JP2008047726A - スプリットゲート型不揮発性メモリとその製造方法 - Google Patents

スプリットゲート型不揮発性メモリとその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】パンチスルーの発生を抑制しつつ不揮発性メモリの微細化を実現する。
【解決手段】第1拡散領域(3)と、第2拡散領域(4)とを具備するスプリットゲート型のメモリセル(1)を構成する。その第1拡散領域(3)と前記第2拡散領域(4)との間には、チャネル領域(10)を備える。その不揮発性メモリセル(1)において、前記チャネル領域(10)は、所定の不純物濃度を有する第1チャネル領域(13)を含むものとする。ここにおいて、前記第1チャネル領域(13)を、前記第1拡散領域(3)および前記第2拡散領域(4)から離間する位置に設ける。
【選択図】図9

Description

本発明は、不揮発性半導体記憶装置に関し、特に、スプリットゲート型不揮発性メモリと呼ばれる半導体メモリの構造および製造方法に関する。
電源を切った場合においても記憶内容が消えないという特性を有する不揮発性半導体記憶装置が知られている。不揮発性半導体記憶装置は、フローティングゲートに電荷の蓄積・放出を行うことで、記憶内容の書き込み・消去を行うことができる。不揮発性半導体記憶装置において、記憶内容の書き込みとは、読出動作時にフラッシュメモリセルにドレイン電流が流れないようにするため、セルのしきい値電圧を上昇させる動作である。消去とは、読出動作時にフラッシュメモリセルに所定のドレイン電流が流れるように、セルのしきい値電圧を低める動作である。
消去を行う場合には、セルのしきい値電圧が一定のレベルに維持されるように行われなければならない。したがって、消去動作が過度に行われてセルのしきい値電圧があまり低くなる場合(以下、「過消去」という)には、セルに読出電圧が印加されなくてもドレイン電流が流れ、不揮発性半導体記憶装置の動作が不安定になることがある。記憶内容を消去する際に、過消去に関連する不具合が発生することの少ない不揮発性半導体記憶装置として、スプリットゲート型不揮発性半導体記憶装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
図1は、従来から知られているスプリットゲート型不揮発性半導体記憶装置(以下、スプリットゲート型不揮発性メモリ101と呼ぶ。)の一例に関しその構成を示す断面図である。図1を参照すると、従来のスプリットゲート型不揮発性メモリ101は、基板102に、第1拡散領域103と第2拡散領域104とが形成されている。
第1拡散領域103は、記憶内容を書き込みする時にはドレインとして作用し、読み出す時にはソースとして作用する。また、第2拡散領域104は、記憶内容を書き込む時にはソースとして作用し、読み出す時にはドレインとして作用する。第1拡散領域103と第2拡散領域104との間には、チャネルが形成されるチャネル領域110が備えられている。スプリットゲート型不揮発性半導体記憶装置は、スタックゲート電極構造を持ったメモリセルとは異なり、フローティングゲートがチャネル領域110の一部(後述する第1チャネル領域110a)のみを覆い、チャネル領域のその他の部分(後述する第2チャネル領域110b)をコントロールゲートが覆っている。
図1に示されているように、チャネル領域110は、第1チャネル領域110aと第2チャネル領域110bとを含んで構成されている。第1チャネル領域110aは、ゲート酸化膜105を介してフローティングゲート106の下層に形成されている。第2チャネル領域110bは、トンネル酸化膜107を介してコントロールゲート108の下層に形成されている。また、トンネル酸化膜107は、フローティングゲート106の上面と側面にも形成され、そのコントロールゲート108は、フローティングゲート106の上層に、トンネル酸化膜107を介して形成されている。したがって、図1に示されているように、コントロールゲート108は、トンネル酸化膜107を介してフローティングゲート106の側面と上面とに接続される。
フローティングゲート106の下部の第1チャネル領域110aは、コントロールゲート108に印加される電圧とフローティングゲート106に蓄積される電荷の量に対応してチャネルを形成する。同様に、第2チャネル領域110bは、コントロールゲート108に印加される電圧に対応してチャネルを形成する。
従来のスプリットゲート型不揮発性半導体記憶装置において、メモリセルのデータを消去する消去方法として、いくつかの手法が知られている。例えば、コントロールゲートからフローティングゲートにFNトンネル電流を流し、フローティングゲート中の電荷をコントロールゲート側へ引き抜くといった方法が知られている。スプリットゲート型不揮発性半導体記憶装置では、このとき、フローティングゲートから電荷を過剰に抜き過ぎても(上述した過消去と呼ばれる現象が発生しても)、コントロールゲートによってチャネル領域をオフ状態に制御することが可能になる。そのため、スプリットゲート型不揮発性半導体記憶装置は、メモリセルに読出電圧が印加されなくてもドレイン電流が流れるという不具合を抑制することができる。
また、スプリットゲート型不揮発性半導体記憶装置は、フローティングゲートに隣接するように設けられたコントロールゲートがある。そのため、ソースサイド注入(Source Side Injection(SSI))と呼ばれる書込の方式を使うことが可能である。したがって、ソースサイド注入は、従来のドレイン側からのチャネルホットエレクトロン注入(ドレインサイド注入)に比べてチャネルホットエレクトロンの注入効率が高く、高速な書込動作に対応している。
図2は、上記スプリットゲート型不揮発性メモリ101の動作を示す断面図である。図2の(a)は、スプリットゲート型不揮発性メモリ101の書き込み動作を示している。図2の(b)は、スプリットゲート型不揮発性メモリ101の消去動作を示している。図2の(c)は、スプリットゲート型不揮発性メモリ101の読み出し動作を示している。図2の(a)を参照すると、スプリットゲート型不揮発性メモリ101でデータの書き込みを行う場合、ソースとして作用する第2拡散領域104に比較して、ドレインとして作用する第1拡散領域103を高電位にする。これにより、フローティングゲート下のチャネルのソース側でホットエレクトロン(高エネルギー状態の電子)を得る。このホットエレクトロンがゲート絶縁膜105を介してフローティングゲート106に注入されることによって、データの書き込みが行われる。書き込みされた後のフローティングゲートは、負に帯電した状態になる。
図2の(b)を参照して、スプリットゲート型不揮発性メモリ101のデータ消去の動作の一例を説明する。スプリットゲート型不揮発性メモリ101では、フローティングゲート106からトンネル電流により、トンネル酸化膜107を介してコントロールゲート108に電子を引き抜くことで、データの消去を行っている。消去された後のフローティングゲートは正に帯電した状態になる。
図2の(c)を参照すると、スプリットゲート型不揮発性メモリ101でデータの読み出しを行なう場合、コントロールゲート108に所定の電圧を印加し、コントロールゲート108と第1拡散領域103と第2拡散領域104とで構成されるトランジスタを活性化させる。このとき、フローティングゲート106に注入されている電荷に応答して、ソース、ドレイン間に流れる電流値が変化する。これによってデータの読み出しが行われる。
上記のスプリットゲート型不揮発性メモリ101は、チャネル領域110の不純物濃度に対応してしきい値が決められている。スプリットゲート型不揮発性メモリにおいて、チャネル領域110全体の不純物濃度が濃いと、選択トランジスタのしきい値が高くなり、読み出し動作時の電流ドライブ能力が低下してしまう。チャネル領域110全体の不純物濃度を薄くすると、フローティングゲート106とコントロールゲート108との境界部分の基板の不純物濃度も薄くなるため、書き込み動作におけるその境界部分近傍の電界強度が小さくなり、書き込み効率が低下してしまう。
図3は、上記特許文献1に記載の方法に従い、スプリットゲート型不揮発性メモリに、チャネル領域110に不純物を注入する方法を示す図である。図3の(a)を参照すると、特許文献1に記載の方法に従った不純物注入では、基板102に、P型の不純物(例:ボロン)を打込み、基板表面近傍に不純物濃度を所定の濃度にする。つぎに、第1ポリシリコン膜111を、CVD法を用いて全面に堆積させる。
図3の(b)に示されているように、第1ポリシリコン膜111の上層にレジスト121を形成する。その後、そのレジスト121を用いて第1ポリシリコン膜を取り除き、開口部を形成する。その開口部にN型不純物(例:リン)を注入する。このとき、P型からN型に反転しない程度に、N型不純物(例:リン)を注入する。これにより、N型不純物が注入された領域(第2チャネル領域110bに対応する領域)は、P型不純物濃度が低くなる。
つぎに、図3の(c)に示されているように、酸化膜を形成する。そして、図3の(d)に示されているように、第2ポリシリコン膜112を、CVD法を用いて全面に堆積させる。上述のように、特許文献1に記載の方法に従った不純物注入では、P型不純物を基板に注入した後、所定の領域にN型不純物を注入することで、第1チャネル領域110aと第2チャネル領域110bとの不純物濃度を変える技術が開示されている。特許文献1に記載の方法に基づいて製造されるスプリットゲート型不揮発性メモリ101では、このような手法によって、書き込み動作時の第1拡散領域103付近の電界強度を大きくすると共に、読み出し動作時の電流ドライブ能力を大きくしている。
また、上記のスプリットゲート型不揮発性メモリ101とは異なる構成のスプリットゲート型不揮発性半導体記憶装置が知られている(例えば、特許文献2参照。)。図4は、上記特許文献2に記載のスプリットゲート型不揮発性半導体記憶装置(以下、スプリットゲート型不揮発性メモリ201と呼ぶ。)の構成を示す断面図である。図4を参照すると、スプリットゲート型不揮発性メモリ201は、基板202に形成された第1拡散領域203と第2拡散領域204とを備えている。また、そのスプリットゲート型不揮発性メモリ201は、フローティングゲート205とコントロールゲート206とを備えている。フローティングゲート205は、ゲート酸化膜207を介して基板202の上層に構成されている。また、コントロールゲート206は、トンネル酸化膜208を介して基板202の上層に構成されている。さらに、トンネル酸化膜208は、フローティングゲート205とコントロールゲート206との間に構成されている。
特開平9−92734号公報 米国特許第6525371B2号明細書
上述したように、スプリットゲート型不揮発性メモリでは、フローティングゲートに電荷の蓄積・放出を行うことで、記憶内容の書き込み・消去を行っている。このようなスプリットゲート型不揮発性メモリに対して、近年、大容量化の要求が高まっている。そのため、不揮発性メモリのメモリセルの微細化を行うことが強く求められてきている。メモリセルを微細化するには、ゲート長(ドレイン−ソース間の長さ)を短くすることが有用である。従来から知られているスプリットゲート型不揮発性メモリ101(または、特許文献2に記載のスプリットゲート型不揮発性メモリ201)のような不揮発性メモリの場合、微細化に対応してフローティングゲートの長さ(以下、フローティングゲート長と称する。)を短くすることが要求されている。
しかしながら、基板の不純物濃度を考慮せずにフローティングゲート長を単純に短くした場合、短チャネル効果によって、フローティングゲート下のしきい値電圧が低下してしまうことがある。また、ソース−ドレイン間に高電界がかかるとき(例えば、書き込み動作時)には、ソース側の空乏層とドレイン側の空乏層とがつながり、メモリセルに流れる電流が制御できなくなる現象(以下、パンチスルーと呼ぶ。)が発生してしまうことがある。
図5は、スプリットゲート型不揮発性メモリ201において、フローティングゲート長を単純に短くした場合の書き込み動作を示す断面図である。図5に示されているように、フローティングゲート長を単純に短くしたスプリットゲート型不揮発性メモリ201では、第1拡散領域203に大きな電圧がかかる書き込み動作時に、ソース空乏層が大きく広がりパンチスルーが発生することがある。
スプリットゲート型不揮発性メモリ201において、ソースサイド注入方式によりフローティングゲートに電子注入を行なう場合、所望のホットエレクトロンを発生させるためには、フローティングゲート205とコントロールゲート206との境界部分に電界を集中させる必要がある。ところが、このときパンチスルーが起こっていると、その境界部分で電界を集中させることが困難となり、その境界部分で所望のチャネルホットエレクトロンを発生させることができなくなることがある。これにより、従来のスプリットゲート型不揮発性メモリ201では、書き込みを実行するメモリセルに対して、書き込み効率が低下してしまったり、書き込みができなかったりする場合がある。
上記特許文献1に記載されている技術を適用してフローティングゲート下の基板の不純物濃度を濃くすることで、上述のようなパンチスルーを抑制することが可能となる。パンチスルーを抑制することによって、書き込みを実行するセルに対して所望のホットエレクトロンをフローティングゲートに注入することができるようになる。このとき、基板に注入される不純物濃度が濃くなることに対応して、拡散層(第1拡散領域203や第2拡散領域204)と基板とのPN接合における耐圧の低下を引き起こしてしまう。つまり、基板が多量の不純物を含む場合、拡散層と基板との間の空乏層の幅が狭くなる。空乏層幅が狭いPN接合に逆方向バイアス電圧が加えられるとき、アバランシェ降伏が起こる。
上述のスプリットゲート型不揮発性メモリ(スプリットゲート型不揮発性メモリ101やスプリットゲート型不揮発性メモリ201)においては、書き込み動作時には、書き込みを実行するセルのソース/ドレイン領域に高電圧が印加される。メモリセルアレイの構成上、ソース/ドレイン領域は、複数のメモリセルに対して、共通に接続されていることが多い。このような場合には、書き込みを行なうために選択されたセル以外のセル(以下、非選択セルと呼ぶ。)にも、ソース拡散層に高電圧が印加されることになる。
図6は、所定のセルに書き込みを行っている場合の非選択セルの動作を示す図である。図6を参照すると、非選択セルの第1拡散領域203には高電圧が印加され、第1拡散領域203と基板202とのPN接続が逆バイアス状態になる。このとき、上記のような耐圧の低下に起因して、基板と第1拡散領域203との間に接合リーク電流が増大し、ホットエレクトロンが発生してしまう。発生したホットエレクトロンは、フローティングゲート205と基板202との間の電位差によって、ゲート酸化膜207のエネルギー的な障壁を越え、フローティングゲート205に注入される。このような現象は一般的に基板ホットエレクトロン注入と呼ばれている。したがって、上述のようなスプリットゲート型不揮発性メモリにおいては、第1拡散領域203の近傍の基板の不純物濃度を濃くすると、この基板ホットエレクトロン注入によって、非選択セルのフローティングゲート205にホットエレクトロンが注入されてしまう。これによって、非選択セルに対して、書き込みが実行されてしまうという問題が生じる。
以下に、[発明を実施するための最良の形態]で使用される番号を用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号は、[特許請求の範囲]の記載と[発明を実施するための最良の形態]との対応関係を明らかにするために付加されたものである。ただし、それらの番号を、[特許請求の範囲]に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
上記課題を解決するために、第1拡散領域(3)と、第2拡散領域(4)と、前記第1拡散領域(3)と前記第2拡散領域(4)との間に備えられたチャネル領域(10)とを具備するスプリットゲート型のメモリセル(1)を構成する。そのメモリセル(1)において、前記チャネル領域(10)は、所定の不純物濃度を有する第1チャネル領域(13)を含み、前記第1チャネル領域(13)は、前記第1拡散領域(3)および前記第2拡散領域(4)から離間する位置に設けられていることを特徴とする。
このスプリットゲート型のメモリセル(1)において、前記チャネル領域は、前記第1拡散領域(3)と前記第1チャネル領域(13)との間に構成された第2チャネル領域(11)と、前記第2拡散領域(4)と前記第1チャネル領域(13)との間に構成された第3チャネル領域(12)とを含んで構成されることが好ましい。そして、前記第1チャネル領域(13)は、前記第2チャネル領域(11)に含まれる不純物の濃度、および、前記第3チャネル領域(12)に含まれる不純物の濃度よりも高い濃度の不純物を有するように構成されていることが好ましい。
また、上記課題を解決するために、以下のようなスプリットゲート型の不揮発性メモリセルを構成する。そのスプリットゲート型の不揮発性メモリセルは、第1拡散領域(3)と、第2拡散領域(4)と、前記第1拡散領域(3)と前記第2拡散領域(4)との間に備えられたチャネル領域(10)とを具備する構成であることが好ましい。
ここにおいて、その不揮発性メモリセル(1)の前記チャネル領域(10)は、第1不純物濃度を有する第1チャネル領域(11、13)と、第2不純物濃度を有する第2チャネル領域(12、13)と、前記第1チャネル領域((11、13))と前記第2チャネル領域((12、13))が重なる第3チャネル領域(13)とを含むことを特徴とする。
また、上記課題を解決するために、以下のようなスプリットゲート型の不揮発性メモリセルを構成する。そのスプリットゲート型の不揮発性メモリセルは、第1拡散領域(3)と、第2拡散領域(4)と、前記第1拡散領域(3)と前記第2拡散領域(4)との間に備えられたチャネル領域(10)とを具備する構成であることが好ましい。ここにおいて、前記チャネル領域(10)は、第1チャネル領域(11)と、前記第1チャネル領域(11)と重ならない第2チャネル領域(12)と、前記第1チャネル領域と前記第2チャネル領域と重ならない第3チャネル領域(13)とを含み、前記第3チャネル領域(13)の不純物濃度は、前記第1チャネルの不純物濃度(11)、および、前記第2チャネル領域(12)の不純物濃度と異なる不純物濃度である。
本発明によると、スプリットゲート型不揮発性メモリにおいて、パンチスルーの発生を抑制しつつメモリセルの微細化を実現することが可能となる。
[第1の実施形態]
以下に、図面を参照して、本発明のスプリットゲート型不揮発性メモリにおける第1の実施形態について説明を行う。図7は、本実施形態のスプリットゲート型不揮発性メモリのメモリセル(以下、スプリットゲート型不揮発性メモリセル1と呼ぶ。)の構成を例示する断面図である。図7は、本願発明の理解を容易にするために、スプリットゲート型不揮発性メモリセル1の構成を簡略化した断面を例示している。本実施形態のスプリットゲート型不揮発性メモリセル1は、基板に発生したチャネルホットエレクトロンが、フローティングゲート注入されることで、書き込みが行われる。また、フローティングゲートからコントロールゲートに電子を引き抜くことでデータの消去を行っている。さらに、コントロールゲートに読み出し用の電圧を印加することで、メモリセルの状態(ON、OFF)を検出している。なお、本願発明におけるデータの消去動作は、上述の消去方法に限定されるものではない。
図7を参照すると、本実施形態のスプリットゲート型不揮発性メモリセル1は、基板2に形成された第1拡散領域3と第2拡散領域4とを含んで構成されている。第1拡散領域3は、不純物を拡散させた拡散領域で構成されている。第1拡散領域3は、メモリセルに記憶内容を書き込みする時にはドレインとして作用し、読み出す時にはソースとして作用する。また、第2拡散領域4も、第1拡散領域3と同様に、不純物を拡散させた拡散領域で構成されている。第2拡散領域4は、メモリセルに記憶内容を書き込む時にはソースとして作用し、読み出す時にはドレインとして作用する。なお、以下に述べる実施形態では、基板2がP型半導体基板であることを前提に説明を行う。これは、本発明において、基板2が、P型半導体基板に制限されることを意味するものではない。スプリットゲート型不揮発性メモリセル1は、その第1拡散領域3と第2拡散領域4との間にチャネル領域10を含んで構成されている。
また、スプリットゲート型不揮発性メモリセル1は、フローティングゲート5とコントロールゲート6とを含んで構成されている。図7に示されているように、フローティングゲート5は、ゲート絶縁膜7を介して基板2の上層に構成されている。また、コントロールゲート6は、ゲート絶縁膜7を介して基板2の上層に構成されている。そして、フローティングゲート5とコントロールゲート6とは、トンネル酸化膜8を介して隣り合うように構成されている。フローティングゲート5の上層には、絶縁膜9が形成されている。フローティングゲート5は、ゲート絶縁膜7とトンネル酸化膜8と絶縁膜9の作用により、他の導体部分から電気的に絶縁されている。
図7を参照すると、チャネル領域10は、第1チャネル領域11と、第2チャネル領域12と、第3チャネル領域13とを含んで構成されている。第1チャネル領域11は第1拡散領域3からの距離が、第1長さL1の領域である。第2チャネル領域12は、第2拡散領域4からの距離が第2長さL2の領域である。第3チャネル領域13は、第1チャネル領域11と第2チャネル領域12との間に備えられた領域である。本実施形態において、第3チャネル領域13は、第1チャネル領域11および第2チャネル領域12よりも高い濃度で不純物が拡散している領域である。
本実施形態のスプリットゲート型不揮発性メモリセル1において、チャネル領域10が、第1チャネル領域11、第2チャネル領域12および第13チャネル領域13とから構成されている。従来のスプリットゲート型不揮発性メモリで、フローティングゲート長を短くした場合には、ソースに大きな電圧がかかる書き込み動作時に、ソース側の空乏層が大きく広がりパンチスルーが発生することがある。本実施形態のスプリットゲート型不揮発性メモリセル1は、第3チャネル領域13の不純物濃度が高いため、チャネル領域10全体を考慮したときに、第3チャネル領域13の作用によってソース−ドレイン間での空乏層厚の増大が抑制され、パンチスルーの発生を抑制することができる。
以下に、図面を参照して、本実施形態のスプリットゲート型不揮発性メモリセル1を製造する方法について説明を行う。図8A〜図8Pは、本実施形態のスプリットゲート型不揮発性メモリセル1を製造するため第1〜第16の工程の流れを示している。
図8Aは、第1の実施形態のスプリットゲート型不揮発性メモリセル1の製造方法における、第1の工程を例示する断面図である。図8Aを参照すると、本実施形態のスプリットゲート型不揮発性メモリセル1を製造する第1の工程において、基板2の上層に初期絶縁膜21を形成する。初期絶縁膜21は、最終的にゲート絶縁膜7として機能する絶縁膜である。第1の工程では、初期絶縁膜21を形成した後に、さらに、その上層に第1ポリシリコン膜22を形成する。第1ポリシリコン膜22は、最終的にフローティングゲート5として機能するポリシリコン膜である。
図8Bを参照すると、第2の工程において、第1ポリシリコン膜22の上層に窒化膜23を形成し、その上層にレジストパターン24を形成する。このレジストパターン24は、所定のパターンを構成するように形成される。
図8Cを参照すると、第3の工程において、レジストパターン24を用いて窒化膜23をエッチングする。窒化膜23のエッチングが完了した後、パターニングされた窒化膜23をマスクとして、第1チャネル領域11を形成するように不純物(例えばボロン)を注入する。スプリットゲート型不揮発性メモリセル1のフローティングゲート5のしきい値電圧は、第1チャネル領域11の不純物濃度によって決定される。また、エッチングされた領域に対応する第1ポリシリコン膜22は、最終的にフローティングゲート5として作用する。したがって、第3の工程において、そのしきい値電圧が得られるような濃度で、基板2に不純物を注入する。図8Cに示されているように、このとき注入される不純物は、エッチングされた領域よりも外側(マスクとして作用する窒化膜23の下層)の基板2に拡散する。このとき、注入する角度やエネルギーを制御することによって、所望の広さに不純物が拡散されるようにすることが好ましい。また、イオン注入する不純物の種類を、拡散の度合いに対応して変えることで、所望の幅を有する第3チャネル領域13を形成することが可能となる。さらに、この第3の工程において、アニール処理等を実行することによって、注入された不純物をより広く拡散させる工程を行ってもよい。
図8Dを参照すると、第4の工程において、スロープ領域25をエッチングにより形成する。このスロープ領域25は最終的にフローティングゲートのTip部5aになる。図8Eを参照すると、第5の工程において、酸化膜26を形成する。この酸化膜26は、後の工程において、窒化膜23の側壁に構成されるサイドウォール(以下、スペーサー27と呼ぶ)となる。図8Fを参照すると、第6の工程において、酸化膜26に対してエッチバックを行う。図8Fに示されているように、この処理によって、上述のスペーサー27が形成される。
図8Gを参照すると、第7の工程において、スペーサー27および窒化膜23をマスクにして、第1ポリシリコン膜22と初期絶縁膜21をエッチングする。図8Gに示されているように、この処理によって、第1ポリシリコン膜22と初期絶縁膜21とが取り除かれ、スプリットゲート型不揮発性メモリセル1のソースに対応する領域の基板2が露出する。図8Hを参照すると、第8の工程において、第1拡散領域3を形成するためにスペーサー27をマスクにして不純物の注入が行われる。この不純物注入によって形成される拡散領域が、スプリットゲート型不揮発性メモリセル1の第1拡散領域3となる。図8Hに示されているように、第1拡散領域3を形成した後、酸化膜のサイドウォール28を形成する。
図8Iを参照すると、第9の工程において、第1拡散領域3の上層にソースライン29が形成される。ソースライン29が形成された後、その上層にソースライン酸化膜30を形成する。図8Jを参照すると、第10の工程において、エッチングによって窒化膜23が取り除かれる。この処理によって、第1ポリシリコン膜22の表面が露出する。また、窒化膜23が取り除かれたことによって、第1ポリシリコン膜22の上層にスペーサー27のみが構成される。
図8Kを参照すると、第11の工程において、第2チャネル領域12を形成するための不純物(例えば、ボロン)を注入する。図8Kに示されているように、スペーサー27がマスクとして作用することで、コントロールゲート6の下方に対応する領域のみに、不純物が注入される。この工程において、不純物は、第1チャネル領域11と同様の不純物濃度になるように注入される。つまり、露出された第1ポリシリコン膜22を通り抜けて基板2の表面付近に不純物が分布するようなエネルギーで注入が行われる。
ここにおいて、スペーサー27をマスクとして作用させた場合、注入された不純物は、エッチングされた領域よりも若干外側(マスクとして作用するスペーサー27の下層)の基板2にも拡散する。したがって、図8Kに示されているように、第2チャネル領域12を形成する代11の工程において、同時的に第3チャネル領域13が形成される。このとき、不純物を注入するエネルギーや角度を制御することによって、所望の幅を有する第3チャネル領域13を形成することが可能となる。また、イオン注入する不純物の種類を、拡散の度合いに対応して変えることで、所望の幅を有する第3チャネル領域13を形成することが可能となる。さらに、不純物の注入を行った後、アニール等の処理を実行することで、不純物が第3チャネル領域13の幅を制御するような工程を加えても良い。
図8Lを参照すると、第12の工程において、スペーサー27をマスクにして第1ポリシリコン膜22をエッチングする。図8Kに示されているように、この処理のよって、初期絶縁膜21の表面が露出する。図8Mを参照すると、第13の工程において、スペーサー27、及び、フローティングゲート5となる第1ポリシリコン膜22をマスクとしてエッチングを行う。これによって初期絶縁膜21を取り除く。図8Mに示されているように、この工程によって、スペーサー27の側面側の一部もエッチングにより取り除かれる。
図8Nを参照すると、第14の工程において、基板2の上層に酸化膜31を形成する。この工程によって、フローティングゲート5、スペーサー27およびソースライン酸化膜30も酸化膜31に覆われる。この酸化膜31は、最終的にトンネル酸化膜8として機能する、その後、酸化膜31の上層部分にセルゲートポリ32を形成する。このセルゲートポリ32は、後の工程よって、コントロールゲート6になる部分である。さらに、セルゲートポリ32の上層に、窒化膜33を形成する。
図8Oを参照すると、第15の工程において、エッチングにより、コントロールゲート6を形成する。そのコントロールゲート6をマスクとして作用させ、LDD(Lightly Doped Drain)領域34を形成するために不純物の注入を行う。図8Pを参照すると、第16の工程において、コントロールゲート6の側面にサイドウォールを形成する。その後、コントロールゲート6とそのサイドウォールとをマスクとして作用させ、第2拡散領域4を形成するための不純物を注入する。第2拡散領域4を形成した後、窒化膜35を形成する。
本実施形態のスプリットゲート型不揮発性メモリセル1は、上述の工程によって、第1チャネル領域11、第2チャネル領域12および第3チャネル領域13が形成される。以下に、図面を参照して、本実施形態のスプリットゲート型不揮発性メモリセル1における書き込み動作について説明を行う。図9は、本実施形態のスプリットゲート型不揮発性メモリセル1の、書き込み時の動作を示す断面図である。
図9を参照すると、本実施形態のスプリットゲート型不揮発性メモリセル1は、微細化に対応してフローティングゲート長を短くした場合でも、パンチスルーの発生が抑制されている。図9に示されているように、書き込み時におけるスプリットゲート型不揮発性メモリセル1には、第1拡散領域3に高い電圧が印加されている。この場合において、基板2と第1拡散領域3における逆方向バイアスの影響で、ソース側の空乏層41が拡張する。上述のように、第3チャネル領域13は、他のチャネル領域(第1チャネル領域11、第2チャネル領域12)よりも高濃度の不純物を含んで構成されている。第3チャネル領域13の不純物濃度が高濃度であるため、フローティングゲート長を短くした場合でも、第3チャネル領域13まで伸びた空乏層41は、それ以上の拡張が抑制されることとなる。
このように、本実施形態のスプリットゲート型不揮発性メモリセル1は、ソース−ドレイン間に高電界がかかる書き込み動作時において、第3チャネル領域13の作用によって、ソース側の空乏層41とドレイン側の空乏層41とのつながりが抑制されている。このため、フローティングゲート長を短くした場合でも、基板2におけるフローティングゲートとコントロールゲートの境界部分、つまり第3チャネル領域13に所望のチャネルホットエレクトロンが発生しフローティングゲートに注入される。これによって、本実施形態のスプリットゲート型不揮発性メモリセル1では、適切な書き込み動作が実行されることとなる。
[第2の実施形態]
以下に、図面を参照して、本願発明の第2の実施形態について説明を行う。なお、第2の実施形態で参照する図面において、第1の実施形態の図面に付されている符号と同じ符号が付されている要素は、第1の実施形態の要素と同様の構成・動作である。したがって、以下の実施形態において、その要素に関する詳細な説明は省略する。
第2の実施形態は、第1の実施形態とは異なる形状のスプリットゲート型不揮発性メモリに本願発明を適用した場合における実施形態である。図10A〜図10Iの各図面は、第2の実施形態のスプリットゲート型不揮発性メモリセル1を製造するため第1〜9の工程を示す図である。
図10Aは、第2の実施形態のスプリットゲート型不揮発性メモリセル1の製造方法における、第1の工程を例示する断面図である。図10Aを参照すると、第1の工程において、基板2の上層に初期絶縁膜21を形成し、さらにその上層に窒化膜23を形成する。その後、窒化膜23の上層にレジストパターン(図示されず)を形成する。このレジストパターンは、所定のパターンを構成するように形成される。そして、レジストパターンを用いて窒化膜23をエッチングする。窒化膜23のエッチングが完了した後、パターニングされた窒化膜23をマスクとして、第1チャネル領域11を形成するように不純物(例えばボロン)を注入する。
図10Bを参照すると、第2の工程において、窒化膜23をマスクとして、パターンに合わせて初期絶縁膜21を取り除く。これによって。基板2の第1チャネル領域11の上面が露出される。図10Cを参照すると、第3の工程において、露出した第1チャネル領域11の上層に、ゲート絶縁膜7を形成する。ゲート絶縁膜7の形成が完了した後、そのゲート絶縁膜7と窒化膜23との上層に第1ポリシリコン膜22を形成する。図10Dを参照すると、第3の工程において、第1ポリシリコン膜22を形成した後、例えばCMPなどの手法により、表面を平坦化する。
図10Eを参照すると、第5の工程において、窒化膜23を取り除く。窒化膜23を取り除いた後、第1ポリシリコン膜22をマスクとして作用させ、第2チャネル領域12を形成するように、不純物を注入する。図10Eに示されているように、第1ポリシリコン膜22がマスクとして作用することで、第1ポリシリコン膜22の下方に対応する領域以外の部分に不純物が注入される。この工程において、不純物は、第1チャネル領域11と同様の不純物濃度になるように注入される。つまり、露出された初期絶縁膜21を通り抜けて基板2の表面付近に不純物が分布するようなエネルギーで注入が行われる。ここにおいて、第1ポリシリコン膜22をマスクとして作用させた場合、注入された不純物は、窒化膜23が取り除かれた領域よりも若干外側(マスクとして作用する第1ポリシリコン膜22の下層)の基板2にも拡散する。したがって、図10Eに示されているように、第2チャネル領域12を形成する第4の工程において、同時的に第3チャネル領域13が形成される。
図10Fを参照すると、第6の工程において、初期絶縁膜21が取り除かれた後、トンネル酸化膜8が形成される。さらに、トンネル酸化膜8の上層に第2ポリシリコン膜35が形成される。図10Gを参照すると、第7の工程において、ソースを形成するためにパターニングを行う。第7の工程では、そのパターンにしたがって、エッチングを行い、基板に第1拡散領域3を構成するための開口部を形成する。第7の工程では、開口部を形成して基板上面を露出した後、ソースを形成するための不純物の拡散を行い、第1拡散領域3を形成する。
図10Hを参照すると、第8の工程において、コントロールゲート6を形成するためにパターニングを行う。そのパターンを用いて、第2ポリシリコン膜35をエッチングしコントロールゲート6を形成する。図10Iを参照すると、第9の工程において、サイドウォール28を形成した後、第2拡散領域4を形成するために不純物を基板2に注入する。その後、層間膜を埋め込み、ソース、ドレインに接続されるコンタクトを形成する。
第2の実施形態のスプリットゲート型不揮発性メモリセル1では、第1の実施形態と同様に、チャネル領域に不純物を注入する工程において、その不純物注入のエネルギーや角度を制御することによって、所望の幅を有する第3チャネル領域13を形成することが可能となる。また、イオン注入する不純物の種類を、拡散の度合いに対応して変えることで、所望の幅を有する第3チャネル領域13を形成することが可能となる。さらに、不純物の注入を行った後、アニール等の処理を実行することで、不純物が第3チャネル領域13の幅を制御するような工程を加えても良い。
上述の複数の工程によって形成された第2の実施形態のスプリットゲート型不揮発性メモリセル1は、第1の実施形態のスプリットゲート型不揮発性メモリセル1と同様に、第3チャネル領域13の作用によって、パンチスルーの発生が抑制されている。これによって、本実施形態のスプリットゲート型不揮発性メモリセル1は、第3チャネル領域13の作用によって、パンチスルーの発生が抑制されている。これによって、ゲート長を短くてメモリセルサイズを小さくした場合であっても、パンチスルーによってゲートで制御できない基板電流が流れるという不具合の発生を抑制することが可能になる。
図1は、従来のスプリットゲート型不揮発性メモリ101の断面構造を示す断面図である。 図2は、従来のスプリットゲート型不揮発性メモリ101の動作を示す図である。 図3は、従来のスプリットゲート型不揮発性メモリ101の製造工程を示す図である。 図4は、従来のスプリットゲート型不揮発性メモリ201の断面構造を示す断面図である。 図5は、従来のスプリットゲート型不揮発性メモリ201の動作を示す図である。 図6は、従来のスプリットゲート型不揮発性メモリ201の動作を示す図である。 図7は、本発明のスプリットゲート型不揮発性メモリセル1の構造を示す断面図である。 図8Aは、第1の実施形態のスプリットゲート型不揮発性メモリセル1の製造方法における、第1の工程を例示する断面図である。 図8Bは、第1の実施形態のスプリットゲート型不揮発性メモリセル1の製造方法における、第2の工程を例示する断面図である。 図8Cは、第1の実施形態のスプリットゲート型不揮発性メモリセル1の製造方法における、第3の工程を例示する断面図である。 図8Dは、第1の実施形態のスプリットゲート型不揮発性メモリセル1の製造方法における、第4の工程を例示する断面図である。 図8Eは、第1の実施形態のスプリットゲート型不揮発性メモリセル1の製造方法における、第5の工程を例示する断面図である。 図8Fは、第1の実施形態のスプリットゲート型不揮発性メモリセル1の製造方法における、第6の工程を例示する断面図である。 図8Gは、第1の実施形態のスプリットゲート型不揮発性メモリセル1の製造方法における、第7の工程を例示する断面図である。 図8Hは、第1の実施形態のスプリットゲート型不揮発性メモリセル1の製造方法における、第8の工程を例示する断面図である。 図8Iは、第1の実施形態のスプリットゲート型不揮発性メモリセル1の製造方法における、第9の工程を例示する断面図である。 図8Jは、第1の実施形態のスプリットゲート型不揮発性メモリセル1の製造方法における、第10の工程を例示する断面図である。 図8Kは、第1の実施形態のスプリットゲート型不揮発性メモリセル1の製造方法における、第11の工程を例示する断面図である。 図8Lは、第1の実施形態のスプリットゲート型不揮発性メモリセル1の製造方法における、第12の工程を例示する断面図である。 図8Mは、第1の実施形態のスプリットゲート型不揮発性メモリセル1の製造方法における、第13の工程を例示する断面図である。 図8Nは、第1の実施形態のスプリットゲート型不揮発性メモリセル1の製造方法における、第14の工程を例示する断面図である。 図8Oは、第1の実施形態のスプリットゲート型不揮発性メモリセル1の製造方法における、第15の工程を例示する断面図である。 図8Pは、第1の実施形態のスプリットゲート型不揮発性メモリセル1の製造方法における、第16の工程を例示する断面図である。 図9は、第1の実施形態のスプリットゲート型不揮発性メモリの作用を示す図である。 図10Aは、第2の実施形態のスプリットゲート型不揮発性メモリセル1の製造方法における、第1の工程を例示する断面図である。 図10Bは、第2の実施形態のスプリットゲート型不揮発性メモリセル1の製造方法における、第2の工程を例示する断面図である。 図10Cは、第2の実施形態のスプリットゲート型不揮発性メモリセル1の製造方法における、第3の工程を例示する断面図である。 図10Dは、第2の実施形態のスプリットゲート型不揮発性メモリセル1の製造方法における、第4の工程を例示する断面図である。 図10Eは、第2の実施形態のスプリットゲート型不揮発性メモリセル1の製造方法における、第5の工程を例示する断面図である。 図10Fは、第2の実施形態のスプリットゲート型不揮発性メモリセル1の製造方法における、第6の工程を例示する断面図である。 図10Gは、第2の実施形態のスプリットゲート型不揮発性メモリセル1の製造方法における、第7の工程を例示する断面図である。 図10Hは、第2の実施形態のスプリットゲート型不揮発性メモリセル1の製造方法における、第8の工程を例示する断面図である。 図10Iは、第2の実施形態のスプリットゲート型不揮発性メモリセル1の製造方法における、第9の工程を例示する断面図である。
符号の説明
1…スプリットゲート型不揮発性メモリセル
2…基板
3…第1拡散領域
4…第2拡散領域
5…フローティングゲート
6…コントロールゲート
7…ゲート絶縁膜
8…トンネル酸化膜
9…絶縁膜
10…チャネル領域
11…第1チャネル領域
12…第2チャネル領域
13…第3チャネル領域
21…初期絶縁膜
22…第1ポリシリコン膜
23…窒化膜
24…レジストマスク
25…スロープ領域
26…酸化膜
27…スペーサー
28…サイドウォール
29…ソースライン
30…ソースポリ酸化膜
31…酸化膜
32…セルゲートポリ
33…窒化膜
34…LDD領域
41…空乏層
101…スプリットゲート型不揮発性メモリ
102…基板
103…第1拡散領域
104…第2拡散領域
105…ゲート絶縁膜
106…フローティングゲート
107…トンネル酸化膜
108…コントロールゲート
110…チャネル領域
110a…第1チャネル領域
110b…第2チャネル領域
121…レジスト
201…スプリットゲート型不揮発性メモリ
202…基板
203…第1拡散領域
204…第2拡散領域
205…フローティングゲート
206…コントロールゲート
207…ゲート絶縁膜
208…トンネル酸化膜

Claims (22)

  1. スプリットゲート型の不揮発性メモリセルであって、
    第1拡散領域と、
    第2拡散領域と、
    前記第1拡散領域と前記第2拡散領域との間に備えられたチャネル領域と
    を具備し、
    前記チャネル領域は、
    所定の不純物濃度を有する第1チャネル領域を含み、
    前記第1チャネル領域は、前記第1拡散領域および前記第2拡散領域から離間する位置に設けられること
    を特徴とする
    不揮発性メモリセル。
  2. 請求項1に記載の不揮発性メモリセルにおいて、さらに、
    第1絶縁膜を介して前記チャネル領域の上層に構成されるフローティングゲートと、
    第2絶縁膜を介して前記チャネル領域の上層に構成され、前記フローティングゲート対応するように設けられたコントロールゲートと
    を具備し、
    前記チャネル領域は、
    前記第1チャネル領域と重ならない第2チャネル領域と、
    前記第1チャネル領域と前記第2チャネル領域の各々と重ならない第3チャネル領域と
    を含み、
    前記第1拡散層は、
    前記第2チャネル領域を介して前記第1チャネル領域に接続され、
    前記第2拡散層は、
    前記第3チャネル領域を介して前記第1チャネル領域に接続され、
    前記第1チャネル領域は、前記第1絶縁膜と前記第2絶縁膜の少なくとも一方を介して、前記コントロールゲートと前記フローティングゲートの境界部分の下層に構成される
    不揮発性メモリセル。
  3. 請求項2に記載の不揮発性メモリセルにおいて、
    前記チャネル領域は、
    半導体基板に注入された不純物の濃度に対応して構成され、
    前記第1チャネル領域は、
    前記第2チャネル領域に含まれる不純物の濃度、および、前記第3チャネル領域に含まれる不純物の濃度よりも高い濃度の不純物を有する
    不揮発性メモリセル。
  4. 請求項1に記載の不揮発性メモリセルにおいて、
    前記チャネル領域は、
    前記第1拡散領域と前記第1チャネル領域との間に構成された第2チャネル領域と、
    前記第2拡散領域と前記第1チャネル領域との間に構成された第3チャネル領域と
    を含み、
    前記第1チャネル領域は、
    前記第2チャネル領域に含まれる不純物の濃度、および、前記第3チャネル領域に含まれる不純物の濃度よりも高い濃度の不純物を有する
    不揮発性メモリセル。
  5. スプリットゲート型の不揮発性メモリセルであって、
    第1拡散領域と、
    第2拡散領域と、
    前記第1拡散領域と前記第2拡散領域との間に備えられたチャネル領域と
    を具備し、
    前記チャネル領域は、
    第1不純物濃度を有する第1チャネル領域と、
    第2不純物濃度を有する第2チャネル領域と、
    前記第1チャネル領域と前記第2チャネル領域が重なる第3チャネル領域とを含むこと
    を特徴とする
    不揮発性メモリセル。
  6. 請求項5に記載の不揮発性メモリセルにおいて、さらに、
    第1絶縁膜を介して前記チャネル領域の上層に構成されるフローティングゲートと、
    第2絶縁膜を介して前記フローティングゲートに隣り合い、前記フローティングゲートに対応するように設けられたコントロールゲートと
    を具備し、
    前記第1チャネル領域は、前記コントロールゲートの下層に構成され、
    前記第2チャネル領域は、前記フローティングゲートの下層に構成され、
    前記第3チャネル領域は、前記コントロールゲートと前記フローティングゲートの境界部分の下層に構成される
    不揮発性メモリセル。
  7. 請求項6に記載の不揮発性メモリセルにおいて、
    前記第3チャネル領域の不純物濃度は、
    前記第1チャネル領域に含まれる不純物の濃度、および、前記第2チャネル領域に含まれる不純物を合わせた濃度である
    不揮発性メモリセル。
  8. スプリットゲート型の不揮発性メモリセルであって、
    第1拡散領域と、
    第2拡散領域と、
    前記第1拡散領域と前記第2拡散領域との間に備えられたチャネル領域と
    を具備し、
    前記チャネル領域は、
    第1チャネル領域と、
    前記第1チャネル領域と重ならない第2チャネル領域と、
    前記第1チャネル領域と前記第2チャネル領域と重ならない第3チャネル領域と
    を含み、
    前記第3チャネル領域の不純物濃度は、前記第1チャネルの不純物濃度、および、前記第2チャネル領域の不純物濃度と異なる不純物濃度である
    不揮発性メモリセル。
  9. 請求項8に記載の不揮発性メモリセルにおいて、さらに、
    第1絶縁膜を介して前記チャネル領域の上層に構成されるコントロールゲートと、
    第2絶縁膜を介して前記チャネル領域の上層に構成されるフローティングゲートと
    を具備し、
    前記コントロールゲートは、側面を有し、
    前記側面は、
    第3絶縁膜を介して前記フローティングゲートに対応するように設けられ、
    前記第1チャネル領域は、前記第1絶縁膜を介して、前記コントロールゲートの下層に構成され、
    前記第2チャネル領域は、前記第2絶縁膜を介して、前記フローティングゲートの下層に構成され、
    前記第3チャネル領域は、前記第3絶縁膜の下方領域に構成される
    不揮発性メモリセル。
  10. 請求項9に記載の不揮発性メモリセルにおいて、
    前記不純物濃度は、
    前記チャネル領域の半導体基板に注入された不純物に対応して構成され、
    前記第3チャネル領域は、
    前記第1チャネル領域に含まれる不純物の濃度、および、前記第2チャネル領域に含まれる不純物の濃度よりも高い濃度の不純物を有する
    不揮発性メモリセル。
  11. コントロールゲートとフローティングゲートとを有する不揮発性メモリセルの製造方法であって、
    (a)第1マスクを形成するステップと、前記第1マスクはフローティングゲートが形成される領域に開口部を有し、
    (b)前記第1マスクを用いて、前記開口部に対応する前記半導体基板に第1不純物を拡散させるステップと、
    (c)前記開口部に、第2マスクを形成するステップと、
    (d)前記第2マスクを用いて、前記コントロールゲートの下層に対応する前記半導体基板に第2不純物を拡散させるステップと、
    (e)前記半導体基板上に形成されたポリシリコン膜をエッチングして前記フローティングゲートを形成し、前記フローティングゲートに対応する前記コントロールゲートを形成するステップ
    を具備する
    不揮発性メモリセルの製造方法。
  12. 請求項11に記載の不揮発性メモリセルの製造方法において、
    前記(b)ステップは、
    前記フローティングゲート下のホットエレクトロン効果を抑制するような濃度で、前記第1不純物を拡散させるステップを含み、
    前記(d)ステップは、
    前記コントロールゲート下のホットエレクトロン効果を抑制するような濃度で、前記第1不純物を拡散させるステップを含む
    不揮発性メモリセルの製造方法。
  13. 請求項12に記載の不揮発性メモリセルの製造方法において、
    前記(b)ステップは、
    前記第1マスクの下方に、前記第1不純物を拡散させるステップを含み、
    前記(d)ステップは、
    前記第2マスクの下方に、前記第2不純物を拡散させることにより、自動的に第1不純物と第2不純物とを含む拡散領域を形成するステップ
    を含む
    不揮発性メモリセルの製造方法。
  14. 請求項11から13の何れか一項に記載の不揮発性メモリセルの製造方法において、さらに、
    (f)前記第1不純物が拡散される領域と、前記第2不純物が拡散される領域に対してアニールを実行するステップ
    を具備する
    不揮発性メモリセルの製造方法。
  15. フローティングゲートとコントロールゲートとを有するスプリットゲート型不揮発性半導体記憶装置を製造する製造方法であって、
    (a)第1絶縁膜を介して基板の上層に形成されるポリシリコン膜の上層に、第2絶縁膜を形成するステップと、
    (b)前記第2絶縁膜をエッチングして、前記フローティングゲートが形成される領域に第1開口部を形成するステップと、
    (c)前記ポリシリコン膜をエッチングし、前記第1開口部側壁の近傍に傾斜部を形成するステップと、
    (d)前記第1開口部に対応する前記半導体基板に、第1不純物を拡散させるステップと、
    (e)前記第2絶縁膜と前記第1開口部の上層に第3絶縁膜を形成し、前記第3絶縁膜をエッチバックしてサイドウォールを形成するステップと、
    (f)前記第2絶縁膜を取り除いて第2開口部を形成するステップと、
    (g)前記サイドウォールをマスクとして作用させて、前記第2開口部の前記コントロールゲートの下層に対応する前記半導体基板に第2不純物を拡散させるステップと、
    (h)前記第3開口部の下層に構成される前記基板の面を露出し、前記基板の前記面、前記フローティングゲートおよび前記サイドウォールを覆うように前記コントロールゲートを形成するステップ
    を具備する
    スプリットゲート型不揮発性メモリセルの製造方法。
  16. 請求項15に記載の不揮発性メモリセルの製造方法において、
    前記(d)ステップは、
    前記フローティングゲート下のホットエレクトロン効果を抑制するような濃度で、前記第1不純物を拡散させるステップを含み、
    前記(g)ステップは、
    前記コントロールゲート下のホットエレクトロン効果を抑制するような濃度で、前記第1不純物を拡散させるステップを含む
    スプリットゲート型不揮発性メモリセルの製造方法。
  17. 請求項16に記載の不揮発性メモリセルの製造方法において、
    前記(d)ステップは、
    前記第2絶縁膜の下方に、前記第1不純物を拡散させるステップを含み、
    前記(g)ステップは、
    前記サイドウォールの下方に、前記第2不純物を拡散させることにより、自動的に第1不純物と第2不純物とを含む拡散領域を形成するステップ
    を含む
    スプリットゲート型不揮発性メモリセルの製造方法。
  18. 請求項15から17の何れか一項に記載のスプリットゲート型不揮発性メモリセルの製造方法において、さらに、
    (i)前記第1不純物が拡散される領域と、前記第2不純物が拡散される領域に対してアニールを実行するステップ
    を具備する
    スプリットゲート型不揮発性メモリセルの製造方法。
  19. 不揮発性メモリセルを製造する製造方法であって、
    (a)基板の上層に第1絶縁膜を形成し、前記第1絶縁膜の上層に第1開口部を有する第2絶縁膜を形成するステップと、
    (b)前記第2絶縁膜をマスクとして、前記第1開口部の下層に対応する前記半導体基板に第1不純物を拡散させるステップと、
    (c)前記第1開口部にポリシリコン膜を形成するステップと、
    (d)前記第2絶縁膜を取り除いて第2開口部を形成するステップと、
    (e)前記ポリシリコン膜をマスクとして、前記第2開口部の前記半導体基板に第2不純物を拡散させるステップと、
    (f)前記第2開口部と、前記ポリシリコン膜とを覆うように前記コントロールゲートを形成するステップ
    を具備する
    不揮発性メモリセルの製造方法。
  20. 請求項19に記載の不揮発性メモリセルの製造方法において、
    前記(b)ステップは、
    前記フローティングゲート下のホットエレクトロン効果を抑制するような濃度で、前記第1不純物を拡散させるステップを含み、
    前記(e)ステップは、
    前記コントロールゲート下のホットエレクトロン効果を抑制するような濃度で、前記第1不純物を拡散させるステップを含む
    不揮発性メモリセルの製造方法。
  21. 請求項20に記載の不揮発性メモリセルの製造方法において、
    前記(b)ステップは、
    前記第2絶縁膜の下方に、前記第1不純物を拡散させるステップを含み、
    前記(e)ステップは、
    前記サイドウォールの下方に、前記第2不純物を拡散させることにより、自動的に第1不純物と第2不純物とを含む拡散領域を形成するステップ
    を含む
    不揮発性メモリセルの製造方法。
  22. 請求項19から21の何れか一項に記載のスプリットゲート型不揮発性メモリセルの製造方法において、さらに、
    (g)前記第1不純物が拡散される領域と、前記第2不純物が拡散される領域に対してアニールを実行するステップ
    を具備する
    スプリットゲート型不揮発性メモリセルの製造方法。
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