JP2008051131A - 鉄道車両車軸用軸受 - Google Patents

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Abstract

【課題】潤滑剤の種類に影響されること無く、軸受内部に封入された潤滑剤を効率良く循環させることで、軸受の潤滑性能を長期に亘って一定に維持することが可能な鉄道車両車軸用軸受を提供する。
【解決手段】鉄道車両の車軸を支持する内輪1及び外輪3と、内外輪間に転動自在に組み込まれた複数の転動体5と、内外輪の両側に設けられ且つ軸受内部の空間領域を軸受外部から密封する密封機構とを備え、密封機構は、基端部25eが外輪に固定され且つ当該基端部から軸受内部を覆うように延出した環状のシールケース25と、シールケース内に設けられ且つ軸受内部を密封するための密封部材とを具備する。密封部材は、基端29eから先端29tに向けてラジアル方向に延出した環状のスリンガ29を備えて構成され、スリンガは、シールケースのラジアル延出部25aと同一位置に設置されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、軸受の潤滑性能を長期に亘って一定に維持するための技術に関する。
従来、鉄道車両車軸には、例えば特許文献1に開示されたような各種の円すいころ軸受が用いられている。その一例として図1(a)に示された円すいころ軸受は、相対回転可能に対向配置された軌道輪(内輪1、外輪3)と、内外輪1,3の対向面にそれぞれ周方向に連続して形成された軌道面1s,3s間に沿って転動自在に組み込まれた複数の転動体(ころ)5と、複数の転動体(ころ)5を1つずつ回転自在に保持しながら、内外輪1,3間に沿って公転する樹脂製の保持器11とが設けられている。
かかる軸受において、鉄道車両車軸(回転軸)13には、2つの内輪1が背面同士を環状の間座15に当て付けた状態で嵌合されており、これら2つの内輪1の外側に対向して単体(一体型)の外輪3がハウジング(図示しない)に嵌合されている。この場合、それぞれの内輪1の対向面には、間座15側から離間する方向に沿って末広がり状に傾斜した環状の内輪軌道面1sが形成されており、一方、外輪3の対向面には、各内輪1の内輪軌道面1sに沿って傾斜した2つの環状の外輪軌道面3sが形成されている。
また、各内輪軌道面1sの両側には、当該軌道面1s,3sに沿って環状の鍔部7,9が突出されており、その突出端7e,9eの径寸法が相互に異なっている。具体的に説明すると、各内輪1において、間座15側の鍔部7(以下、小径鍔部7という)は、比較的小径の突出端7eとなり、反間座15側の突出端9e(以下、大径鍔部9という)は、間座15側の鍔部7よりも比較的大径の突出端9eとなっている。
このような構成を成す2つの内輪1の両側には、鉄道車両車軸(回転軸)13に嵌合された環状の油切り部材17,19が当接しており、一方側(図1(a)中向って左側)の油切り部材17に対して押圧体21をアキシアル方向に当て付けてボルト23で締め付けることで固定することができる。この状態において、鉄道車両車軸(回転軸)13を回転させると、内外輪1,3が回転中心軸Q回りに相対回転する間(軸受回転中)に、当該内外輪1,3の軌道面1s,3s間に保持器11と共に組み込まれた複数の転動体(ころ)5は、各鍔部7,9の案内面7s,9sによって保持・案内されながら軌道面1s,3sに沿って転動する。
また、軸受回転中における潤滑性能を一定に維持するために、例えばちょう度280前後程度の潤滑剤(グリース)J(図2)が軸受内部に封入されている。この場合、グリースJの軸受外部への漏洩防止を図ると共に、異物(例えば、水、塵埃)の軸受内部への浸入防止を図るために、内外輪1,3の両側には、軸受内部を軸受外部から密封するための密封機構が設けられている。なお、内外輪1,3の両側に設けられた密封機構は、互いに同一の構成を成しているため、その一方側(図1(a)中向って右側)の密封機構について、図2を参照して説明する。
図2に示すように、密封機構は、基端部25eが外輪3に固定され、その先端部25tが油切り部材19に対して非接触状態で位置決めされた環状のシールケース25と、当該シールケース25と油切り部材19との間に介在された密封部材27とを備えて構成されている。この場合、シールケース25は、基端部25eから軸受内部を覆うように先端部25tに向けて延出されている。
かかる密封機構において、シールケース25は、基端部25eから軸受のラジアル方向(回転中心軸Qに直交する方向)に延出した環状のラジアル延出部25aと、当該ラジアル延出部25aから折り返されてアキシアル方向(回転中心軸Qに平行な方向)に延出した環状のアキシアル延出部25bとを経由した後、先端部25tに連続して構成されている。また、先端部25tと油切り部材19との間には、ラビリンス(狭いすきま)25hが構成されている。
また、密封部材27は、基端29eがシールケース25に支持され且つ当該基端29eから先端29tに向けてラジアル方向に延出した環状のスリンガ29と、スリンガ29の基端29eの内側に固定され且つ油切り部材19方向に延出した環状の心金31と、心金31の延出端に取り付けられた環状のゴム製リップ33とを備えている。
ここで、スリンガ29は、その基端29eが筒状を成しており、当該基端29eをアキシアル延出部25bの内側面25m(油切り部材19に対向する側面)に嵌合(内嵌)させることでシールケース25に支持された状態となっている。この場合、スリンガ29の先端29tは、油切り部材19に対して非接触状態に位置決めされており、当該スリンガ29の先端29tと油切り部材19との間には、ラビリンス(狭いすきま)29hが構成されている。
また、心金31は、その基端31eが筒状を成しており、当該基端31eをスリンガ29の筒状基端29eの内側に嵌合(内嵌)させることでシールケース25に支持された状態となっている。この場合、リップ33には、環状の押えリング35が掛け渡されており、当該押えリング35の弾性的な絞付力によってリップ33を油切り部材19に摺接させている。
このような密封機構によれば、シールケース25と密封部材27との構成が相互に組合されることで軸受内部の密封性が高められ、軸受回転中における潤滑性能が一定に維持されている。このとき、内外輪1,3間に保持器11と共に組み込まれた複数の転動体(ころ)5は、保持器11により1つずつ回転自在に保持されながら、同時に潤滑剤(グリース)Jにより保持器11や軌道面1s,3sとの間の摩擦抵抗が低減されつつ軌道面1s,3sに沿って転動する。
また、円すいころ軸受に封入された潤滑剤(グリース)Jは、軸受回転中(内外輪1,3の相対回転中)、軸受内部に生じた遠心力や振動により、例えば外輪軌道面3sや保持器11sを伝ってシールケース25方向に排出された後、当該シールケース25で覆われた空間領域に収容されるようになっている。そして、保持器11とシールケース25との間の空間領域に収容された潤滑剤(グリース)Jは、各転動体(ころ)5の転動と共に保持器11が公転することで再び内外輪1,3間に戻され、これにより、軸受内部に潤滑剤(グリース)Jを循環させることができるようになっている。
なお、空間領域とは、例えば図2に示すように、保持器11とシールケース25との間の空間領域を指す。具体的には、シールケース25の基端部25eからラジアル延出部25aを経由してアキシアル延出部25bに亘る部分(スリンガ29の直近まで)と保持器11との間の空間領域を指す。
ところで、軸受の潤滑性能を更に長期に亘って一定に維持するためには、軸受内部に潤滑剤(グリース)Jを効率良く循環させる必要があるが、そのためには、保持器11とシールケース25との間の空間領域に対して効率良く潤滑剤(グリース)Jを収容させる必要がある。
しかしながら、図2に示されたような既存の密封機構では、特にアキシアル延出部25bの内側面25mが回転中心軸Qと平行な方向にストレートに延びているため、潤滑剤(グリース)Jの種類(例えば、粘度の高低、流動性の良し悪し)によっては、当該潤滑剤(グリース)Jが内側面25mに残留してしまう場合がある。そうなると、保持器11とシールケース25との間の空間領域に効率良く潤滑剤(グリース)Jを収容させることが困難となり、その結果、軸受内部に潤滑剤(グリース)Jを効率良く循環させることが困難になってしまう場合がある。
更に、軸受内部に潤滑剤(グリース)Jを効率良く循環させためには、保持器11に対して常に充分な量の潤滑剤(グリース)Jを接触或いは密着させることが必要であるが、図2に示されたような既存の密封機構では、スリンガ29が保持器11から離間した位置に設置されているため、その分だけ潤滑剤(グリース)Jを保持器11側に寄せ集めることが困難な構成となっている。かかる構成によれば、軸受回転中における軸受内部に生じた遠心力や振動によっては、潤滑剤(グリース)Jを保持器11側に効率良く寄せ集めて収容することが困難になってしまう場合があり、そうなると、軸受内部に潤滑剤(グリース)Jを効率良く循環させることが困難になってしまう虞がある。
特開平2002−139054号公報
本発明は、このような問題を解決するためになされており、その目的は、潤滑剤の種類に影響されること無く、軸受内部に封入された潤滑剤を効率良く循環させることで、軸受の潤滑性能を長期に亘って一定に維持することが可能な鉄道車両車軸用軸受を提供することにある。
かかる目的を達成するために、本発明は、互いに相対回転可能に鉄道車両の車軸を支持する内輪及び当該内輪の外側に対向配置された外輪と、内外輪間に転動自在に組み込まれた複数の転動体と、内外輪の両側に設けられ且つ軸受内部の空間領域を軸受外部から密封する密封機構とを備えた鉄道車両車軸用軸受であって、密封機構は、基端部が外輪に固定され且つ当該基端部から軸受内部を覆うように延出した環状のシールケースと、シールケース内に設けられ且つ軸受内部を密封するための密封部材とを具備している。
この場合、シールケースは、基端部から折り返されて軸受のラジアル方向に延出した環状のラジアル延出部と、当該ラジアル延出部から折り返されてアキシアル方向に延出した環状のアキシアル延出部とを備えて構成されていると共に、密封部材は、基端がシールケースに支持され且つ当該基端から先端に向けてラジアル方向に延出した環状のスリンガを備えて構成されており、密封部材のスリンガは、シールケースのラジアル延出部と同一位置に設置されている。具体的には、スリンガの軸受内部側の面とラジアル延出部の軸受内部側の面とは、互いに同一平面上に位置付けられている。
本発明によれば、密封部材のスリンガをシールケースのラジアル延出部と同一位置に設置したことによって、潤滑剤の種類に影響されること無く、軸受内部に封入された潤滑剤を効率良く循環させることで、軸受の潤滑性能を長期に亘って一定に維持することが可能な鉄道車両車軸用軸受を実現することができる。
以下、本発明の一実施の形態に係る鉄道車両車軸用軸受について、添付図面を参照して説明する。なお、本実施の形態の軸受は、図1(a)に示された円すいころ軸受の密封機構の改良であり、他の構成は、同図の軸受と同一であるため、以下では、改良された密封機構の説明にとどめる。
図1(a),(b)に示すように、本実施の形態の鉄道車両車軸用軸受に適用された密封機構において、密封部材27のスリンガ29は、シールケース25のラジアル延出部25aと同一位置に設置されている。この場合、スリンガ29の軸受内部側の面29sとラジアル延出部25aの軸受内部側の面25sとは、互いに同一平面上に位置付けられている。
このような構成によれば、スリンガ29及びシールケース25(基端部25e及びラジアル延出部25a)と保持器11と内外輪1,3とで囲まれた空間領域を保持器11側に寄せて構成することができる。この場合、当該空間領域に収容された潤滑剤(グリース)Jを保持器11側に効率良く寄せ集めて収容することが可能となり、その結果、保持器11に対して常に充分な量の潤滑剤(グリース)Jを接触或いは密着させることができる。これにより、軸受内部に封入された潤滑剤を効率良く循環させることができるため、軸受の潤滑性能を長期に亘って一定に維持することが可能となる。
更に、上述した構成によれば、上記空間領域に内側面25m(図2参照)が存在しないため、潤滑剤(グリース)Jが内側面25mに残留してしまうといったような従来の問題を生じることは無く、保持器11とシールケース25との間の空間領域に効率良く潤滑剤(グリース)Jを収容させることができる。この結果、軸受内部に潤滑剤(グリース)Jを効率良く循環させることができるため、軸受の潤滑性能を長期に亘って一定に維持することが可能となる。
なお、上述した実施の形態では、スリンガ29の基端29eをシールケース25のアキシアル延出部25bに内嵌させ、そして、心金31の基端31eをスリンガ29の基端29eの内側に内嵌させているが、これとは逆に例えば図1(c)に示すように、心金31の基端31eをシールケース25のアキシアル延出部25bに内嵌させ、そして、スリンガ29の基端29eを心金31の基端31eの内側に内嵌させても良い。
また、上述した実施の形態では、円すいころ軸受を想定して説明した関係上、転動体(ころ)5としては、円すいころが適用されることになるが、これ以外の構成として、例えば円筒ころ、針状ころ、球面ころ、凸面ころなどを用いた軸受にも上述した密封機構を適用することができる。また、上述した実施の形態では、内輪1を鉄道車両車軸(回転軸)13に嵌合させた軸受構成について説明したが、外輪3を鉄道車両車軸(回転軸)13に嵌合させるような軸受構成にも上述した密封機構を適用することができる。更に、シールケース25やスリンガ29の材質としては、例えば既存の金属材料や樹脂材料を使用目的や使用環境に応じて任意に選択して適用することができるため、特に限定しない。
(a)は、鉄道車両車軸用軸受の全体構成を概略的に示す断面図、(b)は、本発明の一実施の形態に係る鉄道車両車軸用軸受に適用された密封機構の構成を一部拡大して示す断面図、(c)は、本発明の他の実施の形態に係る鉄道車両車軸用軸受に適用された密封機構の構成を一部拡大して示す断面図。 既存の鉄道車両車軸用軸受に適用された密封機構の構成を一部拡大して示す断面図。
符号の説明
1 内輪
3 外輪
5 転動体(ころ)
25 シールケース
25a シールケースのラジアル延出部
25e シールケースの基端部
29 スリンガ
29e スリンガの基端
29t スリンガの先端

Claims (2)

  1. 互いに相対回転可能に鉄道車両の車軸を支持する内輪及び当該内輪の外側に対向配置された外輪と、内外輪間に転動自在に組み込まれた複数の転動体と、内外輪の両側に設けられ且つ軸受内部の空間領域を軸受外部から密封する密封機構とを備えた鉄道車両車軸用軸受であって、
    密封機構は、基端部が外輪に固定され且つ当該基端部から軸受内部を覆うように延出した環状のシールケースと、シールケース内に設けられ且つ軸受内部を密封するための密封部材とを具備し、
    シールケースは、基端部から折り返されて軸受のラジアル方向に延出した環状のラジアル延出部と、当該ラジアル延出部から折り返されてアキシアル方向に延出した環状のアキシアル延出部とを備えて構成されていると共に、密封部材は、基端がシールケースに支持され且つ当該基端から先端に向けてラジアル方向に延出した環状のスリンガを備えて構成されており、
    密封部材のスリンガは、シールケースのラジアル延出部と同一位置に設置されていることを特徴とする鉄道車両車軸用軸受。
  2. スリンガの軸受内部側の面とラジアル延出部の軸受内部側の面とは、互いに同一平面上に位置付けられていることを特徴とする請求項1に記載の鉄道車両車軸用軸受。
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