生成した付加情報を前記一の携帯端末機へ送信する第1情報送信ステップと、携帯端末機の識別情報及び付加情報を受信した場合に、受信した前記識別情報と、前記生成ステップにより生成した付加情報に含まれる前記一の携帯端末機の識別情報とが一致するか否かを判断する判断ステップと、該判断ステップにより一致しないと判断した場合、前記一の携帯端末機の識別情報に対応させて、前記一の携帯端末機から他の携帯端末機へ第1情報の送信があったことを示す送信情報を前記記憶部に記憶する送信情報記憶ステップとを実行させることを特徴とする。
本発明に係るプログラムは、携帯端末機間で通信網を経ずに直接送受信される情報をコンピュータにより管理するためのプログラムにおいて、コンピュータに、一の携帯端末機から他の携帯端末機へ送信するための第1情報の取得要求及び前記一の携帯端末機の識別情報を受信した場合に、該識別情報に関連づけられる前記第1情報に付加される付加情報を生成する生成ステップと、前記取得要求のあった第1情報を記憶部から読み出す第1情報読み出しステップと、該第1情報読み出しステップにより読み出した第1情報及び前記生成ステップにより生成した付加情報を前記一の携帯端末機へ送信する第1情報送信ステップと、携帯端末機の識別情報及び付加情報を受信した場合に、受信した前記識別情報と、前記生成ステップにより生成した付加情報に関連づけられる前記一の携帯端末機の識別情報とが一致するか否かを判断する判断ステップと、該判断ステップにより一致しないと判断した場合、前記一の携帯端末機の識別情報に対応させて、前記一の携帯端末機から他の携帯端末機へ第1情報の送信があったことを示す送信情報を前記記憶部に記憶する送信情報記憶ステップとを実行させることを特徴とする。
本発明にあっては、送信手段は一の携帯端末機から他の携帯端末機へ送信するための第1情報の取得要求を一の携帯端末機から管理装置へ一の携帯端末機の識別情報と共に送信する。そして、取得要求のあった第1情報に付加される送信された識別情報を含む付加情報を生成手段により生成する。管理装置の第1情報読み出し手段は、記憶部に記憶した取得要求のあった第1情報を読み出す。この読み出した第1情報及び生成手段により生成した付加情報は、管理装置から一の携帯端末機へ送信される。
一の携帯端末機は、第1情報及び付加情報を受信する。一の携帯端末機が第1情報に関連する第2情報の取得を要求する場合、付加情報及び識別情報を管理装置へ送信する。この他、一の携帯端末機から他の携帯端末機へ管理装置を介さずに赤外線通信等により、第1情報及び付加情報が送信された場合、他の携帯端末機が、付加情報及び識別情報を管理装置へ送信する。管理装置は、携帯端末機の識別情報及び付加情報を受信した場合に、受信した識別情報と、生成手段により生成した付加情報に含まれる一の携帯端末機の識別情報とが一致するか否かを判断手段により判断する。
ここで一致しないと判断した場合、管理装置により、一の携帯端末機の識別情報に対応させて、一の携帯端末機から他の携帯端末機へ第1情報の送信があったことを示す送信情報を記憶部に記憶する。従って、管理装置は、携帯端末機間で直接送受信された第1情報がどのように普及しているか把握することが可能となる。また、識別情報が一致しない場合に、一の携帯端末機から他の携帯端末機へ第1情報の送信があったことを示す送信情報を記憶するので、この送信情報に応じて何らかの特典等を付与することができ、その結果、第1情報を他のユーザに提供したユーザも利益を享受することが可能となる。
本発明にあっては、送信手段は一の携帯端末機から他の携帯端末機へ送信するための第1情報の取得要求を一の携帯端末機から管理装置へ一の携帯端末機の識別情報と共に送信する。そして、送信手段により送信された識別情報に関連づけられる第1情報に付加される付加情報を管理装置の生成手段により生成する。管理装置の第1情報読み出し手段は、記憶部に記憶した取得要求のあった第1情報を読み出す。この読み出した第1情報及び生成手段により生成した付加情報は、管理装置から一の携帯端末機へ送信される。
一の携帯端末機は、第1情報及び付加情報を受信する。一の携帯端末機が第1情報に関連する第2情報の取得を要求する場合、付加情報及び識別情報を管理装置へ送信する。この他、一の携帯端末機から他の携帯端末機へ管理装置を介さずに赤外線通信等により、第1情報及び付加情報が送信された場合、他の携帯端末機が、付加情報及び識別情報を管理装置へ送信する。管理装置は、携帯端末機の識別情報及び付加情報を受信した場合に、受信した識別情報と、生成手段により生成した付加情報に関連づけられる一の携帯端末機の識別情報とが一致するか否かを判断手段により判断する。
ここで一致しないと判断した場合、管理装置により、一の携帯端末機の識別情報に対応させて、一の携帯端末機から他の携帯端末機へ第1情報の送信があったことを示す送信情報を記憶部に記憶する。従って、管理装置は、携帯端末機間で直接送受信された第1情報がどのように普及しているか把握することが可能となる。また、識別情報が一致しない場合に、一の携帯端末機から他の携帯端末機へ第1情報の送信があったことを示す送信情報を記憶するので、この送信情報に応じて何らかの特典等を付与することができ、その結果、第1情報を他のユーザに提供したユーザも利益を享受することが可能となる。
本発明にあっては、携帯端末機の識別情報及び付加情報を受信した場合に、記憶部に前記付加情報に対応して記憶された第2情報を第2情報読み出し手段により読み出し、この読み出した第2情報を携帯端末機へ送信するので、一の携帯端末機及び他の携帯端末機のいずれにおいても、第2情報を取得することが可能となる。
本発明にあっては、管理装置は日時読み出し手段により日時を読み出す。そして、送信された識別情報及び日時読み出し手段により読み出した日時を含む付加情報を生成するので、識別情報及び日時に基づく固有の付加情報が生成され、管理装置における識別情報の判断処理を容易に実行することが可能となる。
本発明にあっては、判断手段により一致しないと判断した場合に、第1情報または第2情報に関連する第3情報を管理装置から一の携帯端末機または他の携帯端末機へ送信する。この第3情報は、特典となる情報等であり、第1情報を他のユーザに送信すればするほど、より大きな利益を享受することが可能となる。
本発明にあっては、第1情報に付加される送信された識別情報を含む付加情報を管理装置の生成手段により生成し、携帯端末機の識別情報及び付加情報を受信した場合に、受信した識別情報と、生成手段により生成した付加情報に含まれる一の携帯端末機の識別情報とが一致するか否かを判断手段により判断する。そして、一致しないと判断した場合、一の携帯端末機から他の携帯端末機へ第1情報の送信があったことを示す送信情報を記憶するので、管理装置は、携帯端末機間で直接送受信された第1情報がどのように普及しているか把握することが可能となる。また、識別情報が一致しない場合、第3情報を送信するので、第1情報を他のユーザに提供したユーザも利益を享受することが可能となる。このように、管理装置側の第1情報の流通状態の把握だけでなく、第1情報を他のユーザに提供するユーザも利益を得ることができ、その結果、第1情報をより広く普及させることが可能となる。
本発明にあっては、送信された識別情報に関連づけられる第1情報に付加される付加情報を管理装置の生成手段により生成し、携帯端末機の識別情報及び付加情報を受信した場合に、受信した識別情報と、生成手段により生成した付加情報に関連づけられる一の携帯端末機の識別情報とが一致するか否かを判断手段により判断する。そして、一致しないと判断した場合、一の携帯端末機から他の携帯端末機へ第1情報の送信があったことを示す送信情報を記憶するので、管理装置は、携帯端末機間で直接送受信された第1情報がどのように普及しているか把握することが可能となる。また、識別情報が一致しない場合、第3情報を送信するので、第1情報を他のユーザに提供したユーザも利益を享受することが可能となる。このように、管理装置側の第1情報の流通状態の把握だけでなく、第1情報を他のユーザに提供するユーザも利益を得ることができ、その結果、第1情報をより広く普及させることが可能となる。
本発明にあっては、携帯端末機の識別情報及び付加情報を受信した場合に、記憶部に付加情報に対応して記憶された第2情報を第2情報読み出し手段により読み出し、この読み出した第2情報を携帯端末機へ送信するので、一の携帯端末機及び他の携帯端末機のいずれにおいても、第2情報を取得することが可能となる。
本発明にあっては、管理装置は日時読み出し手段により日時を読み出す。そして、送信された識別情報及び日時読み出し手段により読み出した日時を含む付加情報を生成するので、識別情報及び日時に基づく固有の付加情報が生成され、管理装置における識別情報の判断処理を容易に実行することが可能となる。
本発明にあっては、判断手段により一致しないと判断した場合に、第1情報または第2情報に関連する第3情報を管理装置から一の携帯端末機または他の端末機へ送信する。この第3情報は、第1情報を他の携帯端末機へ送信したことの見返りとなる特典の情報等であり、第1情報を他のユーザに送信すればするほど、より大きな利益を享受することが可能となる。これにより、第1情報の市場における拡散速度を向上させることが可能となる等、本発明は優れた効果を奏する。
実施の形態1
以下本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。図1は本発明に係る管理システムの概要を示す模式図である。図においてSは管理システムであり、管理装置1、及び携帯端末機2、3を含んで構成される。管理装置1は例えばサーバコンピュータであり、インターネット及び携帯電話網等の通信網Nを介して、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistance)、表示部を備える可搬型オーディオプレーヤまたは可搬型ゲーム機等の携帯端末機2、3に接続されている。本実施の形態においては、携帯端末機2、3を携帯電話機2、3であるものとして説明し、また管理装置1をサーバコンピュータ1であるものとして説明する。
携帯電話機2及び携帯電話機3は通信網Nを経由することなく、赤外線通信等により直接情報の送受信が可能である。これは赤外線通信、または、Bluetooth(登録商標)等による情報の送受信、または情報が記憶された可搬型メモリを携帯電話機2のユーザから携帯電話機3のユーザへ手渡すことにより行っても良い。以下では、携帯電話機2の赤外線送受信部29及び携帯電話機3の赤外線送受信部39による赤外線通信により情報を送受信する形態について説明する。
携帯電話機2のユーザはサーバコンピュータ1へアクセスし、店舗情報、売上ランキングまたは新製品紹介等の第1情報の取得要求を行う。このような第1情報は赤外線通信により、携帯電話機3に送信することができ、係るシステムは例えば株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモが提供するトルカ(登録商標)を適用すればよい。以下では第1情報を店舗情報であるものとして説明する。第1情報はサーバコンピュータ1から携帯電話機2へ送信される。サーバコンピュータ1には、店舗情報の詳細情報、クーポン券、売上ランキングの詳細情報または新製品紹介の詳細情報、音楽データ、または待ち受け用の画面データ等の第1情報の詳細情報または追加情報である第2情報が記憶されている。以下では第2情報をクーポン券付きの店舗の詳細情報であるものとして説明する。
携帯電話機2のユーザは店舗情報に基づいてサーバコンピュータ1へアクセスすることにより、店舗の詳細情報を取得できる。また店舗情報を携帯電話機2の赤外線送受信部29から携帯電話機3の赤外線送受信部39へ送信することにより、携帯電話機3のユーザは店舗情報を取得することができる。そして携帯電話機3のユーザは取得した店舗情報に基づき、店舗の詳細情報をサーバコンピュータ1から取得することができる。サーバコンピュータ1は以下に述べる処理により、通信網Nを介さずに携帯電話機2から携帯電話機3へ店舗情報の送信があったことを判断する。なお、本実施の形態においては説明を簡単にするために2台の携帯電話機2及び携帯電話機3を用いているが、3台以上の携帯電話機を用いても良い。
図2はサーバコンピュータ1のハードウェア構成を示すブロック図である。サーバコンピュータ1は、制御部としてのCPU(Central Processing Unit)11、RAM(Random Access Memory)12、入力部13、表示部14、通信部16、時計部18及び記憶部15を含んで構成される。CPU11は、バス17を介してサーバコンピュータ1のハードウェア各部と接続されていて、それらを制御すると共に、記憶部15に格納された制御プログラム15Pに従って、携帯電話機2から要求される各ソフトウェア処理を実行する。
表示部14は例えば液晶ディスプレイ等であり、入力部13はキーボード及びマウス等から構成される。通信部16はモデムまたはLANカード等であり、通信網Nを介して携帯電話機2との間でCPU11からの指示に従い各種情報を送受信する。RAM12は任意のアドレスを指定して読み書きすることが可能な半導体メモリである。時計部18は現在日時をCPU11へ出力する。
記憶部15は例えばハードディスクで構成され、内部には上述した制御プログラム15P、付加情報記憶部151、店舗ファイル152、得点ファイル153、ギフトファイル154が記憶されている。なお、付加情報記憶部151、店舗ファイル152、得点ファイル153、または、ギフトファイル154はサーバコンピュータ1の記憶部15に記憶する他、データベースサーバ(図示せず)内に記憶しておき、CPU11の指示によりSQL(Structured Query Language)を用いて必要に応じて読み書きするようにしても良い。なお、付加情報記憶部151、店舗ファイル152、得点ファイル153、及び、ギフトファイル154の詳細については後述する。
図3は携帯電話機2のハードウェア構成を示すブロック図である。携帯電話機2は、制御部としてのCPU21、RAM22、入力部23、表示部24、通信部26、マイク28、赤外線送受信部29、スピーカ210及び記憶部25を含んで構成される。CPU21は、バス27を介して携帯電話機2のハードウェア各部と接続されていて、それらを制御すると共に、記憶部25に格納された制御プログラム25Pに従って、種々のソフトウェア的機能を実行する。
表示部24は例えば液晶ディスプレイ等であり、入力部23はプッシュボタン等により構成される。なお、タッチパネルのように表示部24と入力部23とを一体的に構成するようにしても良い。スピーカ210は入力された音声または音楽信号を増幅して出力する。マイク28は外部から入力された音声信号を電気信号へ変換する。変換後の電気信号は図示しないA/D変換器によりデジタルデータへ変換されてCPU21へ出力される。通信部26は高周波送受信部及びアンテナ等を備え、店舗情報等を含む各種情報の送受信を行う。記憶部25はハードディスクまたはメモリが用いられ制御プログラム25P及び識別情報記憶部251が記憶されている。
赤外線送受信部29は、CPU21の指示に従い、RAM22または記憶部25に記憶した店舗情報等に係る赤外線信号を照射する。また携帯電話機3の赤外線送受信部39から赤外線信号が照射された場合、携帯電話機2の赤外線送受信部29は、照射された赤外線信号を受光し、受光した赤外線信号に係る情報をCPU21へ出力する。識別情報記憶部251は、携帯電話機2を特定するための固有の識別情報を記憶しており、これは例えば電話番号、製造番号または図示しない内部のICカードのメモリ内に記憶された番号等が該当する。なお、携帯電話機3の構成は携帯電話機2と同一であるので説明を省略する。
図4は店舗ファイル152のレコードレイアウトを示す説明図である。店舗ファイル152は店舗情報フィールド、及び店舗詳細情報フィールドを含んで構成される。店舗情報フィールドには、各店舗の店舗情報(第1情報)が記憶されている。図4の例では店舗A及び店舗Bの店舗情報が記憶されている。店舗詳細情報フィールドには店舗詳細情報(第2情報)が、各店舗に対応付けて記憶されている。例えば、店舗Aに対応付けて店舗Aの詳細情報が記憶されている。
図5は付加情報記憶部151のレコードレイアウトを示す説明図である。付加情報記憶部151は、識別情報フィールド、取得要求日時フィールド及び取得要求フィールドを含んで構成される。識別情報フィールドには、携帯電話機2の識別情報が記憶されている。例えば携帯電話機2の識別情報が、「ABC-DEF-002」、携帯電話機3の識別情報が「ABC-DEF-003」と記憶されている。取得要求フィールドには識別情報に対応させて取得要求のあった情報の種類が記憶されている。図5の例では、識別情報「ABC-DEF-002」の携帯電話機2からサーバコンピュータ1へアクセスがあり、第1情報である店舗Aの情報の取得要求があったことを示している。取得要求日時フィールドにはこのような取得要求のあった日時が記憶されている。
携帯電話機2のCPU21は、店舗Aの店舗情報を取得するために、識別情報記憶部251に記憶した識別情報を読み出し、この読み出した識別情報及び取得要求をサーバコンピュータ1へ送信する。サーバコンピュータ1は取得要求のあった日時を時計部18から出力される情報に基づき取得要求日時フィールドに記憶する。そして、携帯電話機2の識別情報を識別情報フィールドに記憶すると共に、取得要求フィールドに取得要求のあった情報の種類を記憶する。図5の例では、2006年7月20日10時25分30秒に識別情報「ABC-DEF-002」の携帯電話機2から店舗Aの店舗情報の取得要求があったことが記憶されている。
サーバコンピュータ1のCPU11はこれを受けて、店舗ファイル152から店舗情報を読み出し、さらに店舗情報に付加される付加情報を生成する。付加情報は付加情報記憶部151の識別情報及び取得要求日時、並びに、サーバコンピュータ1へアクセスするためのアドレスを含むURL(Uniform Resource Locator)で構成される。すなわちサーバコンピュータ1のアドレスに取得要求のあった携帯電話機2の識別情報及び取得要求日時を組み合わせて付加情報を生成する。上述の例では付加情報は「http://www・・・/ABC-DEF-002/2006/07/20/10/25/30」の如く、サーバコンピュータ1のアドレス、識別情報及び取得要求日時の組み合わせからなるURLにより、固有の付加情報を生成することができる。なお、本実施の形態においてはアドレス、識別情報及び取得要求日時の組み合わせにより固有の付加情報を生成することとしたが、この形態に限るものではなく、CPU11は店舗情報に付加する付加情報として、例えば固有の通し番号等を用い、この通し番号を付加情報記憶部151に識別情報及び取得要求日時に対応させて記憶させておくようにしても良い。この場合、店舗情報のヘッダ内にこの通し番号を付加させればよい。
CPU11は、HTML(HyperText Markup Language)で記述された店舗情報にハイパーリンクからなる付加情報を付加する。記述後の店舗情報及び付加情報はサーバコンピュータ1から携帯電話機2へ送信される。携帯電話機2のCPU21は、店舗情報及び付加情報を受信した場合、記憶部25に記憶したブラウザにより、店舗情報及び付加情報を表示部24に表示する。図6は店舗情報及び付加情報の表示例を示す説明図である。図に示すように店舗Aに係るイタリアンレストランの簡単な紹介文が店舗情報として表示部24に表示されている。
表示部24の下側には詳細ボタン241が表示されている。携帯電話機2のユーザは入力部23からこの詳細ボタン241をクリックすることにより、さらに詳細な店舗Aの店舗詳細情報を受信することができる。この詳細ボタン241は店舗詳細情報へアクセスするための付加情報であるハイパーリンクとして記述されている。上述の例では、「http://www・・・/ABC-DEF-002/2006/07/20/10/25/30」のハイパーリンクが記述されている。
受信した店舗情報及び付加情報は、携帯電話機2の赤外線送受信部29を介して携帯電話機3へ送信することができ、携帯電話機3の表示部にも図6に示す画面が表示され、詳細ボタン241をクリックすることにより、同様に店舗Aの店舗詳細情報を受信することができる。携帯電話機2のCPU21は、詳細ボタン241が入力部23を通じてクリックされたと判断した場合、付加情報及び識別情報記憶部251に記憶した識別情報をサーバコンピュータ1へ送信する。サーバコンピュータ1のCPU11は自らが生成した付加情報及び識別情報を受信する。
CPU11は、受信した付加情報をハイパーリンク内から抽出する。上述の例では、付加情報「ABC-DEF-002」(識別情報)及び「2006/07/20/10/25/30」(取得要求日時)を抽出する。CPU11は抽出した付加情報の識別情報及び取得要求日時をもとに、付加情報記憶部151を検索し、これらに対応する店舗情報を抽出する。そしてCPU11は、抽出した店舗情報に対応する店舗詳細情報を店舗ファイル152から読み出し、携帯電話機2へ送信する。上述の例では、付加情報「ABC-DEF-002」(識別情報)及び「2006/07/20/10/25/30」(取得要求日時)に対応する店舗情報は店舗Aの店舗情報であるので、店舗Aの店舗詳細情報が抽出され携帯電話機2へ送信される。
図7は店舗詳細情報のイメージを示す説明図である。携帯電話機2の表示部24にはHTML形式の店舗詳細情報が表示される。図に示すように、店舗名、営業時間、店舗案内、及びクーポン券の画像等が表示される。これらの情報は携帯電話機3の表示部にも同様に表示され、携帯電話機2及び携帯電話機3のユーザは共に、詳細な情報の他、クーポン券等を得ることができる。
サーバコンピュータ1のCPU11は、この処理に伴い、受信した識別情報と生成した付加情報の識別情報とが一致するか否かの判断を行う。CPU11は受信した識別情報をRAM12に記憶する。またCPU11が受信した付加情報から抽出した識別情報をもRAM12に記憶する。そしてCPU11は、それぞれ記憶した識別情報が一致するか否かを判断する。本例では携帯電話機2から送信された識別情報は「ABC-DEF-002」、受信した付加情報から抽出した識別情報も「ABC-DEF-002」であるので、両者は一致する。これにより、付加情報の送信は携帯電話機2から送信されてきたと判断できる。
一方、赤外線送受信部39を介して店舗情報及び付加情報を受信した携帯電話機3から、付加情報及び携帯電話機3の識別情報「ABC-DEF-003」が送信された場合、同様にサーバコンピュータ1はこれを受信する。この場合、受信した携帯電話機3の識別情報「ABC-DEF-003」と付加情報内の識別情報「ABC-DEF-002」とが一致しないので、サーバコンピュータ1のCPU11は、携帯電話機2から携帯電話機3へ店舗情報が赤外線通信により送信されたことが認識できる。なお、本実施の形態においては携帯電話機2または携帯電話機3から送信された識別情報と、同時に送信される付加情報から抽出した識別情報とを比較する形態としたが、上述した通し番号を用いて比較しても良い。通し番号を用いる場合、付加情報に通し番号を含めておく。そして携帯電話機2から識別情報及び付加情報が送信された場合、付加情報内の通し番号をもとに付加情報記憶部151の対応する識別情報を読み出し、この識別情報と、携帯電話機2から送信された識別情報とを比較するようにすればよい。
図8は得点ファイル153のレコードレイアウトを示す説明図である。記憶部15内の得点ファイル153は識別情報フィールド及び得点フィールドを含んで構成される。識別情報フィールドには付加情報記憶部151内の識別情報と同じ識別情報が記憶されている。得点フィールドには識別情報に対応付けて得点が記憶されている。サーバコンピュータ1のCPU11は、付加情報及び識別情報を受信し、付加情報に関連づけられる識別情報と受信した識別情報とが一致しない場合、付加情報に関連づけられる識別情報に対応付けて得点を加算する処理を行う。
上述の例では、携帯電話機2から赤外線通信により店舗情報及び付加情報を受信した携帯電話機3が、携帯電話機3の識別情報「ABC-DEF-003」及び付加情報「http://www・・・/ABC-DEF-002/2006/07/20/10/25/30」をサーバコンピュータ1へ送信する。サーバコンピュータ1のCPU11は、抽出した付加情報に関連づけられる識別情報「ABC-DEF-002」と、受信した携帯電話機3の識別情報「ABC-DEF-003」とが一致しないので、携帯電話機2のユーザに得点を付加すべく、識別情報「ABC-DEF-002」の得点をインクリメントする。CPU11は、インクリメントした得点を得点フィールドに、識別情報「ABC-DEF-002」に対応付けて記憶する。これにより、携帯電話機2のユーザは、店舗情報を紹介することによる利益を享受することが可能となる。なお、CPU11は、抽出した付加情報に関連づけられる識別情報「ABC-DEF-002」と、受信した携帯電話機3の識別情報「ABC-DEF-003」とが一致しない場合、送信情報として、携帯電話機3の識別情報「ABC-DEF-003」を携帯電話機2の識別情報「ABC-DEF-002」に対応付けて記憶部15に記憶する。これにより、新たにアクセスのあったユーザの情報を入手することも可能となる。
図9はギフトファイル154のレコードレイアウトを示す説明図である。記憶部15内のギフトファイル154は得点フィールド及びギフト内容フィールドを含んで構成される。得点フィールドには上述した得点が段階的に記憶されている。ギフト内容フィールドには得点に対応付けて携帯電話機2へ送信する第3情報としてのギフトの内容が記憶されている。例えば得点が「3」の場合、第3情報として待ち受け画像等の「画像ファイルA」が携帯電話機2へ送信される。また得点が「5」の場合、「着信メロディA」が携帯電話機2へ送信される。サーバコンピュータ1のCPU11は、得点ファイル153及びギフトファイル154を監視しており、得点ファイル153における得点が、所定得点以上となった場合に、ギフトファイル154に記憶した得点に対応する第3情報を、得点ファイル153の対応する識別情報に係る携帯電話機2へ送信する。上述の例では、携帯電話機2の得点は「5」であるので、「画像ファイルA」に加えて「着信メロディA」が新たに携帯電話機2へ送信される。なお、この第3情報の送信は、記憶部15に予め記憶した携帯電話機2の電子メールアドレス宛へ、電子メールにより送信する他、後に、携帯電話機2とサーバコンピュータ1との間の通信が確立した後に別途送信するようにしても良い。
以上のハードウェア構成において、サーバコンピュータ1における識別情報の判断処理の手順を、フローチャートを用いて説明する。図10及び図11は識別情報の判断処理の手順を示すフローチャートである。携帯電話機2とサーバコンピュータ1との間の通信が確立した後、携帯電話機2のCPU21は、受信を希望する店舗に係る店舗情報の取得要求及び、識別情報記憶部251に記憶した識別情報を、httpプロトコル等によりサーバコンピュータ1へ送信する(ステップS101)。サーバコンピュータ1のCPU11は送信された店舗情報の取得要求及び識別情報を受信する(ステップS102)。CPU11は、受信した取得要求に基づき対応する店舗情報を店舗ファイル152から読み出す(ステップS103)。例えば店舗Aの店舗情報の取得要求があった場合は、店舗ファイル152から店舗Aの店舗情報が読み出される。
CPU11は取得要求のあった日時を時計部18から出力される日時の情報に基づき取得する(ステップS104)。CPU11は受信した識別情報及び取得要求日時に基づき付加情報を生成する(ステップS105)。具体的には、サーバコンピュータ1のアドレス、識別情報及び取得要求日時を含む固有のURLを生成する。CPU11は付加情報記憶部151に付加情報の一部である識別情報及び取得要求日時を対応付けて記憶し、また、取得要求の種類(取得要求のあった店舗の情報)を記憶する(ステップS106)。上述の例では、付加情報の一部である識別情報及び取得要求日時に対応付けて取得要求のあった店舗Aの情報を記憶する。CPU11はステップS103で読み出した店舗情報及びステップS105で生成した付加情報を携帯電話機2へ送信する(ステップS107)。
携帯電話機2のCPU21は、送信された店舗情報及び付加情報を受信する(ステップS108)。携帯電話機2のCPU21は、店舗情報及び付加情報を表示部24に図6の如く表示する(ステップS109)。携帯電話機2のユーザが、他のユーザの携帯電話機3へ赤外線通信により店舗情報を送信する場合、以下の処理を行う。携帯電話機2のCPU21は受信した店舗情報及び付加情報を、赤外線送受信部29を介して、他の携帯電話機3の赤外線送受信部39へ向けて送信する(ステップS1010)。以下では、携帯電話機2または携帯電話機3のいずれかによる処理が実行されるが、場合により携帯電話機2の処理を代表して説明する。
携帯電話機2の表示部24に表示された詳細ボタン241が、入力部23を介して操作された場合、携帯電話機2のCPU21は、付加情報及び、識別情報記憶部251に記憶した識別情報をサーバコンピュータ1へ送信する(ステップS1011)。具体的には詳細ボタン241内のハイパーリンク「http://www・・・/ABC-DEF-002/2006/07/20/10/25/30」及び識別情報「ABC-DEF-002」(または「ABC-DEF-003」)を送信する。サーバコンピュータ1のCPU11は送信された付加情報及び識別情報を受信する。
CPU11は付加情報から識別情報及び取得要求日時を抽出する(ステップS1012)。CPU11は抽出した識別情報と、受信した識別情報とが一致するか否かを判断する(ステップS1013)。CPU11は抽出した識別情報と、受信した識別情報とが一致しないと判断した場合(ステップS1013でNO)、抽出した識別情報に対応させて得点ファイル153内の得点をインクリメントする(ステップS111)。CPU11はインクリメントした得点に対応するギフトをギフトファイル154から読み出し(ステップS112)、読み出したギフトを携帯電話機2へ送信する(ステップS113)。なお、得点ファイル153には識別情報に対応付けて、携帯電話機2の電子メールアドレスが記憶されており、このギフトはこの記憶した電子メールアドレス宛へ送信される。携帯電話機2はギフトを受信する(ステップS114)。また、サーバコンピュータ1のCPU11は、受信した識別情報を送信情報として、ステップS1012で抽出した識別情報に対応づけて記憶部15に記憶する(ステップS115)。この場合、CPU11は、携帯電話機2の識別情報に対応付けて、携帯電話機3の識別情報を記憶部15に記憶するようにすればよい。これにより、サーバコンピュータ1は、携帯電話機2から、携帯電話機3へ、店舗情報が赤外線通信により送信されたことを認識することができる。なお、ステップS113においては第3情報であるギフトを携帯電話機2へ送信するようにしているが、得点ファイル153に識別情報に対応付けて、携帯電話機3の電子メールアドレスを記憶しておき、このギフトを当該記憶した電子メールアドレス宛、すなわち携帯電話機3へ送信するようにしても良い。
一方、ステップS1013において、抽出した識別情報と、受信した識別情報とが一致すると判断した場合(ステップS1013でYES)、及びステップS115の処理後、サーバコンピュータ1のCPU11は、ステップS1011により送信された付加情報に対応する取得要求のあった店舗の店舗詳細情報を店舗ファイル152から読み出す(ステップS116)。具体的には、ステップS1012で抽出した、付加情報内の識別情報及び取得要求日時をもとに、付加情報記憶部151を検索し、識別情報及び取得要求日時をアンド条件で満たす取得要求フィールド内の店舗の情報を抽出する。そしてCPU11は抽出した店舗に対応する店舗詳細情報を店舗ファイル152から読み出す。
CPU11は、ステップS1011により送信された識別情報を宛先として店舗詳細情報を携帯電話機2または携帯電話機3へ送信する(ステップS117)。なお、携帯電話機3へ店舗詳細情報を送信する代わりに、記憶部15に記憶した特定の情報、例えばエラーメッセージまたは所定の内容が記述されたHTML文書を読み出して送信するようにしても良い。以下では携帯電話機2へ送信したものとして説明する。携帯電話機2のCPU21は店舗詳細情報を受信し(ステップS118)、受信した店舗詳細情報を表示部24へ図7の如く表示する(ステップS119)。
実施の形態2
実施の形態1では、第1情報として店舗の情報、第2情報として店舗の詳細情報を提供する例について説明したが、実施の形態2に示す如く第1情報として名刺情報、第2情報として名刺作成サイトのページを提供する例であっても良い。
図12及び図13は識別情報の判断処理の手順を示すフローチャートである。携帯電話機2はサーバコンピュータ1の名刺作成サイトへアクセスし(ステップS121)、通信を確立する。なお、この際携帯電話機2からサーバコンピュータ1へ携帯電話機2の機種情報(機種を特定するための識別情報等)を送信するようにしても良い。そしてサーバコンピュータ1のCPU11は、記憶部15に予め記憶した機種情報に合致する携帯電話機2についてのみ以降の処理を行うようにしても良い。その後、サーバコンピュータ1のCPU11は記憶部15に記憶した名刺情報入力フォームを携帯電話機2へ送信する(ステップS122)。携帯電話機2のCPU21は名刺情報入力フォームを受信する(ステップS123)。図14は名刺情報入力フォームのイメージを示す説明図である。携帯電話機2のCPU21は受信したHTML形式の名刺情報入力フォームを表示部24へ出力する。図14に示すように、表示部24には、名刺情報の基礎となる会社名、役職、氏名、住所、電話番号、FAX番号、及び電子メール等の情報の入力を促す画面が表示される。
ユーザが携帯電話機2の入力部23を通じて名刺情報入力フォームへ必要事項を入力する(ステップS124)。CPU21は入力部23から入力された名刺情報入力フォームに対する入力情報を受け付ける。ユーザは入力情報を名刺情報入力フォームへ入力した後、入力部23から名刺情報の取得要求を行う決定ボタン242を操作する。CPU21は決定ボタン242が入力部23を通じて操作されたと判断した場合、入力情報、名刺情報の取得要求及び識別情報記憶部251に記憶された識別情報をサーバコンピュータ1へ送信する(ステップS125)。なお、入力情報としてユーザの顔写真のデータを入力するようにしても良い。また本実施の形態においては、ステップS125において識別情報を送信しているが、ステップS121において予め識別情報を送信しておいても良い。そして名刺情報入力フォームへの情報の入力が中途である場合は、サーバコンピュータ1において識別情報と共に入力された情報を記憶部15に記憶しておく。そして、再度ステップS121において識別情報がサーバコンピュータ1へ送信された場合、サーバコンピュータ1のCPU11が記憶部15に記憶した識別情報に対応する編集途中の名刺情報入力フォームを読み出して携帯電話機2へ送信しても良い。
サーバコンピュータ1のCPU11は入力情報、名刺情報の取得要求及び識別情報を受信する(ステップS126)。CPU11は、受信した入力情報に基づき名刺情報を作成する(ステップS127)。CPU11はこの作成した名刺情報を記憶部15に記憶する。またCPU11は取得要求のあった日時を時計部18から出力される日時の情報に基づき取得する(ステップS128)。CPU11は受信した識別情報及び取得要求日時に基づき付加情報を生成する(ステップS129)。具体的には、サーバコンピュータ1のアドレス、識別情報及び取得要求日時を含む固有のURLを生成する。CPU11は付加情報記憶部151に付加情報の一部である識別情報及び取得要求日時を対応付けて記憶し(ステップS1210)、また、ステップS127で作成した名刺情報をこれらに対応付けて記憶する。CPU11はステップS127で作成した名刺情報を記憶部15から読み出し、読み出した名刺情報及びステップS129で生成した付加情報を携帯電話機2へ送信する(ステップS1211)。
携帯電話機2のCPU21は、送信された名刺情報及び付加情報を受信する(ステップS1212)。携帯電話機2のCPU21は、名刺情報及び付加情報を表示部24に表示する(ステップS1213)。図15は名刺情報の表示イメージを示す説明図である。図に示すように、表示部24には、名刺情報が携帯電話機2のブラウザ上に表示されている。また、名刺情報の下側には、第2情報としての付加情報である詳細ボタン241が表示されている。この詳細ボタン241には、付加情報として、名刺作成サイトへアクセスするためのアドレス、識別情報及び取得要求日時を含むURLがハイパーリンクとして記述されている。
携帯電話機2のユーザが、他のユーザの携帯電話機3へ赤外線通信により挨拶のため、名刺情報を送信する場合、以下の処理を行う。携帯電話機2のCPU21は受信した名刺情報及び付加情報を、赤外線送受信部29を介して、他の携帯電話機3の赤外線送受信部39へ向けて送信する(ステップS1214)。
携帯電話機2の表示部24に表示された詳細ボタン241が、入力部23を介して操作された場合、携帯電話機2のCPU21は、付加情報及び、識別情報記憶部251に記憶した識別情報をサーバコンピュータ1へ送信する(ステップS131)。サーバコンピュータ1のCPU11は送信された付加情報及び識別情報を受信する。
CPU11は付加情報から識別情報及び取得要求日時を抽出する(ステップS132)。CPU11は抽出した識別情報と、受信した識別情報とが一致するか否かを判断する(ステップS133)。CPU11は抽出した識別情報と、受信した識別情報とが一致しないと判断した場合(ステップS133でNO)、抽出した識別情報に対応させて得点ファイル153内の得点をインクリメントする(ステップS134)。CPU11はインクリメントした得点に対応するギフトをギフトファイル154から読み出し(ステップS135)、読み出したギフトを、携帯電話機2へ送信する(ステップS136)。携帯電話機2はギフトを受信する(ステップS137)。サーバコンピュータ1のCPU11は、受信した識別情報を送信情報として、ステップS132で抽出した識別情報に対応付けて記憶部15に記憶する(ステップS138)。この場合、CPU11は、携帯電話機2の識別情報に対応付けて、携帯電話機3の識別情報を記憶部15に記憶する。これにより、サーバコンピュータ1は、携帯電話機2から、携帯電話機3へ、名刺情報が赤外線通信により送信されたことを認識することができる。
一方、ステップS133において、抽出した識別情報と、受信した識別情報とが一致すると判断した場合(ステップS133でYES)、または、ステップS138の処理後、サーバコンピュータ1のCPU11は、記憶部15に記憶した名刺作成サイトのページを読み出す(ステップS139)。そしてCPU11は読み出した名刺作成サイトのページを第2情報として、ステップS131により送信された識別情報を宛先に携帯電話機2または携帯電話機3へ送信する(ステップS1310)。以下では携帯電話機3へ送信したものとして説明する。携帯電話機3は名刺作成サイトのページを受信し(ステップS1311)、受信した名刺作成サイトのページを表示部へ表示する(ステップS1312)。なお、携帯電話機3へ名刺作成サイトのページを送信する代わりに、記憶部15に記憶した特定の情報、例えばエラーメッセージまたは所定の内容が記述されたHTML文書を読み出して送信するようにしても良い。
本実施の形態2は以上の如き構成としてあり、その他の構成及び作用は実施の形態1と同様であるので、対応する部分には同一の参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
実施の形態3
実施の形態1では、第1情報として店舗の情報、第2情報として店舗の詳細情報を提供する例について説明したが、実施の形態3に示す如く第1情報としてグリーティングカード、第2情報としてグリーティングカードを作成するためのポータルサイトのデータを提供する例であっても良い。
図16は実施の形態3に係るサーバコンピュータ1のハードウェア構成を示すブロック図である。実施の形態3に係るサーバコンピュータ1の記憶部15にはユーザファイル155及びサイトデータファイル156がさらに記憶されている。サイトデータファイル156には、グリーティングカードを作成するためのウェブサイトデータがHTML形式で記述されており、第2情報であるポータルサイトのデータも記憶されている。
図17はユーザファイル155のレコードレイアウトを示す説明図である。ユーザファイル155は、識別情報フィールド、電子メールアドレスフィールド、得点フィールド、ギフト画像データフィールド及びギフト音楽データフィールドを含んで構成される。識別情報フィールドには識別情報が記憶されている。本例では携帯電話機2の識別情報「ABC-DEF-002」が記憶されている。電子メールアドレスフィールドにはユーザの電子メールアドレスが識別情報に対応付けて記憶されている。本例では、携帯電話機2のユーザの電子メールアドレスが記憶されている。得点フィールドには識別情報に対応付けて得点が記憶されている。この得点は、上述した如く携帯電話機2から携帯電話機3へ赤外線通信により第1情報が送信され、携帯電話機3による付加情報のサーバコンピュータ1への送信により、携帯電話機2に得点が加算されるものである。CPU11はこの加算された得点を得点フィールドに、識別情報に対応付けて記憶する。
ギフト画像データフィールドには、第3情報である画像データが識別情報に対応付けて記憶されている。同様に、ギフト音楽データフィールドには、第3情報である音楽データが識別情報に対応付けて記憶されている。CPU11は、得点フィールドに記憶された得点をもとに、ギフトファイル154を検索し、記憶された得点以下のギフトを抽出し、ユーザファイル155に記憶する。本例では得点が15点であるので、画像データA及び画像データB、並びに、音楽データAが、識別情報「ABC-DEF-002」に対応付けて記憶されている。
グリーティングカードを作成する場合、携帯電話機2からサーバコンピュータ1へアクセスする。サーバコンピュータ1のCPU11は、サイトデータファイル156から第2情報であるポータルサイトのデータを読み出し、携帯電話機2へ送信する。ユーザは入力部23を通じて、ID及びパスワード等を入力し、サーバコンピュータ1へ送信する。なお、このID及びパスワードの登録は、ポータルサイトの会員登録メニューにより実行することができる。サーバコンピュータ1のCPU11は、サイトデータファイル156から、グリーティングカード作成画面を読み出し、また、携帯電話機2の識別情報を参照して、対応するギフト画像データ及びギフト音楽データの情報を携帯電話機2へ送信する。
図18はグリーティングカード作成画面のイメージを示す説明図である。携帯電話機2のCPU21は、送信されたグリーティングカード作成画面、ギフト画像データ及びギフト音楽データの情報に基づき、表示部24に、グリーティングカード作成画面を表示する。グリーティングカード作成画面には、送る相手を入力する欄、画像の選択ボックス243、音楽の選択ボックス244及びコメントの入力欄が含まれる。ユーザは入力部23を通じて、文字の入力並びに、画像及び音楽の選択を行う。
画像の選択ボックス243には、テンプレート画像1、テンプレート画像2、画像データA及び画像データBが表示されている。テンプレート画像1及びテンプレート画像2は、サイトデータファイル156に予め記憶されている画像データであり、グリーティングカード作成画面の情報と共に送信される。これらテンプレート画像1及びテンプレート画像2の情報は、得点にかかわらず送信される。画像データA及び画像データBに関しては、ユーザファイル155に記憶された得点に応じたギフト画像データである。上述の例では、識別番号「ABC-DEF-002」のユーザは、得点が15点あり、その結果グリーティングカードに、ギフトである画像データA及び画像データBを貼り付けることができる。
同様に、音楽の選択ボックス244にも、テンプレート音楽1、テンプレート音楽2及び音楽データAが表示される。テンプレート音楽1及びテンプレート音楽2は予めサイトデータファイル156に記憶されており、得点がないユーザの携帯電話機にも送信される。音楽データAは、ユーザファイル155に記憶された得点に応じたギフト音楽データである。上述の例では、識別番号「ABC-DEF-002」のユーザは、得点が15点あり、その結果グリーティングカードに、ギフトである音楽データAを添付することができる。コメント欄には入力部23を通じて必要なコメントを入力することができる。
CPU21は、入力された送る相手の名前、選択された画像データの種類、選択された音楽データの種類及び入力されたコメントをサーバコンピュータ1へ送信する。サーバコンピュータ1のCPU11は、予め用意されたグリーティングカードのテンプレートの適宜の箇所に、入力された送る相手の名前、選択された画像データの種類、選択された音楽データの種類及び入力されたコメントを貼り付ける処理を行う。そして貼り付け処理後のグリーティングカードに付加情報を付加する。この付加情報は、グリーティングカードを作成するためのポータルサイトのアドレス、携帯電話機2の識別番号及びグリーティングカードの取得要求日時を含むURLで構成される。CPU11は、グリーティングカード及び付加情報を携帯電話機2へ送信する。
図19は表示部24に表示されるグリーティングカードの例を示す説明図である。携帯電話機2のCPU21は、送信されたグリーティングカードをブラウザ上に表示する。表示部24には、送る相手の名前、選択された画像、コメント及び詳細ボタン241が表示される。また選択された音楽データは、CPU21の指示によりスピーカ210を通じて再生される。詳細ボタン241は「詳細 このカードを別の人に贈る?」と表示されており、付加情報が記述されたハイパーリンクにより構成されている。携帯電話機2の入力部23の操作により、詳細ボタン241が操作された場合、付加情報及び識別情報が送信される。これを受けてCPU11はサイトデータファイル156から、ポータルサイトのデータを読み出し、携帯電話機2へ送信する。また、このグリーティングカードを赤外線通信により受信した携帯電話機3により、詳細ボタン241を操作することによっても、サーバコンピュータ1から、ポータルサイトのデータを受信することができる。
図20乃至図22は識別情報の判断処理の手順を示すフローチャートである。携帯電話機2はサーバコンピュータ1のグリーティングカード作成サイトへアクセスし(ステップS201)、通信を確立する。サーバコンピュータ1のCPU11は、サイトデータファイル156からポータルサイトのデータを読み出し(ステップS202)、ポータルサイトのデータを携帯電話機2へ送信する(ステップS203)。
ユーザは、グリーティングカードを作成する場合、ポータルサイトのメニュー画面に表示される「グリーティングカード作成」を入力部23から選択する。携帯電話機2のCPU21は、入力部23からの操作を受けて、グリーティングカードの作成画面の取得要求及び識別情報記憶部251から読み出した識別情報をサーバコンピュータ1へ送信する(ステップS204)。サーバコンピュータ1のCPU11は、グリーティングカードの作成画面の取得要求を受け、サイトデータファイル156からグリーティングカードの作成画面を読み出す(ステップS205)。
またCPU11は受信した識別情報をもとに、ユーザファイル155を検索し、識別情報に対応するギフト画像データ及びギフト音楽データを抽出する(ステップS206)。CPU11は、テンプレート画像及びテンプレート音楽を含むグリーティングカード作成画面、並びに、ギフト画像データ及びギフト音楽データを携帯電話機2へ送信する(ステップS207)。携帯電話機2は送信されたグリーティングカードの作成画面、ギフト画像データ及びギフト音楽データを受信する(ステップS208)。
携帯電話機2のCPU21は、表示部24に受信したグリーティングカードの作成画面をテンプレート画像、テンプレート音楽、ギフト画像データ及びギフト音楽データと共に、図18の如く表示する。ユーザは入力部23から、グリーティングカードの作成画面へ送る相手の名前、コメント等を入力すると共に、グリーティングカードに貼り付ける画像、及び、同時に再生する音楽を選択する(ステップS209)。以下では入力された情報、並びに、選択された画像及び音楽を入力情報という。
CPU21は入力情報を入力部23から受け付ける。必要事項の入力を全て受け付けた後、CPU21は入力情報、グリーティングカードの取得要求、及び、識別情報記憶部251から読み出した識別情報をサーバコンピュータ1へ送信する(ステップS2010)。
サーバコンピュータ1のCPU11は入力情報、グリーティングカードの取得要求及び識別情報を受信する(ステップS2011)。CPU11は、受信した入力情報に基づきグリーティングカードを作成する(ステップS2012)。CPU11はこの作成したグリーティングカードを記憶部15に記憶する。またCPU11は取得要求のあった日時を時計部18から出力される日時の情報に基づき取得する(ステップS211)。CPU11は、ポータルサイトのアドレスを記憶部15から読み出す(ステップS212)。CPU11は受信した識別情報及び取得要求日時に基づき付加情報を生成する(ステップS213)。具体的には、ポータルサイトのアドレス、識別情報及び取得要求日時を含む固有のURLを生成する。CPU11は付加情報記憶部151に付加情報の一部である識別情報及び取得要求日時を対応付けて記憶する(ステップS214)。CPU11はステップS2012で作成したグリーティングカードを記憶部15から読み出し、読み出したグリーティングカード及びステップS213で生成した付加情報を携帯電話機2へ送信する(ステップS215)。
携帯電話機2のCPU21は、送信されたグリーティングカード及び付加情報を受信する(ステップS216)。携帯電話機2のCPU21は、グリーティングカード及び付加情報を、図19の如く表示部24に表示する(ステップS217)。図に示すように、表示部24の下部には、第2情報としての付加情報である詳細ボタン241が表示されている。この詳細ボタン241には、ポータルサイトへアクセスするためのアドレス、識別情報及び取得要求日時がハイパーリンクとして記述されている。
携帯電話機2のユーザが、他のユーザの携帯電話機3へ赤外線通信により挨拶のためグリーティングカードを送信する場合、以下の処理を行う。携帯電話機2のCPU21は受信したグリーティングカード及び付加情報を、赤外線送受信部29を介して、他の携帯電話機3の赤外線送受信部39へ向けて送信する(ステップS218)。
携帯電話機2の表示部24に表示された詳細ボタン241が、入力部23を介して操作された場合、携帯電話機2のCPU21は、付加情報及び、識別情報記憶部251に記憶した識別情報をサーバコンピュータ1へ送信する(ステップS219)。サーバコンピュータ1のCPU11は送信された付加情報及び識別情報を受信する。なお、携帯電話機3にて、詳細ボタン241が操作された場合は、付加情報及び携帯電話機3の識別情報が送信される。
CPU11は付加情報から識別情報及び取得要求日時を抽出する(ステップS2110)。CPU11は抽出した識別情報と、受信した識別情報とが一致するか否かを判断する(ステップS2111)。すなわち、ステップS213で生成された結果に基づきステップS219で送信された付加情報に関連づけられる識別情報と、ステップS219により送信される携帯電話機2または携帯電話機3の識別情報とが一致するか否かを判断する。CPU11は抽出した識別情報と、受信した識別情報とが一致しないと判断した場合(ステップS2111でNO)、抽出した識別情報に対応させて得点ファイル153内の得点をインクリメントする(ステップS2112)。なお、CPU11は、このインクリメントした得点を、ユーザファイル155の抽出した識別情報に対応する得点フィールドに記憶する。サーバコンピュータ1のCPU11は、受信した識別情報を送信情報として、S2110で抽出した識別情報に対応付けて記憶部15に記憶する(ステップS2113)。この場合、CPU11は、携帯電話機2の識別情報に対応付けて、携帯電話機3の識別情報を記憶部15に記憶するようにすればよい。これにより、サーバコンピュータ1は、携帯電話機2から、携帯電話機3へ、グリーティングカードが赤外線通信により送信されたことを認識することができる。
一方、ステップS2111において、抽出した識別情報と、受信した識別情報とが一致すると判断した場合(ステップS2111でYES)、または、ステップS2113の処理後、サーバコンピュータ1のCPU11は、記憶部15に記憶したポータルサイトのデータをサイトデータファイル156から読み出し、(ステップS2114)、読み出したポータルサイトのデータを第2情報として、ステップS2110で受信した識別情報を宛先に携帯電話機2または携帯電話機3へ送信する(ステップS2115)。以下では携帯電話機3へ送信したものとして説明する。携帯電話機3はポータルサイトのデータを受信し(ステップS2116)、受信したポータルサイトのデータを表示部へ表示する(ステップS2117)。なお、携帯電話機3へポータルサイトのデータを送信する代わりに、記憶部15に記憶した特定の情報、例えばエラーメッセージまたは所定の内容が記述されたHTML文書を読み出して送信するようにしても良い。
本実施の形態3は以上の如き構成としてあり、その他の構成及び作用は実施の形態1及び2と同様であるので、対応する部分には同一の参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
実施の形態4
図23は実施の形態4に係るサーバコンピュータ1の構成を示すブロック図である。実施の形態4に係るサーバコンピュータ1を動作させるためのプログラムは、本実施の形態4のように、CD−ROM等の可搬型記録媒体1Aで提供することも可能である。さらに、コンピュータプログラムを、通信網Nを介して図示しないサーバコンピュータからダウンロードすることも可能である。以下に、その内容を説明する。
図22に示すサーバコンピュータ1の図示しない記録媒体読み取り装置に、付加情報を生成させ、第1情報を読み出させ、一致するかを判断させ、送信情報を記憶させるプログラムが記録された可搬型記録媒体1Aを、挿入して記憶部15の制御プログラム15P内にこのプログラムをインストールする。または、かかるプログラムを、通信部16を介して外部の図示しないサーバコンピュータからダウンロードし、記憶部15にインストールするようにしても良い。かかるプログラムはRAM12にロードして実行される。これにより、上述のような本発明のサーバコンピュータ1として機能する。
本実施の形態4は以上の如き構成としてあり、その他の構成及び作用は実施の形態1乃至3と同様であるので、対応する部分には同一の参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
実施の形態5
実施の形態1乃至4においては識別情報及び取得要求日時を含む付加情報を用いた形態につき説明したが、これに限るものではなく取得要求日時を含まない付加情報を用いてもよい。
以下に、第1情報として名刺情報、第2情報として名刺作成サイトのページを提供する例を用いて説明する。図24及び図25は識別情報の判断処理の手順を示すフローチャートである。携帯電話機2はサーバコンピュータ1の名刺作成サイトへアクセスし(ステップS241)、通信を確立する。その後、サーバコンピュータ1のCPU11は記憶部15に記憶した名刺情報入力フォームを携帯電話機2へ送信する(ステップS242)。携帯電話機2のCPU21は名刺情報入力フォームを受信する(ステップS243)。
ユーザが携帯電話機2の入力部23を通じて名刺情報入力フォームへ必要事項を入力する(ステップS244)。CPU21は入力部23から入力された名刺情報入力フォームに対する入力情報を受け付ける。ユーザは入力情報を名刺情報入力フォームへ入力した後、入力部23から名刺情報の取得要求を行う決定ボタン242を操作する。CPU21は決定ボタン242が入力部23を通じて操作されたと判断した場合、入力情報、名刺情報の取得要求及び識別情報記憶部251に記憶された識別情報をサーバコンピュータ1へ送信する(ステップS245)。
サーバコンピュータ1のCPU11は入力情報、名刺情報の取得要求及び識別情報を受信する(ステップS246)。CPU11は、受信した入力情報に基づき名刺情報を作成する(ステップS247)。CPU11はこの作成した名刺情報を記憶部15に記憶する。CPU11は受信した識別情報を含む付加情報を生成する(ステップS248)。具体的には、「http://www・・・/ABC-DEF-002」の如く、サーバコンピュータ1のアドレス、及び識別情報を含む固有のURLを生成する。なお、本実施の形態においては説明のため識別情報「ABC-DEF-002」そのものを付加情報内に記述しているが、識別情報自体ではなくこれと等価な情報を付加情報内に含めるようにしても良い。例えば識別情報を一意に特定することができる番号をサーバコンピュータ1の記憶部15に記憶しておき、この番号を付加情報内に含めるようにしても良い。CPU11は付加情報記憶部151に識別情報を含む付加情報を記憶し(ステップS249)、また、ステップS247で作成した名刺情報をこれらに対応付けて記憶する。CPU11はステップS247で作成した名刺情報を記憶部15から読み出し、読み出した名刺情報及びステップS248で生成した付加情報を携帯電話機2へ送信する(ステップS2410)。
携帯電話機2のCPU21は、送信された名刺情報及び付加情報を受信する(ステップS2411)。携帯電話機2のCPU21は、名刺情報及び付加情報を表示部24に表示する(ステップS2412)。
携帯電話機2のユーザが、他のユーザの携帯電話機3へ赤外線通信により挨拶のため、名刺情報を送信する場合、以下の処理を行う。携帯電話機2のCPU21は受信した名刺情報及び付加情報を、赤外線送受信部29を介して、他の携帯電話機3の赤外線送受信部39へ向けて送信する(ステップS2413)。
携帯電話機2の表示部24に表示された詳細ボタン241が、入力部23を介して操作された場合、携帯電話機2のCPU21は、付加情報及び、識別情報記憶部251に記憶した識別情報をサーバコンピュータ1へ送信する(ステップS251)。サーバコンピュータ1のCPU11は送信された付加情報及び識別情報を受信する。
CPU11は付加情報から識別情報を抽出する(ステップS252)。CPU11は抽出した識別情報と、受信した識別情報とが一致するか否かを判断する(ステップS253)。CPU11は抽出した識別情報と、受信した識別情報とが一致しないと判断した場合(ステップS253でNO)、抽出した識別情報に対応させて得点ファイル153内の得点をインクリメントする(ステップS254)。CPU11はインクリメントした得点に対応するギフトをギフトファイル154から読み出し(ステップS255)、読み出したギフトを、携帯電話機2へ送信する(ステップS256)。携帯電話機2はギフトを受信する(ステップS257)。なお、第3情報であるギフトの送信はステップS257で送信するのではなく、ステップS252で抽出した携帯電話機2の識別情報及びギフトを対応付けて記憶しておき後に送信しても良い。ギフトの送信は、ステップS241またはS245の後、すなわち携帯電話機2がサーバコンピュータ1へ携帯電話機2の識別情報を送信した後に、サーバコンピュータ1のCPU11が識別情報に対応するギフトを読み出して携帯電話機2へ送信するようにしても良い。サーバコンピュータ1のCPU11は、受信した識別情報を送信情報として、ステップS252で抽出した識別情報に対応付けて記憶部15に記憶する(ステップS258)。この場合、CPU11は、携帯電話機2の識別情報に対応付けて、携帯電話機3の識別情報を記憶部15に記憶する。これにより、サーバコンピュータ1は、携帯電話機2から、携帯電話機3へ、名刺情報が赤外線通信により送信されたことを認識することができる。
一方、ステップS253において、抽出した識別情報と、受信した識別情報とが一致すると判断した場合(ステップS253でYES)、または、ステップS258の処理後、サーバコンピュータ1のCPU11は、記憶部15に記憶した名刺作成サイトのページを読み出す(ステップS259)。そしてCPU11は読み出した名刺作成サイトのページを第2情報として、ステップS251により送信された識別情報を宛先に携帯電話機2または携帯電話機3へ送信する(ステップS2510)。以下では携帯電話機3へ送信したものとして説明する。携帯電話機3は名刺作成サイトのページを受信し(ステップS2511)、受信した名刺作成サイトのページを表示部へ表示する(ステップS2512)。
本実施の形態5は以上の如き構成としてあり、その他の構成及び作用は実施の形態1乃至4と同様であるので、対応する部分には同一の参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
本発明に係る管理システムの概要を示す模式図である。 サーバコンピュータのハードウェア構成を示すブロック図である。 携帯電話機のハードウェア構成を示すブロック図である。 店舗ファイルのレコードレイアウトを示す説明図である。 付加情報記憶部のレコードレイアウトを示す説明図である。 店舗情報及び付加情報の表示例を示す説明図である。 店舗詳細情報のイメージを示す説明図である。 得点ファイルのレコードレイアウトを示す説明図である。 ギフトファイルのレコードレイアウトを示す説明図である。 識別情報の判断処理の手順を示すフローチャートである。 識別情報の判断処理の手順を示すフローチャートである。 識別情報の判断処理の手順を示すフローチャートである。 識別情報の判断処理の手順を示すフローチャートである。 名刺情報入力フォームのイメージを示す説明図である。 名刺情報の表示イメージを示す説明図である。 実施の形態3に係るサーバコンピュータのハードウェア構成を示すブロック図である。 ユーザファイルのレコードレイアウトを示す説明図である。 グリーティングカード作成画面のイメージを示す説明図である。 表示部に表示されるグリーティングカードの例を示す説明図である。 識別情報の判断処理の手順を示すフローチャートである。 識別情報の判断処理の手順を示すフローチャートである。 識別情報の判断処理の手順を示すフローチャートである。 実施の形態4に係るサーバコンピュータの構成を示すブロック図である。 識別情報の判断処理の手順を示すフローチャートである。 識別情報の判断処理の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 サーバコンピュータ(管理装置)
1A 可搬型記録媒体
2、3 携帯電話機(携帯端末機)
11 CPU(制御部)
13 入力部
14 表示部
15 記憶部
15P 制御プログラム
16 通信部
18 時計部
151 付加情報記憶部
152 店舗ファイル
153 得点ファイル
154 ギフトファイル
155 ユーザファイル
156 サイトデータファイル
21 CPU(制御部)
23 入力部
24 表示部
25 記憶部
251 識別情報記憶部
26 通信部
29 赤外線送受信部
39 赤外線送受信部
28 マイク
210 スピーカ
241 詳細ボタン
242 決定ボタン
N 通信網
S 管理システム

Claims (11)

  1. 複数の携帯端末機及び管理装置が通信網を介して接続されたシステムに適用され、前記管理装置を介さない前記携帯端末機間の情報の送受信を管理する管理方法において、
    一の携帯端末機から他の携帯端末機へ送信するための第1情報の取得要求を前記一の携帯端末機から前記管理装置へ前記一の携帯端末機の識別情報と共に送信する送信ステップと、
    前記取得要求のあった第1情報に付加される前記送信ステップにより送信された識別情報を含む付加情報を前記管理装置により生成する生成ステップと、
    前記取得要求のあった第1情報を記憶部から読み出す第1情報読み出しステップと、
    該第1情報読み出しステップにより読み出した第1情報及び前記生成ステップにより生成した付加情報を前記管理装置から前記一の携帯端末機へ送信する第1情報送信ステップと、
    前記管理装置により携帯端末機の識別情報及び付加情報を受信した場合に、受信した前記識別情報と、前記生成ステップにより生成した付加情報に含まれる前記一の携帯端末機の識別情報とが一致するか否かを判断する判断ステップと、
    該判断ステップにより一致しないと判断した場合、前記管理装置により、前記一の携帯端末機の識別情報に対応させて、前記一の携帯端末機から他の携帯端末機へ第1情報の送信があったことを示す送信情報を前記記憶部に記憶する送信情報記憶ステップと
    を備えることを特徴とする管理方法。
  2. 複数の携帯端末機及び管理装置が通信網を介して接続されたシステムに適用され、前記管理装置を介さない前記携帯端末機間の情報の送受信を管理する管理方法において、
    一の携帯端末機から他の携帯端末機へ送信するための第1情報の取得要求を前記一の携帯端末機から前記管理装置へ前記一の携帯端末機の識別情報と共に送信する送信ステップと、
    該送信ステップにより送信された識別情報に関連づけられる前記第1情報に付加される付加情報を前記管理装置により生成する生成ステップと、
    前記取得要求のあった第1情報を記憶部から読み出す第1情報読み出しステップと、
    該第1情報読み出しステップにより読み出した第1情報及び前記生成ステップにより生成した付加情報を前記管理装置から前記一の携帯端末機へ送信する第1情報送信ステップと、
    前記管理装置により携帯端末機の識別情報及び付加情報を受信した場合に、受信した前記識別情報と、前記生成ステップにより生成した付加情報に関連づけられる前記一の携帯端末機の識別情報とが一致するか否かを判断する判断ステップと、
    該判断ステップにより一致しないと判断した場合、前記管理装置により、前記一の携帯端末機の識別情報に対応させて、前記一の携帯端末機から他の携帯端末機へ第1情報の送信があったことを示す送信情報を前記記憶部に記憶する送信情報記憶ステップと
    を備えることを特徴とする管理方法。
  3. 複数の携帯端末機及び管理装置が通信網を介して接続され、前記管理装置を介さない前記携帯端末機間の情報の送受信を管理する管理システムにおいて、
    一の携帯端末機から他の携帯端末機へ送信するための第1情報の取得要求を前記一の携帯端末機から前記管理装置へ前記一の携帯端末機の識別情報と共に送信する送信手段と、
    前記取得要求のあった第1情報に付加される前記送信手段により送信された識別情報を含む付加情報を前記管理装置により生成する生成手段と、
    前記取得要求のあった第1情報を記憶部から読み出す第1情報読み出し手段と、
    該第1情報読み出し手段により読み出した第1情報及び前記生成手段により生成した付加情報を前記管理装置から前記一の携帯端末機へ送信する第1情報送信手段と、
    前記管理装置により携帯端末機の識別情報及び付加情報を受信した場合に、受信した前記識別情報と、前記生成手段により生成した付加情報に含まれる前記一の携帯端末機の識別情報とが一致するか否かを判断する判断手段と、
    該判断手段により一致しないと判断した場合、前記管理装置により、前記一の携帯端末機の識別情報に対応させて、前記一の携帯端末機から他の携帯端末機へ第1情報の送信があったことを示す送信情報を前記記憶部に記憶する送信情報記憶手段と
    を備えることを特徴とする管理システム。
  4. 複数の携帯端末機及び管理装置が通信網を介して接続され、前記管理装置を介さない前記携帯端末機間の情報の送受信を管理する管理システムにおいて、
    一の携帯端末機から他の携帯端末機へ送信するための第1情報の取得要求を前記一の携帯端末機から前記管理装置へ前記一の携帯端末機の識別情報と共に送信する送信手段と、
    該送信手段により送信された識別情報に関連づけられる前記第1情報に付加される付加情報を前記管理装置により生成する生成手段と、
    前記取得要求のあった第1情報を記憶部から読み出す第1情報読み出し手段と、
    該第1情報読み出し手段により読み出した第1情報及び前記生成手段により生成した付加情報を前記管理装置から前記一の携帯端末機へ送信する第1情報送信手段と、
    前記管理装置により携帯端末機の識別情報及び付加情報を受信した場合に、受信した前記識別情報と、前記生成手段により生成した付加情報に関連づけられる前記一の携帯端末機の識別情報とが一致するか否かを判断する判断手段と、
    該判断手段により一致しないと判断した場合、前記管理装置により、前記一の携帯端末機の識別情報に対応させて、前記一の携帯端末機から他の携帯端末機へ第1情報の送信があったことを示す送信情報を前記記憶部に記憶する送信情報記憶手段と
    を備えることを特徴とする管理システム。
  5. 前記管理装置により携帯端末機の識別情報及び付加情報を受信した場合に、前記記憶部に前記付加情報に対応して記憶された第2情報を読み出す第2情報読み出し手段と、
    該第2情報読み出し手段により読み出した第2情報を前記携帯端末機へ送信する第2情報送信手段と
    を備えることを特徴とする請求項3または4に記載の管理システム。
  6. 前記生成手段は、
    日時を読み出す日時読み出し手段と、
    前記送信手段により送信された識別情報及び前記日時読み出し手段により読み出した日時を含む付加情報を生成する付加情報生成手段と
    を備えることを特徴とする請求項4または5に記載の管理システム。
  7. 前記判断手段により一致しないと判断した場合に、前記第1情報または第2情報に関連する第3情報を前記管理装置から前記一の携帯端末機または他の携帯端末機へ送信する第3情報送信手段
    をさらに備えることを特徴とする請求項3乃至6のいずれか一つに記載の管理システム。
  8. 携帯端末機間で通信網を経ずに直接送受信される情報を管理する管理装置において、
    一の携帯端末機から他の携帯端末機へ送信するための第1情報の取得要求及び前記一の携帯端末機の識別情報を受信する受信手段と、
    前記取得要求のあった第1情報に付加される前記受信手段により受信した識別情報を含む付加情報を生成する生成手段と、
    前記取得要求のあった第1情報を記憶部から読み出す第1情報読み出し手段と、
    該第1情報読み出し手段により読み出した第1情報及び前記生成手段により生成した付加情報を前記一の携帯端末機へ送信する第1情報送信手段と、
    携帯端末機の識別情報及び付加情報を受信した場合に、受信した前記識別情報と、前記生成手段により生成した付加情報に含まれる前記一の携帯端末機の識別情報とが一致するか否かを判断する判断手段と、
    該判断手段により一致しないと判断した場合、前記一の携帯端末機の識別情報に対応させて、前記一の携帯端末機から他の携帯端末機へ第1情報の送信があったことを示す送信情報を前記記憶部に記憶する送信情報記憶手段と
    を備えることを特徴とする管理装置。
  9. 携帯端末機間で通信網を経ずに直接送受信される情報を管理する管理装置において、
    一の携帯端末機から他の携帯端末機へ送信するための第1情報の取得要求及び前記一の携帯端末機の識別情報を受信する受信手段と、
    該受信手段により受信した識別情報に関連づけられる前記第1情報に付加される付加情報を生成する生成手段と、
    前記取得要求のあった第1情報を記憶部から読み出す第1情報読み出し手段と、
    該第1情報読み出し手段により読み出した第1情報及び前記生成手段により生成した付加情報を前記一の携帯端末機へ送信する第1情報送信手段と、
    携帯端末機の識別情報及び付加情報を受信した場合に、受信した前記識別情報と、前記生成手段により生成した付加情報に関連づけられる前記一の携帯端末機の識別情報とが一致するか否かを判断する判断手段と、
    該判断手段により一致しないと判断した場合、前記一の携帯端末機の識別情報に対応させて、前記一の携帯端末機から他の携帯端末機へ第1情報の送信があったことを示す送信情報を前記記憶部に記憶する送信情報記憶手段と
    を備えることを特徴とする管理装置。
  10. 携帯端末機間で通信網を経ずに直接送受信される情報をコンピュータにより管理するためのプログラムにおいて、
    コンピュータに、
    一の携帯端末機から他の携帯端末機へ送信するための第1情報の取得要求及び前記一の携帯端末機の識別情報を受信した場合に、前記第1情報に付加される前記識別情報を含む付加情報を生成する生成ステップと、
    前記取得要求のあった第1情報を記憶部から読み出す第1情報読み出しステップと、
    該第1情報読み出しステップにより読み出した第1情報及び前記生成ステップにより生成した付加情報を前記一の携帯端末機へ送信する第1情報送信ステップと、
    携帯端末機の識別情報及び付加情報を受信した場合に、受信した前記識別情報と、前記生成ステップにより生成した付加情報に含まれる前記一の携帯端末機の識別情報とが一致するか否かを判断する判断ステップと、
    該判断ステップにより一致しないと判断した場合、前記一の携帯端末機の識別情報に対応させて、前記一の携帯端末機から他の携帯端末機へ第1情報の送信があったことを示す送信情報を前記記憶部に記憶する送信情報記憶ステップと
    を実行させるためのプログラム。
  11. 携帯端末機間で通信網を経ずに直接送受信される情報をコンピュータにより管理するためのプログラムにおいて、
    コンピュータに、
    一の携帯端末機から他の携帯端末機へ送信するための第1情報の取得要求及び前記一の携帯端末機の識別情報を受信した場合に、該識別情報に関連づけられる前記第1情報に付加される付加情報を生成する生成ステップと、
    前記取得要求のあった第1情報を記憶部から読み出す第1情報読み出しステップと、
    該第1情報読み出しステップにより読み出した第1情報及び前記生成ステップにより生成した付加情報を前記一の携帯端末機へ送信する第1情報送信ステップと、
    携帯端末機の識別情報及び付加情報を受信した場合に、受信した前記識別情報と、前記生成ステップにより生成した付加情報に関連づけられる前記一の携帯端末機の識別情報とが一致するか否かを判断する判断ステップと、
    該判断ステップにより一致しないと判断した場合、前記一の携帯端末機の識別情報に対応させて、前記一の携帯端末機から他の携帯端末機へ第1情報の送信があったことを示す送信情報を前記記憶部に記憶する送信情報記憶ステップと
    を実行させるためのプログラム。
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