JP4566940B2 - 検査装置及びptpシートの製造装置 - Google Patents

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Description

本発明は、PTPシートの製造に際し、検査対象の画像データに基づき外観検査を行う検査装置及び、当該検査装置を具備してなるPTPシートの製造装置に関する。
一般に、PTPシートの製造過程にあっては、ポケット部に錠剤等が充填された後、ポケット部を密封するためのカバーフィルムの取着前や取着後に、カメラなどによって充填された錠剤等が撮像され、異物の混入等の異常が検査される。そして、異常判定されたPTPシートは不良品として排出される。
このような外観検査において、錠剤表面の各部分を別の閾値で2値化することによって、より高精度な検査を可能とする技術も知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−33390号公報
ところが、従来技術は、毛髪などの線状異物を検出するという点において、十分であるとは言えなかった。
すなわち、細い線状異物を検出する場合、従来の撮影分解能では不十分であり、撮影分解能を高くすれば、検査装置のコストを増大させることになり、また、画像処理に要する時間が長くなってしまう。一方、上記2値化のための閾値によって調整する手法もあるが、細い線状異物を検出可能な閾値を設定すると、異物以外のノイズ成分などによっても不良品判定してしまうおそれがあり、良品錯誤率(良品を誤って不良品と判定してしまう確率)を増大させてしまうことが懸念される。
本発明は、上述した問題を解決するためになされたものであり、その目的は、線状異物の付着部位等、検査対象の不良箇所を適切に判定して検査対象を検査可能な検査装置、及び、当該検査装置を具備するPTPシートの製造装置を提供することにある。
以下、上記目的等を解決するのに適した各手段につき項分けして説明する。なお、必要に応じて対応する手段に特有の作用効果等を付記する。
手段1.検査対象を撮像する撮像手段と、
前記撮像手段による撮像結果に基づく画像データを用い、前記検査対象の検査を行う検査装置において、
前記検査対象の不良箇所となり得る判定領域を前記画像データから相対的に高感度で特定するための第1閾値に基づき、前記判定領域としての第1領域を特定する第1領域特定手段と、
前記検査対象の不良箇所となり得る判定領域を前記画像データから相対的に低感度で特定するための第2閾値に基づき、前記判定領域としての第2領域を特定する第2領域特定手段と、
前記第1領域特定手段にて特定される前記第1領域の良/不良を、当該第1領域と前記第2領域特定手段にて特定される前記第2領域との包含関係に基づいて判定することにより、前記検査対象の検査を行う検査手段とを備えていることを特徴とする検査装置。
手段1では、検査対象を撮像し、その画像データから、第1閾値に基づいて判定領域としての第1領域を特定する。また、その画像データから、第2閾値に基づいて判定領域としての第2領域を特定する。具体的には、第1及び第2閾値でそれぞれ、画像データを二値化処理し、連結領域を抽出してラベリングするという具合である。もっとも、二値化を行うことは必須ではなく、例えば閾値を下回る(あるいは上回る)領域の画素のみを「0」とし、閾値を上回る(あるいは下回る)領域の画素については当初の画像データのまま(多値データのまま)として、連結領域を抽出するようにしてもよい。
ここで、判定領域は、検査対象の不良箇所となり得る領域であり、例えば異物と予想される領域である。判定領域としての第1領域は、上記第1閾値によって画像データから相対的に高感度で特定される。また、判定領域としての第2領域は、上記第2閾値によって画像データから相対的に低感度で特定される。
手段1によれば、相対的に高感度で特定される第1領域の良/不良が、第1領域と第2領域との包含関係に基づいて判定される。高感度で特定される第1領域の良/不良を判定すれば、例えば毛髪等の線状異物も異物として判定することができる。一方で、第1領域と第2領域との包含関係に基づけば、不良箇所である可能性の高い第1領域のみを判定の対象とすることができる。すなわち、低感度で特定される第2領域が第1領域に包含される場合は、当該第1領域が異物等の付着した不良箇所である可能性が高くなる。これにより、良品錯誤率の増大を抑制することができる。その結果、線状異物の付着部位等、検査対象の不良箇所を適切に判定して検査対象を検査することができる。
なお、第1領域と第2領域との包含関係の判断手法は特に限定されるものではない。通常は、第1領域の内部に第2領域が存在するか否かで判断することができる。もっとも、後述するように微分データを画像データとする場合、異物等の輪郭部分が強調されることにより、第1領域や第2領域が、ある領域の輪郭(の一部)として特定されることもあり得る。その場合には、輪郭の内部まで含めて包含関係を判断するようにしてもよいし、輪郭に外接あるいは内接する矩形領域等によって包含関係を判断するようにしてもよい。
手段2.検査対象を撮像する撮像手段と、
前記撮像手段による撮像結果に基づく画像データを用い、前記検査対象の検査を行う検査装置において、
前記検査対象の不良箇所となり得る判定領域を前記画像データから相対的に高感度で特定するための第1閾値に基づき、前記判定領域としての第1領域を特定する第1領域特定手段と、
前記検査対象の不良箇所となり得る判定領域を前記画像データから相対的に低感度で特定するための第2閾値に基づき、前記判定領域としての第2領域を特定する第2領域特定手段と、
該第2領域特定手段にて特定される前記第2領域を包含する領域であって、前記第1領域特定手段にて特定される第1領域を、包含領域として特定する包含領域特定手段と、
該包含領域特定手段にて特定される前記包含領域の良/不良を判定することにより、前記検査対象の検査を行う検査手段とを備えていることを特徴とする検査装置。
上記手段1の構成には、例えば、全ての第1領域に基づく検査を行い、その後、当該検査結果の有効性を、上記包含関係があるか否かによって判断する構成も含まれる。
これに対して、手段2によれば、第2領域を包含する第1領域(包含領域)が特定され、当該包含領域の良/不良を判定することにより検査が行われる。このようにすれば、第2領域と包含関係にない第1領域に対する判定処理が行われないため、検査後に包含関係を判断する上記構成と比べ、検査に要する時間を短縮することが可能となる。
もちろん、手段2の構成によっても、上記手段1と同様の効果が奏される。
手段3.手段2に記載の検査装置において、
前記第2領域特定手段にて特定される前記第2領域が前記判定領域として妥当か否かを判定する妥当性判定手段を備え、
前記包含領域特定手段は、前記妥当性判定手段にて妥当であると判定された第2領域に対し、前記包含領域を特定することを特徴とする検査装置。
低感度で特定される第2領域にも、不良箇所ではない領域、例えば画像データのノイズによる領域等が含まれるおそれがある。この点、手段3によれば、第2領域が上記判定領域として妥当か否かが判定される。例えば、所定の判定値よりも小さな面積値の第2領域を判定領域から除外するという具合である。そして、判定領域として妥当であると判定された第2領域に対して、包含領域が特定される。これにより、包含領域の特定処理及び包含領域に対する判定処理が削減されるため、検査に要する時間を短縮することができる。
手段4.手段3に記載の検査装置において、
前記妥当性判定手段は、前記妥当性の判定を、前記第2領域の面積値の判定値との比較及び前記第2領域の周囲長の判定値との比較のうち少なくとも一方に基づいて行うことを特徴とする検査装置。
手段4によれば、上記妥当性の判定が第2領域の面積値や周囲長の判定値との比較に基づいて行われるため、比較的簡単な判定処理によって妥当性を判定することができる。
手段5.手段2乃至4のいずれかに記載の検査装置において、
前記検査手段は、最初に前記第2領域の良/不良を判定し、当該第2領域の良/不良が判定できない場合に、前記包含領域の良/不良を判定することにより、前記検査対象の検査を行うことを特徴とする検査装置。
第2領域は画像データから相対的に低感度で特定されるのであるが、この第2領域が例えば十分な面積値や周囲長を有している場合には、第1領域(包含領域)に対する判定処理を行うまでもなく、第2領域が不良(例えば異物)であるとの判定が可能となる。そこで、手段5では、最初に第2領域の良/不良を判定し、当該第2領域の良/不良が判定できない場合に、包含領域の良/不良を判定するようにした。このようにすれば、包含領域に対する判定処理を削減することができ、検査に要する時間を短縮することができる。
手段6.手段5に記載の検査装置において、
前記包含領域特定手段は、前記検査手段にて前記第2領域の良/不良が判定できない場合に、当該第2領域を包含する前記包含領域を特定することを特徴とする検査装置。
手段6によれば、第2領域の良/不良が判定できない場合にだけ包含領域を特定するため、包含領域の特定処理を削減することができる。これにより、検査に要する時間を短縮することができる。
手段7.手段1乃至6のいずれかに記載の検査装置において、
前記検査手段は、前記良/不良の判定を、対象となる領域の面積値の判定値との比較及び対象となる領域の周囲長の判定値との比較のうち少なくとも一方に基づいて行うことを特徴とする検査装置。
手段7によれば、上記良/不良の判定が領域の面積値や周囲長の判定値との比較に基づいて行われるため、比較的簡単な判定処理によって検査を行うことができる。
手段8.手段1乃至6のいずれかに記載の検査装置において、
前記検査手段は、前記良/不良の判定を、対象となる領域の周囲長の判定値との比較に基づいて行うことを特徴とする検査装置。
手段8によれば、上記良/不良の判定が領域の周囲長の判定値との比較に基づいて行われるため、面積値が相対的に小さくなる傾向にある例えば毛髪等の線状異物の場合に有効である。
手段9.手段1乃至8のいずれかに記載の検査装置において、
前記画像データは、前記撮像結果として前記検査対象の濃淡を示す輝度データ、又は、前記輝度データを微分処理して得られる微分データであることを特徴とする検査装置。
手段9に示すように、上記画像データの一例に、撮像結果として検査対象の濃淡を示す輝度データ、又は、撮像結果を微分処理して得られる微分データが挙げられる。ここで特に微分データは、輝度データの局所的な輝度変化を示すものとなるため、例えば輝度データに基づく画像に撮像条件による明暗(影等)が生じている場合にも、当該明暗に左右されにくい。したがって、微分データを用いると、画像の補正処理等を省略できるという点で、有利である。
以上は、検査装置の発明として説明してきたが、次に示すように、PTPシートの製造装置の発明として実現することもできる。
手段10.手段1乃至9のいずれかに記載の検査装置を具備してなるPTPシートの製造装置。
このようなPTPシートの製造装置においても、上述した検査装置と同様の効果が奏される。
以下、一実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
まず、図1に基づいて、検査対象としてのPTPシート1について説明する。PTPシート1は、複数のポケット部2の形成された包装用フィルム3と、ポケット部2を塞ぐようにして包装用フィルム3に取着されたアルミニウム製のカバーフィルム4とを有している。そして、各ポケット部2には、錠剤5が1つずつ収容されている。本実施形態では、PTPシート1は、帯状の包装用フィルム3及びカバーフィルム4から形成された帯状のPTPフィルム6が打ち抜かれることで、シート状に製造される。
上記のように構成されてなるPTPシート1は、図2に示すようなPTP包装機11で製造され、該PTP包装機11内に設けられた検査装置12によって外観検査が実施されるようになっている。
図2に示すPTP包装機11には、最上流側に、ロール状に巻回された包装用フィルム3が配置されている。包装用フィルム3には、PP(ポリプロピレン)、PVC(ポリ塩化ビニル)等の光透過性を有する(ここでは透明性を有する)熱可塑性樹脂材料が採用されている。包装用フィルム3は、間欠的に搬送されるようになっており、包装用フィルム3の搬送経路に沿って、加熱手段14とポケット成形手段15とが順に配設されている。これら加熱手段14及びポケット成形手段15によって、ポケット部2が成形される。そして、ポケット部2が形成された包装用フィルム3の移送経路に沿って、錠剤投入装置16、フィルム受けロール17が配設されている。錠剤投入装置16へと到達した包装用フィルム3の各ポケット部2には、該錠剤投入装置16によって、錠剤5が充填される。
一方、ロール状に巻回されたカバーフィルム4の引出し端は、前記フィルム受けロール17の方へと案内されている。フィルム受けロール17には、加熱ロール18が圧接可能となっており、両ロール17,18間を加熱圧接状態で通過することで、包装用フィルム3にカバーフィルム4が貼着されるようになっている。これにより、錠剤5が各ポケット部2に充填されたPTPフィルム6が製造される。かかるPTPフィルム6はその後図示しない打抜装置によってPTPシート1単位に裁断される。
このようなPTPシート1の製造過程において、錠剤5が各ポケット部2に充填されたPTPフィルム6を検査するための構成が、検査装置12である。
次に、検査装置12について説明する。図2に示すように、検査装置12は、照明装置21、「撮像手段」としてのカメラ22、処理実行装置23などで構成される。
照明装置21は、撮像のための撮像光を照射するものである。カメラ22は、照明装置21から照射される撮像光の反射光に基づいて撮像を行うものである。カメラ22は、PTP包装機11に設けられた図示しないエンコーダからの信号に基づいてPTPフィルム6が所定量送られるごとに撮像を行うようになっている。ここで、カメラ22と照明装置21との関係について説明する。図3に示すように、カメラ22と照明装置21とは、PTPフィルム6のポケット部2側に配置されている。そして、照明装置21から照射される撮像光が、包装用フィルム3越しに錠剤5及びカバーフィルム4を照らし、錠剤5及びカバーフィルム4からの反射光により、カメラ22は二次元でPTPフィルム6を撮像する。処理実行装置23は、いわゆるコンピュータシステムとして構成されており、画像処理等の各種処理を実行可能となっている。
次に、処理実行装置23の構成について説明する。図4に示すように、処理実行装置23は、撮像記憶部31、二値化処理部32、二値化画像記憶部33、判定値記憶部34、検査結果記憶部35、入出力ポート36、及び、中央処理装置(以下、CPUという)37を備えている。前記記憶部及び処理部31〜35は、入出力ポート36を介して、CPU37に接続されている。
撮像記憶部31は、カメラ22から出力される撮像結果としての輝度データを記憶するためのものである。本実施形態において、この輝度データが「画像データ」に相当する。二値化処理部32は、前記輝度データに基づき、後述する第1及び第2の閾値L1,L2によって、2つの二値化画像を生成する機能を有する。
二値化画像記憶部33は、二値化処理部32にて生成された二値化画像を記憶するためのものである。また、判定値記憶部34は、検査に用いられる判定値を記憶するためのものである。検査結果記憶部35は、検査結果等を記憶するためのものである。
CPU37は、処理実行装置23の全体の制御を司り、各種処理プログラムを実行することにより、入出力ポート36を介して、記憶部及び処理部31〜35を制御する。またこのCPU37には、入出力ポート36を介して、PTP包装機11が接続されている。かかる構成により、例えば、PTP包装機11の不良シート排出機構などを制御することができるようになっている。
次に、CPU37によって実行される検査処理を、図5及び図6のフローチャートに基づき説明する。
最初のステップ(以下、ステップを単に記号Sで示す)10において、二値化処理を行う。この処理は、図4中の撮像記憶部31に記憶された輝度データを、2つの閾値L1,L2で二値化し、各閾値L1,L2に対応する2つの二値化画像(以下、「L1画像」、「L2画像」とも記述する)を生成するものである。本実施形態における閾値L1は、異物の可能性が高い領域を相対的に高感度で特定するための閾値である。一方、閾値L2は、異物の可能性が高い領域を相対的に低感度で特定するための閾値である。なお、生成された二値化画像は、図4中の二値化画像記憶部33に記憶される。
続くS20では、二値化画像記憶部33に記憶された二値化画像に対する塊処理を行う。塊処理は、二値化画像から連結領域を抽出する処理と、当該抽出された連結領域に対するラベリングを行う処理とからなる。この塊処理によって、上記各二値化画像ごとに、連結領域が特定される。なお、L1画像からM個(Mは自然数)の連結領域が特定されたものとし、これらM個の連結領域をL1(0),L1(1),L1(2),・・・,L1(M−1)と記述する。また、L2画像からN個(Nは自然数)の連結領域が特定されたものとし、これらN個の連結領域をL2(0),L2(1),L2(2),・・・,L2(N−1)と記述する。本実施形態におけるL1(0)〜L1(M−1)の各連結領域が「第1領域」に相当し、L2(0)〜L2(N−1)の各連結領域が「第2領域」に相当する。
次のS30では、異物判定処理を行う。この異物判定処理は、上記連結領域を用いて異物判定を行うものである。異物判定の結果は判定フラグFに反映されるようになっており、当初は「0」とされる判定フラグFが、異物であるとの判定により「1」にセットされる。なお、この異物判定処理については、後に詳述する。
続くS40では、判定フラグFが「1」であるか否かが判断される。ここでF=1と判断された場合(S40:YES)、S50にて不良品との判定を行い、本検査処理を終了する。一方、F≠1(F=0)である場合(S40:NO)、S60にて良品との判定を行い、本検査処理を終了する。
ここで図5中のS30にて実行される異物判定処理について詳述する。図6は、異物判定処理を示すフローチャートである。
最初のS300において、変数xに「0」を代入する。また、判定フラグFを「0」としてリセットする。
続くS310では、連結領域L2(x)の面積値が判定値P以上であるか否かを判定する。この判定処理は、判定値Pを下回る面積値の連結領域L2(x)を検査から除外するためのものである。つまり、低感度のL2画像に含まれるノイズ成分を検査から除外するのである。ここで、連結領域L2(x)の面積値≧Pである場合(S310:YES)、S320へ移行する。一方、連結領域L2(x)の面積値<Pである場合(S310:NO)、S370へ移行する。
S320では、連結領域L2(x)の周囲長が判定値S2以上であるか否かを判定する。この判定処理は、判定値S2以上の周囲長を有する連結領域L2(x)を異物と判定するためのものである。つまり、低感度で特定される連結領域L2(x)が判定値S2以上の周囲長を有する場合、高感度のL1画像を考慮せず、即時に異物と判定するのである。ここで、連結領域L2(x)の周囲長≧S2である場合(S320:YES)、S330にてL2(x)を異物と判定し、判定フラグFを「1」にセットして、S370へ移行する。一方、連結領域L2(x)の周囲長<S2である場合(S320:NO)、S340へ移行する。
S340では、連結領域L2(x)を包含する連結領域L1(y)を抽出する。そして、S350にて、連結領域L1(y)の周囲長が、判定値S1以上であるか否かを判断する。つまり、低感度で特定された連結領域L2(x)の周囲長だけでは異物とまでは判断できない場合に、連結領域L2(x)を包含する連結領域L1(y)を抽出し、高感度で特定された連結領域L1(y)の周囲長を用いて異物判定を行うのである。
連結領域L1(y)の周囲長≧S1である場合(S350:YES)、S360にてL1(y)を異物と判定し、判定フラグFを「1」にセットして、S370へ移行する。一方、連結領域L1(y)の周囲長<S1である場合(S350:NO)、S360の処理を実行せず、S370へ移行する。
S370では、変数xをインクリメントし、続くS380にて、変数xが定数Nに等しいか否か、すなわち、L2(0)〜L2(N−1)まで全ての連結領域について処理したか否かを判断する。ここでx=Nである場合(S380:YES)、すなわち全ての連結領域について処理したと判断された場合は、本異物判定処理を終了する。一方、x≠Nである場合(S380:NO)、すなわち処理していない連結領域があるうちは、S310からの処理を繰り返す。
以上が検査処理の流れであるが、ここで上記検査処理に対する理解を容易にするため、図7及び図8に基づき、具体的な説明を加える。図7(a)は、錠剤5の撮像画像51を示す模式図であり、図7(b)は、図7(a)中に記号Xで示す部分における輝度分布を示す模式図である。なお、図7(a)には、線状異物を記号Iで示している。
本実施形態では、上述したように、異物の可能性が高い領域を相対的に高感度で特定するための閾値L1、及び、異物の可能性が高い領域を相対的に低感度で特定するための閾値L2が設定される。すなわち、錠剤5の表面輝度に近い基準の値(基準値)に対し、閾値L1が近い側に、閾値L2が遠い側に設定される(図7(b)参照)。
上記検査処理では、これらの閾値L1,L2による二値化処理が行われる(図5中のS10)。図8(a)は、閾値L2による二値化処理で生成されたL2画像を示す模式図であり、図8(b)は、閾値L1による二値化処理で生成されたL1画像を示す模式図である。また、図8(c)は、領域の包含関係を示すために便宜的に両画像を重ねて示したものである。
これらの二値化画像に対して塊処理を行うことで(図5中のS20)、L2画像における連結領域L2(0)〜L2(3)が特定される(図8(a)参照)。また、L1画像における連結領域L1(0)〜L1(2)が特定される(図8(b)参照)。
異物判定処理では、最初に、L2画像における連結領域L2(x)に基づく判定が行われる。ここで最初に判定対象となる連結領域L2(0)の面積値が判定値Pを下回っていると仮定すれば、連結領域L2(0)は、L2画像におけるノイズ成分として、判定対象から除外される(図6中のS310:NO)。
次に、変数xがインクリメントされて(図6中のS370,S380:NO)、連結領域L2(1)が判定対象とされる。連結領域L2(1)の面積値が判定値P以上であり、かつ、周囲長が判定値S2を下回っていると仮定すれば、連結領域L2(1)を包含する連結領域L1(y)が抽出される(S310:YES,S320:NO,S340)。つまり、L2画像における連結領域L2(x)が異物であると判定できない場合に、L1画像における連結領域L1(y)を利用するのである。この例でいえば、図8(c)から分かるように、連結領域L2(1)を包含する連結領域L1(2)が抽出される。そして、連結領域L1(2)の周囲長が判定値S1以上であると仮定すれば、連結領域L1(2)が異物と判定され(S350:YES)、判定フラグFがセットされて「1」となる(S360)。
同様に、変数xがインクリメントされて(図6中のS370,S380:NO)、連結領域L2(2),L2(3)が順に判定対象とされる。連結領域L2(2),L2(3)においても、面積値が判定値P以上であり、かつ、周囲長が判定値S2を下回っていると仮定すれば、連結領域L2(1)を包含する連結領域L1(2)が抽出され(S340)、L1(2)が異物と判定されて判定フラグFが「1」にセットされる(S350:YES,S360)。
ここで、図8(b)のL1画像における連結領域L1(0),L1(1)は、L2画像における連結領域を包含する関係にないため、当初から異物判定の対象となることはない。すなわち、連結領域L1(0),L1(1)は、L1画像におけるノイズ成分として判定対象から除外されることになる。
なお、本実施形態において、図4中の二値化処理部32及びCPU37が「第1領域特定手段」及び「第2領域特定手段」を構成し、図5中のS10及びS20の処理が第1領域特定手段及び第2領域特定手段としての処理に相当する。また、CPU37は「妥当性判定手段」、「包含領域特定手段」及び「検査手段」をも構成し、図6中のS310の処理が妥当性判定手段としての処理に相当し、S340の処理が包含領域特定手段としての処理に相当し、S320及びS350の処理が検査手段としての処理に相当する。
以上詳述したように、本実施形態では、異物の可能性が高い領域を相対的に高感度で特定するための閾値L1、及び、異物の可能性が高い領域を相対的に低感度で特定するための閾値L2のそれぞれで輝度データが二値化され、2つの二値化画像が生成される(図5中のS10)。次に、一方の二値化画像(L1画像)から、M個の連結領域L1(0)〜L1(M−1)が特定される。また、他方の二値化画像(L2画像)から、N個の連結領域L2(0)〜L2(N−1)が特定される(S20)。そして、連結領域L2(x)を包含する連結領域L1(y)が抽出され、連結領域L1(y)の周囲長に基づいて、連結領域L1(y)の異物判定が行われる(図6中のS340〜S360)。このように、高感度で特定される連結領域L1(y)に基づく異物判定が行われるため、例えば毛髪等の線状異物等の異物も判定することができる。一方で、異物判定が行われる連結領域L1(y)は低感度で特定される連結領域L2を包含するものとなっており、連結領域L2(x)と包含関係にない連結領域L1(y)は異物判定の対象とならない。したがって、L1画像におけるノイズ成分を検査から除外することができ、良品錯誤率の増大を抑制することができる。その結果、線状異物の付着部位等、錠剤5の不良箇所を適切に判定して検査対象を検査することができる。
また、本実施形態では、上述したように異物判定が行われる連結領域L1(y)は低感度で特定される連結領域L2を包含するものだけであり、連結領域L2(x)と包含関係にない連結領域L1(y)についての判定は行われない。これにより、連結領域L1(y)の全てについて判定を行い、その後、当該判定の有効性を連結領域L2(x)との包含関係で判断する構成と比べ、検査に要する時間を短縮することが可能となる。
さらにまた、本実施形態では、低感度で特定される連結領域L2(x)の妥当性が判定されている。すなわち、連結領域L2(x)の面積値が判定値P以上であるか否かを判断することにより、判定値Pを下回る面積値の連結領域L2(x)を異物判定から除外している(図6中のS310:NO)。また、連結領域L2(x)の周囲長が判定値S2以上であるか否かを判断することにより、低感度で特定される連結領域L2(x)が判定値S2以上の周囲長を有する場合、高感度のL1画像を考慮せず、連結領域L2(x)を即時に異物と判定している(S320,S330)。そして、これらの場合には、連結領域L1(y)の特定処理及び連結領域L1(y)に対する判定処理が行われない。この点においても、検査時間の短縮に寄与する。
また、本実施形態では、異物であるか否かの判定処理が各連結領域L2(x),L1(y)の周囲長に基づいて行われる(図6中のS320,S350)。これにより、面積値が比較的小さくなる傾向の線状異物を適切に判定することができる。しかも、連結領域L2(x)の妥当性判定を含め、判定処理(S310,S320,S350)は面積値や周囲長と各判定値との比較に基づいて行っているため、処理を比較的簡単なものとすることができる。
以上、一実施形態について説明してきたが、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の形態で実施可能である。すなわち、以下に例示するような態様で実施することも可能であるし、また、以下に例示しない態様で実施することももちろん可能である。
(a)上記実施形態では、撮像記憶部31に記憶された輝度データそのものを、2つの閾値L1,L2で二値化し、各閾値L1,L2に対応する2つの二値化画像を生成していた。
これに対し、輝度データに対して微分処理を施した微分データを画像データとして、2つの閾値で二値化するようにしてもよい。具体的には、図5中のS10において、注目画素に対し、3×3画素や、5×5画素の微分処理を行い、閾値との比較によって、二値化画像を生成する構成とすることが考えられる。
微分データは、輝度データの局所的な輝度変化を示すものとなるため、例えば輝度データに基づく画像に撮像条件による明暗(影等)が生じている場合に、当該明暗に左右されにくい。その結果、特別な補正処理を必要としないという点で有利である。
(b)上記実施形態では、低感度で特定される連結領域L2(x)の妥当性判定を面積値で行い(図6中のS310)、連結領域L2(x),L1(y)の異物判定を周囲長で行っていた(S320,S350)。これに対し、妥当性判定を周囲長で行い、異物判定を面積値で行う構成としてもよい。また、これら判定処理を、面積値及び周囲長の両方で行うこととしてもよい。
(c)上記実施形態は、包装用フィルム3にカバーフィルム4が貼着された後に、検査を行う構成であった。これに対し、包装用フィルム3にカバーフィルム4が貼着される前に、検査を行う構成としてもよい。すなわち、フィルム受けロール17及び加熱ロール18の上流側において、錠剤5を撮像するようにしてもよい。また、その場合、本実施形態と同様の反射光を用いるようにしてもよいし、カメラと照明装置とを包装用フィルム3を介して対向する位置に配置し、透過光を用いて検査するようにしてもよい。
(a)はPTPシートを示す斜視図であり、(b)は裁断前のPTPフィルムを示す斜視図であり、(c)は、PTPシートを示す部分拡大断面図である。 実施形態におけるPTP包装機の概略構成を示す模式図である。 カメラと照明装置との関係を示す説明図である。 検査装置の電気的構成を示すブロック図である。 検査処理を示すフローチャートである。 異物判定処理を示すフローチャートである。 (a)は錠剤の撮像画像を示す模式図であり、(b)は(a)における輝度値の分布を示す模式図である。 二値化画像を例示する模式図である。
符号の説明
1…PTPシート、2…ポケット部、3…包装用フィルム、4…カバーフィルム、5…錠剤、6…PTPフィルム、11…PTP包装機、12…検査装置、21…照明装置、22…カメラ、23…処理実行装置、31…撮像記憶部、32…二値化処理部、33…二値化画像記憶部、34…判定値記憶部、35…検査結果記憶部、36…入出力ポート、37…中央処理装置(CPU)。

Claims (8)

  1. 検査対象を撮像する撮像手段を備え
    前記撮像手段による撮像結果に基づく画像データを用い、前記検査対象上の異物の有無の検査を行う検査装置において、
    前記検査対象の不良箇所となり得る判定領域を前記画像データから相対的に高感度で特定するための第1閾値に基づき、前記判定領域としての第1領域を特定する第1領域特定手段と、
    前記検査対象の不良箇所となり得る判定領域を前記画像データから相対的に低感度で特定するための第2閾値に基づき、前記判定領域としての第2領域を特定する第2領域特定手段と、
    該第2領域特定手段にて特定される前記第2領域を包含する領域であって、前記第1領域特定手段にて特定される第1領域を、包含領域として特定する包含領域特定手段と、
    まず前記第2領域の良/不良を判定し、当該第2領域の不良が判定できた場合には、そのまま前記検査対象上に異物が有るものと判定し、
    前記第2領域の不良が判定できない場合には、前記包含領域特定手段にて特定される前記包含領域の良/不良を判定することにより、前記検査対象上の異物の有無の検査を行う検査手段とを備えていることを特徴とする検査装置。
  2. 請求項に記載の検査装置において、
    前記包含領域特定手段は、前記検査手段にて前記第2領域の不良が判定できない場合に、当該第2領域を包含する前記包含領域を特定することを特徴とする検査装置。
  3. 請求項1又は2に記載の検査装置において、
    前記第2領域特定手段にて特定される前記第2領域が前記判定領域として妥当か否かを判定する妥当性判定手段を備え、
    前記包含領域特定手段は、前記妥当性判定手段にて妥当であると判定された第2領域に対し、前記包含領域を特定することを特徴とする検査装置。
  4. 請求項3に記載の検査装置において、
    前記妥当性判定手段は、前記妥当性の判定を、前記第2領域の面積値の判定値との比較及び前記第2領域の周囲長の判定値との比較のうち少なくとも一方に基づいて行うことを特徴とする検査装置。
  5. 請求項1乃至のいずれかに記載の検査装置において、
    前記検査手段は、前記良/不良の判定を、対象となる領域の面積値の判定値との比較及び対象となる領域の周囲長の判定値との比較のうち少なくとも一方に基づいて行うことを特徴とする検査装置。
  6. 請求項1乃至のいずれかに記載の検査装置において、
    前記検査手段は、前記良/不良の判定を、対象となる領域の周囲長の判定値との比較に基づいて行うことを特徴とする検査装置。
  7. 請求項1乃至のいずれかに記載の検査装置において、
    前記画像データは、前記撮像結果として前記検査対象の濃淡を示す輝度データ、又は、前記撮像結果を微分処理して得られる微分データであることを特徴とする検査装置。
  8. 請求項1乃至のいずれかに記載の検査装置を具備してなるPTPシートの製造装置。
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