JP2008054749A - X線診断装置、及び、操作ガイド方法 - Google Patents

X線診断装置、及び、操作ガイド方法 Download PDF

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Abstract

【課題】寝台の位置または管球の初期位置あわせを容易にし、撮影までに要する時間を短縮することが可能なX線診断装置及び操作ガイド方法を提供すること。
【解決手段】入力手段9と、入力手段からの入力信号に基づいて寝台を起倒及び/または昇降させる制御手段33と、複数の被検体の状態に対応させて被検体を載置するときの寝台の位置を予め記憶する記憶手段35と、表示手段2と、被検体を載置するときに、入力手段からの被検体の状態の選択を受け、表示手段に、制御手段に寝台が選択された被検体の状態に対応する記憶手段に記憶された寝台の位置となるように制御させる入力手段による操作手順をガイドする表示を行う表示制御手段32と、を備えることを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、被検体を載せる寝台と、寝台を挟み対向して、一方にX線発生器と他方にX線検出器とが対向配置された撮影手段とを備えるX線診断装置、及びそのX線診断装置における操作ガイド方法に関する。
従来から、患者(被検体)を載せる寝台と、その寝台を挟み対向して、一方に管球(X線発生器)と他方にX線検出器とが対向配置された撮影手段とを備えるX線診断装置が用いられている(例えば、特許文献1参照。)。このようなX線診断装置は、寝台を昇降または起倒させ、且つ撮像部を患者の体軸方向または体軸と直交する方向に移動させることにより、患者の体位を横臥状態、立位状態または斜め状態として所望の部位の撮影を行うことができるようになっている。
また、上記の撮影までの準備として、寝台に患者を載せて、寝台を撮影時の位置に管球を撮影位置に大まかに合わせることが行われる。そして、寝台の状態や管球位置を微調整して撮影が行われる。
ところで、患者を寝台に載せる場合には、寝台を起倒または昇降させて、例えば患者が健全者、足が不自由、または、寝たきりなどといった患者の身体の状態、特に患者の四肢の状態(以下、略して患者の状態という)に対して最適な寝台の向き及び高さなどの位置となるように位置合わせを行うことが行われていた。例えば、健全者の場合には、寝台を直立状態とした起倒位置で且つ乗降可能な高さまで下降させた位置とし、健全者が立ったまま乗れるようにする、また、足が不自由な患者の場合には、例えば車椅子に乗った患者であれば、寝台を水平状態とした起倒位置で且つ車椅子からの移動が容易な高さまで下降させた位置とすることで、患者が容易に車椅子から寝台に移れるようにするなどが行われていた。
また、上述のような寝台の位置合わせを容易にするように、例えば、寝台を直立状態とし乗降可能な高さとする立位乗降モード、寝台を水平な状態とし乗降可能な高さとする水平乗降モードなどの乗降モードを予め備え、乗降モードを選択することにより最適な位置合わせができるようになっているものがある。
しかしながら、乗降モードの選択は、技師または医師(以下、操作者という)が、患者の状態を見て選択していた。すなわち、操作者は、患者の状態、例えば患者が健全者、足が不自由、または、寝たきりなどを識別し、どの乗降モードが最適であるかをその度ごとに決定し、乗降モードの選択が行われていた。
また、操作者は、操作パネルを用い、決定した乗降モードに対応する釦などを押下するなどの操作を行って、寝台を決定した乗降モードの位置にしていた。このような操作パネルには多数の釦が配置されている場合があるため、操作者は、決定した乗降モードに対応する釦を探す必要があった。
また、管球の位置を合わせる場合に、操作者が、撮影部位から合わせるべき管球位置を決定し、操作パネルの操作を行ってその位置となるように移動させていた。つまり、操作者は、患者の撮影部位から管球をどこに合わせるか決定し、操作パネルを用いて操作する必要があった。また、操作するときに、釦を探す必要があった。
また、患者の状態や撮影部位の組み合わせるは多数あり、その多数の組み合わせのそれぞれに応じて、乗降モード及び管球位置を決定し、決定した乗降モード及び管球位置なるように操作パネルを操作することは、更に容易ではなく、さらに時間がかかってしまうことがあった。
特開2000−201915号公報
したがって、操作者が慣れていない場合などには、乗降モードの決定や操作、管球位置の決定や操作に時間がかかってしまうことがあり、患者を載置するときの寝台の位置合わせや管球の位置合わせの操作は容易ではなかった。また、乗降モードの決定が誤っていた場合には、再度乗降モードの選択を行うことになり、さらに時間がかかってしまう場合があった。
上述のように、寝台や管球の位置合わせといった撮影までの準備に時間がかかってしまえば、患者の待ち時間が長くなり、患者への負担を生じさせることがあった。また、操作者への負担も大きく、操作者を疲労させてしまうことがあった。また、この負担や疲労による誤診断を発生することが懸念される。
したがって、X線撮影の前の寝台への患者を載せるための寝台の位置の決定及び操作や、管球の位置の決定や操作を容易にできるようにすることが望まれる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、撮影前に行う寝台の位置または管球の初期位置あわせを容易にし、撮影までに要する時間を短縮することが可能なX線診断装置及び操作ガイド方法を提供することにある。
上記課題を解決するために請求項1に記載の発明は、被検体を載置する寝台と、前記寝台を挟み一方の側にX線発生器と他方にX線検出器とが対向配置された撮影手段とを備え、前記被検体にX線を曝射してX線撮影を行うX線診断装置であって、入力手段と、前記入力手段からの入力信号に基づいて前記寝台を起倒及び/または昇降させることによって移動制御する制御手段と、複数の前記被検体の身体の状態と、前記被検体を前記寝台に載置するときの前記寝台の向きを含む位置を示す複数の乗降モードを対応させて予め記憶する記憶手段と、表示手段と、前記被検体を載置するときに、前記入力手段からの前記被検体の身体の状態の指示を受け、前記制御手段に前記寝台が前記指示された被検体の身体の状態に対応する前記記憶手段に記憶された前記乗降モードにおける寝台の位置となるように制御させるための前記入力手段による操作手順をガイドする表示を前記表示手段に行う表示制御手段と、を備えることを特徴としている。
また、請求項5に記載の発明は、被検体を載置する寝台と、前記寝台を挟み一方の側にX線発生器と他方にX線検出器とが対向配置された撮影手段とを備え、前記被検体にX線を曝射してX線撮影を行うX線診断装置であって、入力手段と、前記入力手段からの入力信号に基づいて前記撮影手段を前記寝台に沿って相対的に移動させる制御手段と、複数の前記被検体の撮影位置に対応させて前記X線撮影を行うときの前記撮影手段の初期位置を予め記憶する記憶手段と、表示手段と、前記X線撮影を行う前に、前記入力手段からの前記被検体の撮影位置の指示を受け、前記制御手段に前記撮影手段が前記指示された被検体の撮影位置に対応する前記記憶手段に記憶された前記初期位置となるように制御させるための前記入力手段による操作手順をガイドする表示を前記表示手段に行う表示制御手段と、を備えることを特徴としている。
また、請求項9に記載の発明は、被検体を載置する寝台と、前記寝台を挟み一方の側にX線発生器と他方にX線検出器とが対向配置された撮影手段とを備え、前記被検体にX線を曝射してX線撮影を行うX線診断装置であって、入力手段と、前記入力手段からの入力信号に基づいて前記寝台を起倒及び/または昇降させるとともに、前記入力手段からの入力信号に基づいて前記撮影手段を前記寝台に沿って相対的に移動させる制御手段と、複数の前記被検体の身体の状態と撮影部位との組み合わせに対応させて前記被検体を前記寝台に載置するときの前記寝台の向きを含む位置を示す複数の乗降モード及び前記X線撮影を行うときの前記撮影手段の初期位置を予め記憶する記憶手段と、表示手段と、前記被検体を載置するときに、前記入力手段からの前記組み合わせの指示を受け、前記制御手段に前記寝台が前記指示された組み合わせに対応する前記記憶手段に記憶された前記乗降モードにおける寝台の位置となるように制御させるための第1の操作手順をガイドする表示を前記表示手段に行った後、前記制御手段に前記撮影手段が前記指示された組み合わせに対応する前記記憶手段に記憶された前記初期位置となるように制御させるための前記入力手段による第2の操作手順をガイドする表示を前記表示手段に行う表示制御手段と、を備えることを特徴としている。
また、請求項11に記載の発明は、被検体を載置する寝台と、前記寝台を挟み、一方の側にX線発生器と他方にX線検出器とが対向配置された撮影手段とを備え、前記被検体にX線を曝射してX線撮影を行うX線診断装置における操作ガイド方法であって、予め複数の前記被検体の身体の状態と、前記被検体を前記載置するときの前記寝台の向きを含む位置を示す複数の乗降モードを対応させて記憶する段階と、前記被検体を載置するときに、前記被検体の身体の状態の指示を受ける段階と、前記寝台が前記指示された被検体の状態に対応する前記記憶された前記乗降モードにおける寝台の位置となるように制御させるための操作手順をガイドする表示を行う段階と、前記ガイドに基づいて操作された場合に前記寝台が前記乗降モードの位置となるように制御する段階とを含むことを特徴としている。
また、請求項12に記載の発明は、被検体を載置する寝台と、前記寝台を挟み、一方の側にX線発生器と他方にX線検出器とが対向配置された撮影手段とを備え、前記被検体にX線を曝射してX線撮影を行うX線診断装置における操作ガイド方法であって、予め複数の前記被検体の撮影位置に対応させて前記X線撮影を行うときの前記撮影手段の初期位置を記憶する段階と、前記X線撮影を行う前に、前記被検体の撮影位置の指示を受ける段階と、前記X線発生器が前記指示された被検体の撮影位置に対応する前記記憶された前記初期位置となるように制御させるための操作手順をガイドする表示を行う段階と、前記ガイドに基づいて操作された場合に前記撮影手段が前記初期位置となるように制御する段階とを含むことを特徴としている。
また、請求項13に記載の発明は、被検体を載置する寝台と、前記寝台を挟み、一方の側にX線発生器と他方にX線検出器とが対向配置され、前記被検体にX線を曝射してX線撮影を行うX線診断装置における操作ガイド方法であって、予め複数の前記被検体の身体の状態と撮影部位との組み合わせに対応させて前記被検体を前記寝台に載置するときの前記寝台の向きを含む位置を示す乗降モード及び前記X線撮影を行うときの前記撮影手段の初期位置を記憶する段階と、前記被検体を載置するときに、前記組み合わせの指示を受ける段階と、前記寝台が前記指示された組み合わせに対応する前記記憶された前記乗降モードにおける寝台の位置となるように制御させるための第1の操作手順をガイドする表示を行う段階と、前記第1の操作手順のガイドに基づいて操作された場合に、前記寝台を前記被検体の身体の状態に対応する乗降モードの位置になるように制御する段階と、前記撮影手段が前記指示された組み合わせに対応する前記記憶された前記初期位置となるように制御させる第2の操作手順をガイドする表示を行う段階とを含むことを特徴としている。
本発明のX線診断装置及び操作ガイド方法によれば、患者の状態または撮影位置に応じて、被検体を載置するときの寝台位置または撮影手段の初期位置を容易にあわせることができ、撮影までに要する時間を短縮することが可能となる。
まず、本発明に係る実施形態としてのX線診断装置について、図を参照しつつ説明する。
また、本実施の形態のX線寝台装置は、寝台を直立状態とし乗降可能な高さとする立位乗降モード、寝台を水平な状態とし乗降可能な高さとする水平乗降モードの乗降モードを備え、乗降モードの選択に応じて寝台の位置合わせができるようになっている。
(構成)
図1は、X線診断装置の概略外観図である。また、図1(a)は、水平乗降モードにおける寝台5の位置を示し、図1(b)は、立位乗降モードにおける寝台5の位置を示す。
図1に示すように、X線診断装置は、基台51、被検体(以下、患者ということがある)P(図示せず)を載置する寝台5、及び、寝台5を挟み対向してX線発生部7とX線検出器4が設けられている。
寝台5は、図1(a)に示すX軸、Z軸、X軸とZ軸に直交するY軸の各軸方向に移動可能(Z軸方向の移動を昇降ということがある)、且つ、基台51に対し回転中心52を中心として起倒可能に基台51に保持されている。そして、寝台5を起倒、昇降させることにより、寝台5を水平な状態とし乗降可能な高さに昇降させて図1(a)に示す水平乗降モードにおける位置、または寝台5を直立状態とし乗降可能な高さに昇降させることにより図1(b)に示す立位乗降モードにおける位置にすることができる。
X線発生部7及びX線検出器4は、支持部53を介して一体となり連動する。また、X線発生部7及びX線検出器4は、寝台5に沿って移動する、すなわち、図1(a)に示すように寝台5が水平状態の場合には、X軸またはY軸の各軸方向に移動し、図1(b)に示すように寝台5が直立状態の場合には、Y軸またはZ軸の各軸方向に移動するようになっている。本発明の撮影手段は、X線発生部7、X線検出器4は、及び支持部53により構成される。
図2は、本実施形態に係るX線診断装置の制御構成を示す機能ブロック図である。図2に示すように、本実施の形態のX線診断装置は、被検体PにX線を照射して画像信号を出力するX線撮影部1と、本装置の各部の制御を行う制御部3と、各種入力や操作を行うための操作入力部9と、画像信号に基づく透視画像や撮影画像等を表示するためのモニタ2とを含んで構成されている。
操作入力部9(入力手段)は、キー、スイッチ等の入力デバイスや、マウス・トラックボール、レバー等のデバイスや、タッチコマンドスクリーン(図示せず。また、TCSという)などから構成されている。そして、操作を行うための各種入力などに対応する信号が制御部3に出力される。
図3に操作入力部9に配置される一部のキー等の配列の一例を示す。寝台を上述の立位乗降モードの位置となるように動作させるためのキー911と、その下側には「立位乗降モード」の文字表示及び文字表示の左側に本発明のランプであるLED921、また、寝台を上述の水平乗降モードの位置となるように動作させるためのキー912と、その下側には「水平乗降モード」の文字表示及び文字表示の左側にLED922が配置される。また、これらのキー911、912の下側には、X線発生部7及びX線検出器4を寝台5に沿って上下方向及び左右方向に移動させるためのキー913、914、915、916が十字状に配置される。ここで、上下方向とは被検体Pを寝台5に載置したときの体軸方向の頭側を上方向、足側を下方向とする。また、左右方向とは、体軸方向に直交する方向で寝台5に向かって右を右方向、左を左方向とする。キー913は、上方向に移動させるキーで、その下側には「上」の文字表示及び文字表示の左側にLED923が配置される。キー915は、下方向に移動させるキーで、その下側には「下」の文字表示及び文字表示の左側にLED925が配置される。キー914は、右方向に移動させるキーで、その下側には「右」の文字表示及び文字表示の左側にLED924が配置される。キー916は、左方向に移動させるキーで、その下側には「左」の文字表示及び文字表示の左側にLED926が配置される。
X線撮影部1は、被検体Pを載置するための寝台5、X線発生部7、X線検出器4、寝台位置検出手段11、寝台移動手段12、X線管位置検出手段13及びX線管移動手段14を有している。
X線発生部7は、高電圧発生器72、X線管71(X線発生器)及びX線絞り62を含んで構成され、制御部3により制御され、X線管71からX線を寝台5の被検体に向けて照射する。また、X線絞り62は、図示しないが例えば鉛などのX線遮蔽体で開口部を形成し、開口度合いを調整することにより、照射野が拡大縮小するようになっている。
X線検出器4は、例えばFPD(Flat Panel Detector)装置が用いられ、被検体Pを透過したX線を受けて画像信号に変換し制御部3へ出力する。例えば画像信号は、各画素の明るさを示す輝度情報である。また、イメージングインテンシファイア(I.I.)及びX線TVカメラを含む構成であってもよい。
寝台位置検出手段11(第1の検出手段)は、図示しないエンコーダやセンサー等で構成され、寝台5の水平状態や直立状態といった起倒位置、或いは昇降位置(高さ)等を検出し、検出した位置に対応する信号を表示制御手段32或いは寝台移動制御手段33に出力する。
寝台移動手段12は、図示しない駆動機構を構成され、寝台移動制御手段33に制御されて、寝台5をX軸、Z軸及びY軸の各軸方向へ移動し、または、寝台5を起倒する。
X線管位置検出手段13(第2の検出手段)は、図示しないエンコーダやセンサー等で構成され、X線発生部7及びX線検出器4の位置を検出し、検出した位置に対応する信号を表示制御手段32或いはX線管移動制御手段34に出力する。
X線管移動手段14は、図示しない駆動機構で構成され、X線管移動制御手段34に制御されて、支持部53を介して一体のX線発生部7及びX線検出器4を寝台5に沿って移動する。すなわち本発明にいうX線発生器の移動は、X線管71の移動であり、本例ではX線管71を移動することは、X線発生部7及びX線検出器4の移動することを意味する。
制御部3は、X線制御手段30、画像処理ユニット31、表示制御手段32、寝台移動制御手段33、X線管移動制御手段34及び記憶部35を含んでいる。
制御部3(制御手段)は、CPU等の演算制御装置を含み、プログラムを格納するROM等のプログラム格納部(図示省略)を含み、記憶されたプログラムや操作入力部9から出力される各種信号などに従ってX線診断装置の各部の制御を行う。また、そのプログラムを実行するときのワークエリアを構成するシステムメモリ(図示せず)や不揮発性RAMなどで構成される記憶手段を含んで構成される。
X線制御手段30は、X線照射条件を設定し、設定されたX線照射条件に基づいてX線発生部7を制御する。そして、X線発生部7は、X線管71からX線を寝台5の被検体に向けて照射する。
画像処理ユニット31は、撮影により得られた画像信号に基づいて画像をモニタ2に表示させるように制御を行う、または、画像信号を画像記憶部36に記憶する。
寝台移動制御手段33は、操作入力部9から出力される寝台5を移動させる信号、または、寝台位置検出手段11からの信号を受けて、それらの信号に基づいて、寝台5の移動または起倒を行うように寝台移動手段12を制御する。
X線管移動制御手段34は、操作入力部9から出力されるX線発生部7及びX線検出器4を移動させる信号、または、X線管位置検出手段13からの信号を受けて、その信号に基づいて、X線発生部7及びX線検出器4を移動するようにX線管移動手段14を制御する。
記憶部35は、〔背景技術〕で述べた患者の状態と撮影を行う前に患者を寝台5に載置するときに寝台5の乗降モード、撮影部位とX線管71の初期位置を関連付けたテーブル351を記憶する。
ここで、図4にテーブル351の構成の一例を示す。図4に示すように、テーブル351には、複数の患者ケースと各患者ケースに対応して乗降モードとX撮影を開始する前のX線発生器の初期位置としての管球位置が記憶されている。患者ケースは患者の状態と撮影部位とで定義される。例えば、「患者ケース1」は、患者の状態が「健全者」で撮影部位が「首」である。また、「患者ケース2」以下は、図4に示すように定義される。また、各患者ケースに対応して乗降モードと管球位置とが記憶される。例えば、図4に示すように「患者ケース1」に対応して、乗降モード「立位乗降モード」及び管球位置「上部中央」が記憶される。
乗降モードは、健全者が立ったまま寝台5に乗れるように、また、足が不自由なまたは寝たきりの患者の場合には、車椅子またはストレッチャーから容易に移れる或いは移すことができるように、図4に示すように、患者ケースの患者状態が「健全者」の場合に乗降モードを「立位乗降モード」とし、患者ケースの患者状態が「足が不自由」或いは「寝たきり」の場合に、「水平乗降モード」とした。
また、図5は、寝台5に対する管球位置を説明するための図である。また、管球位置とは、寝台5に対するX線管71の相対的な位置を示す。また、図5は、寝台5をX線検出器4側から見た図で、上下方向とは寝台5に載置される患者の体軸方向で、頭側を「上部」、足側を「下部」、中央を「中央部」とし、左右方向は寝台5に向かって右側を「右」、左側を「左」、中央を「中央」とした。また、管球位置を「×」印で上下方向3箇所及び左右箇所3部分を組み合わせた9箇所に示した。図4に示す管球位置はそれぞれ図5に「×」印で示した位置に対応し、図5において上下方向が「上部」で左右方向が「中央」の「×」印の管球位置を図4において「上部中央」と示す。
また、図4に示す管球位置は、撮影部位に対応して定められる。図5には部位を示したが、その部位に対応する寝台における上下方向の位置と左右方向の位置から定められる。ただし、図5は、一例として患者を仰向けに横臥させた場合ついてのものである。患者をうつ伏せにして載置する場合には、患者ケースを撮影体位(仰向け、うつ伏せ)を含めて定義し、撮影部位及び撮影体位との組み合わせから、管球位置を定めるようにすればよい。
表示制御手段32は、患者ケースに基づいて、選択により指示される患者ケースに対応するテーブル351の乗降モードまたは管球位置となるように操作入力部9に配置されたLEDを順次点灯或いは点滅(以下、点滅を例にする)させて操作手順、すなわちキーを押下する手順をガイドする。また、表示制御手段32は、寝台位置検出手段11及びX線管位置検出手段13からの信号に基づきLEDの点滅を切り換える。すなわち、本発明の表示手段は、操作入力部9に配置されたLEDにより構成される(例えば、図3に示すLED921〜926)。また、表示制御手段32は、操作入力部9のTCSの表示を制御する。
表示制御手段32は、乗降モードについて、テーブル351に記憶された乗降モードに相当するキー911または912に対応するLED921または922を点滅させる。また、管球位置については、例えばX線管位置検出手段13によって、X線管71の現在位置を判断し、現在位置と管球位置とから移動させるべき方向を判断して、その移動させるべき方向に対応するキーに対応するLEDを点滅させる。また、X線管71がホームポジション(所定位置)にあるものとすれば、その所定位置と管球位置とから移動させるべき方向を判断して、その移動させるべき方向のキーに対応するLEDを点滅させる。
患者ケースは、例えば操作入力部9を用いて選択され、操作入力部9に患者ケースに対応して選択用のキー(図示せず)を設け、または表示制御手段32がTCSに患者ケースを選択可能に表示するなどして、選択するようにすればよい。そして、表示制御手段32は、操作入力部9を用いて患者ケースの選択がなされると、操作入力部9からその選択の信号を受け、テーブル351を参照し、選択された患者ケースに対応する乗降モード及び管球位置となるように、操作入力部9に配置されたLEDを点滅させ、操作のガイドを行う。
点滅するLEDの乗降モードのキーが押下されると、寝台移動制御手段33は、操作入力部9から信号を受けて、寝台5がその乗降モードの位置となるように寝台移動手段12を制御し、寝台5を移動または起倒させる。また、寝台位置検出手段11によりその乗降モードの位置となったことを検出したら寝台5の移動または起倒を停止させる。
点滅するLEDのX線発生部7及びX線検出器4を移動させるキー(キー913、914、915または916)が押下されると、X線管移動制御手段34は、操作入力部9から信号を受けて、X線管71の上下方向または左右方向の位置がその管球位置となるようにX線管移動手段14を制御し、X線発生部7及びX線検出器4を移動させる。また、X線管位置検出手段13によりその位置となったことを検出したらX線発生部7及びX線検出器4の移動を停止させる。
また、表示制御手段32は、寝台位置検出手段11による検出結果、またはX線管位置検出手段13による検出結果を受け、LEDの点滅を停止させる。その後に、次の動作のためのLEDの点滅を行わせる。
(動作)
次に、本実施形態に係るX線診断装置に用いられる操作ガイド方法について、図6を参照しつつ説明する。図6は、本実施形態に係るX線診断装置における動作態様を示すフローチャートである。
例えば、患者ケース1の場合を例にして、X線診断装置における操作ガイドを説明する。患者ケース1は、患者の状態が「健全者」で撮影部位は「首」である。
まず、操作者が、患者を見るまたはカルテなどを見ることによって、患者の状態及び撮影部位から操作入力部9を用いて患者ケースの選択を行う(S101)。本例では、患者ケース1を選択する。
表示制御手段32は、操作入力部9からその選択の信号を受け、テーブル351を参照し、患者ケース1に対応する乗降モード及び管球位置を読み出して、例えば表示制御手段32の図示しない記憶手段に記憶しておく(S102)。患者ケース1に対応する乗降モードは「立位乗降モード」、管球位置は「上部中央」である。
まず、第1の操作ガイドとして、表示制御手段32は、まずキー911に対応するLED921を点滅させて、操作者にキー911を押下するようにガイドする(S103)。操作者が、LED921が点滅している間、キー911を押下し、操作入力部9は、キー911に対応する信号を寝台移動制御手段33に出力する(S104、Y)。
寝台移動制御手段33は、操作入力部9からキー911に対応する信号を受けて、寝台移動手段12を制御し、寝台5を立位乗降モードの位置、すなわち、直立させるように起倒し且つ乗降可能な高さまで昇降させるように移動させる(S105)。
そして、寝台位置検出手段11は、寝台5が立位乗降モードの位置となったことを検出し、その信号を寝台移動制御手段33及び表示制御手段32に出力する(S106、Y)。
寝台移動制御手段33は、この信号を受け、寝台移動手段12を制御し、寝台5の移動を停止させ、表示制御手段32は、寝台位置検出手段11からの信号を受け、LED921の点滅を停止する(S107)。このようにして、寝台5を立位乗降モードの位置に合わせることができる。ここで、健全者の被検体Pは、立ったままで寝台5に乗ることができる。また、本例では、キー911を押下することにより寝台5を立位乗降モードの位置に移動させるようにしたが、昇降させるためのキー及びLEDや起倒させるためのキー及びLEDを別々に設けて、これらのキーのLEDを順次点滅させガイドし、寝台5を立位乗降モードの位置に移動させることも可能である。ただし、本例のように乗降モードごとにキーやLEDを用意したほうが便利である。
次に、第2の操作ガイドとして、表示制御手段32は、X線発生部7及びX線検出器4を管球位置「上部中央」に移動させるようにLEDを順次点滅させガイドを行う(S108)。本例では、X線発生部7及びX線検出器4の所定位置として寝台5の右下端にある場合を例に以下の説明を行う。表示制御手段32は、所定位置と管球位置とから上方向及び左方向に移動させるべきと判断し、まず上方向に移動させるように、キー913に対応するLED923を点滅させて、操作者にキー913を押下するようにガイドする。操作者は、LED923が点滅している間、キー913を押下し、操作入力部9は、キー913に対応する信号をX線管移動制御手段34に出力する(S109、Y)。
X線管移動制御手段34は、操作入力部9からキー913に対応する信号を受けて、X線管移動手段14を制御し、X線発生部7及びX線検出器4を上部方向に移動させる(S110)。
そして、X線管位置検出手段13がX線発生部7及びX線検出器4が上部となったことを検出し、その信号をX線管移動制御手段34及び表示制御手段32に出力する(S111、Y)。
X線管移動制御手段34は、この信号を受け、X線管移動手段14を制御し、移動を停止させる。表示制御手段32は、X線管位置検出手段13からの信号を受け、LED923の点滅を停止する(S112)。
さらに次に、左方向に移動させるように、キー916に対応するLED926を点滅させて、操作者にキー916を押下するようにガイドする(S113)。操作者は、LED926が点滅している間、キー916を押下し、操作入力部9は、キー916に対応する信号をX線管移動制御手段34に出力する(S114、Y)。
X線管移動制御手段34は、操作入力部9からキー916に対応する信号を受けて、X線管移動手段14を制御し、X線発生部7及びX線検出器4を左方向に移動させる(S115)。
X線管位置検出手段13がX線発生部7及びX線検出器4が左右方向の中央となったことを検出し、その信号をX線管移動制御手段34及び表示制御手段32に出力する(S116、Y)。X線管移動制御手段34は、この信号を受け、X線管移動手段14を制御し、移動を停止させ、表示制御手段32は、X線管位置検出手段13からの信号を受け、LED926の点滅を停止する(S117)。このようにして、X線発生部7及びX線検出器4を「上部中央」の位置に合わせることができる。
上記説明では、一例として患者ケース1の場合を説明したが、患者ケース2以降の場合も、選択された患者ケースに対応する乗降モード、管球位置となるように同様に行うことができる。そして、操作者は、X線管の位置の微調整などを行って撮影を開始する。
上述のようにして患者ケースを選択するだけで、乗降モード、管球位置についての操作がガイドされ、寝台を患者の状態に合った乗降モード、管球位置にすることが可能となる。このようにして撮影までの準備に要する時間を短縮できる。
また、本例は、患者ケースを患者の状態と撮影位置で定義し、その患者ケースに対応する乗降モード、管球位置を記憶させて、乗降モード、管球位置に基づいて制御するようにしたが、例えば、患者の状態に対応させて乗降モードを記憶させ、患者の状態の選択を受けて乗降モードに応じた寝台の位置あわせを行うようにしてもよい。また、撮影位置に対応させて管球位置を記憶させ、撮影位置の選択を受けて管球位置に応じたX線管の位置あわせを行うようにしてもよい。
また、本例ではX線発生部7及びX線検出器4を移動させて管球位置を合わせるように説明したが、寝台5を移動させ、或いは、寝台5及びX線発生部7及びX線検出器4を移動させて合わせるようにしてもよい。
本発明に係るX線診断装置の概略外観図で、(a)は水平乗降モードにおける寝台の位置、(b)は立位乗降モードにおける寝台の位置を示す。 本発明に係るX線診断装置の制御構成を表す機能ブロック図である。 操作入力部に配置される一部のキー等の配列の一例を示す図である。 記憶部に記憶されるテーブルの構成の一例を示す図である。 寝台に対する管球位置を説明するための図である。 本実施形態に係るX線診断装置における動作態様を示すフローチャートである。
符号の説明
1 X線撮影部
2 モニタ
3 制御部
4 X線検出器
5 寝台
7 X線発生部
9 操作入力部
11 寝台位置検出手段
12 寝台移動手段
13 X線管位置検出手段
14 X線管移動手段
31 画像処理ユニット
32 表示制御手段
33 寝台移動制御手段
34 X線管移動制御手段
35 記憶部
36 画像記憶部
51 基台
52 回転中心
53 支持部
62 X線絞り
71 X線管
72 高電圧発生器
351 テーブル
911〜916 キー
921〜926 LED
P 被検体

Claims (13)

  1. 被検体を載置する寝台と、前記寝台を挟み一方の側にX線発生器と他方にX線検出器とが対向配置された撮影手段とを備え、前記被検体にX線を曝射してX線撮影を行うX線診断装置であって、
    入力手段と、
    前記入力手段からの入力信号に基づいて前記寝台を起倒及び/または昇降させることによって移動制御する制御手段と、
    複数の前記被検体の身体の状態と、前記被検体を前記寝台に載置するときの前記寝台の向きを含む位置を示す複数の乗降モードを対応させて予め記憶する記憶手段と、
    表示手段と、
    前記被検体を載置するときに、前記入力手段からの前記被検体の身体の状態の指示を受け、前記制御手段に前記寝台が前記指示された被検体の身体の状態に対応する前記記憶手段に記憶された前記乗降モードにおける寝台の位置となるように制御させるための前記入力手段による操作手順をガイドする表示を前記表示手段に行う表示制御手段と、を備えることを特徴とするX線診断装置。
  2. 前記寝台の向きを含む位置を検出する検出手段を更に備え、
    前記制御手段は、前記入力手段が前記ガイドに基づいて操作された場合に、前記寝台を前記被検体の身体の状態に対応する乗降モードの位置になるように制御し、前記検出手段が前記寝台が前記乗降モードにおける位置となったことを検出した場合に、前記寝台の移動制御を停止し、前記表示制御手段に対して前記表示を終了させる請求項1に記載のX線診断装置。
  3. 前記入力手段は、前記乗降モードに係る複数の操作箇所を含み、
    前記表示手段は、前記複数の操作箇所を示すランプを含み、
    前記表示制御手段は、該当する前記ランプを順次点灯または点滅させて前記ガイドを行う請求項1または請求項2に記載のX線診断装置。
  4. 前記被検体を載置するときの寝台の乗降モードは、前記寝台が直立状態となる立位乗降モード、及び、水平状態となる水平乗降モードを含む請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のX線診断装置。
  5. 被検体を載置する寝台と、前記寝台を挟み一方の側にX線発生器と他方にX線検出器とが対向配置された撮影手段とを備え、前記被検体にX線を曝射してX線撮影を行うX線診断装置であって、
    入力手段と、
    前記入力手段からの入力信号に基づいて前記撮影手段を前記寝台に沿って相対的に移動させる制御手段と、
    複数の前記被検体の撮影位置に対応させて前記X線撮影を行うときの前記撮影手段の初期位置を予め記憶する記憶手段と、
    表示手段と、
    前記X線撮影を行う前に、前記入力手段からの前記被検体の撮影位置の指示を受け、前記制御手段に前記撮影手段が前記指示された被検体の撮影位置に対応する前記記憶手段に記憶された前記初期位置となるように制御させるための前記入力手段による操作手順をガイドする表示を前記表示手段に行う表示制御手段と、を備えることを特徴とするX線診断装置。
  6. 前記撮影手段の位置を検出する検出手段を更に備え、
    前記制御手段は、前記入力手段が前記ガイドに基づいて操作された場合に、前記撮影手段を前記被検体の撮影位置に対応する初期位置になるように制御し、前記検出手段が前記撮影手段が前記初期位置となったことを検出した場合に、前記撮影手段の移動制御を停止し、前記表示制御手段に対して前記表示を終了させる請求項5に記載のX線診断装置。
  7. 前記入力手段は、前記撮影手段の移動に係る複数の操作箇所を含み、
    前記表示手段は、前記複数の操作箇所を示すランプを含み、
    前記表示制御手段は、該当する前記ランプを順次点灯または点滅させて前記ガイドを行う請求項5または請求項6に記載のX線診断装置。
  8. 前記初期位置は、前記寝台に対する相対位置で示され、前記寝台に載置される前記被検体の体軸方向に沿った複数の位置を含む請求項5乃至請求項7のいずれかに記載のX線診断装置。
  9. 被検体を載置する寝台と、前記寝台を挟み一方の側にX線発生器と他方にX線検出器とが対向配置された撮影手段とを備え、前記被検体にX線を曝射してX線撮影を行うX線診断装置であって、
    入力手段と、
    前記入力手段からの入力信号に基づいて前記寝台を起倒及び/または昇降させるとともに、前記入力手段からの入力信号に基づいて前記撮影手段を前記寝台に沿って相対的に移動させる制御手段と、
    複数の前記被検体の身体の状態と撮影部位との組み合わせに対応させて前記被検体を前記寝台に載置するときの前記寝台の向きを含む位置を示す複数の乗降モード及び前記X線撮影を行うときの前記撮影手段の初期位置を予め記憶する記憶手段と、
    表示手段と、
    前記被検体を載置するときに、前記入力手段からの前記組み合わせの指示を受け、前記制御手段に前記寝台が前記指示された組み合わせに対応する前記記憶手段に記憶された前記乗降モードにおける寝台の位置となるように制御させるための第1の操作手順をガイドする表示を前記表示手段に行った後、前記制御手段に前記撮影手段が前記指示された組み合わせに対応する前記記憶手段に記憶された前記初期位置となるように制御させるための前記入力手段による第2の操作手順をガイドする表示を前記表示手段に行う表示制御手段と、を備えることを特徴とするX線診断装置。
  10. 前記寝台の向きを含む位置を検出する第1の検出手段と、
    前記撮影手段の位置を検出する第2の検出手段とを更に備え、
    前記制御手段は、前記入力手段が前記第1の操作手順のガイドに基づいて操作された場合に、前記寝台を前記被検体の身体の状態に対応する乗降モードの位置になるように制御し、前記第1の検出手段が前記寝台が前記乗降モードの位置となったことを検出した場合に、前記寝台の移動制御を停止し、前記表示制御手段に対して前記第1の操作手順のガイドの表示を終了させ、前記入力手段が前記第2の操作手順のガイドに基づいて操作された場合に、前記撮影手段を前記被検体の撮影位置に対応する初期位置になるように制御し、前記第2の検出手段が前記撮影手段が前記初期位置となったことを検出した場合に、前記撮影手段の移動制御を停止し、前記表示制御手段に対して前記第2の操作手順のガイドの表示を終了させる請求項9に記載のX線診断装置。
  11. 被検体を載置する寝台と、前記寝台を挟み、一方の側にX線発生器と他方にX線検出器とが対向配置された撮影手段とを備え、前記被検体にX線を曝射してX線撮影を行うX線診断装置における操作ガイド方法であって、
    予め複数の前記被検体の身体の状態と、前記被検体を前記載置するときの前記寝台の向きを含む位置を示す複数の乗降モードを対応させて記憶する段階と、
    前記被検体を載置するときに、前記被検体の身体の状態の指示を受ける段階と、
    前記寝台が前記指示された被検体の状態に対応する前記記憶された前記乗降モードにおける寝台の位置となるように制御させるための操作手順をガイドする表示を行う段階と、
    前記ガイドに基づいて操作された場合に前記寝台が前記乗降モードの位置となるように制御する段階とを含むことを特徴とする操作ガイド方法。
  12. 被検体を載置する寝台と、前記寝台を挟み、一方の側にX線発生器と他方にX線検出器とが対向配置された撮影手段とを備え、前記被検体にX線を曝射してX線撮影を行うX線診断装置における操作ガイド方法であって、
    予め複数の前記被検体の撮影位置に対応させて前記X線撮影を行うときの前記撮影手段の初期位置を記憶する段階と、
    前記X線撮影を行う前に、前記被検体の撮影位置の指示を受ける段階と、
    前記X線発生器が前記指示された被検体の撮影位置に対応する前記記憶された前記初期位置となるように制御させるための操作手順をガイドする表示を行う段階と、
    前記ガイドに基づいて操作された場合に前記撮影手段が前記初期位置となるように制御する段階とを含むことを特徴とする操作ガイド方法。
  13. 被検体を載置する寝台と、前記寝台を挟み、一方の側にX線発生器と他方にX線検出器とが対向配置され、前記被検体にX線を曝射してX線撮影を行うX線診断装置における操作ガイド方法であって、
    予め複数の前記被検体の身体の状態と撮影部位との組み合わせに対応させて前記被検体を前記寝台に載置するときの前記寝台の向きを含む位置を示す乗降モード及び前記X線撮影を行うときの前記撮影手段の初期位置を記憶する段階と、
    前記被検体を載置するときに、前記組み合わせの指示を受ける段階と、
    前記寝台が前記指示された組み合わせに対応する前記記憶された前記乗降モードにおける寝台の位置となるように制御させるための第1の操作手順をガイドする表示を行う段階と、
    前記第1の操作手順のガイドに基づいて操作された場合に、前記寝台を前記被検体の身体の状態に対応する乗降モードの位置になるように制御する段階と、
    前記撮影手段が前記指示された組み合わせに対応する前記記憶された前記初期位置となるように制御させる第2の操作手順をガイドする表示を行う段階とを含むことを特徴とする操作ガイド方法。
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