JP2008057799A - 空気調和システムおよび空気調和システムにおけるデータ伝送方法 - Google Patents

空気調和システムおよび空気調和システムにおけるデータ伝送方法 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、新機種である室外機の親機と従来機種である室外機の子機とが接続された場合であっても、誤接続の有無を判別できる空気調和システムを提供する。
【解決手段】空気調和システム100において、親機10は、子機20に対して、子機20の機種を確認するための、第1のデータ長を有する第1のデータD1を送信する第1の送信部2と、子機20から送信された子機20の機種を示す情報を含む応答データD2を受信する第1の受信部3と、当該機種を示す情報に基づいて、子機20に対して送信するデータのデータ長を、第1のデータ長以上に変化させることができる第1の制御部1とを備える。子機20は、第1のデータ長以下のデータ長を有するデータを受信できる、または、第2のデータ長以下のデータ長以下のデータ長を有するデータを受信できる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、空気調和システムおよび空気調和システムにおけるデータ伝送方法に係る発明であり、たとえば、少なくとも2以上の室外機と少なくとも1以上の室内機から構成される空気調和システム、および空気調和システムにおけるデータ伝送方法に適用することができる。
少なくとも2台以上の室外機と、少なくとも1台以上の室内機とから構成される空気調和システムが従来より存在する(たとえば、特許文献1)。当該空気調和システムでは、各室内機と各室外機とが冷媒配管により接続されている。当該空気調和システムにおいて、室外機内に配設されているコンプレッサ等がオン状態となって冷媒の循環供給が開始されると、冷媒配管を介して複数の室内機に冷媒が供給される。
また、上記空気調和システムにおいて、室外機が、親機と子機とに分類される場合がある。ここで、室外機の親機とは、冷媒の供給を行うと共に、室外機の子機の動作および各室内機の動作を制御する室外機である。これ対して、室外機の子機とは、室外機の親機からの制御に基づいて冷媒を圧縮し、室内機の動作を制御することは無い。
したがって、上記空気調和システムにおいて、室外機の親機と室外機の子機との間および室外機の親機と各室内機との間が、各々通信ラインを介して接続されている。したがって、室外機の親機−室外機の子機間および室外機の親機−各室内機間において、データの送受信が可能となる。
上記構成の空気調和システムにおいて、誤動作を防止するために、異なる機種の室外機が接続されること(以後、当該接続を誤接続と称する)を避ける必要がある。したがって、当該誤接続を避ける方法として、以下の方法を採用されていた。
まず、室外機の親機は、室外機の子機に対して、当該室外機の子機の機種を確認(判別)するためのデータを送信する。当該データを受信した室外機の子機は、自機の機種を示す情報を含む応答データを、上記室外機の親機へ送信する。当該応答データを受信した室外機の親機は、当該応答データを基に、室外機の子機の機種を判断する。
以上の方法により、上記誤接続の有無を検出することができ、結果として誤接続を避けることができる。
特願平10−180748号公報
ところで、これから開発・製造される室外機において、機種をより新しくすると、当該室外機が送信するデータのデータ長をより長くする必要が生じる。これは、これから開発・製造される新機種となる室外機は従来機種と比較してより多くの機能を有するので、一度に多くの情報を他機に送信する必要が生じるからである。
ここで、室外機の親機が上記新機種(当該新機種とは、従来のデータ長を有するデータのみならず、これよりも長いデータ長を有するデータを送受信することができる機種である)であり、室外機の子機が従来機種(当該従来機種とは、新機種が送受信するより長いデータ長を有するデータを受信することができないが、より短い従来のデータ長を有するデータを送受信することができる機種)である場合に、上記誤接続を避けるための方法を採用したとする。
当該場合には、新機種である室外機の親機は、従来機種である室外機が受信できるデータのデータ長よりも、長いデータ長を有するデータ(当該データは、室外機の子機の機種を確認(判別)するためのデータである)を、室外機の子機に対して送信する。
しかし、室外機の子機は従来機種であるために、室外機の親機から送信された上記データを破棄してしまう。これは、上記室外機の親機より送信されたデータが、上記室外機の子機の受信バッファ能力以上の長さであるからである。
したがって、室外機の子機は、室外機の親機に対して当然、上記応答データを返信しない。よって、室外機の親機は、上記誤接続の有無を判定することができないという問題が生じる(なお、当該場合には、室外機の親機は、室外機の子機が通信ラインを介して接続されていないと認識してしまう)。
そこで、本発明は、新機種である室外機の親機と従来機種である室外機の子機とが接続された場合であっても、通信ラインを介して機種の異なる室外機が接続される誤接続の有無を判別することができる、空気調和システムおよび空気調和システムにおけるデータ伝送方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係る請求項1に記載の空気調和システムは、少なくとも1以上の室内機(30)と、前記室内機(30)と冷媒管を介して接続された少なくとも2以上の室外機(10,20)と、を含む空気調和システム(100)において、一方の前記室外機(10)は、前記室内機(30)に対する空調制御を行う前に、他方の前記室外機(20)に対して、前記他方の室外機(20)の機種を確認するための、第1のデータ長を有する第1のデータ(D1)を送信する第1の送信部(2)と、前記第1のデータ(D1)を受信した前記他方の室外機(20)から送信された、前記他方の室外機(20)の機種を示す情報を含む応答データ(D2)を受信する第1の受信部(3)と、前記機種を示す情報に基づいて、前記他方の室外機(20)に対して送信するデータのデータ長を、前記第1のデータ長以上に変化させることができる第1の制御部(1)とを、備えており、前記他方の室外機は、前記第1のデータ長以下のデータ長を有するデータを受信できる装置、または、前記第2のデータ長以下のデータ長以下のデータ長を有するデータを受信できる装置である。
また、本発明に係る請求項2に記載の空気調和システムは、請求項1に記載の空気調和システムであって、前記第1の送信部(2)は、前記機種を示す情報から把握できる機種が前記一方の室外機(10)の機種と同じである場合には、前記第1のデータ(D1)よりも長い第2のデータ長を有する第2のデータ(D3)を、前記他方の室外機(20)に対して送信する。
また、本発明に係る請求項3に記載の空気調和システムは、請求項1に記載の空気調和システムであって、前記第1の送信部(2)は、前記他方の室外機(20)から、前記一方の室外機(10)と同じ機種であることを示す情報を含む前記応答データ(D2)を、前記第1の受信部(3)において受信するまで、前記他方の室外機(20)に対して、前記他方の室外機(20)の機種を確認するための、前記第1のデータ長を有する他のデータを送信し続ける。
本発明に係る請求項4に記載の空気調和システムは、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の空気調和システムであって、前記他方の室外機(20)は、前記室内機(30)に対する空調制御を行う前に、前記一方の室外機(10)から送信される、所定のデータ長を有する所定のデータ(D1、D3)を受信する第2の受信部(4)と、所定の閾値を有しており、前記所定のデータ長と前記所定の閾値との大小関係を比較することができる第2の制御部(5)と、前記第2の制御部(5)における前記比較の結果、前記所定のデータ長が前記所定の閾値以下の場合には、前記一方の室外機(10)に対して前記第1のデータ長を有する第3のデータを送信し、前記所定のデータ長が前記所定の閾値よりも大きい場合には、前記一方の室外機(10)に対して、前記第2のデータ長を有する第4のデータを送信する第2の送信部(6)を、さらに備えている。
本発明に係る請求項5に記載の空気調和システムは、少なくとも1以上の室内機(30)と、前記室内機(30)と冷媒管を介して接続された少なくとも2以上の室外機(10,20)と、を含む空気調和システム(200)において、一方の前記室外機(20)は、前記室内機(30)に対する空調制御を行う前に、他方の室外機(10)から送信される、所定のデータ長を有する所定のデータ(MD1,MD2)を受信する受信部(4)と、所定の閾値を有しており、前記所定のデータ長と前記所定の閾値との大小関係を比較することができる制御部(5)と、前記制御部(5)における前記比較の結果、前記所定のデータ長が前記所定の閾値以下の場合には、前記他方の室外機(10)に対して第1のデータ長を有する第1のデータ(MD4)を送信し、前記所定のデータ長が前記所定の閾値よりも大きい場合には、前記他方の室外機(10)に対して、第1のデータ長よりも長い第2のデータ長を有する第2のデータ(MD4)を送信する送信部(6)とを、備えている。
本発明に係る請求項6に記載の空気調和システムにおけるデータ伝送方法は、少なくとも1以上の室内機(30)と、前記室内機(30)と冷媒管を介して接続された少なくとも2以上の室外機(10,20)とを含む空気調和システムにおける、前記室外機(10,20)間のデータ伝送を規定する、空気調和システム(100)におけるデータ伝送方法であって、一方の前記室外機(10)は、(A)前記室内機(30)に対する空調制御を行う前に、他方の前記室外機(20)に対して、前記他方の室外機(20)の機種を確認するための、第1のデータ長を有する第1のデータ(D1)を送信するステップ(ステップS1)と、(B)前記第1のデータ(D1)を受信した前記他方の室外機(20)から送信された、前記他方の室外機(20)の機種を示す情報を含む応答データ(D2)を受信するステップ(ステップS2)と、(C)前記機種を示す情報に基づいて、前記他方の室外機(20)に対して送信するデータのデータ長を、前記第1のデータ長以上に変化させるか否かを判断するステップ(ステップS3)とを、備えており、前記他方の室外機は、前記第1のデータ長以下のデータ長を有するデータを受信できる装置、または、前記第2のデータ長以下のデータ長以下のデータ長を有するデータを受信できる装置である。
また、本発明に係る請求項7に記載の空気調和システムにおけるデータ伝送方法は、請求項6に記載の空気調和システムにおけるデータ伝送方法であって、前記一方の室外機(10)は、(D)前記ステップ(C)の結果、前記機種を示す情報から把握できる機種が前記一方の室外機(10)の機種と同じである場合には、前記第1のデータ長よりも長い第2のデータ長を有する第2のデータを、前記他方の室外機(20)に送信するステップ(ステップS4)を、さらに備えている。
また、本発明に係る請求項8に記載の空気調和システムにおけるデータ伝送方法は、請求項6に記載の空気調和システムにおけるデータ伝送方法であって、前記一方の室外機(10)は、(E)前記ステップ(C)の結果、前記機種を示す情報から把握できる機種が前記一方の室外機(10)の機種と異なる場合には、前記機種を示す情報から把握できる機種が前記一方の室外機(10)の機種と同じとなるまで、前記他方の室外機(20)に対して、前記他方の室外機(20)の機種を確認するための、前記第1のデータ長を有する他のデータを送信し続けるステップ(ステップS3→ステップS1)を、さらに備えている。
また、本発明に係る請求項9に記載の空気調和システムにおけるデータ伝送方法は、請求項6ないし請求項8のいずれかに記載の空気調和システムにおけるデータ伝送方法であって、前記他方の室外機(20)は、(a)前記室内機(30)の空調制御前に、前記一方の室外機(10)から送信される、所定のデータ長を有する所定のデータ(MD1,MD2)を受信するステップ(ステップS11)と、(b)所定のデータ長と前記所定の閾値との大小関係を比較するステップ(ステップS12)と、(c)前記ステップ(b)の結果、前記所定のデータ長が前記所定の閾値以下の場合には、前記一方の室外機(10)に対して前記第1のデータ長を有する第3のデータ(MD4)を送信し(ステップS13)、前記所定のデータ長が前記所定の閾値よりも大きい場合には、前記一方の室外機(10)に対して、前記第2のデータ長を有する第4のデータ(MD3)を送信するステップ(ステップS14)とを、備えている。
また、本発明に係る請求項10に記載の空気調和システムにおけるデータ伝送方法は、少なくとも1以上の室内機(30)と、前記室内機(30)と冷媒管を介して接続された少なくとも2以上の室外機(10,20)とを含む空気調和システム(200)における、前記室外機間のデータ伝送を規定する、空気調和システムにおけるデータ伝送方法であって、一方の前記室外機(20)は、(A)前記室内機(30)の空調制御前に、他方の室外機(10)から送信される、所定のデータ長を有する所定のデータ(MD1,MD2)を受信するステップ(ステップS11)と、(B)所定のデータ長と前記所定の閾値との大小関係を比較するステップ(ステップS12)と、(C)前記ステップ(B)の結果、前記所定のデータ長が前記所定の閾値以下の場合には、前記他方の室外機(10)に対して第1のデータ長を有する第1のデータ(MD4)を送信し(ステップS13)、前記所定のデータ長が前記所定の閾値よりも大きい場合には、前記他方の室外機(10)に対して、第1のデータ長よりも長い第2のデータ長を有する第2のデータ(MD3)を送信するステップ(ステップS14)とを、備えている。
本発明の請求項1,6に記載の発明は、一方の室外機は、室内機に対する空調制御を行う前に、他方の室外機に対して、機種を確認するための、第1のデータ長を有する第1のデータを送信している。
したがって、他方の室外機が第1のデータ長以下のデータ長を有する室外機(従来機種である室外機)である場合には、他方の室外機が従来機種であっても正常に、当該他方の室外機は当該第1のデータを受信できる。よって、他方の室外機が比較的長いデータを受信できる新機種である場合はもちろん、他方の室外機が従来機種である場合においても、上記一方の室外機へと応答データを送信することができ、上記一方の室外機は、両室外機間の誤接続の有無を判断することができる。
また、応答データに含まれる機種を示す情報に基づいて、他方の室外機に対して送信するデータのデータ長を、第1のデータ長以上に変化させることができる。したがって、応答データの受信後において、他方の室外機の機種に応じて、当該他方の室外機が受信できる第1のデータ長以上のデータ長を有するデータの送信を、前記一方の室外機はできる。つまり、応答データの受信後、他方室外機の機種に応じて、前記一方の室外機は、より効率の良いデータ転送が可能となる。
また、請求項2,7に記載の発明では、一方の室外機は、機種を示す情報から把握できる機種が一方の室外機の機種と同じである場合には、第1のデータ長よりも長い第2のデータ長を有する第2のデータを、他方の室外機に送信する。
したがって、たとえば、両室外機が比較的長い(第1のデータ長より長い)データ長のデータを受信できる新機種である場合に、応答データの受信後、より効率の良いデータの送受信を、当該両室外機間で実施することができる。
また、請求項3,8に記載の発明では、一方の室外機は、機種を示す情報から把握できる機種が一方の室外機の機種と異なる場合には、機種を示す情報から把握できる機種が一方の室外機の機種と同じとなるまで、他方の室外機に対して、他のデータを送信し続ける。
したがって、たとえば、通信ラインを伝送中の応答データが外部よりノイズの影響を受け、上記機種を示す情報にエラーが発生した場合に、その後に、正しい機種を示す情報を含む応答データを、一方の室外機は他のデータを受信した他方の室外機から受信することができる。また、他方の室外機が真に一方の室外機と異なる機種である場合には(誤接続の場合には)、他方の室外機を一方の室外機と同じ機種のものに置換することにより、当該置換後すぐに、一方の室外機は、誤接続を解消されたことを判別できる。
また、請求項4,9に記載の発明では、他方の室外機は、受信した所定のデータのデータ長と所定の閾値との大小関係を比較する。そして、データ長が所定の閾値以下の場合には、一方の室外機に対して第1のデータ長を有する第3のデータを送信し、データ長が所定の閾値よりも大きい場合には、一方の室外機に対して、第2のデータ長を有する第4のデータを送信する。
したがって、他方の室外機は、一方の室外機から送信されたデータが有するデータ長に応じて(換言すれば、一方の室外機が、比較的長いデータ長のデータを受信できる新機種か、比較的短いデータ長のデータを受信できる従来機種かに応じて)、当該一方の室外機に対して送信するデータの長さを変更することができる。
また、請求項5,10に記載の発明では、一方の室外機は、所定のデータが有するデータ長と所定の閾値との大小関係を比較する。そして、データ長が所定の閾値以下の場合には、他方の室外機に対して比較的短いデータ長(従来機種が受信できるデータ長である)を有するデータを送信する。他方、データ長が所定の閾値よりも大きい場合には、他方の室外機に対して、比較的長いデータ長(新機種が受信できるデータ長であり、比較的短いデータ長より長い)を送信する。
したがって、他方の室外機が送信した所定のデータのデータ長に応じて、一方の室外機は、送信(返信)するデータのデータ長が変化できる。よって、当該送信(返信)したデータが、他方の室外機の受信部で破棄されることを防止できる。
以下、この発明をその実施の形態を示す図面に基づいて具体的に説明する。
<実施の形態1>
図1は、本実施の形態に係わる空気調和システムの構成、および各室外機の内部構成を示す図である。
図1に示すように、本実施の形態に係わる空気調和システム100は、2台の室外機10,20、複数の室内機30、および通信ライン40,50により構成されている。
ここで、室外機は、親機となる室外機の(以下、単に親機と称する)10と子機となる室外機(以下、単に子機と称する)20とに分類される。ここで、本実施の形態では、親機10が新機種であるとして話を進める。なお、本実施の形態において新機種とは、従来機種と比較して多くの機能を有する機種であり、当該従来機種が受信できるデータのデータ長を有するデータのみならず、これよりも、長いデータ長を有するデータを受信する能力を有する(一度に多くの情報を他機との間で送受信する必要があるからである)。
親機10とは、冷媒の供給を行うと共に、子機20の動作および各室内機30の動作(空調)を制御する室外機である。これ対して、子機20とは、親機10からの制御に基づいて冷媒を圧縮し、室内機30の動作(空調)を制御することは無い。
図1に示すように、上記空気調和システム100において、親機10と子機20との間には、通信ライン40が配設されている。また、親機10と各室内機30との間には、通信ライン50を介して接続されている。したがって、親機10−子機20間および親機10−各室内機30間において、データの送受信が可能となり、各室外機10,20および各室内機30は、通信ライン40,50を流れる情報(データ)をモニタすることができる。なお、子機20と各室外機30との間には、通信ラインは配設されていない。よって、子機20−各室外機30間における直接のデータの送受信は実施されない。
ここで、図1では、子機20は、一台しか図示していないが、2台以上配設されていても良い。また、室外機10,20と室内機30とは、1系統の冷媒配管(図示せず)により接続されている。また、当該空気調和システム100において、各室外機10,20内に配設されているコンプレッサ(図示せず)等がオン状態となって冷媒の循環供給が開始されると、冷媒配管を介して複数の室内機30に冷媒が供給される。
次に、室外機10,20内の構成について説明する。
図1に示すように、親機10内には、制御部1、送信部2、および受信部3が配設されている。また子機20内には、受信部4、制御部5、および送信部6が配設されている。なお、図1には図示されていないが、室外機10,20内には、駆動部として、コンプレッサおよびファン等も配設されており、さらに所定の物理量を測定できるセンサや、プログラム等の格納が可能な記憶部等も配設されている。
親機10において、送信部2は、制御部1から送られたきたデータを、通信ライン40,50を介して、子機20および各室内機30に対して送信することができる。また、送信部2は、室内機30に対する空調制御を行う前に、通信ライン40を介して、子機20に対して第1のデータD1を送信する。ここで、当該第1のデータは、子機20の機種を確認するためのデータであり、第1のデータ長を有する。なお、第1のデータ長とは、従来機種が備える受信部で受信することができる最大のデータ長であり、後述する第2のデータ長より短い。一例として、第1のデータ長は、20バイト程である。
受信部3は、通信ライン40,50を介して送信されてきた、子機20および各室内機30からのデータを受信し、当該受信したデータを制御部1に転送することができる。また、受信部3は、通信ライン40を介して送信されてきた応答データD2を受信する。ここで、応答データD2は、上記第1のデータを受信した子機20から送信されたデータであり、当該第1のデータに対する返信データである。また、当該応答データD2には、当該子機20の機種を示す情報が含まれている。
制御部1は、冷媒循環に関する制御を行う。また、制御部1は、送信するデータの作成、受信したデータに対するモニタ等の処理を行う。また、制御部1は、受信部3で受信した応答データD2に含まれている機種を示す情報に基づいて、当該応答データD2受信以後、当該応答データD2を送信した子機20に対して送信するデータ(後述する、第2のデータまたは他のデータも含む)のデータ長を、上記第1のデータ長以上に変化させることができる。
たとえば、上記機種を示す情報から把握できる機種が親機と同じである場合(つまり、子機20も上記新機種である場合)には、制御部1は、第2のデータD3のデータ長を、第1のデータ長よりも長い第2のデータ長(たとえば、23バイト程)に変化させる。そして、送信部2は、当該第2のデータ長を有する第2のデータD3を子機20に対して送信する。ここで、第2のデータ長とは、新機種が備える受信部で受信することができる最大のデータ長である。
これに対して、上記機種を示す情報から把握できる機種が親機と異なる場合(つまり、子機20が従来機種である場合)には、制御部1はデータ長の変化を行わず、送信部2に対して以下の制御を行う。つまり、上記子機20から、親機10と同じ機種であることを示す情報を含む応答データD2を受信部3において受信するまで、当該子機20に対して、子機20の機種を確認するための、上記第1のデータ長を有する他のデータを、送信部2が送信し続けるよう、制御部1は送信部2を制御する。
次に、子機20の内部構成について説明する。
まず、子機20が従来機種である場合の当該子機20の内部構成について説明する。
受信部4は、通信ライン40を介して親機10から送信されたデータを受信し、当該受信したデータを制御部5に転送することができる。また、受信部4は、当該受信部4のバッファ能力の関係上、第1のデータ長以下のデータ長を有するデータのみを受信することができ、第1のデータ長より長いデータ長を有するデータを受信することができない。
制御部5は、冷媒循環に関する制御を行う。さらに、制御部5は、受信部4で受信したデータのモニタ、送信部6から送信されるデータの生成等も行う。また、制御部5は、受信部4が上記第1のデータD1(上記他のデータも含む)を受信した場合には、自機の機種を示す情報を含む上記応答データD2を作成する。ここで、当該応答データD2は、第1のデータ長を有する。
送信部6は、制御部5から送られてきたデータを、通信ライン40を介して親機10に対して送信することができる。ここで、制御部5から送られてきたデータが第1のデータ長を有する上記応答データD2で有る場合には、送信部6は通信ライン40を介して親機10に対して当該応答データD2を送信する。
次に、子機20が新機種である場合の当該子機20の内部構成について説明する。
受信部4は、通信ライン40を介して親機10から送信されたデータを受信し、当該受信したデータを制御部5に転送することができる。また、受信部4は、当該受信部4のバッファ能力の関係上、第2のデータ長以下のデータ長を有するデータのみを受信することができる。つまり、第1のデータ長を有するデータのみならず、これよりも長い第2のデータ長を有するデータを受信することができる。
制御部5は、冷媒循環に関する制御を行う。さらに、制御部5は、受信部4で受信したデータのモニタ、送信部6から送信されるデータの生成等も行う。また、制御部5は、受信部4が上記第1のデータD1(上記他のデータも含む)を受信した場合には、自機の機種を示す情報を含む上記応答データD2を作成する。ここで、当該応答データD2は、第2のデータ長を有する。
送信部6は、制御部5から送られてきたデータを、通信ライン40を介して親機10に対して送信することができる。ここで、制御部5から送られてきたデータが第2のデータ長を有する上記応答データD2で有る場合には、当該第2のデータ長を有する上記応答データD2を、通信ライン40を介して親機10に対して送信する。
次に、子機20が新機種であり、発明が適用された機種である場合の当該子機20の内部構成について説明する。
受信部4は、通信ライン40を介して親機10から送信されたデータを受信し、当該受信したデータを制御部5に転送することができる。また、受信部4は、当該受信部4のバッファ能力の関係上、第2のデータ長以下のデータ長を有するデータのみを受信することができる。つまり、第1のデータ長を有するデータのみならず、これよりも長い第2のデータ長を有するデータを受信することができる。
制御部5は、冷媒循環に関する制御を行う。さらに、制御部5は、受信部4で受信したデータのモニタ、送信部6から送信されるデータの生成等も行う。また、制御部5は、受信部4が上記第1のデータD1(上記他のデータも含む)を受信した場合には、自機の機種を示す情報を含む上記応答データD2を作成する。
また、制御部5は、所定の閾値を有しており、受信部4で受信したデータ(上記第1のデータD1、上記他のデータを含み、これら以外に親機10から送信されるデータも含む)のデータ長と当該所定の閾値との大小関係を比較する。当該比較の結果、データ長が所定の閾値以下の場合には、制御部5は、比較的短い第3のデータ長(たとえば、上記第1のデータ長)を有する第3のデータを作成する。他方、データ長が所定の閾値よりも大きい場合には、制御部5は、比較的長い第4のデータ長(たとえば、上記第2のデータ長)を有する第4のデータを作成する。
当該所定の閾値は、任意の値を設定できる。ただし、当該所定の閾値は、従来機種が受信可能なデータが有する比較的短いデータ長(つまり、第1のデータ長)より大きい必要があり、かつ、新機種が受信可能なデータが有する比較的長いデータ長(つまり、第2のデータ長)より小さい必要がある。
また、第3のデータのデータ長は、従来機種が受信できるデータ長である必要があるので、第1のデータ長以下であれば良い(効率の良いデータ転送の観点から、第1のデータ長と同じ長さであること望ましい)。他方、第4のデータのデータ長は、新機種が受信できるデータ長である必要があるので、第2のデータ長以下であれば良い(効率の良いデータ転送の観点から、第2のデータ長と同じ長さであること望ましい)。
送信部6は、制御部5から送られてきたデータを、通信ライン40を介して親機10に対して送信することができる。制御部5で作成されたデータが、応答データD2、第3のデータ、または第4のデータである場合には、当該各データを、通信ライン40を介して親機10に対して送信する。当該応答データD2は、第1のデータ長を有する第1のデータの受信を機に作成されるデータである。ここで、第1のデータ長は上記所定の閾値よりも小さく、第2のデータ長は上記所定の閾値よりも大きい。したがって、当該応答データD2のデータ長は、比較的短いデータ長(たえとば第1のデータ長)を有する第3のデータであると把握できる。
次に、本実施の形態に係わる空気調和システム100における、親機10−子機20間のデータ伝送を規定するデータ伝送方法について説明する。
まず、親機10の動作について、図2に示すフローチャートを用いて説明する。
親機10の電源を投入する。その後、親機10の送信部2は、室内機30に対する空調制御を行う前に、通信ライン40を介して、子機20に対して第1のデータD1を送信する(ステップS1)。ここで、上述の通り、第1のデータD1は、子機20の機種を確認するためのデータであり、第1のデータ長(従来機種で受信可能なデータ長)を有する。なお、当該第1のデータD1は、制御部1で生成される。
次に、受信部3は、上記第1のデータD1を受信した子機20から送信された応答データD2を、通信ライン40を介して受信する(ステップS2)。ここで、当該応答データD2は、子機20の機種を示す情報を含んでいる。
次に、制御部1は、上記機種を示す情報に基づいて、子機20に対して送信するデータのデータ長を、第1のデータ長以上に変化させるか否かを判断する(ステップS3)。
ステップS3の結果、上記機種を示す情報から把握できる機種が親機10の機種と同じである場合(つまり、子機20が新機種である場合)には、第1のデータ長よりも長い第2のデータ長を有する第2のデータD3を、制御部1は生成する。そして、当該応答データD2受信以後、送信部2は、当該第2のデータ長を有する第2のデータD3を子機20に対して送信する(ステップS4)。
これに対して、ステップS3の結果、上記機種を示す情報から把握できる機種が親機10の機種と異なる場合(つまり、子機20が従来機種である場合)には、子機20から送信される応答データD2に含まれる機種を示す情報から把握できる機種が親機10の機種と同じとなるまで、上記他のデータを生成し続ける。そして、送信部2は、当該他のデータを、通信ライン40を介して子機20に対して送信し続ける(ステップS3→ステップS1)。ここで、上述の通り、当該他のデータは子機20の機種を確認するためのデータであり、第1のデータ長を有している。
たとえば、通信ライン40を伝送中の応答データD2が、外部よりノイズの影響を受ける可能性がある。当該ノイズの影響を受けた場合には、応答データD2に含まれる子機20の機種を示す情報にエラーが発生することも有り得る。当該場合に、上記のように、子機20の機種を確認するための他のデータを送信し続けることにより、いずれかのタイミングにより(つまり、ノイズの影響を受けないタイミングに)、正しい機種を示す情報を含む応答データD2を、親機10は受信することができる。
また、子機20が真に親機10と異なる機種である場合には(上記誤接続の場合には)、子機20を親機10と同じ機種のものに置換することにより、当該子機20の置換後すぐに、親機10は、上記ステップS4の動作を行うことができる。
なお、ステップS4に移行できる場合は、誤接続で無いので、以後、当該親機10および子機20等で構成されるの空気調和システムを動作させとしても、誤動作は発生しない。
次に、子機20の動作について説明する。
まず、従来機種である子機20の動作について説明する。
子機20の電源を投入する。その後、室内機30の空調制御前に、子機20(より具体的には受信部4)は、親機10から送信された上記第1のデータD1を受信する。ここで、第1のデータD1は第1のデータ長であるので、子機20が従来機種であっても当該第1のデータD1を正常に受信できる。
その後、制御部5は、受信部4で受信した当該第1のデータD1に応答するため、応答データD2を生成する。ここで、当該応答データD2には、子機20の機種を示す情報が含まれている。なお、今の場合、子機20は従来機種なので、第1のデータ長を有する応答データD2を生成する。
そして、送信部6は、上記第1のデータ長を有する応答データD2を、通信ライン40を介して親機10に対して送信する。
その後、子機20は従来機種であるので、子機20が新機種に置換されるまで、親機10は上述した他のデータを送信し続ける。そして子機20においても、子機20が新機種に置換されるまで、上記応答データD2の生成・送信等をし続ける。なお、置換後の新機種の子機20の動作は、「第1のデータD1」を「他のデータ」と読みかえれば、下記「新機種である子機20の動作」と同様である。
次に、新機種である子機20の動作について説明する。
子機20の電源を投入する。その後、室内機30の空調制御前に、子機20(より具体的には受信部4)は、親機10から送信された上記第1のデータD1を受信する。ここで、第1のデータD1は第1のデータ長であるので、新機種である子機20は、当然、当該第1のデータD1を正常に受信できる(つまり、新機種である子機20は、第2のデータ長を有するデータの受信が可能であり、第1のデータ長は、第2のデータ長よりも短い)。
その後、制御部5は、受信部4で受信した当該第1のデータD1に応答するため、応答データD2を生成する。ここで、当該応答データD2には、子機20の機種を示す情報が含まれている。なお、今の場合、子機20は新機種なので、第2のデータ長を有する応答データD2を生成する。
そして、送信部6は、上記第2のデータ長を有する応答データD2を、通信ライン40を介して親機10に対して送信する。
その後、子機20は新機種であるので、親機10は、図2のステップS4の動作により、以後子機20に対してデータを送信するときには、第2のデータD3を送信する。なお、上述したように、第2のデータD3は、第1のデータ長よりも長い第2のデータ長を有している。他方、子機20は新機種であるので、当該第2のデータD3も正常に受信することができる。以後、親機10と子機20間では、第2のデータ長を有する第2のデータの送受信が実施される。
次に、子機20が新機種であり、発明が適用された機種である場合の当該子機20の動作について、図3に示すフローチャートを用いて説明する。
子機20の電源を投入する。その後、室内機30の空調制御前に、子機20(より具体的には受信部4)は、親機10から送信された上記第1のデータD1を受信する(ステップS11)。ここで、第1のデータD1は第1のデータ長であるので、新機種である子機20は、当然、当該第1のデータD1を正常に受信できる(つまり、新機種である子機20は、第2のデータ長を有するデータの受信が可能であり、第1のデータ長は、第2のデータ長よりも短い)。
その後、制御部5は、受信部4で受信した当該第1のデータD1に応答するため、応答データD2を生成する。ここで、当該応答データD2には、子機20の機種を示す情報が含まれている。
さらに、制御部5は、上記応答データD2の生成に際して、次の処理も行う。つまり、受信した第1のデータD1のデータ長(つまり第1のデータ長)と、当該制御部5において予め設定されている所定の閾値との、大小関係を比較する(ステップS12)。なお、上述した通り、当該所定の閾値は、任意の値を設定できる。ただし、当該所定の閾値は、従来機種が受信可能なデータが有する比較的短いデータ長(たとえば第1のデータ長)より大きい必要があり、かつ、新機種が受信可能なデータ長が有する比較的長いデータ長(たとえば第2のデータ長)より小さい必要がある。
当該大小関係の比較の結果、データ長が所定の閾値以下の場合には、制御部5は、比較的短い第3のデータ長(たえとば第1のデータ長と同じ)を有する第3のデータを作成する。他方、データ長が所定の閾値よりも大きい場合には、制御部5は、比較的長い第4のデータ長(たとえば第2のデータ長と同じ)を有する第4のデータを作成する。
なお上記したように、第3のデータのデータ長は、従来機種が受信できるデータ長である必要があるので、第1のデータ長以下であれば良い(効率の良いデータ転送の観点から、第1のデータ長と同じ長さであること望ましい)。これに対して、第4のデータのデータ長は、新機種が受信できるデータ長である必要があるので、第2のデータ長以下であれば良い(効率の良いデータ転送の観点から、第2のデータ長と同じ長さであること望ましい)。以下の説明では、第1のデータ長を有する第3のデータ、および、第2のデータ長を有する第4のデータについて言及する。
なお今の場合、第1のデータ長を有する第1のデータD1を受信したので、ステップS12の結果、応答データD2として、第1のデータ長を有する第3のデータを生成する。ここで、上記の通り当該応答データD2(第3のデータ)には、子機20の機種を示す情報が含まれている。
当該応答データD2生成後、送信部6は、上記第1のデータ長を有する応答データD2(第3のデータ)を、通信ライン40を介して親機10に対して送信する(ステップS13)。
当該応答データD2を受信した親機10は、図2のステップS2、S3を経て、子機20が新機種であることが判明する。したがって、親機10は以降、子機20に対して第2のデータ長を有する第2のデータD3を送信する(図2のステップS4)。
子機20(より具体的には受信部4)は、親機10から送信された上記第2のデータD3を受信する(ステップS11)。ここで、第2のデータD3は第2のデータ長であるので、新機種である子機20は、当該第2のデータD3を正常に受信できる。
その後、制御部5は、受信した第2のデータD3のデータ長(つまり第2のデータ長)と、当該制御部5において予め設定されている所定の閾値との、大小関係を比較する(ステップS12)。ここで、受信部4は第2のデータ長を有する第2のデータD3を受信したので、ステップS12の結果、制御部5は、第2のデータ長を有する第4のデータを生成する。
そして、送信部6は、上記第2のデータ長を有する第4のデータを、通信ライン40を介して親機10に対して送信する。
以上のように、本実施の形態に係わる空気調和システム100では、親機10は、室内機30に対する空調制御を行う前に、子機20に対して、機種を確認するための、第1のデータ長を有する第1のデータD1を送信している。そして、子機20から返信された応答データD2に含まれる機種を示す情報に基づいて、子機20に対して送信するデータのデータ長を、第1のデータ長以上に変化させるか否かを判断している。
したがって、当該第1のデータD1のデータ長は第1のデータ長であるので、子機20が従来機種であっても正常に、当該子機20は当該第1のデータD1を受信できる。よって、子機20が新機種である場合はもちろん、子機20が従来機種である場合においても、親機10は正常に、親機10−子機20間の誤接続の有無を判断することができる。
さらに、応答データD2に含まれる機種を示す情報に基づいて、子機20に対して送信するデータのデータ長を、第1のデータ長以上に変化させることが可能なので、応答データD2の受信後、子機20の機種に応じたデータの送受信を親機10−子機20間で実施することができる。
また、本実施の形態に係わる空気調和システム100では、親機10は、上記機種を示す情報から把握できる機種が当該親機10の機種と同じである場合には、第1のデータ長よりも長い第2のデータ長を有する第2のデータを、子機20に送信する。
したがって、親機10、子機20が新機種である場合に、応答データD2の受信後、より効率の良いデータの送受信(つまり、第1のデータ長を有するデータの送受信よりも効率の良いデータ送受信)を、当該親機10−子機20間で実施することができる。
また、本実施の形態に係わる空気調和システム100では、親機10は、上記機種を示す情報から把握できる機種が親機10の機種と異なる場合には、機種を示す情報から把握できる機種が親機10の機種と同じとなるまで、子機20に対して、第1のデータと同様の上記他のデータを送信し続ける。
したがって、たとえば、通信ライン40を伝送中の応答データD2が外部よりノイズの影響を受け、上記機種を示す情報にエラーが発生した場合に、その後に(つまり、ノイズの影響がなくなるときに)、正しい機種を示す情報を含む応答データD2を、親機10は他のデータを受信した子機20から受信することができる。また、子機20が真に親機10と異なる機種である場合には(上記誤接続の場合には)、子機20を親機10と同じ機種のものに置換することにより、当該子機20の置換後すぐに、親機10は、誤接続を解消されたことを判別できる。
また、本実施の形態に係わる空気調和システム100では、子機20は、受信した所定のデータのデータ長と所定の閾値との大小関係を比較する。そして、データ長が所定の閾値以下の場合には、親機10に対して第1のデータ長を有する第3のデータを送信し、データ長が所定の閾値よりも大きい場合には、親機10に対して、第2のデータ長を有する第4のデータを送信する。
したがって、子機20は、親機10から送信されたデータが有するデータ長に応じて(換言すれば、親機10が新機種が従来機種かに応じて)、当該親機10に対して送信するデータの長さを変更することができる。
<実施の形態2>
実施の形態1では、親機10として図2のフローチャートを実現できるものについて言及した。しかし、以下に説明する親機60と、図3に示すフローチャートを実現できる子機20とから構成される空気調和システム200(これを、本実施の形態に係わる空気調和システムとする)であっても良い。本実施の形態に係わる空気調和システム200の構成を図4に示す。
親機60において、制御部7は、送信部8から送信される所定のデータの生成を行ったり、受信部9が受信したデータをモニタし、当該受信したデータを解析したりすることができる。なお、本実施の形態に係わる親機60は、上記応答データD2に含まれる機種を示す情報に応じて、子機20に対して送信するデータのデータ長を変化させる制御は行わない。
また、送信部8は、通信ライン40,50を介して、データを子機20または各室内機30に送信することができる。また、受信部9は、通信ライン40,50を通して送信されてきた、子機20または各室内機30からのデータを受信し、当該受信したデータを制御部7に転送することができる。
また、上述のように、本実施の形態に係わる子機20は、上述した新機種であり、実施の形態1で説明した図3に示す動作を行う。なお、空気調和システム200の他の構成は、実施の形態1で説明した空気調和システム100と同じである。
当該空気調和システム200は、以下の動作を行う。
たとえば、室内機30に対する空調制御を行う前に、子機20の受信部4は、親機60から送信された所定のデータ長の所定のデータを受信する(図3のステップS11)。当該所定のデータは、子機20の機種を確認するためのデータであっても良く、他の用途のために発行されるデータであっても良い。なお、以下の説明では、当該所定のデータは、子機20の機種を確認するためのデータであるとする。
ここで、新機種である親機60が発行する当該所定のデータMD1は、新機種の親機60が受信できる比較的長いデータ長(たとえば23バイト)を有する。これに対して、従来機種である親機60が発行する当該所定のデータMD2は、従来機種の親機60が受信できる比較的短いデータ長(たとえば20バイト)を有する(所定のデータMD1のデータ長>所定のデータMD2のデータ長)。なお、子機20は新機種であるため、上記所定のデータMD1,MD2共に、正常に受信できる(つまり、新機種である子機20において、受信部4が受信可能なデータ長の最大値は、所定のデータMD1が有するデータ長である)。
次に、制御部5は、受信部4で受信した所定のデータMD1(またはMD2)に応答するため、応答データMD3(またはMD4)を生成する。ここでの説明では、所定のデータMD1(またはMD2)は、子機20の機種を確認するためのデータある。したがって、当該応答データMD3(またはMD4)には、子機20の機種を示す情報が含まれている。
さらに、制御部5は、上記応答データMD3(またはMD4)の生成に際して、次の処理も行う。つまり、受信した所定のデータMD1(またはMD2)のデータ長と、当該制御部5において予め設定されている所定の閾値との、大小関係を比較する(図3のステップS12)。なお、上述した通り、当該所定の閾値は、任意の値を設定できる。ただし、当該所定の閾値は、従来機種が受信可能なデータが有する比較的短いデータ長より大きい必要があり、かつ、新機種が受信可能なデータ長が有する比較的長いデータ長より小さい必要がある。
当該大小関係の比較の結果、データ長が所定の閾値以下の場合(たとえば、親機60から所定のデータMD2が送信された場合)には、制御部5は、比較的短いデータ長(つまり、従来機種である親機60が受信可能なデータ長)を有する応答データMD4を作成する。他方、データ長が所定の閾値よりも大きい場合(たとえば、親機60から所定のデータMD1が送信された場合)には、制御部5は、比較的長いデータ長(つまり、新機種である親機60が受信可能なデータ長)を有する応答データMD3を作成する。
なお上記したように、応答データMD4のデータ長は、従来機種が受信できる最大データ長以下である(効率の良いデータ転送の観点から、従来機種が受信できる最大データ長であること望ましい)。これに対して、応答データMD3のデータ長は、新機種が受信できるデータ長以下である(効率の良いデータ転送の観点から、新機種が受信できる最大データ長であること望ましい)。
なお上述のように、応答データMD3(またはMD4)には、子機20の機種を示す情報が含まれている。
次に、ステップS12の比較の結果、受信部4が受信したデータが所定のデータMD2である場合には、送信部6は、応答データMD4を、通信ライン40を介して親機60に対して送信する(図3のステップS13)。これに対して、ステップS12の比較の結果、受信部4が受信したデータが所定のデータMD1である場合には、送信部6は、応答データMD3を、通信ライン40を介して親機60に対して送信する(図3のステップS14)。
以上のように、本実施の形態に係わる空気調和システム200では、子機20は、所定のデータMD1,MD2が有するデータ長と所定の閾値との大小関係を比較する。そして、データ長が所定の閾値以下の場合には、親機10に対して比較的短いデータ長(従来機種が受信できる最大データ長以下)を有するデータMD4を送信する。他方、データ長が所定の閾値よりも大きい場合には、親機10に対して、比較的長いデータ長(新機種が受信できる最大データ長以下であり、比較的短いデータ長より長い)を送信する。
したがって、親機60が送信した所定のデータのデータ長に応じて、返信するデータのデータ長が変化できるので、当該返信したデータが親機60の受信部9で破棄されることを防止できる。
たとえば、親機60が子機の機種確認のためのデータMD1,MD2を送信する場合、当該データのデータ長は、親機60の機種に応じて変化し得る。しかし、本実施の形態に係わる子機20は、受信したデータ長に応じて(つまり親機60の機種に応じて)、応答データMD3,MD4のデータ長を変化させることができる。よって、親機60は、正常に子機20からの応答データMD3,MD4を受信でき、当該応答データMD3,MD4に含まれる子機の機種を示す情報を認識(判別)することができる。
なお、実施の形態1,2において、上述した機種を確認する処理に先立って、またはその後に、室外機10,20,60および室内機30にアドレスを自動的に設定する処理を実施することができる(たとえば、特願2006−85903号公報、特願2006−64434号公報)。
実施の形態1に係わる空気調和システムの構成および室外機の内部構成を示す図である。 実施の形態1に係わる親機の動作を説明するためのフローチャートである。 実施の形態1,2に係わる子機の動作を説明するためのフローチャートである。 実施の形態2に係わる空気調和システムの構成および室外機の内部構成を示す図である。
符号の説明
1,7 (親機)制御部
2,8 (親機)送信部
3,9 (親機)受信部
4 (子機)受信部
5 (子機)制御部
6 (子機)送信部
10,60 親機
20 子機
30 室内機
40,50 通信ライン
100,200 空気調和システム
D1 第1のデータ
D2,MD3,MD4 応答データ
D3 第2のデータ
MD1,MD2 所定のデータ

Claims (10)

  1. 少なくとも1以上の室内機(30)と、前記室内機(30)と冷媒管を介して接続された少なくとも2以上の室外機(10,20)と、を含む空気調和システム(100)において、
    一方の前記室外機(10)は、
    前記室内機(30)に対する空調制御を行う前に、他方の前記室外機(20)に対して、前記他方の室外機(20)の機種を確認するための、第1のデータ長を有する第1のデータ(D1)を送信する第1の送信部(2)と、
    前記第1のデータ(D1)を受信した前記他方の室外機(20)から送信された、前記他方の室外機(20)の機種を示す情報を含む応答データ(D2)を受信する第1の受信部(3)と、
    前記機種を示す情報に基づいて、前記他方の室外機(20)に対して送信するデータのデータ長を、前記第1のデータ長以上に変化させることができる第1の制御部(1)とを、備えており、
    前記他方の室外機(20)は、
    前記第1のデータ長以下のデータ長を有するデータを受信できる装置、または、前記第2のデータ長以下のデータ長以下のデータ長を有するデータを受信できる装置である、
    ことを特徴とする空気調和システム。
  2. 前記第1の送信部(2)は、
    前記機種を示す情報から把握できる機種が前記一方の室外機(10)の機種と同じである場合には、前記第1のデータ(D1)よりも長い第2のデータ長を有する第2のデータ(D3)を、前記他方の室外機(20)に対して送信する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の空気調和システム。
  3. 前記第1の送信部(2)は、
    前記他方の室外機(20)から、前記一方の室外機(10)と同じ機種であることを示す情報を含む前記応答データ(D2)を、前記第1の受信部(3)において受信するまで、前記他方の室外機(20)に対して、前記他方の室外機(20)の機種を確認するための、前記第1のデータ長を有する他のデータを送信し続ける、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の空気調和システム。
  4. 前記他方の室外機(20)は、
    前記室内機(30)に対する空調制御を行う前に、前記一方の室外機(10)から送信される、所定のデータ長を有する所定のデータ(D1、D3)を受信する第2の受信部(4)と、
    所定の閾値を有しており、前記所定のデータ長と前記所定の閾値との大小関係を比較することができる第2の制御部(5)と、
    前記第2の制御部(5)における前記比較の結果、前記所定のデータ長が前記所定の閾値以下の場合には、前記一方の室外機(10)に対して前記第1のデータ長を有する第3のデータを送信し、前記所定のデータ長が前記所定の閾値よりも大きい場合には、前記一方の室外機(10)に対して、前記第2のデータ長を有する第4のデータを送信する第2の送信部(6)を、さらに備えている、
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の空気調和システム。
  5. 少なくとも1以上の室内機(30)と、前記室内機(30)と冷媒管を介して接続された少なくとも2以上の室外機(10,20)と、を含む空気調和システム(200)において、
    一方の前記室外機(20)は、
    前記室内機(30)に対する空調制御を行う前に、他方の室外機(10)から送信される、所定のデータ長を有する所定のデータ(MD1,MD2)を受信する受信部(4)と、
    所定の閾値を有しており、前記所定のデータ長と前記所定の閾値との大小関係を比較することができる制御部(5)と、
    前記制御部(5)における前記比較の結果、前記所定のデータ長が前記所定の閾値以下の場合には、前記他方の室外機(10)に対して第1のデータ長を有する第1のデータ(MD4)を送信し、前記所定のデータ長が前記所定の閾値よりも大きい場合には、前記他方の室外機(10)に対して、第1のデータ長よりも長い第2のデータ長を有する第2のデータ(MD3)を送信する送信部(6)とを、備えている、
    ことを特徴とする空気調和システム。
  6. 少なくとも1以上の室内機(30)と、前記室内機(30)と冷媒管を介して接続された少なくとも2以上の室外機(10,20)とを含む空気調和システムにおける、前記室外機(10,20)間のデータ伝送を規定する、空気調和システム(100)におけるデータ伝送方法であって、
    一方の前記室外機(10)は、
    (A)前記室内機(30)に対する空調制御を行う前に、他方の前記室外機(20)に対して、前記他方の室外機(20)の機種を確認するための、第1のデータ長を有する第1のデータ(D1)を送信するステップ(ステップS1)と、
    (B)前記第1のデータ(D1)を受信した前記他方の室外機(20)から送信された、前記他方の室外機(20)の機種を示す情報を含む応答データ(D2)を受信するステップ(ステップS2)と、
    (C)前記機種を示す情報に基づいて、前記他方の室外機(20)に対して送信するデータのデータ長を、前記第1のデータ長以上に変化させるか否かを判断するステップ(ステップS3)とを、備えており、
    前記他方の室外機(20)は、
    前記第1のデータ長以下のデータ長を有するデータを受信できる装置、または、前記第2のデータ長以下のデータ長以下のデータ長を有するデータを受信できる装置である、
    ことを特徴とする空気調和システムにおけるデータ伝送方法。
  7. 前記一方の室外機(10)は、
    (D)前記ステップ(C)の結果、前記機種を示す情報から把握できる機種が前記一方の室外機(10)の機種と同じである場合には、前記第1のデータ長よりも長い第2のデータ長を有する第2のデータを、前記他方の室外機(20)に送信するステップ(ステップS4)を、さらに備えている、
    ことを特徴とする請求項6に記載の空気調和システムにおけるデータ伝送方法。
  8. 前記一方の室外機(10)は、
    (E)前記ステップ(C)の結果、前記機種を示す情報から把握できる機種が前記一方の室外機(10)の機種と異なる場合には、前記機種を示す情報から把握できる機種が前記一方の室外機(10)の機種と同じとなるまで、前記他方の室外機(20)に対して、前記他方の室外機(20)の機種を確認するための、前記第1のデータ長を有する他のデータを送信し続けるステップ(ステップS3→ステップS1)を、さらに備えている、
    ことを特徴とする請求項6または請求項7に記載の空気調和システムにおけるデータ伝送方法。
  9. 前記他方の室外機(20)は、
    (a)前記室内機(30)の空調制御前に、前記一方の室外機(10)から送信される、所定のデータ長を有する所定のデータ(MD1,MD2)を受信するステップ(ステップS11)と、
    (b)所定のデータ長と前記所定の閾値との大小関係を比較するステップ(ステップS12)と、
    (c)前記ステップ(b)の結果、前記所定のデータ長が前記所定の閾値以下の場合には、前記一方の室外機(10)に対して前記第1のデータ長を有する第3のデータ(MD4)を送信し(ステップS13)、前記所定のデータ長が前記所定の閾値よりも大きい場合には、前記一方の室外機(10)に対して、前記第2のデータ長を有する第4のデータ(MD3)を送信するステップ(ステップS14)とを、備えている、
    ことを特徴とする請求項6ないし請求項8のいずれかに記載の空気調和システムにおけるデータ伝送方法。
  10. 少なくとも1以上の室内機(30)と、前記室内機(30)と冷媒管を介して接続された少なくとも2以上の室外機(10,20)とを含む空気調和システム(200)における、前記室外機間のデータ伝送を規定する、空気調和システムにおけるデータ伝送方法であって、
    一方の前記室外機(20)は、
    (A)前記室内機(30)の空調制御前に、他方の室外機(10)から送信される、所定のデータ長を有する所定のデータ(MD1,MD2)を受信するステップ(ステップS11)と、
    (B)所定のデータ長と前記所定の閾値との大小関係を比較するステップ(ステップS12)と、
    (C)前記ステップ(B)の結果、前記所定のデータ長が前記所定の閾値以下の場合には、前記他方の室外機(10)に対して第1のデータ長を有する第1のデータ(MD4)を送信し(ステップS13)、前記所定のデータ長が前記所定の閾値よりも大きい場合には、前記他方の室外機(10)に対して、第1のデータ長よりも長い第2のデータ長を有する第2のデータ(MD3)を送信するステップ(ステップS14)とを、備えている、
    ことを特徴とする空気調和システムにおけるデータ伝送方法。
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