JP2008051818A - 携帯装置、及び情報処理プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】旅行者が旅行の価値を高めることができる携帯装置などを提供すること。
【解決手段】ユーザが旅行先で利用する旅行ガイドコンテンツは、POI情報や地図データなどからなるガイド情報と、ユーザが書き込んだメモ情報などからなるユーザ情報から構成されている。ユーザは、ユーザ端末3からコンテンツサーバ2にアクセスし、旅行先で利用する旅行ガイドコンテンツをコンテンツサーバ2においてカスタマイズすることができる。カスタマイズされたコンテンツは、業務端末4で記憶媒体9に格納された後、空港カウンタ8で電子ガイド装置10に装着される。ユーザは、空港カウンタ8で電子ガイド装置10やGPS11のレンタルを受け、これを旅行先に携行する。ユーザは、旅行先で自分用にカスタマイズした旅行ガイドコンテンツを利用することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、携帯装置、及び情報処理プログラムに関し、特に、旅行先に携帯する電子ガイド装置で利用する旅行ガイドコンテンツを、ダウンロードする前にサーバ上でカスタマイズすることにより、旅行の価値を高めることができるものに関する。
従来は、旅行の準備をする場合、旅行ガイドブックや現地の地図、現地語会話集(海外旅行の場合)などを複数買い込み、旅行計画を立てていた。
計画項目は、観光予定地、ショッピング予定地、食事をするレストラン、宿泊するホテル、及びこれらを結ぶ交通手段などに渡っている。
そして、旅行ガイドブックにメモ書きをしたり、ページを折ったりして、重要な情報を旅行ガイドブックに盛り込むことが行われている。
最近では、電子旅行ガイドブックやインターネットなどを用いて旅行情報を収集することも盛んになってきた。
旅行先では、旅行ガイドブックや地図などを多数携えながら、予め立案した旅行計画に従って観光地を周り、景色や建造物、食事などを楽しむ。
また、現地での状況などにより、旅行計画に無かった場所を訪れたりなど、予定外の行動を取る場合もよくある。
この場合は、携帯している旅行ガイドブックなど繰りながら予定を変更することになる。
旅行中は、写真を撮影したり、旅行日記をつけたりなどして、記録を残すことが一般に行われている。
旅行後は、訪問した場所の位置や旅行経路、撮影した写真、現地でのメモ書き、旅行日記などを整理し、思い出アルバムを作成したりなどする。
また、旅行誌に記事を投稿し、現地の詳しい情報を一般に提供したりなどする。
ところが、従来の旅行では、以下の様な問題があった。
旅行計画は、複数の旅行ガイドや地図などを買い込み、これらを比較しながら立てる必要があったため、かなり骨の折れる作業であった。
旅行先では、自分に関係のない情報が多数含まれる重い旅行ガイドブックやかさばる地図を持ち歩き、これらを繰りながら目的地を周る必要があった。
旅行後においては、大量の写真を撮影日時、及び場所に基づいて整理しなくてはならず、手間と時間がかかる作業であった。
また、詳細な旅行日記を取っていない場合は、自分が辿った経路や観光地を訪れた日時を失念してしまうこともよくあった。
これらの要因により、従来の方法では、旅行の価値を最大限に引き出すのが困難であった。
更に、これら旅行の3つの段階を一貫して支援するシステム(情報の提供や現地での誘導の支援、旅行後の記録の整理など)は存在しなかった。
そこで、本発明の目的は、旅行者が旅行の価値を高めることができる携帯装置などを提供することである。
本発明は、前記目的を達成するために、
所定の時間間隔で継続的に現在位置を計測した計測位置を取得する計測位置取得手段と、前記計測位置取得手段で計測位置を取得したときの時刻を計測した計測時刻を取得する計測時刻取得手段と、前記取得した計測位置と前記取得した計測時刻を対応付けて格納する位置時刻格納手段と、を具備したことを特徴とする携帯装置を提供する。
この携帯装置は、更に地点に地図上の位置情報が付与された地図データを含むガイド情報とユーザが作成したユーザ追加情報を含むガイドコンテンツを格納した記憶媒体と、前記格納されたガイドコンテンツを前記ガイド情報と前記ユーザ追加情報を関連させて駆動する駆動手段と、前記位置時刻格納手段で格納された前記計測位置及び前記計測時刻と、前記地図データに付与された地図上の位置情報を用いて、地図上に移動経路を表示する表示手段と、を具備することができる。
更に、この携帯装置は、被写体を撮影して画像データを生成する撮影手段と、前記撮影手段にて前記画像を撮影した撮影時刻を取得する撮影時刻取得手段と、前記生成した画像データと前記取得した撮影時刻を対応付けて格納する画像データ格納手段と、前記位置時刻格納手段に格納された計測位置及び計測時刻と、前記画像データ格納手段で格納した画像データに対応付けられた撮影時刻を符合させることにより、前記格納した画像データの撮影位置を特定する撮影位置特定手段と、を具備することもできる。
また、以上の携帯装置をネットワーク化する事ができるほか、コンピュータにこれらの機能を実行させる方法、プログラム、及びプログラムを記憶した記憶媒体を提供することもできる。
本発明によれば、旅行者が旅行の価値を高めることができる。
以下、本発明の好適な実施の形態について、図を参照して詳細に説明する。
(1)実施形態の概要
本実施の形態の旅行ガイドシステム(図1)は、旅行前、旅行中、旅行後の各段階に応じて、旅行者(以下ユーザ)に各種の有益なサービスを提供することができる。
以下では、海外旅行を対象として説明する。
[旅行前] ユーザは、ユーザ端末3から旅行先に携帯する電子ガイド装置10に搭載する旅行ガイドコンテンツをコンテンツサーバ2上でカスタマイズ、及びプレビューを行うことができる。
旅行ガイドコンテンツは、ガイド情報とユーザ情報を用いて生成されている。ガイド情報は、例えば現地の地図データ、POI(観光名所情報やレストラン情報など場所に関連づけられた地点)をガイドするPOI情報(地点情報)など、旅行ガイド業者側が用意した情報やプログラムなどであり、ユーザ情報は、メモ情報、お気に入り登録、ルート設定などユーザが作成し、ガイド情報に追加した情報である。
旅行ガイド情報は、ハワイ、ローマなどの旅行先ごとに用意されている他、基本コース、グルメコース、ゴルフコースなど、ユーザの嗜好に応じて分類されている。ユーザは、これらのうちから所望のものを選択することができる。
ユーザ情報としては、例えば、あるレストランのPOI情報に対応させて「ここでランチ!」などとメモ情報を書き込むことができる。このように、旅行ガイド情報を選択したり、ユーザ情報を作成したりすることにより、旅行ガイドコンテンツを自分用にカスタマイズすることができる。
旅行ガイドコンテンツをプレビューする場合、ユーザ端末3上に電子ガイド装置10で表示されるのと同様のプレビュー画面が表示されると共に、表示された旅行ガイドコンテンツに対し、擬似的に電子ガイド装置10で行うのと同様の操作を行うことができる。
このため、ユーザは、ユーザ端末3で旅行ガイドコンテンツをプレビューすることにより、電子ガイド装置10での旅行ガイドコンテンツの操作をユーザ端末3上で練習することができる。
カスタマイズされた旅行ガイドコンテンツは、コンテンツサーバ2から旅行ガイド業者(旅行ガイドコンテンツのベンダー)の業務端末4へダウンロードされ記憶媒体9に記憶される。記憶媒体9は、半導体記憶装置などのメモリカードで構成されており、電子ガイド装置10に装着できるようになっている。旅行ガイド業者は、旅行ガイドコンテンツを記憶した記憶媒体9を空港カウンタ8に送付する。
空港カウンタ8では、カウンタ係員が記憶媒体9を電子ガイド装置10に装着し、これをGPS11と共にユーザに貸し出す。これによりユーザは、電子ガイド装置10及び記憶媒体9に格納された旅行ガイドコンテンツのレンタルを受けることになる。
ユーザは、電子ガイド装置10を旅行先に携帯することにより、自分でカスタマイズした旅行ガイドコンテンツを利用することができる。
電子ガイド装置10は、コンテンツをユーザに提示するためのディスプレイ、文字情報などを入力するための各種キー、画像情報を取り込むためのデジタル式カメラを内蔵している。
また、電子ガイド装置10とGPS11は、無線通信が可能であり、電子ガイド装置10はGPS11から現在位置に関する位置情報(緯度と経度からなる測位情報、高度を含む場合もある)を受信することができる。
[旅行中]ユーザは、旅行先で電子ガイド装置10(以下記憶媒体9を装着済み)とGPS11を携帯しながら行動する。
ユーザは、電子ガイド装置10上で旅行ガイドコンテンツを利用することができ、現地の地図、POI情報、メモ情報、現在地の表示、目的地までの最適経路の表示などの旅行支援情報を得ることができる。
現在地はGPS11から送信されてきた位置情報を用いて表示されるものである。
地図データの各地点には、位置情報が付随しており、一方、POI情報にも所在地の位置情報が付随している。このため、電子ガイド装置10は、位置情報を符合(マッチング)することにより、地図上にこれらPOI情報を布置して表示することができる。
例えば、あるレストランのPOI情報を表すアイコンを地図上で当該レストランの所在地に表示することができる。
また、このアイコンを選択すると当該レストランの詳細情報を表示することができる。
更に、電子ガイド装置10は、旅行中GPS11からユーザの位置情報を所定の時間間隔(例えば0.1秒)で無線により受信し、これを受信時刻と共にユーザの行動履歴として記憶媒体9に記憶する。このように、行動履歴は、位置情報と時刻情報から構成されており、これを地図上にプロットすることにより、ユーザが旅行中に辿った経路(軌跡)を知ることができる。
また、ユーザは、旅行中に電子ガイド装置10に「このレストランはビフテキがおいしかった」などとメモ情報を書き込んだり、旅行日記などを入力することができる。ユーザが旅行中に入力したデータは、旅行記録情報として記憶媒体9に格納される。
更に、電子ガイド装置10に内蔵のデジタル式カメラで被写体を撮影すると、撮影時刻が日時分秒(年)の単位で画像データと共に記録される。この画像データも旅行記録情報として記憶媒体9に記憶される。
この撮影時刻情報と、前述の行動履歴に含まれる時刻データを符合すると、デジタル式カメラで撮影した画像の撮影場所を特定することができる。
画像データや旅行中メモ情報など、ユーザが旅行中に追加した情報は旅行記録情報として記憶媒体9に格納される。
[旅行後]ユーザは空港に到着するとレンタルした機材一式(電子ガイド装置10、GPS11)を空港カウンタ8で返却する。
これにより、ユーザにレンタルされた、旅行ガイドコンテンツも返却されたことになる。
カウンタ係員は、電子ガイド装置10から記憶媒体9を取り外して旅行ガイド業者に送付する。
旅行ガイド業者は、空港カウンタ8から記憶媒体9を受け取り、旅行記録情報を抽出し、コンテンツサーバ2にアップロードする。この旅行記録情報には、行動履歴が含まれている。
コンテンツサーバ2は、受信した旅行記録情報を用いて「思い出アルバム」なるWebページを作成する。このアルバムページは、ユーザが旅行したエリアの地図上にユーザが撮影した写真を撮影場所に布置したものである。更に、旅行中メモ情報も地図上に貼り付けてもよい。
ユーザは、このアルバムページをユーザ端末3で閲覧することにより、旅行を振り返ることができる。
(2)実施形態の詳細
以下に、本発明の実施の形態について説明する。以下では、一例として海外旅行でユーザを支援する場合を対象にするが、これに限定するものではなく、国内旅行、外国人の海外旅行、イベント鑑賞、観覧、訪問などにおいてユーザをガイドするように構成することもできる。
(第1の実施の形態)
図1は、本実施の形態に係る旅行ガイドシステムのシステム構成を示した概念図である。
旅行ガイドシステムは、ユーザ端末3、コンテンツサーバ2、業務端末4、レンタル機材15(記憶媒体9、電子ガイド装置10、GPS11)を含んでいる。
ユーザ端末3と業務端末4は、例えば、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)などの所定のプロトコルを用いることにより、インターネット5を介してコンテンツサーバ2と通信を行うことができる。
コンテンツサーバ2は、ユーザの登録を行う登録手段32、ユーザの認証を行う認証手段33、旅行ガイドコンテンツのプレビューとカスタマイズを行うプレビュー・カスタマイズ手段34、思い出アルバムを作成するアルバム作成手段35などを備えている。
コンテンツサーバ2は、旅行ガイド業者により管理されており、旅行ガイド業者は、コンテンツサーバ2にある全ての情報に対して閲覧・管理を行うことができるようになっている。
登録手段32は、ユーザを旅行ガイドシステムの利用者として登録するための手段である。
コンテンツサーバ2は、ユーザごとにカスタマイズした旅行ガイドコンテンツを提供するため、旅行ガイドコンテンツをユーザ別に管理しなくてはならない。そのため、コンテンツサーバ2は、予め登録したユーザを対象にサービスを提供する。
ユーザが新規登録する場合、コンテンツサーバ2は、ユーザ端末3に名前などの個人情報を入力するための個人情報入力ページと、利用する旅行ガイドコンテンツや出発日時などを入力するレンタル情報ページを送信する。
登録手段32は、ユーザがこれらのページに入力したユーザ情報(ユーザ追加情報)をユーザ端末3から受信し、これを会員データベース41に格納する。これにより、当該ユーザの登録が行われる。
図2(a)は、会員データベース41に格納されているユーザ情報の一例を模式的に示した図である。
ユーザ情報は、ユーザID、パスワード、個人情報、レンタル情報などから構成されている。
ユーザIDは、登録手段32が各ユーザに一意的に付与したものである。ユーザIDはユーザ端末3でユーザに提示されるので、ユーザはこれを控えておく。パスワードは、コンテンツサーバ2にログインするためにユーザが設定したものである。以降、各ユーザは、ユーザIDとパスワードにより認証される。
個人情報は、ユーザの氏名、電子メールアドレス、電話番号、住所、性別、生年月日、クレジットカードの種類及び番号、クレジットカードの利用限度金額、などの情報から構成されている。
一方、レンタル情報は、ガイド情報ID、出発日、帰国日、便名、などの情報から構成されている。
ガイド情報IDは、ユーザが各種用意されたガイド情報の中から選択したガイド情報を特定する情報である。
次に説明するように、ガイド情報は、目的地別に用意されており、内容により更に細かい区分(コース)に分類されてガイド情報データベース42に格納されている。ユーザは、入会時にレンタル情報入力ページでガイド情報を選択することができ、このガイド情報IDは、ユーザが選択したガイド情報に付与されていたものである。また、選択したガイド情報は後日変更可能である。
図2(b)は、ガイド情報データベース42に格納されているデータの構成の一例を模式的に示した図である。
ガイド情報は、「ハワイ」、「ローマ」など、目的地別に区分され格納されている。そして、各目的地は「全般コース」、「ゴルフコース」、「ショッピングコース」、「グルメコース」などと更に細かいコースに細分化されている。各区分にはガイド情報IDが一意的に付与されている。
ユーザは、自分の目的地と嗜好に合わせてガイド情報を選択することにより、ガイド情報を自分用にカスタマイズすることができる。
従来は、自分の旅行に関係のない情報も旅行ガイドブックと共に携帯したが、本実施の形態では、必要な情報を選択的にカスタマイズすることができる。
ガイド情報は、解説情報(目的施設、場所などに関する情報)、画像情報(地図、写真など)、現地基本情報(現地、目的施設・場所周辺の気候、交通案内、海外の場合の電話のかけ方などに関する情報)、言語情報(現地で使用される言語や会話例、辞書などに関する情報)、観光地情報、POI情報(ホテル、レストラン、店舗などに関する地点情報)などの、ユーザの旅行を支援する様々な情報から構成されている。
これらのガイド情報は、テキスト、画像(静止画、動画、地図など)、地図、POIフォーマットなどの形式でデータベース化されている。
これらガイド情報の中で、位置に関係する情報には緯度と経度による位置情報が付加されており、他の位置情報を持ったデータと対応づけられるようになっている。
例えば、地図データ上の各地点には位置情報が付加されている。また、POI情報にも所在地の位置情報が付与されている。
そのため、地図データの位置情報と、POIの位置情報を符合させることにより、地図上で、POIの所在地に、当該POIのPOI情報を布置することができる。POI情報の布置は、例えば、POI情報に対応づけられたアイコンを用いて行うことができる。
図1に戻り、認証手段33は、ユーザ端末3からアクセスしてきたユーザを認証する手段である。
認証手段33は、ユーザがログインページで入力したユーザIDとパスワードを、会員データベース41に登録されているユーザIDとパスワードを比較することにより認証を行う。
認証手段33は、ユーザが認証された場合、当該ユーザのログインを認め、認証されなかった場合は、当該ユーザのログインを拒絶する。
プレビュー・カスタマイズ手段34は、旅行ガイドコンテンツをプレビューするプレビュー機能や、旅行ガイドコンテンツをカスタマイズするカスタマイズ機能を提供する機能部である。
プレビュー・カスタマイズ手段34は、ユーザの選択により、ユーザ端末3にプレビューページ又はカスタマイズページを送信する。ユーザはこれらのページを用いて、自分専用の旅行ガイドコンテンツをプレビューしたり、又はカスタマイズをすることができる。
このように、プレビュー・カスタマイズ手段34は、コンテンツ生成手段を構成している。
まず、カスタマイズ機能について説明する。
ユーザは、カスタマイズページにおいて、POIに対してメモ情報を書き込んだり、重要なPOI情報をお気に入りに登録したり、あるいは、予め旅行経路を設定することができる。
プレビュー・カスタマイズ手段34は、ユーザが設定したこれら情報をユーザ情報としてユーザ情報データベース43に格納する。
図2(c)は、ユーザ情報データベース43に格納されているユーザ情報の一例を模式的に示した図である。
各ユーザ情報は、作成したユーザのユーザIDをキーとして検索できるようになっている。
ユーザ情報は、メモ情報、お気に入り登録情報、ルート設定情報などユーザが自ら入力し、設定した情報から構成されている。
メモ情報は、特定のPOIに対して「このお店は必見!」などと書き込まれたものであり、例えば自分で集めた情報、口コミ情報、友人から入手した情報などがメモ的に追記される。
図示しないが、メモ情報とPOI情報を対応させる対応情報が、メモ情報、POI情報の何れか、又は対応情報を集めた対応情報データベースなどに記憶されている。
対応情報を用いることにより、電子ガイド装置10でPOI情報を表示した際に、当該POIに対応するメモ情報をPOI情報と共に表示することができる。
また、メモ情報はテキストデータに限らず、写真などの画像データをメモ情報として入力することもできる。
更に、「この日は祝日」などと、特定のPOIに関係しない情報を書き込めるように構成してもよい。
お気に入り登録情報は、POI情報のうち、重要なものをお気に入りとして登録したものである。
後述するように、お気に入り登録されたPOI情報は、例えば画面上でページの角が折られたような、お気に入り登録マークが表示され、他のPOI情報から識別可能に表示される。又、お気に入り登録されたPOI情報のみを表示させることもできる。
また、お気に入り登録情報は、ユーザ情報としてユーザ情報データベース43に格納するのではなく、ガイド情報内のPOI情報に直接書き込むように構成することもできる。
ルート設定情報は、出発地点から目的地点に達するまでの道順を複数地図上に予め設定した情報である。このように道順を予め設定しておくことで、現地に到着してから最適経路を検索する必要がなくなるため、ユーザは現地で速やかに旅行を開始することができる。
また、ユーザ情報として、例えば、旅行スケジュールを設定すれば、グループで旅行する場合に、各グループメンバの電子ガイド装置10でグループ行動のスケジュールを共有することもできる。
プレビュー・カスタマイズ手段34は、上に説明したユーザが旅行ガイドコンテンツをカスタマイズする機能を提供する他、ユーザが選択したガイド情報と、ユーザが設定したユーザ情報を用いて当該ユーザ用の旅行ガイドコンテンツを生成して業務端末4に送信するコンテンツ生成機能をも有している。
より詳細には、プレビュー・カスタマイズ手段34は、ユーザIDをキーに、ユーザが選択したガイド情報と、ユーザが設定したユーザ情報をガイド情報データベース42、ユーザ情報データベース43で検索し、これらを1つの旅行ガイドコンテンツにまとめて、当該ユーザ用の旅行ガイドコンテンツを生成する。
プレビュー・カスタマイズ手段34が生成した旅行ガイドコンテンツは、業務端末4において記憶媒体9に書き込まれる。
図3は、旅行ガイドコンテンツの構成を概念的に示した図である。
図に示したように、旅行ガイドコンテンツは、ガイド情報とユーザ情報を1つのコンテンツにまとめることにより構成されている。
なお、図示しないが、旅行ガイドコンテンツには、ガイド情報とユーザ情報を対応させて利用するための制御ソフトが含まれている。
次に、プレビュー機能について説明する。
プレビュー機能を用いると、旅行先で電子ガイド装置10を操作して旅行ガイドコンテンツを利用するのと同様に、ユーザ端末3上で自分がカスタマイズした旅行ガイドコンテンツを模擬的に試用することができる。
ユーザがユーザ端末3から、例えばページをめくるコマンドを送信すると(利用情報)と、コンテンツサーバ2側で旅行ガイドコンテンツを利用するためのプログラム(利用プログラム)が実行され、結果がユーザ端末3に送信される。
このようにして、ユーザは、旅行前に自分用の旅行ガイドコンテンツの利用方法を練習することができる。
プレビュー・カスタマイズ手段34は、ユーザがプレビュー・カスタマイズ手段34を用いて行った操作履歴をユーザごとにログファイルとして保存している。
そして、プレビュー・カスタマイズ手段34は、ユーザからプレビューページ又はカスタマイズページの要求があった場合、ログファイルを参照して、当該ユーザ用の最新の状態のプレビューページ又はカスタマイズページを生成し、ユーザ端末3に送信する。
このように、プレビュー・カスタマイズ手段34は、ユーザごとにWebページを生成するようになっているため、各ユーザは、実質的にコンテンツサーバ2に自分専用のWebページを有することになる。これにより、例えば、ユーザが編集作業を中断してログアウトした後、再度コンテンツサーバ2にログインした場合、中断したところからカスタマイズやプレビューを継続することができる。
アルバム作成手段35(図1)は、業務端末4から旅行記録情報を取得して旅行記録情報データベース44に格納する。そして、ユーザ端末3からアルバムページの送信要求があった場合、旅行記録情報データベース44に格納された旅行記録情報を用いてアルバムページを生成し、ユーザ端末3に送信する。
アルバムページは、ユーザが旅行した地域の地図上の撮影地点上に、ユーザが撮影した写真を貼り付けたり、あるいは、「ここのコーヒーはおいしかった」などといった旅行中メモ情報を地図上の喫茶店の位置に貼り付けたり、あるいはユーザの軌跡を図示したりなどしたWebページである。
アルバム作成手段35は、画像データ取得手段と、地図データ取得手段と、地図上で画像の撮影位置を特定する撮影位置特定手段と、地図上に画像を布置する布置手段を構成している。
図2(d)は、旅行記録情報データベース44に格納されている旅行記録情報の一例を模式的に示した図である。
旅行記録情報は、ユーザIDにより、ユーザごとに区分されている。
図示したように、旅行記録情報には、行動履歴、画像データ、旅行中メモ情報などがあり、旅行期間中に記憶媒体9に蓄積された情報である。
これらのうち、旅行中メモ情報は、ユーザが旅行中にPOIに対して書き込んだメモ情報である。
旅行記録情報としてはこれらの他に旅行日記などを作成するように構成してもよい。
アルバム作成手段35(図1)は、画像データに付随する撮影時刻と行動履歴に含まれる時刻情報を符合することにより、画像データが撮影された地点を特定する。
そして、アルバム作成手段35は、地図上で、撮影地点上に対応する画像データを配置する。
また、アルバム作成手段35で、地図上に画像を追加したり、テキストを書き込んだりなど、ユーザがアルバムページを編集することもできる。
後述するように、本実施の形態では、旅行ガイドコンテンツをガイド情報とユーザ情報を別ファイルとして構成したため、ユーザ情報を変更せずに、ガイド情報を最新情報にアップデートすることが可能である。
即ち、コンテンツサーバ2でガイド情報が最新情報となるように管理すると、業務端末4から旅行ガイドコンテンツを記憶媒体9にダウンロードする際に、最新のガイド情報をダウンロードすることができる。
また、旅行ガイドコンテンツを記憶媒体9にダウンロードした後も、ユーザ情報を変更せずにガイド情報のみを変更することが可能である。
なお、例えば、ガイド情報としてグルメコースとゴルフコースを用いるといったように、複数の種類のガイド情報を組み合わせることができるように構成することもできる。
また、個々にPOI情報を取捨選択してガイド情報をカスタマイズするように構成してもよい。
更に、例えば、旅行ガイド情報として複数の情報源(A出版社の旅行ガイドブックを元にして作成した情報、B出版社の旅行ガイドブックを元にして作成した情報、・・・など)を用意し、情報源を項目ごと取捨選択して(レストランはA社の情報、ホテルはB社の情報、・・・など)ガイド情報を編集できるように構成することもできる。
また、本実施の形態では、一例として、登録手段32、認証手段33、プレビュー・カスタマイズ手段34、アルバム作成手段35を1台のコンテンツサーバ2で構成したが、これに限定するものではなく、例えば、登録手段32と認証手段33は認証サーバで実現し、プレビュー・カスタマイズ手段34はコンテンツ生成サーバで実現するといったように、複数のサーバ装置を組み合わせて旅行ガイドシステムを構成してもよい。又は、ユーザ端末3によるWeb上での閲覧はWebサーバから行うようにし、Webサーバとコンテンツサーバ2を接続して相互に情報をアップデートするように構成することもできる。
ユーザ端末3(図1)は、例えば、インターネット5に接続可能なパーソナルコンピュータなどの端末装置により構成されている。
図中ユーザ端末3は一台のみ示してあるが、これは任意の数を設置することができる。
ユーザ端末3は、ブラウザを備えており、コンテンツサーバ2から送信されてきた各ページ(個人情報入力ページ、レンタル情報入力ページ、カスタマイズページ、プレビューページ、・・・)をディスプレイに表示することができる。
また、ブラウザを用いてユーザが当該各ページから入力したデータ(個人情報、レンタル情報など)をユーザ端末3からコンテンツサーバ2に送信することもできる。
コンテンツサーバ2がユーザ端末3に送信する各ページは、例えばHTML(Hypertext Markup Language)、XML(Extensible Markup Language)など、所定のマークアップ言語によって記述されている。
ブラウザは、これらの言語によって記述されたファイルを解釈してディスプレイにWebページを表示する。
業務端末4は、ユーザがカスタマイズした旅行ガイドコンテンツを記憶媒体9に書き込む書き込み手段と、旅行後に記憶媒体9から旅行記録情報を抽出してコンテンツサーバ2に送信する旅行記録情報抽出手段を有した端末装置である。
業務端末4の構成は、基本的にはユーザ端末3と同様であり、インターネット5に接続可能なパーソナルコンピュータなどの端末装置により構成されている。
旅行ガイドコンテンツをダウンロードする場合は、当該旅行ガイドコンテンツをカスタマイズしたユーザのユーザIDを業務端末4からコンテンツサーバ2に送信する。
すると、コンテンツサーバ2では、プレビュー・カスタマイズ手段34が当該ユーザ用にカスタマイズされた旅行ガイドコンテンツを生成して業務端末4に送信する。
この旅行ガイドコンテンツは、業務端末4で記憶媒体9に書き込まれ、空港カウンタ8などで電子ガイド装置10に装着した形でユーザにレンタルされる。
また、レンタルを行う場所は、旅行代理店の空港カウンタの他に、空港に有する輸送会社・カード会社のカウンタを用いることもできる。更には、宅配便によりユーザに直接送付したり、市中の旅行代理店のカウンタや、コンビニエンスストアを用いることも可能である。
記憶媒体9は、内部に半導体記憶装置を搭載したメモリーカードであり、例えばメモリースティック(登録商標)である。この半導体記憶装置は、読み書き可能な不揮発性の半導体メモリであって、記憶内容を保持するのに電源を要しない。そのため、チップ状に小型化することができる。記憶媒体9は、着脱可能な記憶媒体として、デスクトップ型PC、ノート型PC、PDA、デジタルカメラ、ハンディーカムなどで、プログラム保持用、あるいはデータ保持用として多用されている。
なお、記憶媒体9は、半導体記憶装置に限定するものではなく、例えば、ハードディスク、光磁気ディスク、光ディスク、フレキシブルディスク、磁気テープなどの読み書き可能な記憶媒体であれば利用可能である。
空港カウンタ8は、ユーザにレンタル機材15の貸し出し及び回収を行う窓口であって、例えば旅行ガイド業者と提携している旅行会社の店舗内などに設置されている。
空港カウンタ8で、ユーザにレンタル機材15が貸与される。また、電子ガイド装置10をユーザにレンタルする際に、電子ガイド装置10と記憶媒体9をひもづけしておく。
これにより、コンテンツの所有権は旅行ガイド業者が所有し、電子ガイド装置10の所有権は旅行代理店が所有するといった営業形態が可能となる。
レンタル機材15は、記憶媒体9を搭載した電子ガイド装置10及びGPS11から構成されている。
電子ガイド装置10は、例えばPDA(Personal Digital Assistant)などの、ユーザが旅行先で携帯可能な小型電子装置であって、携帯中は搭載している電池によって駆動される。
PDAとは、個人情報を管理したり、あるいは所定の情報処理を行うための、片手で保持できる程度まで小型化したコンピュータである。
PDAは、例えば、電子スケジュール管理、電子アドレス管理、電子メモ帳、行動リスト管理などの一般的にPIM(Personal Information Manager)機能を備えている。
詳細は後述するが、電子ガイド装置10は、PIM機能の他に、旅行ガイドコンテンツを表示装置に表示するためのブラウザや、GPS信号受信機能、内蔵された内蔵カメラ(デジタル式カメラ)などを備えている。
また、電子ガイド装置10は、記憶媒体9を着脱するためのスロットを備えており、このスロットに記憶媒体9を装着することにより、記憶媒体9を電子ガイド装置10の構成要素として組み込むことができる。
これにより、電子ガイド装置10は、記憶媒体9に記憶されている旅行ガイドコンテンツが提供する各機能(地図の表示、ガイド情報の表示、最適経路の検索、現在位置の表示、会話例の表示、メモ情報の表示など)をユーザに提供することができると共に、ユーザの行動履歴や、ユーザが内蔵カメラで撮影した画像データ、ユーザが電子ガイド装置10から入力した旅行中メモ情報などの旅行記録情報を記憶媒体9に記憶することができる。
更に、電子ガイド装置10は、無線通信用のアンテナを備えており、GPS11と無線通信することができる。電子ガイド装置10は、GPS11から現在位置の位置情報を所定の時間間隔で受信し、これを現在時刻と共に行動履歴として記憶媒体9に記憶する。
本実施の形態では、電子ガイド装置10とGPS11を別物として構成したが、一体物として構成することもできる。
なお、電子ガイド装置10とGPS11を別物として構成した方が電子ガイド装置10及びGPS11の電池の寿命は長くなる。
GPS11は、GPS衛星からのGPS信号を受信し、受信したGPS信号から現在位置や現在時刻などの情報を算出する装置である。
ここで、GPS(Global Positioning System)とは、全地球測位システムのことであり、高度2万[km]の軌道を周回する複数の人工衛星から送信されてくる信号を解析して現在位置の緯度経度、高度、現在時刻などを算出するシステムである。
また、GPSによる現在位置の算出には、GPS衛生からの情報のみから行うAutonoumous GPSと、地上に有る複数の基地局からの位置情報を取得して行うNetwork−Based GPSと、GPS衛生からの距離を基地局から位置をそれぞれ計算し、より位置精度を高めるNetwork−Assistedの3つの方式がある。GPS11は、これら全ての方式に対応するように構成することが可能である。
行動履歴は、位置情報と時刻情報からなるが、GPS11から位置情報と時刻情報の双方を電子ガイド装置10に送信するように構成してもよいし、あるいはGPS11は位置情報だけを送信し、時刻情報は電子ガイド装置10で付与するように構成してもよい。
図4は、コンテンツサーバ2のハードウェア的な構成の一例を示した図である。
コンテンツサーバ2は、制御部20、通信制御部21、記憶部23、これらの機能部間で信号やデータの送受信を媒介するバスライン26などから構成されている。
制御部20は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などから構成されている。
CPUは、プログラムを読み込み、当該プログラムで規定された手順に従って各種の情報処理を行う。
ROMは、読み込みのみ可能な記憶媒体であり、コンテンツサーバ2を動作させるための基本的なプログラムやパラメータなどが格納されている。
RAMは、番地を付与された複数の記憶素子からなり、番地を指定することによって、当該番地のデータを読み書きすることができるランダムアクセスメモリである。RAMは、CPUがプログラムを実行する際のワーキングエリアなどを提供する。
以上のように構成された制御部20は、各種の情報処理を行ったり、コンテンツサーバ2全体の動作を制御する。
通信制御部21は、例えばモデムなど、インターネット5とコンテンツサーバ2を接続する装置である。通信制御部21は、制御部20によって制御され、ユーザ端末3や業務端末4などの端末装置との通信を行う。
通信制御部21は、ユーザ端末3や業務端末4とデータの入出力を行う入力手段、出力手段であり、ガイド情報送信手段、ユーザ追加情報受信手段、コンテンツ出力手段、利用情報受信手段(プレビューでのユーザ端末3からのコマンド)などを構成する。
入出力部22は、例えば、ディスプレイ、プリンタなどの出力装置や、キーボード、マウスなどの入力装置から構成されている。
これらの装置は、例えばコンテンツサーバ2の管理者がコンテンツサーバ2を維持管理する際に使用する。
記憶部23は、例えばハードディスクなどで構成された大容量の読み書き可能な記憶装置である。
記憶部23には、プログラム格納部24、データ格納部25が設けられており、各種のプログラムやデータを記憶している。
プログラム格納部24には、コンテンツサーバ2にサーバ機能(ユーザ端末3や業務端末4からのWebページ送信要求に応じて、所定のWebページをこれら端末装置に送信する機能)を発揮させるためのサーバプログラム、RAMなどのメモリの管理やファイルの入出力の管理など、コンテンツサーバ2を動作させるための基本的なプログラムであるOS(Operating System)、制御部20に旅行ガイドコンテンツ提供機能を発揮させる旅行ガイドコンテンツ提供プログラムなどが格納されている。
旅行ガイドコンテンツ提供プログラムを制御部20のCPUで実行することにより、図1に示した登録手段32、認証手段33、プレビュー・カスタマイズ手段34、アルバム作成手段35などの各機能部がソフトウェア的に構成される。
データ格納部25には、会員データベース41、ガイド情報データベース42、ユーザ情報データベース43、旅行記録情報データベース44やその他のデータが格納されている。
図5は、ユーザ端末3のハードウェア的な構成の一例を示した図である。
ユーザ端末3は、制御部56にバスライン73を介して表示部64、マウス66、キーボード68、通信制御部72、記憶部78、記憶媒体駆動部76、入出力インターフェース(I/F)74などの周辺機器が接続して構成されている。
バスライン73は、制御部56と周辺機器との間で送受信される制御信号やデータ信号を媒介する。
制御部56は、CPU58、ROM60、RAM62などから構成されている。
制御部56は、所定のプログラムにより駆動され、各種の情報処理を行ったり、ユーザ端末3全体の動作を制御したりする。
本実施の形態では、コンテンツサーバ2からダウンロードしたプレビューページやカスタマイズページを用いて旅行ガイドコンテンツのプレビューやカスタマイズを行ったり、アルバムページを閲覧する機能を発揮する。
制御部56の情報処理機能及び制御機能は、CPU58により発揮される。CPU58は、レジスタと呼ばれる記憶部を有しており、このレジスタにROM60やRAM62などからプログラムを読み込んで、これを実行する。
ROM60は、CPU58が各種演算や制御を行うための各種プログラム、データ及びパラメータなどを格納したリードオンリーメモリである。CPU58は、ROM60からプログラムやデータ、パラメータなどを読み込むことはできるが、これらを書き換えたり消去することは行わない。
RAM62は、CPU58にワーキングメモリとして使用されるランダムアクセスメモリである。CPU58は、RAM62にプログラムやデータなどを書き込んだり消去したりすることができる。本実施の形態では、RAM62には、旅行ガイドコンテンツをプレビューしたり、あるいはカスタマイズしたり、又はアルバムページを閲覧したりするためのエリアが確保可能となっている。
表示部64は、仮名や英文字などを入力するためのキーや数字を入力するためのテンキー、各種機能キー、カーソルキー及びその他のキーによって構成されている。ユーザはキーボードから例えばユーザIDやパスワードを入力したり、カスタマイズページでメモ情報を書き込んだりなどすることができる。
マウス66は、ポインティングデバイスである。GUI(Graphical
User Interface)などを用いてユーザ端末3を操作する場合、表示部64上にマウスの移動に伴って移動するポインタが表示される。
マウスを机上で移動させることによりポインタを表示部64上に表示されたボタンやアイコンなどに合わせ、マウスボタンをクリックすると、これらボタンやアイコンに対応づけられた各種操作を行うことができる。
表示部64は、例えばCRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイなどで構成されている。
表示部64には、プレビューページ、カスタマイズページ、アルバムページなどを表示することができる。
通信制御部72は、ユーザ端末3をインターネット5に接続するための装置であって、モデム、ターミナルアダプタ、その他の接続装置によって構成されている。
ユーザ端末3は、通信制御部72を用いて、コンテンツサーバ2と通信することができる。
通信制御部72は、ガイド情報受信手段、ユーザ追加情報送信手段などを構成している。
記憶部78は、読み書き可能な記憶媒体と、その記憶媒体に対してプログラムやデータを読み書きするための駆動装置によって構成されている。当該記憶媒体として主にハードディスクが使用されるが、その他に、例えば、光磁気ディスク、磁気ディスク、半導体メモリなどの他の読み書き可能な記憶媒体によって構成することも可能である。
記憶部78には、プログラム格納部79と、データ格納部80が設けてあり、プログラム格納部79には、CPU58で実行するための各種プログラムが、またデータ格納部80には、各種データが格納されている。
プログラム格納部79には、ユーザ端末3を動作させるための基本的なプログラムであるOS、コンテンツサーバ2からダウンロードしたWebページを表示するためのブラウザソフト、通信制御部72を制御して、コンテンツサーバ2との通信を制御する通信制御プログラムなどが格納されている。
記憶媒体駆動部76は、着脱可能な記憶媒体を駆動してデータの読み書きを行うための駆動装置である。着脱可能な記憶媒体としては、例えば、光磁気ディスク、磁気ディスク、磁気テープ、半導体メモリ、データをパンチした紙テープ、CD−ROMなどがある。なお、CD−ROMや紙テープは、読み込みのみ可能である。
入出力インターフェース(I/F)74は、例えば、シリアルインターフェースやその他の規格のインターフェースにより構成されている。入出力インターフェース74に当該インターフェースに対応した外部機器を接続することにより、ユーザ端末3の機能を拡張することができる。
業務端末4のハードウェアの構成は、基本的にはユーザ端末3と同様である。 業務端末4は、記憶媒体9に対してデータを読み書きする記憶媒体駆動部を備えており、コンテンツサーバ2から受信した旅行ガイドコンテンツを記憶媒体9に書き込むことができる他、旅行後にユーザから送付された記憶媒体9から、旅行記録情報を抽出し、コンテンツサーバ2に送信することができる。
また、業務端末4から個人情報・レンタル情報などレンタル業務に必要な情報を閲覧・入力することが可能である。
図6は、電子ガイド装置10のハードウェアの構成の一例を示した図である。電子ガイド装置10は、CPU86、無線通信部81、ROM90、RAM91、表示部92、記憶媒体93、内蔵カメラ94がバスライン89で接続されて構成されている。
無線通信部81は、ベースバンド処理部84、RF処理部83、無線通信アンテナ82から構成されており、GPS11から位置情報を受信する。無線通信部81は、ローカル無線機能による無線技術を採用している。
ローカル無線機能による無線技術とは、例えば、ダイレクト・シーケンス・スペクトル拡散(Direct Sequence Spread Spectrum:DSSS)無線通信向けのものなど、IEEE802.11規格に準拠する無線LAN(WLAN)通信に採用されるものと同じ2.4[GHz]のISM(Industrial Scientific and Medical)帯域を使用する無線通信のことで、ブルートゥース(Blue Tooth)と称されており、一般的に10[m]以内の距離にある他のデバイスにデータを伝達するのに適している。
電子ガイド装置10は、GPS11から位置情報を受信するに際して、その要求信号をGPS11に送信する。要求信号は、CPU86からベースバンド処理部84に送出されて信号処理された後、RF処理部83で伝送波に載せられる。そして、無線通信アンテナ82からGPS11に無線により送出される。
一方、GPS11から無線送信されてきた位置情報は、無線通信アンテナ82で受信された後、RF処理部83で信号が抽出され、更にベースバンド処理部84で信号処理されてCPU86に伝えられる。
なお、無線通信部81は、所定の時間間隔(例えば、0.1[秒])でGPS11から位置情報を取得し、これを行動履歴として記憶媒体9に格納する。
無線通信アンテナ82は、計測位置取得手段、計測時刻取得手段を構成している。
CPU86は、ROM90やその他の記憶装置に格納されている各種のプログラムに従って、各種の情報処理や電子ガイド装置10の制御などを行う。
CPU86は、旅行ガイドコンテンツを制御ソフトに従って駆動する駆動手段を構成している。また、CPU86は、行動履歴と画像データの撮影時刻から画像データの撮影位置を特定する撮影位置特定手段を構成することもできる。
記憶媒体駆動部87には、記憶媒体9が装着される。これにより、CPU86は、記憶媒体9に対してデータの読み書きを行うことができる。
より詳細には、CPU86は、記憶媒体9に記憶された旅行ガイドコンテンツを読み出して、旅行ガイドコンテンツに含まれる制御プログラムを実行(駆動)することができる他、旅行記録情報(行動履歴、画像データ、旅行中メモ情報など)を記憶媒体9に書き込むことができる。記憶媒体9は、位置時刻格納手段、画像データ格納手段などを構成している。
ROM90は、電子ガイド装置10を動作させるためのプログラムを格納している。このようなプログラムとしては、例えば、基本的な機能を発揮させるOS、旅行ガイドコンテンツを表示するためのブラウザ、内蔵カメラ94を制御する内蔵カメラ制御プログラム、GPS11との無線通信を制御する通信プログラム、ユーザが入力した文字を漢字に変換する仮名漢字変換プログラムなどがある。
なお、本実施の形態では、旅行ガイドコンテンツを利用するための制御ソフト(利用プログラム)を旅行ガイドコンテンツに含めたが、この制御ソフトをROM90に予め用意しておいてもよい。この場合は、旅行ガイドコンテンツに制御ソフトを含める必要はなくなる。
また、制御ソフトをRAM91に格納したり、あるいは、記憶媒体駆動部87にハードディスクを装着し、これに制御ソフトを格納するように構成することも可能である。
RAM91は、CPU86が動作するためのワーキングエリアを提供する。
例えば、旅行ガイドコンテンツの制御ソフトを駆動したり、あるいはGPS11から位置情報を受信したり、内蔵カメラ94で被写体を撮影したりする場合に、CPU86は、RAM91を一時的にデータを保持するために利用する。
表示部92は、例えば液晶表示装置(LCD)などで構成された表示手段であり、旅行ガイドコンテンツが提供する各画面を表示する。表示される内容としては、画像、写真あるいは文字のガイド情報やユーザ情報などがある。
更に、表示部92は、タッチパネルからなる入力部をも構成しており、ユーザは、表示部92に表示された要素をタッチペンや指先などでタップすることにより、所定の情報を電子ガイド装置10に入力することができる。
入力部93は、ユーザが電子ガイド装置10に情報を入力するための機能部であり、例えば、キー操作部から構成されている。ユーザは、キー操作部から、数字、文字などを入力することができる。
内蔵カメラ94は、デジタル式のカメラであり、シャッター、レンズ、CCD素子、フォーカスコントロール部などから構成されている。
フォーカスコントロール部は、被写体までの距離を測定してレンズ位置を調節し、ピントの調節を自動的に行う機能部である。CCD素子は、レンズによって結像した被写体の像を電気信号に変換する素子である。この他絞りの設定も自動的に行われる。
内蔵カメラ94は、撮影手段、撮影時刻取得手段を構成している。
ユーザがシャッターを押すと、CCD素子上の像が電気信号に変換され、CPU86はここから画像データを生成し、記憶媒体9に格納される。
電子ガイド装置10は、時計を内蔵しており、撮影時刻が日時分秒の単位で画像データに付与される。この撮影時刻に関するデータは、後にアルバムページを作成するのに使用する。また、画像データは、記憶媒体9に直接記憶させる場合に加え、RAM91に記憶しておきバッチ処理にて記憶媒体9に記憶するように構成することもできる。
図7は、記憶媒体9に格納されている旅行ガイドコンテンツのファイル構成の一例を示した図である。
ルートディレクトリの下層に、ガイド情報101、ユーザ情報102、旅行記録情報103、プログラム104、・・・、などの各ディレクトリが生成されている。
そして、ガイド情報101の下層には、更にPOI105、地図106、制御ソフト107などのディレクトリが生成されている。
POI105には、レストランの情報やホテルの情報など、POI情報が格納されている。
地図106には、目的地に関する地図データが格納されてる。本実施の形態では、地図データをラスタ地図で用意した。また、地図データをベクタ地図で構成することも可能である。
制御ソフト107には、電子ガイド装置10の表示部92に表示する表示内容を制御するための制御ソフトが格納されている。
この制御ソフトには、POI105に格納されているPOI情報、地図106に格納されている地図データ、ユーザ情報102に格納されているユーザ情報をリンクするなどして対応づける機能をCPU86に発揮させる。
そして、CPU86は、この制御ソフトを用いてこれらの情報をGUIにて表示部92に表示することができる。
また、制御ソフトにより、ユーザの入力に応じてPOI情報を表示したり、メモ情報を表示したりなど、表示内容を変化させることができる。
このように、本実施の形態では、ガイド情報をPOI情報、地図データ、・・・などと、内容に応じて別ファイルとして管理することができる。そのため、例えば、比較的変更の少ない地図データを変更せずに、頻繁に内容が変化するPOI情報のみを更新することができる。
ユーザ情報102の下層には、更に、メモ情報110、お気に入り登録情報111、ルート情報112などのディレクトリが生成されている。
メモ情報110には、ユーザが作成したメモ情報が格納されている。メモ情報がガイド情報に関連づけられている場合は、そのメモ情報には、関連先のガイド情報を特定する情報が付与されている。
関連先のガイド情報としては、例えばPOI情報がある。メモ情報に関連先のPOI情報を特定する情報を付与しておくことにより、POI情報を表示した場合、当該POIに対して作成したメモ情報を表示することができる。
又は、逆にPOI情報に関連するメモ情報を特定する情報を付与したり、あるいは、POI情報とメモ情報の関連関係を格納したデータベースを用意するなどしても同様の効果を得ることができる。
お気に入り登録情報111には、お気に入り登録したPOI情報などを特定する情報が格納されている。なお、お気に入り登録情報は、お気に入り登録情報111で管理せず、お気に入り登録されたPOI情報に直接識別子を付与するなどしてこれを管理してもよい。
ルート情報112には、ユーザが予め設定した移動経路を地図上で表示するためのデータが格納されている。
旅行記録情報103の下層には、更に、画像データ115、旅行中メモ情報116、行動履歴117などの各ディレクトリが生成されている。
画像データ115には、内蔵カメラ94で撮影した画像データが格納されている。画像データは、例えばJPEG(Joint Photographic Experts Group)形式などの所定の形式で格納されている。内蔵カメラ94で、静止画像のみならず動画も撮影できるように構成することもできる。
旅行中メモ情報116には、ユーザが旅行中に入力した旅行中メモ情報が格納されている。
行動履歴117には、GPS11から受信した位置情報が受信時刻と共に格納されている。行動履歴117により、ユーザがいつどこにいたかを把握することができ、旅行中のユーザの軌跡を特定することができる。
プログラム104には、最適経路検索プログラム118などの電子ガイド装置10で利用するアプリケーションプログラムが格納されている。
最適経路検索プログラム118は、ユーザが目的地を設定すると、現在位置(現在位置はGPS11の位置情報から取得)から、目的地までの最適経路を計算し、算出した経路を地図上で表示するためのプログラムである。
なお、記憶媒体9に格納されている位置に関連づけられたデータ(地図データ、POI情報、メモ情報、行動履歴など)は、標準的な位置情報フォーマットで記録されているため、地図データに複数のコンテンツを関連づけられる他、記憶媒体9を利用可能な複数の機器間で位置情報を共有することができる。
これにより、例えば、内蔵カメラ94で撮影した画像データをコンピュータの地図上に貼り付けるといった複数の機器間を越えて位置情報を媒介するといったサービスが可能となる。
記憶媒体9としてメモリスティックを利用する場合は、位置情報交換フォーマットとしてGLORIE(Global Location−related Information Exchange File Format(MS位置情報ファイルフォーマット))が定義されているので、このフォーマットで記録することにより、データのやりとりを簡単に行うことができる。
このように、共通のフォーマットを用いると、記憶媒体9のような外部記録媒体を用いて容易に他の機器との間でデータをやりとりすることができる。
例えば、友人と前もって旅行の相談をする場合に、共通のフォーマットのデータを用いれば、記憶媒体9を介して情報交換をすることにより、相互に異なったタイプの機器を所有していたとしても、自分の所有する機器にあった形でPOI情報を見ることができる。また、これを地図上に反映することができる。
図8は、POI情報の具体的な記述例を示した図である。図では一例としてPOI情報をXMLを用いて作成してある。
図8において、POI情報であることを示す(<poi>)タグ内に、ポジション(<pos>)タグで囲んで、緯度(<lat>)タグ、経度(<lon>)タグを記述している。
また、名称(<name>)タグにて「カメハメハ大王像」を記述し、情報(<information>)タグで解説情報を記述している。
また、このPOI情報はリンクファイル(<linkfile>)タグが追加されており、その中に、<text herf=".../memo.txt"></text>でユーザ情報へのリンクが指定されている。これにより、例えばユーザが作成したテキストファイルmemo.txtで記録されているユーザ情報「絶対おすすめです」を表示することができる。
この例では、POI情報にメモ情報を特定する情報が書き込まれている。
なお、これは、POI情報の記述をXMLによるものに限定する物ではなく、HTML(Hypertext Markup Language)などの他のコンピュータ言語を用いて記述してもよい。
図9は、電子ガイド装置10の外観の一例を示した図である。
電子ガイド装置10は、表示部92、キー操作部121、レンズ120、シャッター123、無線通信アンテナ82を備えている。
表示部92は、旅行ガイドコンテンツが提供する案内画面を表示することができる。この案内画面では、ガイド情報と、ユーザ情報を関連づけて表示できる他、現在位置を地図上に表示したりなどすることができる。
また、表示部92は、タッチパネルになっており、画面上のアイコンをタップするなどして、表示内容を変化させることができる。
キー操作部121は、数字・文字キー、スペースキー、ファンクションボタンなど、各種のキーが備えられており、ユーザは、キー操作部121から文字情報やプログラムを実行するためのコマンドなど各種の情報を入力することができる。
レンズ120は、内蔵カメラ94で撮影するための被写体を捕らえるためのレンズである。ユーザがシャッター123を押下すると、レンズ120が捕らえていた像が画像データとして記憶媒体9に格納される。
図では、レンズ120と表示部92が同じ面に配設されているが、レンズ120を紙面裏側に配設し、レンズ120が捕らえている映像を表示部92にリアルタイムで表示するように構成することもできる。このように構成すると、ユーザは、レンズ120が捕らえている像を表示部92で確認しながらシャッター123を押下することができる。
図10は、電子ガイド装置10の表示部92に表示された案内画面の一例を示した図である。ユーザは、案内画面から旅行ガイドコンテンツを利用することができる。
図は、POIとして「カメハメハ大王像」が選択されている場合を示している。
POI名称132には、選択されているPOIの名称が表示される。図では日本語で名称を表示しているが、「日本語名称/現地語名称」のように、複数の言語で表示してもよい。
サブタイトル133は、サブタイトルを表示したものである。
お気に入りマーク145は、タップするとトグル動作し、当該POI情報をお気に入り登録することができる。ユーザ端末3でお気に入り登録したものがデフォルトとなっている。
所定の操作を行うことにより、お気に入り登録されたPOI情報だけを表示することができる。
カテゴリアイコン131は、ホテル、レストラン、店程度の大分類のカテゴリをアイコン化して表示したものである。
ページ送りボタン146をタップすると、表示しているPOI情報を次のPOI情報にページ送りしたり、あるいは前のページに戻ることができる。
口コミボタン134をタップすると、口コミ情報が表示される。口コミ情報とは、例えば、現地を旅行した人たちから伝えられた現地情報を電子化したものである。
行き方ボタン135をタップすると、行き方案内が表示される。また、目的地に到達するための最適経路を検索することもできる。
これは、地図上で目的地にあるアイコン(レストランなどPOIを示すアイコン)をタップすると、CPU86が現在位置(GPS11からのデータにより取得)から目的地までの最適経路を計算して、地図上に表示するものである。
このように、電子ガイド装置10は、カーナビゲーションシステムと同様に、いわゆるマンナビゲーション機能を提供することができる。
マンナビゲーションとは、歩行者の行ける場所への歩行者の歩行が可能な最適経路を表示する技術である。
現在位置から目的地までの最適経路を算出するアルゴリズムはカーナビゲーションシステムのものが利用可能である。
マンナビゲーションは、例えば、ランドマーク中のポイントや、テーマパーク中の建造物や、あるいはショッピングモール中のレストランのように、店舗中の店舗など、車両では行けないが歩行者が行ける場所をナビゲートすることができる。
更に、マンナビゲーションは、例えば、公園内、海岸、歩道橋、駅構内、地下道、一方通行道路の反対方向などのように、車両では通行できないが、歩行者が通行できる経路をナビゲートすることもできる。
加えて、高速道路、自動車専用道路、治安上問題のある危険地帯などを避けてナビゲートすることもできる。
なお、カーナビゲーションシステムでは、ガソリンスタンドや幹線沿いのファミリーレストランなど、車両用のPOIが用意されているが、電子ガイド装置10は、歩行者を対象としたPOIを中心に用意している。
時計ボタン136をタップすると時計画面がポップアップし、現地時刻と日本時間が併記して表示される。所定の時刻に達するとアラーム音が発生するようにアラームを設定することができる。アラームが設定された場合は、時計ボタン136のアイコンの形状が変化する。
記号ボタン140は、家族向け、カップル向けなどアイコンで表したり、評価をアイコンで表したりする。
メモボタン141をタップすると、メモ画面がポップアップし、現在選択しているPOIに関連づけて旅行中メモ情報を入力することができる。また、旅行前に入力したメモも閲覧することができる。
会話例ボタン142をタップすると会話画面がポップアップし、現地語での料理の注文方法など、POI情報に関連した会話例が現地語及び日本語での読み方が併記された形で表示される。
詳細ボタン143をタップすると、現在表示しているPOIに関するより詳しい情報(美術館の解説、地図など)を表示する詳細表示画面がポップアップする。
写真147をタップすると、写真が拡大表示される。複数の写真があった場合は、数秒ごとに表示する写真を切り替える。また、フォトリストをサムネイルで一覧表示し、ユーザが選択して拡大表示するように構成することもできる。
情報ボタン150は、営業時間、定休日、住所、広告などのPOIに関連する情報を表示するための各種ボタンが用意されている。例えば、広告ボタン156をタップすると、現在表示しているPOI情報に関する広告ページがポップアップする。
解説フィールド144には、POI情報に関する解説文が表示される。解説フィールド144をタップすると、POI名称132以下の部分一面に解説文が表示されるようになる。文字数が多い場合は、スクロールバー148をタップすることによりスクロールすることができる。
地図ウィンドウ153には、地図が表示される。ユーザが表示された地図内の地域にいる場合は、GPS11から得られたユーザの現在位置155も表示される。また、現在位置155に現在ユーザが進行している進行方向を示す情報を付加することもできる。
更に、地図上には、現在表示しているPOIの位置にアイコン154が表示される。
これは、POI情報が有する位置情報と、地図上の各点が有する位置情報を符合することにより表示したものである。
また、ユーザが選択することにより、地図ウィンドウ153の中心部分に現在位置155及び現在表示しているPOIの位置にあるアイコン154の何れかを位置させることが可能である。
POIのアイコンは、例えば、ホテル、店舗、レストラン、などPOIが分類されるカテゴリが識別可能な形態で表示される。
ズームボタン151をタップすると、地図ウインドウ153に表示されいる地図の縮尺を切り替えることができる。
POI画面/地図画面切り替えボタン152をタップすると、図に示したPOI画面と、画面全面に地図が表示される地図画面を切り替えることができる。
また、地図ウインドウ153に、ユーザが移動した経路(軌跡)を表示することもできる。これは、行動履歴に含まれる位置情報を地図上でプロットすることにより得られる。これにより、ユーザは、自分が辿ってきた経路を知ることができる。
更に、地図ウインドウ153にユーザが撮影した画像を布置することも可能である。ユーザが撮影した画像データには、撮影時刻が付随しているため、この撮影時刻を行動履歴に含まれる時刻情報と符合することにより、当該画像データを撮影した場所を特定することができる。
そして、撮影した画像のサムネイルを地図上に布置し、ユーザがサムネイルをタップすると、撮影した画像がポップアップ表示するように構成することができる。
図11は、ユーザがユーザ端末3からコンテンツサーバ2に登録する手順を説明するためのフローチャートである。
ユーザ端末3の動作は、CPU58が行うものであり、コンテンツサーバ2の動作は、コンテンツサーバ2のCPUが行うものである。
まず、ユーザは、ユーザ端末3において、ブラウザ上でコンテンツサーバ2のURL(Uniform Resource Locators)を入力し、コンテンツサーバ2にアクセスする(ステップ5)。
これに対し、コンテンツサーバ2は、ユーザ端末3にトップページを送信する(ステップ40)。
トップページには、新規登録とログインを選択できるようになっており、今の場合は新規登録を選択する(ステップ10)。すると、新規登録が選択されたことを示す信号がユーザ端末3からコンテンツサーバ2に送信される。
コンテンツサーバ2は、この信号を受信すると、ユーザ端末3に個人情報入力ページを送信する(ステップ45)。
ユーザ端末3で表示された個人情報入力ページに指定された事項(氏名、電子メールアドレスなどの個人情報)と自分で設定したパスワードを入力し、当該ページに表示されている送信ボタンをクリックするなどして、ユーザが入力した個人情報をコンテンツサーバ2に送信する(ステップ15)。
コンテンツサーバ2は、ユーザ端末3から個人情報を受信すると、これをRAMなどに一時記憶した後、ユーザ端末3にレンタル情報入力ページを送信する(ステップ50)。
ユーザは、ユーザ端末3で表示されたレンタル情報入力ページで指定されたレンタル情報を入力し、これをコンテンツサーバ2に送信する(ステップ20)。
コンテンツサーバ2は、ユーザ端末3からレンタル情報を受信し、これをRAMなどに一時保存する。
次に、コンテンツサーバ2は、当該ユーザに対してユーザIDを発行し、ユーザ端末3に送信する。
次に、コンテンツサーバ2は、発行したユーザIDとパスワードを確認するための確認ページをユーザ端末3に送信する(ステップ55)。
ユーザは、ユーザ端末3でこのユーザIDとパスワードを確認し控えておく。確認を終えたら、当該ページに表示されている確認完了ボタンをクリックするなどして、コンテンツサーバ2にユーザがユーザIDとパスワードを確認したことを示す信号を送信する(ステップ25)。
コンテンツサーバ2は、この信号を受信すると、ユーザ端末3に個人情報・レンタル情報確認ページを送信する(ステップ60)。
ユーザは、ユーザ端末3で個人情報・レンタル情報確認ページを閲覧し、個人情報とレンタル情報を確認する。ユーザは確認を終えると、当該ページに表示されている確認終了ボタンをクリックするなどして、コンテンツサーバ2に、ユーザが個人情報とレンタル情報を確認したことを示す信号を送信する(ステップ30)。
コンテンツサーバ2は、この信号を受信すると、RAMなどに格納してある個人情報とレンタル情報を会員データベース41に格納する(ステップ65)。
以上の手順により、新規登録処理を終了する。
図12は、旅行ガイドコンテンツをプレビューする手順を説明するためのフローチャートである。ユーザは、既に会員登録してあるものとする。
まず、ユーザ端末3からコンテンツサーバ2にアクセスする(ステップ100)。
これに対し、コンテンツサーバ2は、ユーザ端末3にトップページを送信する(ステップ120)。
ユーザは、ユーザ端末3で表示されたトップページでログインを選択し、所定の欄に自分のユーザIDとパスワードを入力してコンテンツサーバ2に送信する(ステップ102)。
コンテンツサーバ2は、ユーザ端末3からユーザIDとパスワードを受信し、これを用いてユーザを認証する(ステップ122)。
コンテンツサーバ2は、ユーザの認証を終えるとユーザ端末3に選択ページを送信する(ステップ124)。選択ページでは、旅行ガイドコンテンツのプレビューとカスタマイズの何れかを選択できるようになっている。
ユーザ端末3は、コンテンツサーバ2から選択ページを受信し、これを表示部64に表示する。
ユーザが選択画面でプレビューを選択すると、ユーザ端末3は、プレビューが選択されたことを示す選択信号をコンテンツサーバ2に送信する(ステップ104)。
コンテンツサーバ2は、プレビューが選択されたことを示す選択信号を受信し、ユーザ端末3にプレビューページを送信する(ステップ126)。
ユーザ端末3は、コンテンツサーバ2からプレビューページを受信し、これを表示部64に表示する。
プレビューページには、旅行ガイドコンテンツの案内画面が電子ガイド装置10で表示されるのと同じ状態(図10の状態)で表示される。
ユーザは、電子ガイド装置10でアイコンをタップする場合は、これをマウス操作でクリックするなどして、案内画面から、旅行ガイドコンテンツを模擬的に操作することができる。ユーザ端末3上からの操作と、電子ガイド装置10での操作に対し、案内画面は同様に変化する。即ち、電子ガイド装置10での旅行ガイドコンテンツの操作を予めユーザ端末3で練習することができる。
まず、アイコンをクリックするなど、案内画面で旅行ガイドコンテンツを操作すると、ユーザ端末3は、操作内容を示す信号をコンテンツサーバ2に送信する(ステップ106)。
コンテンツサーバ2は、操作内容を示す信号を受信し、操作内容に対応する処理を実行する(ステップ128)。
そして、コンテンツサーバ2は、処理を実行した結果に対応する案内画面(操作内容を実行した後の画面)を生成し、これをユーザ端末3に送信する(ステップ130)。
ユーザ端末3は、操作内容を実行した後の案内画面を受信し、これを表示部64に表示する(ステップ108)。ユーザは、この画面により、自分の行った操作により、案内画面がどのように変化(遷移)するか知ることができる。
旅行ガイドコンテンツの操作を終了しない場合は(ステップ110;N)、ステップ106に戻り、引き続き旅行ガイドコンテンツの操作を行う。
旅行ガイドコンテンツの操作を終了する場合は(ステップ110;Y)、プレビューページ中の終了ボタンをクリックする。すると、ユーザ端末3は、コンテンツサーバ2にプレビューを終了することを示す終了信号を送信する(ステップ112)。
コンテンツサーバ2は、この終了信号を受信し、プレビューを終了する(ステップ132)。
以上の例では、旅行ガイドコンテンツをコンテンツサーバ2で操作したが、この他に、ユーザ端末3に旅行ガイドコンテンツを送信し、ユーザ端末3で旅行ガイドコンテンツを操作するように構成することもできる。
図13は、旅行ガイドコンテンツをカスタマイズする手順を説明するためのフローチャートである。ユーザは、既に会員登録してあるものとする。
まず、ユーザ端末3からコンテンツサーバ2にアクセスする(ステップ150)。
これに対し、コンテンツサーバ2は、ユーザ端末3にトップページを送信する(ステップ170)。
ユーザは、ユーザ端末3で表示されたトップページでログインを選択し、所定の欄に、自分のユーザIDとパスワードを入力してコンテンツサーバ2に送信する(ステップ152)。
コンテンツサーバ2は、ユーザ端末3からユーザIDとパスワードを受信し、これを用いてユーザを認証する(ステップ172)。
コンテンツサーバ2は、ユーザの認証を終えるとユーザ端末3に選択ページを送信する(ステップ174)。
ユーザ端末3は、コンテンツサーバ2から選択ページを受信し、これを表示部64に表示する。
ユーザが選択画面でカスタマイズを選択すると、ユーザ端末3は、カスタマイズが選択されたことを示す選択信号をコンテンツサーバ2に送信する(ステップ154)。
コンテンツサーバ2は、カスタマイズが選択されたことを示す選択信号を受信し、ユーザ端末3にカスタマイズページを送信する(ステップ176)。
ユーザ端末3は、コンテンツサーバ2からカスタマイズページを受信し、これを表示部64に表示する。
カスタマイズページでは、旅行ガイドコンテンツの案内画面が表示され、ユーザは、これに対してメモ情報を書き込んだり、お気に入り登録したり、ルート設定をしたりなどの操作を行うことができる。
ユーザが、カスタマイズページで、メモ情報を書き込むなどの操作を行い、旅行ガイドコンテンツを変更すると、ユーザ端末3は、変更操作の内容を示す信号をコンテンツサーバ2に送信する(ステップ156)。この信号には、書き加えたメモ情報の内容なども含まれている。
コンテンツサーバ2は、この変更操作の内容を示す信号を受信し、これをRAMなどに一時記憶する(ステップ178)。
そして、コンテンツサーバ2は、変更内容に応じた画面を生成してユーザ端末3に送信する(ステップ180)。
ユーザ端末3は、変更後の画面を受信して表示部64に表示する(ステップ158)。
変更操作を終了しない場合は(ステップ160;N)、ステップ156に戻り、変更操作を続行する。
変更操作を終了する場合は(ステップ160;Y)、ユーザはカスタマイズページ中に表示されたセーブボタンをクリックする。
すると、ユーザ端末3は、コンテンツサーバ2に、変更内容を確定することを示すセーブ信号を送信する(ステップ162)。
コンテンツサーバ2は、セーブ信号を受信すると、RAMなどに一時記憶しておいた変更操作内容を確定させ、旅行ガイドコンテンツを当該ユーザ用にカスタマイズして所定のデータベースに格納し(ステップ182)、処理を終了する。即ち、ユーザが記入したメモ情報や、お気に入り登録などをユーザ情報データベース43に格納したり、ユーザが、ユーザ情報とガイド情報を関連づけた場合は、関連づけに関する情報を格納したりなどする。
図14は、業務端末4がコンテンツサーバ2から旅行ガイドコンテンツをダウンロードする手順を説明するためのフローチャートである。
以下の動作は、コンテンツサーバ2のCPUと業務端末4のCPUが行うものである。
まず、旅行ガイド業者は、ブラウザで所定のURLを入力することにより、業務端末4からコンテンツサーバ2にアクセスする(ステップ200)。
これに対し、コンテンツサーバ2は、業務端末4に旅行ガイド業者用のログインページを送信する(ステップ230)。
旅行ガイド業者は、業務端末4で表示されたログインページから業者IDとパスワードを入力してコンテンツサーバ2に送信する(ステップ205)。
コンテンツサーバ2は、この業者IDとパスワードを受信し、当該旅行ガイド業者を認証する(ステップ235)。
コンテンツサーバ2は、旅行ガイド業者の認証を終了すると業務端末4にダウンロードページを送信する(ステップ240)。
次に、旅行ガイド業者は、業務端末4で表示されたダウンロードページから対象としているユーザのユーザIDを入力し、これをコンテンツサーバ2に送信する(ステップ210)。
コンテンツサーバ2は、業務端末4からユーザIDを受信し、当該ユーザが選択したガイド情報と当該ユーザが作成したユーザ情報をガイド情報データベース42、ユーザ情報データベース43から検索して、当該ユーザ用の旅行ガイドコンテンツを生成し、業務端末4に送信する(ステップ245)。
旅行ガイド業者は、コンテンツサーバ2からダウンロードした旅行ガイドコンテンツを記憶媒体9に格納し(ステップ215)、旅行ガイドコンテンツのダウンロード処理を終了する。
図15は、業務端末4からコンテンツサーバ2に旅行記録情報をアップロードする手順を説明するためのフローチャートである。
まず、旅行ガイド業者は、旅行を終えたユーザから記憶媒体9を取得し、業務端末4を用いてここから旅行ガイドコンテンツを読み出す(ステップ305)。次に、業務端末4は、読み出した旅行ガイドコンテンツから旅行記録情報を抽出する(ステップ305)。なお、行動履歴は旅行記録情報に含まれている。
次に、業務端末4は、コンテンツサーバ2にアクセスする(ステップ310)。
これに対し、コンテンツサーバ2は、業務端末4に旅行ガイド業者用のログインページを送信する(ステップ330)。
旅行ガイド業者は、業務端末4で表示されたログインページから、自分の業者IDとパスワードを入力し、コンテンツサーバ2に送信する(ステップ315)。
コンテンツサーバ2は、業務端末4から業者IDとパスワードを受信し、これを認証する(ステップ335)。
認証を終えると、コンテンツサーバ2は、業務端末4にアップロードページを送信する(ステップ340)。
旅行ガイド業者は、業務端末4において、コンテンツサーバ2から送信されてきたアップロードページに、当該ユーザのユーザIDを入力すると共に、ステップ305で抽出した旅行記録情報を添付してコンテンツサーバ2に送信する(ステップ320)。
コンテンツサーバ2は、旅行記録情報を添付されたアップロードページを受信し、旅行記録情報をアップロードページに記載されたユーザIDを関連づけて旅行記録情報データベース44に格納し(ステップ345)、処理を終了する。
図16は、ユーザ端末3の表示部64に表示されたプレビュー画面の一例を示した図である。
このプレビュー画面は、カスタマイズページで提供されるプレビュー機能を用いて表示したものである。
即ち、カスタマイズページで所定の操作を行うとプレビュー画面を表示させることができるようになっている。
なお、ユーザ端末3上で旅行ガイドコンテンツをプレビューするために、ユーザ端末3がエミュレータを必要とする場合は、これを予めコンテンツサーバ2からダウンロードしてユーザ端末3にインストールしておくこととする。
プレビュー画面で表示された旅行ガイドコンテンツは、電子ガイド装置10で使用する場合と同様に、ユーザ端末3で動作させることができる。電子ガイド装置10では、画面上のアイコンをタップするのに対し、プレビュー画面では、アイコンをマウス66を用いてクリックすることにより、同様に動作させることができる。
このように、ユーザIDを登録することにより、申し込んだ旅行ガイドコンテンツを自宅のパーソナルコンピュータなどからプレビューすることができる。これにより、旅行当日に空港カウンタ8で受け取る旅行ガイドコンテンツ、アプリケーションなどを自宅で確認することができ、操作方法などを覚えることが可能となる。
図17は、カスタマイズページの一例を示した図である。
カスタマイズページは、メモボタン160、お気に入りボタン161、ルート設定ボタン162、セーブボタン163、表示部エリア165を備えている。
表示部エリア165の上には、当該ユーザのユーザIDが「会員No」として表示され、更に、ユーザが選択したガイド情報のコース名「基本・ハローエクスプレス・ゴルフ専門」が表示されている。
表示部エリア165には、電子ガイド装置10の表示部92に表示されるのと同じ画面が表示される。この画面を見ながらユーザは、旅行ガイドコンテンツをカスタマイズすることができる。
メモボタン160、お気に入りボタン161、ルート設定ボタン162は、それぞれメモ情報、お気に入り登録、ルート設定を行うためのボタンである。
メモボタン160は、メモ情報を生成するボタンであって、このメモ情報はPOIに関連づけることができる。
例えば、表示部エリア165の地図に表示されているPOI166にメモ情報を設定したい場合、このPOIを表すアイコンをクリックして選択した後、メモボタン160をクリックする。
すると、テキスト入力ダイアログボックスがポップアップし、メモ情報の入力を受け付ける。このテキスト入力ダイアログボックスで「ここでランチ!!!」などと入力し、当該ダイアログボックスに表示された設定ボタンをクリックすると、POI166に「ここでランチ!!!」なるテキストデータがメモ情報として設定される。設定されたメモ情報は、地図上にメモ表示167として表示される。
一端作成したメモ情報は、削除したり、内容を書き直したりすることもできるようになっている。
このメモ機能を利用することにより、旅行前にガイド情報に情報を書き込むことができる。これにより、旅行前に実行しようと思ったことを、忘れずに旅行中に実行することが可能となる。
お気に入りボタン161をクリックすると、お気に入りマーク168がトグル動作する。即ち、お気に入りボタン161をクリックするたびに、お気に入りボタン161が登録状態と非登録状態を交互に繰り返す。
お気に入りボタン161をクリックしてお気に入りマーク168を登録状態にすることにより、現在表示されているページ(POI情報)をお気に入り登録することができる。
お気に入り登録機能を利用することにより、ユーザは自分の気に入ったPOI、あるいはチェックしておきたいPOIにお気に入りマークをつけることができる。これにより、旅行中に行くべきお店などを旅行ガイドコンテンツ中に記憶させておくことができる。
ページ送りボタン169をクリックすることにより、前のページあるいは次のページに移動し、他のページもカスタマイズすることができる。
図18は、カスタマイズ画面でルート設定をする場合の一例を示した図である。
ルート設定する場合は、ルート設定ボタン162をクリックした後、地図上で出発地、目的地の順序で2つの地点をクリックする。
すると、コンテンツサーバ2が最適経路を計算し、図に示したように矢印で最適経路が地図上に表示される。
ルート設定機能を利用することにより、事前に複数のルートを設定することができる。これにより、現地に到着してからルート検索するよりも、より早く旅行を開始することができる。
以上の要領で、メモ情報、お気に入り登録、ルート設定を各ページについて設定した後、セーブボタン163をクリックすると、設定した内容を確定する旨の信号がコンテンツサーバ2に送信される。そして、コンテンツサーバ2は、ユーザが設定した内容を確定し保持する。このように、上記メモ情報、お気に入り登録、ルート設定により、カスタマイズした旅行ガイドコンテンツをWeb上で送信、記憶させることで、ユーザ個人のオリジナルな旅行ガイドコンテンツを旅行先に持参することが可能となる。
図19はアルバムページの一例を示した図である。
アルバムページは、地図表示部181、写真一覧部185、写真貼り付けボタン182、履歴表示ボタン183、メモ記入ボタン184、ページ送りボタン190などから構成されている。
地図表示部181は、ユーザが旅行中に移動したエリアに対応する地図が表示される。ユーザが移動したエリアは、ユーザの行動履歴から割り出したものである。
写真一覧部185には、ユーザがこのエリアで撮影した画像データの一覧が表示される。ユーザが当該エリアで撮影した画像データは、画像データの撮影時刻と行動履歴に含まれる時刻を対比することにより特定したものである。
写真一覧部185に表示されている画像の何れかをクリックして選択状態にした後、写真貼り付けボタン182をクリックすると、画像187、188のように、当該画像が地図上の撮影地点に表示される。撮影位置は、画像データの撮影時刻と行動履歴に含まれる時刻から特定されたものである。
また、写真一覧部185に表示された画像を地図上にドラッグアンドドロップすることにより、地図上に画像を配置することも可能である。この場合は、画像データの撮影時刻と行動履歴に含まれる時刻から特定された撮影位置とドラッグアンドドロップで配置された位置が異なっていてもよい。
履歴表示ボタン183をクリックすると、ユーザの移動した経路が矢線189として表示される。この経路は行動履歴から算出したものである。
地図中の地点をクリックした後、メモ記入ボタン184をクリックするとメモ記入ダイアログボックスがポップアップし、クリックした地点にメモ情報を入力する。入力したメモ情報は、メモ表示186として地図上に表示される。
ページ送りボタン190をクリックすることにより、前後のアルバムページに移動し、同様に編集することができる。
このように、アルバムページを利用することにより、ユーザ個人が撮影した写真を、予め用意された地図上に貼り付けたり、行動履歴から自動的に付加されたユーザの行動履歴を矢線で表したり、メモ情報を書き込んだりすることで、ユーザ個人の思い出アルバムを作成することができる。
本実施の形態では、電子ガイド装置10の内蔵カメラ94で撮影した画像データをアルバムページに貼り付けるように構成したが、これに限定せず、撮影日及び時刻が記録されていれば汎用のデジタル式カメラで撮影した画像データを用いてアルバムページを作成することもできる。デジタル式カメラの時刻情報をGPS11から得た位置情報及び時刻情報と同期をとることで、内蔵カメラ94と同様の機能を実現することができる。
この場合は、空港カウンタ8で、ユーザから記憶媒体9を受け取ると共に、ユーザのデジタル式カメラに記録されている画像データを記憶媒体9などにコピーさせてもらい、旅行ガイド業者に送付するようにする。ユーザの汎用のデジタル式カメラを利用する場合、画像データを記憶媒体9などにコピーする方法に加えて、ユーザが自宅の端末から画像データをコンテンツサーバ2に送信する方法がある。
また、本実施の形態では、ユーザ端末3、業務端末4、コンテンツサーバ2をインターネット5で接続するように構成したが、これに限定するものではなく、LAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)、光通信網、通信衛星を介した通信網、あるいはこれらのうち複数を接続して構成することもできる。
また、本実施の形態では、電子ガイド装置10としてPDAを用いたが、この他に、カメラ付き携帯パーソナルコンピュータ、デジタル式カメラ、携帯電話などを用いて構成することもできる。
以上に示した第1の実施の形態では、以下のような効果を得ることができる。
まず、ユーザにユニークなユーザIDを用いてコンテンツサーバ2にログインすることで、旅行先で利用する旅行ガイドコンテンツをWeb上でプレビューすることができる。これにより、ユーザは、旅行準備期間中に旅行ガイドコンテンツの内容を確認することができる。
また、旅行準備期間中にコンテンツの内容確認と同時にメモ情報を書き込むことが可能であり、メモ情報が書き込まれた状態で旅行ガイドコンテンツがユーザに渡される。これは、あたかもユーザがしおりにメモを書き込んで旅行ガイドブックに張っておくかのように、プレビュー時にユーザが旅行ガイドコンテンツにメモ情報を加えることができる(しおり作成機能)。そして、入力したメモ情報が海外などの旅行先での利用時に反映される。
また、旅行前、及び旅行中にPOIをお気に入り登録することができる。また、旅行前、及び旅行中に目的地と出発地から最適経路を検索することができる。
旅行中にユーザが移動した軌跡を行動履歴として保存し閲覧することができる(移動履歴確認機能)。また、行動履歴を用いてユーザの軌跡を地図上に表示し、これをWeb上に掲載することができる。
また、地図上にユーザが移動した軌跡を残し、時間を鍵(キー)として撮影したデジタル式カメラの画像と同期させることができる。また、Web上にユーザが画像を掲載することができる(アルバムページ作成機能)。即ち、旅行中の移動経路と画像データを同期させて保存、閲覧させることができる。
以上のように、本実施の形態では、ユーザは、旅行中だけでなく、旅行前、旅行後も旅行を楽しむことができる。
また、本実施の形態を以下のように応用した利用方法もある。
(1)位置情報共有機能
グループ旅行で団体行動を行う場合、一台のGPS11から複数の電子ガイド装置10に位置情報を送信し、位置情報を複数の電子ガイド装置10で共有することができる。このため、各自がGPS11を携帯する必要がなくなる。
(2)端末間の情報交換機能通信を用いて、ユーザの行動履歴、体験したガイド情報などを複数の端末間で旅行中に交換することができる。このように、旅行先で得た情報を他のユーザに開示することができる。また、旅行中に複数の電子ガイド装置10の間で、行動履歴・ユーザ追加情報(お気に入り・ルート設定・メモなど)を追加することもできる。ただし、旅行業者が作成したコンテンツの複製は制限されている。
(3)地上波デジタルデータ放送による無線アップデート機能
電子ガイド装置10に地上波デジタルチューナを内蔵させることにより、旅行先での利用時にデータ放送を受信して最新のガイド情報を入手することが可能である。これにより、ユーザは、旅行中に最新の旅行ガイドコンテンツを入手することができる。
(4)無線LANによる無線アップデート機能
電子ガイド装置10に無線LAN機能を実装することにより、屋内や航空機の中でデータを受信し、最新の旅行ガイドコンテンツを入手することが可能である。
(5)屋内ナビゲーション機能
現在地と目的地を入力することで、最適なルートを屋内地図上に表示することかできる。このように、空港、ショッピングモールなどの屋内においても目的地への最適経路を知ることができ、見取り図や案内表示板などに依存する必要がなくなる。
(第1の実施の形態の変形例)
図20は、本変形例に係るネットワーク構成の一例を示した図である。
本変形例は、旅行ガイドシステムに新たにコミュニティサーバ6を加えたものである。図中、空港カウンタ8、レンタル機材15などは図示していない。
コミュニティサーバ6は、コミュニティ運営機能を提供するサーバ装置である。コミュニティは例えば電子掲示板形式で運営され、ユーザから送信されてきた投稿を電子掲示板上に掲載する。
本変形例では、電子掲示板の閲覧を会員に限定するように構成してあるが、これに限定せず、一般に公開するように構成してもよい。
コミュニティは、例えば、ハワイ、ローマ、・・・など地域別、あるいはグルメ、ショッピング、・・・などとジャンル別に運営されている。旅行先での情報を投稿して、これから当地を訪れるユーザに情報を提供したり、あるいは質問事項を掲載して他のユーザの意見を得たりなどすることができる。
コミュニティサーバ6を用いることにより、ユーザ同士でアルバムページ、写真、旅行日記などを公開することができる。これにより、他のユーザの旅行日記を参考にしたり、投票により旅行日記のコンテストを実施することなどが可能となり、ユーザの旅行後の楽しみを増やすことができる。これにより、コミュニティの運営を次回の集客につなげることが可能となる。
図21は、コミュニティサーバ6で掲載されている電子掲示板の一例を示した図である。
このように、電子掲示板上では、複数のユーザによる投稿を閲覧することができる。また、図示しないが、ユーザは、自己のアルバムページや写真などを電子掲示板上で公開することができる。
また、コミュニティサーバ6が提供するサービスは電子掲示板に限定するものではなく、例えば、チャットやその他の形式で提供することもできる。
また、コミュニティサーバ6に掲載された情報を旅行ガイド業者がまとめてコンテンツとしてレンタル・販売を行うことも可能である。
(第2の実施の形態)
本実施の形態は、ユーザがユーザ端末3に記憶媒体9を装着し、旅行ガイドコンテンツのダウンロード(旅行前)及び旅行記録情報のアップロード(旅行後)を行うものである。このため、第1の実施の形態の業務端末4は必要なくなる。
図22は、第2の実施の形態に係る旅行ガイドシステムaのシステム構成を示した概念図である。
旅行ガイドシステムaは、コンテンツサーバ2、インターネット5、ユーザ端末3、記憶媒体9、レンタル機材15などから構成されている。
第1の実施の形態に対応する構成要素には、同じ符号を付し、重複する説明は省略する。
ユーザ端末3は、記憶媒体駆動部76に記憶媒体9を装着することができ、記憶媒体9に対してデータの読み書きを行うことができる。
ユーザは、コンテンツサーバ2への登録、及び旅行ガイドコンテンツのカスタマイズは、第1の実施の形態と同様に行う。
ユーザは、旅行ガイドコンテンツのカスタマイズを終えると、旅行ガイドコンテンツをコンテンツサーバ2からユーザ端末3にダウンロードし、これを記憶媒体9に書き込む。
ユーザは、旅行当日、旅行ガイドコンテンツを記憶した記憶媒体9を空港に持参する。そして、空港カウンタ8でレンタル機材15を借り受け、持参した記憶媒体9を電子ガイド装置10に装着し、旅行先で旅行ガイドコンテンツを利用する。
旅行を終え、帰国したときに、レンタル機材15は、空港カウンタ8に返却し、記憶媒体9は、持ち帰る。そして、記憶媒体9をユーザ端末3に装着して、記憶媒体9から旅行記録情報を抽出してコンテンツサーバ2に送信する。
以上に説明したように、ユーザ自身が旅行ガイドコンテンツのダウンロードと、旅行記録情報のアップロードを行えば、業務端末4を用意する必要がなくなる。
更に、ユーザが自前の電子ガイド装置10、GPS11を有する場合は、空港カウンタ8でレンタル機材15のレンタルを受ける必要もなくなる。
図23は、ユーザが旅行記録情報をコンテンツサーバ2にアップロードする際にユーザ端末3で表示される画面を示した図である。
図中の「YES」ボタンを、クリックすると、記憶媒体9からコンテンツサーバ2へのアップロードが開始され、アップロードの進捗状況が表示バーによって%表示される。
以上に説明した第2の実施の形態では、業務端末4は、コンテンツサーバ2の管理をすればよく、記憶媒体9への旅行ガイドコンテンツのダウンロード業務、及び旅行記録情報のコンテンツサーバ2へのアップロード業務を行う必要がなくなる他、ユーザは、ユーザ端末3から直に旅行ガイドコンテンツを入手することができる。
また、電子ガイド装置10もユーザが所有するように構成することもできる。この場合、ユーザ端末3からインターネット5経由でコンテンツサーバ2からダウンロードする場合と、インターネット接続機能を有する電子ガイド装置10を直接インターネット5に接続してダウンロードする場合がある。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は説明した実施形態に限定されるものではなく、各請求項に記載した範囲において各種の変形を行うことが可能である。
第1の実施の形態に係る旅行支援システムのシステム構成を示した概念図である。 各データベースに格納されている情報を模式的に表した図である。 旅行ガイドコンテンツの構成を概念的に示した図である。 コンテンツサーバのハードウェア的な構成の一例を示した図である。 ユーザ端末3のハードウェア的な構成の一例を示した図である。 電子ガイド装置のハードウェアの構成の一例を示した図である。 記憶媒体に格納されている旅行ガイドコンテンツのファイル構成の一例を示した図である。 POI情報を示した図である。 電子ガイド装置の外観の一例を示した図である。 案内画面の一例を示した図である。 コンテンツサーバに登録する手順を説明するためのフローチャートである。 旅行ガイドコンテンツをプレビューする手順を説明するためのフローチャートである。 旅行ガイドコンテンツをカスタマイズする手順を説明するためのフローチャートである。 旅行ガイドコンテンツをダウンロードする手順を説明するためのフローチャートである。 旅行記録情報をアップロードする手順を説明するためのフローチャートである。 プレビュー画面の一例を示した図である。 カスタマイズページの一例を示した図である。 カスタマイズ画面でルート設定をする場合の一例を示した図である。 アルバムページの一例を示した図である。 変形例に係るネットワーク構成の一例を示した図である。 コミュニティサーバで掲載されている電子掲示板の一例を示した図である。 第2の実施の形態に係る旅行支援システムのシステム構成を示した概念図である。 ユーザが旅行記録情報をコンテンツサーバ2にアップロードする際に表示される画面を示した図である。
符号の説明
2 コンテンツサーバ
3 ユーザ端末
4 業務端末
5 インターネット
6 コミュニティサーバ
8 空港カウンタ
9 記憶媒体
10 電子ガイド装置
11 GPS
20 制御部
21 通信制御部
22 入出力部
23 記憶部
24 プログラム格納部
25 データ格納部
26 バスライン
32 登録手段
33 認証手段
34 プレビュー・カスタマイズ手段
35 アルバム作成手段
41 会員データベース
42 ガイド情報データベース
43 ユーザ情報データベース
44 旅行記録情報データベース
56 制御部
58 CPU
60 ROM
62 RAM
64 表示部
66 マウス
68 キーボード
72 通信制御部
73 バスライン
74 入出力インターフェース
76 記憶媒体駆動部
78 記憶部
79 プログラム格納部
80 データ格納部
81 無線通信部
82 無線通信アンテナ
83 RF処理部
84 ベースバンド処理部
86 CPU
89 バスライン
90 ROM
91 RAM
92 表示部
93 入力部
94 内蔵カメラ
101 ガイド情報
102 ユーザ情報
103 旅行記録情報
104 プログラム
105 POI
106 地図
107 制御ソフト
110 メモ情報
111 お気に入り登録情報
112 ルート情報
115 画像データ
116 旅行中メモ情報
117 行動履歴
118 最適経路検索プログラム
120 レンズ
121 キー操作部
123 シャッター
131 カテゴリアイコン
132 POI名称
133 サブタイトル
134 口コミボタン
135 行き方ボタン
136 時計ボタン
140 記号ボタン
141 メモボタン
142 会話例ボタン
143 詳細ボタン
144 解説フィールド
145 お気に入りマーク
146 ページ送りボタン
147 写真
148 スクロールバー
150 情報ボタン
151 ズームボタン
152 POI画面/地図画面切り替えボタン
153 地図ウィンドウ
154 アイコン
155 現在位置
160 メモボタン
161 お気に入りボタン
162 ルート設定ボタン
163 セーブボタン
165 表示部エリア
168 お気に入りマーク
169 ページ送りボタン
181 地図表示部
182 写真貼り付けボタン
183 履歴表示ボタン
184 メモ記入ボタン
185 写真一覧部
187 画像
188 画像
190 ページ送りボタン

Claims (6)

  1. 所定の時間間隔で継続的に現在位置を計測した計測位置を取得する計測位置取得手段と、
    前記計測位置取得手段で計測位置を取得したときの時刻を計測した計測時刻を取得する計測時刻取得手段と、
    前記取得した計測位置と前記取得した計測時刻を対応付けて格納する位置時刻格納手段と、
    を具備したことを特徴とする携帯装置。
  2. 各地点に地図上の位置情報が付与された地図データを含むガイド情報とユーザが作成したユーザ追加情報を含むガイドコンテンツを格納した記憶媒体と、
    前記格納されたガイドコンテンツを前記ガイド情報と前記ユーザ追加情報を関連させて駆動する駆動手段と、
    前記位置時刻格納手段で格納された前記計測位置及び前記計測時刻と、前記地図データに付与された地図上の位置情報を用いて、地図上に移動経路を表示する表示手段と、
    を具備したことを特徴とする請求項1に記載の携帯装置。
  3. 被写体を撮影して画像データを生成する撮影手段と、
    前記撮影手段にて前記画像を撮影した撮影時刻を取得する撮影時刻取得手段と、
    前記生成した画像データと前記取得した撮影時刻を対応付けて格納する画像データ格納手段と、
    前記位置時刻格納手段に格納された計測位置及び計測時刻と、前記画像データ格納手段で格納した画像データに対応付けられた撮影時刻を符合させることにより、前記格納した画像データの撮影位置を特定する撮影位置特定手段と、
    を具備したことを特徴とする請求項1に記載の携帯装置。
  4. 所定の時間間隔で継続的に現在位置を計測した計測位置を取得する計測位置取得機能と、
    前記計測位置取得機能で計測位置を取得したときの時刻を計測した計測時刻を取得する計測時刻取得機能と、
    前記取得した計測位置と前記取得した計測時刻を対応付けて格納する位置時刻格納機能と、
    をコンピュータで実現するための情報処理プログラム。
  5. 各地点に地図上の位置情報が付与された地図データを含むガイド情報とユーザが作成したユーザ追加情報を含むガイドコンテンツを格納する格納機能と、
    前記格納されたガイドコンテンツを前記ガイド情報と前記ユーザ追加情報を関連させて駆動する駆動機能と、
    前記位置時刻格納機能で格納された前記計測位置及び前記計測時刻と、前記地図データに付与された地図上の位置情報を用いて、地図上に移動経路を表示する表示機能と、
    をコンピュータで実現するための請求項4に記載の情報処理プログラム。
  6. 被写体を撮影して画像データを生成する撮影機能と、
    前記撮影機能にて前記画像を撮影した撮影時刻を取得する撮影時刻取得機能と、
    前記生成した画像データと前記取得した撮影時刻を対応付けて格納する画像データ格納機能と、
    前記位置時刻格納機能に格納された計測位置及び計測時刻と、前記画像データ格納機能で格納した画像データに対応付けられた撮影時刻を符合させることにより、前記格納した画像データの撮影位置を特定する撮影位置特定機能と、
    をコンピュータで実現する請求項4に記載の情報処理プログラム。
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