JP2008051755A - 検査装置及び表示パネルの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】検査精度を高める。
【解決手段】液晶パネル11を検査するのに用いる検査装置30は、液晶パネル11を搬送する搬送コンベア31と、液晶パネル11の裏側から光を照射する検査用バックライト32と、液晶パネル11を撮像するエリアセンサ33と、エリアセンサ33に接続されエリアセンサ33から出力される受光信号を処理する判定部34とを備える。判定部34では、撮像により得られたパネル画像P1〜P3における欠陥の有無及びその位置を検出し、その欠陥位置情報を検出したパネル画像P1〜P3に対応付けて記憶する。そして、判定部34では、複数のパネル画像P1〜P3の欠陥位置情報の論理積をとり、その論理積と各パネル画像P1〜P3の欠陥位置情報との差分をとる。
【選択図】図2
【解決手段】液晶パネル11を検査するのに用いる検査装置30は、液晶パネル11を搬送する搬送コンベア31と、液晶パネル11の裏側から光を照射する検査用バックライト32と、液晶パネル11を撮像するエリアセンサ33と、エリアセンサ33に接続されエリアセンサ33から出力される受光信号を処理する判定部34とを備える。判定部34では、撮像により得られたパネル画像P1〜P3における欠陥の有無及びその位置を検出し、その欠陥位置情報を検出したパネル画像P1〜P3に対応付けて記憶する。そして、判定部34では、複数のパネル画像P1〜P3の欠陥位置情報の論理積をとり、その論理積と各パネル画像P1〜P3の欠陥位置情報との差分をとる。
【選択図】図2
Description
本発明は、検査装置及び表示パネルの製造方法に関する。
液晶表示装置の主要部品である液晶パネルでは、製造工程において製品に不良が生じていないかどうかを各種検査するようにしている。これらの検査には、液晶パネルの裏側から検査用バックライトを照射して、液晶パネルに輝点欠陥や異物欠陥などの欠陥が生じていないかを検査する、点灯検査がある。
なお、液晶パネルの点灯検査装置の一例として下記特許文献1に記載されたものが知られている。
特開平6−161378号公報
上記した点灯検査を行う際、液晶パネルに欠陥が生じていないにも拘わらず、欠陥が誤検出されることがあった。この種の疑似欠陥は、例えば検査用バックライト上に載っていたゴミに起因して発生することがあり、ゴミにより乱反射した光が輝点欠陥として誤検出されることで生じる。このような疑似欠陥は、液晶パネルに実際に生じた真欠陥との区別が付き難く、検査精度を低下させる原因となっていた。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、検査精度を高めることを目的とする。
本発明に係る検査装置は、表示パネルを検査するためのものであって、表示パネルの複数の領域、または複数の表示パネルを順次に撮像し、その受光信号を出力する撮像手段と、前記表示パネルの各領域、または各表示パネルに対して順次に光を照射する検査用照明装置と、前記撮像手段から出力される受光信号に基づいてパネル画像における欠陥の有無及びその位置を検出する欠陥検出手段と、欠陥検出手段から出力される欠陥位置情報を、検出された前記パネル画像に対応付けて記憶する記憶手段と、記憶手段から出力された複数の前記パネル画像の欠陥位置情報の論理積を出力する論理積回路と、論理積回路から出力された論理積と、前記各パネル画像の欠陥位置情報との差分を出力する差分回路とを備えている。
また、本発明に係る表示パネルの製造方法は、表示パネルを製造する過程で、検査用照明装置により表示パネルの複数の領域、または複数の表示パネルに対し順次に光を照射するとともに、撮像手段により表示パネルの各領域、または各表示パネルを順次に撮像し、欠陥検出手段により前記撮像手段から出力された受光信号に基づいてそのパネル画像における欠陥の有無及びその位置を検出し、記憶手段により前記欠陥検出手段から出力された欠陥位置情報を、検出されたパネル画像に対応付けて記憶し、論理積回路により、前記記憶手段から出力された複数の前記パネル画像の欠陥位置情報の論理積を出力し、差分回路により、前記論理積回路から出力された論理積と、前記各パネル画像の欠陥位置情報との差分を出力するようにした。
上記構成によれば、検査用照明装置により表示パネルの各領域または各表示パネルを順次に照射しつつ、各領域または各表示パネルを撮像手段により順次に撮像される。撮像手段から出力される受光信号に基づいて、欠陥検出手段では、パネル画像における欠陥の有無及びその位置が検出される。欠陥検出手段から出力される欠陥位置情報は、検出されたパネル画像に対応付けて記憶手段に記憶される。論理積回路により、記憶手段から出力された各パネル画像の欠陥位置情報の論理積が出力される。
ここで、表示パネルに生じていない疑似欠陥は、検査用照明装置上に載ったゴミなどに起因して生じるため、その欠陥位置情報が各パネル画像で同一となるのに対し、表示パネルに生じた真欠陥は、各パネル画像でその有無及び欠陥位置情報が異なる。従って、各パネル画像の欠陥位置情報の論理積をとることで、疑似欠陥の欠陥位置情報のみが抽出されることになる。
そして、差分回路により、論理積回路から出力された論理積と、各パネル画像の欠陥位置情報との差分を出力する。これにより、表示パネルに生じていない疑似欠陥を排除し、表示パネルに生じている真欠陥を抽出することができる。
本発明の実施態様として、次の構成が好ましい。
(1)前記検査装置における前記撮像手段により、前記表示パネルを複数の領域毎に撮像するとともに、前記検査用照明装置により、前記表示パネルの各領域に対して順次に光を照射する構成とする。このように、表示パネルの複数の領域に分けて撮像し、複数の領域にかかる各パネル画像の欠陥位置情報の論理積をとるようにしたので、各表示パネルにおいて同一位置に繰り返し発生する真欠陥である定点欠陥が疑似欠陥と一緒に抽出されることがない。従って、真欠陥である定点欠陥を確実に検出することができる。
(1)前記検査装置における前記撮像手段により、前記表示パネルを複数の領域毎に撮像するとともに、前記検査用照明装置により、前記表示パネルの各領域に対して順次に光を照射する構成とする。このように、表示パネルの複数の領域に分けて撮像し、複数の領域にかかる各パネル画像の欠陥位置情報の論理積をとるようにしたので、各表示パネルにおいて同一位置に繰り返し発生する真欠陥である定点欠陥が疑似欠陥と一緒に抽出されることがない。従って、真欠陥である定点欠陥を確実に検出することができる。
(2)前記検査装置における前記論理積回路から出力された論理積同士の論理和を出力する論理和回路を備え、前記差分回路では、前記論理和回路から出力された論理和と、前記各パネル画像の前記欠陥位置情報との差分を出力する構成とする。このようにすれば、撮像手段により表示パネルを撮像する際には、欠陥が生じていてもその欠陥位置情報を検出し損なう、いわゆる検査漏れが生じる可能性がある。例えば、検査用照明装置上にゴミなどが載っていることに起因してパネル画像中に疑似欠陥が生じているとき、上記検査漏れにより欠陥位置情報を検出できなかった場合でも、論理和回路によって複数のパネル画像から取得した欠陥位置情報の論理積同士の論理和を出力するようにしたから、確実に疑似欠陥を抽出することができる。そして、差分回路によってその論理和と各パネル画像の欠陥位置情報との差分を出力することで、確実に真欠陥を抽出することができる。
本発明によれば、検査精度を高めることができる。
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1ないし図3によって説明する。本実施形態では、液晶表示装置10を構成する液晶パネル11の製造方法、及び液晶パネル11を検査するための検査装置30について示す。
本発明の実施形態1を図1ないし図3によって説明する。本実施形態では、液晶表示装置10を構成する液晶パネル11の製造方法、及び液晶パネル11を検査するための検査装置30について示す。
まず、液晶表示装置10の構造について説明する。液晶表示装置10は、図1に示すように、大まかには、画像を表示するための液晶パネル11と、液晶パネル11の裏側(後側)に配される外部光源であるバックライト12とを互いに組み付けた構成とされる。液晶パネル11は、その裏側のバックライト12と、表側(前側)に配された略枠形をなすベゼル13との間に挟まれた状態で保持される。
バックライト12は、表側(液晶パネル11側)に向けて開口した略箱形をなすケース14と、ケース14内に互いに平行に並んだ状態で収容される複数本の線状光源15(例えば冷陰極管)と、ケース14の開口部に積層した状態で配される複数の光学シート16(例えば裏側から順に拡散板、拡散シート、レンズシート、及び輝度上昇シート)と、これら光学シート16群をケース14との間で挟んで保持するための略枠状のフレーム17とから構成される。各光学シート16は、各線状光源15から発せられる光を面状に変換するなどの機能を有するものである。
液晶パネル11は、大まかには、全体として矩形状をなしており、一対の透明な(透光性を有する)ガラス製の基板18,19と、両基板18,19間に挟持されるとともに電界印加に伴って光学特性が変化する物質である液晶20とを備えている。両基板18,19は、互いに対向するとともに図示しないスペーサによって間に所定の間隔(ギャップ)を空けた状態で貼り合わせられ、間に挟持された液晶20は、シール剤21によって取り囲まれて液密状態に保たれる。また、両基板18,19の外面側には、それぞれ表裏一対の偏光板22,23が貼り付けられている。
両基板18,19は、表側がCF基板18とされ、裏側がアレイ基板19とされる。アレイ基板19における内面側(液晶20側、CF基板18との対向面側)には、スイッチング素子(例えばTFT)及び画素電極が多数個並んで設けられるとともに、これらスイッチング素子及び画素電極(画素)の周りには、格子状をなすソース配線及びゲート配線が取り囲むようにして配設されている。アレイ基板19の縁近辺には、各配線の端子部が設けられ、この端子部に対して画像信号を供給する外部回路に接続されたドライバが圧着接続されるようになっている。一方、CF基板18には、アレイ基板19側の画素電極と対向する対向電極が設けられるとともに、各画素に対応した位置にカラーフィルタが多数個並んで設けられている。カラーフィルタは、R,G,Bの三色が交互に並ぶ配置とされる。
なお、この液晶パネル11は、各配線に信号を付与せず、液晶20に電界印加しない状態では、光の透過率が最小となって黒表示される、いわゆるノーマリーブラックモードのものとなっている。
上記した構成の液晶パネル11を製造する過程では、液晶パネル11に不良が生じていないかどうかを調べるため、各種検査が行われている。この検査の一つとして、液晶パネル11に輝点欠陥や異物欠陥などの欠陥が生じていないかを検査する点灯検査がある。続いて、点灯検査に用いる検査装置30について説明する。
検査装置30は、図2に示すように、液晶パネル11を搬送するための搬送コンベア31(搬送手段)と、液晶パネル11に対して光を照射可能な検査用バックライト32(検査用照明装置)と、液晶パネル11を撮像可能なエリアセンサ33(撮像手段)と、エリアセンサ33に接続されエリアセンサ33から出力された受光信号を処理する判定部34とから構成される。
搬送コンベア31は、一方向に沿って並設された多数本のローラ31aを備えるとともに、このローラ31aを駆動手段により転動させることで、その上に載せられる液晶パネル11をその長辺方向(図2に示す矢線方向)に沿って搬送できるようになっている。この搬送コンベア31は、液晶パネル11を所定長さ分搬送しては所定時間停止し、再度所定長さ分搬送する、といった動作を繰り返し行うよう設定されている。この搬送コンベア31の動作に連動してエリアセンサ33を作動させることで、エリアセンサ33では液晶パネル11を複数の領域A1〜A3に分けて順次に撮像できるようになっている。なお、液晶パネル11における分割された各領域の符号については、搬送方向前側から順にA1,A2,A3とする。
検査用バックライト32は、搬送コンベア31に対して液晶パネル11の搬送方向前側で、且つ搬送される液晶パネル11の裏側に位置するよう設置されている。検査用バックライト32は、液晶表示装置10を構成するバックライト12に準ずる構成であり、詳しくは図示しないが、上面側が開口した略箱型をなすケース内に多数本の線状光源(例えば冷陰極管)を収容するとともに、ケースにおける上面側に複数枚の光学シートを積層して設置した構成とされ、全体として面状の光を照射可能とされる。
この検査用バックライト32は、全体として平面視矩形状に形成され、液晶パネル11に対する照射領域は、液晶パネル11の短辺方向についてはほぼ全域に、長辺方向については一部領域、詳しくは搬送コンベア31による液晶パネル11の一搬送距離に相当する領域、またはそれよりも少し大きな領域に設定されている。本実施形態では、上記長辺方向についての照射領域を、液晶パネル11の長辺の約1/3程度とし、液晶パネル11を3つの領域A1〜A3に分け、各領域A1〜A3に対して順次に検査用バックライト32から光を照射するとともに各領域A1〜A3を順次にエリアセンサ33により撮像する場合を例示する。
エリアセンサ33は、液晶パネル11を撮像するための受光素子を備えるとともに、搬送される液晶パネル11を挟んで検査用バックライト32とは反対側(表側)に設置されている。このエリアセンサ33は、搬送される液晶パネル11のうち、上記した検査用バックライト32による照射範囲に対応する領域A1〜A3を撮像できるようになっている。このエリアセンサ33は、既述した搬送コンベア31に連動することで、液晶パネル11の各領域A1〜A3について搬送方向前側から順番に撮像できるようになっている。エリアセンサ33は、撮像時に受光信号を判定部34へ出力できるようになっている。
また、液晶パネル11と検査用バックライト32との間、及び液晶パネル11とエリアセンサ33との間には、図示しない検査用偏光板がそれぞれ介設されている。この検査用偏光板は、検査用バックライト32やエリアセンサ33に一体的に組み付けられていてもよく、また検査用バックライト32やエリアセンサ33とは別体で設置されていてもよい。
なお、この搬送コンベア31による一搬送距離、検査用バックライト32による液晶パネル11に対する照射領域における搬送方向の長さ寸法、及びエリアセンサ33による撮像領域における搬送方向の長さ寸法は、液晶パネル11を製造する過程で各基板上にスイッチング素子や画素電極やカラーフィルタなどを形成するのに用いられる露光装置における露光ステップピッチとは異なる大きさに設定されている。
判定部34は、図2に示すように、IFボード(インターフェイスボード)35と、画像メモリ36と、画像処理部37と、演算処理部38と、欠陥記憶部39とを備える。IFボード35では、エリアセンサ33から出力された受光信号の前処理が行われ、画像メモリ36へと出力される。画像メモリ36には、IFボード35から出力された受光信号に基づいたパネル画像P1〜P3のデータを、撮像した液晶パネル11の各領域A1〜A3に対応付けて格納する各メモリ36−1〜36−3が備えられる。画像処理部37では、画像メモリ36の各メモリ36−1〜36−3から出力されたパネル画像P1〜P3のデータに平滑化処理やノイズ除去処理などを施し、次述する演算処理部38へ出力する。
演算処理部38では、パネル画像P1〜P3のデータに二値化処理などを加えることで、欠陥(真欠陥T及び疑似欠陥Fを含む)の有無及びその欠陥の位置を検出する。また、演算処理部38では、複数の領域A1〜A3に係る各パネル画像P1〜P3における欠陥位置情報の論理積を出力する。また、演算処理部38では、得られた論理積と、各領域A1〜A3に係るパネル画像P1〜P3における欠陥位置情報との差分を出力する。このように演算処理部38には、特許請求の範囲に記載された欠陥検出手段、論理積回路、及び差分回路が備えられている。
欠陥記憶部39では、演算処理部38から出力される各パネル画像P1〜P3の欠陥位置情報、論理積、差分が記憶される。また、欠陥記憶部39からは、演算処理部38に対して記憶した上記各情報が出力可能とされる。
本実施形態は以上のような構造であり、続いてその作用を説明する。液晶パネル11を製造する際には、既知の方法によりアレイ基板19側にスイッチング素子や画素電極などを形成する一方、CF基板18側にカラーフィルタや対向電極などを形成した後、両基板18,19を貼り合わせてその間に液晶20を注入する。その後、両基板18,19の外面側にそれぞれ偏光板22,23を貼り付ける作業を行う前の段階で、上記した構成の検査装置30を用いて、製造途中の液晶パネル11の点灯検査を行う。
液晶パネル11を搬送コンベア31により検査用バックライト32側へ搬送する。このとき、液晶パネル11のうち搬送方向前側の領域A1が検査用バックライト32上に配された状態で、搬送コンベア31が停止される。この状態で、液晶パネル11における搬送方向前側の領域A1に対して検査用バックライト32から光を照射するとともに、エリアセンサ33により上記領域A1の状態を撮像する。このとき、液晶パネル11の各配線には外部回路を接続することなく、各配線に電圧を印加しない状態で撮像をする。撮像し終えたら、再び搬送コンベア31により液晶パネル11を所定長さ分搬送し、液晶パネル11の中央の領域A2が検査用バックライト32上に配された状態で搬送コンベア31を停止し、エリアセンサ33により撮像する、といった動作を繰り返し行い、液晶パネル11の搬送方向後側の領域A3についても撮像する。これにより、液晶パネル11が3つの領域A1〜A3に分けて、搬送方向前側から順に撮像される。なお、このとき検査用バックライト32は、常時点灯させても、撮像時にのみ点灯させるようにしてもどちらでも構わない。
撮像に伴いエリアセンサ33から出力された受光信号は、判定部34にて次のように処理される。すなわち、受光信号は、IFボード35を経て画像メモリ36のうち各領域A1〜A3に対応した各メモリ36−1〜36−3に格納された後、画像処理部37にて平滑化処理やノイズ除去処理などが施されてから、演算処理部38に入力される。
演算処理部38により、撮像した領域A1〜A3のパネル画像P1〜P3のデータに二値化処理などを加えることで、欠陥(次述する真欠陥T及び疑似欠陥Fを含む)の有無及び欠陥位置情報が検出され、検出された欠陥位置情報は、欠陥記憶部39に出力されて検出された液晶パネル11及びその領域A1〜A3と対応付けて記憶される。そして、演算処理部38により、液晶パネル11における各領域A1〜A3のパネル画像P1〜P3から検出された欠陥の欠陥位置情報の論理積が欠陥記憶部39へ出力され、出力された論理積は、検出された液晶パネル11と対応付けて記憶される。
ここで、当該検査によって検出される欠陥について説明する。この液晶パネル11は、ノーマリーブラックモードであるため、各配線に信号を付与しない状態で検査用バックライト32から光を照射したとき、表示領域の全域が黒表示されることになるが、例えばスイッチング素子などの画素の構成部位に不具合が生じていたり、液晶20中に異物が混入していた場合には、その不良箇所については部分的に光が漏れ、常時光が透過する輝点欠陥や異物欠陥として検出される。このような輝点欠陥及び異物欠陥は、液晶パネル11に実際に生じた真欠陥Tである。一方、液晶パネル11には実際に欠陥が生じていなくても、検査用バックライト32上にゴミなどが載っていた場合には、そのゴミなどによって照射光が乱反射されることで、あたかも液晶パネル11に輝点欠陥や異物欠陥が生じていたかのように見えることがある。このような検査用バックライト32上のゴミなどの外的要因に起因して検出される欠陥が疑似欠陥Fである。真欠陥Tは、各領域A1〜A3のパネル画像P1〜P3において不規則(ランダム)な位置に発生するのに対し、疑似欠陥Fは、各領域A1〜A3のパネル画像P1〜P3の同一位置に発生する。従って、各領域A1〜A3に係るパネル画像P1〜P3の欠陥位置情報の論理積をとることで、疑似欠陥Fの欠陥位置情報のみが抽出されることになる。
具体的には、図3に示すように、各領域A1〜A3に係るパネル画像P1〜P3の右上角付近の同一位置に欠陥が検出された場合は、論理積をとることによってこの欠陥が疑似欠陥Fとして抽出される。一方、液晶パネル11における中央の領域A2のパネル画像P2における左下角付近の欠陥(真欠陥T)については、論理積をとることによって排除される。
続いて、演算処理部38により、上記のようにして得られた論理積と、各領域A1〜A3に係るパネル画像P1〜P3における欠陥位置情報との差分が欠陥記憶部39へ出力される。これにより、各領域A1〜A3のパネル画像P1〜P3から疑似欠陥Fが排除され、真欠陥Tのみが抽出されることになる。出力された差分は、検出された液晶パネル11及びその領域A1〜A3と対応付けて記憶される。
具体的には、図3に下段側に示すように、各パネル画像P1〜P3の右上角付近の疑似欠陥Fが全て排除される。これにより、液晶パネル11の搬送方向前側の領域A1と後側の領域A3との両パネル画像P1,P3には、真欠陥Tがないことが分かる。一方、液晶パネル11の中央の領域A2のパネル画像P2では、左下角付近に真欠陥Tがあることが分かる。真欠陥Tが検出された液晶パネル11については、修理工程に搬送して修理を施すなどする。
以上説明したように本実施形態によれば、液晶パネル11を検査するにあたり、エリアセンサ33により液晶パネル11を撮像して得たパネル画像P1〜P3における欠陥の有無及びその位置を判定部34の演算処理部38により検出し、その欠陥位置情報を検出されたパネル画像P1〜P3に対応付けて欠陥記憶部39にて記憶し、この欠陥記憶部39から出力された複数のパネル画像P1〜P3の欠陥位置情報の論理積を演算処理部38により出力し、さらにその論理積と各パネル画像P1〜P3の欠陥位置情報との差分を演算処理部38により出力するようにしたから、検査用バックライト32上に載ったゴミなどに起因して検出される疑似欠陥Fを排除し、液晶パネル11に実際に生じた真欠陥Tのみを抽出することができる。これにより、検査精度を高めることができる。
しかも、エリアセンサ33により、液晶パネル11を複数の領域A1〜A3毎に撮像するとともに、検査用バックライト32により、液晶パネル11の各領域A1〜A3に対して順次に光を照射して検査を行うようにしたから、仮にエリアセンサ33により液晶パネル11全体を撮像し、検査用バックライト32により液晶パネル11全体に光を照射して検査を行った場合と比較すると、液晶パネル11において同一位置に繰り返し発生した真欠陥Tである定点欠陥が、論理積をとる際に疑似欠陥Fと一緒に抽出されることがない。従って、真欠陥Tである定点欠陥を確実に検出することができる。
さらには、液晶パネル11における各領域A1〜A3の搬送方向の長さ寸法が、液晶パネル11の製造工程で用いられる露光装置の露光ステップピッチとは異なる大きさに設定されているから、仮に同じに設定した場合と比較すると、露光装置で用いられるマスクなどに不具合があり、液晶パネル11において露光ステップピッチ分の間隔をあけた位置に繰り返し欠陥(真欠陥T)が発生した場合でも、その欠陥が論理積をとる際に疑似欠陥Fと一緒に抽出されることがない。これにより、露光装置に起因して発生する真欠陥Tを確実に検出することができる。
<実施形態2>
本発明の実施形態2を図4によって説明する。この実施形態2では、パネル画像P1〜P3から欠陥を抽出する方法を変更したものを示す。なおこの実施形態2では、上記した実施形態1と同様の構造、作用及び効果について重複する説明は省略する。
本発明の実施形態2を図4によって説明する。この実施形態2では、パネル画像P1〜P3から欠陥を抽出する方法を変更したものを示す。なおこの実施形態2では、上記した実施形態1と同様の構造、作用及び効果について重複する説明は省略する。
エリアセンサ33により液晶パネル11を撮像して欠陥を検出する際には、真欠陥T・疑似欠陥Fのいずれかが生じていても、その欠陥位置情報を検出し損なう、いわゆる検査漏れが生じる可能性がある。上記した実施形態1に記載された方法で欠陥の抽出を行うと、例えばいずれかの領域A1〜A3のパネル画像P1〜P3において疑似欠陥Fの欠陥位置情報を検出し損なったとき、各領域A1〜A3に係るパネル画像P1〜P3の欠陥位置情報の論理積を出力しても、疑似欠陥Fが検出されない事態となる。本実施形態では、このような疑似欠陥Fの検出漏れを防止すべく、欠陥を抽出するにあたって下記のようにしている。
すなわち、演算処理部38は、図4に示すように、各領域A1〜A3のパネル画像P1〜P3の論理積を出力した後、複数の論理積同士の論理和を出力する。本実施形態では、現在検査した液晶パネル11から得た論理積と、その前に検査した過去1枚目の液晶パネル11から得た論理積と、過去2枚目の液晶パネル11から得た論理積との論理和を出力する設定とされる。このようにすれば、仮に液晶パネル11を検査したとき、いずれかの領域A1〜A3において疑似欠陥Fの検出漏れが生じ、論理積をとったにも拘わらず疑似欠陥Fの欠陥位置情報が保持されなかったとしても、他の液晶パネル11を検査したときに疑似欠陥Fの検出漏れが無ければ、各論理積同士の論理和をとることで、疑似欠陥Fを確実に抽出することができる。なお、図4では、現在検査した液晶パネル11における搬送方向後側の領域A3に係るパネル画像P3から疑似欠陥Fを検出し損ない、過去1枚目の液晶パネル11及び過去2枚目の液晶パネル11では検査漏れが生じなかった場合を示している。そして、演算処理部38から出力された論理和は、検査した液晶パネル11と対応付けて欠陥記憶部39に記憶される。このように、本実施形態に係る演算処理部38は、特許請求の範囲に記載された欠陥検出手段、論理積回路、及び差分回路に加えて、論理和回路を備えている。
続いて、演算処理部38は、得られた論理和と、検査した液晶パネル11の各領域A1〜A3に係るパネル画像P1〜P3の欠陥位置情報との差分を出力する。これにより、検査した液晶パネル11の各領域A1〜A3に係るパネル画像P1〜P3から検出された真欠陥Tを確実に抽出することができる。なお、疑似欠陥Fの検査漏れが生じた領域A3については、差分をとる前に、論理和に係る欠陥位置情報を疑似欠陥Fとして当該領域A3のパネル画像P3に登録する補正を行うなどすればよい。出力された差分は、検出された液晶パネル11及びその領域A1〜A3と対応付けて欠陥記憶部39に記憶される。
以上説明したように本実施形態によれば、演算処理部38により複数の論理積同士の論理和をとり、その論理和と、各パネル画像P1〜P3の欠陥位置情報との差分をとるようにしたから、疑似欠陥Fの検出漏れが生じていても、確実に疑似欠陥Fを抽出でき、もって確実に真欠陥Tを抽出することができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)疑似欠陥を抽出するにあたり、少なくとも2つの領域に係るパネル画像同士の論理積をとるようにすればよく、本発明は、必ずしも全ての領域のパネル画像間で論理積をとるものに限定されない。また、疑似欠陥を抽出するにあたり、異なる液晶パネルの領域に係るパネル画像同士の論理積をとるようにしてもよく、必ずしも1つの液晶パネルにおける各領域のパネル画像間で論理積をとるものに限定されない。
(2)液晶パネルを2つの領域、または4つ以上の領域に分けて撮像するようにしてもよく、そのようなものも本発明に含まれる。
(3)エリアセンサの数については、2つ以上としてもよい。その場合、エリアセンサを、液晶パネルの搬送方向に沿って複数並べたり、搬送方向と直交する方向に沿って複数並べるよう設置することも可能である。
(4)エリアセンサ以外にもラインセンサなど他の種類の撮像手段を用いることの可能である。
(5)上記した実施形態2では、合計3枚の液晶パネルから得た論理積同士の論理和をとるようにした場合を示したが、2枚または4枚以上の液晶パネルから得た論理積同士の論理和をとるようにしてもよく、そのようなものも本発明に含まれる。
(6)上記した各実施形態では、搬送コンベアにより液晶パネルを搬送しつつ撮像する場合を示したが。液晶パネルを固定し、エリアセンサ及び検査用バックライトを液晶パネルに対して相対的に移動させるようにして撮像するようにしてもよい。
(7)上記した各実施形態では、液晶パネルを複数の領域に分けて撮像して検査する場合を示したが、エリアセンサにより液晶パネル全体を1回で撮像するようにし、複数枚の液晶パネルから得た各パネル画像の欠陥位置情報同士の論理積をとることで、疑似欠陥を抽出するようにしてもよく、そのようなものも本発明に含まれる。
(8)検査用バックライトの構成については、任意に変更可能である。
(9)上記した各実施形態では、ノーマリーブラックモードの液晶パネルを修理する場合を例示したが、液晶に電界印加しない状態で光の透過率が最大となって白表示される、いわゆるノーマリーホワイトモードの液晶パネルにも本発明は適用可能である。
(10)また、液晶パネル以外の種類の表示パネルの検査する場合にも本発明は適用可能である。
11…液晶パネル(表示パネル)
30…検査装置
32…検査用バックライト(検査用照明装置)
33…エリアセンサ(撮像手段)
38…演算処理部(欠陥検出手段、論理積回路、差分回路、論理和回路)
39…欠陥記憶部(記憶部)
A1,A2,A3…領域
F…疑似欠陥(欠陥)
P1,P2,P3…パネル画像
T…真欠陥(欠陥)
30…検査装置
32…検査用バックライト(検査用照明装置)
33…エリアセンサ(撮像手段)
38…演算処理部(欠陥検出手段、論理積回路、差分回路、論理和回路)
39…欠陥記憶部(記憶部)
A1,A2,A3…領域
F…疑似欠陥(欠陥)
P1,P2,P3…パネル画像
T…真欠陥(欠陥)
Claims (4)
- 表示パネルを検査するためのものであって、
表示パネルの複数の領域、または複数の表示パネルを順次に撮像し、その受光信号を出力する撮像手段と、
前記表示パネルの各領域、または各表示パネルに対して順次に光を照射する検査用照明装置と、
前記撮像手段から出力される受光信号に基づいてパネル画像における欠陥の有無及びその位置を検出する欠陥検出手段と、
欠陥検出手段から出力される欠陥位置情報を、検出された前記パネル画像に対応付けて記憶する記憶手段と、
記憶手段から出力された複数の前記パネル画像の欠陥位置情報の論理積を出力する論理積回路と、
論理積回路から出力された論理積と、前記各パネル画像の欠陥位置情報との差分を出力する差分回路とを備えている検査装置。 - 前記撮像手段により、前記表示パネルを複数の領域毎に撮像するとともに、前記検査用照明装置により、前記表示パネルの各領域に対して順次に光を照射する請求項1記載の検査装置。
- 前記論理積回路から出力された論理積同士の論理和を出力する論理和回路を備え、前記差分回路では、前記論理和回路から出力された論理和と、前記各パネル画像の前記欠陥位置情報との差分を出力する請求項1または請求項2記載の検査装置。
- 表示パネルを製造する過程で、検査用照明装置により表示パネルの複数の領域、または複数の表示パネルに対し順次に光を照射するとともに、撮像手段により表示パネルの各領域、または各表示パネルを順次に撮像し、欠陥検出手段により前記撮像手段から出力された受光信号に基づいてそのパネル画像における欠陥の有無及びその位置を検出し、記憶手段により前記欠陥検出手段から出力された欠陥位置情報を、検出されたパネル画像に対応付けて記憶し、論理積回路により、前記記憶手段から出力された複数の前記パネル画像の欠陥位置情報の論理積を出力し、差分回路により、前記論理積回路から出力された論理積と、前記各パネル画像の欠陥位置情報との差分を出力するようにした表示パネルの製造方法。
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---|---|---|---|
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-
2006
- 2006-08-28 JP JP2006230568A patent/JP2008051755A/ja active Pending
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