JP2008057729A - 変速機の同期装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ギアとシンクロナイザリングとの摩擦係合部分に効率よくかつ確実に潤滑油を供給することが可能な変速機の同期装置を提供すること。
【解決手段】同期装置1は、ギア2のテーパコーン面2cに摩擦係合するシンクロナイザリング3を有する。シンクロナイザリング3は、ギア2の供給路2aを介して供給される潤滑油をテーパコーン面2c側に誘導する誘導部3fと、潤滑油をテーパコーン面の周方向に誘導する横溝3eと、を備える。誘導部3fは、ギア2との嵌合時に、潤滑油の供給口2bに対向する位置に形成されると共に、潤滑油をテーパコーン面2cに誘導するためのらせん状の誘導溝3gを有する。横溝3eは、らせん状の溝であり、誘導溝3gと横溝3eは、連続的に形成されている。テーパコーン面2cの小径側から大径側方向へ向かう誘導溝3g及び横溝3eのらせん方向は、シンクロナイザリング3の回転方向とは逆方向である。
【選択図】図1

Description

本発明は、変速機の同期装置に関し、特に自動車の変速機の同期装置に関する。
変速機の同期装置の1つとして、ギアのテーパコーン面にシンクロナイザリングを摩擦係合させて同期させる同期装置が知られている。例えば、特許文献1及び特許文献2には、クラッチハブとギア間に3つのテーパコーンクラッチを形成した同期装置が開示されている。
シンクロナイザリングと、シンクロナイザリングと摩擦係合するギアのテーパコーン面には、潤滑油が供給される。図4に、潤滑油供給機構の一例を示す。図4は、ギアとシンクロナイザリングとがテーパコーン面において係合している状態を示す接触部分の拡大断面図である。同期装置11において、ギア12の端面には、シンクロナイザリング13側へ潤滑油を供給する供給路12aが形成されている。シンクロナイザリング13には、供給路12aの供給口12bに面した部分に誘導部13fが形成されている。誘導部13fは、供給路12aから供給された潤滑油をテーパコーン面12cへ誘導するものである。また、シンクロナイザリング13の内周面には、誘導部13fから軸方向に沿って大径側へと延在する縦溝13dが数箇所形成されている。さらに、シンクロナイザリング13の内周面には、ギア12のテーパコーン面12cと接触する部分に横溝13eが形成されている。ギア12の供給路12aから供給された潤滑油は、誘導部13fにより縦溝13dに誘導される。そして、縦溝13dからあふれた潤滑油が横溝13eへと誘導される。これにより、ギア12とシンクロナイザリング13との潤滑が図られている。
特開平7−63250号公報 特開平7−63251号公報
図4に示す同期装置11において、シンクロナイザリング13の誘導部13f面は、ギアのテーパコーン面とは平行になっておらず、シャフトの軸に対して平行になっている(ストレート形状)。すなわち、軸線に対して同径を維持している。一方、ギア12の外周面は、誘導部13f側へ縮径するテーパー形状となっている。このため、誘導部13fとギア12の外周面との間隔は、小径側に向かって拡大している。このような形態において、ギア12の供給路12aから供給された潤滑油は、誘導部13fに接触後、テーパコーン12c側(図面左側)にも誘導されるが、ギア端面側(図面右側)にも誘導されることになる。すなわち、誘導部13fでの潤滑油の漏れが生じており、潤滑油を適切にテーパコーン12c側へ供給することができない。また、テーパコーン12c側に誘導された潤滑油は、さらに縦溝13dから横溝13eへと誘導されることになる。したがって、ギア12の供給路12aから供給される潤滑油量が少ない場合、テーパコーン12c面の潤滑油量が不足するおそれがある。
本発明の目的は、ギアとシンクロナイザリングとの摩擦係合部分に効率よくかつ確実に潤滑油を供給することが可能な変速機の同期装置を提供することである。
本発明の第1視点によれば、ギアのテーパコーン面と摩擦係合するシンクロナイザリングを備える変速機の同期装置であって、シンクロナイザリングは、ギアを介して供給される潤滑油をテーパコーン面側に誘導する誘導部と、潤滑油をテーパコーン面の周方向に誘導する横溝と、を備え、誘導部は、ギアとの嵌合時に、ギアに形成された潤滑油の供給口に対向する位置に形成されると共に、潤滑油をテーパコーン面側に誘導するためのらせん状の誘導溝を有し、横溝は、テーパコーン面と接触する部分に形成されたらせん状の溝であり、誘導溝と横溝は、連続的に形成されている変速機の同期装置を提供する。
本発明の第2視点によれば、ギア又はシンクロナイザリングのテーパコーン面と摩擦係合する複数のシンクロナイザリングを備える変速機の同期装置であって、複数のシンクロナイザリングのうち、少なくとも1つのシンクロナイザリングは、少なくとも1つのシンクロナイザリングの内周側のシンクロナイザリング及びギアを介して供給される潤滑油を、少なくとも1つのシンクロナイザリングの内周面と摩擦係合するギア又はシンクロナイザリングのテーパコーン面側に誘導する誘導部と、潤滑油をテーパコーン面の周方向に誘導する横溝と、を備え、誘導部は、ギア又はシンクロナイザリングとの嵌合時に、ギア又はシンクロナイザリングに形成された潤滑油の供給口に対向する位置に形成されると共に、潤滑油をテーパコーン面側に誘導するためのらせん状の誘導溝を有し、横溝は、テーパコーン面と接触する部分に形成されたらせん状の溝であり、誘導溝と横溝は、連続的に形成されている変速機の同期装置を提供する。
上記第1視点の好ましい形態によれば、誘導溝及び横溝において、テーパコーン面の小径側から大径側方向へ向かう溝のらせん方向は、シンクロナイザリングの回転方向とは逆方向である。別の好ましい形態によれば、誘導部は、テーパコーン面の大径側から小径側方向に向かって縮径している。別の好ましい形態によれば、シンクロナイザリングは、誘導部からテーパコーン面の大径側へと延在すると共に横溝に潤滑油を誘導する少なくとも1つの縦溝を有する。
本発明の変速機の同期装置においては、シンクロナイザリングの誘導部に形成した誘導溝により、ギア及び/又は他のシンクロナイザリングの供給路から供給された潤滑油を効率よくテーパコーン面に供給することができる。また、本発明の変速機の同期装置の好ましい形態においては、テーパコーン面の小径側に縮径した誘導部により、潤滑油を確実にテーパコーン面に誘導することができる。これにより、潤滑油の供給不足による不具合の発生を防止することができる。また、本発明の同期装置において使用されるシンクロナイザリングは、従来のシンクロナイザリングと比較して、誘導部の形状変更及びねじ切り範囲の拡大を要するだけで容易に作成することができる。
本発明の第1実施形態に係る変速機の同期装置について説明する。図1に、本発明の第1実施形態に係る同期装置においてシンクロナイザリングとギアとが嵌合した状態の部分概略断面図を示す。図1に示す同期装置1において、ギア2のテーパコーン面2cの径の大きさを基に、図面右側を「小径側」、図面左側を「大径側」とする。また、潤滑油の流れを矢印6で示す。本発明の変速機の同期装置1は、ギア2と嵌合して、ギア2のテーパコーン面2cに摩擦係合するシンクロナイザリング3を有する。シンクロナイザリング3は、シャフト(不図示)に回転可能に取付けられている。ギア2の小径側端面には、ギア2とシンクロナイザリング3間に潤滑油を供給するための供給路2aが形成されている。供給路2aは、ギア2の内周面側(シャフト側)から外周面側(シンクロナイザリング3側)に向かって半径方向外方へ延在している。
シンクロナイザリング3は、ギア2の供給路2aから供給された潤滑油をテーパコーン面2c側に誘導する誘導部3fを有している。誘導部3fは、ギア2とシンクロナイザリング3との係合時に、供給路2aの供給口2bと対向する位置にその始端が配されるように形成されている。誘導部3fの内周面は、全体として、ギア2の大径側から小径側に向かって縮径していると好ましく、例えば、テーパコーン面2cに対して平行になっている。
また、シンクロナイザリング3は、ギア2の供給路2aから供給された潤滑油を誘導部3fから大径側へ誘導する縦溝3dをその内面側に有している。縦溝3dの小径側端部はギア2の供給口2bに面している。縦溝3dは、小径側端部からギア2の大径側端面まで、好ましくはシャフト(不図示)の軸方向に沿って延在している。また、縦溝3dは、好ましくは複数個形成されている。さらに、シンクロナイザリング3は、潤滑油をテーパコーン面2cの周方向に誘導するために、ギア2のテーパコーン面2cとの接触面に、円周方向、好ましくはらせん方向、に形成された横溝3eを有している。
本発明のシンクロナイザリング3においては、誘導部3fの内周面にも、円周方向、好ましくはらせん方向、に形成された誘導溝3gを有している。横溝3eと誘導溝3gとは、好ましくは、連続的に形成されている。らせん状に形成された誘導溝3gと横溝3eの小径側から大径側へ向かうらせん方向は、シンクロナイザリング3の回転方向とは逆向きに形成されていると好ましい。図2に、図1のA方向から見たギア2とシンクロナイザリング3の部分平面図を示す。例えば、図2に示す視点において、シンクロナイザリング3が図面上方から下方へ(矢印7)回転している場合、誘導溝3g及び横溝3eは、潤滑油が図面下方から上方へ誘導されるような誘導溝(らせん溝)3gが形成されていると好ましい。誘導溝3gと横溝3eの溝は、1本の溝から形成されていても、複数本の溝から形成されていてもよい。なお、図1においては、図面上、誘導溝3gと横溝3eの溝の高さが異なっているが、溝の高さを同一にすることは可能である。
次に、潤滑油の経路について説明する。潤滑油は、遠心力によってギア2の供給路2aを通って内周面側(シャフト側)から外周面側(シンクロナイザリング3側)へ誘導される。供給口2bから導出された潤滑油は、シンクロナイザリング3の誘導部3fに衝突する。誘導部3fは、小径側に向かって縮径しているので、潤滑油は、シンクロナイザリング3から小径側外方へ漏れることなく、確実に大径側へ誘導される。そこで、潤滑油の一部は、シンクロナイザリング3の縦溝3dへ誘導される。縦溝3dに誘導された潤滑油は、縦溝3dから、テーパコーン面2cとの接触面に形成された横溝3eへ流出する。また、潤滑油の別の一部は、誘導部3fの内周面に形成された誘導溝3gを通って、縦溝3dを経由することなく、誘導溝3gと連続的に形成された横溝3eへ直接的に誘導される。誘導溝3gと横溝3eのらせん方向は、シンクロナイザリング3の回転方向とは逆向きに形成されているので、潤滑油はシンクロナイザリング3の回転によってテーパコーン面2cへスムーズに誘導されることができる。これにより、誘導部3fによって確実に捕捉された潤滑油は、縦溝3dと誘導溝3gの2経路を介して、シンクロナイザリング3の内周面とギア2のテーパコーン2c面との接触部分に供給されることになる。したがって、本発明によれば、潤滑油を効率よくテーパコーン面2cに供給することができる。
図1に示す実施形態においては、シンクロナイザリングが縦溝を有している形態を示した。しかしながら、本発明の同期装置においては、シンクロナイザリングに縦溝を形成せずに、誘導溝と横溝のみでテーパコーン面に潤滑油を供給することも可能である。また、図1に示す実施形態においては、ギアの供給路が端面に形成されている形態を示した。しかしながら、本発明の同期装置においては、供給路をギアの端面に形成せずに、ギアを貫通する貫通孔の形態で形成することも可能である。その場合、シンクロナイザリングの誘導部及び誘導溝は、供給路の供給口に合わせた位置に形成すればよい。
次に、本発明の第2実施形態に係る変速機の同期装置について説明する。第1実施形態においては、本発明の潤滑機構は、ギアと摩擦係合するシンクロナイザリングに形成されていたが、第2実施形態においては、本発明の潤滑機構は、マルチコーン型の同期装置においてシンクロナイザリングと摩擦係合するシンクロナイザリングに形成されている。図3に、本発明の第2実施形態に係るマルチコーン型同期装置において各シンクロナイザリングとギアとが嵌合した状態の部分概略断面図を示す。同期装置1は、トリプルコーン型の同期装置であり、ギア2、インナシンクロナイザリング3、ミドルシンクロナイザリング4及びアウタシンクロナイザリング5を有する。図3は、ミドルシンクロナイザリング4とアウタシンクロナイザリング5との摩擦係合の潤滑機構について図示している。
図3に示す形態においては、ギア2、インナシンクロナイザリング3及びミドルシンクロナイザリング4の小径側端面に、ミドルシンクロナイザリング4とアウタシンクロナイザリング5間に潤滑油を供給するための供給路2a,3a,4aが形成されている。アウタシンクロナイザリング5の内周面には、図1に示すシンクロナイザリング3と同様にして、誘導部5f、縦溝5d、横溝5e及び誘導溝5gが形成されている。これら各要素の形態は、上記の第1実施形態と同様である。
図3に示す形態によれば、潤滑油は、遠心力によって、ギア2、インナシンクロナイザリング3及びミドルシンクロナイザリング4の各供給路2a,3a,4aを通って、シャフト(不図示)側からアウタシンクロナイザリング5へ誘導される。これにより、第1実施形態において説明したように、誘導部5fに捕捉された潤滑油は、小径側外方へ漏れることなく、縦溝5d、誘導溝5g及び横溝5eによって、アウタシンクロナイザリング5の内周面とミドルシンクロナイザリング4のテーパコーン4c面との接触部分に供給されることになる。
本発明の変速機の同期装置は、上記実施形態に限定されることはない。本発明の変速機の同期装置は、本発明の範囲内において種々の変更、変形及び改良が可能であることはいうまでもない。例えば、本発明の同期装置は、シンクロナイザリングの数に限定されることなく、また、マルチコーン型である場合、いずれのシンクロナイザリングに本発明の潤滑機構を形成してもよい。さらに、シンクロナイザリングに形成する誘導部、誘導溝、縦溝、横溝等も本発明の範囲内において適宜好適な形態にすることができる。
本発明の変速機の同期装置は、好適には、自動車の手動変速機に適用されるが、これに限定されることなく、種々の装置の変速機に適用可能であることはいうまでもない。
本発明の第1実施形態に係る同期装置においてシンクロナイザリングとギアとが嵌合した状態を示す部分概略断面図。 図1のA方向から見たギアとシンクロナイザリングの部分平面図。 本発明の第2実施形態に係る同期装置においてシンクロナイザリングとシンクロナイザリングとが嵌合した状態を示す部分概略断面図。 従来例に係る同期装置においてシンクロナイザリングとギアとが嵌合した状態を示す部分概略断面図。
符号の説明
1 同期装置
2 ギア
2a 供給路
2b 供給口
2c テーパコーン面
3 (インナ)シンクロナイザリング
3a 供給路
3d 縦溝
3e 横溝
3f 誘導部
3g 誘導溝
4 ミドルシンクロナイザリング
4a 供給路
4b 供給口
4c テーパコーン面
5 アウタシンクロナイザリング
5d 縦溝
5e 横溝
5f 誘導部
5g 誘導溝4
6 潤滑油の流れ
7 シンクロナイザリングの回転方向
11 同期装置
12 ギア
12a 供給路
12b 供給口
12c テーパコーン面
13 (インナ)シンクロナイザリング
13d 縦溝
13e 横溝
13f 誘導部
16 潤滑油の流れ

Claims (5)

  1. ギアのテーパコーン面と摩擦係合するシンクロナイザリングを備える変速機の同期装置であって、
    前記シンクロナイザリングは、前記ギアを介して供給される潤滑油を前記テーパコーン面側に誘導する誘導部と、
    潤滑油を前記テーパコーン面の周方向に誘導する横溝と、を備え、
    前記誘導部は、前記ギアとの嵌合時に、前記ギアに形成された潤滑油の供給口に対向する位置に形成されると共に、潤滑油を前記テーパコーン面側に誘導するためのらせん状の誘導溝を有し、
    前記横溝は、前記テーパコーン面と接触する部分に形成されたらせん状の溝であり、
    前記誘導溝と前記横溝は、連続的に形成されていることを特徴とする変速機の同期装置。
  2. ギア又はシンクロナイザリングのテーパコーン面と摩擦係合する複数のシンクロナイザリングを備える変速機の同期装置であって、
    前記複数のシンクロナイザリングのうち、少なくとも1つのシンクロナイザリングは、前記少なくとも1つのシンクロナイザリングの内周側のシンクロナイザリング及び前記ギアを介して供給される潤滑油を、前記少なくとも1つのシンクロナイザリングの内周面と摩擦係合する前記ギア又はシンクロナイザリングのテーパコーン面側に誘導する誘導部と、
    潤滑油を前記テーパコーン面の周方向に誘導する横溝と、を備え、
    前記誘導部は、前記ギア又はシンクロナイザリングとの嵌合時に、前記ギア又はシンクロナイザリングに形成された潤滑油の供給口に対向する位置に形成されると共に、潤滑油を前記テーパコーン面側に誘導するためのらせん状の誘導溝を有し、
    前記横溝は、前記テーパコーン面と接触する部分に形成されたらせん状の溝であり、
    前記誘導溝と前記横溝は、連続的に形成されていることを特徴とする変速機の同期装置。
  3. 前記誘導溝及び前記横溝において、前記テーパコーン面の小径側から大径側方向へ向かう溝のらせん方向は、シンクロナイザリングの回転方向とは逆方向であることを特徴とする請求項1又は2に記載の変速機の同期装置。
  4. 前記誘導部は、前記テーパコーン面の大径側から小径側方向に向かって縮径していることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の変速機の同期装置。
  5. 前記シンクロナイザリングは、前記誘導部から前記テーパコーン面の大径側へと延在すると共に前記横溝に潤滑油を誘導する少なくとも1つの縦溝を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の変速機の同期装置。
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