JP2008050841A - 樹脂製敷板 - Google Patents

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Abstract

【課題】敷設された舗面などを良好に保護可能であり、騒音も小さく、滑り抵抗が従来に比較して大きな樹脂製敷板を提供する。
【解決手段】再生ポリエチレンに対し、古タイヤを粉砕した再生ゴム紛を8〜20重量%混入したことを特徴とする。好ましい形態においては、平板状の敷板本体1とこの敷板本体の一方の表面に形成された志部り止め用の突起5とを備えた樹脂製敷板であって、前記突起はくの字状部分51、水平部分52および逆くの字状部分53を直線上に相互に離間させて整列させて一単位が構成され、前記単位を複数直線上に配列し、前記配列された複数の単位が前記敷板の辺に対し、傾斜していることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は樹脂製敷板、さらに詳細には建築現場などの舗面などを保護するため、あるいは車両などが通過するための通路として敷設するための樹脂製敷板に関する。
上述のような建築現場、土木現場などでは、十分整地されていない地面上に車両の通過を容易にするため、あるいは舗面などを保護し、養生するために、敷板が敷設することが行われている。
このような敷板としては、従来、鉄製にいわゆる鉄板が使用されているが、前記鉄板は重量が大きく、運搬しにくいとともに、前記現場などの敷設する場合にもクレーンを必要とする、重量が大きいことから運搬、敷設に危険を伴う、さらに車両が通過するに際しては大きな騒音を発生する、等の種々の欠点がある。
このような欠点を除去するため、近年においては、ポリプロピレンなどのポリオレフィン性の樹脂製の敷板も開発されている(たとえば特開平11−61718号公報)。このような樹脂製の敷板においては、一般に40kg前後と軽量であり、クレーンなどの重機を必要とせずに、人力のみで敷設可能であるとともに、車両の通過の際にも、それほど大きな騒音を発生しない、運搬、敷設に際しても大きな危険がないという種々の利点を備えている。
特開平11−61718号公報
従来、このような樹脂製敷板は、一般廃棄物から産業廃棄物までのオレフィン系樹脂をチップ状にしたものを、溶融混練して、たとえば2800t油圧プレスなどで超高圧で、たとえば1230mm×2550mm、厚さ13mm程度の平板に成形したものである。
このような樹脂製敷板は、前述のような一般廃棄物から産業廃棄物までの再生オレフィン樹脂(市販されている)で製造されているため、弾性が小さく、舗面上などに敷設された場合には、鉄板ほどでないにしても、車両などの通過により舗面などへの衝撃が大きく、また騒音も大きいという欠点がある。さらに、滑り抵抗も小さく、車両あるいは作業員がスリップしやすく、安全性が多少損なわれるという欠点がある。
本発明は上述の課題を解決するためなされたものであり、敷設された舗面などを良好に保護可能であり、騒音も小さく、滑り抵抗が従来に比較して大きな樹脂製敷板を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明による樹脂製敷板は、再生ポリエチレンに対し、古タイヤを粉砕した再生ゴム粉を8〜20重量%混入したことを特徴とする。
本発明による、好ましい形態においては、平板状の敷板本体とこの敷板本体の一方の表面に形成された滑り止め用の突起とを備えた樹脂製敷板であって、前記突起はくの字状部分、水平部分および逆くの字状部分を直線上に相互に離間させて整列させて一単位が構成され、前記単位を複数直線上に配列し、前記配列された複数の単位が前記敷板の辺に対し、傾斜していることを特徴とする。
さらに上述の好ましい形態において、長方形状の平板状敷板本体の四隅には、前記敷板本体を相互に接続するための接続穴が設けられていることを特徴とする。
また、他の好ましい形態において、前記長方形の敷板本体の一方の長手辺の中央部に手掛用の長穴が並列に設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、古タイヤのゴム部分を粉砕し、粉状とした再生ゴム粉(SBR等の合成ゴムと天然ゴムを含んでいる)を再生ポリエチレン樹脂に混入して、樹脂製敷板を成形したため、滑り抵抗および弾性が大きくなり、衝撃を緩和し、騒音の発生を防止可能で、かつスリップによる事故を良好に防止可能な樹脂製敷板とすることが可能である。
図1は本発明による一形態の平面図であり、図2はその断面図であるが、この図より明らかなように、本発明による樹脂製敷板は、再生ゴム粉を含む再生ポリエチレンを基本的に平板状に成形して構成されるものである。長方形状の前記平板状敷板本体1の四隅には、前記樹脂製の敷板本体1を相互に接続するための接続穴2が形成されており、ロープなどで相互に接続可能になっている。
前記長方形の敷板本体1の一方の長手辺の中央部に手掛用の長穴3が並列に2つ設けられている。前記一方の長手辺に設けられた長穴3と対向する他方の長手辺の位置にも、同様に前記長穴4が設けられている。この長穴3あるいは4に手掛けて、樹脂製敷板を運搬することが可能である。
前記敷板本体1の表面には、図1に示すように滑り止め用の突起5が設けられている。この滑り止め用突起5は、くの字状部分51と水平部分52と前記くの字状部分51を左右反転させた反くの字状部分53を直線上に、相互に離間させて整列させた一単位、すなわち、<−>形状を一単位として、複数直線上に配列されており、前記配列された複数の単位が前記長方形の辺に対し、所定角度傾斜して設けられている。このような形状にすることによって、単に直線状に傾斜して形成された場合と異なり、くの字状部分(あるいは逆くの字状部分)51がタイヤ等の横滑りを効率的に抑制することが可能で、滑り摩擦係数が向上する。
前述のような敷板は、再生ポリエチレンに対し8〜20重量%の再生ゴム粉を混入している。再生ポリエチレンは、前述のように一般廃棄物から産業廃棄物までのポリエチレンを粉砕し、チップ状としたものであり、不純物として若干のポリオレフィン、たとえばポリプロピレンなどおよび種々の添加剤を含んでいる。このような再生ポリエチレンは市販され、容易に入手可能である。一方、再生ゴム粉は、前述のように古タイヤを粉砕して粉状としたものであり、主成分はSBRであるが、不純物として他の合成ゴムおよび天然ゴムを含み、またカーボンブラックなどの添加物を含んでいる。このような再生ゴム粉も市販されており、容易に入手可能である。
本発明においては、前述のように前記再生ポリエチレンを、たとえば250℃程度に加熱して溶融し、前記ゴム粉を投入して混練した後、冷却する。冷却後、若干加熱して、2800t油圧プレスで、平板状に成形して樹脂製敷板を製造する。
前記再生ゴム粉の混入量は、8〜20重量%である(再生ポリエチレンは92〜80重量%)。8重量%未満であると、滑り抵抗が大きくならず、一方20重量%を越えても、添加量に比例して滑る抵抗が大きくならず、また、耐荷重が低下する恐れを生じる。
以下本発明の実施例について説明する。以下の実施例は例示であって、本発明に技術的範囲を限定するものではない。
図1および図2に示すような、樹脂製敷板を製造した。前記敷板の寸法は、2550×1230mm、厚さ13mmであり、突起の高さhは4mmであった。再生ポリエチレンに対し再生ゴム粉を実施例1では10重量%、実施例2では20重量%混入した。上述のような本発明に樹脂製敷板の圧縮特性試験、曲げ特性試験および滑り抵抗試験を行った。圧縮特性試験は、JIS K 7181、曲げ特性試験はJIS K 7171の試験法で3つの敷板について行われた。一方、滑り抵抗試験はASTM E 303による試験法によって行われた。
比較として、市販の再生ポリエチレンのみの同寸法の樹脂製敷板(商標名;ダイコク板)について、上記の試験を行った。結果を下記の表1に示す。
Figure 2008050841
上述の滑り特性試験においては、実施例および比較例とも突起を備えてない面において行った。
本発明によれば、耐荷重を損なうことなく、曲げ特性および滑り試験特性が比較例に比較して著しく向上しており、弾性および滑り摩擦抵抗が大きくなっていることがわかった。特に実施例1においては、意外なことに実施例2に比較して曲げ特性が向上しており、極めて良好な結果が得られた。
本発明によれば、古タイヤのゴム部分を粉砕し、粉状とした再生ゴム粉(SBR等の合成ゴムと天然ゴムを含んでいる)を再生ポリエチレン樹脂に混入して、樹脂製敷板を成形したため、滑り抵抗および弾性が大きくなり、衝撃を緩和し、騒音の発生を防止可能で、かつスリップによる事故を良好に防止可能な樹脂製敷板とすることが可能である。また再生ポリエチレンおよび再生ゴム粉を使用しているため、再利用が可能で環境にも優しいという利点がある。
本発明の樹脂製敷板の一実施態様の平面図。 前記実施態様の一部断面図。
符号の説明
1 敷板本体
2 接続穴
3 長穴
4 長穴
5 突起
51 くの字状部分
52 水平部分
53 逆くの字状部分

Claims (4)

  1. 再生ポリエチレンに対し、古タイヤを粉砕した再生ゴム粉を8〜20重量%混入したことを特徴とする樹脂製敷板。
  2. 平板状の敷板本体とこの敷板本体の一方の表面に形成された滑り止め用の突起とを備えた樹脂製敷板であって、前記突起はくの字状部分、水平部分および逆くの字状部分を直線上に相互に離間させて整列させて一単位が構成され、前記単位を複数直線上に配列し、前記配列された複数の単位が前記敷板の辺に対し、傾斜していることを特徴とする請求項1記載の樹脂製敷板。
  3. 長方形状の平板状敷板本体の四隅には、前記敷板本体を相互に接続するための接続穴が設けられていることを特徴とする請求項2記載の樹脂製敷板。
  4. 前記長方形の敷板本体の一方の長手辺の中央部に手掛用の長穴が並列に設けられていることを特徴とする請求項2または3記載の樹脂製敷板。
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JP2010037808A (ja) * 2008-08-05 2010-02-18 Hiroshima Kasei Ltd 養生板
DE102010026950A1 (de) 2010-07-12 2012-01-12 Sasol Wax Gmbh Verfahren zur Herstellung von Agglomeraten, die Gummi und Wachs aufweisen, danach hergestellte Agglomerate und ihre Verwendung in Asphalt oder Bitumenmassen

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WO2012010150A1 (de) 2010-07-12 2012-01-26 Sasol Wax Gmbh Verfahren zur herstellung von agglomeraten, die gummi und wachs aufweisen, danach hergestellte agglomerate und ihre verwendung in asphalten oder bitumenmassen
US9102834B2 (en) 2010-07-12 2015-08-11 Sasol Wax Gmbh Method for producing agglomerates having rubber and wax, agglomerates produced according to the method, and use of the agglomerates in asphalt or bitumen masses

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