JP2008055983A - 可動式ステアリング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】歯部と歯部の噛合を利用してステアリングホイールの固定及び固定解除を行うに際し、前記歯部同士の干渉を防止して噛合をスムーズに解除することができるステアリング装置を提供する。
【解決手段】ステアリングホイール2を有するステアリングジャケット1が固定されるとともに、歯部9aを有するテレスコ可動側部材9が固設された可動ブラケット3と、この可動ブラケット3の外側に配設されるとともに車体側に固定され、且つ歯部10aを有するチルト固定側部材10が固設された固定ブラケット4と、前記チルト固定側部材10の歯部10aに噛合可能な歯部12aを有するチルト可動側部材12と、前記テレスコ可動側部材9の歯部9aに噛合可能な歯部11aを有するテレスコ固定側部材11とを備えた可動式ステアリング装置S。
【選択図】図3

Description

本発明は可動式ステアリング装置に関する。さらに詳しくは、歯部と歯部の噛合を利用して、ステアリングホイールを有するステアリングジャケットの固定及び固定解除を行う可動式ステアリング装置に関する。
運転手が最適な姿勢で運転することができるように、ステアリングホイールを運転手の手前で上下方向へ傾動調節可能にするとともに、軸方向へ伸縮調節可能としたチルト及びテレスコピックステアリング装置が知られている。
かかるステアリング装置では、一般に、車体に固定されたアッパークランプ(固定ブラケット)に挟持されて上下動可能な可動ブラケットに、先端にステアリングホイールが取り付けられたコラムシャフトを回動自在に支持するステアリングジャケット(ジャケットチューブ)が固定されている。そして、前記両ブラケットを貫通する締付ボルトと螺合するナットに固定した操作レバーを回動させることにより、カム機構を利用して、前記固定ブラケットで可動ブラケットを締め付け、両ブラケット間に発生する摩擦力でステアリングジャケットの固定を行っている。
ところで、固定ブラケットと可動ブラケットとの間の摩擦力によって、当該可動ブラケットひいてはステアリングジャケットの固定を行う場合、この摩擦力よりも大きな力が前記ステアリングジャケットに作用すると、このステアリングジャケットが固定ブラケットを前側又は上方へ摺動し、当初に設定したステアリングホイールの位置が変化してしまう。例えば、衝突時に運転手がエアバッグにぶつかり、エアバッグを介してステアリングジャケットに過大入力が加わると当該ステアリングジャケットの固定位置がずれてしまい、その結果、エアバッグの展開位置が不適切になることがある。すなわち、エアバッグは運転手が正面から衝突しなければ充分な効果が期待できないが、エアバッグへの運転手の衝突に伴いステアリングジャケットの固定位置がずれ、エアバッグが車体前側又は上方へ動いてしまうと、エアバッグの性能を発揮できない惧れがある。
そこで、摩擦力による固定に代えて、歯部(ツース)と歯部の噛み合わせによる固定を採用したステアリング装置が提案されている。
例えば、特許文献1には、図8〜9に示されるように、アッパークランプ101に形成されたチルト用長孔108とディスタンスブラケット103に形成されたテレスコ用長孔109とを貫通する締付ボルト110に、操作レバー(図示せず)が軸方向移動可能に嵌合しているチルト及びテレスコピックステアリングコラムが記載されている。前記チルト用長孔108の縁にチルトロック歯部114を設けるとともに、テレスコ用長孔109の縁にテレスコロック歯部115を設けている。そして、前記締付ボルト110に、チルトロック歯部114と噛合するロック歯部116を有する第1可動部材118と、テレスコロック歯部115に噛合するロック歯部119を有する第2可動部材121を、それぞれアッパークランプ101及びディスタンスブラケット103に当接可能に設けている。締付ボルト110は、第1可動部材118及び第2可動部材121にそれぞれ形成されたボルト挿通孔117、120を貫通して設けられている。また、第1可動部材118は、第2可動部材121を係合させる上下方向の溝122を有している。
特許文献1記載のステアリングコラムでは、操作レバーを回動してディスタンスブラケット103をアッパークランプ101で締め付けると、第1可動部材118のロック歯部116がチルトロック歯部114に噛合して上下方向への締付ボルト110の移動を阻止し、且つ、第2可動部材121のロック歯部119がテレスコロック歯部115と噛合してディスタンスブラケット103が車体前後方向へ移動するのを阻止する。その結果、締付ボルト110の締付力に打ち勝つ過大入力があっても、設定したステアリングホイールの位置が変化することがない、とされている。
また、特許文献1記載のステアリングコラムでは、操作レバーと第1可動部材118との間にコイルスプリングなどの弾機が嵌装されており、当該第1可動部材118及びこの第1可動部材118と係合している第2可動部材121が噛合方向に付勢されることから、ディスタンスブラケット103の固定時においては、ロック歯部116とチルトロック歯部114、及びロック歯部119とテレスコロック歯部115を確実に噛合させることができる、とされている。
特開平8−99640号公報(図1〜3)
しかしながら、ディスタンスブラケット103の解除時においては、第1可動部材118と第2可動部材121への弾性体の付勢力が均等ではなく、また、締付ボルト110の左右の重量が異なることによる当該締付ボルト110の傾きにより、第1可動部材118と第2可動部材121が傾きをもったまま解除状態となる場合があり、当該第1可動部材118及び第2可動部材121が軸方向に平行に移動しない。その結果、歯同士が干渉をして、スムーズにディスタンスブラケット103を解除することができないという問題がある。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、歯部と歯部の噛合を利用してステアリングホイールの固定及び解除を行うに際し、前記歯部同士の干渉を防止して噛合をスムーズに解除することができる可動式ステアリング装置を提供することを目的としている。
本発明の可動式ステアリング装置は、ステアリングホイールのチルト及びテレスコピック動作が可能な可動式ステアリング装置であって、
前記ステアリングホイールを有するステアリングジャケットが固定されるとともに、歯部を有するテレスコ可動側部材が固設された可動ブラケットと、
この可動ブラケットの外側に配設されるとともに車体側に固定され、且つ歯部を有するチルト固定側部材が固設された固定ブラケットと、
前記チルト固定側部材の歯部に噛合可能な歯部を有するチルト可動側部材と、
前記テレスコ可動側部材の歯部に噛合可能な歯部を有するテレスコ固定側部材と
を備えており、
前記固定ブラケットの外側面には、前記チルト可動側部材を、前記チルト固定側部材から離反する方向に付勢し得る噛合解除用弾性体が配設されており、且つ
前記チルト可動側部材がチルト固定側部材から離反する際に、前記テレスコ固定側部材を前記テレスコ可動側部材から離反させ得るように、当該チルト可動側部材とテレスコ固定側部材とが係合可能であることを特徴としている。
本発明の可動式ステアリング装置では、車体に固定される固定ブラケット(クランプ)の外側面に、チルト可動側部材を、チルト固定側部材から離反する方向に付勢し得る噛合解除用弾性体が配設されている。したがって、ステアリングホイール固定時には、操作レバーを回動させると、前記噛合解除用弾性体の付勢力に抗してチルト可動側部材がチルト固定側部材に近接し、当該チルト可動側部材の歯部とチルト固定側部材の歯部とが噛合する。一方、ステアリングホイール固定解除時には、操作レバーを回動させると、前記噛合解除用弾性体によってチルト可動側部材がチルト固定側部材から離反する方向に付勢される。このため、チルト可動側部材の歯部をチルト固定側部材の歯部から、噛合方向と平行にずらすことができ、両歯部を確実に引き離すことができる。
また、前記チルト可動側部材とテレスコ固定側部材は、当該チルト可動側部材がチルト固定側部材から離反する際に、前記テレスコ固定側部材を前記テレスコ可動側部材から離反させ得るように係合可能であるので、テレスコ固定側部材の歯部をテレスコ可動側部材の歯部から、噛合方向と平行にずらすことができ、両歯部を確実に引き離すことができる。このように、チルト可動側部材の歯部とテレスコ固定側部材の歯部を、いずれも噛合方向と平行に移動させることができるので、チルト動作時及びテレスコ動作時における歯と歯の引っかかりを防止して、スムーズにステアリングホイールの固定及び固定解除を行うことができる。
前記テレスコ固定側部材における歯部と反対側には、当該テレスコ固定側部材を前記テレスコ可動側部材の方向に付勢し得る噛合用弾性体が配設されているのが好ましい。この場合、テレスコ固定側部材の歯部とテレスコ可動側部材の歯部との噛合を、弾性力を用いて行うことから、チルト可動側部材の歯部とチルト固定側部材の歯部との噛合、及び、テレスコ固定側部材の歯部とテレスコ可動側部材の歯部との噛合の両方を締付ボルトの軸力を用いて行う場合に比べ、噛合用弾性体により寸法誤差が吸収できるため、歯の仕上がり寸法精度を低く抑えることができ、また組み付けも容易になる。
前記噛合解除用弾性体が、固定ブラケットの外側面から離反する方向に起立する一対の舌片を有しており、且つ
前記チルト可動側部材とチルト固定側部材との間に、当該チルト可動側部材と当接し得るとともに、前記舌片を固定ブラケットの外側面側に押圧し得るリリースプレートが配設されているのが好ましい。この構成によれば、一対の舌片によりリースプレートを介してチルト可動側部材を付勢し得ることから、当該チルト可動側部材に均等に押圧力を作用させて、チルト固定側部材から離反する方向に移動させることができる。その結果、チルト可動側部材をスムーズに噛合解除方向に移動させることができる。また、舌片という簡単な構成で、チルト可動側部材に噛合解除用の弾性力を付与することができる。
本発明の可動式ステアリング装置によれば、歯部と歯部の噛合を利用してステアリングホイールの固定及び固定解除を行うに際し、前記歯部同士の干渉を防止して噛合をスムーズに解除することができる。
以下、添付図面を参照しつつ、本発明の可動式ステアリング装置の実施の形態を詳細に説明する。
図1は本発明の一実施の形態に係る可動式ステアリング装置Sの要部斜視図であり、図2は図1に示される可動式ステアリング装置Sの部分拡大図である。
本実施の形態に係る可動式ステアリング装置Sは、ステアリングジャケット1に回動自在に支持されたコラムシャフト(図示せず)の先端又は上端(車両後部側端部)に取り付けられたステアリングホイール2のチルト及びテレスコピック動作が可能な可動式ステアリング装置であり、前記ステアリングジャケット1が固定される可動ブラケット3と、この可動ブラケット3の外側に配設されるとともに車体(図示せず)に固定される固定ブラケット4とを備えている。そして、両ブラケット3、4を貫通する締付ボルト5(図5〜6参照)の一端付近にはディスク状の座面6が配設されている。前記締付ボルト5は、この座面6を貫通しており、座面6は締付ボルト5廻りを回動自在にされている。なお、本明細書において、「外側」とは、可動式ステアリング装置Sを構成する可動ブラケット3及び固定ブラケット4を貫通する締付ボルト5の端部側のことであり、「内側」とはその逆側のことである。
また、前記締付ボルト5における前記座面6が配設される側の端部であって当該座面6の外側には、ナット7が固設されている。一方、締付ボルト5の他方の端部は、図1及び図7に示されるように、操作レバー8の根元側端部が締付ボルト5に同行回転可能に固定されている。操作レバー8の先端側には、当該操作レバー8を回動操作するための把持部30が取り付けられている。前記操作レバー8の根元側端部付近に形成された開口部内には、傾斜部31aを有する第1カム31の基部31bが嵌め込まれており、一方、固定ブラケット4に形成された開口部内には、傾斜部32aを有する第2カム32の基部32bが嵌め込まれている。前記傾斜部31a及び傾斜部32aは互いに対向するように配設されており、両傾斜部31a、32aによってカム機構が構成されている。そして、前記操作レバー8を回動操作することにより、前記カム機構によって締付ボルト5が軸方向に沿って所定距離だけ移動し得るようになっている。なお、締付ボルト5の端部のディスク状頭部5aの外周面にはセレーション5bが形成されており、このセレーション5bと噛合するセレーション(図示せず)が、キャップボルト33により操作レバー8に固定されたひょうたん型のプレート34に形成された孔部34aの内周縁に形成されている。
本発明の可動式ステアリング装置は、歯部と歯部の噛合を利用して、ステアリングジャケット1の固定及び固定解除を行っており、このため、本実施の形態では、前記可動ブラケット3に歯部9aを有するテレスコ可動側部材9が固設されるとともに、前記固定ブラケット4に歯部10aを有するチルト固定側部材10が固設されている。また、前記テレスコ可動側部材9に対応して、当該テレスコ可動側部材9の歯部9aに噛合可能な歯部11aを有するテレスコ固定側部材11が設けられるとともに、前記チルト固定側部材10に対応して、当該チルト固定側部材10の歯部10aに噛合可能な歯部12aを有するチルト可動側部材12が設けられている。これらのテレスコ可動側部材9、チルト固定側部材10、テレスコ固定側部材11及びチルト可動側部材12は、締付ボルト5を中心にして同軸状に配設されている。また、前記テレスコ固定側部材11及びチルト可動側部材12は、締付ボルト5の軸方向に沿って移動可能にされている。
つぎに、図3〜4を参照しつつ、各部材9、10、11、12について説明をする。
テレスコ可動側部材9は長方形状を呈しており、前記締付ボルト5が挿通し得る幅の開口部9bが長手方向に沿って形成されている。テレスコ可動側部材9の内側面には前記開口部9bの縁に沿って壁部9cが立設されており、この壁部9cが、可動ブラケット3に形成された固定孔20に圧入されることで当該テレスコ可動側部材9が可動ブラケット3に固定されている。前記テレスコ可動側部材9の外側面には、長辺に沿って一対の凸条からなる当接部9dが形成されている。この当接部9dの当接面9d1は、ステアリングジャケット1の固定時において、前記固定ブラケット4の内側面4aと当接し、また、解除時には、前記当接面9d1が内側面4a上を摺動するか又は内側面4aからわずかに離間した状態で前記ステアリングジャケット1のチルト動作及びテレスコ動作が行われる。また、テレスコ可動側部材9の外側面における前記当接部9d以外の部分には、ステアリングジャケット1の軸方向に沿って連続して歯が形成されて歯部9aを構成している。
前記チルト固定側部材10も、前記テレスコ可動側部材9と同様に長方形状を呈しており、前記テレスコ固定側部材11が挿通し得る幅の開口部10bが長手方向に沿って形成されている。チルト固定側部材10の内側面には前記開口部10bの縁に沿って壁部10cが立設されており、この壁部10cが、固定ブラケット4に形成された固定孔21に圧入されることで当該チルト固定側部材10が固定ブラケット4に固定されている。前記チルト固定側部材10の外側面には、長辺に沿って一対の凸条10dが形成されており、この凸条10dの上面に、ステアリングジャケット1の軸方向と直交する方向に沿って連続して歯が形成されて歯部10aを構成している。
また、チルト可動側部材12は矩形状を呈しており、中央には前記テレスコ固定側部材11が挿通し得る大きさの開口部12bが形成されている。このチルト可動側部材12の内側面には、前記チルト固定側部材10の歯部10aと噛合可能な歯部12aが形成されている。
テレスコ固定側部材11は、角柱形状を呈しており、軸方向に沿って前記締付ボルト5が挿通し得る大きさの孔22が形成されている。テレスコ固定側部材11の内側の端面には、前記テレスコ可動側部材9の歯部9aと噛合可能な歯部11aが形成されている。また、外側の端面近傍の壁面11bから一対の係合部11cが径方向外方に突設されている。この一対の係合部11cは、前記孔22を挟んで対向する位置に形成されている。なお、前記係合部11cに対応して、前記チルト可動側部材12の内側の端面近傍の内壁面12cには径方向内方に環状のつば部12dが突設されている。
このように、本実施の形態では、チルト可動側部材12及びチルト固定側部材10はいずれも開口部を有しており、前記テレスコ固定側部材11の歯部11aは、当該チルト可動側部材12及びチルト固定側部材10を貫通して前記テレスコ可動側部材9の歯部9aに噛合可能なように構成されていることから、チルト可動側部材12、チルト固定側部材10、テレスコ可動側部材9及びテレスコ固定側部材11の4つの部材を同軸化することができ、これらの組み付けを容易に行うことができる。
前記テレスコ可動側部材9とチルト固定側部材10との間であって、前記固定ブラケット4の外側面には、前記チルト可動側部材12を、前記チルト固定側部材10から離反する方向に付勢し得る噛合解除用弾性体13が配設されている。この噛合解除用弾性体13は、矩形状のフレーム体からなっており、その短辺には、固定ブラケット4の外側面から離反する方向に起立する一対の舌片14が互いに対向するように形成されている。
また、前記チルト固定側部材10とチルト可動側部材12の間には、当該チルト可動側部材12と当接し得るとともに、前記舌片14を固定ブラケット4の外側面側に押圧し得るリリースプレート15が配設されている。このリリースプレート15は、前記テレスコ固定側部材11が挿通し得る大きさの開口部15cを有する短角筒部15aと、この短角筒部15aの一端において外方に延設された押圧部15bとで構成されている。押圧部15bは、前記舌片14と当接して当該舌片14を押圧し得るように、上下(図3において上下)に一対形成されている。また、リリースプレート15の幅rwは、前記チルト固定側部材10の一対の凸条10d間の幅twよりも若干小さく設定されており、また前記短角筒部15aはチルト固定側部材10の開口部10bに挿通し得る大きさに設定されている。
さらに、前記テレスコ固定側部材11における歯部11aと反対側、すなわち端面11d側には、当該テレスコ固定側部材11を前記テレスコ可動側部材9の方向に付勢し得る噛合用弾性体16が配設されている。この噛合用弾性体16は、矩形状の板ばねからなっており、その中央には前記締付ボルト5が挿通し得る孔16aが形成されている。噛合用弾性体16は、組み付け時において、前記チルト可動側部材12の内壁面12c、座面6の内側面及びテレスコ固定側部材11の端面11dにより構成される空間内に収容される(図5〜6参照)。
つぎに、図5〜6を参照しつつ、本実施の形態に係る可動式ステアリング装置におけるステアリングジャケット1の固定及び固定解除操作について説明をする。
図5は操作レバー8による締付時の要部説明図である。この状態では、前記第1カム31と第2カム32の互いに対向する面に形成された傾斜部31a、32aからなるカム機構によって、操作レバー8の回動により座面6が軸方向に沿って内側に移動しており、これにより座面6の内側面がチルト可動側部材12の外側端面と当接して当該チルト可動側部材12の歯部12aをチルト固定側部材10の歯部10aと噛合させている。一方、テレスコ固定側部材11の歯部11aは、噛合用弾性体16によりテレスコ可動側部材9側に付勢されつつ歯部9aと噛合している。また、操作レバー8の締付方向への回動に伴い、チルト可動側部材12の内側面は前記リリースプレート15の外側面と当接して当該リリースプレート15とともに軸方向内側に移動し、ついでこのリリースプレート15の押圧部15bが前記噛合解除用弾性体13の舌片14と当接してこの舌片14を押圧した状態となっている。
この固定状態では、固定側部材の歯部と可動側部材の歯部との噛合により可動ブラケット3の移動が規制されているので、外部の力がステアリングジャケット1などに作用しても、当該ステアリングジャケット1が設定位置から移動するのを確実に防止することができる。したがって、衝突時に運転手がエアバッグにぶつかり、エアバッグを介してステアリングジャケット1に過大入力があった場合においても、エアバッグの展開位置が不適切になることがなく、当該エアバッグの所期の性能を発揮させることができる。また、テレスコ方向の噛合が確実であることから、固定ブラケット4と車体側との固定部(図示せず)の衝撃による分断を可能としている。
本実施の形態では、テレスコ固定側部材11の歯部11aとテレスコ可動側部材9の歯部9aとの噛合を、噛合用弾性体16の弾性力を用いて行うことから、チルト可動側部材12の歯部12aとチルト固定側部材10の歯部10aとの噛合、及び、テレスコ固定側部材11の歯部11aとテレスコ可動側部材9の歯部9aとの噛合の両方を締付ボルト5の軸力を用いて行う場合に比べ、噛合用弾性体16により寸法誤差が吸収できるため、歯の仕上がり寸法精度を低く抑えることができ、また組み付けも容易になる。
図6は操作レバー8による固定解除時の要部説明図である。締付(固定)状態においては、前述したように、前記噛合解除用弾性体13の舌片14によりリリースプレート15の押圧部15bが外側に押圧された状態になっているが、操作レバー8を解除方向に回動させると、この押圧力によってリリースプレート15が軸方向外側に移動する。そして、このリリースプレート15の移動により、当該リリースプレート15と当接しているチルト可動側部材12、さらには当該チルト可動側部材12と当接している座面6が軸方向外側に移動する。このように、噛合解除用弾性体13によってチルト可動側部材12がチルト固定側部材10から離反する方向に付勢されているため、チルト可動側部材12の歯部12aをチルト固定側部材10の歯部10aから、噛合方向と平行にずらすことができ、両歯部を確実に引き離すことができる。また、前記噛合解除用弾性体13には上下一対の舌片14が形成されており、この舌片14によってリリースプレート15及びチルト可動側部材12が押圧されることから、チルト可動側部材12に均等に押圧力を作用させて、チルト固定側部材10から離反する方向に移動させることができる。その結果、チルト可動側部材12をスムーズに噛合解除方向に移動させることができる。また、舌片14という簡単な構成で、チルト可動側部材12に噛合解除用の弾性力を付与することができる。
一方、チルト可動側部材12が軸方向外側に移動すると、当該チルト可動側部材12のつば部12dがテレスコ固定側部材11の係合部11cと係合していることから、テレスコ固定側部材11も軸方向外側に移動する。これにより、テレスコ固定側部材11の歯部11aとテレスコ可動側部材9の歯部9aとの噛合が解除される。この場合、テレスコ固定側部材11はチルト可動側部材12との係合により噛合解除方向に強制的に移動させられるので、歯部11aと歯部9aとを確実に離反させることができ、チルト及びテレスコ操作時に歯と歯が干渉し合うことがない。このため、ステアリングホイールの位置調整をスムーズに且つ確実に行うことができる。
また、本実施の形態では、チルト可動側部材12とテレスコ固定側部材11とが互いに独立して軸方向に移動可能であり、換言すれば、チルト可動側部材12の歯部12aとチルト固定側部材10の歯部10aの噛合、及びテレスコ可動側部材9の歯部9aとテレスコ固定側部材11の歯部11aの噛合が互いに影響し合わないことから、これら歯部の仕上がり寸法精度を、同時に噛合させる場合のように高く設定しなくてもよい。その結果、製作が容易になるとともに、コストダウンを図ることができる。
なお、本発明の可動式ステアリング装置は前記実施の形態に限定されるものではなく、各可動側部材及び固定側部材の形状は適宜変更が可能であり、また舌片14や、噛合用弾性体16である板ばねに代えて、例えばコイルばねを採用することも可能である。
本発明の可動式ステアリング装置の一実施の形態の要部斜視図である。 図1に示される可動式ステアリング装置の部分拡大図である。 図1に示される可動式ステアリング装置の主要部の分解説明図である。 図1に示される可動式ステアリング装置の主要部の分解説明図である。 レバーによる固定時の要部説明図である。 固定解除時の要部説明図である。 図1に示される可動式ステアリング装置の操作レバー側の部分断面図である。 従来のステアリングコラムの要部分解斜視図である。 図8の一部背面斜視図である。
符号の説明
1 ステアリングジャケット
2 ステアリングホイール
3 可動ブラケット
4 固定ブラケット
5 締付ボルト
6 座面
7 ナット
8 操作レバー
9 テレスコ可動側部材
9a 歯部
10 チルト固定側部材
10a 歯部
11 テレスコ固定側部材
11a 歯部
11c 係合部
12 チルト可動側部材
12a 歯部
12d つば部
13 噛合解除用弾性体
14 舌片
15 リリースプレート
15b 押圧部
16 噛合用弾性体
31 第1カム
32 第2カム
S 可動式ステアリング装置

Claims (3)

  1. ステアリングホイールのチルト及びテレスコピック動作が可能な可動式ステアリング装置であって、
    前記ステアリングホイールを有するステアリングジャケットが固定されるとともに、歯部を有するテレスコ可動側部材が固設された可動ブラケットと、
    この可動ブラケットの外側に配設されるとともに車体側に固定され、且つ歯部を有するチルト固定側部材が固設された固定ブラケットと、
    前記チルト固定側部材の歯部に噛合可能な歯部を有するチルト可動側部材と、
    前記テレスコ可動側部材の歯部に噛合可能な歯部を有するテレスコ固定側部材と
    を備えており、
    前記固定ブラケットの外側面には、前記チルト可動側部材を、前記チルト固定側部材から離反する方向に付勢し得る噛合解除用弾性体が配設されており、且つ
    前記チルト可動側部材がチルト固定側部材から離反する際に、前記テレスコ固定側部材を前記テレスコ可動側部材から離反させ得るように、当該チルト可動側部材とテレスコ固定側部材とが係合可能であることを特徴とする可動式ステアリング装置。
  2. 前記テレスコ固定側部材における歯部と反対側には、当該テレスコ固定側部材を前記テレスコ可動側部材の方向に付勢し得る噛合用弾性体が配設されている請求項1に記載の可動式ステアリング装置。
  3. 前記噛合解除用弾性体が、固定ブラケットの外側面から離反する方向に起立する一対の舌片を有しており、且つ
    前記チルト可動側部材とチルト固定側部材との間に、当該チルト可動側部材と当接し得るとともに、前記舌片を固定ブラケットの外側面側に押圧し得るリリースプレートが配設されている請求項1〜2のいずれかに記載の可動式ステアリング装置。
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