JP2008047509A - プラズマディスプレイパネル - Google Patents

プラズマディスプレイパネル Download PDF

Info

Publication number
JP2008047509A
JP2008047509A JP2007027474A JP2007027474A JP2008047509A JP 2008047509 A JP2008047509 A JP 2008047509A JP 2007027474 A JP2007027474 A JP 2007027474A JP 2007027474 A JP2007027474 A JP 2007027474A JP 2008047509 A JP2008047509 A JP 2008047509A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
display panel
plasma display
protrusion
panel according
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2007027474A
Other languages
English (en)
Inventor
Sang Min Hong
相▲ミン▼ 洪
Sang-Kug Yi
相國 李
Han Ick Oh
翰益 呉
Ki Eon Eom
基彦 嚴
Jin Han Lee
晉漢 李
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
LG Electronics Inc
Original Assignee
LG Electronics Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by LG Electronics Inc filed Critical LG Electronics Inc
Publication of JP2008047509A publication Critical patent/JP2008047509A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J11/00Gas-filled discharge tubes with alternating current induction of the discharge, e.g. alternating current plasma display panels [AC-PDP]; Gas-filled discharge tubes without any main electrode inside the vessel; Gas-filled discharge tubes with at least one main electrode outside the vessel
    • H01J11/20Constructional details
    • H01J11/22Electrodes, e.g. special shape, material or configuration
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J11/00Gas-filled discharge tubes with alternating current induction of the discharge, e.g. alternating current plasma display panels [AC-PDP]; Gas-filled discharge tubes without any main electrode inside the vessel; Gas-filled discharge tubes with at least one main electrode outside the vessel
    • H01J11/20Constructional details
    • H01J11/22Electrodes, e.g. special shape, material or configuration
    • H01J11/32Disposition of the electrodes
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J11/00Gas-filled discharge tubes with alternating current induction of the discharge, e.g. alternating current plasma display panels [AC-PDP]; Gas-filled discharge tubes without any main electrode inside the vessel; Gas-filled discharge tubes with at least one main electrode outside the vessel
    • H01J11/10AC-PDPs with at least one main electrode being out of contact with the plasma
    • H01J11/12AC-PDPs with at least one main electrode being out of contact with the plasma with main electrodes provided on both sides of the discharge space
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J11/00Gas-filled discharge tubes with alternating current induction of the discharge, e.g. alternating current plasma display panels [AC-PDP]; Gas-filled discharge tubes without any main electrode inside the vessel; Gas-filled discharge tubes with at least one main electrode outside the vessel
    • H01J11/20Constructional details
    • H01J11/22Electrodes, e.g. special shape, material or configuration
    • H01J11/24Sustain electrodes or scan electrodes
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J2211/00Plasma display panels with alternate current induction of the discharge, e.g. AC-PDPs
    • H01J2211/20Constructional details
    • H01J2211/22Electrodes
    • H01J2211/24Sustain electrodes or scan electrodes
    • H01J2211/245Shape, e.g. cross section or pattern
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J2211/00Plasma display panels with alternate current induction of the discharge, e.g. AC-PDPs
    • H01J2211/20Constructional details
    • H01J2211/22Electrodes
    • H01J2211/32Disposition of the electrodes
    • H01J2211/323Mutual disposition of electrodes
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J2211/00Plasma display panels with alternate current induction of the discharge, e.g. AC-PDPs
    • H01J2211/20Constructional details
    • H01J2211/34Vessels, containers or parts thereof, e.g. substrates
    • H01J2211/36Spacers, barriers, ribs, partitions or the like
    • H01J2211/361Spacers, barriers, ribs, partitions or the like characterized by the shape
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J2211/00Plasma display panels with alternate current induction of the discharge, e.g. AC-PDPs
    • H01J2211/20Constructional details
    • H01J2211/34Vessels, containers or parts thereof, e.g. substrates
    • H01J2211/42Fluorescent layers
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J2211/00Plasma display panels with alternate current induction of the discharge, e.g. AC-PDPs
    • H01J2211/20Constructional details
    • H01J2211/34Vessels, containers or parts thereof, e.g. substrates
    • H01J2211/44Optical arrangements or shielding arrangements, e.g. filters or lenses
    • H01J2211/444Means for improving contrast or colour purity, e.g. black matrix or light shielding means

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Gas-Filled Discharge Tubes (AREA)

Abstract

【課題】製造コストが低減され、製造工程が容易で、かつ、駆動安定性が向上したプラズマディスプレイパネルを提供する。
【解決手段】本発明の一実施形態に係るプラズマディスプレイパネルは、互いに並置される第1電極102と第2電極103が形成される前面基板101と、第1電極102及び第2電極103と交差する第3電極113が形成される後面基板111と、前面基板101と後面基板111との間で放電セルを区画する隔壁と、を含む。第1電極102および第2電極103のうち、少なくとも一方は単一層(One Layer)であり、第1電極102および第2電極103のうち、少なくとも一方は、第3電極113と交差する少なくとも1つのライン部と、所定の曲率をもってライン部から突出した突出部とを含む。
【選択図】図1A

Description

本発明は、プラズマディスプレイパネルに関するものである。
一般に、プラズマディスプレイパネルでは、隔壁により区画された放電セル(Cell)内に蛍光体層が形成され、かつ、複数の電極(Electrode)が形成される。
このような電極を通じて放電セルに駆動信号が供給される。
放電セル内では供給される駆動信号により放電が発生する。 ここで、放電セル内で駆動信号により放電される際、放電セル内に充填されている放電ガスが真空紫外線(Vacuum Ultraviolet rays)を発生し、このような真空紫外線が放電セル内に形成された蛍光体を発光させて可視光を発生させる。 このような可視光によりプラズマディスプレイパネルの画面上に映像が表示される。
従来のプラズマディスプレイパネルでは第1電極と第2電極が角をなした形態を持つため、製造工程が難しく、第1電極と第2電極の間で発生する放電が不安定であるという問題があった。
本発明の目的は製造工程が容易で、かつ、放電が安定したプラズマディスプレイパネルを提供することにある。
本発明の一実施形態に係るプラズマディスプレイパネルは、互いに並置される第1電極と第2電極が形成される前面基板と、第1電極及び第2電極と交差する第3電極が形成される後面基板と、前面基板と後面基板との間で放電セルを区画する隔壁とを含み、前記第1電極および第2電極のうち、少なくとも一方は単一層(One Layer)であり、前記第1電極および第2電極のうち、少なくとも一方は、前記第3電極と交差する少なくとも1つのライン部と、所定の曲率をもって前記ライン部から突出した突出部とを含む。
また、本発明の一実施形態に係る他のプラズマディスプレイパネルは、互いに並置される第1電極と第2電極が形成される前面基板と、第1電極及び第2電極と交差する第3電極が形成される後面基板と、前面基板と後面基板との間で放電セルを区画する隔壁とを含み、第1電極および第2電極のうち、少なくとも一方は単一層(One Layer)であり、第1電極及び第2電極のうち、少なくとも一方は、前記第3電極と交差する少なくとも1つのライン部と、所定の曲率をもって前記ライン部から突出した突出部とを含み、有効領域(Active Area)における開口率は25%以上45%以下である。
また、本発明の一実施形態に係る更に他のプラズマディスプレイパネルは、互いに並置される第1電極と第2電極が形成される前面基板と、第1電極及び第2電極と交差する第3電極が形成される後面基板と、前面基板と後面基板との間で放電セルを区画する隔壁とを含み、第1電極及び第2電極のうち、少なくとも一方は単一層(One Layer)であり、第1電極及び第2電極のうち、少なくとも一方は、前記第3電極と交差する少なくとも1つのライン部と、所定の曲率をもって前記ライン部から突出した突出部とを含み、隔壁は互いに交差する第1隔壁と第2隔壁を含み、第1隔壁の高さは第2隔壁の高さと異なる。
本発明によれば、製造工程が容易で、かつ、第1電極と第2電極の間で発生する放電が安定するという効果がある。
以下、添付した図面を参照しつつ本発明の一実施形態に係るプラズマディスプレイパネルを詳細に説明する。
図1A乃至図1Dは、本発明の一実施形態に係るプラズマディスプレイパネルの構造に対して説明するための図である。
まず、図1Aを参照すると、本発明の一実施形態に係るプラズマディスプレイパネルは、互いに並置される第1電極(Y)102と第2電極(Z)103が形成される前面基板101と、第1電極(Y)102及び第2電極(Z)103と交差する第3電極(X)113が形成される後面基板111とが合着して形成される。
ここで、第1電極(Y)102および第2電極(Z)103のうち、少なくとも一方は単一層(One Layer)である。 例えば、第1電極(Y)102および第2電極(Z)103のうち、少なくとも一方は透明電極が省略された(ITO-Less)電極である。
このような、第1電極(Y)102及び第2電極(Z)103のうち、少なくとも一方は、実質的に不透明な電気導電性の金属材質を含む。 例えば、銀(Ag)、銅(Cu)、アルミニウム(Al)などのように、電気導電性に優れ、透明材質、例えばインジウム−チン−オキサイド(ITO)に比べて安価な材質を含む。これによって、第1電極(Y)102および第2電極(Z)103のうち、少なくとも一方は、後述する上部誘電体層104より色が暗くなる。
このような、単一層で形成できる第1電極(Y)102と第2電極(Z)103に対してさらに説明する。
第1電極(Y)102と第2電極(Z)103は、放電空間、即ち、放電セル(Cell)内で放電を発生させ、かつ、放電セルの放電を維持する。
このような第1電極(Y)102と第2電極(Z)103が形成された前面基板101の上部には、第1電極(Y)102と第2電極(Z)103を覆うように誘電体層、例えば上部誘電体層104が形成される。
このような上部誘電体層104は、第1電極(Y)102及び第2電極(Z)103の放電電流を制限し、第1電極(Y)102と第2電極(Z)103との間を絶縁させる。
このような上部誘電体層104の上面には、放電条件を容易にするための保護層105が形成される。 このような保護層105は、二次電子放出係数の高い材質、例えば酸化マグネシウム(MgO)材質からなる。
一方、後面基板111の上には、電極、例えば第3電極(X)113が形成され、さらに、この第3電極(X)113を覆うように誘電体層、例えば下部誘電体層115が形成される。
下部誘電体層115は、第3電極(X)113を絶縁させる。
下部誘電体層115の上部には、放電空間、即ち、放電セルを区画するためのストライプタイプ(Stripe Type)、ウェルタイプ(Well Type)、デルタタイプ(Delta Type)、ハニカムタイプなどの隔壁112が形成される。 これによって、前面基板101と後面基板111との間で赤色(Red:R)、緑色(Green:G)、青色(Blue:B)放電セルなどが形成される。
また、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)放電セルの以外に、白色(White:W)または黄色(Yellow:Y)放電セルが更に形成される。
一方、本発明の一実施形態に係るプラズマディスプレイパネルでの赤色(R)、緑色(G)及び青色(B)放電セルの幅は実質的に同一であってもよいが、赤色(R)、緑色(G)及び青色(B)放電セルうち、少なくとも1つ放電セルの幅が他の放電セルの幅と異なるようにしてもよい。
例えば、図1Bのように、赤色(R)放電セルの幅(a)が最も狭く、緑色(G)及び青色(B)放電セルの幅(b、c)を赤色(R)放電セルの幅(a)より大きくするようにしてもよい。
ここで、緑色(G)放電セルの幅(b)は青色(B)放電セルの幅(c)と実質的に同一であってもよく、または、相異させてもよい。
各放電セルの幅を変更した場合、放電セル内に形成される後述する蛍光体層114の幅も放電セルの幅に応じて変更される。 例えば、図1Bのような場合、青色(B)放電セルに形成される青色(B)蛍光体層の幅が赤色(R)放電セル内に形成される赤色(R)蛍光体層の幅より広く、かつ、緑色(G)放電セルに形成される緑色(G)蛍光体層の幅が赤色(R)放電セル内に形成される赤色(R)蛍光体層の幅より広くなる。
このように放電セルの幅を変更することで、具現される映像の色温度特性が向上する。
また、本発明の一実施形態に係るプラズマディスプレイパネルは、図1Aに図示された隔壁112の構造に限られず、多様な形状の隔壁の構造とすることもできる。隔壁112は第1隔壁112bと第2隔壁112aを含んでいるが、他の隔壁構造として、第1隔壁112bの高さと第2隔壁112aの高さが互いに異なる差等型隔壁構造、第1隔壁112bおよび第2隔壁112aのうち、少なくとも一方に排気通路として使用可能なチャネル(Channel)が形成されたチャネル型隔壁構造、第1隔壁112bおよび第2隔壁112aのうち、少なくとも一方に溝(Hollow)が形成された溝型隔壁構造などが挙げられる。
ここで、図1Cに示す差等型隔壁構造の場合には、例えば、第1隔壁112bの高さ(h1)が第2隔壁112aの高さ(h2)より低い。また、チャネル型隔壁構造の場合には、例えば第1隔壁112bにチャネルが形成される。
一方、本発明の一実施形態に係るプラズマディスプレイパネルでは、赤色(R)、緑色(G)及び青色(B)放電セルの各々が同一線上に配列されるように図示されているが、そのような配列に限られない。 例えば、赤色(R)、緑色(G)及び青色(B)放電セルが三角形状で配列されるデルタ(Delta)タイプの配列も可能である。 また、放電セルの形状も四角形状に限られず、五角形、六角形などの多様な多角形状に形成することも可能である。
また、図1Aでは、後面基板111に隔壁112が形成された場合のみを図示しているが、隔壁112は、前面基板101および後面基板111のうち、少なくとも一方に形成される。
ここで、隔壁112により区画された放電セル内には、所定の放電ガスが満たされる。
このような放電ガスが満たされたプラズマディスプレイパネルの内部の圧力は略350torr以上500torr以下である。
併せて、隔壁112により区画された放電セル内には、アドレス放電の際、画像表示のための可視光を放出する蛍光体層114が形成される。 例えば、赤色(Red:R)、緑色(Green:G)、及び青色(Blue:B)蛍光体層が形成される。
また、赤色(R)、緑色(G)、及び青色(B)蛍光体の以外に白色(White:W)及び/または黄色(Yellow:Y)蛍光体層を更に形成するようにしてもよい。
また、赤色(R)、緑色(G)及び青色(B)放電セルうち、少なくともいずれか1つの放電セルでの蛍光体層114の厚みが他の放電セルと相異するようにすることができる。 例えば、図1Dでは、緑色(G)放電セルの蛍光体層、即ち、緑色(G)蛍光体層114bまたは青色(B)放電セルでの蛍光体層、即ち、青色(B)蛍光体層114aの厚み(t2、t3)が赤色(R)放電セルでの蛍光体層、即ち、赤色(R)蛍光体層114cの厚み(t1)より大きい。 ここで、緑色(G)蛍光体層114bの厚み(t2)は青色(B)蛍光体層114aの厚み(t3)と実質的に同一にすることもでき、相異するようにすることもできる。
以上では、本発明の一実施形態に係るプラズマディスプレイパネルの一例のみを図示及び説明したものであって、本発明は、以上で説明した構造のプラズマディスプレイパネルに限定されない。 例えば、以上の説明では符号104の上部誘電体層及び符号115の下部誘電体層が各々1つの層(Layer)である場合のみを図示しているが、このような上部誘電体層及び下部誘電体層の少なくとも一方は、複数の層から形成することも可能である。
併せて、符号112の隔壁による外部光の反射を防止するために、隔壁112の上部に外部光が吸収できるブラック材質を塗布してもよい。
また、隔壁112と対応する前面基板101の上の特定位置にブラックマトリックス(図示せず)を更に形成するようにしてもよい。
また、後面基板111の上に形成される第3電極113は、幅や厚みが実質的に一定であることもあるが、放電セルの内部での幅や厚みが放電セルの外部での幅や厚みと異なることもある。 例えば、放電セルの内部での幅や厚みが放電セルの外部でのそれより大きいことがある。
このように、本発明の一実施形態に係るプラズマディスプレイパネルの構造は多様に変更できるものである。
一方、以上で言及したように、前面基板101に形成される第1電極(Y)102と第2電極(Z)103は単一層で形成される。この点に対して以下説明する。
図2は第1電極及び第2電極のうち、少なくとも一方が単一層に形成されるべき理由を説明するための図である。
図2を参照すると、(a)には本発明の一実施形態とは異に、前面基板200の上に形成された第1電極210と第2電極220が複数の層(Layer)である場合の一例が示されている。例えば、第1電極210と第2電極220は、それぞれ、透明電極210a、220aとバス電極210b、220bを含む。
図2(a)の場合では、第1電極210と第2電極220の形成工程の際、透明電極210a、220aを形成した後に、バス電極210b、220bを形成する必要がある。
したがって、図2(a)の場合は、本発明の一実施形態でのように第1電極と第2電極を単一層に形成する場合に比べて、製造工程数がより多くなり、これによって製造コストの上昇を引き起こす。
また、図2(a)の透明電極210a、220aの場合は、実質的に透明な材質、例えばインジウム−チン−オキサイド(ITO)などの材質を含むが、このようなインジウム−チン−オキサイド(ITO)などの透明な材質は相対的に高価であるため、製造コストが更に上昇する。
一方、図2(b)のように第1電極102と第2電極103を単一層に形成する場合には、製造工程が単純になり、併せて相対的に高価なインジウム−チン−オキサイド(ITO)などの材質を使用しなくてもよいので、製造コストを低減できるのである。
次に、図3は第1電極及び第2電極と前面基板との間にブラック層が更に追加された構造の一例を説明するための図である。
図3を参照すると、前面基板101の上に形成される電極、即ち、第1電極102及び第2電極103のうち、少なくとも一方と前面基板101との間には前面基板101の変色を防止し、第1電極102及び第2電極103のうち、少なくとも一方の色より暗い色を有するブラック層(Black Layer)300a、300bが更に形成される。
例えば、前面基板101と第1電極102または第2電極103が直接接触する場合には、第1電極102または第2電極103と直接接触する前面基板101の一定領域が黄色系列に変色されるマイグレーション(Migration)現象が発生するが、ブラック層300a、300bは、前面基板101と第1電極102または第2電極103の直接的な接触を防止してマイクレーション現象を防止する。
このようなブラック層300a、300bは実質的に暗い系列の色を有するブラック材質、例えばルテニウム(Ru)を含む。
このように、前面基板101と第1電極102及び第2電極103の間にブラック層300a、300bを備えることで、第1電極102と第2電極103が反射率の高い材質で形成されたとしても反射光の発生を防止することができる。
次に、図4A乃至図4Iは、本発明の一実施形態に係るプラズマディスプレイパネルの第1電極と第2電極の第1実施形態に対して説明するための図である。
まず、図4Aを参照すると、第1電極430はライン部410a、410bのうち1つ以上のライン部を含み、第2電極460はライン部440a、440bのうち1つ以上のライン部を含む。
このようなライン部410a、410b、440a、440bは隔壁400により区画された放電セル内で第3電極470と交差する。
このようなライン部410a、410b、440a、440bは放電セル内で各々所定距離離隔して配置される。
例えば、第1電極430の第1ライン部410aと第2ライン部410bは、d1の間隔を置いて離隔し、第2電極460の第1ライン部440aと第2ライン部440bは、d2の間隔を置いて離隔する。 ここで、間隔d1とd2は同一でもよく、互いに相異してもよい。
または、2つ以上のライン部が互いに隣接することも可能である。
また、このようなライン部410a、410b、440a、440bは、所定の幅を有する。例えば、第1電極430の第1ライン部410aはWaの幅を有し、第2ライン部410bはWbの幅を有する。
ここで、第1電極430と第2電極460の形状は放電セル内で互いに対称であってもよく、互いに非対称であってもよい。 例えば、第1電極430は3つのライン部を含み、第2電極460は2つのライン部を含むようにしてもよい(非対象の場合)。
また、ライン部の個数も調節可能である。 例えば、第1電極430または第2電極460が、図4Aの場合と異なり、それぞれ3つ以上のライン部、たとえば4つまたは5つのライン部を含むことができる。
また、第1電極430および第2電極460のうち、少なくとも一方は突出部(図4Aでは、突出部420a、420b、450a、450b)を含む。
図4Aでは、突出部420a、420bは第1ライン部410aから突出し、450a、450bは第1ライン部440aから突出する。 また、このような突出部420a、420b、450a、450bは、第3電極470と並置させる。
このような突出部420a、420b、450a、450bは、隔壁400により区画された放電セル内で突出部420a、420b、450a、450bが形成された部分での第1電極430と第2電極460との間の間隔(g1)を他の部分での間隔(g2)より短くする。 これによって、第1電極430と第2電極460との間に発生する放電の開始電圧、即ち、放電電圧を低下させることができる。
ここで、突出部420a、420b、450a、450bが形成された部分での第1電極430と第2電極460との間の間隔(g1)、即ち、第1電極430の突出部420a、420bと第2電極460の突出部450a、450bとの間の間隔(g1)は略60μm以上120μm以下であることが好ましい。
このような突出部420a、420b、450a、450bの幅(L)は略30μm以上70μm以下であることが好ましい。 ここで、突出部420a、420b、450a、450bの幅(L)は、図4Bに示すように、突出部420a、420b、450a、450bの全長をhとする時、突出部420a、420b、450a、450bの長さがh/2の地点での幅を意味する。
突出部420a、420b、450a、450bの長さ(h)は略30μm以上100μm以下であることが好ましい。
また、図4Aに示すように、突出部420a、420b、450a、450bのうち少なくとも1つは曲率を有する部分を含む。 曲率を有するように形成することで、第1電極430と第2電極460の製造工程がより容易になる。 併せて、駆動時に壁電荷(Wall Charge)が特定位置に集中し過ぎることが防止でき、これによって、放電特性を安定させて駆動安定性を向上させることができる。
これとは逆に、例えば図4Cのように、ライン部470から突出する突出部480a、480bが四角形状で形成される場合には、駆動時に壁電荷が大部分突出部480a、480bの隅部分に、制御できないほど集中する。 これによって、突出部480a、480bの隅部分が電気的損傷を受けるか、または、放電の制御が相対的に困難になる。
一方、図4Aのように、突出部420a、420b、450a、450bのうち少なくとも1つが曲率を有する部分を含む場合には、駆動時に壁電荷が特定部分に集中し過ぎず、突出部420a、420b、450a、450bの全体に亘って均等に分布することが可能となる。 これによって、突出部420a、420b、450a、450bを電気的損傷から保護することができる。 併せて、放電の発生時点が調節できる等、放電制御が容易になる。
図4Dの(a)に示すように、突出部450aの曲率を有する部分、例えば突出部450aとライン部440aが隣接する部分の曲率半径(r1)は、5μm(マイクロメートル)以上100μm(マイクロメートル)以下に設定する、または、10μm(マイクロメートル)以上40μm(マイクロメートル)以下に設定することが好ましい。
他の代替的な構造として、図4Dの(b)に示すように、突出部450aの曲率を有する更に他の部分、例えば突出部450aの頭部分の曲率半径(r2)は、5μm(マイクロメートル)以上100μm(マイクロメートル)以下に設定する、または、10μm(マイクロメートル)以上40μm(マイクロメートル)以下に設定することが好ましい。
このように、突出部の曲率を有する部分の曲率半径を5μm(マイクロメートル)以上100μm(マイクロメートル)以下に設定する、または、10μm(マイクロメートル)以上40μm(マイクロメートル)以下に設定することによって、第1電極と第2電極の製造工程をより容易になり、かつ、駆動をより安定化させることができる。
他の代替的な構造として、図4Eに示すように、突出部450aの曲線の開始地点(a)(突出開始位置)から突出部450aに引いた接線とライン部440aの進行方向(ライン部440aが延設される方向:「延設方向」)との間の角度(θ1)は10゜以上85゜以下に設定する、または、40゜以上65゜以下に設定することが好ましい。または、他の代替的な構造として、図4Fに示すように、ライン部440aの進行方向(延設方向)と突出部450aの側面との間の角度(θ2)は、20゜以上85゜以下であるか、または、45゜以上65゜以下であることが好ましい。このように形成することによって、第1電極と第2電極の製造工程をより容易にし、併せて駆動をより安定化させることができる。
さらに、少なくとも1つの突出部を放電セル内で第3電極とオーバーラップ(Overlap)させることが好ましい。このように形成することで、第1電極と第3電極との間の放電電圧及び第2電極と第3電極との間の放電電圧を低下させることができる。 これによって、駆動効率をより向上させることができ、かつ、アドレスジッタ特性をより改善することができる。
なお、図4Aでは、第1電極430と第2電極460が各々2つずつの突出部を含む場合を示したが、図4Gのように、第1電極430と第2電極460が各々3つずつの突出部を含むようにしてもよく、また、図示してはいないが、第1電極430と第2電極460が各々1つずつの突出部を含むようにすることも可能である。 このように、突出部420a、420b、420c、450a、450b、450cの個数は多様に調節可能である。
次に、図4Hを参照すると、複数のライン部410a、410b、440a、440bのうち、少なくとも1つの幅は他のライン部の幅と異なっている。 図4Hでは、例えば、第1電極430の第1ライン部410aの幅(Wa)が第2ライン部410bの幅(Wb)より小さい。
その他の代替的な構造として、図4Iでは、第1電極430の第1ライン部410aの幅(Wa)が第2ライン部410bの幅(Wb)より大きい。
以上説明したように、ライン部の形状は多様に変更することができる。
次に、図5A乃至図5Cは、本発明のプラズマディスプレイパネルの第1電極と第2電極の第2実施形態を説明するための図である。図5A乃至図5Bにおいて、すでに説明した内容の重複説明を省略する。
まず、図5Aを参照すると、複数のライン部510a、510b、540a、540bのうち、2つ以上のライン部を連結する連結部が更に形成される。
例えば、図5Aでは、第1電極530の連結部520cは、第1電極530の第1ライン部510aと第2ライン部510bを連結し、第2電極560の連結部550cは第2電極560の第1ライン部540aと第2ライン部540bを連結する。
このように、連結部520c、550cを形成すると、駆動時に第1電極530の突出部520a、520bと第2電極560の突出部550a、550bとの間で発生する放電を、第1電極530の連結部520cと第2電極560の連結部550cに重畳し、第1電極530の第2ライン部510b及び第2電極560の第2ライン部540b側に、より容易に拡げることができる。
また、連結部520c、550cとライン部510a、510b、540a、540bとが接続する部分も、前記の図4Aでの突出部と同様、曲率を有することが好ましい。 例えば、次の図5Bに示すように、連結部550cとライン部540aとが接続する部分の最大曲率半径(r3)は5μm(マイクロメートル)以上100μm(マイクロメートル)以下、または、10μm(マイクロメートル)以上50μm(マイクロメートル)以下とすることが好ましい。
図5Aでは、第1電極530の第1ライン部510aと第2ライン部510bを連結する連結部520cが1つである場合を示したが、図5Cに示すように、第1電極530の第1ライン部510aと第2ライン部510bを連結する連結部520c、520dが2つであってもよい。 このように、連結部の個数は多様に変更することが可能である。
図6A乃至図6Bは、本発明のプラズマディスプレイパネルの第1電極と第2電極の第3実施形態を説明するための図である。 図6A乃至図6Bでは、すでに説明した内容の重複説明を省略する。
まず、図6Aを参照すると、複数の突出部620a、620b、620d、650a、650b、650dのうち、少なくとも1つは、ライン部610a、610b、640a、640bから第1方向に突出し、かつ、複数の突出部620a、620b、620d、650a、650b、650dのうち、少なくとも1つは、ライン部610a、610b、640a、640bから第1方向とは異なる第2方向に突出することができる。
図6Aでは、第1方向に突出する突出部を第1突出部620a、620b、650a、650bとし、第1方向と異なる第2方向に突出する突出部を第2突出部620d、650dとしている。ここで、第1方向と第2方向は互いに逆方向である。すなわち、第1方向は放電セル中心方向であり、第2方向は放電セル中心方向と反対方向(放電セルの外側方向)である。
つまり、符号620a,620bの第1突出部は、符号610aのライン部から放電セルの中心方向に突出し、符号620dの第2突出部は、符号610bのライン部から放電セルの中心方向と反対方向に突出する。
放電セルの中心方向と反対方向に突出する符号620dの突出部及び符号650dの突出部は、放電セル内で放電をより広く拡げることを可能にする。
図6Aの場合には、第1電極630に含まれる第2方向、例えば放電セル中心方向と反対方向に突出する第2突出部620dの個数は1つである場合を示したが、図6Bの場合には、第2方向に突出する第2突出部620d、650eの個数は2つである。 このように、第2方向に突出する第2突出部の個数は多様に変更することができる。
次に、図7A乃至図7Bは、本発明のプラズマディスプレイパネルの第1電極と第2電極の第4実施形態を説明するための図である。
まず、図7Aを参照すると、第1方向、例えば放電セル中心方向に突出する第1突出部720a、720b、750a、750bの形状と、第2方向、例えば放電セル中心方向と反対方向に突出する第2突出部720d、750dの形状とが異なる。
例えば、図7Bでは、第1突出部720a、720b、750a、750bの幅は第10幅(W10)に設定され、第2突出部720d、750dの幅は第10幅(W10)より小さな第20幅(W20)である。
このように、第1突出部720a、720b、750a、750bの幅(W10)を第2突出部720d、750dの幅(W20)より広くすることで、第1電極730と第2電極760との間に発生する放電の開始電圧、即ち、放電電圧を更に低下させることができる。
次に、図7Bを参照すると、図7Aとは異なり、第1突出部720a、720b、750a、750bの幅は第20幅(W20)に設定され、第2突出部720d、750dの幅は第20幅(W20)より大きい第10幅(W10)である。
このように、第2突出部720d、750dの幅(W10)を第1突出部720a、720b、750a、750bの幅(W20)より広くすることで、放電セル内で発生した放電を放電セルの外郭部分に、より効果的に拡散させることができる。
ここで、図7A乃至図7Bで説明した突出部の幅は、図4Bで説明したように、突出部の長さがh/2である地点での幅である。
次に、図8A乃至図8Bは、本発明の一実施形態に係るプラズマディスプレイパネルの第1電極と第2電極の第5実施形態に対して説明するための図である。 ここで、図8A乃至図8Bでは、以上で詳細に説明した内容に対してはその説明を省略する。
まず、図8Aを参照すると、第1方向、例えば放電セル中心方向に突出する第1突出部820a、820b、850a、850bの長さと、第2方向、例えば放電セル中心方向と反対方向に突出する第2突出部820d、850dの長さとが異なる。
図8Aでは、第1突出部820a、820b、850a、850bの長さは第1長さ(L1)に設定されて、第2突出部820d、850dの長さは第1長さ(L1)より短い第2長さ(L2)に設定されている。
このように、第1突出部820a、820b、850a、850bの長さ(L1)を第2突出部820d、850dの長さ(L2)より長くすると、第1電極830と第2電極860との間に発生する放電の開始電圧、即ち、放電電圧を更に低下させることができる。
次に、図8Bを参照すると、図8Aとは異なり、第1突出部820a、820b、850a、850bの長さは第2長さ(L2)に設定されて、第2突出部820d、850dの長さは第2長さ(L2)より長い第1長さ(L1)に設定されている。
このように、第2突出部820d、850dの長さ(L1)を第1突出部820a、820b、850a、850bの長さ(L2)より長くすると、放電セル内で発生した放電を放電セルの外郭部分に、より効果的に拡散させることができる。
次に、図9は、ダミー領域と有効領域に対して説明するための図である。
図9を参照すると、プラズマディスプレイパネルには、映像が表示される有効領域(Active Area)910と映像表示に寄与しないダミー領域(Dummy Area)900が含まれる。ここで、有効領域910は、駆動時に所定の可視光が発生して映像が表示される領域であって、その構造は前述した通りである。
ダミー領域900は、有効領域910の外側に配置される。このようなダミー領域900は、有効領域910の構造的安定性を確保し、または、有効領域での動作安定性を確保するために形成される。
このようなダミー領域900に形成される放電セル(ダミー放電セル)内には、蛍光体層が形成されない場合もあれば、第1電極、第2電極および第3電極うち、少なくとも1つの電極が形成されない場合もある。
パネル内で発生した光の一部は外部に放出され、他の一部は前面基板に形成される第1電極と第2電極、ブラック層及びブラックマトリックスなどによって外部に放出されず遮断される。
ここで、有効領域910において、有効領域910の全体面積と、前面基板に形成される第1電極と第2電極、ブラック層及びブラックマトリックスなどによって遮られない部分の面積との割合を開口率という。
本発明の一実施形態に係るプラズマディスプレイパネルでは、開口率が25%以上45%以下であることが好ましい。このように設定する理由は、開口率が25%未満の場合には有効領域910で具現される映像の輝度が小さすぎ、また、開口率を45%以上の場合には効率が低下するためである。例えば、開口率を45%以上に高めるために、第1電極及び第2電極の幅または面積を減少させた場合、放電開始電圧が高くなりすぎて駆動効率が低下する。
次に、図10は、本発明の一実施形態に係るプラズマディスプレイパネルにおいて、映像の階調を具現するための映像フレーム(Frame)に対して説明するための図である。
図10を参照すると、本発明の一実施形態に係るプラズマディスプレイパネルにおいて、映像の階調(Gray Level)を具現するための映像フレームは、発光回数が異なる複数のサブフィールドに分けられる。
また、図示してはいないが、複数のサブフィールドのうち、1つ以上のサブフィールドはまた放電セルを初期化させるためのリセット期間(Reset Period)、放電される放電セルを選択するためのアドレス期間(Address Period)及び放電回数によって階調を具現するサステイン期間(Sustain Period)に分けられる。
例えば、256階調で映像を表示しようとする場合に、例えば1つの映像フレームは、図10のように8つのサブフィールド(SF1乃至SF8)に分けられ、8つのサブフィールド(SF1乃至SF8)の各々は、リセット期間、アドレス期間及びサステイン期間にまた分けられる。
一方、サステイン期間に供給されるサステイン信号の個数を調節して該当サブフィールドの階調加重値を設定することができる。即ち、サステイン期間を利用して各々のサブフィールドに所定の階調加重値を与えることができる。例えば、第1サブフィールドの階調加重値を2に設定して、第2サブフィールドの階調加重値を2に設定する、というような方法により、各サブフィールドの階調加重値が2(但し、n=0、1、2、3、4、5、6、7)の割合で増加するように各サブフィールドの階調加重値を決めることができる。 このように、各サブフィールドで階調加重値によって、各サブフィールドのサステイン期間で供給されるサステイン信号の個数を調節することによって、多様な映像の階調を具現することになる。
本発明の一実施形態に係るプラズマディスプレイパネルは、映像を具現するために、例えば1秒の映像を表示するために複数の映像フレームを使用する。例えば、1秒の映像を表示するために60個の映像フレームを使用するのである。 このような場合に1つの映像フレームの長さ(T)は1/60秒、即ち、16.67msとなる。
ここで、図10を参照して、1つの映像フレームが8つのサブフィールドからなる場合のみで図示及び説明してきたが、これに限定されず、1つの映像フレームをなすサブフィールドの個数は多様に変更可能である。例えば、第1サブフィールドから第12サブフィールドまでの12個のサブフィールドで1つの映像フレームを構成することもでき、10個のサブフィールドで1つの映像フレームを構成することもできる。
また、図10では、1つの映像フレームにおいて、階調加重値の大きさが増加する順序に従ってサブフィールドが配列される場合を示したが、これに限定されず、1つの映像フレームでサブフィールドが階調加重値が減少する順序に従って配列するようにしてもよく、または階調加重値とは無関係にサブフィールドが配列されるようにしてもよい。
次に、図11は、映像フレームに含まれるサブフィールドでの本発明の一実施形態に係るプラズマディスプレイパネルの動作の一例を説明するための図である。
図11を参照すると、初期化のためのリセット期間のセットアップ(Set-Up)期間では、第1電極で第1電圧(V1)から第2電圧(V2)まで急激に上昇した後、第2電圧(V2)から第3電圧(V3)まで電圧が徐々に上昇する上昇ランプ(Ramp-Up)信号が供給される。ここで、第1電圧(V1)はグラウンドレベル(GND)の電圧である。
このようなセットアップ期間では、上昇ランプ信号により放電セル内には弱い暗放電(Dark Discharge)、即ち、セットアップ放電が生じる。このセットアップ放電により放電セル内にはある程度の壁電荷(Wall Charge)が蓄積される。
セットアップ期間の以後のセットダウン(Set-Down)期間では、上昇ランプ信号の印加後に、このような上昇ランプ信号と反対極性方向の下降ランプ(Ramp-Down)信号が第1電極に供給される。
ここで、下降ランプ信号は上昇ランプ信号のピーク(Peak)電圧、即ち、第3電圧(V3)より低い第4電圧(V4)から第5電圧(V5)まで徐々に下降する。
このような下降ランプ信号が供給されることによって、放電セル内で微弱な消去放電(Erase Discharge)、即ち、セットダウン放電が発生する。このセットダウン放電により放電セル内にはアドレス放電が安定して生じることができる程度の壁電荷が均一に残留する。
以上、説明した上昇ランプ信号または下降ランプ信号の形態は多様に変更することができる。この点に関して、図12を参照して以下説明する。
図12は、上昇ランプ信号と下降ランプ信号の他の形態の一例に対して説明するための図である。
図12に示す例では、(a)のように、下降ランプ信号は第4電圧(V4)より低い第7電圧(V7)から徐々に下降する。即ち、下降ランプ信号が供給される時点での第1電極の電圧は変更可能である。ここで、第7電圧(V7)は第1電圧(V1)と実質的に同一な電圧である。
または、図12の(b)のように、上昇ランプ信号は傾きが互いに異なる第1上昇ランプ信号と第2上昇ランプ信号を含んでもよい。
第1上昇ランプ信号は第1電圧(V1)から第2電圧(V2)まで第1の傾きで徐々に上昇し、第2上昇ランプ信号は第2電圧(V2)から第3電圧(V3)まで第2の傾きで徐々に上昇する。
第2上昇ランプ信号の第2の傾きは第1の傾きより小さいことが好ましい。このように、第2の傾きを第1の傾きより小さくすることで、セットアップ放電が発生する以前までは電圧が相対的に速く上昇し、セットアップ放電が発生する間には電圧を相対的に遅く上昇するため、セットアップ放電により発生する光量を低減させることができる。
これによって、コントラスト(Contrast)特性を改善することができる。
なお、図12の(b)において、第8電圧(V8)は、(a)の第7電圧(V7)と実質的に同一な電圧である。
以上、説明したリセット期間の以前にプリ(Pre)リセット期間を更に含めてもよい。この点に関して、図13を参照して以下説明する。
図13は、プリリセット期間に対して説明するための図である。
図13に示す例では、リセット期間の以前にプリ(Pre)リセット期間が含まれ、このようなプリリセット期間において、第1電極(Y)に第6電圧(V6)まで徐々に下降するプリランプ(Pre-Ramp)信号が供給される。
さらに、第1電極にプリランプ信号が供給される間、プリランプ信号と反対極性方向のプリサステイン(Pre-Sustain)信号が第2電極に供給される。
ここで、プリサステイン信号は、プリリセット期間の間、プリサステイン電圧(Vpz)を実質的に一定に維持する。ここで、プリサステイン電圧(Vpz)は以後のサステイン期間で供給されるサステイン信号の電圧、即ち、サステイン電圧(Vs)と略同一である。
このように、プリリセット期間において、第1電極にプリランプ信号が供給され、これと共に第2電極にプリサステイン信号が供給されると、第1電極上に所定極性の壁電荷(Wall Charge)が蓄積し、第2電極上には第1電極と反対極性の壁電荷が蓄積する。 例えば、第1電極上には正(+)の壁電荷(Wall Charge)が蓄積し、第2電極上には負(−)の壁電荷が蓄積する。
これによって、プリリセット期間の以後のリセット期間で十分な強さのセットアップ放電を発生させることができるため、結果として、初期化が十分に安定的に遂行できることになる。
併せて、リセット期間において、第1電極へ供給される上昇ランプ信号(Ramp-Up)の電圧がより小さくなっても充分の強さのセットアップ放電を発生させることができることになる。
駆動時間を確保する観点から、映像フレームのサブフィールドの中で、時間軸上、最先に配列されるサブフィールドでのリセット期間の前にプリリセット期間が含めてもよく、または、映像フレームのサブフィールドの中、2つまたは3つのサブフィールドでリセット期間の前にプリリセット期間を含めてもよい。
または、このようなプリリセット期間は、全てのサブフィールドで省略してもよい。
リセット期間の後のアドレス期間では、下降ランプ信号の最低電圧、即ち、第5電圧(V5)より高い電圧、例えば第6電圧(V6)を実質的に維持するスキャンバイアス信号が第1電極に供給される。
さらに、スキャンバイアス信号からスキャン電圧(ΔVy)分低いスキャン信号が第1電極に供給される。
サブフィールド単位でスキャン信号(Scan)の幅は可変な値に設定することができる。即ち、少なくとも1つのサブフィールドでスキャン信号の幅は他のサブフィールドでのスキャン信号の幅と異なるようにすることができる。 例えば、時間軸上、後に位置するサブフィールドでのスキャン信号の幅を、前に位置するサブフィールドでのスキャン信号の幅より小さくする。また、サブフィールドの配列順序によるスキャン信号幅の減少は、2.6μs(マイクロ秒)、2.3μs(マイクロ秒)、2.1μs(マイクロ秒)、1.9μs(マイクロ秒)などのように、徐々に低下するようにしてもよいし、2.6μs(マイクロ秒)、2.3μs(マイクロ秒)、2.3μs(マイクロ秒)、2.1μs(マイクロ秒)・・・1.9μs(マイクロ秒)、1.9μs(マイクロ秒)などのように階段状に低下させてもよい。
図11に示すように、スキャン信号が第1電極に供給される際、スキャン信号に同期して、第3電極にデータ電圧の大きさ(ΔVd)分高いデータ信号が供給される。
このようなスキャン信号とデータ信号が供給されることによって、スキャン信号とデータ信号との間の電圧差とリセット期間に生成された壁電荷による壁電圧とが加算され、データ信号が供給される放電セル内にはアドレス放電が発生する。
ここで、アドレス期間において、第2電極の干渉によりアドレス放電が不安定になることを防止するために、第2電極にサステインバイアス信号が供給される。
サステインバイアス信号は、サステイン期間で供給されるサステイン信号の電圧より小さく、グラウンドレベル(GND)の電圧より大きいサステインバイアス電圧(Vz)を実質的に一定に維持するる。
以後、映像表示のためのサステイン期間では、第1電極及び第2電極のうち、少なくとも一方にサステイン信号が供給される。例えば、図11に示すように、第1電極と第2電極に交互にサステイン信号が供給される。
このようなサステイン信号が供給されれば、アドレス放電により選択された放電セルは、放電セル内の壁電圧とサステイン信号のサステイン電圧(Vs)が加算され、サステイン信号が供給される時、第1電極と第2電極との間にサステイン放電、即ち、表示放電が発生する。
次に、図14は、サステイン信号の他の信号形態に対して説明するための図である。
図14を参照すると、第1電極(Y)および第2電極(Z)のうち、いずれか一方の電極、例えば第1電極に正(+)のサステイン信号と負(−)のサステイン信号が交互に供給される。
このように、いずれか一方の電極(この場合、第1電極)に正のサステイン信号と負のサステイン信号が供給される間、他方の電極、例えば第2電極(Z)にはバイアス信号が供給される。
ここで、バイアス信号はグラウンドレベル(GND)の電圧を実質的に一定に維持する。
ここで、図14に示すように、第1電極(Y)および第2電極(Z)のうち、いずれか一方の電極のみにサステイン信号を供給する場合、その一方の電極に対してサステイン信号を供給するための回路が配置される単一の駆動ボードのみ設けておけばよい。
これによって、プラズマディスプレイパネルを駆動させる駆動部の全体の大きさを小さくすることができ、これによって、製造コストを低減させることができる。
以上、本発明の好ましい実施形態に対していくつか詳述したが、本発明が属する技術分野の当業者であれば、特許請求の範囲に定義された本発明の範囲内であって、かつ、本発明の種々の変形した実施形態を容易に想到可能である。
本発明の一実施形態に係るプラズマディスプレイパネルの構造の一例を説明するための図である。 本発明の一実施形態に係るプラズマディスプレイパネルの構造の一例を説明するための図である。 本発明の一実施形態に係るプラズマディスプレイパネルの構造の一例を説明するための図である。 本発明の一実施形態に係るプラズマディスプレイパネルの構造の一例を説明するための図である。 第1電極及び第2電極のうち、少なくとも1つが単一層で形成される理由に対して説明するための図である。 第1電極及び第2電極と前面基板との間にブラック層が更に追加された構造の一例を説明するための図である。 本発明の一実施形態に係るプラズマディスプレイパネルの第1電極と第2電極の第1実施形態に対して説明するための図である。 本発明の一実施形態に係るプラズマディスプレイパネルの第1電極と第2電極の第1実施形態に対して説明するための図である。 本発明の一実施形態に係るプラズマディスプレイパネルの第1電極と第2電極の第1実施形態に対して説明するための図である。 本発明の一実施形態に係るプラズマディスプレイパネルの第1電極と第2電極の第1実施形態に対して説明するための図である。 本発明の一実施形態に係るプラズマディスプレイパネルの第1電極と第2電極の第1実施形態に対して説明するための図である。 本発明の一実施形態に係るプラズマディスプレイパネルの第1電極と第2電極の第1実施形態に対して説明するための図である。 本発明の一実施形態に係るプラズマディスプレイパネルの第1電極と第2電極の第1実施形態に対して説明するための図である。 本発明の一実施形態に係るプラズマディスプレイパネルの第1電極と第2電極の第1実施形態に対して説明するための図である。 本発明の一実施形態に係るプラズマディスプレイパネルの第1電極と第2電極の第1実施形態に対して説明するための図である。 本発明の一実施形態に係るプラズマディスプレイパネルの第1電極と第2電極の第2実施形態に対して説明するための図である。 本発明の一実施形態に係るプラズマディスプレイパネルの第1電極と第2電極の第2実施形態に対して説明するための図である。 本発明の一実施形態に係るプラズマディスプレイパネルの第1電極と第2電極の第2実施形態に対して説明するための図である。 本発明の一実施形態に係るプラズマディスプレイパネルの第1電極と第2電極の第3実施形態に対して説明するための図である。 本発明の一実施形態に係るプラズマディスプレイパネルの第1電極と第2電極の第3実施形態に対して説明するための図である。 本発明の一実施形態に係るプラズマディスプレイパネルの第1電極と第2電極の第4実施形態に対して説明するための図である。 本発明の一実施形態に係るプラズマディスプレイパネルの第1電極と第2電極の第4実施形態に対して説明するための図である。 本発明の一実施形態に係るプラズマディスプレイパネルの第1電極と第2電極の第5実施形態に対して説明するための図である。 本発明の一実施形態に係るプラズマディスプレイパネルの第1電極と第2電極の第5実施形態に対して説明するための図である。 ダミー領域と有効領域に対して説明するための図である。 本発明の一実施形態に係るプラズマディスプレイパネルにおいて、映像の階調を具現するための映像フレーム(Frame)に対して説明するための図である。 映像フレームに含まれるサブフィールドにおける本発明の一実施形態に係るプラズマディスプレイパネルの動作の一例を説明するための図である。 上昇ランプ信号と下降ランプ信号の更に他の形態の一例に対して説明するための図である。 プリリセット期間に対して説明するための図である。 サステイン信号の更に他のタイプに対して説明するための図である。
符号の説明
101、200 前面基板
102、210、430、530、630、730、830 第1電極
103、220、460、560、760、860 第2電極
104 上部誘電体層
111 後面基板
112、400 隔壁
113、470 第3電極
114 蛍光体層
115 下部誘電体層

Claims (18)

  1. 互いに並置される第1電極と第2電極が形成される前面基板と、
    前記第1電極及び第2電極と交差する第3電極が形成される後面基板と、
    前記前面基板と後面基板との間で放電セルを区画する隔壁と、
    を含み、
    前記第1電極および第2電極のうち、少なくとも一方は単一層(One Layer)であり、
    前記第1電極および第2電極のうち、少なくとも一方は、前記第3電極と交差する少なくとも1つのライン部と、所定の曲率をもって前記ライン部から突出した突出部とを含むプラズマディスプレイパネル。
  2. 前記曲率の曲率半径は、5μm(マイクロメートル)以上100μm(マイクロメートル)以下である請求項1記載のプラズマディスプレイパネル。
  3. 前記曲率の曲率半径は、10μm(マイクロメートル)以上40μm(マイクロメートル)以下である請求項1記載のプラズマディスプレイパネル。
  4. 前記突出部において、突出開始位置から突出部に引いた接線と前記ライン部の延設方向との間の角度は10゜以上85゜以下である請求項1記載のプラズマディスプレイパネル。
  5. 前記突出部において、突出開始位置から突出部に引いた接線と前記ライン部の延設方向との間の角度は40゜以上65゜以下である請求項1記載のプラズマディスプレイパネル。
  6. 前記突出部は、第1方向に突出した少なくとも1つの第1突出部と、前記第1方向と逆方向である第2方向に突出した少なくとも1つの第2突出部とを含む請求項1記載のプラズマディスプレイパネル。
  7. 前記第1突出部の長さは前記第2突出部の長さと異なる請求項6記載のプラズマディスプレイパネル。
  8. 前記第1突出部の幅は前記第2突出部の幅と異なる請求項6記載のプラズマディスプレイパネル。
  9. 前記ライン部は複数個設けられ、
    その複数のライン部のうち、2つ以上のライン部を連結する連結部が更に形成される請求項1記載のプラズマディスプレイパネル。
  10. 前記ライン部と前記連結部が接続する部分は曲率を有する請求項9記載のプラズマディスプレイパネル。
  11. 前記ライン部と前記連結部が接続する部分の曲率半径は、5μm(マイクロメートル)以上100μm(マイクロメートル)以下である請求項10記載のプラズマディスプレイパネル。
  12. 前記ライン部と前記連結部が接続する部分の曲率半径は、10μm(マイクロメートル)以上50μm(マイクロメートル)以下である請求項10記載のプラズマディスプレイパネル。
  13. 前記突出部は第3電極とオーバーラップする請求項1記載のプラズマディスプレイパネル。
  14. 前記第1電極及び第2電極のうち、少なくとも一方は透明電極が省略された(ITO -Less)電極である請求項1記載のプラズマディスプレイパネル。
  15. 前記前面基板には誘電体層が形成され、
    前記第1電極及び第2電極のうち、少なくとも一方の色は、前記誘電体層の色より暗い請求項1記載のプラズマディスプレイパネル。
  16. 前記第1電極及び第2電極のうち、少なくとも一方と前記前面基板との間には、その一方の電極の色より暗い色を有するブラック層が更に形成される請求項1記載のプラズマディスプレイパネル。
  17. 互いに並置される第1電極と第2電極が形成される前面基板と、
    前記第1電極及び第2電極と交差する第3電極が形成される後面基板と、
    前記前面基板と後面基板との間で放電セルを区画する隔壁と、
    を含み、
    前記第1電極および第2電極のうち、少なくとも一方は単一層(One Layer)であり、
    前記第1電極及び第2電極のうち、少なくとも一方は、前記第3電極と交差する少なくとも1つのライン部と、所定の曲率をもって前記ライン部から突出した突出部とを含み、
    有効領域(Active Area)における開口率は25%以上45%以下であるプラズマディスプレイパネル。
  18. 互いに並置される第1電極と第2電極が形成される前面基板と、
    前記第1電極及び第2電極と交差する第3電極が形成される後面基板と、
    前記前面基板と後面基板との間で放電セルを区画する隔壁と、
    を含み、
    前記第1電極及び第2電極のうち、少なくとも一方は単一層(One Layer)であり、
    前記第1電極及び第2電極のうち、少なくとも一方は、前記第3電極と交差する少なくとも1つのライン部と、所定の曲率をもって前記ライン部から突出した突出部とを含み、
    前記隔壁は互いに交差する第1隔壁と第2隔壁を含み、前記第1隔壁の高さは前記第2隔壁の高さと異なるプラズマディスプレイパネル。
JP2007027474A 2006-08-18 2007-02-07 プラズマディスプレイパネル Withdrawn JP2008047509A (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR1020060078405A KR100811605B1 (ko) 2006-08-18 2006-08-18 플라즈마 디스플레이 패널

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008047509A true JP2008047509A (ja) 2008-02-28

Family

ID=38667455

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007027474A Withdrawn JP2008047509A (ja) 2006-08-18 2007-02-07 プラズマディスプレイパネル

Country Status (6)

Country Link
US (1) US7652427B2 (ja)
EP (1) EP1890313B1 (ja)
JP (1) JP2008047509A (ja)
KR (1) KR100811605B1 (ja)
CN (1) CN100590776C (ja)
DE (1) DE602007011362D1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011003317A (ja) * 2009-06-16 2011-01-06 Hitachi Ltd プラズマディスプレイパネル

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20080017204A (ko) * 2006-08-21 2008-02-26 엘지전자 주식회사 플라즈마 디스플레이 패널

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7045962B1 (en) * 1999-01-22 2006-05-16 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Gas discharge panel with electrodes comprising protrusions, gas discharge device, and related methods of manufacture
JP4664542B2 (ja) 1999-06-04 2011-04-06 パナソニック株式会社 ガス放電表示装置
KR20010048050A (ko) * 1999-11-24 2001-06-15 구자홍 플라즈마 디스플레이 패널의 전극
KR100909742B1 (ko) 2000-01-25 2009-07-29 파나소닉 주식회사 가스방전패널
WO2002019367A1 (en) 2000-08-29 2002-03-07 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Gas discharge panel
JP3624233B2 (ja) 2000-08-29 2005-03-02 パイオニアプラズマディスプレイ株式会社 交流面放電型プラズマディスプレイパネル
US6787978B2 (en) 2000-11-28 2004-09-07 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Plasma display panel and plasma display device
KR20030041059A (ko) * 2001-11-19 2003-05-23 엘지전자 주식회사 플라즈마 디스플레이 패널
JP2004055489A (ja) * 2002-07-24 2004-02-19 Nec Corp プラズマディスプレイパネル
US6982525B2 (en) * 2002-12-20 2006-01-03 Lg Electronics Inc. Plasma display
TWI317965B (en) 2003-03-07 2009-12-01 Chunghwa Picture Tubes Ltd Plasma display panel and method of forming the same
KR100536215B1 (ko) 2003-08-05 2005-12-12 삼성에스디아이 주식회사 플라즈마 디스플레이 패널
KR100589369B1 (ko) 2003-11-29 2006-06-14 삼성에스디아이 주식회사 플라즈마 디스플레이 패널
EP1646065A3 (en) * 2004-10-11 2009-05-06 LG Electronics Inc. Plasma display panel and plasma display apparatus comprising electrodes
KR100759443B1 (ko) 2004-11-04 2007-09-20 삼성에스디아이 주식회사 플라즈마 디스플레이 패널

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011003317A (ja) * 2009-06-16 2011-01-06 Hitachi Ltd プラズマディスプレイパネル

Also Published As

Publication number Publication date
EP1890313B1 (en) 2010-12-22
CN100590776C (zh) 2010-02-17
EP1890313A2 (en) 2008-02-20
DE602007011362D1 (de) 2011-02-03
CN101127290A (zh) 2008-02-20
KR100811605B1 (ko) 2008-03-11
KR20080016365A (ko) 2008-02-21
EP1890313A3 (en) 2008-04-09
US20080042564A1 (en) 2008-02-21
US7652427B2 (en) 2010-01-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008047509A (ja) プラズマディスプレイパネル
KR100836563B1 (ko) 플라즈마 디스플레이 패널
KR100872366B1 (ko) 플라즈마 디스플레이 패널
KR100836561B1 (ko) 플라즈마 디스플레이 패널
KR100811474B1 (ko) 플라즈마 디스플레이 장치
KR100836556B1 (ko) 플라즈마 디스플레이 패널
KR100835763B1 (ko) 플라즈마 디스플레이 패널
US7576495B2 (en) Plasma display panel
KR100835764B1 (ko) 플라즈마 디스플레이 패널
KR100835765B1 (ko) 플라즈마 디스플레이 패널
KR100811529B1 (ko) 플라즈마 디스플레이 패널
KR100896047B1 (ko) 플라즈마 디스플레이 패널
KR100862566B1 (ko) 플라즈마 디스플레이 패널
KR100811591B1 (ko) 플라즈마 디스플레이 패널
KR100850906B1 (ko) 플라즈마 디스플레이 패널
KR100872363B1 (ko) 플라즈마 디스플레이 패널
KR20080023610A (ko) 플라즈마 디스플레이 패널
KR20080034381A (ko) 플라즈마 디스플레이 패널
KR20080061001A (ko) 플라즈마 디스플레이 패널
KR20090076668A (ko) 플라즈마 디스플레이 패널
KR20090002873A (ko) 플라즈마 디스플레이 패널
KR20080032773A (ko) 플라즈마 디스플레이 패널
JP2009217941A (ja) プラズマディスプレイ装置
KR20090002868A (ko) 플라즈마 디스플레이 패널
KR20080026443A (ko) 플라즈마 디스플레이 패널

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20100511