JP2008051035A - 軸流ファンの追加翼設計方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】追加翼を容易に設計することができる軸流ファンの追加翼設計方法を提供する。
【解決手段】回転中心19Aを備えたハブ部の外周に配置された基本形状の翼20Aに、その回転軸に垂直な平面に対して回転中心19Aを原点Oとする座標系を設定し、その平面上に翼20Aの回転中心19Aからずれた任意の基準点O’を設定し、この基準点O’を中心とする第1半径Raの円弧20a−20a’上を翼形状変更開始部TSに設定し、この翼形状変更開始部TSで翼形状を変更させて追加翼を設計するようにした。
【選択図】図9

Description

本発明は、回転中心を備えたハブ部の外周に配置された翼に追加翼を設計する軸流ファンの追加翼設計方法に関する。
空気調和装置の室外機、換気扇及び扇風機などには、気体を軸方向から吸い込んで軸方向に送風する軸流ファン(例えば、プロペラファン)が適用されている。軸流ファンは、回転中心を備えたハブ部の外周に配置された複数枚の翼を備え、この翼が三次元の曲面形状に形成されている。
軸流ファンの翼を設計する場合、翼の周方向断面形状と半径方向断面形状とを数個のパラメータで特定した数式を定義し、この数式を用いて翼を設計可能にしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、軸流ファンには、ファン回転時に翼の外周側に発生する翼端渦などに起因して騒音が生じてしまう。従来、この翼端渦の発生を抑制するためには、翼の形状を部分的に変更して追加翼を有する翼形状が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特許第3754244号公報 特開2005−105865号公報
しかし、上述した特許文献1記載の設計方法は、追加翼を有しない三次元曲面の翼を設計する方法であり、部分的に形状変更を行うことは難しかった。このため、特許文献2記載のような追加翼を有する翼を設計する作業が複雑化してしまい、また、最良の翼形状の見極めが困難となっていた。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、追加翼を容易に設計することができる軸流ファンの追加翼設計方法を提供することにある。
上述した課題を解決するため、本発明は、回転中心を備えたハブ部の外周に配置された翼に、その回転軸に垂直な平面に対して前記回転中心を原点とする座標系を設定し、前記平面上に前記翼の回転中心からずれた任意の基準点を設定し、前記翼における前記基準点を中心とする任意の第1半径の円弧上を翼形状変更開始部に設定し、この翼形状変更開始部で翼形状を変更させて追加翼を設計することを特徴とする。
この発明によれば、翼の回転中心からずれた任意の基準点を設定し、この翼における基準点を中心とする任意の第1半径の円弧上を翼形状変更開始部に設定し、この翼形状変更開始部で翼形状を変更させて追加翼を設計するので、翼の円周方向に略沿った翼形状変更開始部を容易に設定でき、騒音低減などに好適な追加翼を容易に設計することができる。
上記構成において、前記基準点は、翼前縁の先端部を中心にして、前記回転中心から当該回転中心と前記先端部との距離を半径とする任意の第1角度の円弧を描いた場合に得られる前記円弧の端点に設定されることが好ましい。この場合、前記第1角度を変数に設定し、この第1角度を変更して前記翼形状変更開始部の位置を変更可能にすることが好ましい。この構成によれば、第1角度の数値設定や数値変更だけで翼形状変更開始部の設計やその設計変更を容易に行うことができる。
また、上記構成において、前記翼の外周部に追加翼を設計する場合、前記翼形状変更開始部を基準に前記翼の外周側を折り曲げた形状に設計することが好ましい。この構成によれば、翼端渦に起因する騒音を低減を図った翼を容易に設計することができる。
また、上記構成において、前記翼の外周部を除く翼面に追加翼を設計する場合、前記翼形状変更開始部に前記翼の負圧面側に突出する追加翼を設計することが好ましい。この構成によれば、翼面近傍を流れる気流に起因する騒音低減を図った翼を容易に設計することができる。
また、上記構成において、前記追加翼の曲面の最大変化量と、前記追加翼の傾き変化位置と、前記追加翼の最大変化位置とを変数として、前記翼の曲面の変化量を得る数式を定義して、前記追加翼を設計することが好ましい。この構成によれば、追加翼の曲面の最大変化量と、前記追加翼の傾き変化位置と、前記追加翼の最大変化位置との3つの変数だけで、追加翼の曲面を容易に設計することができる。
また、上記構成において、前記追加翼の曲面の変化量を得る数式は、前記翼の翼前縁の先端部と前記追加翼の傾き変化位置との間を滑らかにつなぐ二次曲線を示す第一式と、前記傾き変化位置と前記追加翼の最大変化位置との間を滑らかにつなぐ二次曲線を示す第二式と、前記最大変化位置と曲面終了位置との間を滑らかにつなぐ二次曲線を示す第三式とでを用いて定義されることが好ましい。この構成によれば、追加翼の形状変化を滑らかにすることができると共に、複雑な曲面形状を設計することができる。
本発明は、翼の回転中心からずれた任意の基準点を設定し、この翼における基準点を中心とする任意の第1半径の円弧上を翼形状変更開始部に設定し、この翼形状変更開始部で翼形状を変更させて追加翼を設計するので、翼の円周方向に略沿った翼形状変更開始部を容易に設定でき、騒音低減に好適な追加翼を容易に設計することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳述する。
図1は、本発明の軸流ファンの一実施形態に係るプロペラファンが適用された室外機を示す図である。室外機10は、室外に配置され、室内の天井や壁に配置された室内機(不図示)と配管接続されて空気調和装置を構成するものであり、空気調和装置は、室外機10と室内機とで構成される冷媒回路に冷媒を流して冷房運転及び暖房運転を行う。室外機10は、外気と冷媒とを熱交換し、冷房運転時には冷媒を凝縮させて外気へ熱を放出し、暖房運転時には冷媒を蒸発させて外気から熱を取り込むものである。
室外機10は、ケーシング11内に圧縮機12、アキュムレータ13、四方弁14、熱交換器15、及び、軸流ファンとしてのプロペラファン16を有して構成される。このプロペラファン16は、図2に示すようにファンモータ17に連結され、このファンモータ17が支持板18に支持されて熱交換器15の前方に配置される。このプロペラファン16のファンモータ17による駆動によって、空気(外気)が図2の矢印Aの如く熱交換器15の内側から外側へ送風されて、熱交換器15内の冷媒と外気とが熱交換される。
さて、上記プロペラファン16は、図3に示すように、ハブ部19と、このハブ部19の外周に所定ピッチで配置された複数枚(例えば3枚)の同一形状の翼20とを有して構成される。これらのハブ部19及び翼20は、例えば一体に樹脂成形される。
ハブ部19は、その回転中心19Aにファンモータ17のモータシャフト21(図2)が挿通され、ファンモータ17の駆動により各翼20を図3の矢印N方向に回転させる。また、このハブ部19は、外径がほぼ三角柱形状に構成されている。
上記翼20は、図3及び図4に示すように、矢印N方向の回転により、その翼前縁22側から翼後縁23側へ向かい翼負圧面(翼裏面)24Fに沿って空気(外気)を流動させ、この空気を全体として、プロペラファン16の裏側から表側へ図2の矢印A方向に送風する。
この翼20は、図4に示すように、翼面が空間的に捻れながら、しかも翼前縁22側が空気の吸込側に大きく前傾した3次元の曲面形状に形成される。
ところで、プロペラファン16が回転した場合、翼20の外周近傍(翼後縁23近傍)には、翼正圧面(翼正面)24Sから翼負圧面24Fに巻き込まれる流れによって翼端渦が生じることが知られている。そして、この翼端渦が成長して翼面から剥離することが騒音(送風音)を大きくする原因であることが知られている。
そこで、本実施形態の翼20には、翼20の外周部(翼周)を翼前縁22側から翼後縁23側に渡って翼負圧面24F側に折り曲げるように形成された追加翼20Bが形成されている。この追加翼20Bを設けることによって、翼20の外周近傍に生じる翼端渦を低減して翼端渦の成長を抑えると共に翼面からの剥離を抑制し、翼端渦に起因する騒音を低減することができる。
以下、この翼20を、パーソナルコンピュータなどの演算処理が可能な演算処理装置を利用して設計する方法を説明する。この翼20を設計する場合には、概略すると、追加翼20Bを設けない基本曲面のみの翼(以下、基本翼20Aという)を設計する基本翼設計段階と、この基本翼設計段階で設計された基本翼20Aの形状を部分的に変更して追加翼20Bを設計する追加翼設計段階とがあり、これらの段階を経ることによって翼20の三次元形状を示す座標データを得ることができる。
この座標データは、例えば3次元CAD(Computer Aided Design)に入力されることによって設計データとして利用でき、また、この設計データは、例えば、この翼20の金型成形に利用する金型を製作する金型加工装置に入力されることによって、加工データとしても活用することが可能である。
<基本翼設計段階>
まず、基本翼20Aの設計について説明する。この基本翼20Aの形状(3次元形状)は、図5に示すように、プロペラファン16の回転軸に垂直な平面における回転中心19Aを原点Oとする座標系において、周方向断面形状と半径方向断面形状の2つの断面形状を用いて定義される。具体的には、プロペラファン16の送風性能を決定するために重要な周方向断面形状に重きを置き、原点Oから任意の半径rにおける周方向断面形状を数式で定義し、半径方向断面形状については、上記周方向断面形状を維持したままで変化させていくために、基本翼20Aの最大半径Rと上記任意の半径rとの差(r−R)を上記周方向断面形状に加味することによって定義する。
原点Oから任意の半径rにおける基本翼20Aの周方向断面形状を図6に示す。この基本翼20Aの周方向断面形状を示す曲線25は、翼断面形状の基本となる翼弦直線26から曲線27を減算して求められたものであり、この曲線27は、2本の異なる2次曲線28及び29をそれぞれのピーク位置で接続して構成したものである。ここで、図6の横軸は、図5の原点Oを通る水平軸Xから時計回りに増加する基本翼20Aの周方向角度θであり、縦軸は基本翼20Aの翼高さHである。
この曲線25にて示される翼20の周方向断面形状を表す数式に、基本翼20Aの半径方向の関係式(r−R)を加味して、基本翼20Aの3次元形状が数式(1)、(2)のように表記される。
Figure 2008051035
Figure 2008051035
ここで、W1(r)は反り前半角、W2(r)は反り後半角であり、曲線27のピーク位置を決定するパラメータであって、後述の式(8)、(9)の如く半径rの関数である。また、θS(r)は基本翼20Aの開始角度(翼前縁22側)を示すパラメータであり、半径rの関数である。
また、式(1)、(2)中のθL(r)は基本翼20Aの角度範囲を示すパラメータであり、半径rの関数であって次式(3)により定義される。
Figure 2008051035
ここで、θE(r)は基本翼20Aの終了角度(翼後縁23側)を示すパラメータであり、半径rの関数であって次式(4)で示される。また、SS(r)は翼20の翼前縁22位置を示すパラメータであり、基本翼20Aの上面投影図から設定され、次式(5)の如く半径rの関数として示される。
Figure 2008051035
Figure 2008051035
これらの式(4)、(5)において、A1、A2、B1、B2、C1、C2、D1、D2はそれぞれ定数である。
また、式(1)、(2)中のHL(r)は、基本翼20Aの高さ範囲を示すパラメータであり、半径rの関数であって次式(6)で示される。
Figure 2008051035
ここで、HE(r)は、基本翼20Aの終了高さ(翼後縁23側)であり、任意の値に設定される。また、HS(r)は翼20の開始高さ(翼前縁22側)を示すパラメータであり、ハブ部19との接続位置を考慮して設定され、次式(7)の如く半径rの関数として示される。
Figure 2008051035
このA3、B3、C3、D3も定数である。
前記W1(r)、W2(r)は、これらの反り前半角W1(r)、反り後半角W2(r)の比を決定する翼変曲点分配率をPとすると、それぞれ次式(8)、(9)で示される。
Figure 2008051035
Figure 2008051035
さらに、式(1)、(2)中のD(r)は、基本翼20Aの最大反り深さ(つまり、図6の翼弦直線26と曲線25との最大距離)を示すパラメータであり、次式(10)に示す如く半径rの関数である。
Figure 2008051035
ここで、DOは基準最大反り深さを示すパラメータであり、基本翼20Aの最大半径R位置における最大反り深さD(R)を示す。
上述の式(1)〜(10)によって基本翼20Aの3次元形状が決定されるが、この決定に際しては基本翼20Aの最外周位置、つまり最大半径R位置が基準とされる。
また、式(4)、(5)、(7)において、基本翼20Aの半径方向断面形状の関係式(r−R)が加味されている。そして、これら基本翼20Aの終了角度θE(r)、翼前縁22位置SS(r)、基本翼20Aの開始高さHS(r)をそれぞれ規定する式(4)、(5)、(7)は、複数の基本翼20Aを組み合わせて一つのプロペラファン16を形成したとき、互いの基本翼20Aが干渉しないように3次の多項式で定義され、基本翼20Aの翼前縁22側形状と翼後縁23側形状の制約に柔軟に対応できるよう考慮されている。
更に、基本翼20Aの開始角度θS(r)は、図6に一点鎖線で示すように、基本翼20Aの半径方向各位置における基本翼20Aの周方向断面形状を示す曲線25を定義するための開始点である。実際の基本翼20Aは、基本翼20Aの開始角度θS(r)と終了角度θE(r)との間で定義された上記曲線25を、翼面の歪みを少なくするために不必要な部分を切除して形成される。この切除位置が基本翼20Aの翼前縁22位置SS(r)である。また、基本翼20Aの開始角度θS(r)の値によって、基本翼20Aの半径方向の広がり方やねじれを設定することができる。
次に、上述の式(1)〜(10)を用いて、プロペラファン16における3次元形状の基本翼20Aを設計する手順を示す。
まず、基本翼20Aの最大半径Rを数値設定し(例えばR=230(mm))、翼前縁22側の迎え角αと空気の入射角βとを考慮して、基準最大反り深さDO及び翼変曲点分配率Pを数値設定する。その他、翼最外周の翼終了角度θE(R)及び翼終了高さHE(R)と、基本翼20Aの半径方向断面形状に関する関係式(r−R)の項の係数An、Bn、Cn、Dnをそれぞれ数値設定する。更に、基本翼20Aの開始角度θS(r)を零(θS(r)=0)と設定する。
ここで、基本翼20Aの迎え角αは、図4に示すように、プロペラファン16(ハブ部19)の回転中心19Aに直交する平面30に対する翼前縁22の角度である。また、空気の入射角βは、上記平面30に対し空気がプロペラファン16へ流れ込む角度である。この空気の入射角βは、プロペラファン16の相互の翼20における空気の干渉や各基本翼20Aの半径方向位置などによってバラツキがあるため、正確に把握することが困難であるが、既存のプロペラファンのデータから経験的に決定する。また、基本翼20Aの迎え角αは、過小である場合には空気の流れの変化に対応できず、プロペラファン16が失速してしまうおそれがあるため、空気の入射角βよりも大きな適切な角度に設定される。
図7に示すように、基本翼20Aの迎え角αを例えば12度以上とするためには、翼変曲点分配率Pを例えば65%としたとき、基準最大反り深さDOの値は40(mm)以上が望ましい。この実施の形態では、α=12(度)、P=65(%)、DO=40(mm)にそれぞれ数値設定されている。
次に、上述のように数値設定されたパラメータR、DO、P、θE(R)、HE(R)、An、Bn、Cn、Dn、θS(r)の各値を式(4)、(5)、(3)、(7)、(6)にそれぞれ代入して、パラメータθE(r)、SS(r)、θL(r)、HS(r)、HL(r)を算出し、また、式(8)、(9)にそれぞれ代入してパラメータW1(r)、W2(r)をそれぞれ算出し、更に式(10)に代入してパラメータD(r)を算出する。
次に、基本翼20Aの半径方向各位置(例えばr=250、230、210、190、170、150、130、110、90、70、50、30・・・)における、上述のパラメータθE(r)、SS(r)、θL(r)、HS(r)、HL(r)、W1(r)、W2(r)及びD(r)の値を算出する。これを整理したものが図8である。この図8では、パラメータθS(r)及びHE(r)の値も表示されている。
その後、この図8の数値を式(1)、(2)に代入して、基本翼20Aの半径方向各位置(r=250、230、210、・・・)での基本翼20Aの周方向断面形状を表示するθに関する数式を求め、次に、これらの各数式にθの数値を代入して翼20の翼高さHの値を算出する。これにより、基本翼20Aの3次元形状を表すH(θ、r)の多数の座標データが点群として求められる。以上が基本翼20Aの設計方法である。
この基本翼20Aの設計方法によれば、プロペラファン16の翼20の基本形状が、周方向断面形状と半径方向断面形状とを数式(1)〜(10)を用いて定義して構成されたことから、図6に示す異なる2次曲線28及び29を用いて翼20の断面形状を設計できるので、複雑な形状の翼20を設計して製作できる。このため、各種パラメータの数式を変更して、翼20の翼面をスムーズな形状とし、翼面に極端に曲率変化が存在することによる抵抗の発生を防止したり、翼20の最大反り深さD(r)の数値を調整してプロペラファン16による風量を適切に確保したり、翼20の最大反り深さD(r)の位置を、翼変曲点分配率Pを用いて調整して、翼20の翼前縁22側と翼後縁23側の働きの相違を明確化することなどを容易に実施できる。この結果、適用範囲の広いプロペラファン16の翼20を実現できる。
<追加翼設計段階>
次に、基本翼20Aの形状を部分的に変更して追加翼20Bを設計する方法を説明する。図9に示すように、プロペラファン16の回転軸に垂直な平面における回転中心19Aを原点Oとする座標系において、この平面上に原点Oからずれた基準点O’を設定し、この基準点O’を中心とする半径R1の円e1を描き、この円e1と基本翼20Aとが重なる円弧20a−20a’上を、追加翼20Bの曲げ開始部となる翼形状変更開始部TSに設定する。
具体的には、翼形状変更開始部TSの一端(回転方向上流側端部)を、基本翼20Aの翼前縁22の先端部(以下、翼外周先端部)20aと一致させるべく、この翼外周先端部20aを中心にして、原点Oから、翼外周先端部20aと原点Oとの距離を半径R1とする任意の第1角度θaの円弧O−O’を描き、次に、この基準点O’を中心にして、翼外周先端部20aを通る円e1を算出することにより、この円e1と基本翼20Aとが重なる円弧20a−20a’の座標を特定する。ここで、第1角度θaは、原点Oと翼外周先端部20aとを通る水平軸Xから翼外周先端部20aを中心に時計周りに増加する角度であり、円e1の半径(第1半径)Raは、基準点O’と翼外周先端部aとの距離となる。
実際には、翼外周先端部20aの座標データを用いて、第1角度θaを変数として、上記円弧20a−20a’の座標を算出する数式を定義し、この数式を利用することにより、第1角度θaの数値指定を行うだけで、翼形状変更開始部TSの位置を算出することができる。この場合、第1角度θaを大きくすることで、追加翼20Bに割り当てる曲げ変化範囲を大きくすることができる。なお、図9に示す円e0は、基本翼20Aの最大半径Rで描かれた円である。
上述の方法によって翼形状変更開始部TSが決定されるが、この翼形状変更開始部TSは追加翼20Bの曲げ開始部のみを決定するものであり、追加翼20Bの曲面形状(翼高さに相当)は以下のようにして決定される。
図10は翼20の半径方向における断面図(図9のO−Y’−Y断面図)を示している。この追加翼20Bの曲面は、基本翼20Aの翼高さH(図6参照)に対する変化量hを数式で定義することで設定される。
本実施形態では、この追加翼20Bの曲面の変化量hは、追加翼20Bの曲面の最大変化量dと、追加翼20Bの傾き変化位置lと、追加翼20Bの最大変化位置mとの3つの値を変数として数式で定義される。
ここで、この追加翼20Bの最外周の周方向断面形状(円弧20a−20a’上の曲面形状)を図11に示す。この図11の横軸は、図9の原点O及び翼外周先端部aを通る水平軸Xから時計回りに増加する基本翼20Aの周方向角度θであり、縦軸が変化量hである。この変化量hを示す曲線35は、翼外周先端部20aと追加翼20Bの傾き変化位置lとを滑らかにつなぐ二次曲線35a(第一式)と、傾き変化位置lと最大変化量dの位置(最大変化位置)とを滑らかにつなぐ二次曲線35b(第二式)と、最大変化量dの位置と曲面終了位置とを滑らかにつなぐ二次曲線35b(第三式)とによって構成される。
具体的には、周方向角度θで特定される翼外周部(円弧20a−c)中の翼面位置をα(a≦α<c)とすると、追加翼20Bの曲面の変化量hは、二次曲線35a、35b、35cに各々相当する式(11)、(12)、(13)で定義される。
Figure 2008051035
Figure 2008051035
Figure 2008051035
ここで、nは、図9中のcの位置に相当する曲面の変化終了位置を示すパラメータであり、d’は傾き変化量を示すパラメータであり、heは、曲面終了位置における曲面の変化量を示すパラメータである。これらパラメータn、d’、heは、予め設定したデフォルト値を適用してもよいし、あるいは、3つの変数(追加翼20Bの曲面の最大変化量d、傾き変化位置l及び最大変化位置m)を用いた数式を定義し、この数式によってパラメータn、d’、heを設定するようにしてもよい。
従って、追加翼20Bの曲面の最大変化量dと、追加翼20Bの傾き変化位置lと、追加翼20Bの最大変化位置mとを数値指定することによって、追加翼20Bの曲面の変化量hの値が算出される。そして、この変化量hの数値データと、基本翼20Aの座標データとに基づいて、基本翼20Aの形状を部分的に変更して追加翼20Bを設けた翼20の座標データを求めることができる。以上が追加翼20Bの設計方法である。
この追加翼20Bの設計方法によれば、基本翼20Aの翼形状変更開始部TSが、図9に示すように、翼外周先端部20aを中心にして、翼20の回転中心19A(原点O)を通る円弧O−O’の内角に相当する第1角度θaだけを変数として定義して構成されたことから、翼形状変更開始部TSの設計やその設計変更を容易に行うことができる。
しかも、第1角度θaに応じて翼20の回転中心19A(原点O)からずれた基準点O’が設定され、この基準点O’を中心にして翼外周先端部20aを通る円弧a−a’上を翼形状変更開始部TSとして設定しているので、翼形状変更開始部TSの一端(回転方向上流側端部)が基本翼20Aの翼外周先端部aと一致する条件を必ず満足した状態で、追加翼20Bに割り当てる曲げ変化範囲を自由に調整することができる。これにより、翼外周先端部20aが風を切る際の風切り音の増加を避けつつ、翼形状変更開始部TSの設計自由度を十分に確保することができる。
また、追加翼20Bの曲面を示す変化量hが、追加翼20Bの曲面の最大変化量dと、追加翼20Bの傾き変化位置lと、追加翼20Bの最大変化位置mとの3つの変数で定義して構成されたので、数値指定する変数が直感的に判りやすく、かつ、追加翼20Bの曲面の設計やその設計変更を容易に行うことができる。
しかも、この変化量hを、3本の二次曲線35a、35b、35cからなる曲線35で構成するので、翼外周先端部20aからの形状変化を滑らかにすることができると共に、複雑な曲面形状を設計でき、ファン回転時の気流との抵抗を抑えた形状に容易に設計することができる。
従って、上述した追加翼20Bの設計方法によれば、追加翼20Bを規定する翼形状変更開始部TS及び変化量hを容易に設計できるので、翼端渦の低減や剥離の抑制に最適な追加翼20Bを容易に設計することが可能になる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、種々の変更実施が可能である。例えば、上記実施形態では、翼20の外周部(翼周)を翼負圧面24F側に形状変更して追加翼20Bを設ける場合について説明したが、これに限らず、翼正圧面24S側に形状変更して追加翼20Bを設けるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、追加翼20Bの翼形状変更開始部TSを設計する場合、追加翼20Bの翼形状変更開始部TSの一端を、翼外周先端部20aと一致させる場合について説明したが、これに限らない。
例えば、図12に示すように、第1角度θaに基づいて翼20の回転中心19A(原点O)からずれた基準点O’を設定した後、この基準点O’を中心とする円e1の半径(第1半径)Raを任意の半径にすることによって、翼外周先端部20aより内側を通る円e1を設定し、この円e1と基本翼20Aとが重なる円弧20a’’−20a’を翼形状変更開始部TSとしてもよい。実際には、第1角度θaと第1半径Raとを変数とした数式を定義することによって、第1角度θa及び第1半径Raの数値指定によって翼形状変更開始部TSの位置を算出することが可能になる。
この場合、翼20の外周部を除く翼面に、翼20の円周方向に略沿った翼形状変更開始部TSを設定することができる。この翼形状変更開始部TSには、翼負圧面24F側に突出する追加翼、例えば、1又は複数の板状或いは突起状の追加翼を設けることが好ましい。このような追加翼を設けることによって、翼面近傍を流れる気流の剥離や渦の発生を防止して騒音低減に適切な翼を容易に設計することができる。
また、上記実施形態では、基準点O’を、翼前縁22の先端部(翼外周先端部20a)を中心にして、翼20の回転中心19A(原点O)から当該回転中心19Aと上記先端部との距離を半径R1とする任意の第1角度θaの円弧を描いた場合に得られる円弧の端点に設定する場合を説明したが、これに限らず、翼20の回転中心19A(原点O)からのずれ量を数値設定し、このずれ量に基づいて基準点O’を設定するようにしてもよい。この場合も、翼20の円周方向に略沿った翼形状変更開始部TSを容易に設定することができる。
また、上記実施形態では、3枚ファンのプロペラファン16に本発明を適用する場合について述べたが、これに限らず、2枚ファンや4枚ファンなどの様々な軸流ファンに適用可能である。また、室外機10に使用される軸流ファンに限らず、換気扇や扇風機などに使用する軸流ファンに広く適用が可能である。
本発明の軸流ファンの一実施形態に係るプロペラファンが適用された室外機を示す図である。 室外機の主要部を示す図である。 プロペラファンの斜視図である。 プロペラファンの側面図である。 プロペラファンの基本翼の形状を示す図である。 図5の半径r位置における基本翼の周方向断面形状を示す図である。 基本翼における翼前縁の迎え角、翼変曲点分配率、翼の基準最大反り深さの関係を示すグラフである。 基本翼の半径方向各位置におけるパラメータの値を示す図表である。 基本翼における翼形状変更開始部を示す図である。 翼の半径方向における断面図である。 追加翼の最外周の周方向断面形状を示す図である。 基本翼における翼形状変更開始部の変形例を示す図である。
符号の説明
10 室外機
16 プロペラファン
19 ハブ部
19A 回転中心
20 翼
20A 基本翼
20B 追加翼
22 翼前縁
23 翼後縁
24F 翼負圧面
20a 翼外周先端部
θa 第1角度
O 原点
O’ 基準点
35 曲線
35a、35b、35c 二次曲線
h 追加翼の曲面を示す変化量
d 追加翼の曲面の最大変化量
l 追加翼の傾き変化位置
m 追加翼の最大変化位置
TS 翼形状変更開始部

Claims (7)

  1. 回転中心を備えたハブ部の外周に配置された翼に、その回転軸に垂直な平面に対して前記回転中心を原点とする座標系を設定し、前記平面上に前記翼の回転中心からずれた任意の基準点を設定し、前記翼における前記基準点を中心とする任意の第1半径の円弧上を翼形状変更開始部に設定し、この翼形状変更開始部で翼形状を変更させて追加翼を設計することを特徴とする軸流ファンの追加翼設計方法。
  2. 請求項1に記載の軸流ファンの追加翼設計方法において、
    前記基準点は、翼前縁の先端部を中心にして、前記回転中心から当該回転中心と前記先端部との距離を半径とする任意の第1角度の円弧を描いた場合に得られる前記円弧の端点に設定されることを特徴とする軸流ファンの追加翼設計方法。
  3. 請求項2に記載の軸流ファンの追加翼設計方法において、
    前記第1角度を変数に設定し、この第1角度を変更して前記翼形状変更開始部の位置を変更可能にしたことを特徴とする軸流ファンの追加翼設計方法。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載の軸流ファンの追加翼設計方法において、
    前記翼の外周部に追加翼を設計する場合、前記翼形状変更開始部を基準に前記翼の外周側を折り曲げた形状に設計することを特徴とする軸流ファンの追加翼設計方法。
  5. 請求項1乃至3のいずれかに記載の軸流ファンの追加翼設計方法において、
    前記翼の外周部を除く翼面に追加翼を設計する場合、前記翼形状変更開始部に前記翼の負圧面側に突出する追加翼を設計することを特徴とする軸流ファンの追加翼設計方法。
  6. 請求項1乃至5のいずれかに記載の軸流ファンの追加翼設計方法において、
    前記追加翼の曲面の最大変化量と、前記追加翼の傾き変化位置と、前記追加翼の最大変化位置とを変数として、前記翼の曲面の変化量を得る数式を定義して、前記追加翼を設計することを特徴とする軸流ファンの追加翼設計方法。
  7. 請求項6に記載の軸流ファンの追加翼設計方法において、
    前記追加翼の曲面の変化量を得る数式は、前記翼の翼前縁の先端部と前記追加翼の傾き変化位置との間を滑らかにつなぐ二次曲線を示す第一式と、前記傾き変化位置と前記追加翼の最大変化位置との間を滑らかにつなぐ二次曲線を示す第二式と、前記最大変化位置と曲面終了位置との間を滑らかにつなぐ二次曲線を示す第三式とを用いて定義されることを特徴とする軸流ファンの追加翼設計方法。

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