JP2008057739A - ころ軸受 - Google Patents

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Abstract

【課題】軸受回転時に外輪がハウジング内で回転するのを防止し、かつ、潤滑性に優れたころ軸受を提供する。
【解決手段】ころ軸受としての針状ころ軸受21は、円弧形状の外輪部材22a,22bを円周方向に複数連ねて形成される外輪22と、外輪22の内径面に沿って配置される複数のころとしての針状ころ23と、隣接する針状ころ23の間隔を保持する保持器24とを備える。外輪部材22a,22bは、円周方向端部にハウジング13,13cと係合するように径方向外側に折り曲げられた係合爪22cを有し、保持器24は、径方向に貫通する油路を有する。
【選択図】図1

Description

この発明は、自動車エンジン用のカムシャフト、クランクシャフト、およびロッカーシャフト等を支持するころ軸受に関するものである。
自動車用エンジンのカムシャフトを支持する従来の軸受が、例えば、特開2005−90696号公報(特許文献1)に記載されている。図15を参照して、同公報に記載されているカムシャフト101は、カムローブ101aと、ころ軸受102により支持される円筒状のジャーナル部101bと、端部大径部101cとを有している。
ここで、ジャーナル部101bの外径寸法は、カムローブ101aの外径の最大寸法および端部大径部101cの外径寸法より小さくなっている。そのため、ジャーナル部101bに配置されて、カムシャフト101を回転自在に支持するころ軸受102は、カムシャフト101の軸方向から挿入することができない。
そこで、ころ軸受102は、複数のころ103と、周方向に二分された略半円筒状の保持体104,105と、シリンダヘッド108およびキャップ109の間に配置される周方向に二分された略半円筒状のレース板106,107とを有している。また、図16を参照して、レース板107は円周方向両端部それぞれに径方向外側に突出する2つの突起107aを有し、キャップ109は突起107aに対応するくぼみ109aを有する。
そして、この突起107aとくぼみ109aとを係合させることによって、ころ軸受102の回転時に、レース板107とキャップ109との間での周方向および軸方向の相対移動を禁止することができると記載されている。なお、レース板106とシリンダヘッド108との間も同様の構成である。
上記構成のレース板106,107は、冷間圧延鋼板(SPC)等の鋼板をプレス加工して製造されるのが一般的である。また、所定の形状に形成後、硬度等の所定の機械的性質を得るために、熱処理が施される。
特開2005−90696号公報
上記公報に記載されているころ軸受102において、突起107aは、レース板107の内径面に径方向外側への力を加えて外径面を押し出すことによって形成される。その結果、ころ103の軌道面となるレース板107の内径面には、くぼみが形成されることとなる。これは、ころ103がくぼみ上を通過する際に振動が発生したり、ころ103の表面が早期に剥離する等、ころ103のスムーズな回転を阻害する原因となる。
さらに、ころ軸受102には、レース板106,107に設けられた油穴(図示せず)、またはカムシャフト101に設けられた油穴(図示せず)から潤滑油が流入するが、軸受内部の潤滑油の流れが保持器104,105に遮られて、軸受全域に均等に供給することができないという問題がある。
なお、この問題は、カムシャフトを支持するころ軸受のみならず、クランクシャフトやロッカーシャフトを支持する軸受にも同様に起こりうる。
そこで、この発明の目的は、自動車用エンジンのカムシャフト等を支持する軸受であって、潤滑性に優れたころ軸受を提供することである。
この発明に係るころ軸受は、円弧形状の外輪部材を円周方向に複数連ねて形成される外輪と、外輪の内径面に沿って配置される複数のころと、隣接するころの間隔を保持する保持器とを備える。そして、保持器は径方向に貫通する油路を有する。
上記構成のように、外輪を複数の外輪部材に分割することにより、カムシャフトのように、軸受を軸方向から挿入することのできない場所にも適用することが可能となる。また、保持器に径方向に貫通する油路を設けることにより、ころ軸受に流入する潤滑油が軸受全体に均等に供給されるので、潤滑性に優れたころ軸受を得ることができる。
一実施形態として、保持器は、一対のリング部と、一対のリング部の間に配置される複数の柱部と、隣接する柱部の間にころを収容するポケットとを有し、油路は柱部に設けられる。さらに好ましくは、柱部は隣接するポケットを周方向に連通する油溝をさらに有する。
他の実施形態として、保持器は、ころを収容する複数の独立したポケット部と、複のポケット部を円周方向に連結する連結部とを有し、油路は隣接するポケット部の間に設けられる。さらに他の実施形態として、保持器はころを収容する複数のポケットを軸方向に2列有しており、油路は2つのポケット列の間に設けられる。
好ましくは、外輪部材は、円周方向端部にハウジングと係合するように径方向外側に折り曲げられた係合爪を有する。これにより、軸受回転時に外輪がハウジング内で回転するのを防止することができる。
この発明によれば、外輪部材のハウジング内での確実な位置決めが可能で、かつ、潤滑性に優れたころ軸受を得ることができる。
図1〜図14を参照して、この発明の一実施形態に係るころ軸受としての針状ころ軸受21と、この針状ころ軸受21を使用したカムシャフト支持構造を説明する。なお、図1および図12〜図14はこの発明の一実施形態に係るカムシャフト支持構造の組込み前後の状態を示す図、図2〜図11はこの発明の一実施形態に係る針状ころ軸受21の各構成要素を示す図である。
まず、図1を参照して、この発明の一実施形態に係るカムシャフト支持構造は、カムシャフト19と、カムシャフト19を収容するハウジングとしてのシリンダヘッド13およびベアリングキャップ13cと、カムシャフト19をハウジングに対して回転自在に支持する針状ころ軸受21とを備える。
針状ころ軸受21は、円弧形状の外輪部材22a,22bを円周方向に複数連ねて形成される外輪22と、外輪22の内径面に沿って配置される複数のころとしての針状ころ23と、円周上の一箇所に軸受の軸線方向に延びる分割線を有し、複数の針状ころ23の間隔を保持する保持器24とを備える。
なお、カムシャフト19を支持する軸受としては、針状ころ軸受21が採用されるのが一般的である。針状ころ軸受21は、針状ころ23と軌道面とが線接触するので、軸受投影面積が小さい割に高負荷容量と高剛性が得られる利点を有している。したがって、負荷容量を維持しつつ、支持部分の径方向の厚み寸法を削減することができる点で好適である。
図2〜図4を参照して、外輪部材22aを説明する。なお、図2は外輪部材22aの側面図、図3は図2をIII方向から見た図、図4は図2をIV方向から見た図である。また、外輪部材22bは外輪部材22aと同一の形状であるので、説明は省略する。
まず、図2を参照して、外輪部材22aは、中心角180°の半円形状であって、円周方向の一方側端部にシリンダヘッド13と係合するように径方向外側に折り曲げられた係合爪22cと、軸方向の両端部に径方向内側に突出して保持器24の軸方向への移動を規制する鍔部22dとを有する。そして、この2つの外輪部材22a,22bを円周方向に連ねて円環形状の外輪22を形成する。また、外輪22の内径面の軸方向中央部は、針状ころ23の軌道面として機能する。
また、図3を参照して、外輪部材22aの円周方向一方側端部には、軸方向の両端部に係合爪22cが2つ設けられており、2つの係合爪22cの間には円周方向に凹んだ略V字型の凹部22eが形成されている。なお、2つの係合爪22cは、外輪部材22aの軌道面となる軸方向中央部を避けて両端部に、かつ、針状ころ軸受21の回転軸線と平行な直線上に配置される。好ましくは、2つの係合爪22cの間の長さLは、針状ころ23の有効長さlより長く設定されている。なお、本明細書中「ころの有効長さ」とは、ころ長さから両端の面取り部の長さを除いた長さを指すものとする。
また、図4を参照して、外輪部材22aの円周方向他方側端部には、軸方向両端部に係合爪22cの軸方向幅と同一幅の2つの平坦部22fと、2つの平坦部22fの間に先端が円弧形状で円周方向に突出した略V字型の凸部22gとが設けられている。なお、凹部22eは、外輪部材22a,22bを円周方向に連ねたときに隣接する外輪部材の凸部22gを受け入れる。
ここで、隣接する外輪部材22a,22bの突合部分には、外輪部材22a,22bの熱膨張等による寸法変化を考慮して円周方向および軸方向にある程度の隙間が形成される。そのため、互いに突合する外輪部材22a,22bの円周方向端部を軸方向に平行に形成すると、突合部分に軸方向に延びる溝が形成されることとなる。この場合、軸受回転時に針状ころ23が突合部分の溝に嵌まり込んで、針状ころ23の円滑な回転が阻害される。
そこで、突合部分の形状を略V字型とすることにより、針状ころ23がスムーズに回転可能となる。なお、外輪部材22a,22bの突合部分の形状は、略V字型に限らず、針状ころ23がスムーズに回転可能な任意の形状、例えば、略W型であってもよい。
また、図3および図4を参照して、外輪部材22aの外径面には、径方向外側から径方向内側に貫通する油穴22hが設けられている。この油穴22hは、ハウジングに設けられた油路(図示せず)に対応する位置に設けられて、潤滑油を針状ころ軸受21内部に供給する。なお、油穴22hの大きさ、位置、個数は、ハウジングに設けられた油路の大きさ、位置、個数に依存する。
上記構成の外輪部材22aは、炭素鋼等の鋼板をプレス加工して形成されるシェル外輪である。具体的には、外輪部材22aの全体形状や、係合爪22cおよび鍔部22dをプレス加工によって形成した後、硬度等の所定の機械的性質を得るために熱処理を施して、完成品を得る。
次に、図5〜図7を参照して、保持器24を説明する。なお、図5は保持器24の側面図、図6は保持器24の分割部分を含む部分断面図、図7は、保持器24に形成された油路を示す図である。図5および図6を参照して、保持器24は、円周上の一箇所に軸受の軸線方向に延びる分割線を有する略C型形状であって、針状ころ23を収容するポケット24cが円周方向の等間隔に設けられている。また、この保持器24は、樹脂材料を射出成型して形成される。
また、分割部分の円周方向一方側の切断端面24aには凹部24dが、他方側の切断端面24bには凹部24dに対応する凸部24eが設けられており、凹部24dおよび凸部24eが係合することにより、円環形状の保持器24を得ることができる。なお、この実施形態においては、凸部24eの先端部分の幅が根元部分より大きく、凹部24dは開口部分の幅が最奥部より小さく設定されている。これにより、凹部24dと凸部24eの係合を確実なものとしている。
さらに、図7を参照して、保持器24は、一対のリング部25a,25bと、一対のリング部25a,25bの間に複数の柱部26とを有し、柱部26が左右のリング部25a,25bを連結して、一体型の保持器24を形成している。また、切断部24a,24bは、リング部25a,25bの一箇所に設けられており、ポケット24cは、隣接する柱部26の間に形成されている。
さらに、柱部26には、隣接するポケット24cを周方向に連通する油溝27と、柱部26を径方向に貫通する油路28とが設けられている。なお、油溝27は、柱部の軸方向中央部に外径面を凹ませて形成されており、油路28は、油溝27の底壁から内径側に貫通している。
上記構成の針状ころ軸受21は、係合爪22cがハウジングと係合するので、軸受回転中に外輪22がハウジング内で回転するのを確実に防止することができる。また、係合爪22cは、外輪部材22a,22bの円周方向端部を曲げ加工によって径方向外側に折り曲げて形成しているので、軌道面を平滑な状態に保つことができる。これにより、針状ころ23が軌道面上をスムーズに回転可能となる。
また、係合爪22cを外輪部材22aの軌道面からはずれた位置に設けることにより、係合爪22cの曲げ加工等による外輪部材22a,22bの微小な変形が針状ころ23の回転に与える影響を極小化することができる。その結果、針状ころ23の回転がさらにスムーズとなる。
また、カムシャフト19に組み込まれる上記構成の針状ころ軸受21は、例えば、外輪部材22a,22bに設けられた油穴22hから流入した潤滑油が、針状ころ軸受21の内部を通ってカムシャフト19に設けられた油穴(図示せず)から排出される。しかし、潤滑油が軸受内部をスムーズに通過できない場合、軸受内部に滞留した潤滑油が外輪部材22a,22bとカムシャフト19との間から外部に流出してしまい、針状ころ軸受21の潤滑に寄与しない。そこで、保持器24に油溝27や油路28を設けて、軸受内部を通過する潤滑油量を増加することにより、潤滑性に優れた針状ころ軸受21を得ることができる。
なお、図7に示す保持器24は、油溝27および油路28を柱部26の軸方向中央部に形成した例を示したが、これに限ることなく、任意の位置に形成することが可能である。また、油路28を円形断面とした例を示したが、これに限ることなく、矩形断面等の任意の形状を採用することが可能である。
次に、図8〜図11を参照して、保持器24の他の実施形態を説明する。
まず、図8を参照して、保持器64は、一対のリング部65a,65bと、一対のリング部65a,65bの間に配置される複数の柱部66とを有し、隣接する柱部66の間に針状ころ23を収容するポケット64cが形成されている。そして、一対のリング部65a,65bの外径面に円周方向に延びる油溝67と、柱部66の軸方向中央部に径方向に貫通する油路68とが設けられている。
上記構成の保持器64は、図7に示す保持器24の変形例であって、油溝67と油路68とを別の位置に設けた例である。なお、図8では油溝67を左右のリング部65a,65bそれぞれに設けた例を示したが、これに限ることなく、どちらか一方にのみ設けてもよい。また、図8では油溝67をリング部65a,65bの外径面に設けた例を示したが、これに限ることなく、内径面であってもよいし、軸方向外側の端面であってもよい。
次に、図9を参照して、保持器34は、一対のリング部35a,35bと、一対のリング部35a,35bの間に配置される複数の柱部36とを有し、隣接する柱部36の間に針状ころ23を収容するポケット34cが形成されている。そして、柱部35は軸方向中央部で分割されており、分割部分には潤滑油が保持器34の径方向および周方向に移動可能な油路37が設けられている。
上記構成の保持器34は、図7に示した保持器24と比較して油路37を大きくすることができるので、軸受内部を通過する潤滑油量をさらに増加することができる。ただし、柱部36は、左右のリング部35a,35bを接続する役割を担っているので、全ての柱部36に油路37を形成することはできない。図9に示す実施形態では、油路37を設けた柱部36と、油路37を設けない柱部36とを交互に配置している。
次に、図10を参照して、保持器44は、針状ころ23を収容する複数の独立したポケット部45と、複数のポケット部45を円周方向に連結する連結部46とを有し、隣接するポケット部45の間に油路47が形成されている。この保持器44は、隣接する針状ころ23の間隔を保持するために最低限必要な構成のみを有しており、図7および図9に示したような保持器24,34と比較すると、油路47の位置および大きさの自由度が非常に高いという利点を有している。
次に、図11を参照して、保持器54は、軸方向両端部に一対の第1および第2外側リング部55a,55bと、軸方向中央部に一対の第1および第2内側リング部56a,56bと、4つのリング部55a,55b,56a,56bを連結する複数の柱部57とを有し、針状ころ23を収容する複数のポケット58が軸方向に2列、すなわち、第1外側リング部55aと第2内側リング部56aとの間(右側ポケット列58a)、および第2外側リング部55bと第2内側リング部56bとの間(左側ポケット列58b)に形成されている。そして、保持器54を径方向に貫通する油路59は、2列のポケット列58a,58bの間、すなわち、第1および第2内側リング部56a,56bの間に形成されている。
図7〜図11のいずれの形態であっても、軸受内部を通過する潤滑油量が増加するので、潤滑性に優れた針状ころ軸受21を得ることができる。なお、上記の実施形態では、外輪部材22a,22bの油穴22hからカムシャフト19の油穴(図示せず)に向かって潤滑油が流れる例を説明したが、これに限ることなく、カムシャフト19の油穴(図示せず)から外輪部材22a,22bの油穴22hに向かって潤滑油が流れる場合も同様に考えることができる。
次に、図1および図12〜図14を参照して、針状ころ軸受21をカムシャフト19に組み込む手順を説明する。
まず、保持器24のポケット24cそれぞれに針状ころ23を組み込む。次に、保持器24の弾性を利用して分割部分を広げ、カムシャフト19に組み込む。さらに、凹部24dと凸部24eとを係合させて、保持器24が外れないようにする。
次に、シリンダヘッド13の上に、一方側の外輪部材22a、保持器24を組み込んだカムシャフト19、他方側の外輪部材22b、およびベアリングキャップ13cの順に組込み、シリンダヘッド13とベアリングキャップ13cとをボルト等で固定する。このとき、外輪部材22aの凹部22eと外輪部材22bの凸部22g、外輪部材22aの凸部22gと外輪部材22bの凹部22eとがそれぞれ突合するように配置する。
また、外輪部材22aの係合爪22cは、シリンダヘッド13のベアリングキャップ13cとの突合面に設けられた係合溝13dと係合するように配置し、外輪部材22bの係合爪22cは、ベアリングキャップ13cのシリンダヘッド13との突合面に設けられた係合溝13dと係合するように配置する。これにより、外輪部材22a,22bが、軸受回転中にハウジング内部で回転するのを防止することができる。
ここで、一般的にシリンダヘッド13とベアリングキャップ13cとの突合面は、カムシャフト19の軸線方向、すなわち軸受の回転軸線と平行な面となる。そこで、外輪部材22a,22bの円周方向端部に設けた2つ係合爪22cを針状ころ軸受21の回転軸線と平行な直線状に配置することにより、係合爪22cをシリンダヘッド13とベアリングキャップ13cとの間に係合させることができる。
なお、図12を参照して、針状ころ軸受21は、カムシャフト19の回転方向、すなわち針状ころ23の公転方向と、外輪部材22a,22bの凸部22gの突出方向とが一致するように配置される。これにより、針状ころ23がスムーズに回転可能となる。
針状ころ23の公転方向が外輪部材22a,22bの凸部22gの突出方向と逆向きの場合、軸受回転時に針状ころ23が外輪部材22a,22bの凸部22gの先端に衝突して振動が発生したり、針状ころ23が破損したりする恐れがあるからである。
上記の組み込み手順とすることにより、カムシャフト19と、外輪22と、保持器24と、ハウジングとが同心円状に配置され、針状ころ23が安定して回転可能な針状ころ軸受21得ることができる。また、上記構成の針状ころ軸受21は、外輪22を2つの外輪部材22a,22bに分割し、保持器24を円周方向の一箇所で分割したことにより、支持部分の径方向から組み込むことが可能となるので、カムシャフト19を支持する軸受として採用することができる。
また、外輪部材22a,22bは、カムシャフト19の回転方向と反対方向に回転しようとするので、その反作用として、係合爪22cにはハウジングからカムシャフト19の回転方向と同一方向の荷重が作用する。ここで、係合爪22cは、外輪部材22aの円周方向に折り返す方向(図2中、イの方向)に大きな荷重が作用しても破損等の可能性は少ないが、その反対の方向(図2中、ロの方向)に荷重が作用すると破損等をする恐れがある。
そこで、針状ころ軸受21をカムシャフト19の回転方向と外輪部材22a,22bの凸部22gの突出方向とが一致するように配置する場合、係合爪22cを凹部22eが形成されている側の円周方向端部に設けることによって、係合爪22cの破損を防止して、外輪部材22a,22bを確実に位置決めすることができる。
さらに、外輪部材22a,22bの突合部分は、カムシャフト19を円周方向に負荷領域と非負荷領域に区分した場合に、非負荷領域に配置するのが望ましい。外輪部材22a,22bの突合部分は、温度上昇による膨張を考慮して円周方向および軸方向にある程度の隙間が設けられている。したがって、突合部分が負荷領域に配置されると、突合部分を通過する針状ころ23の円滑な回転が阻害される恐れがあるからである。
なお、本明細書中「負荷領域」とは、外輪部材22a,22bの円周方向において、相対的に大きな荷重が負荷される領域を指すものとする。また、「非負荷領域」とは、外輪部材22a,22bの円周方向において、相対的に小さな荷重しか負荷されない領域を指すものとする。
上記の実施形態においては、カムシャフト19を支持する軸受として針状ころ軸受21を採用した例を示したが、この発明は、他のころ軸受、例えば、円筒ころ軸受や棒状ころ軸受にも適用することができる。
また、上記の実施形態における針状ころ軸受21は、外輪22と、針状ころ23と、保持器24とを含む例を示したが、これに限ることなく、保持器24を省略した総ころ形式のころ軸受であってもよい。
また、上記の実施形態における外輪22は、円周方向の二箇所で外輪部材22a,22bに分割した例を示したが、これに限ることなく、任意の個数に分割することが可能である。例えば、中心角120°の外輪部材を円周方向に3つ連ねて外輪を形成してもよい。さらには、互いに中心角の異なる複数の外輪部材を組み合わせて円環形状の外輪を形成してもよい。同様に、保持器24についても任意の形態のものを採用することができる。
また、上記の実施形態における保持器24,34,44,54は、生産効率が高く、かつ、弾性変形能の高い樹脂製保持器の例を示したが、これに限ることなく、切削加工による削り出し保持器でもよく、または、鋼板をプレス加工したプレス保持器であってもよい。
また、上記の実施形態における係合爪22cは、各外輪部材22a,22bの円周方向の両側端部のうち一方側端部にのみ設けた例を示したが、これに限ることなく、外輪部材22aの円周方向両端部に係合爪22cを設けて、外輪部材22bには設けないこととしてもよい。また、係合爪22cは、軸方向両端部の二箇所に設けた例を示したが、これに限ることなく、任意の位置に少なくとも一箇所以上設けられていればよい。例えば、軸方向の一方側端部の一箇所にのみ設けてもよいし、軸方向中央部の一箇所にのみ設けてもよい。
また、上記の実施形態における鍔部22dは、外輪部材22a,22bの円周方向の全域に設けた例を示したが、これに限ることなく、円周方向の一部に部分的に設けてもよい。その際、鍔部の場所や個数は任意に設定することができるが、カムシャフト19に組み込んだときに、非負荷領域に配置されるのが望ましい。
また、上記の実施形態における針状ころ軸受21は、カムシャフト19を支持する軸受としてだけではなく、クランクシャフト15やロッカーシャフト等を支持する軸受としても広く使用することが可能である。
さらに、この発明は、単気筒の内燃機関にも適用可能であるが、図15に示すようなカムシャフト101のジャーナル部101bのように、軸方向から針状ころ軸受21を挿入できない箇所を支持する軸受として好適である。
以上、図面を参照してこの発明の実施形態を説明したが、この発明は、図示した実施形態のものに限定されない。図示した実施形態に対して、この発明と同一の範囲内において、あるいは均等の範囲内において、種々の修正や変形を加えることが可能である。
この発明は、自動車用エンジンのカムシャフト等を支持するころ軸受に利用される。
この発明の一実施形態に係るカムシャフト支持構造の組込み前の状態を示す図である。 この発明の一実施形態に係るころ軸受の外輪部材を示す図である。 図2のIII方向から見た図である。 図2のIV方向から見た図である。 この発明の一実施形態に係るころ軸受の保持器の側面図を示す図である。 図5の保持器の分割部分を含む部分断面図である。 この発明の一実施形態に係るころ軸受の保持器を径方向外側から見た図であって、径方向に貫通する油路の一例を示す図である。 この発明の一実施形態に係るころ軸受の保持器を径方向外側から見た図であって、リング部の外径面に油溝を設けた例を示す図である。 この発明の一実施形態に係るころ軸受の保持器を径方向外側から見た図であって、径方向に貫通する油路の他の例を示す図である。 この発明の一実施形態に係るころ軸受の保持器を径方向外側から見た図であって、径方向に貫通する油路の他の例を示す図である。 この発明の一実施形態に係る複列ころ軸受の保持器を径方向外側から見た図であって、径方向に貫通する油路の他の例を示す図である。 図2の外輪部材を突合させたときの突合部分の拡大図である。 図1のカムシャフト支持構造の組込み後の状態を軸方向から見た断面図である。 図1のカムシャフト支持構造の組込み後の状態を径方向から見た断面図である。 従来のカムシャフト支持構造を示す図である。 図15のころ軸受のレース板とキャップとの拡大図である。
符号の説明
19,101 カムシャフト、101a カムローブ、101b ジャーナル部、101c 端部大径部、21 針状ころ軸受、22 外輪、22a,22b 外輪部材、22c 係合爪、22d 鍔部、22e,24d 凹部、22f 平坦部、22g,24e 凸部、22h 油穴、23 針状ころ、24,34,44,54,64 保持器、24a,24b 切断端面、24c,34c,58,64c ポケット、25a,25b,35a,35b,55a,55b,56a,56b,65a,65b リング部、26,36,47,66 柱部,27,67 油溝、28,37,47,59,68 油路、45 ポケット部、46 連結部、58a,58b ポケット列、102 ころ軸受、103 ころ、104,105 保持体、106,107 レース板、107a 突起、108 シリンダヘッド、109 キャップ、109a くぼみ。

Claims (6)

  1. 円弧形状の外輪部材を円周方向に複数連ねて形成される外輪と、
    前記外輪の内径面に沿って配置される複数のころと、
    隣接する前記ころの間隔を保持する保持器とを備え、
    前記保持器は、径方向に貫通する油路を有する、ころ軸受。
  2. 前記保持器は、一対のリング部と、前記一対のリング部の間に配置される複数の柱部と、隣接する前記柱部の間に前記ころを収容するポケットとを有し、
    前記油路は、前記柱部に設けられる、請求項1に記載のころ軸受。
  3. 前記柱部は、隣接する前記ポケットを周方向に連通する油溝をさらに有する、請求項2に記載のころ軸受。
  4. 前記保持器は、前記ころを収容する複数の独立したポケット部と、前記複数のポケット部を円周方向に連結する連結部とを有し、
    前記油路は、隣接するポケット部の間に設けられる、請求項1に記載のころ軸受。
  5. 前記保持器は、前記ころを収容する複数のポケットを軸方向に2列有しており、
    前記油路は、前記2つのポケット列の間に設けられる、請求項1に記載のころ軸受。
  6. 前記外輪部材は、円周方向端部にハウジングと係合するように径方向外側に折り曲げられた係合爪を有する、請求項1〜5のいずれかに記載のころ軸受。
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